レルミン「ふはははははは この世界は俺が貰った!」
灯真「……誰」
レルミン「誰って……魔王だよ」
灯真「いやいやいやいや……」
灯真「いきなり現れて……それはシャレにならないよ……もしかして本当の魔王?」
レルミン「いぇす☆」
灯真「えっ……」
レルミン「なんだその気違いを見るような目は……しょうがない……俺の力を見せてやるよ」
レルミン「ほれっ」ヒョイ
レルミンが人差し指をちょいと振ると
灯真の散らかっていた部屋が一気に片付いた
灯真「うお!! すげえ!」
レルミン「ふはははは どうだ 少しは信じる気になったろう? 俺は魔王なのさ」
灯真「てか、どっから入ってきた」
レルミン「いやさ、その 新天地開拓しようと思ったら」
レルミン「まず時空を歪めようと思ったけど思い通りには、いかなくて」
レルミン「迷子になっちった★」
灯真「なっちった★じゃないよ……魔王ならもっと、こう……」
灯真「賢い筈だけどなあ……」チラッ
レルミン「なんだと 馬鹿にすんのか 俺がここ開拓したらお前は奴隷一号にしてやるんゴ」
灯真「やめてください」
灯真「それより 魔王。 ここ俺の家だからさっさとどっかいってくんない?」
レルミン「……?」
レルミン「このちっこいのが君の家なの?w」
灯真「なんだと……」
レルミン「メイドとかいないの?」
灯真「いないよ そんなの」
レルミン「貧乏なんだね……」プッ
灯真「……」
レルミン「うぇ……?」テロリンテロリンテロリン♪
灯真「ん、どうした?」
レルミン「テレパシーメールが来た」
灯真「テレパシー……めーる?」
レルミン「魔王様……今すぐ帰って来て下さい……国が……」
レルミン「……(°ロ°)……」
灯真「どうした魔王 固まってるぞ」
レルミン「俺の国が崩壊したんご……」
灯真「ぷぎゃーwwwww」
レルミン「首謀者は昨日捕らえた勇者 賢者、魔法使い」
灯真「なんか……お気の毒……」
レルミン「チッ、やられた! ……俺一人じゃ少々厳しいかな」
レルミン「星を爆発させてもいいけど……メイド達がいるからなぁ……」
灯真「嫌な予感……」
レルミン「名前も知らないここの住民よ 一緒に国を取り返さない?」
灯真「とうまです いやです」
レルミン「……よし ここの星爆破すっか」
灯真「うわ、脅された」
レルミン「いいから一緒に来いってんだよ」
灯真「勇者手伝うんだったら喜ぶけどなぁ……魔王はちょっと……しかも異次元の世界だし」
レルミン「異次元じゃないよ 神隠しの世界だけどね」
灯真「なにそれ」
レルミン「手伝ってくれるなら教えるよーん」
灯真「手伝うから教えて」
レルミン「手伝うんだな? よーし契約だ」
灯真「契約……」
レルミン「もし国を取り戻せなかった場合灯真には死んでもらいます……っと」ポン
灯真「ちょとまてちょとまて 死んでもらうって……」
レルミン「生憎こっちの世界は情報は機密にしなきゃ駄目なんだ すまんね」
灯真「……手伝わなきゃよかった」
レルミン「まあ俺のいる世界を簡単に言うと」
レルミン「神隠しされた人物や物が住んでる世界だな」
灯真「へ?」
それなんて幻想郷?
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