岡部「なに!? 紅莉栖の乳首からおっぱいが!?」 (107)
2010.08.14(Sat) 17:52
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
岡部「ってあれ? なんだ夢か。ふぅーびっくりした」
ダル「……オウフ」
まゆり「えっと……」
紅莉栖「……オノレは開口一番何を叫んどるかー!!!!!」ズドン!!
岡部「ひでぶっ!? よ、洋書の角は痛いッ!! やめてッ!!」
紅莉栖「う、うるさい!! 出る訳なかろーが!! なんつー夢見てんのよ!!」
岡部「そ、そんなもん、俺の夢に言ってくれ!! 不可抗力だろうが!!」
紅莉栖「深層心理ではイヤらしいこと考えてるんでしょ!? エロ同人みたいに!! エロ同人みたいに!!」
ダル「大事なことなので2回言いました!」
まゆり「まゆしぃはガッカリなのです……」
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ダル「つーかさ、マジでオカリンどんな夢見てたん?」
岡部「それが……俺もよく覚えていないんだ。洋書の角で頭をぶたれたせいか?」
紅莉栖「グッジョブ私!」
まゆり「いつもの『報告』の夢を見てたんじゃないかなー」
岡部「報告?」
まゆり「だってオカリンね、携帯電話を耳に当てながらお昼寝……お夕寝? してたのです」
岡部「ホントだ……我ながら器用だな」
ダル「ダイヤルQ2の夢を見てた可能性が微レ存」
紅莉栖「いつの時代のHENTAIよ」
岡部「……だが、『紅莉栖の乳首からおっぱいが出た』というセンテンスに何かが引っかかるのだ」
岡部「それが重要な出来事であるかのように、頭に引っかかる……」
紅莉栖「い、いちいち口にするなぁ! バカなの!? 死ぬの!?」
ダル「ルイスちゃんの名台詞ktkr!」
岡部「改めて確認するが、クリスティーナの乳首からはおっぱいは出ないのだな?」
紅莉栖「もう一度ぶたれたいようだな……」ゴゴゴ
岡部「お、落ち着け! 俺の脳ミソが別の世界線の情報をキャッチした可能性がある!」
紅莉栖「へぇ……それで? 私の乳首からおっぱいが出たら世界線が変わるの?」ゴゴゴ
岡部「ひ、ひぃぃ!?」
ダル「オカリン、無茶しやがって……」
まゆり「クリスちゃんに恥じらいが無くなっているのです……」
ダル「そいや、前々から不思議に思ってたんだけどさ」
ダル「エロゲの中には妊娠してないのに母乳が出るゲームがあるじゃん? 母乳ってどういう仕組みで出るん?」
紅莉栖「もしもし、警察ですか」
ダル「ちょ! タイーホはマジ勘弁だお!」
紅莉栖「ってゆーか、そんな常識的な知識も欠如してるの? これだから童貞は」
ダル「いいよぉ……もっと罵ってくれてOKだよぉ……はぁはぁ」
まゆり「ダルくん嬉しそうだねー」
岡部「そ、そうだ! きっと俺は至って健全に、人体の神秘として、おっぱいの出る仕組みを知りたかっただけなのかもしれない!」
紅莉栖「おっぱいおっぱい連呼すなぁ!」
まゆり「でも、まゆしぃもよくわからないのです」
紅莉栖「全く……まぁ、別にエロ知識というほどでもないから、普通にレクチャーしてあげてもいいけど」
紅莉栖「まず母乳を出すためには乳腺が発達する必要がある。そのためにはエストロゲン、いわゆる女性ホルモンが多く分泌される必要があるわ」
紅莉栖「エストロゲン自体は普段から分泌されてるけど、受精卵が着床するともうひとつの女性ホルモン、プロゲステンと同時に分泌量が増えて、これが出産まで続く」
紅莉栖「だけど、エストロゲン自体は母乳の分泌を抑える働きがあるの。だから妊娠中は母乳が出ることは少ない」
紅莉栖「出産後に胎盤が排出されることで体内のエストロゲンが激減、これによって発達した乳腺と母乳が出る環境が整うの」
紅莉栖「次に必要なのは、脳下垂体でプロラクチンを増加させること」
紅莉栖「これは、乳頭に刺激を与える事がトリガーとなってて、母乳生成が活発化する。まぁ、最初はこれが無くても初乳が出るんだけど」
紅莉栖「それだけじゃ母乳は出ないわ。乳腺で生成された母乳を乳頭へ運ぶホルモンが必要」
紅莉栖「これはオキシトシンって言って、母体の脳が赤ん坊のことを考えると増加する」
紅莉栖「だから、母体の脳が過度なストレスを感じると母乳が出にくくなることもあるわ」
紅莉栖「まとめると、
乳首を刺激 ⇒ 脳に信号が送られる ⇒ 母乳生成 ⇒ 母乳噴出 ⇒ 乳首を刺激(お乳を飲む)
,, ,,
ヽ(*゚д゚)ノ < カスイタイー
……とまあ、こんな感じでループしていくわけ」
ダル「先生! 乳首をいじり続ければおっぱいは出るんですか!」ハフー!!
紅莉栖「脳みそに電極をぶっさされたいようね……」ゴゴゴ
ダル「い、いや、妊娠しないと母乳が出ないってのはわかったんだけど、じゃぁエロゲのアレはどういうことなん?」
紅莉栖「なんでもエロゲを中心に考えるな!」
紅莉栖「でも、悔しいけど橋田の言ってることも間違ってはいないのよね」
岡部「と言うと?」
紅莉栖「妊娠してなくても、乳頭の刺激によってプロラクチンが増加して母乳が出ることがある。心因性の可能性も研究されてるけど、よくわかってないわ」
ダル「うはー! 夢が広がりんぐ!」
紅莉栖「馬鹿、本当にそういうこと言わないでよね。ここからは真面目に聞いて」
紅莉栖「そういうのは高プロラクチン血症と呼ばれて、不妊症の原因になるわ。まぁ、薬の服用でかなり解決できるんだけど」
ダル「なんと……ちょっと迂闊なこと言っちゃってごめんお」
紅莉栖「ううん、ちゃんと説明しといて良かったみたい。結果論だけど」
岡部「(俺が知りたかったのはそんな情報だったのだろうか……)」
紅莉栖「他にも、脳下垂体腺腫になれば、妊娠してないのに乳汁分泌が起こることもあるけど、これも不妊症の一種よ」
岡部「脳の病気になる必要があるのか……」
紅莉栖「必要はないでしょーが……どんだけ私の乳首からおっぱいを出したいのよ」
まゆり「そう言えば、おっぱいを揉むとおっぱいが大きくなるっていうのは、ホントなのー?」
紅莉栖「まぁ、それは基本的に無いわね。リンパのケアってことなんだろうけど、適当に揉んだだけじゃ大きくはならないわ」
紅莉栖「他にも、乳頭を刺激してプロラクチンが増加すれば乳腺が発達するわけだから、乳房は大きくなるかな」
岡部「助手の貧相な胸でも妊娠さえすれば大きくなるのだな」
紅莉栖「まぁ一時的だけど……」
紅莉栖「…………」
紅莉栖「表へ出ろ♪」ニコッ
岡部「(あっ)」
2010.08.14(Sat) 18:56
わりと平和な世界線
大檜山ビル前のベンチ
岡部「まったく、助手の分際で俺のことをタコ殴りにしやがって……」ヒリヒリ
岡部「あんのメリケン処女め、ひとしきり暴れたと思ったら御茶ノ水のホテルに帰ってしまった」
ガララララッ
鈴羽「お客さーん。もうウチ閉店だよ? ほら、帰った帰った」
岡部「少し夜風に当たらせてくれ……俺としたことが、"機関"による記憶障害攻撃を受けてしまってな」
鈴羽「……"機関"」
岡部「そうだ。やつらは常に卑劣な手を使ってくる。無論、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真の手にかかれば―――」
鈴羽「そっか……今日がこのタイミングだったんだ……ブツブツ」
岡部「っておい、話を聞けバイト戦士」
鈴羽「……また、未来の話になるんだけど、いいかな」
岡部「なんだ、5インチフロッピーやMOのハードの回収の続きか?」
鈴羽「そっちじゃなくて、オカリンおじさん……岡部倫太郎の未来の事」
岡部「な、何っ!?」
鈴羽「おじさ……岡部倫太郎はね、ずっとその記憶障害に悩まされ続けることになる」
岡部「……ゴクリ」
鈴羽「あたしの知ってるおじさんは、毎日のように小声でブツブツつぶやいてたよ。紅莉栖の乳首が、おっぱいがって」
岡部「……やはりあれは、単なる夢では無かったのだな」
鈴羽「もちろん病院にも行ったけど、やっぱりキミは特殊能力者なんだよ。簡単に治せるものじゃなかった」
岡部「特殊能力、運命探知の魔眼<リーディング・シュタイナー>を授かってしまったがための受難、というわけか。まったく、能力者も楽ではないな」ククク
鈴羽「未来のオカリンおじさんは寂しそうに言ってた。あの時、紅莉栖さんの乳首からおっぱいが出てたら、何かが変わったのかなって」
岡部「それなんだが、俺は先ほどその件について助手に詰問したところボコボコにされた」
鈴羽「……あきれた。直接聞いたんでしょ」
岡部「う、うむ」
鈴羽「そういうところも嫌いじゃないけどさー。もうちょっとデリカシーっての? あった方がいいよ」
岡部「バイト戦士に説教される日が来ようとはな……」
岡部「だが、俺はそれから冷静に考えたのだ」
鈴羽「何を?」
岡部「本当に紅莉栖である必要があるのか」
岡部「あの時たまたま脳裏をよぎったのが紅莉栖だっただけなんじゃないか、と」
鈴羽「……なるほど。つまり、本質的なところは牧瀬紅莉栖じゃなくて」
鈴羽「女性の乳首からおっぱいが出るところを岡部倫太郎の脳が認識すれば、何かが変わるかもしれない、ってことだね」
岡部「そうなるな」
鈴羽「試してみる?」
岡部「何……?」
鈴羽「一応、あたしだって女性なんだけど……」
岡部「……ハッ!? い、いや、無理にとは言わんぞ!?」
岡部「何よりお前は大切なラボメンだ!! その肢体を実験の為に弄ぶなど……」
鈴羽「バ、バカ! 貸すのは乳首だけだよ。体を全部許すわけじゃない」
岡部「し、しかし、貴様はダルの娘……」
鈴羽「父さんは関係ないでしょ」
岡部「そうは言ってもだな……」アタフタ
鈴羽「……未来のオカリンおじさんは見てられなかったよ。だから、あたしが力になれるんだったら本望」
岡部「未来の話をされるとかなわんな……」
鈴羽「世界線が変動すれば、このことはなかったことになるし……」
鈴羽「だから、岡部倫太郎。あ、あたしの乳首で、おっぱいが出るか試してみない?」
岡部「い、いいのか……?」
鈴羽「キミだから許すんだよ……」
←わずかな隙間→
電柱│フェイリス│看板
フェイリス「(ニャニャーーーーーーーーーーー!?!?!?!?)」
フェイリス「(今日はいつもより早くお店が終わったからラボに遊びに来てみたら)」
フェイリス「(スズニャンと凶真が、授乳プレイ!?!?!?!?)」
フェイリス「(凶真にそんな趣味が……じゃニャくて!!)」
フェイリス「(これってヤバイニャ!? 世界がヤバイニャ!?)」
フェイリス「(と、取りあえずラボに居るはずのマユシィに連絡ニャ!)」ピ、ポ、パ
・・・
まゆり『あー、それはクリスちゃんに伝えてあげるといいかも知れないのです』
フェイリス「一体ラボでニャにが……」
・・・
紅莉栖『もしもし、フェイリスさん? 珍しいわね』
フェイリス「そ、そんニャことはどうでもいいニャ! 凶真が、凶真が大変なんだニャ!」
紅莉栖『岡部が……? まさか、あいつの身に何かあったの!?』
フェイリス「凶真が……凶真がぁぁ……」
フェイリス「変態プレイに目覚めちゃったのニャーーーーーーー!!!!」
紅莉栖『……は?』
隙間猫の面目躍如か
紅莉栖『……なるほど。だいたい話はわかった』
紅莉栖『あのバカ岡部……変な口実で阿万音さんを騙すなんて、今度という今度は許さないわ……』
フェイリス「えっと、凶真は大丈夫ニャ?」
紅莉栖『安心して。あいつの脳内のバカがバカを起こしてバカをこじらせただけだから。私も今からそっちに行くわ』
紅莉栖『もし2人が移動するようだったら連絡して。事が起きる前に止めないと』
フェイリス「ニャゥ~。いくらクーニャンでもヒトの恋路を邪魔するのは良くないニャ」
紅莉栖『はぁ!? あんなの、恋でもなんでもないわよ! 岡部のバカと阿万音さんの純情が天文学的な確率で化学反応してるだけ!』
フェイリス「でもでも~、一夜の過ちから始まる恋だってあるニャ」
紅莉栖『ともかく! これはただの脳疾患が引き起こした悲劇だから! お願い、フェイリスさん!』
フェイリス「んー、わかったニャ。これから尾行を開始するニャ!」
2010.08.14(Sat) 19:30
わりと平和な世界線
ラジ館屋上
岡部「またここか……」
鈴羽「ここなら誰も来ないし、夜風も気持ちいいしね」
岡部「お前、まさか露出癖が……?」
鈴羽「な、無いよ! 変な事言わないで!」
鈴羽「もう! あたしだって恥ずかしいんだからさ、ちゃっちゃとやっちゃってよ」
岡部「お、おう……」
岡部「(今までそれなりにしか意識したことは無かったが、改めて見るとバイト戦士の肉体は非常に健康的だな)」
岡部「(胸も、その造形美に見惚れてしまう……)」
鈴羽「じ、じろじろ見てないでさ。ほら、早く!」
岡部「早く、とは?」
鈴羽「……上着、脱がしてくれてもいいでしょ?」
岡部「まさか貴様、その歳になって未だにパパにお着替えさせてもらっているのか?」
鈴羽「ちっがーう!」
鈴羽「こういうのってさ、男の人がリードするんじゃないの……?」
岡部「(さすがダルの娘。変に知識がある)」
岡部「わかったわかった。この鳳凰院凶真がいかに冷徹非道であるか、とくとその脳髄に刻み込むがいい」ガシッ!!
鈴羽「ひゃぁ!?」
岡部「がばっと!」
ファサッ
鈴羽「うぅ……恥ずかしいな……」
岡部「今更何を言っているのだ。この間、その恰好でミスターブラウンを襲ったり、一日秋葉原を綯と歩き回っていたではないか」
鈴羽「そりゃ、そうだけど、これからされることを考えるとさ……」
岡部「……ホントに、いいんだな」
鈴羽「ここまでに来て逃げるのは無しだよ」
岡部「わかった。では、こっちに座れ」
鈴羽「う、うん」
岡部「……それで、俺がお前を背後から抱きしめるような形で座るから大人しくしろ」
鈴羽「(う、うわー……あたし、オカリンおじさんに包まれてる)」
鈴羽「(ん? あたしのお尻に何か棒状のモノが当たってる……?)」
鈴羽「えっと、スポブラは脱がなくていいの?」
岡部「最初はじらすようにした方がいいと聞き及んでいる。衣越しの刺激に身悶えるがいい」
鈴羽「(父さんか……)」
岡部「まずは優しく撫で回してやろう」サワサワ
鈴羽「……あはは、くすぐったいよ!」
岡部「ええい、あばれるな!」
鈴羽「ふふ、なんだかあたし、無理やり犯されてるみたい」
岡部「冗談でもそういうこと言うな、臭い飯は食いたくない……」
鈴羽「うん……でも、オカリンおじさんの手って、大きいね」
岡部「バイト戦士の胸も大きいが」
鈴羽「いやぁ、まゆねえさんには負けるよ……あんっ」
岡部「ほう、ここら辺が貴様の弱点か」サワサワ
鈴羽「ほ、ホントにキミ、童貞なの? 無駄に上手だね……あはんっ」
岡部「無駄とか言うな! まぁ、俺もダルのやってるエロゲの知識しか無いが」
紅莉栖さんこいつです
鈴羽「ちょ、ちょっとドキドキしてきた、かも……」
岡部「次は指を立ててコリコリといじってやる」コリコリ
鈴羽「うぅっ!? い、いきなり強いよ……ふぅ、ふぅ」
岡部「上気した表情、実にいい感じだ……男のリビドーを刺激する」
岡部「今度は逆に、乳首には当てないよう、乳輪の辺りをなぞってやろう」クルクル
鈴羽「あ、あれ、さっきはくすぐったいだけだったのに、これ……」
鈴羽「なんだか切ないよ……あんっ」
鈴羽「(もう濡れてきちゃった……あたしってこんなにエッチだったっけ……)」
鈴羽「だ、だめ、おじさん。耐えられない……は、早く、いじって……」
岡部「よし、ならば思いっきりいじってやろうではないか!」コリコリコリコリコリコリコリ
鈴羽「う……うわぁぁぁぁぁぁっ! き、気持ちいぃっ! きもちぃよぉ!」ピクピク
鈴羽「はぁ……はぁ……」
岡部「そろそろ上を脱がせてやろう」
鈴羽「(これ以上に刺激されちゃうんだあたし……想像しただけで、感じちゃう……)」
鈴羽「でも……やっぱり恥ずかしいな……胸を見られるのって……」
岡部「ここまで来て何を言っているのだ。それに、もう夜も更けてよく見えん」
鈴羽「う、うん……そうだね……それなら……」
岡部「……なぁ、鈴羽。お前は、思い出を作ったことを後悔していないか」
鈴羽「っ……」
岡部「(スポブラとの)別れが必然ならば、最初から俺と乳繰り合わなければよかったと、後悔していないか」
鈴羽「……あたしはイくよ! 未来を変える事が、あたしの意志だから」
鈴羽「乳首イキだって悪くないよ。そこでまた、新しい境地を開発して自由に生きていく」
ナイトハルト「( ゚∀゚)o彡° おっぱい!おっぱい! 」
DaSH「( ゚∀゚)o彡° おっぱい!おっぱい! 」
フラウ「( ゚∀゚)o彡° 雄っぱい!雄っぱい!
>>22
拓留君が並べないのは残念……っていうか最後マテ
>>23
ハナカツヲ「(´-`).。oO(おっぱいおっぱい)」
紅莉栖「名台詞を改悪すなーーーーーーーッ!!!!!」
岡部「く、クリスティーナ!?」
鈴羽「きゃぁぁっ!?」
紅莉栖「バカらしすぎて怒るのもアホらしい……」
鈴羽「な、何しに来たのさ! 牧瀬紅莉栖!」
紅莉栖「阿万音さん! あなたもいい加減学習すべきだわ」
紅莉栖「このバカの良いように扱われるなんて、ご両親が泣くわよ」
岡部「(あいつなら泣いて喜びそうな気も……いや、俺がグーパンで殴られて終わりか)」
鈴羽「……親は関係ないでしょ」
紅莉栖「ってゆーか岡部さん。私、今までもそこそこあなたのこと軽蔑してたけど、今この瞬間心の底から軽蔑しました」
岡部「(敬語!?)」
岡部「ま、待て助手! これには海よりふかーいわけがだな……」
紅莉栖「助手じゃありません。聞きたくありません。死んでください」
鈴羽「……バカは牧瀬紅莉栖だよ」
紅莉栖「は、はぁ!?」
紅莉栖「私はあなたを婦女暴行から救ってあげたのよ!?」
鈴羽「何にもわかってないんだね、牧瀬紅莉栖は。オカリンおじさんが本当に苦しんでたことも」
岡部「(この"俺"にはまだそんな記憶はないが)」
紅莉栖「おじさん? ってゆーかそんなの、岡部の作った妄想だから。かわいそうにね、阿万音さん、信じちゃったの」
鈴羽「かわいそうなのは牧瀬紅莉栖のほうだよ。本当にキミ、天才脳科学者なの?」
紅莉栖「……言わせておけば。もう、あんたたちなんて知らない!! 勝手に青姦授乳プレイでもやってれば!?」
鈴羽「ああ、そうさせてもらうね。さ、岡部倫太郎。その指であたしをイかせてよ」
紅莉栖「この女、殴りたい……!!」
鈴羽「早くどこかへ行ってよ。あたしたちのことなんて知らないんじゃなかったの?」
鈴羽「それとも、岡部倫太郎をあたしに取られて悔しいのかな?」
紅莉栖「だっ!!!!! 誰がっ!!!!! そんな!!!!!」
岡部「いい加減にしろ、お前たち」
鈴羽「おじさん……」
岡部「クリスティーナ、今回の件は俺がどうかしていた。なんでも脳のせいにはしたくないが……」
紅莉栖「岡部……」
岡部「鈴羽は、ラボメンとして俺に協力してくれると言ったのだ。今思えば、俺は鈴羽のそんな気持ちに甘えてしまっただけだった」
岡部「たとえ龍虎のような仲であろうとも、お前たち2人も俺の大切なラボメンだ。諍いは起こしてほしくはない」
鈴羽「ごめんね、岡部倫太郎。そこまで考えて無かったよ……」
紅莉栖「(なんか良い話にして逃げようとしてるみたいだけど、こいつの仲間を思う気持ちだけは本物なのよね……)」
岡部「今日はもう遅い。2人とも帰って寝ろ。また明日になれば冷静になっていることだろう」
鈴羽「……わかった。岡部倫太郎がそう言うなら、そうするよ」
紅莉栖「色々釈然としないけど、明日たーっぷりお説教してあげるから覚悟しておきなさいよ」
岡部「う、うむ。それで構わん」
←わずかな隙間→
扉│フェイリス│壁
フェイリス「(三角関係の修羅場を口八丁で乗り切るニャんて、凶真、只者じゃないニャ……!)」
2010.08.14(Sat) 22:30
わりと平和な世界線
御茶ノ水 ローズホテル東京
紅莉栖「(あの時は流れで引き下がっちゃったけど)」
紅莉栖「(考えれば考えるほど腹立たしいわ。どうして私が悪いみたいになってるのよ)」
紅莉栖「(そもそもの原因はあの岡部の荒唐無稽な夢にあるよね……あれが本当にただのエロ妄想じゃないとしたら……)」
ブー ブー ブー
紅莉栖「ん、阿万音さんからメール?」
To 牧瀬紅莉栖
Sub 今日はごめん
あたしはさ、牧瀬紅莉栖の代用
みたいなものだったんだ。ホント
はキミじゃなきゃダメなのに。あ
とは、キミがどれだけ岡部倫太
郎を大切に思ってるかにかかっ
てる。
今日は悪口言ってごめんね。
紅莉栖「……なによ、先に謝られたら本当に私が悪いみたいじゃない」
紅莉栖「でも、あのバカ岡部のことだから、放っておいたら今度はまゆりあたりの乳を吸いだすかもしれない」
紅莉栖「第二第三の阿万音さんのような被害者を生み出さないためにも、ここは私がひと肌脱ぐしかないのか……?」
紅莉栖「負けた気がする……屈辱的すぎる……」
紅莉栖「でも、岡部が苦しんでるのが本当だとしたら?」
紅莉栖「バカバカしいにもほどがあるけど、でも可能性はゼロじゃない」
紅莉栖「……ちょっとだけなら、実験してみるべきかしら」
2010.08.15(Sun) 10:30
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
紅莉栖「ハロー。って、あんただけか」
岡部「ダルもまゆりも今日はコミマで忙しいからな」
岡部「昨日は悪かったな」
紅莉栖「い、いちいち思い出させるな、バカ!」
岡部「……今日は俺を説教しに来たのではないのか?」
紅莉栖「そ、それもあるけど!」
岡部「それ"も"?」
紅莉栖「それ"しか"ないわよ、バカ!!」
岡部「お前は何を言ってるんだ……?」
紅莉栖「……昨日、阿万音さんからメールで謝られたわ。私が邪魔しに入ったってのに」
岡部「そうか。それは良い傾向だな」
紅莉栖「だけど、それは逆に、私の代わりに犠牲になってあげた、とも受け取れた」
岡部「お前は前頭葉がひねくれているな」
紅莉栖「ねぇ岡部。本当にどうしてもその……ち、乳首を、いじらないといけないの?」
岡部「……正直、俺にもわからん。だが、色々な情報を統合した結果、どうやらそうらしい」
紅莉栖「(詳しくは言えないみたいね……)」
紅莉栖「どうせあんたはバカだから、そういうよくわかんない話を真実だと思い込んでるだけなんでしょうけど」
岡部「なにっ!? 俺が言うことは常に真実だ!!」
紅莉栖「そんなあんたをこのまま放っておいたら、何をしでかすかわからない」
岡部「……俺も昨日の夜、バイト戦士からメールがあってな」
岡部「今日一日、牧瀬紅莉栖が動かなかったら続きをシよう、という内容だった」
紅莉栖「……ハァ。あの人も物好きよね」
紅莉栖「阿万音さんの乳首を吸うくらいなら、私で実験しなさいよ」
岡部「……それは本気で言っているのか」
紅莉栖「う、うるさいな! あくまで実験! 個人の感情は関係ない!」
紅莉栖「それでなにかが変わる可能性があるなら、挑戦するだけしてみなさいよ!」
岡部「まさか、そう言われると思ってなかったからな……この鳳凰院凶真であっても少し心の準備が必要だ」
紅莉栖「は、早くしなさいよ……」
岡部「(俺はこいつがラボメンに成り立ての頃、貧相な胸だと思ったことがあったが)」
岡部「(しかしこうしてみると、それなりに豊かな膨らみがある気がする……下着を変えたのか?)」
紅莉栖「ジロジロ見んなぁ……」
岡部「あ、あぁ。それじゃ、改造制服を脱がせてやろう」
紅莉栖「ふぇっ!?!?!?!?」
紅莉栖「あんた、まさか、こっここ、ここでする気なの!?」
岡部「だめか?」
紅莉栖「バカじゃないの!? ラボはラブホじゃないんだからね!!」
紅莉栖「誰かが来たらどうすんのよ!!」
岡部「そ、その時は……タイムリープマシンでだな……」
紅莉栖「そんなくだらないことに使わせられるか!!」
岡部「では、どうすると言うのだ。お前の泊まってるホテルへ行くか?」
紅莉栖「ダメに決まってるでしょ!? そんなことしたら、今日から毎晩眠れなくなるじゃない!!」
岡部「なぜだ」
紅莉栖「そりゃ、寝る前に岡部とニャンニャンしたことを思い出してムラムラしたら……って、言わせんなバカーッ!!」ズドン!!
