男「じゃあなぜ、俺のベッドにいるんだ」
妹「......気分です」
男「はぁ、こうなるのわかってるんだから見なければいいのに」
妹「違うのです。見たくて見たのではないのです」
男「ふーん?」
妹「一階に降りたらついてたのです。テレビが」
男「見ないでまた二階に上がればよかっただろ」
妹「......まあ、そうですけど...」
男「どうしてホラー嫌いな人に限ってホラー映画とか見るんだろうな」
妹「私以外にもいるんですか? ホラー嫌いな人」
男「幼馴染(女)とかも嫌いなくせにしょっちゅう見てるよ。そのたび一緒に寝ようって誘われるよ」
妹「寝るんですか?」
男「まさか。高校生にもなって幼馴染と一緒に寝るとかおかしいだろ」
妹「薄情な方ですね」
男「誘われる身にもなってみろ。本当面倒くさいから」
妹「ふーん......」
男「まあ、とりあえず今日は一緒に寝てもいいけど、明日はちゃんと自分の部屋で寝ろよ」
妹「......」
男「返事は?」
妹「......気が向いたら」
男「向かせろ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432727462
期待
期待
敬語とは分かってるな
おい
完結よろ
えっと、すみません。
立てすぎwwwwwというエラーが出たので立てられてないと思っていたのですが、立っていますね。
なぜ?
とるあえず、書き溜めてある分は投下します。
本当に申し訳ないです。
妹「......お兄さん、起きてますか?」
男「寝てます」
妹「なんかお話ししてください。怖いです」
男「......目を閉じれば明日になってるから」
妹「いじわるしないで下さい」ギュ
男「はぁ......。話ってなにすればいいんだよ」
妹「なんでもいいです」
男「じゃあ、一つだけ」
妹「はい」
男「おふろ入ってる時、目を閉じてシャンプーしてる時に頭の中で『だるまさんが転んだ』って言うと、
目をあけて鏡を見ると霊が立ってるらしいよ」
妹「......」
男「......」
妹「......お兄さん、明日一緒にお風-------」
男「はいりません」
妹「うぅ......何でそんな話するんですか、バカ兄さん」
男「お前がなんか話をしろって言うから」
妹「そんな怖い話じゃなくて、もっと楽しくなるようなことを話してください」
男「例えば?」
妹「お兄さんが振られた、とか」
男「それ、楽しいのお前だけだろ」
妹「私が楽しめればなんでもいいんです」
男「よくねえよ」
妹「とにかく楽しい話をお願いします」
男「楽しい、ねえ......」
妹「はい」
男「んー......」
妹「......」
男 ギュ
妹「......へ」
男「なんか思いつかないので、抱きしめてみました」
妹「た、楽しいと全然関係ないじゃないですか」ドキドキ
男「でも、こうしてもらってると安心するだろ?」
妹「ま、まあ......」
男「やっぱ身内の匂いって落ち着くものがあるよな」
妹「そう......ですね」クンクン
男「あ。今匂い嗅いだだろ」
妹「そ、そんなことないです」
男「じゃあ俺も」クンクン
妹「ひゃあ......!」
男「ん。どした」
妹「耳裏にお兄さんの鼻息が......」
男「あれ、お前って耳裏弱いの?」フー
妹「ひゃ、やめてくだい......!」
男「はは。思わぬところでお前の弱点を見つけた」
妹「セクハラですよ。お兄さん」
男「いいじゃん。身内なんだし」
妹「身内でもセクハラはセクハラです」
男「はいはい。ごめんごめん」
妹「まったく......」
男「そういえば、驚いた時のお前の声、可愛かったぞ」
妹「う、うるさいです!」
妹「......」zzz
男「(寝たかな?)」
妹「んん......」
男「(ほんと、いつになっても子供っぽいな。こいつは)」
妹「お兄ちゃん......」
男「ここにいるよ」ナデナデ
妹「......へへ」
男「......明日も怖かったらきてもいいからな」ボソ
ーーーー
ーー
ー
これで書き溜め終わりです。
一応、続きをもう少し書こうかなと思っています。何かご要望のネタがあれば、応えていきます。
男が妹が入ってるとは気づかずにトイレの電気を消しちゃって妹が大パニックになるとかどうです?
直前にトイレの窓の外で猫が花瓶でも落とすとなお良いな
【以前、姉にされて本当に怖かった】
妹「うぅ、昨日お兄さんが変なこと言うから怖いです......」ワシャワシャ
妹「(何も考えない何も考えない......)」
パリンッ!
