舞台は暗夜王国!
ひとりめの主人公モニカは王国を憎み、とうとう悲惨な末路をたどった…
ふたりめの主人公シリウスはトレジャーハンターとして世界を歩み、どんな世界を目の当たりにするのか…
どんな結末も安価とコンマ次第!
愉快犯罪に手を染めるゲスプレーもよし、見知らぬ幼女を引き連れる聖人プレーもよし!
過去スレ
1 【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?】 - SSまとめ速報
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 ̄ヽ、 _ノ
`'ー '´
○
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o,.,  ̄ `丶、
.〃;.; ; O `、
/;i;i;.; ; ° ヽ
j!;i;i;i;.; `、
.j!;i;i; ; V
. , -v{功テえ三≧k j i i}
.i;i;i;i∧;{i ___ ヽ〉-- 〃ヌニ≠ェァ;,、_ /〉
{i;i;i;i;i;i;ム ‘、 ̄≧ j.r-v{! __ `v身≧"
i;i;j!;i;i;i;.;丶 _ .ノノ `ム、´⌒`ー /;アー7´〉
. v;i;i;i; ;´ ,ァ 丶`_ ノ/ / y゜
. j;i;i;i;.; ィ( {! ヽ, i}¦
. {;i;i;.; /‘≠ー弋__. ヘ iノ
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.人;i;i;i;.; ト 卞、カv ̄T++=a、 〉 j}
.__/ ∧;i;i;i;,ミ 、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ j〕 /^
\ ∧;弋ミ /
\ へ`,,ヾ;.;, ィ爪
ヽ へ、 . ´/ ト、__
} >; ,,__ーァ ´ .イ i \ ̄\
〃/⌒ヽ.j \ \
シリウス「…わくわくするか?」
シリウス「冒険はいつも、新鮮な発見がある。それが旅の楽しみであって、醍醐味だな」
リリ「…」
シリウス「…さて、では宿に戻って――」
ドドド…
シリウス「…ん?」
ドドドドドッ
シリウス「あれは…魔物…?」
シリウス「まっすぐ町に向かって…一体、何故…?」
リリ「…」
シリウス「…だが、放ってはおけないな」
【安価下2】
1 リリをこの場へ残して、戦いにいくぜ
2 リリを守りながらになるけど、連れて戦いにいくぜ
3 宿屋にリリを向かわせてから戦いにいくぜ
2
3
シリウス「リリ、宿まで走って、部屋に戻っているんだ」
リリ「…」
シリウス「いいな? 俺はあれをどうにかしてくる。必ず戻るから、宿屋でいいコで待っていろよ」ポン
シリウス「知らない人間についていったらダメだぞ!」タタタッ
リリ「…」
――砂漠の入口
ドドドドッ
シリウス「とんでもない数だな…俺の手には余るが、誰かが駆けつけてくることを願って、数を減らすとしよう」
シリウス「…だが、こいつらに俺の魔法は効きが悪い…からな…」
【安価下2】
1 ええい、物理攻撃だ! とくと無銘の槍の威力を味わえ!
2 それでも魔法の範囲攻撃で蹴散らしたらあ!
3 その他、どうする?
※マスケット銃は使えるけど、残弾が少ないのと、まだ撃ったことがなくて命中率が悪いから気をつけてね
1
1
1
一応、静止を呼びかけて、無理なら2
シリウス「さあ来い――!」
ヒュオンヒュオンヒュオン
パシィッ
魔物「キシャアアッ!」
シリウス「はあっ!」
ダッ
ズドォォッ
シリウス「まず一匹目…!」
シリウス「少々硬いが、刺突が有効で助かったな」
【直下 コンマ判定】
1~3 毒性のある体液浴びちゃった☆テヘペロ
4~6 てか、ひとりじゃおさえらんないよ…
7~9 シリウスさんつおい
ぬ
ザシュゥッ
シリウス「この数――押さえきれない…!」
シリウス「応援のひとりくらい出してくれればいいものを…」
シュバッ
シリウス「うおっ…!? そうか、こいつらも尻尾を持ってる…あれは槍も同然か」
シリウス「ならばこそ、負けられないな…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 あ、あれぇっ!?
4~6 きびC
7~9 増援や
ぬ
こい
コンマ神に愛されてるとでも言うのか
【直下 コンマ判定】
増援は…
1~3 なんかちょっと頼りなさげな少年…いっちょまえに剣は持ってるけど…大丈夫なのか?
4~6 傭兵団。別の仕事で来てて、町に居合わせたらしい。でもって、傭兵団で請けた仕事だからひっこんでろって言われた
7~9 シリウスと対照的に暑い砂漠なのに、フルプレートの重厚な鎧に身を包んだ人がきた。つえー
0 左遷されちゃった女騎士さん
あ
そらっ
どこまでも辺境に飛ばされていくスタイル
<一匹も入れんじゃねえぞぉー!
<うぇえええええ――――――――――――いっ!
シリウス「助かった、増援か…!」
傭兵団長「おい、お前」
シリウス「助かる、協力して――」
傭兵団長「これは俺らで請けた仕事だ、引っ込んでな!」
シリウス「何っ…?」
【安価下2】
1 この場は退いて、町のほんとの入口部分で討ち漏らしが来ないように待機しとく
2 だったら、この魔物の群れがやってきた方へ向かって、突然の襲撃の裏を探りにいく
3 その他、どうする?
1
2
リリの確認
シリウス「…ふむ」
シリウス「だったらこの場は任せるとして――」スッ
シリウス(確か、あっちから来ていたな…。まだ、ぞろぞろと列を為すように向かってきている…)
シリウス(これを遡っていけば…!)
タタタッ
魔物「キシャアアアッ!」
シリウス「邪魔だ!」
ザァンッ
【直下 コンマ判定】
1~3 巣穴みたいなところに襲撃の痕が。誰かが引き起こしたらしい、というのは分かったけど誰もいなかった。ついでに、周囲を囲まれて窮地
4~6 素穴みたいなところに襲撃の痕が。複数の巣穴を刺激して誘導でもしたらしい
7~9 爆発音! 誰かが何かしてる!? 誰だ!?
あ
ぬ
【安価下2】
この騒動を起こしちゃったらしい人物のお名前と、性別をお願いします
ステファニー 女
パルミラ 女
ペイル 男
アレレ=バー 男
平和主義者だけど非暴力主義ではないから普通に人間と戦えるよね?
シリウス「はぁっ、はぁっ…」
シリウス(複数の巣穴を片っ端から叩いたようだな…)
シリウス(だが、一体誰が何の意図を持って――?)
ドッゴォォォォォンッ
シリウス「っ!? 魔法の、爆発…?」
シリウス「あっちか…!」
タタタッ
ゾロゾロゾロ…
シリウス「っ…魔物が――」
魔物「キシャアアッ!」
パルミラ「さあ、生きなさい、魔物ども!」
シリウス「何をしている!?」
パルミラ「っ…!? あら…こんなところに人が来るなんて…」
シリウス「…お前が、これを引き起こしたのか…?」
パルミラ「そうよ?」
シリウス「【安価下2】」
1 何故だ…? どうして、こんなことをする?
2 …一緒に謝りにいってやる。事態を終息させるのをまずは手伝え
3 その他、自由台詞なんだぜ
2
2
1
シリウス「…一緒に謝りにいってやる。事態を終息させるのをまずは手伝え」
パルミラ「はあ?」
シリウス「さあ、早く!」
パルミラ「…アホなの?」
シリウス「っ…?」
パルミラ「一緒に、謝るぅ? ふふっ…あははははっ!」
パルミラ「何それ、おかしいっ! ふふっ、あなた、頭おかしいんじゃない?」
パルミラ「謝るつもりがあるはずないじゃない」
シリウス「…」
パルミラ「いいから、死んじゃいなさいよ」
【直下 コンマ判定】
1~3 vsパルミラ&サソリ魔物30匹
4~6 vsパルミラ
7~9 vsサソリ魔物30匹
あ
えい
せいや
ぬ
パルミラ「やっておしまい、魔物ども!」
ザザッ
シリウス「何っ…!?」
パルミラ「群れひとつ、相手にできる?」クスクス
魔物「キシャアアッ!」
ズドドドドッ
シリウス「くっ…!」
ブゥンッ
ズドォッ
シリウス(数が多い…!)
パルミラ「しかも、隙だらけね。――大・烈風魔法!」
ビュォォォォォッ
ズババババッ
シリウス「魔物ごと、だと…!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 パルミラ単体でも強いのに魔物が邪魔だし…ヤバいかも
4~6 魔法を攻撃手段にしてくるから、魔物を盾にしながらどうにか凌ぐ
7~9 魔物の数が多いなら、減らせばいいだけじゃんって。圧倒するなら量が足りぬ!
あ
ぬ
ここにきてキビC
パルミラ「どうしたの、その程度?」クスクス
魔物「ギシャアアアッ!」
ズンッ
ギィィンッ
シリウス「くっ…!」
パルミラ「口ほどにもないのね」
ビュォォォォッ
ズバァッ
シリウス「あぐっ…!?」
パルミラ「そいつらの尻尾の攻撃、うまくかわしたり防いでたみたいだけど、いいこと教えてあげるわ」
パルミラ「その尻尾の針には猛毒が仕込まれてるの。神経性の毒で、動けなくなるわ」
パルミラ「生きたまま齧られて死んじゃいなさいよ」
【直下 コンマ判定】
1~3 YABEEEEEEEE
4~6 だったら、こうだ!
7~9 加勢っ!? 傭兵団の人間じゃないっぽいけど…?
ぬ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 左遷された女騎士の助太刀
奇数 な、なぜここに…!? アカ――――――――――ン!
※0は偶数扱いなんや
ぬ
リリちゃんか?
シリウス「こうなったら、周囲一体、もろとも――ん? んんっ!?」
パルミラ「?」チラッ
リリ「…」
シリウス「何故、ここに…!? ついてきていた…のか…!?」
パルミラ「何でガキがいるのかしら――?」
シリウス「リリ…! 逃げろ…!」
魔物「キシャアアアッ!」
リリ「っ…」
パルミラ「まあいいわ、食っちゃいなさいよ」
【安価下2】
1 槍投擲で、リリに襲いかかった魔物を仕留める
2 マスケット銃でリリに襲いかかった魔物を撃つ
3 その他、どないするんや!?
2
1
魔物「キシャアアアッ!」バッ
リリ「っ…」
シリウス「届、けぇええええええええ―――――――――――――――――――――ッ!」
ブンッ
シュバァッ
ズッドォォォォッ
魔物「キシャ――」ドサッ
リリ「っ…」
パルミラ「で、あなたは無防備? ほんと、オツムが足りてないんじゃなくて? ――大・竜巻魔法!」
ビュォォォォォッ
ズガガガガッ
シリウス「ぐああああっ…!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 ボロ雑巾にされた…。それを見てからパルミラは撤退してったけど…状況はかなーり、悪いまんまよ?
4~6 割と重傷だけどまだ戦える状態。パルミラは見切りをつけて撤退してった
7~9 傭兵団がここまできた。パルミラは撤退。どうにか難を逃れられた
ぬ
毒腺を幾らか回収しておけば、槍や銃を麻酔武器に出来そう
ウジャウジャ…
シリウス「くっ…」ググッ
パルミラ「じゃあ、トドメ刺してあげる。魔物ども――」
<あっちにもいるぞ、殲滅しとけぇええええええ―――――――――――――っ!
パルミラ「チッ…もうきたの…? 傭兵団がいたなんて計算違いね」
パルミラ「…まあいいわ、焦る必要もないし…。それじゃあね、愉快な槍使いさん」
シリウス「待てっ…!」
魔物「キシャアッ!」
シリウス「ぐっ…」
ドゴォッ
*「たんまりいるぞ!」
*「ぶっ殺しまくれ!」
シリウス(傭兵が到着したか…)
シリウス「だが…問題は――」チラッ
リリ「…」
シリウス「……どうした、ものか…」ボロッ
【安価下2】
どうにか、宿まで戻ってきたシリウスとリリ…
1 リリを叱る
2 リリにお礼を言ってからたしなめる
3 お礼だけ言っておく
4 その他、どうするよ?
2
2
――暗夜王国・砂漠入口の町・宿屋――
シリウス「…まあ、何だ」ボロッ ←服は着ずとも包帯は巻かれて、珍しく上裸がさらされてない状態
リリ「…」ギュッ
シリウス「…ありがとう」ナデ
リリ「…」
シリウス「…だが、宿屋で待ってろと言っただろう」ナデナデ
リリ「…」
シリウス「どうして、来てしまった?」
シリウス「本当に危ないところだったんだ。それに、俺のところへ来るまでも危なかったはずだ」
シリウス「…心配をしてくれたのは嬉しい。だが、同じように俺がリリを心配してしまう」
シリウス「今度からは、ちゃんと約束を守ってくれるか?」
リリ「…」
シリウス「…」
【安価下2】
1 これで終わりにしておく
2 何か反応がないかと、喋りかけ続けてみる
3 その他、どうする?
1
心配してくれたのなら、今度からは大人を読んでくれ
女騎士チャンスを掴みたい
シリウス「…」ポン
ナデナデ
シリウス「心配してくれたのなら、今度からは大人を呼んでくれ」
シリウス「リリはまだ小さい。だからこそ、待っていてくれるだけで俺はちゃんとがんばれる」
シリウス「直接的な力になりたいと思ってくれるのなら、大人を呼んで、助けてくれ。いいな?」
リリ「…」
シリウス「…砂漠へ行ったから、服が砂まみれだな」
シリウス「さっとシャワーでも浴びてくるといい」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「……分かった、いつも通り、俺が洗ってやる…」
リリ「…」
シリウス「はあ…」
シリウス(今はいいが…このまま何年かしたら、何もかもが許されなくなりそうだな…)
シリウス(どうにかして…自発性を引き出してやりたいが…ううむ…)
シリウス(いや…だが、言いつけたことを破って、俺のところへ来てしまったのは自発性か?)
シリウス(だとしたら…)
シリウス(……………ふうむ)
【安価下2】
1 ケガが痛まなくなるまで滞留した
2 ケガしてたって関係なく、行く
A 徒歩
B ラクダレンタル:1500G消費
3 砂漠を渡る船(1人:2000G)があるらしいけど、金が足りないから療養ついで(?)に金稼ぎでもしよう。目標金まで1500G
A 魔物の退治:報酬500G
B 商店手伝い:報酬200G
C トレジャーハンターらしく、近くのダンジョン捜索をして金目のものを売却するのだ
4 その他、どうする?
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:2500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 血錆のマスケット銃 立入許可証
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
1
c
3C
――暗夜王国・ダンジョン――
シリウス「ふむ…割と人が出入りした形跡が多いな…」
シリウス「まあ、この立地では当たり前か…」
リリ「…」
シリウス「そう危険はないだろうが…金目のものがあるだろうか…?」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…考えるより行動せよ、だな」
【直下 コンマ判定】
1~3 2、3日探索を続けたけど、なーんもない…
4~6 出てきたのは過去に踏み入った人が死んで残された武具…売っても300Gにしかならんかった
7~9 どこぞの貴族が無謀に探索して死んでしまったらしい…。残されていた、実用に向かなそうな宝飾の施された剣を売却:2000Gゲット
ぬ
隠し扉でも発見したのかな?
【0】
スタスタ…
シリウス「やはり…これといったものはないようだな…」
リリ「…」
シリウス「行き止まりか…」
リリ「…」
シリウス「…引き返して別の道を探――ん?」
リリ「…」
シリウス「…………何だ、ここだけ…?」
ゴソゴソ
カチッ…
ガコンッ
シリウス「これは…隠された通路…?」
シリウス「具合を見るに、長いこと放置されていたようだな…」
シリウス「と、いうことは…この先にまだ探索の手は伸びてない!」
シリウス「やったな、リリ。俺達が一番乗りかも知れないぞ」
リリ「…」
シリウス「さあ、行くとしよう」
【直下 コンマ判定】
偶数 大した危険もなく、宝ゲット
奇数 ちょい、凶暴そうな魔物がそれなりにいるなあ…突破するしかないか
※0は偶数扱いよ!
あ
奇数
ぬ
やはり豪運シリウスさん
スタスタ…
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「おっ…」
リリ「…」
シリウス「宝箱…」
シリウス「やはり、残されていたか。やったな、リリ」スッ
リリ「…」
シリウス「どうした、やったな、嬉しいな、という時は手と手でタッチだ」
リリ「…」
シリウス「…ほら」フリフリ
リリ「…」スッ
パチ…
シリウス「よーし、よくできたな」ナデ
リリ「…」
シリウス「さて、では宝を拝むとしよう――」
【直下 コンマ判定】
1~3 よく分からない仮面:売却額3000G
4~6 ギンギラギンのナイフ:売却額1万G
7~9 太陽神の腕輪/装備すると太陽神の加護を受けられる:売却額10万G
0 盗賊王のサイン/盗賊王が宝を取り出した後に残すと言われるサイン:売却額10G
ぬ
ギンギラギンのナイフ:売却額1万G を入手しました ▽
シリウス「この装飾品なら、それなりの値がつきそうだな」
シリウス「これで砂漠超えの船にも乗れる…。やったな、リリ」
リリ「…」
シリウス「さて、町へ戻るとしよう」
【安価下2】
ギンギラギンのナイフを売却しますか?
1 YES
2 NO
1
1
――暗夜王国・砂漠入口の町・宿屋――
シリウス「これで所持金は1万2500G…」
シリウス「船のチケットも手に入れられるな」
リリ「…」
シリウス「大した危険もなくて、体も楽にはなったし…行くとするか?」
リリ「…」
シリウス「…そうか」
【安価下2】
1 砂漠を渡る船に、いざ乗船! 所持金:8500G
A 途中、オアシス(名物はカジノ)に寄るルート
B 一気に超える!
2 でもラクダレンタルで行こう 所持金:1万1000G
3 でも徒歩でいく
1a
1A
――暗夜王国・砂漠客船――
ザァァァァッ
シリウス「これが砂漠の上を渡れる船か…」
シリウス「なるほど、魔法を利用して帆に風を受けているのか」
リリ「…」
シリウス「意外と速いし、快適だな…」
シリウス「…リリ、オアシスにも寄るんだぞ」
リリ「…」
シリウス「オアシスというのはな、こんな砂だらけの砂漠の中にある水源だ」
シリウス「その周りだけは緑もあって、人はそこに集落を作り、町を作った」
シリウス「だが、ここのオアシスは特別で、なんとカジノなんてものを作ってしまった」
シリウス「普通、砂漠は気候が厳しくて人が寄りつこうとはしないんだが、カジノを作ったお陰で金持ちもくるようになって財政が潤っている」
シリウス「きっと賑やかなところなのだろうな。どうだ、楽しみか?」
リリ「…」
シリウス「不夜のオアシスとか、不夜の町、などと言われているほどで、夜でも人が賑やかに出歩いているらしい」
シリウス「俺も初めてだから楽しみだ」
【直下 コンマ判定】
1~3 不夜の町到着――なんだけど…何か、イメージとめちゃんこ違う…
4~6 不夜の町へ到着! …でも何か、ふんぞり返る金持ちが目につくなあ
7~9 不夜の町へ到着! 砂漠の中のリゾートだね
ぬ
1
――暗夜王国・不夜の町・砂漠船港――
ゾロゾロ…
シリウス「ここが不夜の町か…。どうだ、本当に砂漠なのに水があるだろう?」
リリ「…」
シリウス「あれがこの町の生命線だ。この木はヤシだな。少し見ない感じで珍しいだろう?」
リリ「…」
シリウス「…よし、では観光へ行くとしよう」
<まったく、これだから安い船は…
<ああ、埃っぽい…さっさとホテルに荷を置いてからカジノへ行くわよ! 早くなさい!
シリウス「…」
【安価下2】
1 もちろん、カジノっしょー
2 町並みを見る
3 オアシスの泉へ
1
2
シリウス「大通りはさすがに賑やかだな」
リリ「…」
シリウス「窓ガラスの向こうの品を見てみろ、リリ」
シリウス「0の数が多いだろう? 金持ちや、カジノで大勝ちした成金を相手にしているんだろうな」
リリ「…」
シリウス「他にも、あそこは金持ち相手のレストラン、そっちも、あっちも…6軒も建ち並んでるか…」
シリウス「すさまじいな」
リリ「…」
シリウス「だが、一般庶民はどこで買い物をしているのか…」
シリウス「…あっちの通りか? 行ってみよう」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 堂々と奴隷が売買されてる、不夜の町の闇…
4~6 貧富の差がめちゃんこ激しくて、路地裏には…
7~9 通りを曲がったら人とぶつかった
ほ
1
シリウス「やはり、こっちが庶民が暮らす区域か…」
リリ「…」
シリウス「ん?」チラッ
リリ「…」
シリウス「…あの路地は…?」
シリウス(…………家もない人々、か…?)
シリウス(大通りはあれだけ栄えているのに、少し裏に入っただけで…)
シリウス(気分の良いものではないな…)
【直下 コンマ判定】
1~3 たかられた。シリウスは最低限の金を残して全部、たかられるままに与えてしまった
4~6 税金の徴収をしてる役人を発見。暴力に訴えようとしたので止めた…ら?
7~9 おや? 貧しそうな子ども達が集まってる場所で、勉強を教えてる人間が…青空教室?
1
マリリー「そういうわけで、この王国は成り立ちました」
*「ねーねー、せんせー、勉強していいことあるの?」
*「こんなむずかしいことおぼられないよー」
マリリー「およよ…」
*「それよりせんせー、おれね、昨日、成金からスリしたの! 殴られちゃったけど、ほら、お金!」
マリリー「!?」
*「すごーい!」
*「いいなー!」
マリリー「いけませんっ!」
マリリー「人からものを盗むなんてこと、主はお許しになりません」
マリリー「その人のところへ一緒に返しにいきましょう」
*「なんでだよ!?」
マリリー「あなたが泥棒をされたらどう思いますか? とっても悲しいでしょう?」
*「でもあいつらは金持ちじゃん」
*「そーだそーだ」
マリリー「人は持ってるお金の量では、いかなる差別もされません」
マリリー「あなたも、お金をたくさん持っている人も、同じように悲しむんです」
【安価下2】
1 口を挟んでみる
2 さて、宿へ行こう
3 その他、どうする?
1
1
2
シリウス「…」スタスタ
マリリー「とにかく、いけません。さあ、今すぐ」
*「やーだー!」
マリリー「いけません」
*「でも――」
グイッ
パシッ
シリウス「よし、では俺がこの金をもらおう」
*「何するんだよ、返せ! 大人のくせに!」
マリリー「あなた、何を…!」
シリウス「うん? お前はこの金を同じように他人から奪ったのだろう? ならば問題ないはずだ」
*「何でだよ!?」
シリウス「そうやってムキになるのなら、嫌なんだな? だが返さない」
*「返せよ!」
シリウス「どうしてだ? 俺は、お前と同じことをやっているだけだぞ?」
*「だ、だって…」
シリウス「…やられた方の気分が分かったか? だったら、返すことだな」
シリウス「面と向かって返しにいっては、手痛いおしおきをされるかも知れないから、ホテルのフロントにでも持っていけばいい」
シリウス「いいな?」スッ
*「…」
マリリー「もし…あなた…」
シリウス「ん?」
【直下 コンマ判定】
1~3 マリリー「何故…上にお召し物を着ておられないのですか…?」
4~6 マリリー「突然で申し訳ないのですが…そちらのものは、どこで…?」シリウス「ああ、これか?」
7~9 マリリー「旅の方…ですよね? …ありがとうございます」ペコリ
ぬ
2
また0かよ!
お?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 マリリー「あ、あの…///」シリウス「…?」マリリー「よ…よろしければ、あの…ご一緒にお茶でも…///」
奇数 マリリー「ちゃんとお召し物を着てください…その、目のやり場に…。公共の場なのですよ…?」
※0は偶数扱いやで
あ
ぬ
マリリー「あ、あの…///」
シリウス「…?」
マリリー「よ…よろしければ、あの…ご一緒にお茶でも…///」
シリウス「お茶…?」
*「ひゅーひゅー」
*「せんせーがほれたー」
*「きんにくにほれたー!」
マリリー「っ!?/// そ、そのようなものじゃありません!///」
マリリー「めっ、ですよ!///」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「ふむ…」
【安価下2】
1 応じる
2 だが断る
1
1
子供達はどうするのか
1
キター
シリウス「かまわないが…ここの、子ども達は…?」
マリリー「あ…授業自体はもう、終わりですので…」
シリウス「…そうか。…あと、このコはリリと言って、まあ…どう説明すればいいか…一緒でいいだろうか?」
マリリー「も、もちろんです!///」
リリ「…」
シリウス「そうか」
マリリー「ええと…あの…日没にお店で待ち合わせでも、よろしいでしょうか…?」
シリウス「ああ、問題ない」
マリリー「で、では…その時に…」
リリ「…」
シリウス「ああ、分かった」
【直下 コンマ判定】
マリリーのこの行動の意図とは!?
1~3 筋肉に惚れた←
4~6 シリウスの態度にとっても興味を持って、目指すべきものが同じかも知れないという想いから…?
7~9 一目惚れ
ぬ
そらっ
――暗夜王国・不夜の町・喫茶店――
カランッ…
マリリー「すみません、お待たせいたしました…」
シリウス「いや、問題ないさ」
リリ「…」ズズズ ←ストローで飲んでる
マリリー「あ、あの…ええとですね…」
シリウス「とにかく、かけてからでもいいんじゃないか?」
マリリー「はい…失礼いたします…」
シリウス「それで…」
マリリー「あの…見ての通り、わたしはしがないひとりの女でして…」ボイン
シリウス(しがない…? その立派なものを持っていながら…?)
マリリー「今は巡礼の旅をしております」
マリリー「ここへ立ち寄って、その…子ども達が罪の意識も持たずに犯罪行為に手を染めているのがやるせなくて、青空教室を開いていまして」
マリリー「けれど、先ほどのようなことがままありまして…どうしても、彼らに染みついた価値観を払拭できないでいるんです…」
シリウス「…そうして生きてきたし、彼らの親も…いるのであれば、似たようなことをしているのだろうからな…」
マリリー「ええ、それは分かっているんですが…。しかし、あのままでは悲しい状況が永遠と続いてしまうだけです」
マリリー「学を身につければ違った方法でと考えてはいるのですが、なかなか…」
シリウス「言うに易く…というやつか」
マリリー「そんな折、あなたがいらっしゃいまして、その…大変、失礼だとは思うのですが…」
シリウス「何だ?」
マリリー「…わたくしが理想とするものと、近いものをあなたもお持ちなのではと思いまして…」
シリウス「理想とするもの、か…」
シリウス「【安価下2】」
1 通ずるものはあるかも知れない。だが…俺は目の前で起きていることさえ、どうすることもできない無力な人間だ
2 …勘違いだろう、それは
3 その他、自由台詞
1
1
それは、偽善ではないのか?
シリウス「通ずるものはあるかも知れない。だが…俺は目の前で起きていることさえ、どうすることもできない無力な人間だ」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」ズズズ
マリリー「…わたくしも、同じです…」
シリウス「?」
マリリー「…最後まで、結局…救ってあげられなかった娘がいまして…」
マリリー「……悔やんでも、悔やみきれません…。あれほど傍にいたのに…分かってあげられませんでした」
シリウス「…」
マリリー「だからこそ…今度は、取りこぼしたくはないんです」
マリリー「わたしにできることであれば、何だってするつもりでいます」
マリリー「ただ、少しでも世の中が平和に、穏やかになるのであれば…と」
シリウス「その志は素晴らしいものだ」
シリウス「俺も、そうなれば良いとは思う」
マリリー「…本当ですか…?」
シリウス「だが…不可能だ」
マリリー「そん、な…」
シリウス「不可能だ。人は争いをやめることはできない」
シリウス「…それでも見過ごせず、やることと言えば矛を収めさせるか、争いそのものがなくなるように仕向けるかのみ…」
シリウス「手が届かない場所で起きていることには関与することもできないし、人々を啓蒙するような傲慢なマネもできはしない」
マリリー「…しかし…」
シリウス「あなたは全ての人々を幸福に導きたいのだろう? そして、平和になればいい、と」
マリリー「ええ…」
シリウス「ならばこそ、想いは同じでも、俺とあなたは違っているよ」
シリウス「【安価下2】」
1 …俺は、俺の周りだけが穏やかになればいい
2 幸福に導くなんてことはできないと俺は考えてしまう。…幸福なんてものがそれぞれに違うし、導けるほど高尚な人間でもないのでな
3 その他、自由台詞なんだよ
2
1
シリウス「…俺は、俺の周りだけが穏やかになればいい」
シリウス「あなたのように、見知らぬ他の誰かにまで気を揉める人間じゃないんだ」
マリリー「…」
シリウス「もちろん、あなたの想いは立派だ。賛美されるべきものだ」
シリウス「…だが、応援をしてやることしかできない」
マリリー「そう…ですよね…」
マリリー「いえ、分かってはいるのです。…ですが、だからこそ…成し遂げたいと、そう思うのです」
シリウス「そうか」
リリ「…」ズズズ
マリリー「…お時間をいただいて、ありがとうございました」ペコッ
シリウス「いや、気にはしないでくれ。嬉しくも思うよ、あなたのような方がいることを」
マリリー「…ありがとうございます」
【安価下2】
1 さよならしたよ
2 マジメな話、は終わり?
3 その他、どうにかしたいの?
2
2
2
2
救えなかった娘、とは?
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
マリリー「…」
シリウス(…何だか、落ち込ませてしまったように思ってしまう…)
【安価下2】
1 マリリーとコミュる?
2 お酒のお誘いでもしてみる?
3 カジノへ誘ってみる?
2
1
酒飲みながらコミュ
子供との接し方が上手そうだし、リリと会話できないか、試して貰う
シリウス「そういえば…」
マリリー「…どうかされました?」
シリウス「すっかり忘れていた。俺はシリウスという。あなたは?」
マリリー「およよっ…!? もうしわけありません、わたくしもすっかり…! マリリー、と申します」
シリウス「マリリーか、良い名だな」
マリリー「そ、そうでしょうか…?///」
シリウス「顔が赤くないか? 日焼けか?」
マリリー「い、いえその…別に…///」
↓1~3 マリリーとのコミュ内容
※なければ「なし」でおけっす
そして、休憩入りまする
ありがとうございました
俺には妹がいるんだがアンタにもそういう家族はいるのか?
リリが危険な場所へついてこないように保護者が欲しい
よければ一緒に旅できないか
このマスケット銃、珍しくないか?
乙でした
――王子様のQ&A――
王子「どうも、あなたの王子です。前スレの質問の続きをしちゃいます!」
前スレ>>992
王子「サリーのくすぐったい場所? ついでにマリリーも?」
王子「………ふーむ、これは気になりますな!」
王子「そんなわけで、張り切って調査してきた結果が、こちら! フリップ、ドン!」
サリー:背中の首の下から、腰の上くらいまで指でつーっとするのが効く
マリリー:膝頭
王子「おおふ…」
王子「何かこう、背中ってぞわっとするよね。膝ってのもまたね、うん。ちなみにモニカはワキです」キリッ
前スレ>>993
王子「亜人とかは出られる世界観ですか…?」
王子「これはね、すごぉーく難しいところだよね。要するに、エルフ的な存在とか、ドワーフ的なのとか?」
王子「他にもこう…獣が入ってたりとかもあるわけだし」
王子「ただね、こういう人らはひっくるめて、魔族です」
王子「魔族の定義は魔力に影響を受け、姿形を変じた生物、となってます」
王子「人間でも、動物でも植物でもね、とんでもない量の魔力を受けると影響が出て、人外になります」
王子「そういった結果、皮膚が青かったり、獣耳が生えたりする人間ができます」
王子「それを大きく括って、亜人と呼ぶのです。…この世界観では」
王子「よって、登場は可。ただし、舞台が人間の国である以上、彼らはそうそう登場しません。こんな感じでいいかな?」
前スレ>>994
王子「ほほう…俺の天才ぶりが遺憾なく発揮された時からの読者がいるとは…」
王子「あざーす! えーと、行き先の指定は…ムリです!」
王子「理由そのいち、あんまり平和な世界じゃないから」
王子「理由そのに、移動は特別な移動法を手に入れるまで徒歩に限られるから」
王子「まあ、うん…ごめんなさいってことで」
>>995
王子「なになに、リリはロリ巨乳じゃないでしょうね、と知らない銀髪のコが気にしてました…?」
王子「……………違います」
王子「むしろね、リリはね、巨乳どころか、虚乳です。それちゃんと膨らむの?ってレベルです」
王子「だからご安心してください! 未来はどうか知らないけどね」
前スレ>>996
王子「鍛冶屋に武器製作依頼などは出せますか?」
王子「できなくはないんですけど…こう、出来上がるまでには時間がかかるでしょ?」
王子「となるとね、そこに滞在しなきゃいけないんだけど、そうそうできないんです」
王子「だって仕事を受けてるから。そんなわけで、システム的には可能だけどムリ、です」
前スレ>>997
王子「ゲルニカは誰に引き取られたか…」
王子「……それは、今後分かるかも知れません」
王子「……………分からないかも、知れないけど」
王子「以上、質問の回答コーナーでした! ありがとうございました!」
王子「次回はゲストのこのスレ登場キャラとやろうと思います、忘れなきゃ! それでは、またの機会に。みんなの王子様でした」
>>137
マスケット銃という名称は知らんかもしれんな…
シリウス「マリリー、俺は妹がいるのだが…」
マリリー「ええ、かわいらしい方ですね」
シリウス「…リリは妹ではない…」
マリリー「およよ…? …幼女誘拐…?」
リリ「…」
シリウス「断じて違う。…そう、妹がいるんだが、マリリーには兄弟や姉妹がいるのか?」
マリリー「血の繋がりはありませんが、教会の孤児院でともに育ったたくさんの兄や姉、弟と妹がいます」
シリウス「そうなのか…。賑やかそうだな」
マリリー「ええ、毎日、ドタバタでした。行方の知れない方もいますが…きっと、どこかで…」
シリウス(………何故、こうも湿っぽい方向へいくんだ…?)
シリウス「そうだ、珍しいものがあるんだ」
マリリー「珍しいものですか?」
マリリー(こんな砂漠で上裸の方…というのも、とても珍しいのですが…)
シリウス「ああ、これを見てくれ」ゴトッ
マリリー「これは…!」ガタッ
シリウス「ん?」
マリリー「こ、これはどちらで…?」
シリウス「王都の武器屋で、流れてきたものと…」
マリリー「そんなところに…」
シリウス「知っているのか?」
マリリー「それを、使っていた女の子がいまして…。騒ぎがあって、分からなくなってしまっていたんです」
シリウス「…返した方がいいだろうか?」
マリリー「いえ…もう、その女の子は…」
シリウス「…」
シリウス(重い…)
リリ「…」
シリウス「…………たくさんの家族がいたのなら、小さなコの扱いも得意なのか? さっきも青空教室をやっていたし」
マリリー「得意ということは…どうも、子ども達にはちょろいと思われてしまうようで…」
シリウス「だが、それだけ親しまれやすいということだろう」
マリリー「ええ…そうかも知れません」
シリウス「…………思いつき、なのだが…リリと2人で旅をしているんだ」
シリウス「だが、旅には危険がつきまとう。先日も、危ういことがあって、そばでこのコを見守ってくれる者がいれば…と思っていたんだ」
シリウス「もし、マリリーさえ良ければ…ともに来てはくれないか?」
マリリー「およよっ!?///」
シリウス「あいや、突然で戸惑うのは確かなんだが、決して下心ではない。それに、ムリを言っているのは分かっている」
シリウス「ムリならムリと、きっぱり…言わずとも、できるだけ察するようにするから…どうだろうか?」
【直下 コンマ判定】
1~6 マリリー「…お、お言葉はその、嬉しいのですが…申し訳ありません…」
7~9 マリリー「…およよ…」シリウス「……そ、そうか…」マリリー「あ、あの、いえっ…そうではなくっ…!」
ksk
マリリー「…およよ…」
シリウス「……そ、そうか…」
マリリー「あ、あの、いえっ…そうではなくっ…!」
シリウス「では…?」
マリリー「お、お断りはしたくない…のですが…」
マリリー「やっぱり、何か…せめて、この町の子ども達が少しでもまっとうに生きられるように、手助けをしたく…」
マリリー「それが済むまでは…離れたくはないのです…」
シリウス「…」
マリリー「旅は道連れ、とも申しますし…お誘いが嬉しく、ご同行をしたいのは社交辞令ではなく、本心なのです、が…」
シリウス「ふうむ…」
【安価下2】
1 でも、それじゃあ仕方ないね。一緒にいけないね
2 何か手伝うだけ、手伝ってみる…? 限られた時間内で、になるけど
3 じゃあ、滞在中にもしも行けるようになったら、一緒に行こうかって約束
2
2
シリウス「ならば、俺もここに滞在している間、できるだけ手伝おう」
マリリー「およよっ!? し、しかし、そんな…迷惑では…?」
シリウス「あなたの迷惑になるのならやめるが…どうだろう? こちらの労力など、度外視してもらってかまわない」
マリリー「シリウスさん…」
リリ「…」
シリウス「どうだ?」
マリリー「…で、ではお言葉に、甘えさせていただきます」
シリウス「ああ」
マリリー「ふふっ…」
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」ズズズ
シリウス「…」
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:8500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 血錆のマスケット銃 立入許可証
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
マリリー:聖職者 爆乳
―――――
ほんとに短くてすみません
本日はここまでです コミュのとこだけでも終わらせたかったので…
どうもありがとうございました
にしても登場人物の名前の「らりるれろ」率よ…
あと、Q&A回答…あんなで良かったかのう…?
余計なキャラいらんわ!って意見は…ない…よね…? あるなら…応じるけども…(震え
思ったより突っ込んで答えて頂いて嬉しかったですよ
乙ですた
乙 マリリー同行者になるといいな
「モニカ」「ゲルニカ」……「らりるれろ」が入ってないからモニカが死亡したのか
バルミラさんは知人には含まれないのかい
乙
>>148
王子「いよっし! やっほう、うざがられてなかった!」
王子「さすが俺! どうも、皆の王子です」キリッ
>>149
王子「その理論でいくと…一番最初に出てきた、名ありキャラはいずれ…」
王子「あいつだよ、あの巨乳を3人も従えてた、あの、あいつ!」
王子「ま、俺は嫁が7人いるけどね」ドヤァッ
>>150
王子「すっかり忘れてた!」
王子「そんなわけで、訂正です、どーん!」
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:8500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 血錆のマスケット銃 立入許可証
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操って町を襲わせた?
マリリー:聖職者 爆乳
王子「ミスばっかりしちゃって本当に情けないよね」
王子「どこかのタイミングまでは覚えてたって言い訳がましく言ってるんだけどね、ダメダメだね」
王子「そーれーとー、ひとつ、残念なお知らせです」
王子「前スレの>>1000ですが…」
王子「巨大生物は連れ歩けない…ということで、却下されてしまいました。本当にごめんなさい」
王子「このスレの>>1000は是非ともがんばってください。まだ先のことだとは思うけど」
王子「それとね、あんまり…こう、喋る魔物っていうのはね、やりづらくってね」
王子「小動物とかくらいなら、連れ歩くこともできるんだけど…すでにシリウスはリリっていうのを連れてるからね」
王子「あんまり抱え込まない方がいいと俺は思います、ハイ!」
王子「以上、突撃、就寝直前の口出しコーナーでした! 良い夢を! おやすみなさい!」
そろそろ、初めまする
準備はよろしゅうござんすか!?
しばらく待機をお願いござんす!
さくっと書き始めるでござんすよ!
よござんす
シリウス「まっとうに生きられるようになるための手助け、か」
シリウス「ふむ…」
シリウス「…………当人が…子ども達自身がそれを選ぼうとしない限り、難しいのだがな…」チラッ
リリ「…」
シリウス「まあいい…」
シリウス「何はともあれ、明日からの話だ…」
シリウス「リリ、おやすみ」
リリ「…」
シリウス「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 不夜の町の掟に遭遇
4~6 税金の取り立てがめっちゃんこ厳しいご様子。これじゃ荒むわ
7~9 地道にまっとうな手段で金を稼ぐ方法を教えるしかないのかねえ
不夜城
――暗夜王国・不夜の町・青空教室――
マリリー「およよ…ケアレスミスをしていますね」
*「えー?」
マリリー「ほら…ここの計算が間違っていますから、もう1回、がんばってくださいね」
*「何で勉強なんか…」ブツブツ
マリリー「学問は人生を豊かにしてくださるのです」
ザッ…
シリウス「…」
リリ「…」
マリリー「シリウスさん、リリさん、おはようございます」ニコッ
シリウス「ああ…」
リリ「…」
マリリー「リリさん?」
リリ「…」
シリウス「………無口なんだ。二度しか、彼女の声を聞いたことはない」
マリリー「およよ…そうなのですか…。物静かなコだとは思ってましたが…」
リリ「…」
シリウス「一晩考えてみたんだが…」
シリウス「【安価下2】」
1 勉強よりも必要なのは、金を稼ぐ正しい方法を知ることではないか?
2 この町に教会はないのか? あるのなら、あなたが教えることもないと思うのだが
3 その他、自由台詞
勉強も良いが、金の正しい稼ぎ方も教えなければならないのではないかな?
1
上
1
シリウス「勉強よりも必要なのは、金を稼ぐ正しい方法を知ることではないか?」
シリウス「今は…ということになるが、勉強で腹は膨らまない。衣食足りて礼節を知る、とも言うだろう」
シリウス「最終的に勉強も必要になるが、現状で優先されるべきはどう食べていくか、という方法だと思う」
マリリー「なるほど…」
シリウス「…とは言っても、子どもにできることは限られてくるのだが…」
*「せんせー、これであってる?」グイグイ
マリリー「あ、はいはい…。ええと…はい、よくできましたね」
*「へへっ」
シリウス「…」
リリ「…」
マリリー「あ、すみません」
シリウス「いや…そっちが優先で問題ないよ」
マリリー「しかし…どのような手段があるでしょう…? この町の物価は割高でして、よそならパンを買えるお金でも、豆が2、3粒程度と…」
シリウス「…確かに、高いな。やはりこれは、環境のせいか?」
マリリー「ええ…。やはり、砂漠ですから。食物などはあんまり作れない土地のようで、よそから仕入れているんです」
マリリー「砂漠を超えるのは危険ですし、非常に手間もかかって、その分だけ…」
シリウス「ふうむ…」
マリリー「かと言って、まだ小さい内から武器を持って傭兵のまねごとというのも、まっとうとは――あ、いえっ、職業差別ではなくですね…」
シリウス「分かっている。食うためだけに剣を取る、というのは…まして、子どもの内からというのは大人からすれば気分の良いものではないからな」
マリリー「何か、子どもでも稼げる方法があるのでしょうか…?」
シリウス「…ふむ」
シリウス「【安価下2】」
1 何も思い浮かばんな…
2 せめて、何か雇用の口でもあればな…
3 その他、妙案求むよ!!
2
なんかこう起業できたりしないものか?
シリウス「何かこう…起業できたりしないものだろうか?」
マリリー「き、起業…ですか…?」
シリウス「雇用が生まれる。解決だ」
マリリー「しかし…どのような…?」
シリウス「…そこまでは何も」
マリリー「およよ…」
シリウス「…」
マリリー「…」
シリウス「【安価下2】」
1 よし、カジノへ行って資金調達だな
2 いや…だが、俺やあなたが会社を興したとしても、そこで働くわけにもいかない…。子ども達が自分達で稼げなければならないか…
3 その他、妙案求むよ!
kskst
1
シリウス「よし、カジノへ行って資金調達だな」
マリリー「およよっ!?」
シリウス「急場凌ぎにもなるし、何をするにも金は必要になる」
シリウス「今は何も具体的な策が出てこないから、先に金だけを調達しておく」
マリリー「で、ですがあの博打で得たお金というのもあの…」
シリウス「問題ない」
マリリー「およっ!?」
シリウス「リリ、行くぞ」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~6 半裸のままだとカジノに入れてくれなかった
7~9 【速報】半裸がカジノ入店した
はい
イカサマはしないという意思表示で上裸なんですね、わかります。
俺には隠し立てするものなど何も無い的な
【速報】半裸の男、無事入店
――暗夜王国・不夜の町・カジノ『不夜城』――
ジャラジャラジャラ…
シリウス「…すごい場所だな…」
リリ「…」
シリウス「あちこち、何もかもがピカピカだ…」
シリウス「バニーガールもまたたまらん…」
リリ「…」
シリウス「カードに、スロットに、ルーレット…」
シリウス「一応、正装はしたが…」←下半身のみ&首に蝶ネクタイ
シリウス「何だか緊張するな…」
リリ「…」
シリウス「とりあえず、金をここで使われるメダルに換金しなければ…」
【安価下2】
何枚のメダルを換金しますか?
メダル1枚:500G
所持金:8500G
1~17まで
16
10枚
7
カジノは怖いぜ
所持金:3500G
メダル:10枚
シリウス「さて、勝負といこう」キリッ ←上裸蝶ネクタイ
リリ「…」
シリウス「~♪」
リリ「…」
【安価下2】
1 手堅く、ちょびっとずつ賭ける
2 男なら、ドンと賭けて勝負しにいく
3 ルーレットの赤か黒かに全賭けじゃい!
とりあえず仕事は、子供たちの長所を見つけてそれぞれの方法で稼がせるとか
・絵の上手い子は風景画や似顔絵を描いて販売
・手先の器用な子はご当地限定っぽい小物・人形を作り販売
・歌や曲芸の上手い子は披露しておひねりをもらう
長所のない子は長所のある子のサポート(宣伝、呼び込み、物資の調達?)で
安価下
1
3
2
シリウス「…勝負!」スッ ←メダル1枚
ディーラー「…」
シリウス「ん?」
ディーラー「…それだけでよろしいので?」
シリウス「あまり金がないんだ…」
ディーラー「…失礼」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ちょびっとずつ消えてって…
4~6 買っては負けてで、変動しない…
7~9 ちょびっとずつ増えてって…
ほ
無欲の勝利という言葉を信じて、ここはリリに
シリウス「…何故だ」
リリ「…」
シリウス「…1枚負けて、2枚勝って、1枚負けて…この繰り返し…」
シリウス「永久に増減を続け、結果として何も変わらない不変のスパイラル…」
シリウス「カジノというのは、もっと買った負けたで大騒ぎする場所では…?」
リリ「…」
シリウス「…ううむ…」
【直下 コンマ判定】(悪癖/無鉄砲:-1)
1~3 10枚のメダルを一度に賭けた
4~0 思いとどまって、安価でどうするかだよ
そい!
シリウス「やはりここは、この手持ちのメダル全てを一度に賭けるべきでは…?」
シリウス「それで勝てば、こんな10枚足らずのメダルでやるより、ずっと余裕も生まれる」
シリウス「ひいては大もうけで俺にバブルが到来する…」
シリウス「そしてアリアに送金をする」
シリウス「……リリ、明日から俺達は金持ちだ」キリッ
リリ「…」
シリウス「いざ、この10枚を――」
ディーラー「…」キラリンッ
シリウス「10枚を…」
ディーラー「…」
シリウス「…………やっぱりやめておこう…」
ディーラー「…」ハァ
リリ「…」
【安価下2】
時間だけが過ぎてゆく…
所持メダル:10枚
1 手堅くいくしかない
2 やっぱり大勝負だ
3 5枚くらい、ルーレットで赤に賭けてみよう
4 その他、どんな作戦?
リリに任せてみる
上
シリウス「…あんまり、こういうのは俺に合わないのか…?」
シリウス「…だがどうにも…ん?」チラッ
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「リリ、これをお前に託す」つ10枚
リリ「…」
シリウス「さあ、好きに使ってみろ」
【直下 コンマ判定】
1~3 何もしなかった…
4~6 全部きえた
7~9 おや?
0 確定枚数増加
そい
【速報】半裸の男、大敗する
可愛いから許す
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「どうした?」
リリ「…」
シリウス「それを使って、遊べるんだ」
シリウス「増やしてくれれば非常に嬉しい」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
リリ「…」トトトッ
シリウス(動き出した!?)
スタスタ
シリウス(そして…ルーレット? 積み重ねたメダルを…1に1目賭け!?)
所持メダル:10→0
リリ「…」
シリウス「…」アセアセ
シュッ
コロコロコロ…
【直下 コンマ判定】
1 36倍大当たり
2~0 メダル:0枚
らあ
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぅゎ ょぅι゛ょ っょぃ
【速報】半裸の男&無口少女、大勝する
これは読めなかった
ストンッ
ディーラー「…」
シリウス「一目賭けで…当たった!?」
リリ「…」
ディーラー「…」スッ
所持メダル:360枚
シリウス「…」
リリ「…」
ディーラー「おめでとうございます、お嬢さん」
リリ「…」
シリウス(リリは…もしや、凄まじく幸運なのでは…?)
リリ「…」
シリウス「い、いや…しかし…」
【安価下2】
1 もっぺん、ゴーだ、リリ!
2 半分残して、180枚を自分で使う
3 その他、どうするよ? どう賭けるよ?
このまま勝ち逃げ
今の額を現金でいくらか確認する
180000
ついでに相場も確認したいっす。これなら~~ができる的な
付け加えありならお願いします
シリウス「360枚…」
シリウス「レートがメダル1枚で500ゴールドだから…」
シャカシャカシャカシャカ…
シャキ----ン
シリウス「18万ゴールド!?」
シリウス「…ちょっとした大金だ…」
シリウス「リリ、良くやったな」ポンポン
リリ「…」
シリウス「だが…これじゃ事業を起こすにせよ、何にせよ、まだまだ足りないな」
シリウス「…ふうむ…」
【安価下2】
1 リリ、ゴーゴゴー!
2 半分使って…
A 地道に勝負!
B 大勝負!
C ルーレットで赤か黒かに賭ける!
3 その他、どうするよ?
全額でルーレット
2B
目標金額はどれくらいなんだ
このまま勝ち逃げしたいけど
旅してるだけなら余裕で勝ち逃げだが目的がやたら大きいからなぁ
シリウス「360枚もあるんだ…」
シリウス「元々が10枚だったのを考えれば、180枚を丸ごと使った大勝負をしたって問題ないはず…」
シリウス「ふふ…ふふふふ…」
リリ「…」
シリウス「さあ、大勝負といこうじゃないか!」
バンッ
ディーラー「…」
リリ「…」
所持メダル:360→180
【直下 コンマ判定】
1~6 負けた…
7~9 メダル:540枚に
0 再び36倍…
よっと
らあ!!
270000へ
所持メダル:540枚
シリウス「…これは…波が、きているのか…?」
リリ「…」
シリウス「ふっ…ふふふっ…」
シリウス「リリ、お前はまるで幸運の女神だな!」
シリウス「今日の俺は絶好調に間違いない」
リリ「…」
シリウス「勝てる、勝てるぞ、どんな勝負であろうとも…!」
【直下 コンマ判定】(無鉄砲発動強制コンマ判定)
1~3 そして大負けするまでがカジノ…
4~8 その後、ほとんど変動せず
9 800枚にまでなった
よっと
幸運のょぅι゛ょに全賭けしてもらって36倍にすれば一発やな(慢心)
とうっ
元の17枚以上は残してるよね…?
助けてリリ様……
手元に残した180枚も使ったのか……?
カランッ
シリウス「」
ディーラー「…」クスッ
リリ「…」
所持メダル:1100→10枚
シリウス「ぁ…ぅ…」パクパク
リリ「…」
ディーラー「お客様――」
シリウス「っ…」
ディーラー「表はもう、朝になっております」
ディーラー「眠らない夜のご感想はいかがでしたでしょう?」
シリウス「…そん、なに…時間が…」
リリ「…」
ディーラー「もう一勝負、されますか?」
シリウス(もしや…このディーラー…最初から、こうするつもりで球を投げていた…?)ガクガク
リリ「…」
【安価下2】
1 一晩の夢を見せてもらったから、宿に引き返して寝た…
2 ええい、リリは…リリの幸運ならばきっと…!
3 また、この10枚で勝負を続けるしかないのでは…?
4 その他、どうする?
1
1
サリーも連れてきていれば……
なんという千夜一夜物語…
安価は1で
――暗夜王国・不夜の町・宿屋――
シリウス「…」バタッ
リリ「…」
シリウス「カジノとは…何と恐ろしい…」
リリ「…」ポフッ
リリ「Zzz」
シリウス「…そう言えば…つきあわせてしまっていたな…すまなかった、リリ…」
シリウス「俺ももう…眠い…」
シリウス「Zzz…」
リリ「Zzz」
【直下 コンマ判定】
翌朝…
1~3 つかもう、そろそろ出発しねえと時間的にアレだ!
4~6 結局何もできないまま2日も時間を無駄に…今日だけでどうにかしないとマリリーとは一緒にいけない
7~9 カジノで一夜の夢を見たことをマリリーに報告したら、軽く叱られた
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:3500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 血錆のマスケット銃 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操って町を襲わせた?
マリリー:聖職者 爆乳
コンマ
なにごと
ファッ!?
どうなる
偶数出せばマリリーと同行できる…
奇数なら素寒貧かな
パルミラさんの可能性
カジノ中に出てたらすさまじいことになってたのにね…
【00】
【直下 コンマ判定】
偶数 翌朝、マリリーのところへ行ったら…なんということでしょう…?
奇数 ?「不夜の町――暗夜王国で、王都に次いでもっとも金の集まる場所か…」
※0は偶数扱いなんよ
あ
ぐあああ
そして777である
もう無理なのか……
助けて…
?「不夜の町――暗夜王国で、王都に次いでもっとも金の集まる場所か…」
?「暗夜王国滅亡のカウントダウンを、またひとつ進めると――」ピクッ
?「……何だ…?」
?「………………この声は…」
?「……ふふっ、ふふふふ…」
?「ああそうか、まだ見ぬ同志がここにもいるっていうことなのか」
?「今、迎えに行ってあげるよ」
?「キミの名前は何て言うんだい?」
?「…」
?「キミのところまで、僕が迎えにいこう。待ってておくれ、モニカ――」
【安価下2】
何かヤバそうなこのお人のお名前
※男性名でお願いね
【採用安価のコンマ判定】
1~3 この人の行動がめちゃんこ迅速だった
4~6 朝起きると、不夜の町は瓦礫の町になっていました…
7~9 朝起きると、街中がパニックに陥っていました…
ファング
マッテイ
ベテルギウス
男
モニカ(霊)を味方にするのは茨の道か
スポポビッチ
マッテイ…マッテイて…わたしの記憶が確かなら…
ファミリーネームじゃ…うーん、うーん…
すまん!
コンマも0にしとくから!←
なもんで、ズラして、べて…ベテルギウス…か…
ベテルギウスさんにさしとくれ! 本当にごめんね!
そんなわけで
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 突然ですが、勇者対ベテルギウスです、ごらんください
奇数 宿屋で寝てたところへ、ベテルギウスがいらっしゃいましたよー
※0は偶数扱いなのやで
あ
デデドン!(絶望)
救いはないのか
コンマはそのままで良かった(血涙)
星の名前シリーズ
――暗夜王国・不夜の町・宿屋――
シリウス「ん…」ゴロッ
シリウス「…朝に寝たから…こんな時間に目が覚めてしまったか…」
シリウス「…」
シリウス「水――」
ドゴォォォォォンッ
パラパラッ…
シリウス「っ…!?」
リリ「…」ムクッ
リリ「…」グシグシ
シリウス「リリ、そこにいろ!」バッ
カツカツ…
(ベテルギウス→)ベテル「…」キョロキョロ
シリウス(何だ…少年――?)
ベテル「…ああ、そこか」
シリウス「こんな時間に、どうかしたのか? カジノで大金でも稼いで、浮かれてしまったのなら弁償代を置いて帰った方がいい」パシッ
ベテル「おじさんに興味はないんだ」
シリウス「…23だ、まだ」
ベテル「邪魔するつもりなら、容赦しないよ」チャキッ
シリウス(何だ、この少年は…? 強い…確実に、強い)
シリウス「【安価下2】」
1 …手荒なマネはしたくない。帰ってはくれないか?
2 目的は、何だ?
3 その他、自由台詞
結局「らりるれろ」へ
2
2
2
救いはないんですか!?
昨日はあんなに穏やかだったコンマが荒れ狂っとる
ベテル「彼女の気配はここからするんだ」
シリウス「彼女…?」
ベテル「…そこだ」キッ
ドゴォォンッ
シリウス「っ…!?」
シリウス(何をした? 睨んだ? 魔法か? それだけで、この破壊――)
ベテル「彼女さえ手に入れば、おじさんに用はない」
シリウス「23だ、おじさんではない」
ベテル「それ、寄越してくれる?」
シリウス「あれは…武器屋で買った…」
シリウス(あれを渡して退くと言うのなら、渡した方がいいか…?)
【安価下2】
1 血錆のマスケットを渡す
2 いいや、渡さない。弁償代を持ってきたら譲渡してやる、って条件を出す
3 その他、どうする?
1
なんだか判らないが、要求通りにするのは不味い
>>261は安価?
行動内容をざっくりとでも書いてもらえないと困ってしまうのですが…
それこそ、きっぱり断ってみる、みたいに書いていただいたり…
そんなわけで、【再安価下1】です
1 血錆のマスケットを渡す
2 いいや、渡さない。弁償代を持ってきたら譲渡してやる、って条件を出す
3 その他、どうする?
2
2
1
別に渡しても良かったんじゃないか?
渡したらなんか起こりそう?知ら管
都合よくマスケット銃の事情に詳しい巨乳シスターが居たらなぁ
シリウス「渡すわけにはいかないな」
シリウス「壊した宿の弁償代を持ってきたら考えてやらないこともないが」
リリ「…」
ベテル「そう」
ベテル「でも、何で人の言うことを素直に聞かないといけないの?」
ベテル「理解に苦しむよ、本当」
ダッ
ヒュバァッ
シリウス「っ…!」
ギィィンッ
ベテル「まだ、序の口だよ?」
ブゥンッ
ギィィンッ
シリウス(押し切られた――何て膂力だ…! 見かけと全然違うぞ…!)
【直下 コンマ判定】
1~3 負けた、とられた、気絶した
4~6 めちゃんこ強い、こいつ
7~9 どーにかこーにか渡り合う
0 アカン…
ぬ
そら
限りなくやばそう
カジノでコンマ使い果たしたんや…
ベテル「邪魔するなよ、おっさん」
ガッ
ドゴンッ…
シリウス「おっさんではない、俺はまだ――」
ベテル「何だっていいんだよ、興味がないんだから。――極大・火球魔法」
シュボォォォォッ
ズズズッ…
シリウス「っ――リリ…!」
バッ
ダキッ
リリ「っ…」
ベテル「燃え散れ」
ドッゴォォォォォォォォォッ
・
・
・
…ペチ…
ペチ…ペチ…
シリウス「…?」
ペチペチ
シリウス「…ぅ…」パチッ
リリ「…」←覗き込んでた
シリウス「…リ、リ…?」
リリ「…」
シリウス「あの、後…一体――」
【直下 コンマ判定】
1~3 不夜の町、壊滅
4~6 不夜の町、半壊
7~9 宿屋&カジノ不夜城、壊滅
;
あ
未換金のメダルェ……
うわああ…
後々レア物になるかもしれん
だから渡しておくべきだったんだ・・・
コンマについてはすまんな
ヒュォォォォ…
シリウス「っ…これ、は…?」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「あの少年が、やったのか…?」
リリ「…」
シリウス「っ…そうだ、アレは…?」キョロキョロ
シリウス「ない…やはり、奪われた…?」
シリウス「…今は、何時だ…? 日は昇ってるが…」
リリ「…」
シリウス「何かの、悪い夢じゃ…」
【安価下2】
1 町の様子を見て回る
2 ぼーぜんとする
3 その他、どうする?
3マリリーを探す
マリリーと子供たちを探す
上
シリウス「っ…体が…」
リリ「…」
シリウス「…」ヨロヨロ
リリ「…」
シリウス「リリは…ケガはないか…?」
リリ「…」
シリウス「…ばんざいして、くるっと回ってみろ」
リリ「…」
シリウス「……まあ、ないか…」
シリウス「マリリーや、子ども達は一体…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 見つからない…
4~6 マリリーがぼろっぼろの状態で倒れてた
7~9 マリリー、無事だった
0 あかん…ほんとあかん…出しちゃいけんよ…?
あ
シリウス「マリリーっ…!」
マリリー「…ぁ…シリウ、ス…さ…」
シリウス「酷いケガだ…そのままでいい…。今、手当てを…」
マリリー「っ…ありが…と…う…ございます…」
シリウス「ムリして喋る必要はない」
リリ「…」
シリウス「子ども達は――」
マリリー「…」
シリウス「…いや…あなただけでも…命があってよかった…」
リリ「…」
シリウス「水辺に生き残りの人が集まっていたな…。あそこなら、手当てができるかもしれない…」
シリウス「揺れて痛むかも知れないが、我慢してくれ…」グッ
マリリー「すみま…せ…」
シリウス「いいんだ。リリ、行くぞ」
リリ「…」
【安価下2】
マリリーの手当てはして、休ませておいた
1 情報収集
※特に知りたいことがあれば併記
2 自分も体を休ませる
3 その他、どうする?
2
2
1
何があった、全てあの少年の仕業なのか
ペテっちゃんがシリウス編のラスボスになるんか
2人合せて冬の大三角
シリウス「っ…しんどい…」グッタリ
リリ「…」
シリウス「…この様相…どうなっているんだ…」
シリウス「…あの謎の少年の仕業か…もしくは――」
リリ「…」
シリウス「…少しでも、体を休めた方がいいか…」
シリウス「こんな状態じゃ、頭がうまく回らない…」
リリ「…」
シリウス「リリ…お前が、俺を起こしてくれたんだよな?」
リリ「…」
シリウス「…ありがとうな」ポン
リリ「…」
シリウス「…ケガはしてないんだな?」
リリ「…」
シリウス「そうか。…じゃあ、俺はもう少し、休むから――」
ギュッ
リリ「…」
シリウス「…リリ…?」
リリ「…」
シリウス(リリが…しがみついてきた…? ズボンを掴まれる程度はあったが…これは…)
リリ「…」
シリウス「…大丈夫だ、俺はちゃんとここにいるからな」ナデ
リリ「…」ギュウッ
【直下 コンマ判定】
1~3 泣きっ面に蜂。全壊状態の町に魔物。
4~9 そんなこたぁなかった
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:3500G 残弾:30発 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操って町を襲わせた?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
あ
はあっ
あ
シリウス「…ふぅ…どうにか、落ち着きはしたが…」
リリ「…」ギュッ
シリウス(リリが離れない…)
シリウス(俺の首に両腕を回してべったり状態とは…アリアでも、ここまではしてこなかったんだが…)
シリウス「…」チラッ
リリ「…」ギュウッ
シリウス(…まあいいか。腕に抱えて持ち上げればいいだけだ)
シリウス「さて…少し、話を聞いてまわるか…」
【直下 コンマ判定】
1~3 誰も、何も、分かってない状況だった
4~6 謎の攻撃の後、魔物が襲ってきたらしい
7~9 やっぱりベテルの仕業。目撃者多数
あ
とあっ
シリウス「やはり…あの少年か…」
シリウス「…ふうむ…」
シリウス「たった1人で、町を滅ぼす…」
シリウス「…にわかに信じ難いが、対峙したからこそ、あれが紛れもない現実だと分かる…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…」ポン
ナデナデ
リリ「…」
シリウス「もう、ここからは立ち去ってしまったらしいし…俺は俺で、やるべきことをやらねばな…」
【安価下2】
1 再び、風の結晶を求めて出発しよう。砂漠は徒歩で超えるしかない
2 マリリーはケガしてて動けないし、行き先だけ伝えて来られるなら後から追いかけてもらおうか
3 その他、どないするんや?
