注意
微妙にリョナ要素が入ってます。
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あwwwすまぬ酉入れ損ねたwwww
俺「・・・・・・・・・」ボコッボコッ
妹「ああっ!」
俺が妹の腹を殴り続けた。すると、妹が吐瀉物を撒き散らした。最悪だ、俺の部屋を汚しやがって。
妹「うっ・・・うっ・・・。・・・お兄ちゃん、どうしてなの・・・?」
妹が泣きながら聞いてくる。俺はそれを無視し、答えを待つ妹に向かって蹴りを入れた。
妹「うっ!」
鳩尾に当たったのだろう。妹はお腹を抱えるような格好で身体を折り丸まった。
芋うと「おにーちゃん!ポテチ!」
兄「ああ」
兄「またポテチか。共食いかよ」
芋うと「じゃポテロング」
兄「じゃがりこにしておけ」
特に妹を殴りたい理由なんかはないわけだが、とりあえず殴りたくなった。強いてあげるなら、俺を慕い従順である彼女がどこまで俺を信頼できるのか
試してみたくなったのだ。この暴力で妹が俺から離れるようなら所詮その程度の思いだったのだろう。
俺「・・・・・・・・・」ボコッ
妹「うっ!・・・お兄ちゃんごめんなさい、・・・私が何かしたなら謝るから・・・」
俺「・・・・・・・・・」ボコッ
妹「ぐっ!・・・ふっ・・・うぅっ・・・」
さて、盛大にフィニッシュといこうか。妹の襟を掴み俺の目の前まで引き上げ拳を後ろへ振りかぶる。
妹「えっ・・・。お兄ちゃ・・・」
俺「・・・・・・・・・」ゴスッ
力いっぱい訳だが、漫画のように豪快に吹き飛ぶような事もなく妹は尻餅をつくような形で後ろに倒れた。
妹「痛いよ・・・。・・・どうしてなの?・・・お兄ちゃん・・・」
そろそろ頃合かな。俺は正気に戻った演技をする。
俺「あっ!すまない!許してくれ!なんだか急に・・・その・・・お前を・・・。本当に悪かった!」
妹「・・・え?」
我ながら下手な演技だなとは思う。それよりも、妹はどういった反応をしてくれるのだろう。気になる。
俺「痛かったよなぁ?ごめんな?俺もさっきまでの自分が自分じゃないみたいで・・・。もうこんな事にならないようにする。どうか許して欲しいんだ」
自分の机にあるハンカチを取って鼻から流れる血を拭ってやろうとする。
しかし、妹は身体をビクッとさせ、俺から避けるように身体を捩った。
俺「・・・妹。本当に俺は・・・すまない事をした。許してくれ」
妹「・・・」
怯えながらも俺に身体を許したようだ。抵抗もなかったので、俺は妹の鼻血を拭う。
俺「お父さんもお母さんも、事故に遭って死んじまっただろ?俺にはもう・・・お前しかいないんだ」
妹「・・・うん・・・」
一ヶ月前に両親は死んで今は祖父の家にいるのだ。祖母は死んでいる。祖父は仕事が忙しく殆ど家を空けている。実質俺と妹の二人暮らしのようなものだ
った。
妹しかいないと意識させて、妹のお人よしの性格と面倒見の良さを利用する。これが他人ならすぐに警察に行っているんだろうな、と思う。
俺「すまなかった。俺のせいで・・・。怪我の治療、しような?確か救急箱が下の階に・・・」
妹「いいよ・・・お兄ちゃん。一人でするから・・・」
俺「悪いな・・・」
妹「・・・うん」
妹の吐瀉物を掃除する。俺が妹にこうさせたんだから俺が掃除するのが当然だからな。
かなりの時間がかかったような気もする。夜も深くなっている。もう妹は寝たかな?まあ、今日はこの程度でいいだろう。
俺「さて、俺は寝るとするか」
俺も寝ようと思います。
今日はここら辺でー。
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