キョン「…は?」
ハルヒ「だから下の名前で呼ばないでって言ってるの。濡れちゃうから」
キョン(何言ってんだべこいつ)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438694391
ハルヒ「で?何の用?」
キョン「ここの数学の問題なんだが…普段なら放っておくところだがテストも近いしな ちょっと教えてくれないか」
ハルヒ「その程度の問題自分で解きなさいよ。私に頼らないでよ勘違いしちゃうから」
キョン(何を勘違いするんだ…?)
キョン「そんなこと言うなよ。前は教えてくれたじゃないか 古泉に聞くのは癪だし長門は分かりにくいし」
ハルヒ「何?私だけが頼りってこと?私がいないと辛くて生きていけないってこと?情けないわねぇ。ハグしていい?」
キョン「なんで生きていけない問題にまで発展するんだ」
ハルヒ「そこまで頼まれちゃ仕方ないわね。もう下洪水だけど我慢するわ。私は早くトイレに行きたいのに」
キョン「そうなのか?だったら先に行ってこいよ。俺が勝手に頼んだことだし俺のことは後回しでいい」
ハルヒ「あぁもうその優しさが心に染みる。じゃあ行ってくるわね」
キョン「おう待ってるよ」
ハルヒ「そんなこと言わないでよやばい漏れちゃう!」ダッ
キョン(そ、そんなに我慢してたのか?なんか悪いことしちまったな)
キョン(なーんか今日はあいついつにも増して訳わからんこと言ってるな。勉強教えてもらえるのはありがたいが)
ハルヒinトイレ(あーどうしようこの下着…もうノーパンで行っちゃう?行っちゃうか!?)
俺はこういうのを待っていた
キョン「お、戻ってきたか。ん?どうしたなんか様子が…」
ハルヒ「気の所為よ。そういう些細なところに気が回るのも大好きだけど、気の所為よ」
キョン「そ、そうか…ここの問題なんだが…」
ハルヒ「ちょっ、あんま近付かないで!」
キョン「お、おお…悪いな…」
ハルヒ(やーばいスースーするー!)
ハルヒ「ここはこうして…」
キョン「あぁなるほど…流石だな…」
ハルヒ「え?何?」
キョン「いや流石だなって」
ハルヒ「あー!私を褒めないで。私の身体から水分を一滴残らず奪い取る気?こんな問題解けなくてどうすんのよ。本当に赤点取っちゃうわよ?」
キョン「そうだよぁ…ちょっとやばいかもなぁ…」
ハルヒ「そんな落ち込んでるキョンも母性を擽られるし可愛いけども、補習で団活来れないとか許さないんだからね!?」
数十分後
キョン「ありがとなハルヒ おかげで助かった」
ハルヒ「っ…!」ビクゥ
キョン「ど、どうした?」
ハルヒ「何でもないわ。早く団活行くわよ。みんな待たせちゃってるしね。もうその一言のお礼だけであと一週間は何も食べずに生きていける」
キョン「そうだな 結構時間食っちまった」
ハルヒ「お待たせー!」
キョン「うーす」
みくる「あ、キョン君涼宮さん。今お茶入れますねー」
キョン「ありがとうございます」
ハルヒ「アッツアツのやつね!私とキョンの様に!ちょっと喉乾いちゃった!」
古泉&長門「oh…」
兄妹ssでこんなのあったな
期待
古泉「涼宮さん…どうかしたんですか?」ヒソヒソ
キョン「顔が近い」
古泉「おっと失礼。何か涼宮さん様子がおかしくありませんか?」
キョン「そうか?あいつはいつもおかしいだろ。あぁ今日もお茶が美味い」ズズ…
古泉(ぶん殴ってやろうか)
ハルヒ「キョン!あんたのお茶貰うわね!私の無くなっちゃった」バッ
キョン「あ」
ハルヒ「何?関節キッスとか気にしちゃってんの?私は寧ろ口移しでもどんとこいなんだけど」(キョンの味がする!さっきの100倍美味しい!)