岡部「あべしッ!!! よ、洋書は、マズイ……」
紅莉栖「ラブホに行くのも、昨日みたいに青姦するのもダメだからなぁ!!」
岡部「ではどうしろと言うのだ……」
紅莉栖「お、岡部の家……今日、ご両親、居る?」
岡部「毎日いるぞ。うちは八百屋だからな」
紅莉栖「ぐっ……じゃ、じゃぁ、夏季休業中の大学の研究室とか……」
岡部「それこそ犯罪ではないか」
紅莉栖「(ど、どうしよう。つんだ、でれない)」
紅莉栖「(このままじゃ岡部に愛想を尽かされて、阿万音さんに取られるかもしれない……?)」
紅莉栖「(あるいはまゆりに? 桐生さんに? フェイリスさんに? 漆原さん……はさすがに無いか)」
紅莉栖「(かもしれない。かもしれない。かもしれない! いろんな可能性を考えて、絶望的な気分になる……)」
紅莉栖「……わかったわよ、ここでいいわよ」ウルウル
岡部「泣くほどの決心なのか……」
岡部「では脱がすぞ」
紅莉栖「う、うん」ドキドキドキドキドキドキ
岡部「……思ったのだが、鈴羽の時は俺から脱がしてやったが、今回は自発的に脱いでもらったほうがいいな」
紅莉栖「は、はぁ!? 私に痴女属性はないからな!?」
岡部「(意味がわからんが)いや、そうではなくてだな。あのジャージを脱がせるのは簡単だったが、お前の上着は構造がよくわからん」
紅莉栖「た、たしかに。これ結構着るの大変なのよね」
岡部「だから自分で脱げ、エロスティーナよ」
紅莉栖「うおらぁっ!!!」ズドン!!
岡部「アバーーーッ!!!」
紅莉栖「自分で脱ぐから、あ、あっち向いててよ! これでも恥ずかしいんだからな!」
岡部「わかっている。誰も貴様のストリップショーなどに興味はない」
紅莉栖「ふん、色気が無くてわるうございましたね!」
岡部「別にそこまでは言ってないだろうが」
紅莉栖「…………」ポチ、ポチ、スッ
ファサッ
岡部「(衣擦れの音……聴覚だけでエロスを演出するとは、このエロスティーナ、侮れんな)」
紅莉栖「ぬ、脱いだぞ……こっち向け……」
岡部「おぉ……美しい……」
紅莉栖「へ、変なこと言うな、バカ……」
岡部「(ブラは紅色を基調としたふわふわひらひらのソレだ。勝負下着か?)」
岡部「ブラが厚すぎるな。ブラも脱げ」
紅莉栖「そ、それくらい岡部がやってよ……」
岡部「……これ、どういう構造になってるんだ?」
紅莉栖「後ろにホックがあって、鉤フックで引っかけてるの。わかる?」
岡部「どれ……なるほど。女性は大変だな、これを毎日自分でやるのか」
紅莉栖「ほら、早く。誰か来ちゃうかもしれないじゃない」
岡部「(まぁ、ダルは企業ブースからの同人巡り、まゆりはルカ子を連れてコスプレ広場)」
岡部「(フェイリスは出店、萌郁は取材、鈴羽は母親捜しと、皆が皆コミマに行っているから誰も来ないのだが)」
岡部「お前の長い髪が邪魔だ。上に避けてくれ」
紅莉栖「注文が多いわね……わかったわよ。ほら、これでいい?」スッ
岡部「(おお……これは……)」
岡部「(上半身ブラ一枚の紅莉栖が、背を反らせ、胸を強調し、腋を覗かせ、うなじを見せつけ、長く美しい髪をなびかせている……)」
岡部「(それでいて目線は伏せがち、顔を赤らめ、俺がブラを外すのを心待ちにしている……)」
岡部「(なんだこのかわいい生き物は)」
紅莉栖「は、早くしろ! どうなってもしらんぞー!」
岡部「あ、ああ。えっと、こっちをこうして……よし! 外れた!」
紅莉栖「…………」プルプル
岡部「では、ブラを取るぞ……」
スッ
岡部「(美しい曲線を描いていた腋の下から、つつましやかな乳房が顔を覗かせた)」
岡部「(その半球体が徐々に姿を現し、やがて可愛らしいサーモンピンクの乳首が空気に触れる)」
岡部「(白く透き通った乳房によく映える、色素沈殿の少ない綺麗なピンクだった)」
岡部「って、お前、もう勃起してるのか?」
紅莉栖「い、言うなぁ!! 恥ずか死ぬからぁ!!」
岡部「(昨日と同じ要領で、紅莉栖を後ろから抱きしめるようにして胸を揉む)」フニッ
紅莉栖「はわっ……」
岡部「(やはりバイト戦士のモノより若干おしとやかだが……しかし、悪くない)」モミッ
紅莉栖「ふあっ……」
岡部「そう言えばローションがあったな。指に塗っておこう」
紅莉栖「なんでそんなものがラボにあるのよ……」
岡部「ガジェット制作に使おうと思ったのだが、結局使わなかったのだ」
岡部「つけずに乳首をいじると痛めてしまう可能性がある。なんと言われてもつけるぞ」ヌチャァ
紅莉栖「変なところで優しさを出さないでよ、バカ……」
岡部「ぬるっと」
紅莉栖「ひぃん!!」
岡部「エロスティーナは敏感だな」
紅莉栖「く、悔しい……でも感じちゃう……」
岡部「……さすがに@ちゃん語は萎えるのだが」
紅莉栖「す、すいません……」
岡部「これだけ勃起しているのだ、無茶苦茶にいじり倒してやろう」クリクリクリクリクリ
紅莉栖「あ……あ……あぁんッ!!!!」
岡部「2本の指で挟んだ状態でこすったり、そのままつまみあげたり」ニュルン
紅莉栖「ダ、ダメ……はぁ、はぁ……いやっ……」
ギュッ
岡部「(紅莉栖の両手が後ろ手に俺のズボンをつかんできた。かなり力が入っている)」
岡部「力を抜け。りきんでいては快楽に身を溺れさせることができんではないか」
紅莉栖「お、溺れたくはないわよ……」
紅莉栖「ってゆーか、さっきから耳元で実況するのやめれ……頭がおかしくなる……」
岡部「ほう? エロスティーナは耳も敏感なのか。なめてやろうか?」
紅莉栖「……お、お願いします」
岡部「貴様は肝心なところで正直だな」
岡部「体から力を抜いて、重力に身を任せるなら、お前のよこしまな願望を叶えてやろう」
紅莉栖「くそっ、岡部の横柄な誇張表現が愛撫において洗脳的言葉攻めに近い効果を発揮するなんて……」
岡部「まずは深呼吸だ。早くしろ」
紅莉栖「……すぅ、はぁ」
岡部「そのまま全身の力を抜け。全体重を俺にあずけろ」
紅莉栖「……重くない?」
岡部「俺を誰だと思っている? 女1人支えられんような鳳凰院凶真ではないわ」
岡部「肩の力も抜いたな。約束通り、耳をなめてやろう」
紅莉栖「…………」ドキドキドキドキドキドキ
岡部「ぺろっと」
紅莉栖「あひぃぃぃん!!!!」
岡部「耳をなめたくらいで情けない声を出しおって。とんでもないHENTAIだな」
紅莉栖「ああっ……んんっ……やぁっ……」モジモジ
岡部「(股をもじもじさせはじめたな。だがしかし、そこは一線を守らなくてはならない)」
岡部「(俺は紅莉栖と約束したからな……)」
岡部「(デコピンの要領で乳首を弾く)」ピンッ ピンッ
紅莉栖「ひゃぁっ!!! あぁんっ!!!」
岡部「(その度に紅莉栖の上体が跳ねる。よがっているな)」
紅莉栖「もうだめ……頭が、何も考えられない……」
岡部「(では、四本の指で連続デコピンをしたらどうなるだろうか)」ピンピンピンピンピンピンピンピン
紅莉栖「いぎぃぃぃぃぃぃっ!!!!」ビクン!!