妹「......!」
妹「(何でしょうか。今の音は......)」ドキドキ
・・・。
妹「(やっぱりお兄さんに一緒に入ってもらうべきでした......)」
男「あれ、お風呂の電気がついてる? 俺で最後かと思ってたんだが」
男「おーい、誰か入ってんの?」
妹「(大丈夫です。幽霊なんているわけないです)」←聞こえてない
男「誰も居ないのか。ちゃんと電気消しておけよな」
パチン
妹「!! へ、あ、ちょ、なんで勝手に......!」
男『あれ、妹居たのか?』
ガチャ ダキッ!
妹「はぁはぁ......」
男「いや、その......」裸の妹に前から抱きつかれています。
妹「......嫌がらせですか?」
男「いや、そういうわけじゃなくて、返事がなかったので......」
妹「私を怖がらせてそんなに楽しいのですか?」
男「いや、本当に誤解だって」
妹「信用できないです」ギュー
男「あの、とりあえず何か着てもらえるのと、頭のシャンプーを流して欲しいのですが......」
妹「......今私は、一人でお風呂に入ることができません」
男「頑張ってくださいよ」
妹「無理です」
男「......」
妹「......寒いです」
男「ああはいはい。一緒には入ればいいんだろ」
妹「......」コク
男「(はぁ......。まさかこの歳で妹と一緒にお風呂に入るとは思わなかった)」
妹「折角なので、お兄さんが流してください」
男「はいはい......」
妹「嫌そうにしていますけど、全部お兄さんが悪いんですからね?」
男「いや、別に嫌なわけではないんだけど......」チラ
男「(昔と違って妹の体は発達しているわけですし......)」
妹「なんですか?」
男「お前は恥ずかしくないのか? 俺なんかに裸見られて」
妹「......別に兄妹ですし」
男「だからって、おれは19でお前は16だぞ」
妹「興奮しちゃいますか? 私の体に」
男「いや、別に......」
妹「本当は?」
男「.........多少は」
妹「ふふ、そうですか」
男「(......なんでこいつはこんなに嬉しそうなんだ? まさか露出狂とか?)」
妹「(お兄さん、私の裸で興奮してるってことは、ちょっとは私を異性として見てくれているのでしょうか?)」
妹「.....だと、嬉しいです」
男「ん? なんか言った?」
妹「なんでもないです。ほら、さっさと洗い流してください。まだ体が残っているんですから」
男「いや、体は自分でやれよ」
妹「やってください」
男「いや、それはまじd--------」
妹「やってください」
男「だって、さすがにそれはまずいっt----------」
妹「やって、ください。日本語わかりますか?」
男「............はい」
ええぞ
ええんやで
乙
その調子で頼む
【寝起きドッキリ】
妹「お兄さん、朝ですよ」
男「......」zzz
妹「ほら、いつまで寝ているんですか」
男「......」zzz
妹「はぁ......。全く......」
男「んん......」zzz
妹「(......またお兄さんの匂い嗅ぎたくなってきましたね)」
男「......」zzz
妹「ちょっとだけです......」ゴソゴソ
妹「んん......」クンクン
妹「やっぱりいい匂いです......」
男「......」zzz
妹「はふ......」
男「んん.....?」
妹「......!!」
男「あれ......妹なにやってんだ? 俺の体に抱きついて」
妹「えっと......」
男「......?」
妹「............寝起きドッキリです」
男「随分とドッキリしない寝起きドッキリだな」
妹「斬新さを狙ってみました」
男「斬新すぎて本末転倒になってるぞ」
妹「う、うるさいです。この良さがわからないなんてお兄さんもまだまだですね」
男「とりあえず、退いてくれ。起きれないから」
妹「ああ、そうですね」
男「で、抱きついていた本当の理由は?」
妹「だからドッキリです」
男「ええー?」
妹「しつこいと女の子に嫌われちゃいますよ」
男「お前が変なことしてるからだろー」
妹「うるさいです」
はよ
【静かな一日】
男「おはよう」
妹「あは......ようございま、す」
男「なんか顔赤いけど大丈夫?」
妹「だいじょう......ぶです」
男「全然大丈夫そうではないのだが」ピト
妹「はぁはぁ......」
男「ああ、完全に風邪だね」
妹「今から朝ごはん作りますね......」
男「はいはい、今日は大人しく寝てましょうね」
妹「これしきなんでもないです......」
男「なんでもあるから。ほら、ベッドに戻るぞ」
妹「............はい」
男「とりあえず、冷えピタね」ペタ
妹「ん......気持ちいい」
男「母さんはもう会社行っちゃってるから、俺から学校に連絡しとくね」
妹「手間かけさせて、すみません」
男「大丈夫だよ」
男「俺が今日大学休みでよかったな」
妹「ふん、別に一人でも大丈夫です」
男「えー? お前、風邪引くと寂しがり屋になるくせに」
妹「そ、そんなことないです......!」
男「昔、俺が学校行ったら『行かないでー』って泣きついてきたくせにー」
妹「あ、あれは小学生の時でしたもん......」
男「ふーん?」ニヤニヤ
妹「か、からかう暇があったら、飲みもでも持ってきてください!」
男「はいはい、お嬢様」
妹「うぅ......バカ兄さん」
男「じゃ、なんか用があったら言ってくれよ」
妹「え、ああ、はい......」
男「変に我慢するなよ」
妹「わかってます」
男「じゃあ」
ガチャ バタン
ー
ーー
妹「......」
妹「......」
妹「......暇です」
妹「(お兄さんは我慢するなと言っておりましたし)」
妹「.......」ポチポチ
送信!
