【助けて】穂乃果「・・・やっちゃった・・・!」【リリホワ?】 (20)

~生徒会室~


穂乃果「・・・」カキカキカキ

穂乃果「・・・あ~ん!もう疲れたよぉ~っ!いくらやっても仕事終わんな~い!!」

穂乃果「こんな時に限って海未ちゃんもことりちゃんも用事があるなんてさっ!!」プンプン



~回想~

ことり『ごめんね穂乃果ちゃんっ!どうしても抜けれない用事があって・・・』

海未『元はと言えば!残ってるのはすべて穂乃果がサボって溜まった仕事なのですよ!生徒会長として責任もって処理しなさい!」


~回想終わり~



穂乃果「・・・む~、確かにその通りだけどさっ!ちょっとくらい手伝ってくれたって・・・」ブツブツ

穂乃果「あ~あ、世間ではもうすぐクリスマスだってのに・・・穂乃果はとてもそんな気分じゃないよ・・・」

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穂乃果「・・・」カキカキ

穂乃果「・・・でもクリスマスかぁ~・・・一年は早いねぇ~」カキカキ


ガチャ


穂乃果「今年のクリスマスプレゼントは何かなぁ~♪そろそろお父さんにおねだりしておかなくっちゃだねっ!」


穂乃果「・・・にしても、合宿の時の真姫ちゃんは可愛かったなぁ~、まさか未だにサンタさんを信じてるとはね~」カキカキ


穂乃果「穂乃果でも中学生の時には知ってたのにねっ、サンタさんの正体はお父さんなんだって」カキカキ


穂乃果「まぁ、サンタさんが実在するなんて信じちゃってる意外と純粋な真姫ちゃんってのがポイント高いんだけどねぇ~



ドサドサドサッ!!←楽譜が落ちる音



穂乃果「!?・・・うぇっ!!??ま・・・まきちゃん!!!!????」


真姫「・・・」ボーゼン

穂乃果「まっまっまっ真姫ちゅあん!!なっ、なんで生徒会室にっ!?」アセアセ


真姫「・・・穂乃果に・・・新曲の意見を・・・聞こうと・・・おもって・・・」


穂乃果「えっ、あぁ!!そっそうなんだっ!!うんっ!いっいいよっ!!聞いて聞いてっ!!」アセアセ


真姫「・・・それより・・・今の話だけど」


穂乃果「!?」ドキッ


真姫「・・・ホントなの?・・・サンタさんは実在しなくて・・・パパがプレゼントくれてたって・・・」


穂乃果「はぅっ!?(やっぱりきかれてたー!!)」


真姫「みんなして・・・私を騙してたの・・・?からかってたの・・・!?」ジワッ


穂乃果「ち・・・違うよ真姫ちゃん!!!そうじゃないのっ!!」



真姫「何が違うのよっ!!!!」ドンッ

穂乃果「っ!!??」

真姫「私・・・私馬鹿みたいっ!!!こんな・・・こんな子供騙しに引っかかって!!」


穂乃果「ま・・・真姫ちゃん・・・」


真姫「・・・ふふっ、みんな、さぞ楽しかっでしょうね・・・!!私が馬鹿みたいにサンタサンタって騒いでっ・・・!!」ブワッ


穂乃果「・・・」


~合宿時の穂乃果達~

穂乃果『それを言うの重罪だよっ!!・・・だよっ・・・だよっ・・・」

凛『真姫ちゃんの人生を左右する一言になるにゃ!!・・・にゃ・・・にゃ・・・」

・・・・
・・・
・・


穂乃果「(あわわわっ・・・!!穂乃果、とんでもない事を・・・)」


真姫「・・・」

穂乃果「(・・・誰か・・・)」

穂乃果「(誰か!!助けてぇ~~~~!!!)」



ガチャ、バーン!!!!



~希&凛、登場~


穂乃果「えっ?」

希「いや~、世間もすっかりクリスマスムード一色やねっ!!ウチの心もぷわぷわ~おやん!!」


凛「ジンゴ~ベ~♪ジンゴ~ベ~♪リンリンリンガべ~♪当然にゃ!!」


希「おっ!凛ちゃんもご機嫌やねっ!そーいえばクリスマスといえば


バンッ!!←机叩く音



のぞりん「!!」ビクッ


真姫「・・・あなたたちも・・・あなたたちも、そうやって私の事馬鹿にするの・・・!?」


希「ま・・・真姫ちゃん・・・?」


真姫「私っ!!もう全部知ってるんだからっ!!・・・サンタさんが実在しないって事もっ!!みんなが私の事を騙してたって事もっ!!」


凛「・・・」



真姫「サンタさんなんて・・・サンタなんてっ・・・!!!



ガチャ、バーン!!!!


真姫「!?」


???「メリークリスマスです」


~サンタっぽいなにか、入場~



希「あっ、サンタさんやん」

凛「サンタさんにゃ」

真姫「!!!!????!!??!!??」

サンタ?「いい子にしてましたか?」


希「どうしたん?サンタさん、クリスマスはまだ先やよ?」

凛「じきしょうそうにゃ」


サンタ?「いえ、毎年恒例のクリスマス前の下見です、仕事前の念入りな準備は基本ですしね」


真姫「・・・!にっ、偽物よっ!!どうせそのサンタさんも偽物なんでしょっ!?私知ってるんだから!!どうせ海未あたりの変装よっ!!バカニシナイデッ!!」


prrrrr・・・


サンタ?「あっ、電話ですね・・・出ても?」

まき「あっ・・・はいどうぞ・・・」


ピッ

サンタ?「はいもしもし、サンタですが?・・・あぁ、ルドルフですか・・・えぇ、じゃあもう少ししたら屋上で拾ってください・・・はい、それではご機嫌よう」

ピッ



凛「誰にゃ?」


サンタ?「えっ?あぁ、ウチのトナカイですよ、ルドルフです」


希「あ~これは本物やね」

凛「本物にゃ」



穂乃果「えっ・・・え~~~~っ!!??すっ!凄い!!!本物のサンタさんだぁっ!!!」

真姫「!!!!????!!??!!??」

希「いや~、サンタさんが下見に来るなんて、クリスマスが近い証拠やね」


凛「楽しみにゃ!でもクリスマスといえば、プレゼントもだけど、美味しい料理も楽しみにゃ~」ジュルリ


希「そうやねぇ、定番はクリスマスケーキにターキー!あとはローストビーフとかやね♪」



凛「お肉好きの希ちゃんにはたまらないねっ!!」


希「うんうん!ウチ、お肉にはちょっとうるさいんよ~、牛肉、豚肉、鳥肉、馬肉、シカ肉にトナカイ

サンタ?「ルドルフゥウウウウウウウゥウウウゥウウウゥ~~~!!!!!」ブワッ!!


のぞりん「!!」ビクッ


サンタ?「オーイオイオイ・・・」


希「さ・・・サンタさん、なんかごめん・・・」

凛「・・・にゃ」

希「でっ、でもあれやねっ、そろそろクリスマスの飾りつけも考えんとやねっ!」アセアセ


凛「う・うんうん!部屋を飾り付けて楽しさ気分倍増にゃ!凛、個人的には暖炉がある部屋でクリスマスしたいなっ!暖炉のある部屋を飾りつけたらムード満点にゃ!」


希「おっ、いいね暖炉!今思えば真姫ちゃんの別荘はクリスマスには最高のロケーションやったね」


凛「うんうん!お金持ちのクリスマスって感じ!!・・・んで壁にはトナカイの剥製とか



サンタ?「ル゛ドル゛フウウウゥゥウウウゥウウウゥウウウ~~~!!!!!!」オーイオイオイ



のぞりん「・・・」



希「でっ、でも、暖炉なんて田舎やないとちょっと難しいんよ、『トカイ』やと



サンタ?「ル゛ドル゛フ゛ウ゛ウ゛ウゥウウウゥウウウゥウウウゥ~~~!!!!!!!!!!」オーイオイオイ


希「ネタにならんわっっっ!!!!!!」

希「なんやのっ!?ルドルフに感情移入しすぎやろっ!!心配せんでもおたくのルドルフ君は元気やっ!!今も赤い鼻磨いとるよっっ!!」


サンタ?「・・・でもぉ・・・」グスッ


希「・・・しゃーないなぁ、わかった、いざとなったらウチがルドルフ君の代わりにプレゼント配り手伝うよ」


サンタ?「えっ?」グスッ



希「ウチがトナカイの角つけてぇ~」

希「希プレゼント☆たぁ~~~っぷりちゅ~~~にゅ!!はぁ~~い、プシュ☆」



サンタ?「・・・はい?」スンッ

希「こらこら、頂け頂け」

凛「あっ、凛、右眼の方が視力高いかもっ!」

希「興味もて興味もて」

希「・・・まぁ、ひとまずサンタさんが落ち着いたからよかったけど。・・・とにかくクリスマスが待ち遠しいわぁ」


凛「うんうん、早くプレゼント貰いたいにゃ~」



サンタ?「ふふふっ・・・あなたたちならそう言うんじゃないかと思い、実は!!今日は特別に!!お二人にプレゼントを用意してきましたっ!!」ジャーン


希「え~~っ!!??海・・・じゃなかった、サンタさん!!ホンマっ!!??」

凛「さっさぷらいずにゃ!!本当っ!?サンタさんっ!!??」


サンタ?「えぇ、二人はこの一年頑張りましたからね、特別です。他の人には内緒ですよ?はい、どうぞ」スッ



希「うわ~!うぅわ~!!ホンマありがとう!!ウチすっごく嬉しいっっ!!」

凛「開けていい!?開けていい!?」



サンタ?「えぇ、もちろん」

希「どれどれ~?・・・うわっ!靴や!!しかも高そうなしっかりしたヤツやん!!」


凛「わっ!凛もっ!!えっ、海・・・じゃなかった、サンタさん!!これ本当に貰ってもいいのっ!?」


サンタ?「はいっ」ニコッ


希「ふわぁ~、メッチャかっこ可愛いやん!!これ防水やねっ!靴底なんて・・・すべらない・・・ように・・・?あれ?」


凛「・・・希隊長・・・これって・・・」


のぞりん「・・・」


のぞりん「と・・・登山靴・・・?」



サンタ?「はいっ!!二人にとてもよくお似合いかとっ!!」ニッコニコ!