※「1」を選んだら、マリリーは置いてけぼりですよ。運が良ければ、また出会えるかも?
2
2
2 犠牲者を弔う
シリウス「…具合はどうだ?」
マリリー「およよ…シリウス、さん…」グッ
シリウス「そのままで大丈夫だ」
マリリー「ありがとうございます…。ご迷惑を…」
シリウス「いや…気にしないでくれ」
シリウス「俺はもう、行かなくてはならないんだ」
シリウス「だが、あなたはその体だ…。それに、ここの子ども達は…」
マリリー「…」
シリウス「…もしも、同行してくれるのであれば…後から来てはもらえないだろうか?」
シリウス「強要はしない。どうだろう?」
【直下 コンマ判定】
1~3 後ろ向きの返事をもらった
4~6 しょーじき、よう分からんわーって
7~9 前向きの返事をもらった
0 絶対追いかけるってさ
ぽ
いよっ
マリリー「…」
シリウス「…」
リリ「…」
マリリー「あの…今はまだ…何も、分からなくて…」
シリウス「…ムリもない」
マリリー「ですから…何も、ヘタにお約束をして、気を揉ませてしまうのも…」
シリウス「…」
マリリー「もうしわけありません…」
シリウス「いや…」
マリリー「…」
シリウス「行き先だけは伝えておこう。それと、王都に一応、家がある。妹がそこに暮らしている」
シリウス「俺に何かの用があれば、家へ立ち寄ることもあるから、そこを訪ねてもらえれば…」
マリリー「…はい…」
シリウス「…あなたは強い女性だ。…自分を見失わぬように願うよ」
マリリー「シリウスさんも、お気をつけて。…リリさんも」
シリウス「ああ。…ではな」
リリ「…」
マリリー「お2人の旅路に、主のご加護があらんことを…」
【直下 コンマ判定】
1~3 砂漠超え、徒歩じゃつらすぎる
4~6 どーにかこーにか、砂漠を超えられた
7~9 あれやこれやがあって、とうとう、目的地手前の町にたどりついたやで~
―――――
ちょいと、1時間か2時間か、休憩さしておくれやす
全然、それよか早く戻れたら戻りまするので~
ありがとうございました
あ
休憩しよーと思ったのに!
なんかもやもやするから、この判定だけしときましょ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 砂漠を超えたら、割と目的地が近くだった件について
奇数 予定してた陸路が凶暴な魔物の出現によって封鎖されてた(白目
※0は偶数扱いやで
ぬ
もう今日のコンマ怖いよ…
今回の休憩でコンマの流れが変わって、いい方向に行くことを願おう…
昨日のコンマが良かった反動なんだよなあ……
・助けようとしたモニカ死亡
・助けようとした子供たち死亡
マリリーに死神憑いてるんじゃ
マリリーに銃を見せたとき反応してたから
ベテルが銃を彼女って呼んだことや、さらわれたことを話せば良かったのに
話したところでどうにもならんし別に話さなくて良かっただろ
――暗夜王国・街道――
シリウス「――通行止め? 封鎖?」
*「この先にね、とんでもなく凶暴な魔物が出ちゃったらしいんだ」
シリウス「いつ、開通されるんだ?」
*「さあねえ…。明日か、明後日か…来週か、来月か、来年か…」
シリウス「…待ってはいられないのだが…」
*「勝手に踏み入って、ヘタな刺激をしないでくれよ?」
*「あまり人の多いとこじゃあないが、それでも通りかかる人間はいるんだ」
シリウス「っ…」
*「図星かい?」
シリウス「…情報を感謝する。リリ、行こう」
リリ「…」
シリウス(どうしたものか…)
【安価下2】
1 迂回路を探そう
2 強攻突破してみるか。できるだけ刺激しないように。…できるだけ
3 数日待ってみようかなあ…
4 その他、自由
1
3
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「しばらく、待つだけ待ってみるか…」
リリ「…」
シリウス「マリリーが追いついてくれるかも知れないし…」
シリウス「…………だが、そろそろ、時間が危ないのもあるな…」
シリウス「ここから先はゆっくりする時間はほとんど取れそうになくなるが、仕方あるまい…」
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…暇になってしまうな」
シリウス「どうしたものか…」
リリ「…」
シリウス「ううむ…」
【安価下2】
1 リリのお洋服作りをしてみる
2 近くに村だの町だの集落だのがないか、探してみる。あればそこに滞在してみる
3 その他、自由行動
2
足止めされてる人で強そうな人が居れば一緒に通る
連続になりそうなので↓
1
またシリウスの手が血に染まるのか
シリウス「…リリ、じっとしていろ」
リリ「…」
ススス…
シュッ
シリウス「…うむ」
シリウス「…採寸はできた。新しい服でも作ってやる」
リリ「…」
シリウス「女の子はオシャレをすると、一層、魅力的になるからな」
シリウス「リリも、かわいらしいのだからたくさんオシャレをした方がいいぞ」ポン
リリ「…」
シリウス「…それともいらないか?」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…気に入らなければ、着なくたっていいさ」
【直下 コンマ判定】
1~3 もうやめてー! シリウスの両手の十指は血塗れよー!
4~6 この先封鎖されてるよ、って教えてたモブのおっさんにつっかかってる旅人を発見した
7~9 いいデキじゃないか?
お
はあっ
えい
シリウス「よし、できた」バサッ
リリ「…」
シリウス「どうだ、これはいいデキじゃないか?」
リリ「…」
シリウス「早速、着てみるか?」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」スッ
シリウス「…リリ?」
リリ「…」ナデナデ
シリウス(…おもむろに、俺の手をなではじめた…)
シリウス(ツバつけてガーゼをまいたからもう平気なのだが…いたわってくれてるのか?)
リリ「…」ナデナデ
シリウス「ありがとうな、リリ」
リリ「…」ナデナデ
シリウス「だが、これをお前が着て、嬉しそうな顔のひとつでもしてくれたって、俺としては嬉しいんだが」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…着るか?」
リリ「…」
シリウス「…じゃあ、明日だな」
シリウス(それにしても…針仕事というのはチクチク痛んで苦手だが、苦労するだけ時間の過ぎるのが早いな…)
シリウス(半日はこれに費やしたんじゃないだろうか…?)
【直下 コンマ判定】
1~3 夜中…何だか、地鳴りに起こされた
4~6 待ってても開通されないんじゃないかと思えてきた
7~9 翌朝、目が覚めるとリリが新しい洋服を着てた
ぬ
、
a
<ドドドドド…
シリウス「グオ-」
リリ「…」
ドドドドド…
シリウス「ん…?」モゾ
リリ「…」
ドドドドドッ
シリウス「んんっ!?」ガバッ
リリ「…」
シリウス「何だ…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 パルミラと100匹の魔物(白目
4~6 100匹の魔物と、その群れのボス(封鎖の原因
7~9 ひときわ巨大な魔物と、20匹程度の配下の魔物
あ
ん
こ
ドドドドドッ
シリウス「あれは――難だ、あのデカい魔物…!? い、イノシシ型の魔物…?」
リリ「…」ギュッ
シリウス「あれが道を封鎖してた原因の魔物か…?」
シリウス「しかも、小さいのまでわらわらと引き連れてきたか」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「やるしか…ないか…?」
【安価下2】
1 いや、やらない。このまま突破して街道を通過しちゃう
2 やるしかないよね…
A とくと無銘の槍の威力を見せつけてやる
B 数が多いし、魔法で数を減らしつつ、ボスを退治しちゃいますか
C 魔法主体がやってみる…か?
3 その他、自由
2B
1
2b
1
巨大魔物「ブモォオオオオオオオオ――――――――――――――ッ!!」
魔物ども『ブモォオオオオ――――――――ッ!』
ドドドドドッ
シリウス「…いや、これを相手にするのは骨が折れるな…」
リリ「…」ギュッ
シリウス「物理的にも」
リリ「…」ギュウッ
シリウス「だからこそ、ここは突破する…!」ヒョイッ
シリウス「しっかり捕まっていろよ、リリ。少々、揺れるぞ!」
ダンッ
巨大魔物「ブモォオオオオオオオオオオオ――――――――――――――――ッ!」
【安価下2】
1 強攻突破
2 雷の魔法でめくらましから、一気に突破
3 その他、どんな方法かとるの?
2
2
闇に紛れて1 見つかったら2
シリウス「リリ、目を閉じろっ!」
魔物「ブモォォォッ!」
リリ「…」
シリウス「雷鐘!」
ゴロゴロ…
ピシャアアッ
ドォォォォオンッ
魔物「ブモォッ!?」
巨大魔物「ブモォオオオオオオオ――――――――――――ッ!」
シリウス「うまくいった、今の内だな…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 パルミラさんおったやで(白目
4~6 新事実判明。街道封鎖してたのは、別の魔物だった(白目
7~9 無事に封鎖されてた区間を突破できた! やったね!
。l
あ
タタタッ
シリウス「よし、うまくやり過ごせた」
シリウス「このまま走って抜け――」
パルミラ「大・旋風魔法」
ビュォォォォォッ
シリウス「うおおおっ…!?」ググッ
リリ「…っ」ギュゥッ
ビュオンッ…
パルミラ「あら…いつかの、頭のおかしな人」
シリウス「お前は…砂漠の入口の町での…!」
リリ「…」ギュッ
パルミラ「不思議な縁でもあるのかしらね? ふふっ…」
シリウス「…まさか、さっきの魔物――」
パルミラ「ええ、わたしの仕業。誰に謝りに行けばいいの? そんなつもり毛頭ないけれど」クスクス
シリウス「っ…何故、そのようなことをする?」
パルミラ「さあ、何でかしら?」
パルミラ「あなたは永劫、知ることにならないんだからいいじゃない」
シリウス「何?」
パルミラ「ここで死んでしまうんですもの」
【安価下2】
1 交戦して、無力化を狙う
2 逃げるか
A 引き返す
B このまま突破をはかる
3 その他、どうするよ?
1
1 だって、雷の方が速いモン
2A
パルミラ「大・烈風魔法!」
シリウス「仕方ないな…! リリ、離れていろ!」バッ
リリ「!」
ビュォォォォォッ
ズババババァッ
シリウス「ぐっ――」
パルミラ「どう? 全身、切り刻まれる気分」
シリウス「ぬるい、なァ!」ダッ
パルミラ「やせ我慢しちゃって」
シリウス「中・雷撃魔法!」
ピシャアッ
ズドォォォォォッ
パルミラ「きゃああっ…!」
シリウス「そこだ…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 パルミラ「――なんちゃって~」
4~6 パルミラ「――し・び・れ・た♡」
7~9 パルミラ「――っ!?」
あ
パルミラ「――っ!?」
ズドォォォンッ
シリウス「安心しろ、穂先は鞘に納めたまま、だっ!」
ズゥンッ
ドゴォンッ
パルミラ「っ…ぐ…よくも…」ヨロッ
シリウス(頑丈だな、まだ立ち上がるか…)
シリウス「早く投降をしろ。このような戦いは、望むところではない」
シリウス「どれだけ立場を違えようと、俺は人同士で剣を向け合うようなことは嫌いでな」
パルミラ「ふっ…また、頭の沸いたことを…」
シリウス「…」
パルミラ「でも…ふふっ…あなたみたいのをどうすればいいか、思いついた」
シリウス「…?」
パルミラ「あまちゃんって、生き難いでしょ? この世界じゃね…!」
パルミラ「大・烈風魔法!」
ビュォォォォォッ
シリウス「しまった、リリ――!」
リリ「…」
【安価下2】
1 身を挺してリリを守る
2 パルミラを仕留めて魔法を止める
3 その他、どうする!?
1
2
シリウス「っ――大・雷撃魔法!」
カァッ
ズドォォォォォォッ
パルミラ「あああああああ――――――――っ!」
シリウス「魔法を、止めろぉおおおおおおお―――――――――――――――――っ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 結果的にリリは無事だった。でも…
4~6 どーにかなったし、パルミラも殺さずに済んだ…
7~9 あかん…ヤバいよぉ…って、って、なったもの、の? おお?
ぬ
あ
ん
シリウス(間に合わない――)
パルミラ「ざまあみなさいよ、あはははははっ!」
ビュォォォォォッ
リリ「…っ」
シリウス「リリィイイイイイ――――――――――――――ッ!!」
ズバァァァァッ
シリウス「――」
パルミラ「ふふ…ふふふっ…」ヨロッ
ドサッ…
パルミラ「あははははっ、バカみたいね!」
パルミラ「必死になって叫んじゃって、無駄なのよ、しょせん」
パルミラ「いいこと? あなたみたいのを、――マヌケって言うのよ! あははははっ!」
シリウス「っ…貴様ァアアアアアアアア―――――――――――――――ッ!」
パルミラ「あははははははははっ――は、はっ…?」
グイグイッ
シリウス「っ…?」
ギュッ
シリウス「…リ、リ?」クルッ
リリ「…」ボロッ
シリウス「…リリ…お前、ケガが――ない…?」
パルミラ「何…何なの…? 服は確かに…なのに、あの、傷一つない体…」
リリ「…」ギュッ
パルミラ「っ…気味の悪い! ふんっ…!」
ビュォォォォォッ
シリウス「…リリ、お前…」
リリ「…」ギュウッ
シリウス「…どうなって、いるんだ…?」
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:3500G 目標物:風の結晶
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操れる?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
―――――
本日はここまでです
どうもありがとうございました
乙乙
リリッちゃん……一体何者なんや……
お疲れ様でしたー
着替えが必要になるタイミングで用意されてるリリちゃんマジ幸運
乙 「らりるれろ」でしかも「りり」だもんね
――王子様の魔法解説講座――
王子「こんにちは、呼ばれてもないのにしゃしゃり出てくる王子です」
王子「ちょびっと解説するために今日は出てきましたから邪見にしないでください!」
王子「解説するのは、えーと…魔法についてです」
王子「魔法は、小・中・大・極大と4つのランク分けがされてます。これは前にも説明したはず…したよね?」
王子「でもってね、さらに属性ごとにまあ色々できるんだよ、ってことも同時に説明したと思うんだけど、もっと踏み込んだ解説です」
王子「まずは、フリップどーん!」
火:破壊力特化
水:流動する質量攻撃 回復可能
風:切り刻んだり、風圧で動きを鈍らせたり 回復可能
土:物質的な質量攻撃 回復可能
雷:速度と威力と音と光
王子「ざっくりとね、各属性ではこんな感じになってるのです」
王子「火属性は破壊力が優秀です。延焼してくことで、広範囲を灰にしたりもできるしね」
王子「水属性は大量の水を生み出して、それをぶつけたり、温度を下げて氷にして凍結させたりもできちゃいます」
王子「しかも、清らかな水の力を借りることで痛みを緩和してあげたり、毒とかの状態異常回復もできるかも」
王子「風属性は、まんまだね。風を吹かせて鎌鼬みたいにして斬ったり、風をぶつけて動きを鈍らせたり、吹き飛ばしたり」
王子「これも何やかんやで回復ができちゃいます」
王子「でもって土属性は、大地に根ざした力をどどんと操れちゃいます。地面一体をトゲトゲにしたり、岩石をぶつけたり」
王子「地面から吸い上げた力で傷を癒したり、あとは強壮効果――要するにパワーアップみたいなこともできちゃうかも知れません」
王子「雷属性は発動速度が速い。威力もある。ついでに、雷の轟音と、発せられる稲光も自在だから、目くらましにしたり、バカでかい音を出したり」
王子「そんなちょっとトリッキーな使い方もできちゃうのだ!」
王子「魔力がないと魔法は使えないから、持ち前の魔力量で、魔法を主体に戦えるかどうかも決定されちゃうんだよ」
王子「そうそう、それと回復をする魔法はね、何となくじゃ使えないんだ。聖職者だとか、そういう人に学んだりしないと扱えない奇跡です」
王子「だから回復魔法が使える人――治癒術師っていう人は貴重で、すごい人なんだ。マリリーはおっぱいだけじゃないってことだね!」
王子「それぞれ、人によって得意とする魔法の属性があって、それ以外の属性の魔法は使えなくはないんだけどちょっと難しいんだ」
王子「だから魔法使い、とかって呼ばれるような、魔法を専門とする人以外は自分の属性以外の魔法は基本的に使おうともしません」
王子「自分の属性と同じ系統の魔法なら感覚的に使えるようになったりもするんだけど、それ以外はけっこう難しいことしなきゃいけないんだ」
王子「ま、天才の俺は使えちゃうんですけどね。ふっふふーん♪」
王子「あと、魔力量がバカげてる人もときたまいたりするんだけど、そういう人も自分と別の系統の魔法を比較的簡単に習得できたりするよ」
王子「火属性がやれること少なくてハズれだな、って思われちゃうかも知れないけど、極めるとどれもヤバいとだけ言っておきます」
王子「特に火属性なんてね、破壊の権化そのものだよ。本来燃えようのないものまで燃やせたりね。意味分かる?」
王子「とんでもないレベルの人なら、湖を丸ごと大炎上させたりとかできちゃうってことだよ? ヤバいっしょ? ね、ねっ?」
王子「ただ、魔法を極められるのはやっぱり魔法を主体にする人だから、すごく厳しいことには変わりないかな?」
王子「大体こんなもんで、本日の俺の出番は終わりのはずなのだ」
王子「では、またいつか! 好きな食べものはカレーライス、みんなの王子様でした」キリッ
パルプンテ、メダパニ、モシャス、レムオル、ルーラみたいな変な魔法はないのかな
王子の闇の衣的な奴は出るんだろうか?
マリリーって何属性? 攻撃もできるの?
王子「呼ばれなくても出てくる王子です」キリッ
王子「お昼下がりはついついまたーりしたくなるよね」
>>366
王子「あー、うん、そういう固有名詞は使わないまでも、まあ、似たようなのが存在はする…のかな?」
王子「ただね、こういうのやっぱり魔法使い的な感じの専門だね。特にこう、一瞬で別の場所に移動しちゃう系統」
王子「ああいうのをラクラクに使えるようになっちゃうとね、色々とめんどうくさーいことになっちゃうから、存在しても使えないと思ってもらえれば」
王子「まあほら、制約があるからこそね、それをどう乗り越えるかっていうのが出てくるからいいんだよ」
王子「そんな感じ、うん」
>>367
王子「ないんじゃないかな?」
王子「似てるようで別もんの世界観だしね」
王子「それに、あれは超超超チートだからね! つまらなくなっちゃうからなしなんだよ!」
王子「まあ、どこぞのラスボスクラスなら使ってもおかしくはない…かもね」
王子「きっと絶望感に見舞われるよ、出会わない方がきっといいね!」
>>368
王子「マリリーの属性?」
王子「………………さあ、どうなんでしょう?」
王子「その内明かされたりする…のかな?」
王子「戦えるか、っていうところも、追々かな?」
王子「でも本人はそういう性格の人でもないからねぇ…」
王子「コンマ次第じゃないかな? そこら辺は」
王子「それとメタ的なことを言っちゃうと、回復できて、ふつーに戦えたりもしちゃうのって、すごく有能でしょ?」
王子「有能すぎる人が出てくるとさ、そいつだけいればいいじゃんってなっちゃうでしょ?」
王子「そんなわけで、それぞれに長所と短所がないと活躍ができなくなるんです!」
王子「だから、まあ…過剰な期待はしない方がいいかもね」
王子「あ、でも敵として出てくるような人は別ね? 敵は強くて怖くて絶望感あった方が楽しいでしょ?」
王子「よっぽど状況が悪化してない限りは、戦闘とかで死んじゃってもリトライできちゃうから」
王子「ハイ、そんなわけで、本日も更新予定は18時前後です!」
王子「タルタルソースが好きじゃないから、チキン南蛮を食べられない、庶民派の王子でした!」
モニカはよっぽど悪化してたからああなったのか…一歩間違えれば明と幸晴もああなってたのかな…
>>369
たしかにSSでキャラクター募集すると、短所のない強キャラを作ろうとする人が多い。
長所と短所があるから話が動かしやすいのにね。
絶対的強キャラには守ったり裏切られたりという外部的な短所ができる
話の動かしやすさなんて発想次第でどうとでもなる
別に強キャラを作れって言ってるんじゃなくて思考停止は面白さを半減させるぞ
さて、でははじめーるよー
【直下 コンマ判定】
1~3 まだ着かねえ!
