新世界 パンクハザードとドレスローザの間の海
ナミ「ちょっとルフィ!どういう事!?」
ナミ「あんた海賊王を目指すんじゃなかったの!?」
ルフィ「海賊はやめねェさ」
ウソップ「じゃあどういう事だよ!?」
ルフィ「人員整理だ」
一味「!!」
ルフィ「2年前……俺が不甲斐ないばかりに一味がバラバラになって……」
ルフィ「2年間の修行を経て、ようやくおれ達は新世界に来た」
ルフィ「そして魚人島やパンクハザードでの戦いで思ったんだ」
ルフィ「この船に必要の無い奴がいるって」
ゾロ「……」
ルフィ「だから一味は一旦解散する」
ルフィ「そしてとらおの船と合併する事にしたんだ」
ロー「よろしく」
一味「えーーーー!?」どーん!!
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サンジ「おいルフィ」
ルフィ「なんだサンジ」
サンジ「お前…俺達に一言も言わず何勝手に決めてんだ」
ルフィ「うるせェ。おれは船長だ」
ルフィ「おれのやり方が気に喰わないなら、今この場で降りて貰っても構わねェんだ」
サンジ「チッ…」
サンジ(確かに要らない奴がいるってのは同意だが……)チラッ
ゾロ「あ?」
サンジ「何でもねェ」
ルフィ「じゃあ発表するぞ」
ナミ(私は大丈夫ね)
ゾロ(ブルックともお別れか…)
ウソップ(ブルックかな)
チョッパー(どうせブルックだろ)
フランキー(まあブルックだな)
ロビン(ひどいことするわ。ブルックも哀れね)
ブルック(あっナミさんのパンツ見えそう)
ルフィ「まず1人目、ゾロ!」
ゴムどから
ゾロ「……は?」
サンジ「プッ…哀れだなぁ糞マリモ!」
ゾロ「……」ブチッ
ゾロ「おい船長……!どういう事だか説明しろよ……」
ルフィ「ああ。そのつもりだ」
ルフィ「二年間の修行でお前は強くなった」
ルフィ「あのミホークに師事してもらったらしいな」
ルフィ「最初は頼もしいと思ったよ」
ゾロ「……だったら何故だ……!」
ルフィ「おれはな、怖いんだよ」
ゾロ「……は……?」
ルフィ「おれは知っての通りゴム人間だ」ビョーン
ルフィ「弱点と言えば斬撃と海水くらいだ。知ってるだろ」
ルフィ「でも、その弱点を突く武器を持っているのがNo.2のお前だ」
サンジ「マリモがNo.2……?」
ルフィ「黙ってろ」
サンジ「あ、ああ……」
ルフィ「いつお前に寝首をかかれるか…」
ルフィ「それだけが不安で俺はもう一週間も寝てねェ」
ルフィ「お前のせいで、俺は息が詰まりそうだ……!」
ロー「麦わら屋の目を見てみろ」
チョッパー「!!」
チョッパー「凄い隈だ…」
ルフィ「その事をとらおに相談したらな」
ルフィ「いっそのこと要らない奴はクビにしようって話しになったんだ」
ロー「すまんな」
ルフィ「だからゾロ!」
ルフィ「お前はクビだ!」
ゾロ「……」
ルフィ「じゃあ次行こう」
ウソップ「おいおいまだいるのか!?」
ルフィ「ああ、次は……」
サンジ(次はブルックかな)チラッ
ブルック(あっ駄目だ見えない)
ルフィ「チョッパー!」
チョッパー「おれェェェェェェ!?」どーん!!
ルフィ「ああ、お前はもう要らない」
チョッパー「なんでだよ!?おれは医者だぞ!?」
ルフィ「確かに今まではお前が居てくれて助かったよ」
ルフィ「でももう良いんだ。とらおがいるから」
ロー「すまんな」
チョッパー「医者が二人いて何が悪いんだよ!」
チョッパー「2人の方がいざという時安心できるだろ!」
ルフィ「それも考えたよ」
ルフィ「でもな」
ルフィ「前々から言おう言おうと思ってた事があるんだ」
チョッパー「な…なんだ…?」
ルフィ「お前の作る薬な」
ルフィ「確かに効くけども」
ルフィ「時々な」
ルフィ「虫とか毛とか入ってんだよ」
チョッパー「えーーーー!?」どーん!!
チョッパー「そんな……ごめん……おれ…」
ルフィ「良いんだ……気にするなチョッパー」ポン!
チョッパー「ルフィ…やっぱりおれ、海賊続けてェよ……」
ルフィ「うるせェ!!降りろ!!」 ド ン !
チョッパー「……!」
ルフィ「じゃあ次」
ナミ「チョッパー……」
ウソップ「畜生……!」
フランキー「………オメェらのことは忘れねぇ」
サンジ(あばよブルック)
ブルック(30度!!あっ……もう少しで……)
ロビン(転びなさい。シエルフルール!)
ブルック「あぁぁぁぁぁぁ!!」ステーン
ルフィ「ウソップ!!」
ウソップ「俺!?」
ルフィ「ああ。ウソップ、お前だ」
ルフィ「そんな変な名前の奴、他にいないだろ」
ルフィ「時間の無駄だからちゃっちゃと説明するぞ」
ルフィ「まず、船で育ててるお前の武器」
ルフィ「ぽっぷぐりーん?だったか」
ルフィ「あれな」
ルフィ「臭いんだ」
ルフィ「ラフレシアとか、勘弁してくれよ」
ルフィ「あれで嗅覚の優れているトナカイ畜生がどれだけ苦しんでいたか…想像出来なかったのか」
ウソップ「………」
ウソップ「すまん……もうポップグリーンはやめるよ」
ルフィ「それだけじゃねェぞ」
ルフィ「ウソップ」
ウソップ「何だ」
ルフィ「おまえはな」
ルフィ「ゾロを除いて、一番反乱を起こす可能性が高いんだ」
ウソップ「……!」
ルフィ「ほら、前科があるし」
ルフィ「あと今思った」
ルフィ「おまえの夢な」
ルフィ「『勇敢な海の戦士になる』ってやつ」
ルフィ「あれな」
ルフィ「もう叶ってると思うぞ」
ルフィ「だからウソップ」
ルフィ「お前は、胸を張って故郷に帰れ」
ルフィ「お前にも家族……はいねェか。待ってくれてる奴らがいるだろ」
ウソップ「ルフィ……!」
ルフィ「さぁ、次で最後だ」
ルフィ「最後は……」チラッ
ブルック「ヨホホ」
一味(ブルックの方を見た!)
ルフィ「サンジ。お前だ」
サンジ「!!」
一味「…!!」
サンジ「…ルフィ」
サンジ「どういう事だオイ……!」
ルフィ「おれはな」
ルフィ「がっかりしてんだ」
サンジ「なんだと……!」
ルフィ「まさかお前が」
ルフィ「政府のスパイになるとはな」
七味「!!」
ナミ「まさか……サンジ君が…?」
ロビン「ひどいことするわ」
サンジ「おい、なんのことだよ!?」
サンジ「俺は二年間、カマバッカ王国で地獄のような日々を過ごしていたんだぞ!?」
ルフィ「証拠はお前の新技だ」
ルフィ「“空中歩行”……」
フランキー「!!」
ロビン「!!」
ブルック「?」
フランキー「確かにありゃあ……」
ロビン「間違いないわね」
ルフィ「そう、“月歩”だ」
サンジ「違う!あれは偶然だ!」
ルフィ「偶然だったにしても」
ルフィ「フランキーやロビンは」
ルフィ「政府絡みで心に深い傷を負っているんだ」
ルフィ「せめて誰も見てない所で使うとか」
ルフィ「気を使うべきじゃ無かったのか」
サンジ「この…好き勝手言いやがって!」ダッ!
ルフィ「………」サッ!
スカッ!
サンジ「!?」
ルフィ「…遅ェ」
ルフィ「そうだ、気を使うと言えば」
ルフィ「パンクハザードではナミの体でタバコ吸ってたな」
ナミ「あれは私が吸って良いって……!」
ルフィ「それでもだ」
ルフィ「あとな」
ルフィ「お前、ついにやってくれたな」
サンジ「な、何をだ?」
ルフィ「お前、ゾロの弁当に毒と剃刀入れただろ」
一味「!!」
サンジ「あれは……ただのギャグシーンで…!」
ルフィ「料理を愛するお前が」
ルフィ「たとえ冗談でも」
ルフィ「料理に毒を混ぜるようになるとはなぁ」
ルフィ「このままだと」
ルフィ「おれもいつ毒を盛られるか分からねえな」
ルフィ「あっおれ毒効かないんだった!」
ルフィ「しっしっしっしっ」
ブルック「……」
ルフィ「まあそれでも剃刀がある」
ルフィ「おれはな」
ルフィ「怖がりなんだ」
ルフィ「だからお前には降りて貰う」
サンジ「待てよ……」
ルフィ「なんだ。まだ納得いかないのか」
サンジ「当たり前だ……!」
ルフィ「じゃあもう一つ」
ルフィ「お前な」
ルフィ「二年間で見た目、髭生えただけじゃん…」
サンジ「は…?」
ルフィ「他の奴らの姿見てみろ」
ルフィ「ゾロは片目が潰れた」
ゾロ「ヒューマンドリルにやられた」
ゾロ「あと背中も斬られた」
ルフィ「ウソップはあんなに逞しくなった」
ルフィ「フランキーは最早別人だ」
ルフィ「チョッパーとブルックは畜生と骨だから仕方ない」
ルフィ「ナミとロビンも女だからあまりイロモノになっても困る」
ルフィ「お前なんなんだ」
サンジ「……」
ルフィ「じゃあこれから暫くはこの5人ととらおとでやっていく事になる」
ナミ「分かったわ」
ロビン「ふふっ、楽しくなりそう」
フランキー「アウ!」
ブルック「ヨホホ」
ロー「安心しろ。一旦シャボンディ諸島まで戻る」
ロー「そこでお前らを降ろす」
ゾロ「……」
チョッパー「……」
ウソップ「……」
サンジ「……」
ゾロ「………待てよ」
ルフィ「………なんだ」
ゾロ「ルフィ……テメェ、俺たちが誰の我儘でここにいると思ってる」
チョッパー「ワポルを倒してくれたのは感謝してるぞ」
チョッパー「でも、お前に無理矢理連れ出されなければ俺たちはあんな命懸けの冒険なんてせずに済んだんだ」
サンジ「それをテメェの都合で降りろだと……おい船長、少し舐め過ぎじゃあないか」
ウソップ「そ、そうだそうだ!取り消せー!」
ルフィ「……」
ルフィ「駄目だ」
ルフィ「降りろ」
サンジ「そうかよ……まったく残念だ」
ゾロ「だったらお前をブった斬るしかねェな」カチャ
チョッパー「やってやるぞ…」
ウソップ「よーし、行け!お前らー!」
ルフィ「……とらお」
とらお「“ROOM”」
ドン!!
ゾロ「」
サンジ「」
ウソップ「」
チョッパー「」
とらお「お前らでは麦わら屋の本当の意味での仲間にはなれねェ…」
とらお「この俺だけが、麦わら屋同じものを見て、同じものを聞くことの出来る“真の仲間”だ」
ナミ「……?それ、どういうこと?」
ロビン「……!」
ロビン「まさかあなたは…ルフィと同じ……」
とらお「俺も…“Dの意志を継ぐ者”だ」ドン!
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira081404.jpg
まあナミとロビンは性処理用として必要だしフランキーは船大工だから必要
ブルックは骨だし霊体化?できて偵察にも使えるし海を走れるしで色々使えるもんな
こんな感じで暫くゆっくりやっていきたいと思います。
実は以前ドレスローザ編が始まった頃にVIPで書いたSSの批判覚悟のリメイクです。原作のドレスローザ編ももうすぐ終わりそうなので大幅に手を加えてみようかなと思います。
まだ続けるのか…(ドン引き)
真の仲間やめろ
正直VIPでやってたならVIPでやってろよと、追い出されたんだろうがこっちにくるなと
ゾロいないと地面切って糸押して頁稼ぎするやついなくなっちゃう
古いやつのパクりかと思ったがリメイクなのか
それよりこのルフィ考えが甘いだろ、チョッパーを降ろしたら意味ないじゃない非常食なんだから丸々肥らせるためにも降ろしたら勿体ない
>>30
喋るトナカイなんて食う気しないだろ。
これチョッパー居なくなるから別にウソップいても良くね?謀反起こしても力でなんとかできるし
真の仲間やめーや