妹「......よし」
ーーーーーーーーーーーー
ー男部屋
ブブブッブブブッ
男「......ん? 誰からだ?」
To:男
From:妹
件名:暇です。
本文:暇です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
男「.......」
男「......なんだこりゃ」
男「とりあえず、部屋に来いってことか」
コンコン
男「はいるぞー」
妹「わ。なに乙女の部屋に勝手に入っているんですか」
男「お前が呼んだんだろうが」
妹「別に呼んだわけではないです。『暇』と言っただけです」
男「......」
妹「......」
男「よし。じゃあ特に用はないんだな。俺は部屋戻ってるよ」
妹「あ、いやちょっと......」手をギュ
男「なに? 俺は課題があるのですが」
妹「............ここにいて......ください」
男「はぁ......。最初からそういえばいいのに」
妹「......ふん」プイ
男「......」カリカリ←課題消化中
妹「すー......」zzz
男「......」カリカリ
妹「ん.......」zzz
男「あー、量多すぎ。おかしいよあの教授」ブツブツ
妹「お......お兄ちゃん......」
男「ん? 呼んだ?」
妹「はぁはぁ......」
男「悪夢でも見てるのか? すごい苦しそうだけど」
妹「いか......ないで」
男「おい、大丈夫か?」トントン
妹「......ん?」
男「悪夢でも見てたのか? すごい苦しそうだったけど」
妹「お兄さん......?」
男「お兄さんですが」
ダキッ
男「え、ちょ、え?」
妹「どこにも行かないでください」
男「いや、どこにもいってないけど。絶賛課題消化中ですが」
妹「......ならよかったです」
男「どんな夢みてたんだよ」
妹「お兄さんが私を置いて家を出て行ってしまう夢です......」
男「なるほどね」ナデナデ
妹「寂しかったです。怖かったです」ギュー
男「大丈夫、俺はどこにも行きやしないよ。ましてお前が風邪引いてるのに」
妹「へへ......そうですよね。シスコンですもんね、お兄さんは」
男「いや、それは違うと思うけど」
妹「安心しました」
男「はは」
妹「どうしたんですか?」
男「やっぱお前、風邪になると寂しがり屋になるな」
妹「......た、たまたまです」
男「こういう妹も好きだぞ。俺は」
妹「うるさいです。シスコンバカ兄さん......」ギュ
やっと風邪編書き終わりました。
だいぶ自分の中では達成感があるのですが、何かいいネタありますか?
台風が来て突然の停電。
間違っての飲酒。
兄妹物の悲恋のドラマを見る。
それぞれ独立で三話。後は任せた!
>>32
明日になるかもしれませんが、
頑張ります!!
