あい「……」

骨女「お嬢……あれま、お嬢がこんな可愛らしい人形を持ってるなんてしらなかったよ」

あい「これは人形なんかじゃない……」

qb「驚いたね……キミみたいな大人の人間に僕が見えるなんて……」

骨女「しゃべった？」

qb「まぁいいや。そこのキミも、僕と契約して魔法少女(？)になってよ！」

骨女「魔法少女ぉ？お嬢、なんだよコイツ？」

あい「知らない……いつの間にかここにいた」

骨女「知らないって……大体どうやってこの家に？」

あい「……興味ないから、どうでもいい……」

骨女「お嬢……」

qb「キミは中々酷いね」

輪入道「おいおい、お嬢を呼びに行くだけでいつまでかかってんだ？」

骨女「それがこの変なのが……」

輪入道「あぁ？なんだぁ、この猫みたいなのは……」

qb「まさか、老人にまで僕が見えるなんて……一体どうなってるんだい？」

輪入道「最近の猫は喋るのかい」

一目連「いくら時代が進んだって、猫は喋らないだろうよ」

qb「まだいるのかい」

あい「私に何か用なの？」

一目連「お嬢も知ってるとは思うけど、最近、見滝原ってところで集中して地獄流しが行われている」

qb「！」

骨女「まぁ、別に止めようなんては思ってないけど、一応近くで見ていた方が都合がいいかと思ってね」

あい「……そう。輪入道……」

輪入道「あいよ、お嬢」

フォルムチェンジ・屋形車

qb「なるほど……そろいもそろって僕が見えると思ったら、彼らは人間じゃなかったのか」

qb「だけどあのお嬢ってよばれてた娘……彼女はまどかに匹敵する素質を持っている……」

qb「しかも彼らは見滝原に向かったらしい。うまくいけばまどかとまとめて契約……そうすれば僕のノルマはおろか、当分のエネルギーの心配がなくなるよ」

qb「こうしちゃいられないね」

通学路

さやか「ねぇ、まどか、地獄通信って知ってる？」

まどか「じごくつうしん？なぁにそれ？」

さやか「しらないの？今すっごい噂になってるのに！？」

まどか「えぇ…？」

仁美「午前零時にホームページ書き込むと、どんな恨みでも晴らしてくれるという…そんな噂でしたわね？」

さやか「そうそう、しかもなんでもうちの学校の3年生で、実際にやった人もいるらしいよ」

まどか「そんなぁ…ただの噂でしょ？」

さやか「いやいやぁ、火のないところには煙はたたぬっていうしさぁ」

仁美「最近は、原因不明の行方不明が増えてますしね……一概に否定できませんわね」

さやか「くぅ、これはさやかちゃんが試してみちゃうしかないかね！」

まどか「や、やめなよぉ！危ないよ……」

仁美「そうですわ。それに噂では、頼んだ本人も代償を払うことになるとか……」

さやか「代償かぁ……やっぱりそんなうまい話があるわけないよねー」

まどか「さ、さやかちゃんには…そんな恨みを晴らしたいような人がいるの？」

さやか「んー……？」

まどか・仁美「……」

さやか「あっははっ！いないや！」

まどか「よかったぁ」

仁美「さやかさんらしいですわ。あら、もうこんな時間…急がないと遅刻ですわね」

さやか「なんだってー！こうしちゃいられないよ！まどか、仁美！走るよぉ！」

まどか「あっ、待ってよー」

仁美「ふふっ」

あい「……」



続きかける人いたら書いて