突然の真の仲間に震えてるんだけど…
あ
シャボンディ諸島
ルフィ「あっそうだサンジ」
サンジ「なんだ」
ルフィ「錦えもんの件の後始末はお前がやれよ」
ルフィ「面倒事を押しつけられるのは御免だからな」
サンジ「チッ……言われなくてもそうするぜ」
ルフィ「そうか」
ルフィ「じゃあ俺たちはもう行くよ」
ルフィ「じゃあなー!お前らー!」
ナミ「バイバイみんなー!」
元一味「……」
ルフィ「よーし行くぞ!」
ルフィ「ドレスローザに出航だ!」
ロー「あっ」
ルフィ「どうしたとらを」
ロー「今気づいた」
ルフィ「なんだ」
ロー「ドレスローザの作戦な」
ルフィ「ああ」
ロー「六人じゃ足りねえ」
ルフィ「あっ」
ナミ「どうする?」
フランキー「あいつら連れ戻すか?」
ルフィ「うーん…しょーがねェなあ」
ブルック「待ってください」
ルフィ「なんだブルック」
ブルック「彼らは一味を抜けました。戻って来るというのなら」
ブルック「ちゃんとケジメをつけさせるべきでは?」
ブルック「ヨホホ」
ロー「確かに」
ロビン「その通りね」
ナミ「私もそう思うわ」
フランキー「さすがブルックだぜ」
ルフィ「ああ」
ブルック「ヨホホ」
ルフィ「よし、あいつらが開口一番に謝って来たら一味に戻してやるぞ!」
新一味「賛成!!」
シャボンディ諸島
ウソップ「はぁ……」
チョッパー「もう化け物は嫌だ。人間になりてェ…」
サンジ「バラティエってどこら辺にあるんだっけ……」
錦えもん「サンジ殿!こんな所で油を売っている場合ではないでござる!」
サンジ「うるせェ!テメェは海水浴でもしてろ!」
ジャボン!
錦えもん「あ”あ”あ”あ”あ”あ”!」
モモノスケ「父上ーー!!」
ゾロ「うるせェな……ん?」
「おーーーーーい!!」
ルフィ「お前らーーーー!!」
元一味「ルフィ!!」
ウソップ「なんだよ冗談だったのかよー」
サンジ「よく考えたら俺がクビになるはずがねえんだ」
ゾロ「フッ」
チョッパー「おーいルフィィィィィ!!」
ルフィ「おれは元気だぞーーーーーっ!!!」
元一味「おめェはどうでもいいんだよ!!」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira081556.jpg
ルフィ「………」
ブルック「行きましょう。別れは辛いですが仕方ありません」
ルフィ「……ああ」
ルフィ「全くあいつらどうしようもねェクズだったな」
ロビン「そうね」
フランキー「最悪だぜ」
ロー「さて、これからどうするか…」
ブルック「使えそうな方々をスカウトして回るのはどうでしょう」
ブルック「お金ならたくさんありますし」
ブルック「幸いここは新世界。優秀な人材はたくさんいるでしょう」
ルフィ「それだ!」
ロビン「素晴らしいアイディアだわ」
ナミ「私も賛成」
フランキー「アウ!さすがブルックだぜ!」
ロー「こいつ天才か……?」
ブルック「ヨホホ」
てす
出オチスレじゃないのか・・・
続きが気になる
何か前にも似たようなSSがあったな
同じ作者か二番煎じか
つづきは?
ルフィ「それなら心当たりがある」
ロー「誰だ」
ルフィ「ケムリンだ!」
ロビン「ケムリンって……」
ナミ「スモーカー!?」
フランキー「ルフィ!そいつは流石に無理じゃねえか?」
フランキー「あいつは海軍の中将…パンクハザードでは利害の一致で共闘したが……これからはそうはいかねェぞ!」
ルフィ「しっしっしっ、大丈夫だ!俺に考えがある」
ルフィ「これを見ろ」ぽいっ
ブルック「何ですか?これは」
ルフィ「ケムリンに付けた発信機だ」
ナミ「は、発信機!?」
ルフィ「あいつに追いかけられるの飽きていたからな」
フランキー「俺が作った」
ナミ「さすがフランキーね」
ロビン「ええ」
ブルック「ヨホホ」
ロー「こいつ天才か…?」
フランキー「よせよせ照れるじゃないの」
ナミ「でも、居場所が分かったところで仲間になってくれるとは限らないわよ」
ナミ「下手したらあんたが捕まるかもしれない…」
ルフィ「心配要らねえって」
ロー「麦わら屋。随分と自信があるようだがどうするつもりだ?」
ルフィ「しっしっしっ。まぁ見てろって。そろそろだ」
一味「?」
ルフィ「お、来た来た!」
カァー カァー カァー
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