4~6 目的地にとーちゃく!
7~9 目的地のすぐ近くに、滞在に丁度いい町まであったぜ、ラッキー!
つ
――暗夜王国・青風の町――
シリウス「やっと着いた…」
シリウス「王都を出てから、随分と時間が経ってしまったな」
リリ「…」
シリウス(リリのことも気にはなるが…今は仕事を優先しておこう)
シリウス(もしも戻りが遅いなどの理由で給金を打ち切られていたら、アリアが飢えてしまう…)
シリウス(だが…リリをどうしたものか――)チラッ
リリ「…」ギュッ
シリウス「…」
シリウス「【安価下2】」
1 …いいコで、宿で留守番できるか?
2 …一緒に行くか?
3 その他、自由台詞
2
2
シリウス「…一緒に行くか?」
リリ「…」
シリウス「…そうか」
シリウス「では、早速行くとしよう」
リリ「…」
シリウス「風の結晶、か…」
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「風の結晶というのは、不思議な力を持つ石のようでな」
シリウス「風の魔法を自在に行使することができるとか、風の妖精が力を貸してくれるようになるとか、そういう言われがあるんだ」
シリウス「…どこまで本当かは分からないんだがな」
【直下 コンマ判定】
風の結晶があると言われている、青風の遺跡とは…
1~3 危ない魔物も多いし、危険なトラップもたくさんある。難度:B
4~6 危ない魔物が多い。難度:C
7~9 大した危険性はないものの、ものすごーく広くて深くて、探索がすごく大変。難度:C
あ
2
なにこれ
2日連続て…どうせよと…
【00】
偶数 *「特別警戒中で立入禁止だよ」シリウス「…許可証がある」*「これは、王国の…!」
奇数 ???「風の結晶…」パルミラ「知らないの? 小娘はこれだから――」???「知ってるし、バカにしないで」
※0は偶数扱いなんよ
あ
せいや
良かったけど、モニカチャンスを見たかった気もする
コンマ良すぎて探索イベントなくなることもたまにあるから難しい
――暗夜王国・青風の遺跡――
*「特別警戒中で立入り禁止だよ」
シリウス「…許可証がある」
*「これは、王国の…!」
シリウス「通ってもいいか?」
*「あ、ああ…。だが、注意は怠らないでくれよ」
シリウス「どうして、警戒などをしているんだ?」
*「何でも国家転覆を狙ってるテロリスト集団ってのが、風の結晶を狙ってるんだそうだ」
シリウス「国家転覆…?」
*「雲を掴むような絵空事だがね。そんなこと、できるはずもないのに…」
*「だが、どうもピリピリしててな。騎士まで派遣されてる始末だ。中の魔物も、その騎士さんが片づけてると思うよ」
シリウス「魔物と遭遇する危険性が低いのは喜ばしいな」
*「でも騎士とは言ったって、専門家じゃないから、何日もうろうろしてるよ。遺跡の中へ入る仕掛けが見つからないんだろうなあ」
シリウス「なるほど…。どんな騎士なんだ?」
【直下 コンマ判定】
1~3 *「何となく、影のありそうな感じの騎士だよ。鬱々とした、ちょっとヤな感じだ」シリウス「…そうか」
4~6 *「ありゃ新米だろうなあ…。まだ若くて、頼りなさそうと言うか…」シリウス「…そうか」
7~9 *「ベテランのような雰囲気だったけど、こんなとこに1人で向かわされてるんだからお察しだろうなあ」シリウス「…そうか」
0 *「女の騎士だったな。マジメそうで」シリウス「…そうか」
サリー
*「ベテランのような雰囲気だったけど、こんなとこに1人で向かわされてるんだからお察しだろうなあ」
シリウス「…そうか」
*「まあ、何にせよ、気をつけてくれよ」
シリウス「ああ。ありがとう。行こう、リリ」
リリ「…」
*「…子連れか」
スタスタ
シリウス「広いな…。まるで迷路だ…」
リリ「…」
シリウス「壁も高いし…迷いそうだ」
【安価下2】
1 迷路の突破方法は、壁沿いに歩くことなのだ!
2 ムリして壁をよじ登って、上から見渡しつつ進む
3 迷ってもいいけどね! その分、先人が見落としていたお宝発見できるかも!
4 その他、どーするよ?
1
この迷路内、明かりとかはちゃんとあるの?
なければ視界を確保
>>390
説明不足で申し訳ですみません
今は、地上部分なので明かりは足りてます
だだっひろーいところが迷路みたいになってる、とゆー状況なので、今んとこは明るさは問題なしっす
でもって、シリウスは職業がトレジャーハンターで遺跡探索などは専門分野なので、
松明の確保とか、ある程度の日数を凌げる保存食の確保とかもばっちりなんで、そういう心配は大丈夫なのです
なわけで、改めまして
【安価下1】
1 迷路の突破方法は、壁沿いに歩くことなのだ!
2 ムリして壁をよじ登って、上から見渡しつつ進む
3 迷ってもいいけどね! その分、先人が見落としていたお宝発見できるかも!
4 その他、どーするよ?
1
1 リリに探索法とかマッピングを教えたりしながら
シリウス「リリ、迷路というのはな、壁によって道が遮られているだろう?」
シリウス「このように、道が突然、二股になったりする。現在地が分からなくなって、道に迷ってしまいやすい」
リリ「…」
シリウス「だから、こういう時は常に壁沿いに歩いていくんだ。右なら右で、右手で壁に触れながら歩き続ける」
シリウス「そうすればどれだけ広大な場所だろうと、全てをきっちり、隈無く回って出口に辿り着くなり、入口に戻るなりできるんだ」
リリ「…」
シリウス「そういうわけで、さあ出発だ」
シリウス「…リリ、俺から離れるなよ」
スタスタ
リリ「…」
シリウス「どれだけ広いかは、分からないが…この方法ならどうにかなるはずだ」
リリ「…」
シリウス「落とし穴とかにハマってしまったら、それどころじゃないんだが…それはそれで、そもそもどうにもならない状況だからな」
シリウス「あとはトラップなどに引っかからないよう、常に床や壁などを観察し続けて注意を払っていればいい」
リリ「…」
シリウス「覚えておいて損はないぞ」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 広い!!!
4~6 人影発見…モブに聞いた、派遣されてきた騎士かな?
7~9 おっと、地下に続く道があった。この奥からお宝のありそうな気配がする! ような気がしたから、早速、突入だ!
ぬ
シリウス「ん?」
リリ「…」
シリウス「…ここの壁、奇妙だな」
コンコン
コンコン
シリウス「…ふむ。こっちは…?」
コンコン
コンコン
シリウス「…やはり、ここの壁は薄い…。となると、奥に空間があるか?」
シリウス「…下に擦過痕もある…。横にスライドするのか。どれ、仕掛けは…」
ゴソゴソ
リリ「…」
シリウス「…」
ガチャンッ
ガコンッ
シリウス「ほう…」
ガガガ…
シリウス「やはり、開いた。地下に続く階段か。さあ、行くぞ、リリ」
リリ「…」
シリウス「松明準備よし、食料よし…」
シリウス「わくわくしてくるな」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 おっと、地上には魔物がいなかったけど中には多いぞ…? 騎士はずっと隠し扉を見つけられなかったのか…
4~6 んん? あんまり魔物とでくわさない…。となると、騎士もこの中に入れている…のか?
7~9 順調。面白みがない
あ
ぬ
>>1が波乱を求めている
モニカは霊体だから迷宮入ってるかも!波乱の種はある!
シュボボッ…
シリウス「…どこからか、風がずっと吹いているな…」
リリ「…」
シリウス「火が消えそうなほどではないが…」
リリ「…」
シリウス「しかし、どこから…」
リリ「…」
シリウス「…本当はな、風の吹いている方向には出口だったりがあるんだ」
シリウス「どこかに繋がっているからこそ、風が入り込んでいるからな」
シリウス「だが、こうも別々の方向から風が吹いていてはな…」
リリ「…」
シリウス「これが風の結晶を手に入れられない由縁…なのかも知れないが」
リリ「…」
シリウス「まあ、俺なら大丈夫だろうな」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウス「…ん? これは、さっき通った時につけておいた痕。……………………………………道に迷った…?」
4~6 シリウス「広いな…。松明の交換が5本目…。そろそろ、休憩にしておくか…」
7~9 シリウス「…………………何だ、これは…? 何かの仕掛け、だろうか…?」
ほい
わたしだ
あ
ここまで5連続で7以上
今日は順調な日か
マリリーのときに順調なコンマ来いし
昨日のベテルのくだりに今日のコンマを分けてやりたかった
シリウス「…………………何だ、これは…? 何かの仕掛け、だろうか…?」
リリ「…」
シリウス「扉に、何かの模様…」
シリウス「…そして、扉の脇へあつらえたように謎の石盤らしき破片…」
シリウス「…図形パズル…のようなもの…?」
リリ「…」
シリウス「だが…どれをはめても、形は合いそうだな」
シリウス「…この中から、正しいものを選んではめろ、というものか?」
リリ「…」
シリウス「となると、この模様に問題が隠されている…?」
シリウス「…ふうむ」
リリ「…」
シリウス「…………何を描いているものだ…?」
シリウス「トカゲ…の絵なのか? これが5匹いて…かくれんぼか」
シリウス「手前に背を向けた形で、鬼らしきトカゲがいるからな…」
シリウス「そして…2人、見つかって…?」
シリウス「……その先がない…。つまり…残っているのは何匹か…というところ…か?」
シリウス「…破片の方は…。なるほど…問題は合っていそうだな。となると、答えは――」
【安価下2】
1 トカゲ1匹の石盤
2 トカゲ2匹の石盤
3 トカゲ3匹の石盤
2
2
シリウス「トカゲ2匹の石盤だな」
ガコッ
リリ「…」
シリウス「残りは3匹…と思ってしまいかねないが、目線が鬼のトカゲだから残りは2匹」
シリウス「引っ掛けられていることにさえ気づかれないような、古典的なひっかけ問題…」
シリウス「…もう少しひねってもらった方がいいんだが…そもそも、誰が作っているんだ…? この手の遺跡は」
リリ「…」
ゴゴゴ…
シリウス「よし、開いた」
<キシャアアアッ
シリウス「うおっ…リリ、下がれ」
魔物A「キシャア!」
シリウス「魔物が4匹…」
シリウス「………ん? 2匹捕まっていて、2匹さらに捕まえたから4匹もいた…のか?」
シリウス「……………ま、まさかな…」
魔物B「キシャアアッ!」バッ
シリウス「とにかく、片づけるか…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 1匹ずつがそこそこ強くて厄介
4~6 地味に連携がよくて厄介
7~9 それほどでもなさげ
あ
あ
00も含めると、今ので10連続7以上です、おめでとう
シリウス「無銘の槍の威力、とくと見よ!」
バッ
魔物C「キシャアッ!」
シリウス「隙だらけだ!」
ズドォンッ
魔物A「キシャアアアアッ!」
シリウス「背後からだろうと、変わらん!」
クルクルッ
ズドォォォッ
魔物B「キシャア…」
魔物D「キシャアアアッ…!」
シリウス「ほう、警戒してきたか。だが、お前らのようなザコでは、どうにもならんぞ?」ニヤッ
魔物B「キシャアアッ!」
シリウス「まあいい、終わらせてもらう!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ところがどっこい?
4~6 やっつけた
7~9 騎士さんやで
ぬ
ここから10連続で3以下のターン
魔物B「キシャアアッ!」
シリウス「引っ込んで!」ズドォォッ
魔物D「キシャアッ!」
シリウス「いろォ!」ドゴォンッ
魔物ども『』
シリウス「ふぅーっ…」
クルクルクルッ
パシィッ
シリウス「弱いな」
魔物E「キシャアアアアアッ!!」
シリウス「!?」
ズバァァッ
シリウス「ぐぅっ…!? 天井から――!?」
リリ「っ…」
魔物E「キシャアアアアッ!」
シリウス「ああ、なるほど…この4匹を捕まえた、鬼だったヤツ…ということか」
シリウス(しまったな…肩を深めにやられた…)
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウス「っ…しかも、この感覚…毒か…? まったく…」
4~6 シリウス「4匹捕まえた鬼なのなら…こいつは、特別強い…ということか…」
7~9 シリウス「だが…問題ない――!」
あ
q
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ??「おーおー、だいじょーぶかい?」
奇数 シリウス「…ん? 随分と丈夫だな、こいつら…。4匹とも、起き上がってきたか…」
※0は偶数扱いなんや
ぬ
s
ムクッ
ムクムクッ…
シリウス「…ん? 随分と丈夫だな、こいつら…。4匹とも、起き上がってきたか…」
リリ「…」
シリウス「1対5、か…」
シリウス「なかなか、全て順調にいくというわけにはいかないようだな…」
魔物E「キシャアアッ!」
シリウス「威勢もいい…」
シリウス「だが…負けてやることはできないのでな」
【安価下2】
1 魔法で一気に薙ぎ払ってから、仕留めていく
2 槍のリーチを活かして近づけさせずに攻撃を重ねていく
3 多少の攻撃を受けても強引に各個撃破を狙っていく
4 その他、どーするよ?
1
1
魔物A~D『キシャアアアッ!』
ババババッ
シリウス「一網打尽にする――! 雷槍魔法!」
バリバリィィッ
ブゥゥゥンッ
ドッゴォォォォォッ
シリウス「このまま、仕留めさせてもらう!」バチィィッ
魔物E「キシャアアッ!」
シリウス「雷槍の威力、とくと見よ!」
ズガァァァッ
魔物A「」
魔物B「」
魔物C「」
魔物D「」
シリウス「さあ…残りは、お前だけだ」
魔物E「キ、シャァァ…」
シリウス「退くか?」
魔物E「キシャアアアアアッ!」バッ
シリウス「…そうか、残念だ!」ブゥンッ
ズドォォォォッ
ドサッ…
シリウス「…ふぅ…どうにかなった…」
リリ「…」
シリウス「痛っ…魔力は少々使ったが…早めに決着をつけられてよかった…」
【安価下2】
1 このまま先へ進もう
2 手当てがてら、休憩にしよう
2
2
シリウス「リリ…疲れていないか?」
リリ「…」
シリウス「俺はちょっと疲れてしまった。休憩にしてもいいか?」
リリ「…」
シリウス「じゃあ、そうしよう」
シリウス「さて…ツバをつけて、包帯でも巻いて…」ゴソゴソ
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…」ゴソゴソ
リリ「…」
シリウス「…」ペッペッ
リリ「…」
シリウス「…」クルクル
シリウス「よし…手当て完了」
【安価下2】
1 仮眠
2 座り込んでちょっと休むだーけ
3 その他、どーする?
2
1
死体を調べる
シリウス「少し、仮眠でも取るか…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…床が硬いからな…何か敷くか」
バサッ
シリウス「荷物を枕にして…よしっ」
シリウス「リリ、こっちへ来て横になれ」ポンポン
リリ「…」
シリウス「どんな状況でも寝られるようになると、色々とはかどるぞ」
リリ「…」
シリウス「あんまり大口を開けて寝ていると、虫が口に入り込むかも知れないがな」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…冗談だから、休め」
【直下 コンマ判定】
1~3 とは言っても、リリに敷物と枕を提供したのであんまり体は休まらなかった
4~6 休憩完了
7~9 ばっちりやで!
あ
やで
リリ「Zzz」
シリウス「…ん…」パチッ
シリウス「…んんっ…もう、このくらいで、いいか…」
シリウス「…」チラッ
リリ「Zzz」
シリウス「…いつの間に、俺の腕を枕に…」
シリウス「…まあ、いいか」ナデ
リリ「Zzz」
シリウス「…しかし、リリは一体…何なんだ…?」
シリウス「しばらく一緒にいるが、薮で肌を切ったり、虫に刺されて腫れたりといったところも全く見れていないしな…」
シリウス「…あの魔法を直撃した時だって…」
リリ「Zzz」
シリウス「……傷がつかない身体…?」
シリウス「………まさかな…。そんなはずは…しかし――」
リリ「…」パチッ
シリウス「…おはよう、リリ」
リリ「…」
シリウス「そろそろ、行くか」
リリ「…」
シリウス「よし、では出発だ」
【直下 コンマ判定】
1~3 奥へ進むにつれ、トラップはとっても激しく危険なものに…
4~6 トラップなんて、なんのその。シリウスって、ほんと安定して有能よね
7~9 さあ、最後の難関やで
あ
シリウス「気をつけろよ、リリ」
シリウス「そこら辺に、踏むとトラップが作動する仕掛けがある」
リリ「…」
シリウス「うっかり、こんなものを踏んでしまった時には…」カチッ
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…まさか、俺が踏んでしまうとは…」
<ガコンッ
<ドドド…
シリウス「一体、何がくるのか…」
リリ「…」
ドドドドドッ
シリウス「まさかの、通路を塞ぐサイズの巨大ボールか…」
シリウス「こういうのは追いかけられていって、その先に落とし穴が定石――」
シリウス「だからこそ、こんなものは、ぶっ壊せば済む…!」
シリウス「はぁあああああっ!」
ダンッ
ズッドォォォォォォッ
ドゴォォンッ…
シリウス「…ふっ、ざっとこんなもんだ」
リリ「…」
シリウス「ほら、向こうの床がぱっかりと開いて、落とし穴が出現した」
リリ「…」
シリウス「危ないところだったな」
【直下 コンマ判定】
1~3 なーんてしてたら、二段構えのトラップにハマったシリウス氏
4~9 さあ、最後の難関だぜ
あ
シリウス「だが、やり過ごしたからと言って油断は禁物だ」
シリウス「中にはこうして乱暴な手段でトラップをすり抜けることを想定して、二段構えをしていることもある」
リリ「…」
シリウス「まあ、俺ほどになるとそうそう引っかかりは――」
カチッ
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…………前言を撤回しておこう…」
リリ「…」
シリウス「ええい、今度は何だ!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 うじゃうじゃと魔物が…
4~6 落とし穴♡
7~9 天井から矢が降ってきた
ほ
あ
コンマって気まぐれ
ガコンッ
シリウス「…上?」
リリ「…」
シュババババッ
シリウス「何のっ!」
クルクルクルッ
ガガガッ
シリウス「この手のトラップなら、特に問題ではないな」
リリ「…」
シリウス「槍を獲物にしていてよかった…」
シリウス「さ、行こう」
ガガガガガッ
リリ「…」
シリウス「矢が降る程度、何の障害にもならないな。はっはっはっ」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
最後の難関! ダンジョン最奥部につきもののボスやで!
1~3 めっちゃんこつよぉーい、トカゲ型魔物
4~6 つよくてデカくてきもぉーい、羽虫のような魔物
7~9 ちっちゃくてはやい、カエルみたいな魔物
あ
ギィィィィ…
シリウス「ふぅ…ここが、最奥部か…?」
リリ「…」
シリウス「あそこに祭壇…のようなものがあるな」
シリウス「そして、そこに宝箱か――」
シリウス「風の結晶は、手に入れたも同然だな」
スッ
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
パチッ
シリウス「よし、タッチも上手になったな」ポン
リリ「…」
シリウス「さあ、行くぞ――」
シュバァッ
ガツンッ
シリウス「ごふっ…!」
シュタッ
魔物「…ゲロゲロ」
シリウス「っ…何だ、魔物…? せいぜい、人の頭サイズのくせして動きが速いな…」
魔物「ゲロゲロッ!」ピョンピョンッ
シリウス「差し詰め、宝の守り手か…?」
リリ「…」
シリウス「ならば、倒させてもらうぞ…!」
【安価下2】
1 あんなん、槍の一突きで終わりだ!
2 魔法の広範囲攻撃で動きを止めてから、しとめーるのだ!
3 魔法でガンガン攻め立ててくぜぃ!
4 その他、どーする?
2
2
魔翌力は節約1
シリウス「覚悟しろ…!」
ダッ
ヒュバッ
ピョンッ
魔物「ゲロゲロ!」
ゴパァッ
ビチャァッ
シュゥゥゥ…
シリウス「なっ…溶解液…!?」
魔物「ゲコッ」
シリウス「…動きも速いし、厄介な…」
魔物「…ゲコゲコッ」
シリウス「…そこはかとなく、腹立たしい顔と声色だな」
魔物「ゲロッパ!」ビュンッ
ギィンッ
シリウス「くそっ…!」ブンッ
魔物「ゲロっ!」ピュンッ
シリウス「だったら、こうだ――!」
シリウス「中・雷撃魔法!」
バリバリィッ
魔物「ゲコォッ!?」
シリウス「そこだ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 このカエルつおい
4~6 ちくしょ、間一髪で避けられた
7~9 よっしゃ、一撃! でも思ってたより硬かった。もう1発で勝てるな
あ
あ
ヒュバァッ
ピョコォンッ
シリウス「何っ!?」
魔物「ゲココッ」ピョンピョンッ
シリウス(こいつ、侮れないな…)
魔物「ゲロッパ」
シリウス「…そして、やはりこう…挑発してきているような腹立たしさが」
魔物「ゲロゲロ」
シリウス(攻撃魔法で欲張ったのがいけなかったか…?)
