俺が新世界の神になる (8)
ライトが居なくなってから3年、お前達、人間はすっかりノートの存在を忘れ
すっかり元通りの生活に戻って居る
死神界から見る人間界はライトが居た頃に比べてると
つまらないだから俺はライトが通って居た学校の近くで
頭の良さそうな人間を探して居た
ただ頭の良いだけじゃ面白く無い
ライトみたいな最高に面白い奴に
このデスノートを拾わせる
そして俺は遂に見つけた
ライトと似た1人の人間を
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437075775
俺の名前は蛭田太陽
東応大学の1年生だ
俺は今まで負けた事が無い勉強でもスポーツでも誰にも負け無い
犯罪なんか些細な軽犯罪や信号無視を含め1回もやって無い
俺は完璧な人間だ東応大学にも主席で入学し
完璧な人生を歩む
そう俺こそがこの国嫌…世界を支配するに相応しい勝ち組なのだ
今日、俺は遂にアイツに復讐を果たす
俺の妹を殺しその死体を自分の性欲の捌け口にしたにも関わらず
精神障害を理由に法の裁きを逃れた悪人に
奴は犯行当時未成年で名前こそ好評されて無いが
裁判署の傍聴席から見たあの顔は忘れ無い
俺はネットで様々な情報を集め
奴の生測地を特定
5日前から僕はこの駅で署名活動を行って居る
署名活動なら名前を集めても不自然じゃないし
その内の1人が死んでもただの偶然だ
もし過去の事件から俺が疑われたとしても
デスノートを抑えられない限り誰にも俺を捕まえられない
流れ行く人混みを見つめる
俺の時間が一瞬止まる
奴だ!奴が此方に向かって歩い来る
その弱々しい歩き方に殺意を覚える
犯罪者…特に性犯罪者は普通の一般人より弱い
その癖、俺達普通の一般人を怒りと恐怖で苦しめる
犯罪者なんか全員[ピーーー]ば良い
これからは普通の一般人や俺みたいな真面目な優等生のみが生きる
そう俺はこのデスノートで新世界の神になる
「ククク……目の取引でもするか?…太陽?」
目?…そう言えばデスノートの使い方に書いて有った死神の目
デスノートの所有者は代償として残り寿命の半分を死神に渡す事により死神の目を手にする
死神の目には人間の残り寿命と名前が見えて居る
論外だ死神!黙ってろ!
俺は新世界に長く存在したい
寿命を伸ばす取引なら考えるが
寿命を縮める取引なんて論外だ!
まあ見てろリューク俺なら自然に奴の名を聞き出せる
「すいません、原発反対の署名活動をしてる者ですか……ご協力お願い出来ますか?」
「へ?ぁ?……俺ですか?」
「ハイ……福島では原発の事故で多くの方が無くなって居ます……この用な不幸な事故を無くす為にも是非ともご協力を」
「ヘ~……お前の言いたい事は分かる…だがな俺は男の言う事はきかん!」
コイツが予想どうりの人間で安心した
これなら殺せる
最初は初対面の俺の声かけに怯え萎縮し
俺が無害だと判断すると途端に増長する
犯罪者なんてそんなもんだ弱くて臆病で何も出来ない
「男の言う事は聞かない?」
「ぁあ…そうだ!」
「それなら…女の子のが俺と同じお願いをしたら…署名すると言う事で宜しいでしょうか?」
「ぁ?」
ここですかさず携帯を取り出し同駅の違う場所で署名活動中の女に電話をかける
「俺だけど……ごめん俺の力じゃ無理そうだ…やっぱりこう言う事は君見たいな…可愛い女の子じゃないと」
計画どうり俺はこうなる事を予想し今まで女の子と2人で手分けして
署名活動をして居た相手は性犯罪者だ可愛い女の子と近付ける機会を見す見す見逃す用な真似はしない筈だ
くっさ
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