ほむら「赤色の英雄」 (7)

 このSSはまどマギとロックマンゼロのクロスオーバーです。
 ネタバレ、キャラ崩壊にご注意。
 書き溜めは殆どないので亀進行。自由気ままにやっていきたいと思っています。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443021328

 ー衛星軌道上、ラグナロクー

バイル「人形、如きにぃ…!」

ゼロ「……っ……」

バイル「滅べ、滅んでしまえぇぇぇ………!」

ゼロ「…断る…」

ゼロ(済まない、シエル)

ゼロ「滅ぶのは――お前だ」

 駆け、輝く大剣を一閃する。
 一際大きな爆発が、世界を白く染め上げた。

 暗転。

 ー見滝原市某所、魔女結界ー

ロベルタ(鳥かごの魔女)『aaaaaaaaaaaaaaaaaa‼︎‼︎‼︎』

ほむら「…………」

 カチッ、と音を立てて自分以外の時間が止まる。
 動くものは自分だけ。ほむらは盾から取り出した機関銃を乱射し、手榴弾のピンを歯で抜いた。

ほむら「これで…!」カチッ

 時間停止を解除。
 直後、轟音が辺りを支配した。

ロベルタ『aaaaaaaaa……aaa……』

ほむら「…倒せたようね。グリーフシードを回収したら撤収するとしましょう」

ほむら「……? コレは…?」

 屈み込んだほむらの目線の先。
 そこにはグリーフシードと――それとは全く違う形状の、黒色と赤色に輝く鉱石が落ちていた。


ほむら(これもグリーフシード? けれどこんな形状のもの、見たことがない)

ほむら「これは…一体」

??『お前は…?』

ほむら「っ!?」

 突然脳裏に響いた声に、辺りを見回す。
 人影も気配もない。テレパシーかと思ったが、それも微妙に違う気がする。

 それなら、今の声は―――まさか。

ほむら「今の声は…あなたの?」

??『あぁ』

 鉱石に向かって話し掛けるとそんな返答があった。

ほむら(タイミング的にも間違いない。この声の主はこの鉱石みたいね)

ほむら「あなたは、一体?」

??『オレは……』

ゼロ『…ゼロだ』

英雄ってのは英雄になろうとした瞬間に失格らしい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom