雪女「真夏日・・・」(7)
雪女「ご主人さまー」
男「なんでついてくるんだよ・・・」
雪女「そんなこと言わないで下さい。傷つきます」
男「というかそのご主人様ってのをやめてくれ。恥ずかしい」
雪女「?」
男「いや、その「なにが?」って顔されても」
雪女「ご主人様はご主人様ですから」
男「だからそれをやめてくれっていってるんだけど」
男「大体なんだって俺がご主人様なんだよ」
雪女「浜辺で倒れていた私に氷をくれたではありませんか」
男「そりゃ浜辺で倒れていたら熱中症とかだと思うだろ」
雪女「そんな私をご主人様は優しく介抱してくださいました」
男「そんなん倒れてたら誰だってそうするわ」
雪女「誰でも助けるなんて、ご主人様はお優しいのですね」
男(話がまとまらない・・・)
~浜辺(1時間前)~
雪女(これが・・・噂に聞くびーちというやつですか)
雪女「あ・・・熱い」
雪女(ですが・・・これしきの事に耐えられなければ素敵な殿方との出会いなどあり得ません!)
雪女「ふ・・・ふふ・・・」
雪女(あぁ・・・天高くにある太陽も私の頑張りを・・・)
太陽「カーーーーーッ!」
雪女「がんば・・・り・・・を」
ドテッ
雪女「そんな私をご主人様は優しく介抱してくださったではありませんか」
男「いや、そういわれても・・・」
男(なんて言えばあきらめてくれるのだろうか・・・・・・そうだ)
男「申し訳ないんだけど俺、巨乳の子にしか興味が・・・」
雪女「・・・」ゴソゴソゴソ
雪女「これでよろしいですか?」ボインッ
男「・・・」
男「・・・え?なにそれ?」
雪女「?これでは足りませんか?」
男「いや、この数秒で何があったの?一瞬にして胸が・・・」
雪女「私は雪女ですからこのくらい自由自在です」
男「・・・」
雪女「いかがですか?」ボインッ
男「いや・・・ハリボテおっぱいはちょっと・・・」
雪女「はりぼっ・・・」
乙乙
この雪女からは唐傘のにおいがするが…。
支援。
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