希「・・・あっ、ありがとうございます・・・大切に使います・・・」


サンタ?「えぇ、ドンドン使ってくださいっ!!・・・明日とか・・・ねっ☆」バチコーン


のぞりん「・・・」



希「・・・」ガクッ←膝から崩れる音

凛「あっ・・・ありがとっ・・・ごじぇー・・・ますっ・・・」グスッ


サンタ?「はいっ!!」ニッコリ

サンタ?「さぁ!!それでは下見を続けにいきますよっ!!」グイッ


希「え゛っ!?うっウチらも!!??」


凛「凛達、もうプレゼントもらったよっ!?」


サンタ?「またまたぁ、先程ルドルフの代わりに手伝うと言ったではありませんかっ!さぁ、準備しに行きますよぉ~!!」


凛「凛は言ってないっ!!」


希「切り上げ方!強引やんっ!!ル・ルドルフ君がおるやんかっ!!」


サンタ?「ルドルフは先程、剥製になりましたっ!!」グイグイッ


希「いっいややぁあああぁああ!!!!!!サンタさんっっ!!はなしてぇええええええええええええ!!!!!!」


凛「だぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ずぅうううぅゥげぇえぇでぇええええええええ゛え゛!!!!ぼの゛がぢゃ゛あ゛あ゛ぁ゛んん!!!ま゛ぁ゛ぎぃぢゃ



真姫「待ってっ!!!」


のぞりん「!!!」

希「まっ・・・」

凛「まきちゃん・・・」パアアア


真姫「・・・あのっ、サンタさん!!」

サンタ?「・・・はい?」


まき「わっ・・・私、一年間、良い子にしてましたっ!!・・・してたつもりです・・・」

サンタ?「・・・」



>アッアレ?ウチラ、スルーサレテナイ?

>オ・・・オーイ、マキチャーン



まき「こっ・・・今年もまた・・・私の家に・・・来てくれますか?」

サンタ?「・・・」



>ミエテル?ウチラミエテル?

>マキチャーン!アレ?マキチャーン!



サンタ?「・・・えぇ、もちろん」ニッコリ

まきちゃん「!!!」パアアア



>パアアア!ヤナイヨ!!ウチラニモキョウミモッテ!!

>イミワカンナイ!!

穂乃果「まっ、待ってっ!!」


のぞりん「!!!」

のぞりん「ほっ・・・穂乃果ちゃん・・・」パアアア


穂乃果「サンタさんっ!!穂乃果も一年間良い子だったよっ!多分!だから、ぜひうちにもっ!!」



>アー、デタデタ、コノパターンヤ

>マァ、ワカッテタニャ、シンジルモノガスクワレルノハ、キマッテアシモトニャ



サンタ?「・・・あなたは日頃の行いを改めなければプレゼントは無しですっ」プイッ

穂乃果「そっ、そんなぁ~・・・」ガクッ



サンタ?「それでは、二人共、ご機嫌よう」ペコリ

グイッ


>ヒィッ!ハナシテェ!!サンタコラァ!!!

>ニャアアアアア・・・・



ズルズルズル・・・


バタン


~サンタっぽいなにか&希&凛、退場~

ほのまき「・・・」


穂乃果「すっ、凄かったねっ!!真姫ちゃん!!本物のサンタさんだったよっ!!感動しちゃった!!」

真姫「そ・・・そうね」カミクルクル



穂乃果「ごめんね真姫ちゃん!穂乃果が間違ってたよっ!!サンタさんは本当にいるんだっ!!」



真姫「・・・あっ」

真姫「当たり前デッショー!!」フフン



穂乃果「うんっ!・・・よーし!プレゼント貰う為にも生徒会の仕事頑張らなきゃ!!」


真姫「・・・手伝える事・・・ある?」


穂乃果「えっ・・・?いいの?」


まきちゃん「ふふん、真姫ちゃんは良い子だもの、当然よ」


穂乃果「まっ、まきちゃん・・・!」




こうして二人の純粋は守られた!!



ありがとうリリホワ!!負けるなリリホワ!!

登山靴は新品より履き慣れた靴の方がいいぞ!!

ありがとうリリホワ!!また会おうリリホワ!!

いつかまた、気まずい空気の中で!!


~完~

乙まきちゃんかわいい

はいはい
【助けて】穂乃果「・・・やっちゃった・・・!」【リリホワ?】

このリリホワシリーズこっちに載せてんのは本人なの?それとも転載カスなの?

本人なら本人って言うでしょ

証明する手立てがない以上はなんとも言えない
本当に本人なのか、本人を騙った他人なのか……匿名掲示板だから分からんね

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