シリウス(だったら、痺れさせることを重点において…いや、魔法で槍のリーチを広げて振り回して攻め立てるのも手か…?)
シリウス(まともにやってたら、このすばしっこさを捉えられそうにない…が、やろうと思えば…やれる…か…?)
魔物「ゲロォッ!」
ジュボォォッ
シリウス「クソ、こいつっ…下品だな…! 溶解液の吐き方がまんま、ゲロゲロだぞっ…!」
【安価下2】
1 麻痺させる雷魔法
2 雷魔法で槍を帯電させて、威力とリーチを上げる
3 いや、魔法なんぞに頼らず肉体だけで攻め立てる
4 その他、どーする?
1
光で失明を狙いつつ麻痺
3
魔物「ゲコォッ!」
ヒュバァッ
シリウス「こいつめ…! 雷鐘!」
ピシャアアアッ
ドゴォォォォォンッ
魔物「ゲロッパ!」
シリウス「からの――雷網!」
バチバチィィィッ
魔物「ゲロォッ――」
シリウス「これで、終われよ…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 終われなかったどころか、反撃のオマケつき
4~6 しぶてぇえええええ
7~9 終わった
あ
シリウス「はぁあああああっ!」
ブゥンッ
魔物「オボロロロロッ!」
ビシャアッ
ジュワァッ
シリウス「ぐあああっ…!?」
ピョウンッ
魔物「ゲロゲロ」
シリウス「っく…ぐ…」
シリウス(まともに浴びてしまった…クソ…)
シリウス(これは…酷い痛みだな…。染みるどころの痛みでは…)
魔物「ゲロッパ」
リリ「…」
シリウス「ふぅーっ…」
シリウス「……………防具くらいつけておけばよかった…」
魔物「ゲコゲコォッ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 やべえな、こいつ
4~6 視力が弱まってるっぽい? でも、こっちもケガしててイーブンかな?
7~9 そろそろ来いって、騎士!
あ
はい反動来た、反動来たよ!
ヒュバッ
ドゴォォォッ
シリウス「ぐぅっ…!? 傷口に、こいつっ…!」
ブンッ
スカッ
魔物「ゲロゲロ」
シリウス「っふ…侮っていた…」
魔物「ゲロッパ!」
ビュンッ
シリウス「来る、な! 雷槍魔法!」バチィィッ
ブゥゥゥンッ
バリバリバリィッ
魔物「ゲコッ!?」ピュンッ
シリウス「この…!」ダンッ
バババババッ
魔物「ゲロゲロッ!」
シリウス「ちょこまかと、かわすんじゃない…!」
魔物「オボロロッ!」
シリウス「食らうか!」スッ
ズドォォォンッ
シリウス「ぐふっ…ぐ…が…」
魔物「ゲロゲロ」
【安価下2】
1 状況はヤバいけど…ここで引き返すわけにもいかない…
A 残り魔力を使って、一気にケリをつけるか
B 勝機を窺いつつ、耐える時か
C 皆さんは覚えておいでだろうか? シリウスの外見的特徴は、上裸と…「眼帯」であることを。…奥の手、だぜ?
D その他、どーする?
2 状況はヤバい…ここは一時撤退か
A ちょっと離れたところで休憩するのみに留める
B とりあえず、外まで出る…
C 町まで戻ろう…
1C
1C
騎士待ちぼうけ
シリウス(これは…ヤバい――)
シリウス「撤退するしかない、か…!」
魔物「ゲロッパ!」ビュンッ
シリウス「クソっ…!」ブンッ
ズドォォォッ
シリウス「ぐぅっ…!」
ドサァッ
魔物「ゲロゲロ」
シリウス「雷鐘…!」
ピシャアアアッ
ドゴッォォォォンッ
魔物「ゲロ!?」
シリウス「リリ、逃げるぞ…!」ダッ
リリ「…」
シリウス「さあっ…!」パシッ
【直下 コンマ判定】
1~3 背中から…
4~6 奥に入り込みすぎてて、手負いのところに魔物が…あわわわ…って、なってたら
7~9 無事に戻れたぜ
眼帯じゃないん?
あっ…
すまん、ほんとすまん
採用安価は1Cの「眼帯」でしたね…ごめんなさい
―――――
シリウス(これは…ヤバい――)
魔物「ゲロゲロッ!」
ヒュバッ
ズドォォォォッ
シリウス「ぐぅっ…!」
ドサッ…
魔物「ゲロ」
シリウス「…こうなっては、仕方ないな…」
魔物「オロロロッ!」
ゴパァッ
シリウス「ぐっ…!」ゴロッ
ジュワァッ…
シリウス「使いたくはなかったのだがな…」
魔物「ゲロゲロ」
シリウス「覚悟をしろ…俺の左眼を拝めるヤツは、そうそういないぞ?」
グッ
ブチブチィッ…
魔物「ゲロ」
シリウス「――奥の手だ」ギロッ
【多数決】↓5までの最多獲得選択肢を採用
1 眼帯は封印。実はシリウスは、封印を解放することで、半人半魔の存在になって超絶パワーを得られます。ただし、反動も巨大
2 眼帯は封印。右眼の封印を解くことによって、視界内の物体の動きを強制的に止めることができます。ただし、反動も巨大
1
2
1
2
1
眼帯に頼りすぎないようにする感じね
何の魔族なんだろうね
魔物「ゲロ!?」
メキメキィッ
ジュボォォッ
シリウス「この姿になると、どうも獣そのもののように醜い姿になってしまってな…」
シリウス「骨格まで、余計に大きくなってしまうから服を着ていたら破れてしまうし、悪いことだらけだ…」
魔物「ゲロロ…」タジッ
シリウス「だが、こうなった以上――手加減が利かないから、観念しろ」
ダンッ
魔物「ゲロっ!」ピョンッ
シリウス「――そんな程度のスピードか?」バサァッ
魔物「ゲロゲロッ!」
ガッ
魔物「オロロロロロッ!」
ビチャアアッ
シリウス「残念、ご自慢の溶解液も、今の俺には通じないぞ」グッ
魔物「ゲ…ゲロ、ロ…」ジタバタ
シリウス「悪いな」
グシャアアッ
シリウス「…」ポイッ
リリ「…」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…っ…」
グッ…
シュゥゥゥ…
シリウス「ふぅー…痛っ…相変わらず、反動がキツい…」
シリウス「リリ、もう平気だ」
【直下 コンマ判定】(?:+2)
1~3 怖がられた
4~6 戸惑ってる
7~9 そんなこたぁない
あ
、。
カンストワロタ
トトトッ
ギュゥッ
リリ「…」
シリウス「…よし、では風の結晶を手に入れるとしよう」ポンポン
リリ「…」ギュゥ
シリウス「…リリ、あんまり…こう…そうされると、痛いんだが…」
シリウス「ちょっと、今は…」
リリ「…」ギュゥ
シリウス「…ぐっ…仕方、ないか…」
シリウスは 風の結晶 を手に入れた!
【直下 コンマ判定】(反動:-3)
1~3 ダンジョン探索は、無事に帰るまで。よって、帰りが鬼門…
4~6 ダンジョンを出たけど、それでもう限界。宿で指一本動かすのもつらいくらいの状態で寝込むことに…
7~9 反動なんて、なんのその
あ
シリウス「っ…」
リリ「…」
シリウス(あの角の向こうに魔物がいるな…)
シリウス(だが…この状態で戦うのは…可能な限り避けたい…)
シリウス(……どうしたものか…)
リリ「…」
シリウス(いや…あそこを通らないと、どうにも…)
シリウス(…………走れるか…? 歩くので精一杯だが…いや、やるしかない――)
リリ「…」ギュッ
シリウス「~っ…」
リリ「…」パッ
シリウス「ふぅ…」
リリ「…」ギュッ
シリウス「っ!」
リリ「…」パッ
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」ソ-
シリウス「…」チラッ
リリ「…」ピタッ
シリウス「…リリ…すまない…。いつもなら…いいんだが…今だけは…本当にすまない…」
リリ「…」
【安価下2】
1 強攻突破やで
2 魔法を使って、なるべく体を痛ませないように突破してく
3 なるべく、こそこそしていく
3
3
シリウス「…」キョロキョロ
シリウス「…」コソコソ
リリ「…」
シリウス「…」クルッ
リリ「…」
シリウス「…よし」コソコソ
【直下 コンマ判定】
1~3 見 つ か っ た
4~6 もうちょっとで外なのにぃぃっ!
7~9 どーにかなれた。一安心&騎士登場せずに終わり。あーあ、折角の00だったのに
あ
33
――暗夜王国・青風の町・宿屋――
シリウス「やっと…休め、る…」ボフッ
リリ「…」
シリウス「痛っ…つつつ…」
シリウス「2、3日は…ダメだな…」
リリ「…」ツンツン
シリウス「おごっ…」フルフル
リリ「…」
シリウス「リリ…頼む…やめて、くれ…」
リリ「…」
シリウス「…ちょっとの…力でも、酷く痛む…んだ…」
リリ「…」
シリウス「…すまない、な…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 休んでたら…オーマイガッな事態やで
4~6 どーにかこーにか、動けるまでに回復したよ
7~9 心なしか、リリに心を許されてるような…?
」
あ
騎士出してあげてよ…
シリウス「…」グッタリ
リリ「…」
シリウス「…ああ…退屈だな…」
リリ「…」
シリウス「だが…指一本も動かしたくない…」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「はぁ…もっと、強くならないとな…」
【直下 コンマ判定】
1~3 風の結晶を求めて、危ない連中が…
4~6 こっちも本意じゃないから>>493に応じよう!
7~9 リリ様
あ
93
<コンコンコン
シリウス「…?」
リリ「…」
シリウス「誰、だ…?」
<コンコンコン
シリウス「…仕方ないな…」ググッ
シリウス「あ痛っ…あ、う…ぐぐ…」ヨロヨロ
ガチャ…
シリウス「…何の、用だろうか…?」
騎士「やあやあ、トレジャーハンターというのはキミかい?」
シリウス「そうだが…」
騎士「ちょっと失礼するよ」ポンッ
シリウス「ぐふっ…」フルフル
騎士「どうかしたかい?」ポン
シリウス「あぐ、ぐぐ…さ…触らないで…もらえる、だろうか…?」
騎士「俺にその気はないから安心しとくれよ」ポンポン
シリウス「~~っ…」プルプル
リリ「…」ソ-
シリウス「…」チラッ
リリ「…」ピタッ
シリウス「…」
騎士「あー、申し遅れたな。俺は暗夜王国騎士団のひとり、【安価下2】ってもんだ」
シリウス「騎士が…俺に、何の用だ…?」
リリ「…」ツン
シリウス「っ…」
【安価下2】
やってきた騎士さんのお名前
ユーゴー
ヒヒイロ
ルッソ
リロル
シリウス「ヒヒイロ殿…要件というのは…?」フルフル
ヒヒイロ「ん? いや、なに…おたく、風の結晶、手に入れられたわけ?」
シリウス「…手に入れているのなら…何だ…?」
ヒヒイロ「んー…」
シリウス(早く帰ってもらいたいな…立ってるだけでも…)
リリ「…」ツンツン
シリウス「~っ…リリ、やめてくれ…」
ヒヒイロ「そうねえ…許可証持ってたんだって? どこの誰から?」
シリウス「トルナコという男だ…城に勤めていると聞いたが…」
ヒヒイロ「ああ、あのおっさん…」
シリウス(お前もだろう…)
ヒヒイロ「なるほどねえ…。そいじゃあ…んー…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「風の結晶を、あの男に渡すわけにゃあいかないんでね。寄越してくれ」
4~6 ヒヒイロ「俺はこれで、お役御免だな…。手間が省けて良かった、良かった…」
7~9 ヒヒイロ「そいつを届けるまで、ちょいと同行さしてもらおうか」
あ
またラ行が語尾だー
ヒヒイロ「そいつを届けるまで、ちょいと同行さしてもらおうか」
シリウス「何…?」
ヒヒイロ「まあまあ、悪い話じゃないだろ? 何かと物騒な時代だ」
ヒヒイロ「ほら、俺はこれでも二つ星の騎士なんだ。どうよ? どうどう?」
シリウス(二つ星…。確か、騎士というのは手柄などによって、星を授与されるのだったか…)
シリウス(大多数は無星――ただの下っ端で…最高が三つ星…となると、実力も手柄も折り紙つき…?)
シリウス(こんな…緩そうな男が…?)
ヒヒイロ「あれ、疑ってるぅ?」
ヒヒイロ「ま、いいがね…こいつは若くて、野心に満ちてたころにもらったもんだし…こんな枯れかけの中年にゃ、正直合わないもんだ」
シリウス「…断ったら…どうなる…?」
ヒヒイロ「無理やり、風の結晶をもらってっちゃうよ」
シリウス(断れないか…。まあいいが…)
シリウス「【安価下2】」
1 …理由は、教えてもらえないのか…?
2 見ての通り…少し、体の調子が悪くてな…すぐには出立できないが、それでいいのか…?
3 …分かった、こちらからも同行をお願いしよう…
4 その他、自由台詞
2
3
2
シリウス「…分かった、こちらからも同行をお願いしよう…」
ヒヒイロ「お、話の分かる相手で良かった」
ヒヒイロ「そいじゃ、さっさと体を治しといてくれよ。なかなか良くないんだろ?」ポンッ
シリウス「っ…」プルプル
ヒヒイロ「相当なみたいね。んじゃ、また~」
バタム…
シリウス「分かって、いるのなら…」
リリ「…」ツンツン」
シリウス「っ…やめ…リリっ…!」
リリ「…」
シリウス「…ぅ…」
リリ「…」
シリウス「…まあ、いい…。休ませて、くれ…」ボフッ
リリ「…」
【安価下2】
帰路ですよ、帰路!
1 リリ…どうしよう…?
2 このヒヒイロって騎士は、一体何なのだろう…?
3 マリリー…会えへんのう…
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:3500G 目標物:風の結晶(入手済み)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操れる?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
2
3
3
――暗夜王国・とある街道――
スタスタ…
ヒヒイロ「~♪」
リリ「…」ツンツン
シリウス「もう、平気だぞ?」チラッ
リリ「…」ツンツン
シリウス「…」
リリ「…」ツンツン
シリウス「うぐおっ…」
リリ「…」
シリウス「…おい、おい、リリ。反応してやったんだから、その顔…」
リリ「…」
シリウス「…いや、すまん…」
リリ「…」
ヒヒイロ(きみょーな2人だねえ…)
シリウス「…はぁ…」
リリ「…」
シリウス(そういえば…マリリーは、どうしているだろうか…?)
ヒヒイロ「若人さん」
シリウス「…ん?」
ヒヒイロ「ちょっと逸れるんだけど、こっから西にいったとこに葡萄酒のうまい村があるんだ」
ヒヒイロ「ちょびっと寄ってこうや。なっ?」
【安価下2】
1 じゃあ、寄ろうかな
2 いや、早く王都に戻らんといけないし
2
1
1
――暗夜王国・酒造の町――
ヒヒイロ「ここ、ここ! んぅ~っ…いーい香りだ!」クンクン
リリ「…」
シリウス「確かに、そこかしこから酒の臭いがするな…」
ヒヒイロ「よぉーし、ではちょいと遅れた感はあるが、ともに旅路を往く者として、杯を交わそうではないか!」
ヒヒイロ「さあ、行くぞ、若人よ! そしてお嬢さんよ! 酒が我らを待っている! わはははっ!」
シリウス「…リリ、いいか、あれがダメな大人というやつだ」
リリ「…」
ヒヒイロ「おーい、早くこーい!」
シリウス「やれやれ…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウスは、酒にひじょぉーにっ、弱かった!
4~6 シリウスは、ヒヒイロとともに、べろべろに酔った!
7~9 シリウスは、別に酒に弱いということはなく、理性を保っている!
あ
ダメだこいつらwwww
――暗夜王国・酒造の町・酒場――
グビグビグビ…
ヒヒイロ「いよぉっ、いーい飲みっぷりぃ!」
シリウス「もう一樽だぁっ!」ダンッ
ヒヒイロ「ひゅーひゅー!」
シリウス「ははははっ」
ワイワイ
ガヤガヤ
リリ「…」ズズズ ←ジュース飲んでる
シリウス「リ~リ~、退屈してないかぁ~? んんん~?」
リリ「…」
ヒヒイロ「おーいおいおい、わこーどよ、おじょーさんが引いてるぞ?」
シリウス「まさかリリが俺に引くはずないだろ、なあリリ~?」
リリ「…」
ヒヒイロ「ひいてる、ひいてる~」
シリウス「ひーいーてーなーいー」
ヒヒイロ「ひーてるって、ぜぇったい。100ゴールド賭けるよ、俺」
シリウス「じゃあ俺は200ゴールドだ! リリ、ひいてないよなあ?」
リリ「…」フイッ
シリウス「リリっ!?」
ヒヒイロ「いよぉっ、200ゴールド、もーらいっ! 引かれてやんの~」ゲラゲラ
シリウス「リリ、リリ、そんなことないよな? なぁっ? 俺とお前の仲だろ?」ユサユサ
リリ「…」
シリウス「りーりー!」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ????「あ~るぇ~…? こんなとこでぇ…きぐぅー…です、ねぇ…」
4~6 ????「あのぉ~…もうしわけ…ヒック…ないんれすがぁ…」
7~9 ????「およよっ!?」
ぬ
マリリー「あ~るぇ~…? こんなとこでぇ…きぐぅー…です、ねぇ…」
シリウス「んぁ…?」
ヒヒイロ「うっひょほぉ~っ! なになに、おねーちゃん、ナンパ~?」ゲヘヘヘ
シリウス「…まり…りぃ…?」
マリリー「はい~、お久しぶりですぅ~ヒック…」
リリ「…」
ヒヒイロ「なによぉ、ちょっとちょっと、知り合いなの? 紹介しーてーよぉー」
マリリー「マリリーと…申しますぅ…いご…おみしりおき…を…グゴ-…………」
シリウス「まぁりりー…? こんなところで…寝たらぁ…」
ヒヒイロ「持ち帰りぃ~…? 持ち帰っちゃうのぉー? いーいーなー、おっさんも持ち帰りたいなぁ~」
シリウス「そんなじゃ…ないろ…」
ヒヒイロ「とか言っちゃって~…? こんな、どたぷーんを持ってるんらよぉ~?」
シリウス「ないないないない、なぁーいっ!」
シリウス「寝てる相手なんれ…めんどくさいっ!」
ヒヒイロ「ぎゃははははっ!」
シリウス「あーっはははははっ!」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ?「頃合いだな…。人をダメにする酒…確かな効き目のようだ…」
4~6 翌朝はひどい二日酔いでした
7~9 リフレッシュ完了
ん
あ
ほ
正直異常なマリリー押し、嫌い
シリウス「…」ゲッソリ
ヒヒイロ「むーかえざけ~♪」
シリウス「…元気だな…」
リリ「…」
シリウス「…ん? リリ…どうした?」
リリ「…」
シリウス「…リリ?」
リリ「…」フイッ
シリウス「なっ…!?」ガ----ン
シリウス「リリ…リリ? な…ど、どうした?」アタフタ
リリ「…」
シリウス「…………あれ、昨日の記憶が…ん…? んんっ…? 覚えてない…」
シリウス「まっ…まさか、俺は、何かした…のか…? してしまったのか…?」
リリ「…」
シリウス「……………だが、何もっ…思い出せない…ぐぬ、ぬぬぬ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 マリリーと何故か酒場で会ったことも忘れてます
4~6 マリリーと会ったことをおぼろげに覚えてたので、探しに出てみた
7~9 宿の食堂へ朝食を食べにいったら、マリリーとばったり
ぬ
シリウス「クソ、クソっ…自分の記憶だというのに、一体…」
シリウス「何か…したのか…? リリ、リリ、何かしてしまったなら謝る、すまない…!」
リリ「…」
シリウス「…う…」
リリ「…」
シリウス「…一体、何が…」ガックリ
リリ「…」
女将「はい、どうぞ、お客さん、朝ご飯ですよ」
シリウス「…女将、俺は昨日…何かこう…非人道的なことをしていただろうか…?」
女将「いいえ? 別に…ふつうに、愉快そうに酔っ払っていただけですけど?」
シリウス「…そう、か…」
リリ「…」
女将「あ、お客さん、ちょっと込んでるんで、お席の間空けずにお願いしますね」
シリウス「ああ…」
女将「お客さーん、こっちへどうぞー」
マリリー「すみません…失礼しま――およっ!?」
シリウス「ん? おおっ…? マリリー…」
マリリー「………///」
シリウス「ど、どうかしたのか…?」
マリリー「い、いえ…その…昨日のこと…すみません…」
シリウス「昨日…?」
マリリー「およ…? 覚えては…」
シリウス「…うっ…ふがいないが…何も…」
マリリー「…………………な、ならいいんです、ハイ…」
シリウス「…」
リリ「…」
マリリー「そ、そうっ…よ、ようやく会えて良かったです…」
シリウス「あ、ああ…そう、だな…」
シリウス「【安価下2】」
1 …だが、折角なのだが…もう、用事は終わってしまって、王都へ戻るところで、な…
2 ……マリリーは、どうしてここに?
3 その他、自由台詞
2
2
シリウス「……マリリーは、どうしてここに?」
マリリー「およっ!?」
シリウス「ん? …何か、おかしなことを訊ねただろうか…?」
マリリー「い、いえその、あの…ええと…ですね…」
シリウス「…?」
リリ「…」
マリリー(…………言えないっ…1年に1度だけと決めて、その時だけ好きなだけお酒を飲みまくらないと気が済まないなんて…!)
マリリー(そんなこと知られてしまったら、酒に溺れた不良シスターと思われてしまうっ…!)
マリリー(し、しかしでも嘘をつくのも…およよよよぉ…)
シリウス「…?」
マリリー「………………き…気分転換…に…」
シリウス「…そう、か…」
シリウス「………思い詰めるのも、良くはないしな」
マリリー「え、ええ…」
シリウス「…ところで」
マリリー「およよっ!?」
シリウス「あいや、そう驚かずとも…」
マリリー「すみません…」
シリウス「……その、俺を追いかけてきてくれて…その途中で立ち寄ったのだろうか…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 マリリー「……ぐ、偶然だったので…そのぅ…」シリウス「いや、いいんだ」
4~9 マリリー「は、はい…。あの…すみません、こんな、のんびりと…」
あ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 マリリー「ずっと、迷っていたんです。…ですが、あなたの顔を見て…心が、決まりました」
奇数 マリリー「…………ごめんなさい…。わたくしはわたくしで、やらねばならぬと…決めたことがございまして…」
※0は偶数扱いなんや
あ
a
あらー
マリリー「…………ごめんなさい…。わたくしはわたくしで、やらねばならぬと…決めたことがございまして…」
マリリー「ですから、その…ここで会えたのは全くの偶然と言いましょうか…主の巡り合わせと言うべきか…」
シリウス「…いや、気にはしないでくれ」
マリリー「その…すみません」
シリウス「いいんだ」
マリリー「…」
シリウス「…」
リリ「…」
マリリー「その…シリウスさんは、その後、どうですか…?」
シリウス「ん? ああ…今、王都へ向かう帰路なんだ。用事が済んでな」
マリリー「そうですか、お元気な様子で良かったです」
シリウス「互いにな」
マリリー「はい」
リリ「…」
<わこーどよぉっ! 朝から飲む酒は格別だぞぉーっ!?
<どこにいる~?
シリウス「…」
マリリー「あの方は…お連れ様…ですよね…?」
シリウス「…二つ星の騎士で、ともに王都へ向かっているのだが…」
マリリー「二つ星の、騎士様…? …………騎士様も…色々、おられるのですね…」
シリウス「…色々?」
マリリー「あ、いえ…知人の騎士様は、無星なのですがとても、こう…立派な方で…」
マリリー「ええと…あのようにこう…親しみやすさが前面に出ているようなタイプではない…ともうしますか…」
シリウス「…………あれは、騎士でも異端じゃないかと思ってしまうがな…」
シリウス「【安価下2】」
1 とにかく、元気そうで良かった。…また次にいつ会えるか分からないが、互いに元気でいよう
2 あの様子だと、酒を取り上げないと出発もできそうにないな…。彼の酒が抜けるまで、少し話でもしないか?
3 ところで、やらねばならぬこと…というのは、きいてもいいのだろうか?
3
3
2
1
3
シリウス「ところで、やらねばならぬこと…というのは、きいてもいいのだろうか?」
マリリー「ええ、もちろん」
マリリー「…シリウスさんは、不夜の町がああなってしまった理由を、ご存知でしょうか?」
シリウス「…謎の少年がやった、と」
マリリー「はい…。他にも、魔物をけしかけて町を襲わせたりするような方達がいるようなのです」
シリウス「…何度か、俺も遭遇したことがある」
マリリー「そうですか…」
マリリー「わたくしは、彼らを、放っておくことができないのです」
マリリー「…以前、救えなかった少女がいたとお話したことがありましたね?」
マリリー「何となく、彼女のことばかりが、頭をよぎってしまうのです…」
シリウス「………そう言えば、あの道具――」
マリリー「…あれが、どうかしたのですか?」
シリウス「いや…町を滅ぼしたと思われる少年が、その前に俺のところへ来て、あれを奪っていったんだ」
シリウス「そして、あれを…彼女、と呼んでいた。彼女の気配がする、とも…」
マリリー「まさか…」
シリウス「…」
マリリー「でも…彼女はもう…」
マリリー「いえ…でも、それが確かなのであれば…まだ終わってはいなかった…ということなのですね…」
マリリー「貴重なお話をありがとうございます。やはり…わたしの胸のしこりは、誤りではなかったのだと思います」
シリウス「その連中を追うのか?」
マリリー「はい」
シリウス「…非常に危険だぞ」
マリリー「存じています。…ですが、わたくしは、わたくしにできることをしたいのです」
マリリー「例えこの命が果てるのであっても…誰かのために行動をして死ぬのであれば本望です」
シリウス「……強いのだな」
マリリー「…いえ」
シリウス「…だが、充分に気をつけた方がいい」
マリリー「はい、分かっております」
シリウス「何か力になれれば良かったんだが…それも難しい…。困ったことがあれば、王都の俺の家にでも来てくれ」
マリリー「…では、その時がきたら」
シリウス「ああ」
【安価下2】
1 キリがいいし、今日はここで終わりにしとこう! ありがとうございました
2 そして、王都へと戻っていく…途中のこと
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:3300G 目標物:風の結晶(入手済み)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操れる?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
1
2
――暗夜王国・牧畜の村――
ヒヒイロ「んぅー…よーやく、近づいてきたって感じだなあ」
シリウス「…ああ」
リリ「…」
ヒヒイロ「どうかしたのかい?」
シリウス「…」チラッ
リリ「…」
シリウス「【安価下2】」
1 …少し、リリと話がしたいんだ。外してもらえるか?
2 …今夜はここで休んでいかないか?
3 いや…何でもない。王都へ行こう
1
1
シリウス「…少し、リリと話がしたいんだ。外してもらえるか?」
ヒヒイロ「おいおいおーい、仲間外れ? さーみーしーいー」
シリウス「リリ、行こう」
リリ「…」
ヒヒイロ「へいへい、分かりましたよーっと…」
スタスタ…
シリウス「…リリ、ここで会ったのが、随分と昔のことのようだな」
リリ「…」
シリウス「色々あったが…いまだに、俺はお前のことをほとんどよく分からないままだ」
シリウス「俺と一緒に来ている意味も…それが、本当にお前が望んでいることなのかも」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「【安価下2】」
1 …リリ、お前は、何者なんだ?
2 …これからも、俺と一緒についてきたいのなら…お前の口から、そう教えてほしい
3 その他、自由台詞
2
2
シリウス「…これからも、俺と一緒についてきたいのなら…お前の口から、そう教えてほしい」
シリウス「…お前の声で」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「リリ…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 リリは、無言で、逃げるように走り出した
4~6 リリは無言で、しがみついてきた
7~9 リリがしゃべるよ
あ
シリウス「…リリ」
リリ「…いっしょ」ギュッ
シリウス「…」
リリ「…」ギュウッ
シリウス「…分かった」ポン
リリ「…」ギュウウッ
シリウス「ずっと、なのか?」
リリ「…」
シリウス「…ちょっとずつでいいから、俺とおしゃべりをしないか?」
リリ「…」
シリウス「…リリの声は素敵なものだ」
シリウス「もっと、聞いていたいな」
リリ「…」
シリウス「それとも、嫌か? 俺とおしゃべりするのは」
リリ「…」
シリウス「…ふうむ」
リリ「…」
シリウス「…たくさん、リリのことを知りたいんだがな」
シリウス「…難しいか?」
リリ「…」
シリウス「そうか、ならいいさ」
シリウス「じゃあ、一緒に行こう。王都に辿りついたら、俺の妹を紹介するよ」
リリ「…」
シリウス「リリにもきっと、良くしてくれるからな」
リリ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「じゃあ、行くか?」
リリ「…」
シリウス「…よし、行こう」
リリ「…し…」
シリウス「っ…?」
リリ「……シリウス」
シリウス「あ、ああ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 リリはシリウスの名前を呼ぶと、初めて笑顔を見せてくれました
4~6 もういっちょ、しゃべれ!
7~9 さーらーに、しゃべるんや!
透「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
リリ「シリウス…」
シリウス「ああ」
リリ「…」ニコッ
シリウス「………いい笑顔だ」ポン
リリ「…」
シリウス「リリには、笑顔がよく似合うな」ナデナデ
リリ「…」
シリウス「よし、じゃあ行くとしよう」
【直下 コンマ判定】(ちょいと時間がかかった:-2)
1~3 ボーナス報酬:1万G
4~6 ボーナス報酬:1万5000G
7~9 ボーナス報酬:2万G
0 ボーナス報酬:3万G
あ
ぬふし
おしい、あと1で2万
――暗夜王国・王都デーモン・王城――
所持金:1万8300G
トルナコ「――これが、風の結晶…」
シリウス「ああ」
トルナコ「ボーナスの報酬だ、とっておきたまえ」
シリウス「ありがたくもらおう」
ヒヒイロ「よぉーし、これで俺の任務は終ーわり、っと…」
ヒヒイロ「そいじゃあな、若人よ。アデュー」ヒラヒラ
バタム…
シリウス「…ヒヒイロは、どうして、同行してきたんだ?」
トルナコ「…騎士団の考えることなど知らん。確認しておくが、こっそりとすり替えられていたりはないだろうな?」
シリウス「ない」
トルナコ「それならいいんだ」
シリウス「それで、また立て続けに仕事を寄越してくれるのか?」
トルナコ「無論だ」
シリウス「…そうか」
トルナコ「次にとってきてもらおうと思っているものは、水の聖石。…泳ぎは、得意かね?」
シリウス「…………普通、だと思いたいものだ」
トルナコ「そうか。まあいい、持ってきてくれさえすれば」
シリウス「…分かった。場所は?」
トルナコ「ここだ」ピラッ
シリウス「…………そう遠くはない、が…ここは――」
トルナコ「海の底にある遺跡だ」
シリウス「…………どう、行けと?」
トルナコ「プロなら、どうにでもしてくれ。ではな。忙しいんだ」
シリウス「…やれやれ」
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウス、カナヅチだった…
4~9 別にそんなことぁないぜ
0 むしろ、泳ぎにはちょっと自信があった
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万8300G 目標物:水の聖石
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚)
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操れる?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
―――――
本日は、ここまでです
どうもありがとうございました
乙
乙
乙
モニカぐらいの年の子が賑やかしで欲しい一方、二人旅の空気感も良いね
――王子様の用語講座~騎士について~――
王子「みんなの王子様です」キリッ
王子「今日はね、騎士ってものについて、さらーりと解説するために出てきましたー、拍手~ぱちぱちぱちー」
王子「えーとね、暗夜王国においての、騎士ってヤツについてね?」
王子「暗夜王国の主要な軍事力は、騎士団と呼ばれる武装集団によって成り立っているのです」
王子「騎士団長という、トップがいて、この人が実質的な騎士達のボスです」
王子「騎士になるためには原則的に、生まれが貴族じゃないといけません。家柄判定だと…6以上かな?」
王子「でもって、もっと言うと貴族に生まれていながら、跡取りにならないような人です。二男以下って場合が多いです」
王子「もちろん、それが全部じゃないんだけどね」
王子「前提条件が貴族であることで、そこからさらに厳しい試験を課され、それを突破して初めて、騎士になれます」
王子「騎士の主な仕事は治安維持っていう認識です。サリーも、最初は駐留騎士、なんて言われてたでしょ?」
王子「あれはサリーのいた宿場町に派遣されてた、治安維持担当の騎士、っていうことだったんだよ。まあ、色々あってほっぽり出したんだけど…」
王子「良くないんだよ、ああいうの。任されてる場所放り出して一緒に行っちゃったなんてこと…まあ…うん、クビにならずとも…って感じ」
王子「それくらい、モニカのことを気にかけてくれたんだけどねー…残念だったね」
王子「そいでもって、他にも治安維持の名目で? 圧力を与えるために鉱山へ派遣されたり、どこそこに行って、怪しいヤツしょっぴいてこいとか」
王子「そういう、色々な雑務も任せられちゃうわけですよ。もちろん、荒事が前提にある場合でね。要するに、国お抱えの荒事部隊!」
王子「ちなみに騎士は王様の勅命だとか、国のお偉いさんとかの要請で出動したりするんです」
王子「王様は行け、の一声で出動可能。お偉いさんの場合はね、議会とかで決定されたりします。一応は政治の道具ってことね」
王子「マジメな人もいれば、サボってばっかの不良騎士もいるし、色々な騎士がいます。だって人間だからね。モブじゃなきゃ個性はあるよ」
王子「騎士は手柄を立てたりするとね、星っていうのを授与してもらえるんだよ。ほとんどの騎士は、無星って言って、手柄なし状態」
王子「この星は三つ星が最高で、星が多ければ多いほどに立てた手柄がすごい! ってことになるから、2つ星のヒヒイロは実はすごい」
王子「騎士って仕事の性質上、荒事が多いから星の数は強さと単純に結びつけて考えられたりもするんだよ」
王子「サリーが世襲で騎士になった、っていうのは親が騎士だったからだろうね。親が騎士ってことは、その親は二男以下だったんだね」
王子「兄弟全てに持ってる土地を分割して与えてたらどんどん少なくなっちゃうでしょ? だから、騎士になったら相続を放棄しちゃうんだ」
王子「すると、あれれ? それって貴族なの? っていうことになっちゃう。でも、騎士として、親と同じ仕事に就くことで騎士の身分が手に入る」
王子「こうしてくことで、領地がない貴族の騎士っていうのが出てくる。これが、サリーのパターンなんだよ」
王子「騎士って、住む場所とか、お給料とか、色々と優遇されてるから庶民からは憧れの的なんだよ。…ま、嫌いな人もいるんだけど」
王子「何で嫌いかって? だって、サボったりする人もいるし、中にはさー、権力を笠に着るような人もいて、態度悪いんだよ」
王子「そのくせ、自分の特権階級に胡座かいちゃったりしちゃったりして? そういうの目の当たりにしちゃうとね、税金ドロとしかね…」
王子「でも、だからこそ、星を持ってる騎士さんっていうのは憧れの的なんだよ。この人は手柄を持ってるんだ、すごい、抱いて!って」
王子「星を授与される基準は…そうだなー…。難しいんだけど…危機的な状況を乗り切ったとか、戦の功労者だとか、そういう感じ?」
王子「なかなか、そういう手柄を立てる場面ってないからね。星の数が多いって、すごいでしょ?」
王子「あ、サリーは無星だよ? 騎士って上下関係厳しいしね。サリーみたいのは左遷コースだよね…」
王子「選民意識持ってるような人らの集まりだからさ、サリーみたいのは稀で、けむたがられるし、腕があってもねえ…って感じ」
王子「そうそう、騎士になるための試験なんだけどね、これもまた難しいんだよ」
王子「基本的な戦闘能力でしょ? あと、魔法。これも使えることが必須。さらにさらに、勉強もできなきゃいけません」
王子「いやー、大変そうだね。新主人公で、家柄判定が6以上出たりしたら、騎士になってみるのもありかもね」
王子「…………まあ、どう転ぶかは、分からないけど」
王子「そんな感じで、今日の解説は終わりでーす!」
王子「ズボンを履く時は右足から派、皆の王子様でした! おやすみなさい!」
乙
リリ可愛杉
ぼちぼち、始めさせていただきますにょろ
少々お待ちくださりますようお願いいたしますにょろ
――暗夜王国・王都デーモン・下町居住区――
シリウス「紹介しよう、彼女はリリ」
リリ「…」
シリウス「少々…あー…縁あって、ともに連れ歩いてな」
シリウス「アリア、良くしてやってくれ」
アリア「えっと…お兄ちゃん…」
シリウス「うん?」
【直下 コンマ判定】
1~3 アリア「ろ…ろ…ロリコンになっちゃったの!?」
4~6 アリア「一体、何回逮捕されちゃったの!? 絶対に犯罪と間違われちゃったよね!?」
7~9 アリア「このコ、かわいいーっ!」ムギュッ リリ「…」アリア「わたしのお古とか、似合うかな? ねえねえ? こっちおいで! ほらほら」
そらっ
はいよ
アリア「このコ、かわいいーっ!」ムギュッ
リリ「…」
アリア「わたしのお古とか、似合うかな? ねえねえ? こっちおいで! ほらほら」
シリウス「あ、アリア…?」
ズルズル…
バタムッ
シリウス「…」
<リリちゃんはね、こういうのとかどうかなっ?
<あ、でも、あえてこういう感じ…
<ううん…えっとね、えっとね…あーっ! これこれ、これとかいいと思うの!
<ほら、うん、サイコー! リリちゃん、かーわーいーいーっ!
シリウス「…ま、まあ…大丈夫か…」
シリウス「…大丈夫だよな…?」
【安価下2】
1 アリアとリリと、3人でゆっくり食事でもするかー
2 さて、今の内に武具屋でも行ってくるか
3 その他、自由行動
1
1
アリア「はい、お兄ちゃん」コトッ
シリウス「久しぶりだな、アリアの手料理は」
アリア「早く帰ってくればいいのに」ムスッ
シリウス「むくれるな、美人が台無しだぞ」
リリ「…」
アリア「はい、リリも。あ、質素な豆のスープでしけてる~とか考えた?」
アリア「でも栄養満点だし、ちゃんと味だっておいしいんだからね?」
リリ「…」
シリウス「リリは好き嫌いしないから大丈夫だ」
アリア「そうなの? …偉いね、リリ」
リリ「…」
シリウス「ではいただくとしよう」
アリア「召し上がれ」
シリウス「にしても…リリは何着ても似合うな」
リリ「…」
アリア「でしょ? もうね、リリったらほんと、実寸大のお人形さんみたいなかわいさ」
アリア「ガラスケースに閉じ込めちゃおうかな?」
シリウス「よせよせ」
アリア「やらないって、もー」
リリ「…」
アリア「あ、そうだ! お兄ちゃん、今度はいつ行くの? しばらく、ここいる?」
シリウス「いや…明日にでも」
アリア「そう…」
シリウス「…すまないな」
アリア「待たされるのは馴れてるからいいですぅー。それに、リリもいれば寂しくないし」
シリウス「そのことなんだが…」
アリア「ん? なーに?」
シリウス「リリは、俺と一緒にくる…と思うぞ?」
アリア「何それ? 何で、何で?」
シリウス「いや、リリが離れないというか、放してくれなくなると言うか…」
アリア「ダメだよ、リリ、危ないんだよ? お兄ちゃん、よく変態と間違われてるんだから」
シリウス「アリア?」
アリア「だから、ダーメ。めっ、リリ」
リリ「…」ギュッ
シリウス「…………このように、俺のズボンを掴んで放さなくなってしまうんだが」
アリア「何それ…?」
シリウス「【安価下2】」
1 すまないな
2 …妬いてるのか?
3 その他、自由台詞
1
2
シリウス「…妬いてるのか?」
アリア「へっ!?///」
アリア「そ、そそそそんなわけないでしょ!?」
シリウス「冗談だ、間に受けるな。まったく…」
アリア「っ…」ムカッ
リリ「…」
シリウス「大体、リリはまだ小さいがアリアはもう大丈夫だろう?」
シリウス「お前は立派だ。ちゃんとやっていけてる。だから、俺がいちいち――」
アリア「お兄ちゃん、ご飯抜きっ!」スッ
シリウス「なっ…何をする、アリア!?」
アリア「抜ーきっ! 抜きったら、抜きーっ! 食べてやる!」パクパク
シリウス「アリア、待て、体は資本だ! 食事抜きというのは酷いぞ、アリア、アリアーっ!」
リリ「…」
・
・
・
シリウス「年々…アリアの地雷が分からなくなってきている…」
シリウス「その内、リリもあんな風になってしまうんだろうか…?」
シリウス「…はぁ…。そうだ、一応、次の目的地だけでもアリアに教えておいた方がいいか…」
ガチャ…
シリウス「アリア、まだ起きてるか?」
シリウス「…ん?」
アリア「Zzz」
リリ「Zzz」
シリウス「…………ずっと、妹が欲しいなんて言ってたからな…」
シリウス「……まだまだ、子どもか…」
アリア「んぅ…おにい…ちゃん…」
シリウス「…おやすみ、アリア」
アリア「…ん…Zzz…」
シリウス「…」
バタム…
【安価下2】
1 そんなこんなで、平和を満喫してからしゅっぱぁーつ!
2 の、前に…武具屋でも酔っとくかい?
