衛宮士郎「遠坂、遠坂ぁぁぁ!!!」 (1)

凛「来たれ、天秤の守り手よ!」ドーン!
凛「あれ?とりあえず上の階へ!」



凛「あんたが私のサーヴァント?」
アーチャー「君が私のマスターだと言うのかい?」
凛「わからないかしら」
アーチャー「マスターだという証拠はあるのか?」
凛「これを見てもそんな口を言えるのかしら?」令呪スッ
アーチャー「どれどれ、真贋を確かめようではないか」手の甲見つめー

チュッ

凛「あんた何やってんの!?」
アーチャー「おおっと、目が悪いせいでな、近づき過ぎてしまったようだ」
アーチャー「まあいい、君をマスターと認めよう」
凛「良くない!」
アーチャー「ところでお嬢さん、名前を聞いてもいいかね?」
凛「私は遠坂凛。あなたのクラスと真名を聞いてなかったわね」
アーチャー「クラスはアーチャーなのだが…どうやら不完全な召喚のせいで記憶の一部に欠落があるようだ、故に真名を思い出すことができない」
凛「何よそれ!」
アーチャー「君自身のうっかりだろう、仕方あるまい。ところで凛、今日はこれからどうするのだ?」
凛「もうストレスが蓄積しすぎて何もできそうにないから寝るわ」
アーチャー「そうか」
凛「じゃ、おやすみ」スタスタ
アーチャー「ああ」



凛「zzz………」

凛「!?」
凛「いつの間に同じベットで寝てるのよ、アーチャー!!」
アーチャー「………なんだね?まだ朝では無いはずだが」
凛「なんでここにいるのかって聞いてるのよ!そもそもサーヴァントは睡眠なんていらないでしょ!」
アーチャー「サーヴァントが必死に主を守ろうと寝床にまで警備の目を光らせている姿勢をむしろ喜んで欲しいのだが」ギュー
凛「何抱きついてきてるの!」
アーチャー「万が一の敵襲に備えてだ」
凛「ああもう、頭に来た!令呪をもって命ずる!アーチャー、二度と私にセクハラをしないで!」


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