【ラブライブ】海未・ことり・絵里「美食の極み」 (42)

ちょっと変態入ります
キャラ崩壊あるかもしれません

2から投稿していきます

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海未「やりました」

ことり「絵里ちゃん、アレが手に入ったよ!」

絵里「本当!?」

海未「えぇ、昨日穂乃果の家に三人で泊まったのですが」

ことり「お風呂に入るときにこっそり持ってきたよ!」

絵里「ハラショー!替えのものはちゃんと置いてきた?」

海未「えぇ、勿論」

ことり「穂乃果ちゃんは大切なお友達だもん、ただ盗んだりなんて絶対しないよ!」

絵里「それでこそ幼馴染ね」

海未「ただ一つ問題があるのです」

絵里「問題?」

ことり「料理する人がいないの」

海未「これは最高の食材です、だからこそ最高の調理をして、最大限旨味を引き出して味わうべきものです」

海未「私やことりにも一応料理の心得はありますが」

海未「私は和食、ことりはお菓子作りに特化していてこの素材を最大限生かすことは出来ません」

絵里「確かにそうね......」

絵里「私もロシア料理以外はそこまで自信が無いわ」

ことり「どうしよう......」

絵里「閃いたわ」

海未「.....!何をですか!」

絵里「私達が料理できないのなら、料理が出来る人に頼めばいいのよ!」

ことり「でも、この食材を料理出来るほど料理が上手い人なんて......あっ!」

絵里「にこに頼めばいいのよ!」

海未「にこですか、確かに適任だと思いますが、いきなり押しかけて素直に料理してくれるでしょうか」

絵里「それについても問題ないわ、考えがあるもの」

ことり「考え?」

絵里「料理に対して報酬を払うの」

絵里「にこがどうしても断れなくなるようなものをね」

海未「はて......思い当りません」

絵里「二人共、私達三人の共通点と言えば何?」

海未「それは......」

ことり「もちろん......」

海未・ことり「穂乃果(ちゃん)を愛していること!」

絵里「そう正解よ」

海未「ですがにこは別に穂乃果を愛しているわけでは」

絵里「えぇ、そうね」

絵里「でもにこにもいるじゃない」

絵里「私達にとっての穂乃果と等しい存在が......!」

海未・ことり「まさか!」

絵里「そのまさかよ」

絵里「だからそれを料理の報酬にするの」

絵里「希の家に丁度いいものがあるわ」

絵里「今から取りに行きましょう......って電話?」

海未「誰からですか?」

絵里「希からだわ、ちょっとごめんね」

絵里「希、ちょうど良かったわ今から」

希『例のアレやろー?今DVDに焼いてるよー』

絵里「......どうしてわかったの?」

希『カードがウチに告げたんよ。えりちがこれから来るから準備しときって』

絵里「凄いわね」

希『あげるのはにこっちやろ?ならSDよりレコーダーで見やすいDVDで大丈夫やね』

絵里「ハラショー......流石希だわ」

希『ウチのスピリチュアルパワーは伊達じゃないんよ』

希『もうすぐ出来るから、いつでもおいでー』

絵里「えぇ、わかったわまた後で」

絵里「ふぅ」

ことり「どうだった?」

絵里「もうほとんど準備出来ているそうよ」

絵里「今から希の家に行きましょう」

絵里「希、来たわよ」

希「おー来たなえりち、はいこれ例のアレ」

希「って海未ちゃんとことりちゃんも一緒やん」

希「これから三人でにこっちのところにいくんやね?」

海未「はい、これからお楽しみです」

希「羨ましいなー」

ことり「希ちゃんも一緒に行く?」

希「お誘いは嬉しいんやけど、ウチにはそういう趣味無いからなぁ」

希「もしにこっちが駄々こねたら言ってな?ワシワシしにいくから」

絵里「ありがとう希、例のアレは確かに受け取ったわ」

絵里「お礼はまた後日でいいかしら?」

希「もちろん、いつでもええよ」

絵里「助かるわ、じゃあ行ってくるわ」

希「いってらっしゃーい」

スレタイでこの3人並ぶだけでほのキチだとわかる

絵里「にこに電話するわ」

絵里「もしもし」

にこ『にっこにっこにー!貴方のハートににこにこにー!笑顔届ける矢ざ......』

絵里「そう良かったわ、私を笑顔にしてくれるのね?」

にこ『ちょっと、最後までやらせなさいよ!』

絵里「私、今とってもにこに笑顔にしてもらいたいわ、今からにこの家に行くから待ってて」

にこ『いきなり!?待ちなさいって......』

