key作品野球対決!(69)
CLANNAD・リトバス・AB!のコラボで野球対決です。ゆっくりやっていく予定なのでよろしくお願いします。
秋生「おい、小僧」
朋也「なんだよおっさん」
秋生「明日、野球の試合をする」
朋也「なんだよ突然すぎるぞ」
秋生「まあな。さっき決まったんだよ」
渚「わーい、楽しみです。お父さんも朋也くんも頑張ってください」
秋生「おぉー!こんなに可愛いオレの娘に応援してもらえるなんて、オレは幸せものだぁー!」
朋也「ありがとう渚。俺も頑張るよ」
秋生「で、そのよ……メンバー集めの件なんだけどよ……」
朋也「はぁ……そこはまた俺かよ……おっさんもちょっとは働けよ」
秋生「オレだって本業のパン屋が大変なんだよ!」
朋也「そんなん言ったって、主に早苗さんのパン食って追いかけてるだけじゃねーか」
秋生「うるせーな、しょうがねーだろ。早苗のパンは激マズなんだからよ」
早苗「あら、おはようございま……」
朋也・秋生「あ……」
早苗「私のパンは…私のパンは…激マズだったんですねーーー!!」
秋生「ふぉげはらいふきらぁーーー!!(オレは大好きだぁーーー!!)」
朋也(そうして、いつものように二人は出ていっちまった)
渚「お父さんとお母さん、とても仲がよくて、羨ましいです」
朋也「そうだな。俺たちだって負けてられないな」
渚「はい!」
朋也「じゃあ、とりあえずメンバー集めに行くか」
朋也「美佐枝さんと芳野さんだろ、」
渚「杏ちゃんとことみちゃん、」
朋也「芽生ちゃんに智代か」
渚「今、何人言いましたか?」
朋也「俺と渚が言った6人に俺とおっさんを入れて8人だな」
渚「野球は9人ですよね……あと1人じゃ……」
朋也「渚、お前が出ればぴったりだろう?」
渚「ですが、私ではなかったような気が………あ」
朋也「なんだ渚?誰か思い当たる人でも?……あ」
朋也・渚「春原(さん)だ(です)!」
朋也「そうだ、これで大丈夫だな。今のうちから声かけとかなきゃな」
理樹(僕らはいつも通りに放課後、グラウンドで練習していた。ただ、恭介だけは就活中で不在だった。)
鈴「うりゃ!」
理樹「ナイスボールだよ、鈴」
恭介「おう、みんなやってるな」
理樹「恭介!お帰り!」
恭介「おおただいま。それよりもみんな聞いてくれ」
謙吾「なんだ?」
恭介「突然だがな、明日、俺たちリトルバスターズは試合をする。」
全員「えぇー!!」
来ヶ谷「それにしても、随分とまた唐突だな、恭介氏」
真人「そうだぜ、色々準備だって必要だしよ」
恭介「しょうがないだろ。さっき決まったんだから」
クド「わふー!大変なのです!」
美魚「それでは、明日は皆さんの分のサンドイッチを作っていきますね。」
小毬「美魚ちゃ~ん。私も手伝うよ~」
葉留佳「そうデスヨみおちん。はるちんも手伝うのだ~!」
美魚「三枝さんは結構です。」
葉留佳「みおちんひどーい」
恭介「まあそういうわけで、明日は試合だから今日はしっかり寝ろ」
謙吾「そうだぞ。体調を崩したら、元も子もないからな。」
ゆり「聞きなさい、バカ共。明日は野球をするわよ」
ユイ「よっしゃあーー!ホームランかっ飛ばしてやるぜ!!」
日向「まずお前は出れるほど上手くないだろ」ゴス
音無「にしてもゆり、急だな」
ゆり「しょうがないじゃない。今決まったんだから」
野田「で、ゆりっぺ。相手はどこなんだ?」
ゆり「あるパン屋の店主をリーダーとしたチーム『古河ベイカーズ』と、悪を成敗する正義の味方『リトルバスターズ』よ」
野田「なんか強そうだぜ!燃えてきたーー!!」
日向「まだお前も出れると決まったわけじゃないから……」