岡部「イきたいならイってしまえ。恥も外聞も脱ぎ捨ててな!」ピンピンピンピン
紅莉栖「イ、イクッ!! イっちゃうっ!!」ビクビク
岡部「あられもない声を上げながら、俺の腕の中で果てるがいい!!」ピンピンピンピン
紅莉栖「……ぁぁぁああああんぅっ!!!!」ビクン!! ビクン!!
岡部「(ホ、ホントにけだもののような声を出しやがった……いや、別に俺は紅莉栖にAV女優の素質は求めていないが)」
紅莉栖「はぁ……はぁ……んっ……」
岡部「……大丈夫か?」
紅莉栖「はぁ……お、おかべ、キスして……」
岡部「は、はぁ!? 何故そんなことをせねばならん!」
紅莉栖「ここまでしておいて何故も無かろうが……お願い、キス、してください……」
岡部「敬語はやめろと……わかった、してやろう」
紅莉栖「んっ……」
岡部「(俺は目を閉じて後ろを振り返った紅莉栖の唇に、結構無理な体勢だったが頑張って首を伸ばしてキスをした)」
岡部「ん……」チュ
紅莉栖「んんん……ね、ねぇ、舌も、入れて……」
岡部「……それはダメだ。一線は超えられない」
紅莉栖「……もう、ホントにバカなんだから」
2010.08.15(Sun) 17:52
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
紅莉栖「……ハッ!!!」
岡部「起きたか、助手よ」
紅莉栖「ゆ、夢!?」
岡部「……いや、夢では無い。絶頂に体力を使い果たした貴様は子犬のように寝てしまったのだ」
紅莉栖「……そ、そう。あと絶頂言うな」
紅莉栖「結局、私たちは一日中乳繰り合ってたのね……」
岡部「時間が経つのは早いな」
紅莉栖「時間は人の意識によって、長くなったり短くなったりする」
紅莉栖「相対性理論って、とてもロマンチックで、とても切ないものだね」
岡部「お、おう」
岡部「だが、実験は失敗だ。結局、エロスティーナの乳首からおっぱいが出ることはなかった」
紅莉栖「2度とその名で呼ばないで」ギロッ
岡部「ひっ……」
紅莉栖「ふむん……やっぱり心理的なものが原因なのかしら」
岡部「心理的……?」
紅莉栖「いわゆる愛情ってやつね。そういう情感が脳内でホルモンの分泌をコントロールする」
岡部「つ、つまり、俺の助手愛が足りなかったと?」
紅莉栖「……悔しいけど、ホントのホントに悔しいけど、ちょっと堕ちそうになったのは認めてあげるわ」
岡部「(堕ちたとは言わないんだな)」
紅莉栖「だから……もっと私への愛を表現してくれたら、あるいは」
岡部「……わかった」
紅莉栖「ふぇ?」
岡部「実験は明日、再開しよう。今日はもうダルあたりが戦利品を置きに来るかもしれん」
紅莉栖「さすがに二連荘でヤったらぶっ倒れるわよ……」
岡部「助手がこれだけ俺の為に協力してくれているのだ、俺もお前の気持ちを大事にしたい」
紅莉栖「岡部……」
岡部「明日までに色々準備をしておく。今日はホテルで英気を養うように」
紅莉栖「(下を攻められなかったことでムラムラしてるなんて言えない……)」
紅莉栖「ってゆーか岡部はさっきから聖人君子みたいな感じだけど、ホモなの? EDなの?」
岡部「なぁっ!? 馬鹿を言うな!! 俺だって健全なハイティーン男子だ!!」
紅莉栖「……私に興奮した?」
岡部「……当たり前だ」
紅莉栖「ちょっとトイレ借りてもいい?」
岡部「い、今はやめろ……」
2010.08.15(Sun) 22:30
わりと平和な世界線
御茶ノ水 ローズホテル東京
紅莉栖「ふぅ……あんっ、はぁ、はぁ……」クチュクチュ
紅莉栖「んんっ!!」ビクン!!
紅莉栖「……ふぅーーーーーーっ」
紅莉栖「(結局下を使ってじっくりたっぷりオ○ニーをしてしまった)」
紅莉栖「い、いや、仕方ないでしょ……こんなにされたら誰だってそうなるわよ……」
紅莉栖「……もう一度シャワー浴びてこよっと」
今日はここまで
クリスティーナなのおっぱいから母乳が出るまで待機してるから早く
もうこうなったら鈴羽と紅莉栖の二人を同時に乳首イキさせてあげないと男として責任とったとはいえないのではないだろうか
大穴でるか子から出るにダルの魂を賭けるッ!
俺、男だけど、左乳首から母乳出るから、全然ルカ子ルートもあると確信してます
みんな妊娠すれば出るさ
なんだろ…このSS読んでたらオカリンのまゆりのおっぱいは俺が育てたSSを思い出す
2010.08.16(Mon) 11:21
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
紅莉栖「……なんか通い妻みたいでひたすら腹立つけど、来たわよ」
岡部「俺は貴様を性奴隷にしたつもりも、するつもりもない。お前は俺の助手、あくまで実験だ」
紅莉栖「わ、わかってるわよ! 私のほうがエッチしたいって思ってるみたいな言い方やめてよね!」
岡部「誰もそこまで言っとらんだろうが……」
岡部「今日は来るのが少し遅かったな。どうせ夜遅くまで自家発電に励んでいたのだろう、エロスティーナよ」
紅莉栖「どうしてそれを!?……ハッ」
岡部「クックック、まんまと俺のカマかけ<サイズハング>に嵌ったな!」
紅莉栖「まぬけが見つかったようだわ……」ガクッ
紅莉栖「それで、昨日言ってた準備って何よ」
岡部「挨拶もおざなりに愛撫の話とは、正直引くのだが」
紅莉栖「あんたのためにやってんでしょーが! 嫌ならいいのよ、別に!」
岡部「Wait, wait! 準備と言ってもよくわからなかったので色々買ってきただけだ」
紅莉栖「ふ、ふーん……色々ね……」
岡部「なんだ、興味あるのか? やっぱり貴様はエロスティーナだな」フゥーン
紅莉栖「2度とその呼び方やめろって言ったわよね……」ゴゴゴ
岡部「フ、フン! 昨日俺の腕の中で可愛く喘いでいた分際ですごまれても怖くなどないわ!」
紅莉栖「…………///」モジモジ
岡部「思い出しもじもじはやめろ……」
岡部「そう言えば、いつもムレムレの黒タイツはどうした?」
紅莉栖「ムレとらんわ!……今替えが無いのよ」
岡部「やはりムレていたのではないか。これがシュタインズ・ゲートの洗た―――」
紅莉栖「言わせないからなぁ!」
紅莉栖「くだらないこと言ってないで早く始めましょ。昨日みたいに誰も来なければいいけど」
岡部「ほう、助手は自分から積極的にリードするタイプだったか。さすが我が助手だ」
紅莉栖「助手じゃないから! 無駄に長くヤったら誰かにバレる危険性が上がるでしょ!」
岡部「さっきからフラグを乱立させているようだが」
紅莉栖「しまった……くそ、あんたと話してると話が進まないわね!」
紅莉栖「脱ぐわよ!! 脱げばいいんでしょ!!」ウルウル
岡部「罪悪感をあおるような目線はやめろ……」
紅莉栖「着替えるから、開発室のカーテン、絶対開けるなよ! フリじゃないからな!」
ピシャッ!