絵里「どうせ家にいるでしょ?」

にこ『いるけどこっちにも都合ってもんがあるのよ!』

絵里「そう、残念ね」

絵里「宇宙No,1アイドルなのに、メンバーの一人笑顔に出来ないなんて......」

にこ『うっ......、あぁもうしょうがないわねー、わかったわよ、来ていいわよ』

絵里「ありがと、にこ」

絵里「そうそう言い忘れてたわ、海未とことりと三人で行くから、しっかり三人とも笑顔にしてね?」

にこ『え、ちょ三人って聞いてな......』

絵里「じゃあ今から行くから、切るわね」

にこ『待ちなさ......』

絵里「さぁ二人共、行きましょうか」

海未「ここまでは順調ですね」

ことり「あとはどうやってにこちゃんに頼むか」

絵里「ここからも順調だから安心しなさい」

絵里「着いたわ」

絵里「にこ、来たわよ」

にこ「......いらっしゃい」

海未「お邪魔します」

ことり「いきなりごめんね~?」

にこ「本当にいきなりね!」

にこ「まぁいいわ、立ち話もなんだし上がりなさいよ」

絵里「ありがとう、にこ」

にこ「私の部屋でいいかしら?リビングには妹達がいるし」

絵里「そうね、その方がいいわ」

絵里「妹さん達にはあまり聞かせたくない話だしね」

にこ「そう、その話ってなんなのよ」

海未「話と言いますか」

ことり「お願い、かな?」

にこ「ふぅん、まぁいいわ」

にこ「適当に座っていて頂戴、お茶とお菓子を持ってくるわ」

絵里「待って!」

海未「お菓子はいりません!」

にこ「え、要らないの?貰い物だけど有名店のチーズケーキよ?」

ことり「チーズケーキッ!でも今は......」

にこ「わかったわ、お茶だけ持ってくる」

にこ(チーズケーキ好きのことりがチーズケーキ要らないですって?何かがおかしい......)

にこ「おまたせ」

にこ「で、お願いって何?」

絵里「にこには、私達のために料理を作ってほしいの」

にこ「なるほど、だからお菓子は要らなかったのね」

にこ「材料はあるの?」

海未「メインの食材は調達済みです」

にこ「そう、どんな料理が食べたいの?」

ことり「食材本来の味を生かしつつ、食材だけで食べるより美味しくなるならどんなのでもいいよ」

にこ「注文が抽象的で解りづらいわね......」

にこ「まぁいいわ、料理くらいしてあげる」

にこ「とりあえずメインの食材を見せなさい」

海未「これが」

絵里「私達の」

ことり「御馳走ですっ」

海未・絵里・ことり「穂乃果のパンツ!!!!」

にこ「......はい?」

にこ「ごめん、もう一度言ってもらえるかしら」

絵里「だから」

海未「穂乃果の」

ことり「パンツだよ?」

ことり「あ、ブラジャーもあるよ!」

にこ「とっとと帰って!」

絵里「にこ、貴女さっき言ってくれたじゃない」

絵里「料理くらいしてあげるって」

にこ「それは食材がまともならの話よ!」

にこ「なによパンツって!食材じゃないわ!衣類よ!い・る・い!」

ことり「ブラジャーもあるよ、パンツとお揃いの」

にこ「ことりは黙ってなさい!」

海未「にこ、聞いてください」

海未「これは確かに衣類です」

海未「でも、私達にとっては食べられるもの」

海未「いえ、とても美味しい、贅沢な食材なのです」

絵里「そうよ、そして私たちは考えたの」

絵里「この食材を、どうしたら極限まで味わえるか」

絵里「だからこそ、この貴重な食材を、µ'sで一番料理の上手いにこに料理して貰えたらって......!」

ことり「だからにこちゃん」

ことり「おねがぁい!」

こわい


にこ「海未、絵里、良い話っぽくしても駄目なものは駄目よ」

にこ「ことり、海未や穂乃果には通じるかもしれないけど私におねがぁい!は通じないわ」

にこ「大体穂乃果の下着なんてどうやって手に入れたのよ」

にこ「まさか盗んできたなんて言うんじゃないわよね?」

海未「まさか、そんなわけないじゃないですか」

海未「穂乃果の家の洗濯籠から使用済みの下着を拝借して」

にこ「ほら、盗んでるじゃない!」

海未「全く同じサイズ、デザインの下着を洗濯籠に入れてきました」

にこ「......え?」

ことり「ちなみに入れてきた下着は新品同様だと違和感が出ちゃうから、三十回以上洗濯して干しての作業を繰り返したよ」

にこ「あんた達、どうしてそんなことまでして」

絵里「決まってるじゃない」

海未・ことり・絵里「穂乃果(ちゃん)を愛しているから!!」

にこ(頭おかしい、狂ってるわ)


海未「だから私達は穂乃果に迷惑をかけるようなことは決してしません」

ことり「友達が泊まりに来て、何故か下着がなくなっていることに気づいて困惑する穂乃果ちゃんも見てみたいけど」

ことり「頑張って我慢してます」

にこ「見てみたいって思ってる段階でどうしようもない変態だからね、あんた」

にこ「そういえば絵里は?ここまで話を聞いてると何の役にも立ってないみたいだけど」

絵里「私の役目はこれから貴女を説得することよ」

にこ「馬鹿言わないで、誰が下着なんて料理するもんですか」

絵里「そんなこと言っていていいのかしら、にこ」

絵里「希が言っていたわよ、にこっちが駄々をこねたら教えてと」

絵里「一回した約束を反故にするなんて、これは明らかに駄々をこねているとしか考えられないわ」

絵里「なんなら希を呼びましょうか?きっと喜んでワシワシしに来てくれるわ」

にこ「絵里、あんた最低ね」

にこ「自分の仲間を性愛の対象にして、自分の欲望のために他の仲間を脅して」

にこ「私はそんな脅しなんかに屈しないわ」

にこ「用件がこれだけならもう帰って」

うみことえりをほのカスageの要員としか見てないほのキチ()[ピーーー]

絵里「ふふふ、あはははははっ」

にこ「何がおかしいの、本当に気が狂いでもしたの?」

絵里「にこ、貴女は本当に私の考えた通りのことを言ってくれるわ」

絵里「貴女は言ったわよね」

絵里「自分の仲間を性愛の対象にするのは最低って」

にこ「それが何よ!」

絵里「それを貴女が言えるのかってことよ」

絵里「もう皆とっくに気づいているわよ?」

絵里「真姫のこと、好きなんでしょう?」

にこ「ま、真姫は関係ないでしょう!?」

絵里「えぇ、関係ないわ」

絵里「私達にとってはね」

絵里「でも貴女にとっては違うでしょう?にこ」

絵里「私達が穂乃果に対して抱いている気持ちと、にこが真姫に対して抱いている気持ち」

絵里「そんなに差は無いはずよ」

もういいよこういうの

差しかないんだよなぁ

さすがにほのキチは食傷気味

にこ「私はあんた達とは違う!」

絵里「違わないわ」

にこ「私はあんた達みたいに真姫を性的な目で見てたりなんてしないわ」

絵里「本当に?」

にこ「本当よ」

絵里「じゃあ貴女は、眠れぬ夜に真姫のことを考えながら自分を慰めたことはないの?」

にこ「あ、あるわけないじゃない」

絵里「あるわけあるわ」

絵里「健全な女子高生ですもの」

絵里「想い人で自分を慰めるくらい」

絵里「普通よ」

にこ「だ、だからって私はあんた達みたいに」

絵里「みたいに?」

にこ「歪んだ性癖は持ち合わせていないわよ!」

こういういかにもにわかですって宣言してるようなお話多くないですか

絵里「確かに私達は変わっているかもしれない」

絵里「でも、私達だって最初からこんな風ではなかったのよ?」

絵里「穂乃果への想いが高まるにつれて」

絵里「徐々にこうなっていったの」

にこ「私はそんな風にはならない、絶対に!」

絵里「別にこうなれとは言わないわ」

絵里「ただ、残念ね」

にこ「何がよ」

絵里「にこには、とっても素敵なプレゼントを持ってきたのに」

にこ「ま、まさかあんた真姫の下着まで......」

絵里「そんなわけないじゃない」

絵里「それとも欲しかった?」

にこ「そ、そんなわけないでしょ!」

絵里「見て見たくはない?」

絵里「真姫の恍惚とした表情を」


キター


にこ「どういうことよ!」

絵里「別になんてことないわ」

絵里「希にわしわしされている真姫を、生徒会のビデオカメラで撮っただけよ」

にこ「それって」

絵里「大丈夫、安心しなさい」

絵里「いつも貴女がされているのと変わらないわ」

絵里「希が真姫とどうこうと言うじゃないから」

にこ「そ、そう」

絵里「でも、真姫がどう思ってるかはわからないけどね」

にこ「なっ!?」

絵里「まぁ、自分の目で確かめたらいいんじゃないかしら」

絵里「このDVDに全てが入っているわ」

絵里「そのかわり、料理はしてもらうけどね」

にこ(ここでDVDを受け取ったら私はあいつらと同じ穴の貉に)

にこ(で、でも気になる)

にこ(胸を揉まれて恍惚としている真姫を見てみたい!)

にこ(そ、そうよ)

にこ(私はただ確認するだけ、それだけなんだから)

にこ(別に見たからってそれを見てナニすると決まっているわけじゃない、ないの)

にこ(だから受け取っても......いいの!)

にこ「ったく、しょうがないわねぇー」

にこ「そこまで言うなら私が最高の手料理をあんた達に振る舞ってあげるわ」

絵里「ハラショー!貴女ならそう言ってくれると信じていたわ」

海未「やりましたね、絵里」

ことり「流石絵里ちゃん!」

絵里「私にかかればこんなものよ」

絵里「それじゃあ、にこ」

絵里「さっそく料理に取り掛かってちょうだい」

絵里「これが穂乃果の下着よ」

海未「貴重な食材ですので、余すところなく使ってくださいね」

ことり「にこちゃん、楽しみにしてるよ」

にこ「任せなさい!」

にこ(とは言ったものの)

にこ(こんなものどうやって料理したらいいのかしら)

にこ(焼いたら黒こげになるし、煮るのは平気?揚げるのは......)

にこ(よし、大体わかったわ)

にこ(さっそく料理に取り掛かりましょう)

にこ(こんなところかしらね)

にこ(さっそく持って行ってあげましょう)

ことり「お腹すいたね~」

絵里「きっともう少しの辛抱よ」

海未「そうだと良いのですが」

にこ「あんた達、待たせたわね」

ことり「にこちゃん!」

にこ「これが私のとっておきの料理よ!」

つまんね[ピーーー]

支援


にこ「まずは前菜、ブラジャーの肩紐のお浸しよ」

にこ「素材の味を損ねないよう、出汁は薄めにしてあるわ」

海未「こうしてみると違和感ありませんね」

にこ「そりゃそうよ、普通にホウレンソウのお浸し作るのと手順も盛り付けも変わらないわ」

ことり「とっても美味しそうだよ~」

絵里「まずはお手並み拝見ね」

海未「これはっ......!」

海未「絶品です!」

絵里「穂乃果の身体から染み出た出汁と、薄口の出し汁がとてもマッチしているわ」

ことり「それに純白の下着に薄茶色のシミ......」

ことり「なんかゾクゾクしちゃうね!」

にこ「この私が料理したんだから、美味しいのは当然でしょう?」

にこ(一人だけ頭おかしい発言しているけど、スルーしましょう)

にこ「お次はこれよ!」

にこ「カットパンツのホイル焼き」

にこ「一口大に切った野菜とパンツをホイル焼きにしたわ」

にこ「味付けはシンプルに塩のみよ」

海未「では早速開けて見ましょう」

海未「びゃあ」

絵里「野菜と一緒に包み焼きにすることで、パンツに染み込んだ穂乃果の香りが湯気に溶け出している」

絵里「そしてホイルを開けた瞬間に一気に広がるのね」

ことり「いやーん、穂乃果ちゃんいい匂いだよ~」

ことり「今すぐペロペロしてあげるからね」

にこ(ペロペロじゃなくて早く食べなさいよ)

海未「穂乃果の香りが強烈過ぎて一瞬意識が飛んでいました」

海未「お味の方はどうでしょう」

海未「野菜と一緒に包み焼くことでしっとりと濡れて」

海未「丁度良い塩味と野菜の仄かな甘みが絶品です」

絵里「でもそれだけじゃないわ」

絵里「塩加減が丁度いいのもあるけど、普通の食塩を使ったのではこの甘味とうま味は出ないわ」

絵里「何か特別な塩を使っているんじゃないかしら?」

にこ「流石絵里ね」

にこ「このホイル焼きにはピンクソルトを使っているわ」

にこ「ヒマラヤ産の岩塩ね」

にこ「この塩はただしょっぱいだけの食塩とは違い、甘味やうま味も出してくれる」

にこ「特にこういうシンプルな味付けにすると違いがよく出るね」

ことり「ことり知ってるよ」

ことり「ピンクソルトの赤みは鉄分なんだよね?」

にこ「えぇ、そうよ、詳しいじゃない」

ことり「穂乃果ちゃんのパンツ......おまた......鉄分......///」

にこ(やっぱりこいつ頭おかしいわ)

にこ「さて、次はいよいよメインディッシュよ」

こういうのってなんで絵里もキチになってるのが多いんだろう

にこ「はい、ブラジャーのフリッターよ」

ことり「フリッター?」

にこ「簡単に言えば天ぷらの洋風バージョンよ」

にこ「天ぷらよりも衣はしっとりするわね」

にこ「天ぷらでも良かったのだけれど、食感的にこっちの方が合うと思って」

にこ「ディップは二種類、ゆずポン酢とマヨネーズよ」

海未「さっそくいただきましょう」

海未「まずはゆずポン酢から」

海未「素晴らしい!」

絵里「原理はホイル焼きと同じね」

絵里「衣の水分がブラジャーに染み出し」

絵里「溢れ出る穂乃果の香りをしっとりとした衣が包み込み、閉じ込めている」

海未「口に入れた瞬間に広がる穂乃果の香り」

海未「ゆずポン酢も絶品です」

にこ「このゆずポン酢は昨日イオンで買ってきたものよ」

にこ「ちょっとお高いんだけど、その分味が他と段違いなの」

ことり「マヨネーズも美味しいね、これも買ってきたの?」

にこ「それは手作りよ」

にこ「市販のものよりあっさりしてるでしょう?」

にこ「後アクセントに粒マスタードもいれてたっけ」

にこ「ここあがマヨネーズ苦手だって言うんで、マヨネーズ苦手でも食べられて美味しいマヨネーズを作ろうと思ったのよね」

海未「自作のマヨネーズなんて初めてです」

海未「美味しい」

絵里「魚は骨の周りの身が美味しいけれど」

絵里「ブラジャーもワイヤーの周りが美味しいのね」

絵里「ワイヤーによってより肌に密着することで」

絵里「穂乃果の味と香りがより強烈に......」

絵里「ハラショー!」

にこ「お口に合ったようで嬉しいわ」

>お口に合ったようで嬉しいわ
嬉しいのか……

ことり「でもにこちゃん」

ことり「これだけじゃないよね」

絵里「?」

海未「どういうことですか、ことり」

ことり「二人共気づかなかったの?」

ことり「二品目のカットパンツのホイル焼き」

ことり「あれだけじゃ、パンツ一枚分に少し足りないの」

絵里「確かに少し少ないような気はしていたけれど......」

海未「カットしたせいで少なく感じるのかと思いっていましたが......」

にこ「流石ね」

にこ「実はもう一品、デザートがあるのよ」

にこ「そろそろ冷えた頃かしら」

にこ「とってくるわね」

にこ「おまたせ」

にこ「にこ特製、牛乳プリンよ」

海未「プリンですか」

絵里「確かに美味しそうだけれど」

絵里「今までの料理と違って下着って感じがしないわね」

海未「きちんと素材は生かされているのでしょうか」

にこ「それは食べてみて確認しなさい」

海未「そうですね......ではいただきます」

海未「一口食べてみましたが普通の牛乳プリンです」

海未「とても美味しくはあるのですが」

絵里「待って!海未!」

絵里「一番下から掬って食べて見なさい!」

海未「はい、わかりました......これは!」

海未「細かく刻んだパンツが敷き詰められている......!」

にこ「そうよ、パンツはカラメルの代わりに使っているの」

絵里「穂乃果のパンツの香りと塩味が牛乳プリンにとてもマッチしている......!」

海未「牛乳プリンの優しい甘さと穂乃果のパンツが互いを高め合い......」

海未「最っ高ですっ!このプリンは最高です!」

絵里「しかし不思議ね、どうしてこのパンツはここまでの香りと味を生み出しているのかしら」

絵里「分量的には今まで食べてきたパンツやブラジャーの方が多い筈なのに」

にこ「それはね......」

ことり「クロッチ、だよね」

にこ「良く分かったわね」

にこ「このプリンに使用しているパンツは、全てクロッチの部分なの」

海未「なんと......!」

絵里「だからここまでの香りと味が出せているのね」

ことり「クロッチは全ての衣類、下着の中で一番大切な部分」

ことり「当然、味も香りも他の部分とは別格」

ことり「だからこそ出せる味だね」

海未・ことり・絵里「御馳走様でしたっ!」

海未「最高でした!」

ことり「にこちゃん、ありがとう」

絵里「これぞまさに......」

海未・ことり・絵里「美食の極み......!」

絵里「って言う感じだったわ」

にこ「あんた達、それ決めてたの......?」

絵里「さて」

絵里「にこ、今日は本当にありがとう」

絵里「これ、約束してた例のアレよ」

にこ「ありがとう」

絵里「さて、あんまり長居しても悪いし」

絵里「私達はそろそろ行くわね」

海未「にこ、ありがとうございました」

ことり「にこちゃん、とっても美味しかったよ」

にこ「どういたしまして」

絵里「また来るわね」

にこ「また来るの!?」

にこ「ったく、しょーがないわねぇ」

にこ「普通の料理で良ければいつでも作ってあげるわよ」

にこ「普通の、ならね」

絵里「その保証は出来ないわぁ」

にこ「保証しなさいよ!後何そのドヤ顔!」

海未・ことり・絵里「じゃあ、おじゃましましたー」

にこ「結局質問にも答えず帰りやがった......」

にこ「まぁいいわ」

にこ「この時間、まだあの子たちは三人で遊んでる......」

にこ「DVDでも観ましょうか」

にこ「ちょっと確認するだけなんだから」

にこ「本当にちょっとだけ」

絵里「いやー、昨日はにこに頼んで大正解だったわね」

海未「本当ですね」

ことり「あれだけ美味しいものを食べたら、頑張ろうって思えるよね!」

ことり「朝練にも身が入るよ!」

穂乃果「えー!三人だけでにこちゃんち行ったの!?」

海未「穂乃果っ!?」

穂乃果「ずるいよー!私もにこちゃんの手料理食べたかったー!」

穂乃果「にこちゃん!私にも今度手料理作って!」

にこ(あの真姫が、今澄ました顔で凛と花陽と話してる真姫が......)

にこ(希にワシワシされてあんな顔するなんて......)

穂乃果「にこちゃん、聞いてるー?」

にこ「穂乃果っ」

にこ「いきなりどうしたのよ!?」

穂乃果「いきなりじゃないよー、さっきから話しかけてたよー」

穂乃果「今度穂乃果にも手料理作って!」

にこ「手料理、あー昨日のあれか......」

にこ「良いわよ、普通の料理なら、ね」

穂乃果「普通......?」

絵里「さて、皆揃ってるわね」

絵里「そろそろ練習を始めましょ......ウッ」

ことり「ピャッ」

海未「びゃあ」

穂乃果「三人とも、どうしたの?」

絵里「ちょっと......」

ことり「お手洗いに......」

海未「行ってきますね......」

希「にこっち、あの三人って......」

にこ「そりゃあんなもの食べたらこうなるわよ」

海未(お腹が壮絶に痛いです)

ことり(穂乃果ちゃんのパンツが私の口から入って体を突き抜けて今......ぞくぞくしちゃう///)

絵里(流石に一度に食べ過ぎたのかしら......?)

海未「二人共、わかっていますね」

海未「何としても週末までにこの腹痛の治して」

海未「万全のコンディションに戻すのですよ?」

ことり「海未ちゃん、分かってるよ」

絵里「今週末辺りはそろそろ」

海未「えぇ、穂乃果の月の物が来る頃です」

ことり「また頑張って仕入れようね!」

絵里「また三人で、美食の極みを味わうのよ!」

おしまい

これにてこの話はおしまいです
読んでくれた皆様、ありがとうございました
変態モノを思う存分かけて楽しかったです

ですがお気に召さない方も沢山いらしたようなので、次は変態ナシの作品を書こうと思っています

重ね重ね、ありがとうございました

もっと根本的なところに問題があるのであって変態要素を入れたこと自体が悪い訳じゃないんだが

ハラショー乙

ヒエッ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月28日 (火) 08:59:02   ID: f1MIHeUz

さすがに月のものはにこちゃん調理してくれなさそう(小並感)

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