椎名「あさはかなり」
音無「なあ、ゆり。かなでも呼んできていいか?」
ゆり「いいわよ。勝手になさい」
音無「じゃあ、行ってくる!」ダッダッダ
ゆり「明日の選考もかねて、今日は猛練習するわよ!!」
全員「オー!」
学食
音無(学食では、かなでが一人で麻婆豆腐を食べていた)
音無「おーい!かなでー!」
かなで「どうしたの、結弦?」
音無「戦線のみんなで明日野球をするらしいんだ。かなでも一緒にやらないか?」
かなで「遠慮しておくわ。私はSSSじゃないもの。」
音無「大丈夫だよ、かなで。俺はかなでとも一緒に野球したいんだ。」
かなで「結弦がそこまで言うなら……分かった、私もやるわ」
音無「本当か!?戦線のみんなも今頃練習してるはずだから俺たちも合流しよう」
かなで「ええ」
プロローグ終わり
これから本編行きます
翌日
朋也「悪かったな美佐枝さん。急に来させちまって」
美佐枝「別にいいのよ。たまには息抜きも必要だしね」
秋生「よし小僧、荷物は持ったか?」
朋也「当たり前だろおっさん。ってか、自分も持てよ」
秋生「こういうのは若い奴がすすんでやるんだよ」
春原「そうだよ岡崎!僕なんてお前の5倍は持ってるぞ!」
杏「さあ、出発しましょう!」
早苗「お昼ごはんは私の特製のパンですよ」
全員「え……」
秋生「昼飯は死んだな」
朋也「おい、おっさん!」
秋生「いやもちろん、うますぎて天国に行っちまうって意味だぜ」
早苗「そんな。照れますよ」
ことみ「早く出発するの」
芳野「そうだな。俺は子供たちに『夢』を与えてやらなくちゃならない」
芽生「きゃー!芳野さんかっこいい!」
秋生「よしテメーら、出発だ!」
全員「オー!」
クラナド、リトバスの対決はなんどか妄想したり動画見たりしたな
期待
恭介「よし、荷物は全部車に詰め込んだな」
真人「オレは筋肉のために走っていくぜ」
理樹「な、何言ってるのさ真人。謙吾も何か言ってよ」
謙吾「真人、俺もついて行くよ」
理樹「はあ、ネジがぶっとんだ方の謙吾だ……」
鈴「こいつらアホだ!」
小毬「お菓子もサンドイッチもいっぱい持ったよ~」
美魚「神北さん、能美さん。お手伝いありがとうございました。」
クド「あいあむべりーおーけーなのです!」
来ヶ谷「クドリャフカ君。その英語は間違っているよ」
理樹(試合前だけどみんないつも通りだ。心配なさそうだな)
葉留佳「とぉー!」
理樹「うわ!何するのさ、葉留佳さん」
葉留佳「理樹くんの緊張がとけるようにイタズラしてみたのだ!」
恭介「そうだぜ理樹。お前はもうリーダーなんだから。胸を張るんだ」
理樹「ありがとう葉留佳さん、恭介。じゃあ、出発しようか!」
鈴の豪速球を打てる人がいったい何人いるのか…
ゆり「さあ、行くわよ」
全員「オー!」
日向「なんか出発シーン短くね?作者のめんどくさい感丸出しじゃねーか」
音無「日向、一人で何言ってんだよ」
日向「悪い悪い、こっちの話。じゃ、行くか」
野球場
恭介「っと。着いたみたいだな」
理樹「真人と謙吾が走ってるから全員集合までまだ時間がかかると思うけど」
真人・謙吾「遅かったな、みんな」
理樹「はやっ!二人とも走ってたんじゃ……」
真人「オレの筋肉をなめんじゃねいやい!」
謙吾「そうだ、俺たちを甘く見てもらったら困る」
クド「こ、これがすていでぃあむ!べりーびっぐなのですー!」
来ヶ谷「そうだな。まるで私のおっぱいのようだな」
葉留佳「なっ!もしやこの野球場、姉御のおっぱい!?」
小毬「うわ~。すごいね~ゆいちゃん」
鈴「んなわけあるか!小毬ちゃんに嘘言うな!はるか、めっだ!」フカー!!
秋生「よーし。着いたみたいだな」
理樹(大きな車からたくさんの人たちが降りてきた。この人たちが今日の対戦相手みたいだ)
秋生「おお!恭介のボウズじゃねーか!」
恭介「やっぱり。古河さんでしたか」
秋生「今日はよろしく頼むぜ!」
杏「なんか女子ばっかじゃな~い?アタシたちなら楽勝よ、楽勝」
春原「こっちも女子ばっかだけどな」
杏「何よ!アンタの戦力は女子以下なんだからね」
春原「いてて、ギブッギブー!」
渚「杏ちゃん、春原さんも。ケンカはいけませんよ」
春原「いや僕一方的にやられたんですけど!」
美佐枝「やめなよ春原。みっともない」
朋也「そうだぞ春原。相手チームも見てるんだし」
春原「そうだ!相手チームに、可愛い子可愛い子っと……」
智代「やめろ春原!」ドドドドド
朋也(2000HITの打撃が春原をみまった)
春原「うわあぁぁぁーー!!」
ゆり「よーし、着いたみたいね」
音無「ああ、早速にぎやかだな」
野田「俺も混ぜろー!」
かなで「みんな、危ないわ。ガードスキル『handsonic』」シャキーン
音無「かなで、やめろ。ここではハンドソニックはなしだ」
かなで「分かったわ、結弦」
ゆり「やめなさい野田くん」ゴス
野田「グハッゆりっぺ……」
ゆり「ほら、向こうに相手チームもいるみたいだし」
秋生「おう、そっちの皆さんも来たか」
ゆり「死んだ世界戦線、リーダーの仲村ゆりよ。よろしく」
恭介「今日は勝ちに来たからな、よろしく」
ゆり「私たちも戦線の精鋭メンバーで来たの。すっきり勝たせてもらうわ」
朋也(なんだあいつら……いきなり火花飛ばしてやがる……どんだけ負けたくねーんだよ……)
秋生「おい小僧、お前も自己紹介しやがれ」
朋也「あ、ああ。俺は岡崎朋也、高校三年生だ」
恭介「理樹、お前もだ」
理樹「直枝理樹です。高校二年生なので、岡崎さんの一つ下ですね。よろしくお願いします」
ゆり「こっちからは…音無君。挨拶しなさい」
音無「音無結弦だ。えっと……一応高校三年生だ」
日向「ゆりっぺ、そうだったのか?初耳だぜ」
ゆり「音無君は高校三年のセンター試験の辺りに死んだの。だから一応高校三年生よ」
理樹「す…すみません。死んだって、冗談ですよね?」
ゆり「本当よ。私たちは、普段死後の世界で過ごしているの」
来ヶ谷「実に興味深い話だな」
日向「信じてくれるのか?」
恭介「まあな、俺らも死の間際で変わった体験をしたことがあるんだ」
真人「まあまあ、そういうのはあとでいいからよ。さっさと野球やろうぜ、野球!」
ゆり「それもそうね。やりましょうか」
秋生「よし、最初に対戦するチームは、>>23と>>25だ!」
古河ベイカーズ→1
リトルバスターズ→2
死んだ世界戦線→3
遠い
安価なら3
2
シャーロット野球組
今回はCLANNAD・リトバス・AB!のコラボなので……先にあった>>22と>>25でやらせてもらいます。
秋生「じゃあ、リトルバスターズと死んだ世界戦線の対決だ!ベイカーズは審判にまわるぞ!」
理樹「音無さん、よろしくお願いします。ウチの恭介は本気で勝ちにいくみたいなんですけど、絶対にズルはしないので正々堂々やりましょう!」
音無「ああ、よろしく頼むぜ。ゆりもさすがにズルはしないはず…なのか?……うーん」
理樹「音無さん。大丈夫ですか?」
音無「大丈夫だっ。俺たちも正々堂々と戦おう!」
秋生「プレイボール!」
一回表 リトルバスターズの攻撃
理樹(投球練習を見ていた限り、ピッチャーの音無さんは、球はそんなに速くないけどフォームが独特で、打ちにくそうだ)
来ヶ谷「まずは私が様子見してくるよ」
野田「さあ、こい!お前の本気の球を見せてみろ!」
音無「ああ分かってるよ。それ!」ビュン
来ヶ谷「!」
秋生「ストライーク!」
理樹(いい球だ。投球練習のときよりも切れがある)
野田「そんなものなのかお前の本気はぁー!!」ビュン
音無「んなわけあるかぁーー!」ビュン
理樹(音無さんと野田さんが、バッターを無視してキャッチボール?を始めてしまった)
野田「甘い!」ビュン
音無「なにくそ!」ビュン
ゆり「やめなさい!」ズドン
音無「いてーな、なにすんだ……」
ゆり「」ゴゴゴゴゴ
音無「すみませんでした。以後気をつけます」
ゆり「アンタ達次こういうことしたらただじゃおかないわよ」
音無・野田「ハイ!さーせんっしたぁー!」
ゆり「悪かったわね。プレイ再開よ」
音無「」ビュン
来ヶ谷「」キン
朋也「ファール!」
音無「」ビュン
来ヶ谷「甘い!」キーン
理樹(ボールが二遊間に飛んだ!これは抜ける当たりだ!)
ゆり「フッ!」パシッ
理樹(ゆりさんがダイビングキャッチした。すごい運動神経だ)
美佐枝「アウト!」
理樹(このチームの内野を越すのはかなり大変そうだ)
鈴「ふにゃ!」
理樹(鈴も瞬く間に三振。ツーアウトだ)
謙吾「次は俺か……まあ見ていろ」
音無「」ビュン
謙吾「マーン!」キーン
理樹(ボールがセンター後方に飛んだ。大きい!ツーベースヒット以上になりそうだ)
かなで「やっと追い付いたわ。……で、このボールをどうすればいいの?」
音無「かなで!セカンド……日向の方に思いっきり投げるんだ!」
かなで「分かったわ」ビュン‼
日向「うおっと!」パシッ
杏「ア、アウト!」
謙吾「嘘だろ……」
理樹(あのセンターの小柄な女の子、大人しそうなのに……ものすごい返球だった)
理樹「僕達の守備だよ!切りかえよう!」
リトルバスターズ
来ヶ谷 遊
鈴 投
謙吾 一
理樹 捕
真人 三
恭介 二
葉留佳 中
小毬 左
クド 右
死んだ世界戦線
TK 左
椎名 三
ゆり 遊
松下 一
野田 捕
日向 二
かなで 中
音無 投
? 右
打順とポジションです。遅れてすみませんでした。
一回裏 死んだ世界戦線の攻撃
音無「さっきはありがとう。ゆりとかなでのおかげで助かったよ」
ゆり「礼には及ばないわ。強いて言うなら打たれないでくれないかしら」
かなで「後で麻婆豆腐が食べたいわ」
音無(……っと。しっかり応援しよう)
音無(そういえば、1つ驚いたことがある。)
日向「音無。ピッチャーはあの女の子なんだな」
音無(そうだ。恭介とかいうやつの妹が今、ピッチャーをしている。投球練習を見た感じでは、球速はそんなに速くない。変化球で攻めるタイプなのだろうか?)
音無「TK!打てるぞ!」
TK「Thank you! I will make hit!」
鈴「うにゃ!」ビュン
音無(一球目、80~90キロくらいのカーブだ。)
TK「Yes!」ブン
秋生「ストライーク!」
鈴「」ビュン
音無(球はぶれながら、キャッチャーの理樹のミットに入った)
秋生「ストライクツー!」
日向「おい、なんだよあれ。まさか……ナックルか?初めて見たぜ」
音無「あれがナックルかよ。間近で見るとすげーな」
鈴「空振れ!」ビュン
音無(遅い!あれじゃ50キロ出てるかわからないぞ。)
TK「……Oh!」ブン
秋生「ストライク!バッターアウト!」
TK「Oh, my god!」
音無(次は椎名か…今回は箒も持ってないし、本気が出せるはずだ)
鈴「」ビュン
椎名「!」
秋生「ストライク!」
音無(今のは……シンカーか?)
鈴「」ビュン
椎名「」ブン
秋生「ストライクツー!」
鈴「ライジングニャットボール!」ビュン!
椎名「」ブン
秋生「ストライク!バッターアウト!」
音無(最後の球はそれまでよりかなり速かった。ってか球種多すぎだろ……)
ゆり「さあ、来なさい」
鈴「」ビュン
ゆり「」キン
音無(打球は一塁側に転がり、ギリギリファールだ)
鈴「」ビュン
ゆり「」キン
音無(またファールか……)
音無(さっきからファールが続いて、次で9球目だ。まさかゆり…全球種を投げさせようとしてるのか?)
鈴「真・ライジングニャットボール!」ビュン‼‼
ゆり「」ブン
秋生「ストライク!バッターアウト!チェンジ!」
音無(なんて球だ……150キロくらい出てるかもしれない……)
ゆり「きっと全球種投げてくれたわね」
音無「やっぱり……ゆり、お前そのために粘ってたんだな」
ゆり「そうね。相手が投げられるのは、80キロくらいのストレート、110キロくらいのストレート、150キロくらいのストレート」
音無「その時点でヤバイよな……」
ゆり「あと、カーブ、スライダー、シュート、シンカー、チェンジアップ、ナックルよ」
日向「おぉー!さすがゆりっぺだぜ!何かあるとは思ってたけどよ……」
ゆり「でも、球種が分かっただけで打てることにはならないわ。最後の球は完全に振り遅れたもの」
野田「ゆりっぺのかたきは俺がとる!」
ゆり「期待してるわよ、野田くん」ニコ
野田「うおぉーー!!」ゴゴゴゴ
音無(あーあ、引っかかっちまった……)
日向「アホだな……」
音無「ああ……」
全球種あるとか分かってもどうしようもないな…
まあ、『あの球種は無い』って山を張らないで済むやん?
二回表 リトルバスターズの攻撃
理樹(さっきは焦って全球種使っちゃった。相手にもバレているかもしれない)
恭介「おい理樹」
理樹「……え!?ごめん、何、恭介?」
恭介「しっかり切りかえろよ。過ぎたことはしょうがない。あと、お前の打席だぞ」
理樹「あ、ほんとだ!ありがと、恭介」
恭介「そんなのいいから、早く行ってこい」
真人「後ろにはオレもついてるから大丈夫だぜ」
理樹「うん、行ってくるよ」
音無「」ビュン
理樹「」
秋生「ストライク!」
理樹(やっぱり。コースはいいけど、いつも鈴の球を打ってる僕なら……)
音無「」ビュン
理樹(……甘い!)キン
理樹(僕の打球はレフト前に落ちた。シングルヒットだ)
真人「よーし、筋肉の力を見せつけてやるぜ」
音無「」ビュン
真人「オラ!」キン
理樹(ファールだ。)
音無「」ビュン
真人「」ブン
秋生「ストライクツー!」
音無「」ビュン
理樹(今だ!)ダッダッダ
真人「」ブン
秋生「ストライク!バッターアウト!」
理樹(やった!盗塁成功だ。これで1アウト二塁。そしてバッターは……)
恭介(理樹、元リーダーとしてお前の期待には応える!)
音無「」ビュン
理樹(恭介なら打ってくれる。だからエンドランだ!)ダッダッダ
恭介「」キン
謙吾「理樹、止まれ!ボールはセンターに飛んだ!さっきの返球がくるぞ!……っておい!」
理樹(僕は謙吾の制止を聞かず、三塁を回った)
音無「かなで!こっちだ!野田の方に投げるんだ!」
かなで「えい!」ビュン‼
理樹(……届け!)ザザー‼
理樹(………一体どうなったんだろう?セーフなのか、アウトなのか……)
秋生「…………セーフ!セーーフ!!」
恭介「うっし!」
クド「わふー!さすがリキなのですー!」
小毬「理樹くんすごいよ~」
鈴「まあ、ほめてやらんこともない」
理樹「なんで上から目線なのさ……」
来ヶ谷「まったく、鈴君は素直じゃないな。さっきは『やっぱり理樹はむちゃくちゃすごいな!いやもーくちゃくちゃだ!くちゃくちゃすごい!』と言っていたくせに」
鈴「全部言うな!」フカー‼
真人「かっこよかったぜ、理樹」
理樹「みんな、ありがとう!」
葉留佳「次ははるちんの番ですヨ!」
理樹(葉留佳さんは、性格通りの誰も予想できないような発想が持ち味だ。さらにチャンスを広げられるかもしれない)
音無「」ビュン
葉留佳「」
秋生「ストライク!」
音無「」ビュン
葉留佳「行きますヨ!」カコン
理樹(セーフティバント。いいコースだ!)