岡部「(着替え……? 脱ぐだけじゃないのか?)」
紅莉栖「ど、どう……かな……」
岡部「(カーテンが開くと、そこには白のドスケベネグリジェを着た紅莉栖が居た)」
岡部「(下着はパンティーのみで乳首は透けて見える)」
岡部「なんの真似だ、これは」
紅莉栖「少しでも雰囲気、出るかなと思って……」
岡部「全く、発想がメリケン処女だな」
紅莉栖「あ、あんたのためにやってあげたんだからね! 少しは感謝しなさいよ!」
岡部「……昨日、買ったのか」
紅莉栖「私も何か準備できないかなと思って……」
紅莉栖「で、どうなのよ」
岡部「どう、とは?」
紅莉栖「だからっ! コレを見て貴様は何とも思わないのかって聞いてんのっ!」
岡部「そうだな……実に、痴女っぽい、というか……」
紅莉栖「泣くぞ!? 私だって恥ずかしくて死にそうなところを頑張ってるんだからなぁ!?」
岡部「そ、そう怒るな。あー、うん。似合ってるぞ」
紅莉栖「こんなもん、似合いたくもないわ!」
岡部「面倒臭い女だな……早くしろと言ったくせにグダグダウダウダと」
紅莉栖「……もう降参。ほら、早く私の乳首からおっぱい出しなさいよ」
岡部「……そうさせてもらおう。そこに大きいタオルを敷くから、上に寝ろ」
紅莉栖「なるほど。まぁ、いいわよ。よいしょ」
岡部「それから、このアイマスクと手錠(ドンキ品)をしてもらう」
紅莉栖「ソフトSMか……上等よ、受けて立とうじゃない」
岡部「両腕でテーブルの脚を挟むようにして両手首に手錠をかける。これでお前はもう俺に抵抗できない」
紅莉栖「思った以上ね……思い込み効果なんだろうけど、両手が使えないと考えるだけでドキドキしてくる」
岡部「まぁ、実際はオモチャの手錠、その気になれば簡単に破壊できるがな。なにか問題があったらすぐ言えよ」
紅莉栖「……うん。あとアイマスクも凄いわ、あんたの位置がわからないといつ触られるか予想ができない」
岡部「ほう?」ピンッ
紅莉栖「いやんっ!」
紅莉栖「……ふ、不意打ちはやめろ!!」ドキドキ
岡部「……しまった、ネグリジェを脱がす前に手を拘束してしまった」
紅莉栖「……破っていいわよ。安物だったし、2度と着るつもりはないし」
岡部「さすがセレセブ。金にモノを言わせるとは」
紅莉栖「うっさいな! 早くしろっての!」ゲシゲシ
岡部「イテテ、脚で暴れるな! 今ビリビリに破ってやる!」
ビリッ ビリッ
岡部「(器用なことに乳首スリットが出来上がってしまった)」
紅莉栖「なんか、スースーする……」
岡部「クックック……それでは、早速最終兵器を使ってやろう」
紅莉栖「……道具使うの?」
岡部「(ここに絵筆がある。これをローションに浸けて……)」ピチャピチャ
岡部「(これを何の説明もせずに紅莉栖の乳首に塗る)」
ピトッ
紅莉栖「……ひぃっ!? ななな、なんぞこれーっ!? クラゲ!? 虫!?」
岡部「触手プレイに虫姦が趣味とは……」ヌリヌリ
紅莉栖「違うわよ、あんっ! こ、これ、なんなの、ひんっ!」
岡部「なんのためのアイマスクだ。教えるわけがなかろう」ヌリヌリ
紅莉栖「そうやって、私の妄想を膨らまさせて興奮させるってわけ、ね、はぅっ!」
紅莉栖「はぁ……はぁ……まるで、身体が乳首だけになったみたいな、感じがする……」
岡部「何をわけのわからんことを」ヌリヌリ
紅莉栖「だって、今、脳が、乳首からの刺激しか考えられなくなってる、もの、ひゃん!」
岡部「さて、下ごしらえはこんなところか。一旦ローションは拭き取るぞ」コシコシ
紅莉栖「ふぅ……はぁ、んぅ……」
岡部「次は実際に乳首を吸ってみようと思うんだが……よ、よいか?」
紅莉栖「う、うん。そう言うと思って、練乳も買ってきた。その辺に置いてある」
岡部「練乳?」
紅莉栖「ほら、味無いし、ってか今しゃぶられたら絶対しょっぱいだろうし」
岡部「汗の味がするのをごまかしたい、ということか」
紅莉栖「だって、恥ずかしいじゃない……」
岡部「(こんなHENTAIな恰好で今更そんなこと言われてもな……)」
岡部「残念だが、俺は甘いものはそんなに好きではない」
紅莉栖「じゃぁ醤油でもかける?」
岡部「それではウニ味になってしまう」
紅莉栖「……私のおっぱいは牧瀬プリンじゃないから! わかりにくいボケをすんな!」
岡部「代わりにドクペをかけてやろう。お前もドクトルペッパリアンだろう? クックック……」
紅莉栖「はぁっ!? 炭酸!?」
岡部「たしか冷蔵庫に……」
紅莉栖「お、おかべ!? 冗談よね!?」
紅莉栖「こ、こんな敏感な状態の乳首に、そんなっ!」
シーン……
紅莉栖「……岡部? おい、返事しろ! 岡部!?」
紅莉栖「側にいるよね? ラボの中には居るわよね? まさか、ドクペが無くて買いに行った……?」
紅莉栖「ほ、放置プレイ……!! ってか、こんな状態の私を誰かに見られでもしたら……ふぁぁっ///」
岡部「(手錠はいつでも外せるのに、1人で盛り上がり過ぎだろ……)」
>>28の訂正
×
紅莉栖「(そもそもの原因はあの岡部の荒唐無稽な夢にあるよね……あれが本当にただのエロ妄想じゃないとしたら……)」
○
紅莉栖「(そもそもの原因は、あの岡部の荒唐無稽な夢にあるのよね……)」
紅莉栖「(でも、あれが本当はただのエロ妄想じゃないとしたら……?)」
岡部「(不意打ちドクペでも食らうがいい)」チョロチョロ
紅莉栖「あひぃぃぃッ!!」
紅莉栖「こ、これ、ドクペ!? ってか居るなら返事しろぉ、ぅわひゃん!」
紅莉栖「う、うわ、パチパチする……あっ、いやっ、だめっ、ふわぁっ!」
岡部「存分にドクペを楽しんでいるようだな。さて、ドクペ味の助手を食べさせてもらおう」ペロッ
紅莉栖「ふぉぉぉぉっ!?!?!? だ、だめっ!! これはだめっ!! なにかがだめぇっ!!」
岡部「静かにしろ、クリスティーナ。外に聞こえるぞ」ペロペロ
岡部「(ドクペ味の乳首も乙なものだな)」ペロペロ
紅莉栖「っ!!……んー!! んんんー!!」ジタバタ
岡部「ええい、動くな! 乳首がしゃぶれないではないか!」
岡部「(基本は指でいじるのと同じだ。上下左右に舐め倒した後、乳頭を避けて乳輪をなぞるように舐める)」ペロペロ
紅莉栖「んん……はぁっ!! も、もうだめ! 息が、あぁん!」
岡部「(たまに吸う)」チュー
紅莉栖「全身がぁ……乳首になるぅ……」
岡部「(空いているほうの乳首も指でいじる)」コリコリ
紅莉栖「はぁ……はぁ……おかべぇ……」
岡部「(脚を絡めてきたな……股間はかなり濡れているようだ)」
岡部「だが断る! 俺が責めるのはあくまで乳首! このまま乳首でイかせてやろう、フゥーハハハ!」
岡部「……そろそろ、いいだろう。作戦の最終フェイズへと突入する」
紅莉栖「ひぃ……ひぃ……もう、これ、ヤバイんだけどぉ……」ピクピク
岡部「今のお前は、ザ・チクビだ。息を吹きかけただけでも感じてしまうHENTAIだ」
岡部「どれ、フーッ」
紅莉栖「ひぃん!?」ビクッ
岡部「洗濯バサミの使用も考えたが、あれは初心者がやるととんでもなく痛いだけだから却下した」
岡部「そこで俺はダルに何か良いアイテムは無いかと聞いた」
岡部「大人のデパートへ行って店員さんに聞けというハードルの高いことをアドバイスされたが……」
岡部「……最後に使うのは、俺が勇気を出して買ってきたコレ、『UFO』だッ!!」
なんぞこれwwww
なんという未来ガジェット……!