キョン「おいハルヒ、無くなったのなら朝比奈さんにおかわりを頼めばいいだろうが」
ハルヒ「そんなに私を攻めないで、興奮しちゃうから。みくるちゃんに頼むよりこっちの方が早いからよ」
キョン「まぁそりゃそうだが…というか「せめる」の漢字がおかしいぞ」
ハルヒ「何で喋ってるのに変換が分かるの!?もしかしてあんたエスパー!?かっこいいサイン頂戴!」
長門「…口語での漢字変換の指摘…やはり自立進化の可能性はまだまだ残されている」
キョン「俺は普通の人間だし、俺のサインなんか一銭の価値もないぞ」
ハルヒ「オークションとかに出せば寧ろ貰ってやるから金払えって言われるでしょうね」
キョン「そこまで言うことないだろ…」
ハルヒ「でも安心してキョン。私ならサインでなくてもあなたの書いたものなら例え早口言葉でもお金を出して買うわ」
キョン「何で早口言葉なんだよ意味わかんねえよ」
ハルヒ「隣のキョンはよくかきくうきゃくだ」
キョン「俺を隣に置くな。っていうか言いにくっ」
ハルヒ「キョンの…間違えた今日の活動内容はこれよ!」バン
キョン「さっき早口言葉をすらすら言ってたのに噛みやがった!」
ハルヒ「しょうがないじゃない!ずっとキョンのこと考えてるんだから!話がそれたわね。あぁこれは今日と言うより明日のことなんだけど、キョン!キョンは何日!?」
キョン「今日は何日?の間違いだろ 7月6日 」
ハルヒ「そのツッコミその的確かつ素早い回答!結婚しましょう!そうつまり明日は七夕!去年の様に私が笹を持ってくるからみんな願い事を考えとく様に!」
ちなみに今二年生です
続きは明日
乙
期待
この酉はやめておいたほうがいい
だな
すまん
これかな?
ちがった
\(^o^)/
悲C
てす
ほんとすまん
これだろ
酉ガバガバじゃねーか
>>1です
夜に続き書きます
はい
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
ト、;:;:;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
{::ト、:;:;:;:;:;:` '' ー―――;:;: '|
l::l . 丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
',:i r- 、、` ' ―――一'' " .|
|| ヾ三) ,ィ三ミヲ | 麻呂が
lj ゙' ― '′ .|
| , --:.:、:.. .:.:.:.:..:.:... | このスレを
| fr‐t-、ヽ. .:.:. '",二ニ、、|
l 丶‐三' ノ :ヾイ、弋::ノ| 見つけました
', ゙'ー-‐' イ: :..丶三-‐'"|
', /.: . |
', ,ィ/ : .:'^ヽ、.. |
',.:/.:.,{、: .: ,ノ 丶::. |
ヽ .i:, ヽ、__, イ _`゙.|
,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ|
_r/ /:.`i ヽヾェェシ/ |
_,,. -‐ '' " ´l. { {:.:.:.:', `.':==:'." |
一 '' "´ ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒ ,|
ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ |
`丶、 ``"二ユ、_,.____|
>>32
場違い
wktk
てす
キョン「やれやれまた16年後の25年後へのお願いか?お前の無茶な願いがちゃんと叶ってるのか確かめてみたいもんだ」
ハルヒ「え!?それってプロポーズ!?16年後も25年後も私のそばに居てくれる的な!やばい嬉しくて死んじゃいそう!いや死んでたまるか!叶ってるに決まってるでしょ!織姫様と彦星様パワーなめんじゃないわよ!」
キョン「まぁお前の場合本当に叶えちまいそうなのが怖いんだよな…16年前っつーとお前もまだ赤ん坊で願い事なんかもしてなかっただろうしな」
ハルヒ「もう赤ちゃんの話?気が早いって!もう名前は100通りくらい考えてあるけど!」
古泉「能力のことはくれぐれも…」
キョン「わーってるよ今更」
長門「…」パタン
ハルヒ「あらもうこんな時間。キョンと一緒の空間にいると楽し過ぎて時間が経つのが早いわ!じゃあおつかれ!最後の人戸締りよろしくね、解散!」
キョン「んじゃ…俺も帰るか」
みくる「着替えますのでお先にどうぞ」
キョン「わかりました。また明日」
みくる「はい!」
古泉「まてこら俺は今日の内に話があるんだよ」
キョン「なんだその口調一人称まで変わってんぞ」
支援
学校中庭にて
キョン「なんだ話って。コーヒー奢ってくれるっつーから来てやったが俺はもう帰りたい」
古泉「まぁまぁそう言わずに。部室でも言いかけましたが、涼宮さんのことです」
キョン「まぁお前の話っつったら大体それだわなどんだけハルヒのことが好きなんだよ」
古泉(うわマジ殴りてー)
キョン「どうした?顔怖いぞ?部室でも言ったろ、別に俺はハルヒに異変を感じたりはしてない」
古泉「本気で言ってるんですか?今日の涼宮さんなんかやけにあなたに対して…そう、言ってしまえばデレデレというか」
キョン「なんだそんなことかよ。俺も最初は少し気になったが別にどうでもいいだろそんなの。誰か困るのか?」
古泉「いえ…そう言われると別にどうということはないんですが…」
キョン「そうだろ?わかったらさっさと帰れ。みんなお前との会話パートなんか望んじゃいないんだよ」
古泉「…みんなって誰だよ。何か話を逸らされた気がするし。わざとだろこの野郎」
きゅーけ
1レス1デレを目指してたけどそう上手くは行かないか
乙
古泉や長門、みくるもデレさせればいいんじゃね?
乙んつん
次の日教室
キョン「おはようー」
ハルヒ「遅いわよ。ていうか挨拶しないで。元気を貰いすぎて眠れなくなっちゃう。」
キョン「そりゃいいことだ。お前授業中寝てばっかりだしな」
ハルヒ「私はキョンの後ろの席なのにどうしていつも寝てるって知ってるの?もしかしてずっと見てくれてるの?恥ずかしい嬉しい死んじゃいたい!」
キョン「韻を踏むな。そして死ぬな。あとずっと見てなくてもそのくらいわかる」
ハルヒ「そうね。私達レベルになると少し見るだけでお互い通じあっちゃうものね。以心伝心だものね」
キョン「いや…後ろの席の奴が寝てるかどうかくらい以心伝心しなくてもわかると思うんだが…」
岡部「ホームルームをはじめるぜヒャッハー」
とある授業の休み時間
ハルヒ「ねぇキョン」
キョン「なんだハルヒ」
ハルヒ「だから下の名前で呼ばないでって言ってるでしょ!今日は下着の替え持ってきておいてよかった!」
キョン「で?なに?」
ハルヒ「そんなそっけないキョンも愛おしい…願い事、ちゃんと考えてきたでしょうね?」
キョン「あ…」
ハルヒ「まさか考えてこなかったとか言うんじゃないでしょうね?」
キョン「す、すまん…」
ハルヒ「そんなおっちょこちょいなキョンにもキュンと来ちゃう。いい?団活始まるまでにはちゃんと考えておきなさいよ!」
キュン「へいへい…」
キョン「…今俺の名前表記おかしくなかった?」
ハルヒ「気の所為よ」
ハルヒ「お待たせ!」バッコーン
キョン「なんだよバッコーンって…遅かったな、どうしたんだ?」
ハルヒ「どうしたって…キョンがあんなことしてくるからトイレに行ってきたのよ」
みくる「あんなこと…?トイレ?」
キョン「誤解を招く言い方をするな。勉強を教えてもらっていただけだろうが」
ハルヒ「だって…!πを…あんな…!」
古泉「ぱい…?」
キョン「πだ古泉。数学の」
長門「それとトイレに行くこととなんの関係が?」
キョン「知らん」
長門「そう」ペラ
ハルヒ「トイレにも行ってきたけど、それにこれ!笹を持ってきたから遅れたのよ!」
古泉「あぁ、そうでした。今日は七夕でしたっけ」
ハルヒ「その通り!みんな考えてきた!?じゃあこれ短冊!キョンももう考えたわよね?」
キョン「ん?あぁ」
ハルヒ「何を願うの?」
キョン「それは書き終えてからのお楽しみだ」
ハルヒ「焦らしプレイ…そそるわ…」
キョン「これ焦らしプレイって言うの?」
はい、もちろん焦らしプレイとかではなく、ただ続きを考えてないだけです
行き当たりばったりで書いているので終わり方も全く想像出来ません
それ故どこか矛盾が出てきたりするかもしれませんが御容赦下さい
なんかこんな終わり方がいいとかありませんかね?
おーけーおーけー
夢落ち物語落ちゲーム落ちガモウヒロシエンドと好きな終わりがあるぞ
とりあえず国木田
てす
ハルヒ「出来たらそこの笹に吊るしてちょうだい!」
キョン「どれどれ…みんなの願い事は…去年と大して変わってないな…適当にやりすぎだろ。まぁ俺もだが。うん?ハルヒの…」
『もしもボックスが欲しい』
『団員みんなの願いが叶って欲しい』
キョン「こんなん泣くわ。お前一年ちょっとで成長しすぎだろ」
ハルヒ「もっと褒めて!あぁやっぱり褒めないで…替えの下着まで駄目になっちゃう…」
キョン(我らが団長様は色んなことをへて団員思いのいい団長になったらしい。うんうん)
ハルヒ(団員全員ってのは照れ隠しで本当はキョンの願いさえ叶えばどうでもいいなんて言えない!全員叶うならにそれに越したことはないけど!)
長門「今更照れ隠しって何のこっちゃ」
ハルヒ「みんな16年後と25年後までちゃんと覚えておくのよ!さて、時間が少し余ったわね」
みくる「何かするんですかぁ?」
ハルヒ「うーん…今日のメインは七夕だったし…暇つぶしにしりとりでもしましょう!」
キョン「まぁいいか…することもないしな順番は?」
ハルヒ「ここにあみだくじがあります」
キョン「準備いいな!最初からそれやるつもりだったんじゃねえの!?」
ハルヒ「まぁね。流石私の夫。私の考えてることなんてお見通しってわけ?」
キョン「まぁ、そういうことだ」
古泉(!?いや突っ込めよ!)
ハルヒ「さぁみんな!みんな選んて選んで!」
キョン(結果は古泉、朝比奈さん、長門、ハルヒ、俺の順番になった。みんなが名前を書いたあと、結果を確認する前にハルヒが紙を取り上げてしまったので本当の順番なのかは分からないが、支障はないしまぁいい)
愛のしりとり編スタート
ハルヒ「SOS団第一回しりとり大会スタート!古泉君!」
古泉「では、しりとりの『り』からいきます。『りんご』」
みくる「えーと…『ゴリラ』」
長門「『ライス』」
ハルヒ「『好き』」
キョン(ど、動詞!?)「き、『傷』」
古泉「『ズッキーニ』」
みくる「『にんにく』」
長門「『靴』」
ハルヒ「『妻!』
キョン「『マントヒヒ』」
キョン(何かおかしい。なんとなくそんな気がした。)
古泉「ヒール」
みくる「留守番電話」
長門「藁」
ハルヒ「ラブ!」
キョン「不器用」
古泉「産毛」
みくる「下駄」
長門「たこ」
ハルヒ「婚姻届!」
キョン「けん玉」
長門(いい加減にしろ)
古泉「まん…おっと、マット」
みくる「トイレ」
長門「連打」
ハルヒ「大好き!!!!!!!!!!!」
キョン「声が大きい。というかやっぱり動詞ありなのか?キング」
古泉「グルメ」
みくる「メール」
長門「ルアー」
ハルヒ「愛してる」
キョン「いややっぱり…流石にどうなんだ?」
ハルヒ「えっ…!じゃ、じゃあアイラビュー」
キョン「いやそれも…」
長門「ッチ」パタン
キョン(舌打ちした!?)
ハルヒ「あらもうこんな時間。また明日ね!解散!」
古泉(いつまで見せつけられるんだよこれ)
みくる(古泉くん…『まん…』でどうしてやめたんだろう…?)
愛のしりとり編終了
ふむこれは素晴らしい
続けたまへ
みくるぶりっ子してんじゃねーよ糞ビッチ!!!!!
好きは形容動詞またはナ形容詞では
>>58
頭の悪いキョンのせいにしといてください
いや間違えたのは私なんですけど
てす
数日後通学路
谷口「おっすキョン」
キョン「どうした友人B」
谷口「いや確かに出番ないけども!そんなあからさまなモブみたいに呼ぶなよ!」
キョン「ちなみに友人Aは誰だと思う?」
谷口「えーと…この前会った佐々木さん?」
キョン「国木田に決まってんだろ。あいつは親友枠だ」
谷口「くっ、まさか国木田より順番が下とは」
キョン「まぁあいつは中学からの付き合いだしな」
谷口「で、どうなのよ。その親友の佐々木さんとのその後は」
キョン「別に何もねーよ。無理矢理登場フラグ建てようとすんな。今まであいつの名前は一言も出てこなかっただろうが」
谷口「じゃあ俺が狙ってもいい?」
キョン「無駄だやめとけ」
谷口「冗談だよ。あの人からは微かに涼宮と同じ空気を感じる」
キョン「国木田に言わせりゃどちらも変わった人ってことになるのか」
谷口「登場フラグはしっかり建てたぜ。近いうちに修羅場を迎えるのさお前は。最近調子に乗りすぎだ。何か最近涼宮もお前にデレデレだし」
キョン「あっ、てめこの野郎」
ある休み時間
ハルヒ「今日は金曜日ねー」
キョン「そうだな。土日よりも金曜の方が個人的には好きだな」
ハルヒ「私もキョンのたくましい背中を見てられる時間がもう少しで終わると思うと寂しくなるわ」
キョン「普通金曜日には寂しさではなく期待を感じると思うのだが…というかお前ずっと寝てるだろ。前は俺の挨拶で寝れないとかどうとか言ってたくせに」
ハルヒ「あまり見すぎると興奮してくらくらしちゃうのよ。だからあれ貧血で寝てるの」
キョン「初めて知ったよ。衝撃の新事実」
国木田(ただ鈍感なのかスルースキルなのか)
SOS団部室
ハルヒ「明日も町で不思議探索よ!明日こそ絶対に…」
キョン「だから、宇宙人や未来人や超能力者なんているわけないだろ…」
ハルヒ(キョンとペアになる!)
長門「……」ペラ
キョン「俺の財布も軽くなっていくばかりだし…まぁ今更いいんだけどな」
ハルヒ「その器の大きさも大好き!その器に入りたい!すっぽりと!」
キョン「いや意味分かんねーよ」
みくる「お茶入りましたぁ」
キョン「あっ、ありがとうございます」
古泉「今日はババ抜きをしましょう」
キョン「いきなり2人で!?」
土曜日9時 いつもの喫茶店
キョン(くじ引きでなんとハルヒとペアになってしまった)
ハルヒ「ついにこの日が来たわ!キョンとペアで不思議探索!」
キョン「馬鹿な、このくじ引きは絶対ハルヒと一緒にはならないみたいな今までの風潮はどうしたんだ…」
ハルヒ「ふふん、この赤い爪楊枝、別名赤い糸が私達を引き合わせてくれたのよ!」
キョン「やれやれ」
ハルヒ「じゃあみくるちゃんと有希と古泉君は西側、私とキョンは東側を探索するわ!13時にこの喫茶店に集合!」
みくる「わかりましたぁ」
古泉(嫌な予感)
長門「…」スタスタ
ハルヒ「さて、映画館へ行きましょう」
キョン「不思議探索はどうした」
ハルヒ「ミステリー映画を見るのよ」
キョン「何か違うよなそれ」
ハルヒ「いいからいいから♪あぁ何て幸せなの」
キョン「はいはい、団長様が幸せそうで何よりですよ」
ハルヒ(2人きりのデート篇、突入よ!!!!!)
ところがどっこい、修羅場篇スタート
キョン(伏線回収…)
佐々木「やぁ、キョンじゃないか。奇遇だね。会いたかったよ。それに涼宮さんも」
ハルヒ「さ、さささささ佐々木さん…」
キョン(うわめっちゃ動揺してる!)
佐々木「おや、僕のことを覚えてくれていたんですか。光栄です」
ハルヒ「え、えぇ、久しぶりね」
キョン「よぉ佐々木。お前も映画を観に来たのか。一人か?」
佐々木「あぁ、何故か一人でここに来なければならないような気がしてね」
キョン「回収の仕方が雑だよ」
ハルヒ「あ!もうすぐ始まっちゃう!キョ、キョン!早く行かなきゃ!さようなら佐々木さん!また会いましょう!」ダッ
キョン「おい引っ張るな!」
佐々木「……」
佐々木って女が相手だとボクっ娘じゃなくなった希ガス
これは素晴らしい
機関銃のようにアプローチするハルヒかわいい
スクリーン「映画の撮影、録音は犯罪です...」
ハルヒ「……」
キョン「……」
佐々木「……」
ハルヒ(なんで隣にいんの!?)
佐々木「やぁ、また会ったねキョン」
キョン「そうらしいな…お前もこの映画を観に来たんだな」
佐々木「あぁそれにしても席も隣とはね」
キョン「そうだな、すごい偶然だな」
佐々木「いや…運命かな…」
ハルヒ(お前もそういうポジションなのかよ!!!!)
ハルヒ(まずい何とかしないと…私の!キョンが取られちゃう!)
キョン「運命?はは、いやすまん。あまり佐々木が言いそうになかったんでな」
佐々木「じゃあ赤い糸で結ばれてるとか…」
キョン「何がじゃあなんだ」
ハルヒ(赤い糸ネタはもう私が先にやったのに!)
佐々木「おや、もうすぐ本編が始まりそうだ。静かにしようか」
キョン「そうだな」
数十分後
佐々木「…」ス…
キョン「…!」
ハルヒ(うわこの女、キョンの手に手を重ねてる!恋人か!わ、私も…)
ハルヒ「……」ドクンドクン
ハルヒ(あっやっぱ無理!何この大きくてたくましい手!興奮してまた濡れちゃう!)
佐々木「ニヤリ」(チラッ
ハルヒ「こいつぅ…」
ちなみに席は
ハルヒ丨キョン丨佐々木
です
佐々木「…」ストン
キョン「うお…」
ハルヒ(今度は頭をキョンの肩に預けてきたアアァ!あれ絶対起きてるよ!いい加減にしろ!)イライラ
____________
古泉サイド
古泉「!」prrrrr
古泉「どうやらバイトが入った様です…」
みくる「えぇ!?閉鎖空間ですか?キョン君と一緒にいるからすごくご機嫌な筈なのに…」
古泉「どうやら僕の嫌な予感が当たった様ですね…どんな理由かは分かりませんが…やれやれだぜ」
みくる「ここぞとばかりに中の人ネタを入れないで下さい…え?と言うことは…」
古泉「はい、しばらく抜けさせてもらいます」
みくる(長門さんと2人きりとか…えぇ…)
長門「……」
ハルヒサイド
映画終了
キョン「思ったより面白かったな」
佐々木「そうかい?僕は途中で不覚にも寝てしまったよ」
ハルヒ(いや絶対起きてただろ)
佐々木「じゃあキョン、次はどこに行こうか」
ハルヒ「!?まっ、待ちなさい!」
キョン「ん?どうした?」
ハルヒ「ん…えと…その…佐々木さん?今キョンとデートしてるの私なんですけど…」
佐々木「おや、二人は既にそういう関係だったのかい?」
キョン「違うぞ」
佐々木「だよね、まぁ確かにキョンと先に一緒にいたのは涼宮さんだから…うん、キョン、涼宮さん、次はどこに行こうか?」
ハルヒ「だから何でそうなんのよ!?」
みくるサイド
みくる「えーと…長門さん?」
長門「……」
みくる「どこに行きましょうか…?」
長門「どこでも」
みくる「そ、そうですか…うーん、どうしようかなぁ」
長門「……」
みくる(古泉君早く戻って来てぇ!)
佐々木はハルヒのキョンへの好意を邪魔する性格の悪い奴にします
ここから先は全く考えてないので、少しペースが落ちると思います
やれやればっかでスカして無いで男らしくいけや
はいよ
待ってるぜ
佐々木>>>>>>>>>>>>>ハルヒ
これマメな
キョン「そうだなぁ…動物園とかどうだ?」
ハルヒ「何そのセンス惚れ直しちゃう…じゃなくて、時間がないわ」
キョン「そうか…13時集合だとあと1時間強くらいしか自由な時間が取れないな」
ハルヒ「でしょでしょ?もう諦めて残りの時間は不思議探索を続けましょう。『二人』で」
佐々木「僕も出来るだけ長くキョンと一緒にいたいし…どこにしようか…」
ハルヒ(この野郎…スルーだと…それにやっぱりあんたもキョンのこと大好きなのね…)
佐々木「あっ、それじゃあ…」
キョン「おっ、何かいい案があるのか?」
ハルヒ「……」ゴクリ
>>79
さすがに佐々木のおマメの大きさデカすぎだろ
佐々木「まぁカラオケでも行こうか…」
キョン「思いつかなかったんだな…まぁいいさ、俺も特に行きたい所もないしな」
佐々木「そうやってすぐにフォローを入れてくれる所が大好きだ」
ハルヒ「じゃ、じゃじゃじゃあ行きましょうか…」
キョン「何をそんなに動揺してるんだ…」
まだ続き書く気あったのか
来たか(゚A゚;)ゴクリ
カラオケ
キョン「ウルトラソウル!」
ハルヒ・佐々木「HEY!」
キョン「ふぃー結構疲れた」
ハルヒ「あぁ歌うキョンも格好良かった」
キョン「何か注文するか?」
ハルヒ「あたしはいいわ、その気遣いと歌声で私は既に満たされてるから」
佐々木「いいや私の方が満たされてる」
ハルヒ「いやあたし方が…」
電話「時間やでー」
キョン「おっ、そろそろ時間かな。結構早かったな」
キョン「佐々木は昼はどうするんだ」
佐々木「僕は橘さんと約束をしている。キョンと会うことになるのなら約束なんてしなければよかった。そしたらもう少し長いこと一緒にいれたのに」
キョン「友達は大切にしろよ…」
佐々木「冗談だ。なんだかんだで橘さんもいい子だしね」
キョン「俺は朝比奈さんのこととかを思い出すと少しあれだけどな」
佐々木「くつくつ、何度も言うようだけど彼女は仕事ではともかくプライベートでは本当にいい子だ。また都合のいい日にでも一緒に会おう」
ハルヒ「さりげなくフラグ立てんな策士め」
キョン「あぁ、考えとくよ」
佐々木「じゃあまたいつか、愛してるよ」
ハルヒ(やっと居なくなったわ…というか橘さんともフラグ立てちゃうのかしら。どれだけ魅力的なのよ)
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「ひゃうっ!」ビクゥ
キョン「あ、あぁびっくりさせちまったかすまん」
ハルヒ「だから名前はマジで立ってられなくなるからやめて…」ヘナッ
キョン「おーい、もう集合時間ぎりぎりだぞ」
ハルヒ「だめ…キョン…おんぶして…」
キョン「やれやれ、ほら」
ハルヒ「マジで!?」
喫茶店前
古泉「これは…」
みくる「…おんぶされてる…」
長門「…」
キョン「ちょっと遅れちまったか、すまんな」スタスタ
ハルヒ「」トローン
古泉「い、いえ…」
みくる「あ、あのう…涼宮さんどこか具合悪いんですかぁ?」
ハルヒ「心配しないでみくるちゃん…寧ろ良過ぎるくらいだから」
みくる「そ、そうですか…」
ハルヒ「じゃあここに来る途中美味しそうなレストラン見つけたからそこへ行ってお昼を取りましょう」