野田「一塁に投げろ!」
音無「ああ、分かった!……あ!」ズル
理樹(音無さんが投げた球は、一塁手の松下さんの遥か頭上へ……そして二塁にいた恭介が三塁へ到達した。思わぬチャンスだ)
小毬「よーし!頑張るよ~」
音無「」ビュン
小毬「えい!」ガコン
理樹(ボテボテのセカンドゴロ……そのまま見事な連携プレーでダブルプレー……)
小毬「ふえ~ん、ごめんなさ~い」
理樹「しょうがないよ。でもこれから点をとられないようにしっかり守ろう!」
全員「オー!」
ずいぶん経ってしまってすみません。もう少し時間かかります
~ベンチ~
音無「みんな、本当にすまなかった!」
ゆり「ホント、向こうのピッチャーに比べたら球も遅いし、球種も少ないし……」
日向「おいゆりっぺ。さすがに言いすぎだろ」
ゆり「でもね、私はそんな音無くんをピッチャーに任命したの」
ゆり「あなたならできる。どれだけ打たれてもくじけない心を持ってるって」
音無「ゆり……。」
日向「そうだぜ音無。なに一人で抱えこんでんだよ!後ろには俺らがいるんだぜ!」
椎名「さっきまでのお前はあさはかだった。だが、これからは違うだろう?」
音無「みんな……ありがとう。もし俺が打たれても、お前たちを信じてる」
待ってたよ。
二回裏 死んだ世界戦線の攻撃
音無(四番は、松下五段。そこから野田、日向と相手にはやっかいなバッターなはずだ)
鈴「」ビュン
松下「」ブン
秋生「ストライク!」
鈴「」ビュン
松下「」キン
音無(ホームラン級のファールだ……。惜しい)
鈴「ライジングニャットボール!」ビュン‼
松下「その球を待っていたぁー!!」 キーン‼
音無(遠目からでも分かる。あれはホームランだ)
ガコン
音無(打球はスタンドに直撃した。同点ホームランだ!)
松下「音無、帰ったら肉うどんヨロシクな!」
音無「ああ。好きなだけおごってやる」
野田「よーし!次は俺だぁー!」
鈴「」ビュン
野田「遅い!」キン
音無(センター前ヒットだ)
野田「ゆりっぺ!俺の勇姿を見たか!」
音無(その後日向は無難に送りバント成功。1アウト二塁で、かなで……)
かなで「結弦、任せて。必ず繋げてみせるわ」
鈴「」ビュン
かなで「」キン
音無 (一、二塁間を抜けてヒット)
音無(次は俺か……)
鈴「」ビュン
秋生「ボール!」
鈴「」ビュン
秋生「ボール!」
~~~~
秋生「フォアボール!」
音無(どうしたんだ?相手ピッチャーのコントロールが乱れてきた)
生存報告
まだまだ時間がかかると思います。気長にお待ちください。
無理しなくてもいいよ
音無(そういえば……次のバッターって誰だったっけ……)
アナウンス「九番、斎藤」
音無(斎藤って誰だよ!?)
斎藤「まあ本職は魚釣りだがな……。野球もかなり得意なんだよ。かつてやったことがある気がする。と、俺の中の人が言っている」
ゆり「フィッシュ斎藤さーん、頑張ってー!」
恭介「あいつは……声を聞いただけで気が合いそうだぜ。会話しようとすると中の人が大変だろうけどな」
音無(さっきから中の人って、何の話してんだ?)
斎藤「まあ任せておけ。魚釣りで培った腕の力を見せてやる」
鈴「」ビュン
斎藤「」
秋生「ストライク!」
鈴「」ビュン
斎藤「」ブン
秋生「ストライクツー!」
鈴「」ビュン
斎藤「」キン
音無(平凡な外野フライ。だが犠牲フライには十分な飛距離だ)
葉留佳「」ポシユ
野田「」ダッダッダ
秋生「セーフ!」
音無(よし、逆転成功だ!)
~side Riki ~
理樹(マズい、鈴が不安になってきた)
理樹「タイムお願いします!」
秋生「タイム!」
理樹(内野陣、リトルバスターズ初期メンバーが集まる)
理樹「よし、じゃあ新連載のマンガ、『プロボクサータケシ』驚きの第1話のタイトルは?」
謙吾「はい」
理樹「はい謙吾」
謙吾「タケシ、ダイエットする」
理樹「タケシってもしかしてダイエットのためにボクシングを始めるの!?そんな不純な動機でいいのかな?っていう意味でアリだね」
理樹「じゃあ次」
恭介「はい」
理樹「はい恭介」
恭介「タケシ、サッカーをやめる」
理樹「もしかしてタケシはサッカーをしてたの!?でもボクシングは手を使う競技だからサッカーの経験はあまり役にたたないんじゃないの?っていう意味でアリだね」
理樹「じゃあ次」
鈴「はい」
理樹「はい鈴」
鈴「タケシ、増量する」
理樹「減量じゃなくて!?それともダイエット成功したあとのリバウンドって意味?って読者に考えさせるね。もちろんアリだよ」
理樹「よし、これくらいにしよう。鈴、頑張ろうね」
鈴「」チリン
~side Otonashi~
音無(笑い声と鋭いツッコミが聞こえてきた。あいつら何の話してるんだよ……)
音無(お、ピッチャーの表情が固まった。不安がやわらいだみたいだな)
秋生「プレイ!」
鈴「」ビュン
TK「」
秋生「ストライク!」
鈴「」ビュン
TK「」ブン
秋生「ストライクツー!」
鈴「真・ライジングニャットボール!」ビュン‼
TK「」ブン
秋生「ストライク!バッターアウト!チェンジ!」
各サイドはらしいのに、各サイドの絡みがあまりないのが悲しい
三回表 リトルバスターズの攻撃
クド「わふー!がんばるのです!」
~~~~
クド「すみませんでした……」
理樹(クドは結局三球三振だった)
来ヶ谷「私がさっきの借りを返してやろう」
音無「」ビュン
来ヶ谷「」
秋生「ストライク!」
音無「」ビュン
来ヶ谷「」キン
理樹(一打席目と同じコース……あそこにはゆりさんがいるのに……)
ゆり「残念だったわね!」ポシュ
来ヶ谷「何が残念だと?」
朋也「セーフ!」
ゆり「な、速い!」
来ヶ谷「さっきの打席は様子見だ。私の本気はこれより速いよ」
理樹「鈴、頑張ってきてね」
鈴「」チリン
音無「」ビュン
鈴「」ブン
秋生「ストライーク!」
音無「」ビュン
来ヶ谷「」ダッダッダ
日向「走ったぞ!」
鈴「」ブン
野田「オラ!」ビュン
来ヶ谷「無論、セーフだ」
日向「は、速え……」
音無「」 ビュン
鈴「ふにゃ!」キン
斎藤「」ポシュ
理樹(平凡なライトフライ。来ヶ谷さんもさすがに動けず2アウトだ)
謙吾「さて、俺の番か……」
理樹「謙吾、任せたよ!」
音無「」ビュン
謙吾「」キン
理樹(ファールだ。惜しい……)
音無「」ビュン
謙吾「マーン!」キン
理樹(打球は左中間を割った。長打コースだ!)
来ヶ谷「」ダッダッダ
理樹(来ヶ谷さんが3塁を回った。これは1点入るぞ!)
音無「かなで!日向のところに投げるんだ!」
理樹(そうだ!立華さんがいた!)
かなで「えい!」ビュン‼
謙吾「間に合え!」ザザ
朋也「セーフ!」
謙吾「ウオォー!!」
理樹(謙吾が吠える。当たり前だ。前の打席で刺された立華さんにリベンジしたんだから)
理樹(よし、僕も続かなきゃ)
でも実際にやったら身体能力と人生経験時間的にAB組の圧勝じゃね?
ゆりっぺさんたちってあの世界に数十~百年↑単位でいるし
生存報告
まだまだかかりそうです。
このSSまとめへのコメント
>>15
鈴はライジングニャットと真ライジングニャット以外は遅い設定だからだいじょうぶなはず……