>>56
読んでたー!
紅莉栖「……ゆ、ゆーふぉー?」
岡部「(結構高かったので左右2個分買ったら全財産を使い果たしてしまった……)」
岡部「まぁ、モノは試しだ。やってみよう」
岡部「まずはローションを筆で塗って……」ペタッ
紅莉栖「……あんっ」
岡部「次にUFOの電源を……あぁ、これがスイッチか」カチッ
ブィーン
紅莉栖「このモーター音……バイブ?」
岡部「遠からずと言ったところか。ハメるから、大人しくしてろよ」キュポッ カポッ
クニクニクニクニクニクニクニクニ
紅莉栖「!!!!!!!!!!!!!!」
紅莉栖「ふわぁぁぁぁぁぁぁっ!! これぇっ、これぇぇぇっ!!」ピクピク
ブィーン
クニクニクニ
紅莉栖「いやぁぁぁっ!! ダメぇぇぇっ!!」ピクピク
ブィーン
クニクニクニ
紅莉栖「イ、イくッ!! イくぅッ!! こんなの耐えられないぃぃぃッ!!」ピクピク
ブィーン
クニクニクニ
紅莉栖「ああっ、あっ、はゎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」ビクン!! ビクン!!
岡部「……全身を痙攣させてイったようだな。だが、UFOを外してみてもおっぱいは出ていない……」
岡部「実験は失敗か……」
紅莉栖「はぁ……はぁ……これ、かなり、危険かも……意識飛びそうに、なった……」
鈴羽「やーっと終わったの。もう、うるさくて仕事になりゃしないよ」
鈴羽「せっかく店長と綯が家族旅行で居ないからゆっくりできると思ったのにー」
岡部「す、鈴羽!? というか、言ってることがムジュンしているぞ!」
紅莉栖「ふぇっ!?!? 阿万音さん、そこに居るの!?」
鈴羽「うわーっ、牧瀬紅莉栖、エロエロだね」
紅莉栖「えっ?……」
紅莉栖「……ぎゃあああああああああああ!!!!!!!!」
鈴羽「お、落ち着いて! 別にみんなに言いふらしたりしないよ!」
岡部「写真を撮って@ちゃんにうpしたりもせんから安心しろ」カシャ
紅莉栖「いやぁぁぁぁぁぁ……うぐっ……えぐっ……」ポロポロ
鈴羽「ガチ泣き……なんか、ごめん」
岡部「す、すまん。写真は冗談だ、お前の目も当てられないほどあられもない姿は写していない!」
紅莉栖「びええええええええ!!!!!!」
岡部「というか鈴羽よ! 来るなと言ったではないか! まったく、何しにきたのだ」
鈴羽「いや、未来が変わったかなーと思ってさ」
岡部「変わってないからそんなセリフが言えるんだろうが」
鈴羽「あそっか。失敗失敗」
鈴羽「でも、ということは牧瀬紅莉栖の乳首から母乳は出なかったんだね」
紅莉栖「うぅっ……うわぁん……」
岡部「泣くな……助手よ……」
鈴羽「うーん、でも、まだ1度失敗しただけだよね!」
岡部「えっ」
鈴羽「立て続けにもう1回やれば、出るかもしれないよ! おっぱい!」
紅莉栖「えっ」
紅莉栖「ちょ、ちょっと! もう私限界よ色々と! ってか早くこの手錠とアイマスク外しなさい!」
紅莉栖「力が抜けて、手錠が外せないのよっ!」
鈴羽「あ、ついでにあたしの乳首も試す?」
紅莉栖「ふぇっ!?」
岡部「何を言っているのだお前は」
鈴羽「いやぁ、あたしと牧瀬紅莉栖の4つの乳首を同時に責めれば成功確率が上がるかなーって」
岡部「なるほど……一理ある」
紅莉栖「ねーよ!! 何しれっととんでもないこと考えてんのよあんたたち!!」
岡部「では鈴羽、エロスティーナの横に上半身裸で寝ろ」
鈴羽「オーキードーキー♪」ヌギッ
紅莉栖「エロスティーナ言うなぁっ! って今はそんなことはどうでもいい!」
紅莉栖「あ、阿万音さん、あなた、脱いだの……!?」
鈴羽「うん? もちろん!」
岡部「安心しろ助手。鈴羽と貴様の乳比べなどせんわ」
鈴羽「あ、でもあたしのほうがちょっとおっきいね!」
紅莉栖「あんたらわざとやってるだろ! 後で見てろ……!」
岡部「では、鈴羽と助手のあいだに俺が入り、揉む。外側の乳にはUFOをひとつずつつけてやろう」
鈴羽「わーい」
紅莉栖「頭おかしい……頭おかしいよ……」
岡部「まずローションを塗って……ん? 鈴羽、お前もう乳首が勃っているではないか」
鈴羽「えへへ……下で牧瀬紅莉栖の喘ぎ声を聞いてたら、ちょっと抑えきれなくて///」
紅莉栖「お、女の子にオカズネタにされてしまった……」
岡部「ならば話が早い。最初から全力で行くぞっ!」カチッ
鈴羽「おーっ!」
紅莉栖「えっ!? ちょ、ちょっとおかべ―――」
ブィーン
クニクニクニクニクニクニクニクニ
紅莉栖「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」ピクピク
鈴羽「なにこれぇ!! すごっ、ふっ、ふぁぁぁ!!」
岡部「そして同時に俺の両手で乳首を刺激するッ!!」コリコリコリコリ
ブィーン
クニクニクニクニクニクニクニクニ
紅莉栖「さっきイったばっかなのにぃぃぃっ!!……あぁんっ!!」ピクピク
鈴羽「あ、頭がおかしくなりそうだよ……!!……きもちぃっ!!」
岡部「(俺はさながらステレオ喘ぎ声のディスクジョッキーだな)」ピンピンピンピン
ブィーン
クニクニクニクニクニクニクニクニ
紅莉栖「またイくぅッ!! おかべ、おかべぇ!! イっちゃぅぅぅぅッ!!」ビクン!!
鈴羽「んッ!!……ぁうッ……あッ……んぁあッ!!」ビクン!!
岡部「……イけよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」コリコリコリコリ
ブィーン
クニクニクニクニクニクニクニクニ
紅莉栖「ッ――――――――!!!!」ビクン!!ビクン!!
鈴羽「あっあっ、あっッ、ああっ! あッあッあアァアアアッ!!!!」ビクン!!ビクン!!
―――――――――――
2010.08.16(Mon) 17:34
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
紅莉栖「すぅ……すぅ……」
鈴羽「ぐぅ……ぐぅ……」
岡部「……2人とも、仲良く寝ているな」
紅莉栖「おかべぇ……らいしゅきぃ……」
鈴羽「おじさん……もっとぉ……」
岡部「どんな夢を見ているんだ、まったく」
岡部「実験は失敗だった……結局、紅莉栖の乳首からおっぱいが出ることはなかった」
岡部「だが、俺は確信した」
岡部「今俺が知っている知識――紅莉栖のウィークポイント――をもってすれば、より深い快楽と愛情を紅莉栖に与えることができる」
岡部「ただ、これ以上紅莉栖の肉体に負荷をかけて大丈夫だろうか……」
岡部「それに俺は既に無一文、新しいタオルを買うことすらできない」
岡部「……タイムリープ」
岡部「タイムリープすれば! 紅莉栖の乳首がまだ何者にも犯されていないタイミングまでタイムリープすれば!」
岡部「……俺はもっと上手く、かつ優しく、迅速に結果を出すことができるのではないか?」
岡部「タイムリープができるのは48時間以内……」
岡部「そう言えば、すべての始まりは2日前の夕方だったな」
岡部「……そうだッ! あの時たしか俺は、ケータイを耳に当てたまま寝ていたのだった!」
岡部「ならばッ! そこへのタイムリープなら確実ッ!!」
岡部「なんたる偶然……!! なんたる僥倖……!!」
岡部「跳ぶのは最大値の48時間、これなら―――」
――――――――<回想>―――――――――
紅莉栖『忘れないで』
紅莉栖『データを送るのは最大で1度に48時間まで』
紅莉栖『それ以上過去に送ると、脳の状態の齟齬が大きく、コピーが失敗する可能性があるわ』
紅莉栖『タイムリープマシンは、絶対安全とは限らないのよ』
紅莉栖『場合によっては、あんたの存在そのものがなくなる可能性だって……』
―――――――――――――――――――――
あーなるほど
岡部「……俺が跳ぶのは紅莉栖の指定した48時間ちょうど」
岡部「成功する確率は50%、失敗する確率も50%の境界線だ」
岡部「……何を迷っているのだ、鳳凰院凶真」
岡部「お前は、愛しい女に背負うだけ背負わせて、自分は楽をしようというのか?」
岡部「ククク、確かにそれもマッドだ。だがな―――」
岡部「この鳳凰院凶真に、゛逃走゛の二字はない……ッ!!」
岡部「そうと決まれば、開発室でタイムリープの準備だッ!」
岡部「……さらばだ、この時間の2人」
岡部「俺は必ず、世界を、変えてやる……ッ!」
ピシャッ
鈴羽「うぅん……あ、あれ? あたし、寝ちゃってた……」
紅莉栖「うへへ……そこはぁ、だめなのぉ……」ムニャムニャ
鈴羽「岡部倫太郎は、あのカーテンの向こうか。牧瀬紅莉栖の様子からすると、また失敗したみたいだね」
鈴羽「……待ってよ。もしかしたら、もしかすると……」
鈴羽「―――本当は、牧瀬紅莉栖の乳首からおっぱいが出る必要はないんじゃないかな?」
鈴羽「必要なのは、そうじゃなくて、たぶん……」
鈴羽「岡部倫太郎の脳に、『牧瀬紅莉栖の乳首からおっぱいが出た』と認識させること」
鈴羽「要は、騙しちゃえばいいんだ。世界を騙すんだ」
鈴羽「それにはどうしたらいいか……今、牧瀬紅莉栖は幸せそうに淫夢を貪っている……」
鈴羽「そして何故かテーブルの上に練乳が置いてある……」
鈴羽「この練乳を牧瀬紅莉栖の乳首にちょっと垂らす」チョロッ
紅莉栖「ひぁっ……」
鈴羽「……これでよし。牧瀬紅莉栖! 起きてよ! 君は、成功したんだ!」ユサユサ
紅莉栖「性交……? ふぇっ!? う、嘘でしょ!?」
鈴羽「嘘じゃないよ! 自分の乳首を見てごらん!」
紅莉栖「え……な、なんぞこれぇ!? おっぱいが、おっぱいが出てる……ッ!!」
紅莉栖「私、妊娠したの……!?!?」
鈴羽「い、いや、まだ妊娠はしてないと思うよ……」
鈴羽「そんなことよりほら! 岡部倫太郎に報告しないと!」
鈴羽「そのために君たちは、2日間も実験してたんだろ!」
紅莉栖「そ、そう! そうだった!」
鈴羽「岡部倫太郎は開発室の中だよ!」
鈴羽「さぁ、行って!」
紅莉栖「う、うんっ!」タッ
シャァァッ(カーテンを開ける音)
紅莉栖「おかべぇ!!」
岡部「く、紅莉栖!? い、今はマズイ! 離れろ!」
バチバチバチバチバチッ
岡部「(くそっ、放電現象が……!!)」
紅莉栖「あのね! 聞いて!」
紅莉栖「私の乳首からおっぱい出たぁ!! おっぱい出たよぉ!!」ポロポロ
岡部「な―――――――――――――――――――――
ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン(タイムリープ特有のSE)
―――――――――――なに!? 紅莉栖の乳首からおっぱいが!?」
岡部「なに!? 紅莉栖の乳首からおっぱいが!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443943859/)(ループ用)
2010.08.14(Sat) 17:52
わりと平和な世界線
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岡部「ってあれ? なんだ夢か。ふぅーびっくりした」
ダル「……オウフ」
まゆり「えっと……」
紅莉栖「……オノレは開口一番何を叫んどるかー!!!!!」ズドン!!
岡部「ひでぶっ!? よ、洋書の角は痛いッ!! やめてッ!!」
紅莉栖「う、うるさい!! 出る訳なかろーが!! なんつー夢見てんのよ!!」
岡部「そ、そんなもん、俺の夢に言ってくれ!! 不可抗力だろうが!!」
紅莉栖「深層心理ではイヤらしいこと考えてるんでしょ!? エロ同人みたいに!! エロ同人みたいに!!」
ダル「大事なことなので2回言いました!」
まゆり「まゆしぃはガッカリなのです……」
――――――――
――――
――
・・・
岡部「……だが、『紅莉栖の乳首からおっぱいが出た』というセンテンスに何かが引っかかるのだ」
・・・
岡部「あの時たまたま脳裏をよぎったのが紅莉栖だっただけなんじゃないか、と」
・・・
岡部「またここか……」
・・・
鈴羽「ほ、ホントにキミ、童貞なの? 無駄に上手だね……あはんっ」
・・・
岡部「洗濯バサミの使用も考えたが、あれは初心者がやるととんでもなく痛いだけだから却下した」
・・・
岡部「だが、俺は確信した」
・・・
無限ループって怖くね?
――
――――
―――――――
『5889回目がやられたか』
『ククク……だが奴は我ら鳳凰院凶真の中でも一番の小物』
『……俺だ。どうやらミッションは失敗したようだ』
『だが、紅莉栖の乳首からおっぱいが出ないからと言って、この俺は諦めたりしない』
『なにしろ、大切なラボメンが俺を信じて待ってくれているのだからな』
『5890回目の俺、後は任せたぞ』
『―――エル・プサイ・コングルゥ』
終わりの無いのが終わり
乙まゆしぃのおっぱいは俺に任せろ
読んでくれてありがと
ちなみにU.F.O.は値段が高いわりに壊れやすいから気を付けて
さすが未来ガジェットっていうか使ったことあるのか>>1よ
過去作晒します
<シュタゲ>
・岡部「潰瘍性大腸炎だと……!」
※現在では検査、治療、服薬等、医学が進歩したためもっと楽で効果的になりました
・【シュタゲSS】 無限遠点のデネブ
※ミスが多い
・ルカ子「毎日毎日、チクニーが止まらないんです……」
・ハルヒ「IBN5100を探しに行くわよ!」
※主人公はハルヒ、設定がシュタゲのクロス。長い
・紅莉栖「シュタインズ・ゲート・ゼロが発売&アニメ化されるけど」岡部「ほう?」
・ダル「本当は?」紅莉栖「岡部を愛してる」
・鈴羽「そして『あたし』は生まれ変わる」
↓続き物
・鈴羽「あたしの生まれた日」
<その他>
・古泉「本当は?」ハルヒ「キョンを愛してる」
・【艦これ】漣「本当は?」曙「提督を愛してる」
・【艦これ】吹雪「鎮守府ぐらし!」
※閲覧注意
乙
SS読んで声出して笑ったのは久しぶり?
乙
あのクソ真面目で面白かったハルヒクロスと同一作者とは思わなかった
>>95秘密。あとまゆりのおっぱいは任せた
>>97笑ってくれたなら嬉しい
来年辺り、オカリンが女の子だったら(Dメールで性別変えるんじゃなく、ハニー・ポッター的なもの)を書いてみようと思ってる
その時はよろしく
ハルヒクロスの作者だったのか……方向性が180度違うから全く気が付かなかった
乙
おつぱい!
乙
また楽しみが一つ減ったお
1/2外しすぎぃ
乙です!
乙。
ハニー・ポッター懐かしいな。
あの人だったか
面白かったぞ乙
乙
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