キョン「なぁハルヒ、さっきは何となく引き受けなければならないような気がしておんぶしちまったが、肉体的にはまだ余裕があるが精神的には結構キツイんだが…主に周りの目が…このまま行くのか?」
ハルヒ「さりげなく女の子の体重を軽いと言ってくれる優しさ…その優しさ無しじゃもう生きていけない」
キョン「で、どうなんだ?」
ハルヒ「いいわ、ありがとう。本当にありがとう。凄くありがとう。これ以上続けると本当に脱水症状になるわ」
みくる「それ本当に大丈夫なんですか…」
古泉「では、行きましょうか」
テクテク
キョン「古泉、何か顔が疲れてるな。そっちで何かあったか?」
古泉「いえ、確かにありましたがまぁ心配には及びません」
キョン「そうかい」
古泉(さて…今回は何が原因で閉鎖空間が発生したのでしょうか…)
とりあえずここまでです
一ヶ月くらい更新してなかったのか…
すみません
とりあえず空気な長門を何とかしたいのですがどうにも扱い辛いですこの子
キョンが鈍感とかそういう次元を超えてのスルースキルを発揮してる設定にしてしまったので、正直終わりが見えませんが何とか落とし所を見つけて行きたいと思います
乙!
とあるレストランにて
ハルヒ「午後は5人で行動しましょう」
キョン「ほう、これまたどうして」
ハルヒ「たまにはの気まぐれよ」
キョン「お前の気まぐれは全然『たまに』じゃない」
ハルヒ「ナイスツッコミ!輝いてるわよキョン!」
キョン「そりゃどーも、まぁ異論はないさ」
ハルヒ「それに午後もキョンと2人のくじを引くのは難しいと思ったのよ。神様はそんなに優しくないわ。だからキョンと確実に行動を共に出来る選択をしました」
古泉(あなたが神様みたいなものなんですけどね)
ハルヒ「じゃ、行くわよ!」ダキッ
キョン「おいあんまくっつくな」
ハルヒ「照れてるキョンも可愛い/////」
古泉(ぶっ殺してえ)ボソ
長門(どっちを?)ボソ
みくる「いいじゃないですか!the・健全な高校生カップルみたいで!私も未来の規則がなければ…………あんなふうに………」
古泉「朝比奈さんちょっと重いです」
ハルヒ「動物園に行きます!」
キョン「わかったぞ、もうお前不思議探す気ないんだな、そうだな?そうだと言え」
ハルヒ「え?今更?」
キョン「開き直るんかい」
ハルヒ「楽しければなんでもいいのよもう」
キョン「!そうか…俺が午前中動物園って意見を出したから…いいとこあるじゃん。ありがとな」
ハルヒ「ぐっはぁあああ」
みくる「すっ、涼宮さんが吐血しちゃったあああ!大丈夫ですかぁ!?」
ハルヒ「心配しないでみくるちゃん…寧ろ良過ぎるくらいだから…ぐはぁ!」
みくる「あれぇ!?ついさっきもこのやり取りしませんでした!?っていうか本当に大丈夫なんですか!?」
古泉「動物園までは少し距離がありますね…電車を使いましょう」
ハルヒ「そうね、じゃあまずは駅まで」
古泉「復活はやっ」
________________
電車内
ハルヒ「有希、電車内で本なんか読んで酔わないの?」
長門「問題ない」
ハルヒ「いいなぁ、私は電車内とか関係なくいつもキョンに酔ってるのに」
長門「うまい」
ハルヒ「ありがと!いぇーい!」ハイタッチ
キョン(ついに長門がハイタッチを…)
長門は基本静かなキャラにしとけばおK(適当)
このSSまとめへのコメント
面白い
うわー!続きみたい!
いいんじゃない哉ー
おもよよのんの
つづきはよ