【※飲酒は二十歳からです。】
母「あー、男。たまには一緒に酒飲むー?」
男「いや、まだ俺19で未成年だから」
母「いいじゃんいいじゃん、堅いこといわさんな〜」
男「はいはい、飲みすぎは注意してね。あんま強くないんだから」
母「はいはーい。愛してるよ〜男ー」
男「(もうすでにほろ酔いだし......)」
ー
ーー
妹「あれ、お母さん帰ってきてたんですか?」
母「おう! このジュース美味しいぞー」
妹「へぇ、会社の人のお土産とかですか?」
母「そうそう、そんな感じ! 妹も一緒に飲もうぜ!」
妹「見たことないジュースですね」
母「ほれ、一杯一杯!」つ焼酎
妹「ありがとうございます」ゴク
母「どうだ? うまいか?」
妹「......なんか苦いです」
母「あっはっはっは! そうかそうか。お前にはまだ早かったかー!」
妹「これ、本当にジュースですか?」
母「あったりまえよー! 私が嘘をつくわけないだろ!」
妹「そうですよね。---------えっと......なんか眠くなってきたので、もう寝ますね」
母「うぃー! おやすみー!」
妹「はい、おやすみなさい」
妹「(......なぜでしょう。頭が変な感じです)」
ーー男の部屋の前
妹「.......」
ガチャ
妹「.......」
男「.......」zzz
妹「(ふふ、相変わらず間抜けな寝顔です)」
男「んー......」zzz
妹「.........お兄さん」ドサ
男「ん......? だれ?」
妹「......誰って、私ですよ。忘れちゃいましたか?」
男「えっと......また怖くてねれないとか?」
妹「何言ってるんですか、私はそんな怖がりさんじゃありませんよ」
男「いや、怖がりだろ」
妹「そんなことないです」
男「と、とりあえず、一緒に寝るとしても退いてくれないか? 重いんだが」
妹「む、女性に対して思いとは失礼ですね」
男「いや、誰だって体の上に乗られたら重いと思うけど」
妹「そんなこと言う方には、お仕置きです.......」チュ
男「......!」
妹「ふふ、ほっぺにしただけなのに顔真っ赤ですね」
男「お、おま......」
妹「どうしました?」
男「-------ん? まさかお前酒飲んだ?」
妹「飲んでませんよ?」
男「絶対飲んだだろ。ちょっと酒の匂いがする」
妹「さきほど、お母さんにジュースはもらって飲みましたが、お酒なんて飲んでません」
男「......いやそれ、絶対酒だから」
妹「.......」
男「.......」
妹「............まあ、そんなのどうでもいいです」ギュ
男「全然どうでも良くないよ!」
妹「もう、夜なんですからもっとお静かにお願いします。私の唇でお兄さんの口塞いじゃいますよ?」
男「(まずい、完全に酔ってる)」
妹「はぅ......やはりお兄さんの匂いは好きです。大好きです」クンクン
男「(ああまずい、俺まで変な気持ちになってきちまう)」
妹「............ねえ、お兄さん」
男「は、はい」
妹「私と......キスしませんか?」
男「しません」
妹「......」
男「......」
妹「......もっと悩むとこでは?」
男「どこに悩む要素があるだよ。実の妹とキスなんかできるわけないだろ」
妹「できます。私がリードしますから」
男「そういう問題じゃないでしょ」
妹「そういう問題です」
男「違います」
妹「......」
男「......」
妹「......したいです。お兄さんと一つになりたいです」ギュー
男「はぁ......。ほら、とりあえず今日は寝ようぜ。きっとお前、酒飲んでおかしくなってるんだよ」
妹「いや、嫌です......お兄さんと一つに......」ウトウト
男「はいはい、ひとつね。いつだって俺とお前は一心同体だよ」
妹「そういうことでは......」
男「......」
妹「すー......」zzz
男「(はぁ、やっと寝たか)」
妹「んん......きす......」zzz
男「(......もう、なんなんだよ)」
ーーーー
ーー
ー
〜翌朝
妹「あ。お兄さん、おはようございます」
男「あ、お、おう、おはよう」
妹「? どうしたんですか。妙によそよそしいですが」
男「いや......お前って昨日の夜のこと覚えてないのか?」
妹「昨夜、ですか?」
男「俺の頬にキスしたこととか」
妹「......へ?」
男「ああ、いや、覚えてないならいいんだよ」
妹「え、ちょっと、何があったんですか。昨日の夜」
男「いや、なんでもないんだ」
妹「なんでもないわけないですよね。ちょっと、頬にキスってなんですか」
男「ああ。そうだ、きっとあれは夢だったんだ」
妹「え、ちょっ、質問に答えてください!」
男「さあて、今日も元気に頑張ろう!」
妹「き、気になるじゃないですか! お兄さん!」
おしまい。
乙!なんとなーく記憶残ってアタフタしても面白かったかもね
ったく
こう言うの読むと嫌になるんだよ
何で俺には妹居ないんだよっ!て
ええな
はよ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません