兵士「うわあああああ」グチャ!
魔物「ぐわあああ」ムシャムシャ
勇者「くそっ!」
魔法使い「もう我々しか残っていませんね」
勇者率いる勇者軍と魔王率いる魔王軍が激突していた。優勢にあった勇者軍は魔王軍をとうとう城砦まで
追い詰める事に成功した。しかし、魔王の隠し温存していた強力な魔物によって勇者軍は窮地に立たされた。
勇者軍は劣勢にまで追い込まれたが尚も進軍を続けた。城砦の中にまで入れたが兵士の大半を失うことになる。
勇者と魔法使い、兵士数名。
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勇者「薬草ももう無い。兵士の疲れも限界に来ている」
魔法使い「外では退路守備隊が被害甚大ながらも何とか退路を守備している模様です」
勇者「この戦、勝って帰らねばならない。魔法使い、魔力はいくら残っている?」
魔法使い「すみません、もう殆ど使い切ってしまって」
勇者「いや仕方ない。ここまで来るのに相当敵が多かったからな」
兵士「これからどうしますか?」
勇者「決まっているだろう?魔王の下まで行くんだ」
外では体長五十メートルもあろうかという四本足で巨大な頭部を持つ軟体動物のような魔物が暴れまわっている。
兵士「あの魔物、大砲も剣も効かない。どうやって倒すんだ!?」
兵士2「おい、こっち向いてないか?う、うわあ・・・逃げろおおぉぉぉ!」
魔物「アアアアア」ヒュインッ ドッガアアアアアアアン!
魔物の口から大きな魔法が放たれ、兵士を消し炭へと変えていく。
兵士長「ここを守りきるんだ!勇者様は必ず勝って帰ってくださる!」
人型の魔物「いくぞおおお!隙が生まれた!進めええ!」
兵士長「来たぞ、迎撃隊準備!」
勇者「遂に辿り着いたッ!」ハァハァ
魔王「よくぞここまで来た」
勇者(兵士達、お前等の死は無駄にしない)
魔王「しかし随分と憔悴しきっているじゃないか」
魔王「もう我を倒す事はできないようだ。残念だが、もう消えて貰おう」ドオン
魔法使い「危ない」サッ
バシュ
魔法使い「う・・・あっ・・・」
勇者「あ・・・あ・・・うわああああああ!」
魔王「ほう!まだこれほどの力を有しているのか。だが、怒りに任せているだけの攻撃は我には当たらぬ」ズバッ
勇者「グハッ!」
魔王「外を見るといい。貴様の配下は全滅している。貴様は主力軍を連れて来ているらしいな。つまり、人間の国にはもう殆ど防衛力が無いとなる。
これより我の侵攻だ。貴様には死んで貰う」
勇者(すまない。俺は結局―)
一つの斬撃音が響き、それから勇者が動く事は二度と無かった。
完
~人間の国~
市民「うわああああ。逃げろおおおお」
魔物「グエヘヘヘヘヘヘ。勇者がいないとなればこっちのもんだ!」
兵士「そうはさせん!」
魔物「雑魚が何匹いようが関係ねえよ」
兵士「王様はお逃げ下さい!ここは我々が守ります!」
王「う、うむ。頼むぞ」
魔物「はい駄目。もう包囲されてるからさ、どこ逃げても無駄だよ」
魔王軍の侵略に成すすべなく人々は殺されていった。
一週間かけて残党狩りが続き、人間の国は魔王のものとなった。
魔王(もう争うべき者などいない。我がライバルであった勇者は消えた。この世界は我の支配下だ)
側近「魔王様、祝いの準備が完了しました。どうぞ、広間へ降りて下さい」
魔王「ああ、分かった」
魔王(さらば、我がライバル。もう会うことも無いだろうしな)
数日後
魔王(暇だな。この世界は我が手中にある。歯向かう者はいない。至って平和だ)
魔王(勇者よ、あいつはわが友と言ってもいい存在であったのかもしれぬな)
側近「魔王様、大変です!勇者が来てます!」
魔王「何!?」
魔王「何だと。あいつは殺したはずだ」
側近「それが―」
「グオオオオオオオオオオン!」
魔王「我が最大戦力の魔物が殺された!?」
側近「ああ・・・うわああああ!」グシャアア
勇者?「やあ、久しぶりだな、魔王」
魔王「勇者・・・貴様・・・」
魔王「ゾンビ化していたのか!?あり得ない!?」
勇者「ふっ、俺も驚きだ。加護を受ける者がゾンビ化なんて聞いた事ない。皮肉にも魔物化することで人間であった時よりも強くなったようだ」
魔王「驚きだ。強靭な精神力でゾンビの意識を抑えているのか」
勇者「だが、これで、決着がつけられるッ!」
魔王「・・・」
魔王「・・・」ニヤリ
魔王「来るがいい!我が永遠のライバルよ!」
終わり。
乙乙
なにこのジャンプの打ちきり臭
別に>>6でええやんけ
本当下らなすぎて日本語じゃ罵倒しきれないレベル
まあ面白い人にとっては面白いんだろうけど
俺は糞以下だと思った
なんだこの解凍してない冷凍チャーハンに「おいしくなあれ萌え萌えきゅん」って声をかけただけで皿にのせて客に出したような代物は
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