1 今回海に入るかもしれないから、リリ用の水着をアリアから借りる
2
――暗夜王国・王都デーモン・武具屋――
店主「あい、いらっしゃい!」
シリウス「見させてもらうぞ」
店主「どうぞ、ごゆっくり。……あれ、旦那、前にも利用してくれた方じゃないですか?」
シリウス「ん? ああ…」
店主「あの、妙ちきりんな棒切れ、どうなりました?」
シリウス「………ん、まあ…人にくれてやった」
店主「そうですか。まあ、売っておいて言うのもなんですが、あんなの物好きしか手元に置かないでしょうしなあ」
シリウス「本当になんだな」
店主「おお、こりゃこりゃ…。ちょびっと、安くしておきますから」
【安価下2】
1 聖樹の槍:2200G
聖樹と呼ばれる、とても頑丈な木を削り出して作られた槍。軽くて扱いやすいけど、重みがない
2 流行の水着:500G
どんなサイズでも、2着セットでこの値段。
3 鋼の大槍:2800G
鋼でできている、長くて大きな槍。重量もあって威力は申し分なさそう
4 頑丈な鉄長靴:1000G
膝上まである鉄の長靴。足元をがっちりガード
4 その他、どんなん?
※ものによって、こっちで値段つけまするので、それを参考に再安価で買うかどうか決定しまする
※複数選択はありですよ
あと、魔法との兼ね合いみたいのは気にしなくて平気です
リンク的には4番ほしいけど、どうだろう ↓
あ、4が2つあった…
すまんの、自由は5からお願いね。まあ通じればおkですが
これは安価に数えぬので…
234
魔法ごっこのステッキ ランダムで魔法みたいな何かが出る。装備条件10歳以下
所持金:1万8300G
シリウス「では…この水着と」
店主「水着!? お、お客さん…そんなの使うんで?」
シリウス「何故そんな質問をする?」←上裸
店主「…い、いえ…」
シリウス「それと、この槍と、このブーツを」
店主「ええと、水着はどのサイズで…? デザインも、この通り揃っていますが」
シリウス「…………女児用で、かわいらしいものを頼む。9歳だ」
店主「ファッ!?」
シリウス「何だ、その性犯罪者を見る目は?」←上裸&眼帯&マッチョ
店主「い、いえ…」ガタガタ
店主「では…こちらで…よろしいですか…?」
シリウス「…地味だな…。もっとこう、ピンクとか、黄色とか、水色とか…」
店主「ひえっ…」
シリウス「おい、店主。おい」
店主「ひええええっ…」
シリウス「…」
シリウス「…まあいい。いくらだ?」
店主「ええと…合計4300ゴールドです」
シリウス「そうか。それで?」
店主「はい?」
シリウス「さっき、安くすると言っただろう?」
店主「…………………4000ゴールドで…」
シリウス「分かった。ではな」チャリンッ
所持金:1万4300G
シリウス「~♪」
店主(通報した方がいいんだろうか…?)
【直下 コンマ判定】
1~3 割と近場だけど、数日はかかるさ、そりゃあ
4~6 1日も歩き通せばついちゃうようなところさ
7~9 駅馬車に乗ったらすぐだったし、経費で落としたからタダだったよ。ラッキー
あ
.
ん
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 王都を出ようとしたら、騎士に取り囲まれた。曰く、女児誘拐拉致監禁虐待容疑(尾ひれつき)の通報があったらしい(白目
奇数 陸路で通じているはずなんだけど、ものすごい大雨で、橋が落ちちゃって迂回しないと行けないらしい(白目
※0は偶数扱いです
どうころんでも絶望の0
ちょっwww
常連「よっ」
店主「お客さん、お客さん、ここだけの話なんですけどね?」
常連「おう?」
店主「ゴニョゴニョゴニョ…」
常連「何ぃ? それは本当か? よし、知り合いの騎士に今すぐ言ってくる」
店主「ああいや、でも、まだ確定では――」
タタタッ
・
・
・
常連「ってえことがあったらしい」
新米騎士「な、何ぃっ!? それは大変だ…すぐにその男を逮捕する!」
常連「おう、がんばって手柄あげろよ!」
・
・
・
新米騎士「そういうことなんです、先輩!」
先輩騎士「許し難いな…。よし、手隙の者を全て集めろ、見せしめだ! 子どもを性的対象に見るなんて許せん! 特徴は!?』
新米騎士「上裸でガタイのいい、眼帯をつけた槍を持った男だそうです!」
先輩騎士「通達しろ! 王都を出る前に捉えるぞ!」
・
・
・
新米騎士「そういうことなんです、ヒヒイロさん!」
ヒヒイロ「…………あん? それって…」
――で
ジャキィッ
シリウス「………………………どういうことだ…?」
リリ「…」
新米騎士「女児誘拐拉致監禁虐待容疑で、逮捕をする!」
先輩騎士「抵抗をするのであれば、容赦はせんぞ!」
シリウス「…それは何かの誤解ではないか…?」
ヒヒイロ「………はい、解散、お前ら、ほれ散った散った~」
先輩騎士「むっ? ヒヒイロ殿、どういう――」
ヒヒイロ「いや、これ、知り合いだから。そんなことするヤツじゃないよ…」
新米騎士「…」サ- ←青ざめた
先輩騎士「…………おい、新米、ちょっと来い」
ゾロゾロ…
ヒヒイロ「危なかったねえ、おたく」
シリウス「…………ああ…。助かった、礼を言おう」
ヒヒイロ「んで、またトルナコの旦那の依頼で出るとこ? …そうねえ、俺もついてっちゃおうっと。よろしくぅ」
シリウス「どうして、そうなる…?」
リリ「…」
ヒヒイロ「さあ、しゅっぱぁーつ! ぐふふふっ…海辺の色黒ねーちゃん、待ってろよーう!」
なるほど同行者か
よかった、これで解決ですね
――暗夜王国・水の都市――
ワイワイ
ガヤガヤ
ヒヒイロ「おっほほほほーう! そっか、そっか、丁度、この時期か、いや、ラッキーだねえ、おたく」
シリウス「随分と賑やかだな…。国内のあらゆる者がこの港へ集められて、王都へ届けられているのだったか…」
ヒヒイロ「そうそう、しかもね、今は年に一度のお祭りっぽいよ~? ひゃっほう!」
シリウス「…それで、どうしてついて来たんだ? …また、監視か?」
ヒヒイロ「そーゆー固いことはいいじゃないの、祭りは楽しまなきゃ損するよ? 若いのに枯れてるねえ」
シリウス「…」
リリ「…」
ヒヒイロ「そいじゃあ、しばらく祭りを満喫するとして…」ピッ
シリウス「何故、襟を正した?」
ヒヒイロ「騎士として、祭りだからとはしゃいじゃう悪者がいないように見回りに、ね」←渋い声
シリウス「…マジメなのだな」
ヒヒイロ「そりゃそうさ。――こういう時に窮地に陥るのは美女ってのが相場。そこへ颯爽と現れる俺様!」
ヒヒイロ「鮮やかな剣技で悪漢を軽やかに撃破して、美女と見つめ合って5秒で互いに恋へ落ちる! めくるめく、この海のように煌めく恋へ――」
ヒヒイロ「…………あれ? シリウスくーん?」
ポツン…
ヒヒイロ「…無視はよそうや、いじめの始まりよ…?」
【安価下2】
ヒヒイロを残してさっさと歩いていたシリウス…
1 まあ、折角だし、祭りを楽しんでからにするか
2 さてさて、目当てのダンジョンへは海に出ないといけない…。色々と、準備を整えねば
2
1
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「すごい賑わいだな、リリ」
リリ「…」
シリウス「はぐれるなよ?」
リリ「…」ギュッ
シリウス「…リリ、前々から思っていたんだが」ピタッ
リリ「…」
シリウス「ズボンを掴まれてばっかりで、ここが少し、よれてきててな…。どうせなら、俺の手を握ってみないか?」スッ
リリ「…」ギュッ
シリウス「よし、じゃあいこう」
リリ「…」ギュウッ
シリウス「そんな強く握らなくても、俺から放さないから大丈夫だ」
【直下 コンマ判定】
1~3 折角の祭りなのにトラブルかよ…
4~6 色々と珍しいものがありますなあ
7~9 おや?
あ
とうっ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 突然ですが、惚れられました
奇数 海からぞろぞろとやってきたのは… MAMONO 。はい、平和な時間おしまーい
※0は偶数扱いや
モテる
はあっ
シリウス「このイカヤキもうまいぞ」スッ
リリ「…」パクッ
シリウス「…うまいか?」
リリ「…」モグモグ
シリウス「…そうそう、それとな。こんなものもあった。ガラス細工のネックレスだ」
シリウス「リリ、ほら、つけてみろ。きっと似合うぞ」スッ
リリ「…」モグモグ
シリウス「うん、やはり見立て通り、いいデキだ」
リリ「…」モグモグ
<おーい、そろそろアレの時間だぞー
ザワッ
ザワザワ…
シリウス「ん…? アレというのは、何だ…?」
*「知らないのかい? 花火だよ、花火」
シリウス「………花火…?」
*「そうさ。空にでっかい花が咲く」
シリウス「空に…花…?」
リリ「…」
*「まあ、見てれば分かるさ」
ドォォォォォンッ…
シリウス「んっ…? 海の上で、大きな爆発があったな…。あれが花火…?」
*「た、大変だ、暴発しやがった…!」
シリウス「んん?」
*「ありゃ、助からないんじゃ…! こりゃ大変だ…!」バタバタ
ザワザワ…
シリウス「…事故、か…。残念だったな、リリ」
リリ「…」
シリウス「無事だといいが…」
<うわああああっ、まっ、魔物が、魔物が海から…!
シリウス「………祭りだというのに…」
シリウス「魔物まで浮かれてしまったのか…? それとも――」
リリ「…」
シリウス「……放ってはおけないな。リリ、迷子になるなよ。俺だけを見てろ。行くぞ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 新しい敵キャラ+パルミラさん+魔物×とんでもない数=?
4~6 パルミラさん+魔物×とんでもない数
7~9 ぞろぞろぞろぞろろ、うじゃうじゃうじゃうじゃと…海にすむ魔物がてんこもりやでぇ…
0 敵オールスター?
やあっ
:
あ
ひえっ…
こりゃ、大変そうですな
【安価下2】
敵さんのお名前+性別おなしゃす
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ、泥酔。この騎士は…
4~6 ちゃんと仕事するヒヒイロさん
7~9 海の男は逞しいし、ヒヒイロも一応は二つ星騎士だし…?
カーニバル開幕だ
ベス 男
グスタフ 男
ゲイ 男
パルミラ「さっさとやっちゃいなさい、魔物ども!」
ベス「ねーさんよぉ~…俺の出番はまだなわけ~?」
パルミラ「るっさいわね…。ここは暗夜王国の交通の要所よ?」
パルミラ「騎士だのがどうせいるから、そういうのが出てきてからあんたの出番なの」
ベス「でもさー、ねーさーん、退屈で死にそーだよぉ…」
パルミラ「だったら、魔物どもに混じってきたら?」
ベス「いーの!?」パッ
パルミラ「………やっぱダメ。あんた、すぐ周りが分からなくなるし…」
ベス「ねーさんのケチんぼめ…」
パルミラ「ていうか、そのねーさんねーさん呼ぶのやめなさい」
ベス「だって姐御って感じじゃん? となりゃあ、ねーさんって呼ぶのが筋ってもんだよなあ、うんうん」
パルミラ「…このバカ…」
<中雷撃魔法ッ!
バチバチィィッ
ドッゴォォォォッ
パルミラ「――あら…バカが2匹目まで出てきた」
ベス「んん~?」
ザッ…
シリウス「…つくづく、奇縁だな…」
パルミラ「ほら、アレ…ぶっ殺していいわよ、ベス」
ベス「ふっふふーん…? まあ、ちょぉーっとは期待しちゃっていい感じ?」
シリウス(仲間までいるのか…)
ベス「それじゃあ、こいつの臓物をねーさんに捧げちゃおうかなぁ~?」
シリウス「鋼の大槍の威力、とくと味わえっ!」
パルミラ「いらないから、さっさとやんなさい」
【直下 コンマ判定】
1~3 ベス「うわ、今時、槍? だっさwww」シリウス「何――?」ベス「やっぱ今時、弓っしょ。近づけさせねえぜ?」
4~6 ベス「そーれそれそれ!」シリウス(こいつ、強い…!)
7~9 ベス「あーくそ、全くっ…! 近接戦は得意じゃねーのに…!」シリウス「押し切る…!」
はい
ベス「あーくそ、全くっ…! 近接戦は得意じゃねーのに…!」
シリウス「押し切る…!」
シュバッ
ギィィィンッ
ベス「離れろっつーの! 中熱線魔法!」
シュバァッ
シリウス「うおっ…!?」バッ
ベス「よーしよし、そこが俺の間合いだから、動かずに死んじまえよ?」
ベス「大烈風魔法ォ! からのぉ――大雷撃魔法ォ!」
ビュォォォォォッ
バリバリバリィィッ
シリウス「っ――!?」
ドッゴォォォォォォォォォッ
ベス「一丁あーがり♪」
シュゥゥゥゥ…
バッ
シリウス「生憎と、雷は効きが悪いものでな…!」
ベス「マジでかぁっ…!?」
【安価下2】
1 魔法を主体とするタイプっぽいから、常につかず離れずで戦おう
2 そっこーで片づけるのだ! 雷槍魔法で、武器を強化して一気にたたーく!
3 その他、どーする?
2
目眩まし、顔面ドロップキック
シリウス「食らえ――!」
ベス「食らうかよォ!」バッ
シリウス「雷鐘!」
ピシャアアッ
ドッゴォォォォォッ
ベス「目が、目がぁ~っ!?」
シリウス「そこ、だぁっ!」ダンッ
ベス「!?」
ズッドォォォォォッ
ベス「ぐはっ…」
シリウス「まずは1人!」チャキッ
パルミラ「はぁー…ったく、これだから…」
シリウス「騎士に突き出してやるから、無駄な抵抗はよせ。魔物も下がらせろ」
【直下 コンマ判定】
1~3 パルミラ「遊んでるんじゃないわよ、ベス!」ベス「おう、すまねえ、ねーさんよぉ!」シリウス「!?」
4~6 パルミラ「ベス…あんた、それくらい、どうでもないでしょ?」ベス「まーな」ムクッ
7~9 パルミラ「ベテルはどうしてこんなのを…」ボソ シリウス(ベテル…?)
うりゃ
パルミラ「遊んでるんじゃないわよ、ベス!」
ベス「おう、すまねえ、ねーさんよぉ!」
シリウス「!?」
ベス「極大濁流魔法――!」
ザッバァァァッ
シリウス「なっ…」
ザバァァァァアンッ
ベス「でもって、追加だ。ねーさーん、今、派手なので仕留めちゃうからな~!」ブンブン ←手を振ってる
シリウス「もがっ…ごぼっ…」
パルミラ「いいからやんなさい」
ベス「極大ィッ! 劫火魔法ォオオオオオオオ―――――――――――――――ッ!!」
カッ
シュボォォォォォォォォッ
パルミラ「…」
ベス「ねーさん、ねーさん、すげーだろ!? あの大津波が、丸ごと全部燃えてるんだぜ!?」
ベス「これなら、こんな規模の町でも明日にゃ一面焼け野原! な、なっ? すごいよな!?」
パルミラ「はいはい…。あんたの魔法は恐れ入る威力と規模よ…」
ベス「へっへへーんっ!」
パルミラ(犬かよ…)
ベス「あの眼帯野郎も、これならどーにもならねえって! すげえ溺れてたし! ははっ、見物だったよなあ!」
パルミラ「そうね。でも、あの炎から逃れてる場所もあるわね…」
ベス「もう一発やるか?」
パルミラ「あんなの、魔物を向かわせればいいだけよ。――さて、ゆっくりと水の聖石を探すわよ」
ベス「りょーかい!」
【直下 コンマ判定】
1~3 どうにか無事だったやで…
4~6 動けるくらいには無事だった
7~9 なんで…無事なの…? ってレベル
:
つよい(再確認)
モニカさんに比べシリウスさん安定しすぎなんだよなあ……後が怖いレベル
複合属性、極大魔法・・・パルミラさんより強いんじゃ・・・
パチパチ…
シリウス「っ…ぅ…」
リリ「…」
シリウス「一体…っ…」
リリ「…」
シリウス「リリ…無事、だったか…?」
リリ「…」ギュッ
シリウス「…………俺の行く先は、ことごとく燃えるのか…?」
パチパチ…
リリ「…」
シリウス「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「――お、シリウスくん。俺様、ちょいと用事できたからこれで。またね~」
4~6 ヒヒイロ「――おっ、生きてたみたいね、良かった良かった。ほいこれ、火傷にいい、にがぁーいお薬」
7~9 シリウス「…ところで、ここは…?」
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物を操れる?
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
おりゃ
あ
アッー!!
シリウス「…ところで、ここは…?」
リリ「…」
シリウス「………船の、倉庫…? 町の方は燃えてるようだが…こちら側は、どうにか残った…のか?」
リリ「…」
シリウス「痛っ…」ググッ
シリウス「のんびりしてはいられないな…」
リリ「…」
シリウス「とにかく…状況の確認――」
ザッ…
少年「おいお前っ! まだ起きちゃダメだぞ!」
シリウス「…ん? キミは…?」
少年「寝てろよ。あとこれ、薬。飲めよ」
シリウス「…ありがとう…。キミが助けて、くれたのか…?」
少年「まあな…」
シリウス「…そうか」
リリ「…」
少年「いいから、寝てろって」
シリウス「キミの名は?」
少年「【安価下2】」
【安価下2】
助けてくれた少年のお名前と、年齢
※年齢は、「少年って言って差し支えないだろうな」という範囲内でお願いね
デネブ
12歳
ショウ=ライゲーハ
ナギ 13
ナギ 13歳
将来ハゲ?
えと…>>630は年齢併記がないのでズラさせていただきまして…
>>631-632は…んー…ほら、まあ…うん、別スレですし、別人、別キャラですし? ということで…
すみませんが、上にズラして、>>629にさしてもらいます、ほんとすみません!
―――――
デネブ「デネブ」
シリウス「…デネブ、か。俺はシリウスだ。こちらはリリ」
リリ「…」
デネブ「…頑丈なんだな、お前」
シリウス「まあな…」
デネブ「ほとんど…焼け死んだのに」
シリウス「…キミの家族は…?」
デネブ「祭りなのに仕事だー、って船乗って遠洋まで出てたから」
シリウス「…不幸中の幸いだな」
デネブ「…………まあ、もう何年も帰ってこないし、どっかで転覆でもして…死んじゃってると思うけど」
シリウス「…そう、か」
デネブ「んでも、全滅じゃないし、この町は逞しいから大丈夫。津波なんてよくあることだったし」
デネブ「…多分」
シリウス「…」
リリ「…」
デネブ「あ、薬飲めよ?」
シリウス「…ああ、ありがとう。わざわざ用意してくれたのか? しっかりしてるんだな」
デネブ「いや、変なおっさんに火傷に効く薬だって持たされて…」
シリウス「…変なおっさん…? そんなものを俺に飲ませようとしてるのか…? 気は確かか?」
デネブ「いやでも、変なおっさんて言えば通じるって…。騎士とか言ってたけど…騎士詐称するの、捕まるよな?」
シリウス「……………ヒヒイロか…」
デネブ「…知り合い?」
シリウス「ああ…。無事だったのか…」
【安価下2】
1 とりあえず全快まで休むしかないかー…
2 動けるようになったら、すぐ仕事に切り替えなきゃ…
3 ちょっとヒヒイロさがしてきてよ、って頼んでみる
3
3
1
シリウス「…デネブ、そのおっさんを探してきてくれないか?」
デネブ「何で?」
シリウス「あれは本物の騎士で、しかも二つ星だ。…ちょっとつかみ所はないが、騎士なら信頼はできるだろう」
シリウス「この町に惨状を引き起こした連中についても、もしかしたら知っているかもしれない…」
シリウス「言いつけ通りに寝ているから、探してきてはくれないか?」
デネブ「………やることないから、別にいいけど…」
シリウス「助かる」
デネブ「…でもちゃんと休んでろよ、おっさん」
シリウス「………いや、俺は23だ」
デネブ「えっ?」
シリウス「…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 見つからなかったってさー
4~6 伝言だけ預かってデネブが帰ってきた
7~9 ヒヒイロきたやで~
ぬ
ん
デネブ「あのおっさんと会えたけど、行っちゃった」
シリウス「行っちゃった?」
デネブ「それで、伝言」
シリウス「伝言?」
デネブ「えっと…仕事熱心なのはいいけど、身の安全を考えた方がいいかもよ…って」
シリウス「…身の安全、か…」
デネブ「手漕ぎのボートで海に漕いでったけど…あれ、何するつもり?」
シリウス(やはり…ヒヒイロは何か、俺と行動をともにしていたり、俺と同じ目的を持っているように思えるな…)
シリウス(風の結晶を持ち帰ること…そして、今は水の聖石を手に入れること…)
シリウス(……理由には検討がつかないが…)
デネブ「聞いてる?」
リリ「…」
デネブ「あれ、聞いてないよな?」
リリ「…」
デネブ「………何か喋れよ」
リリ「…」
デネブ「…ちぇっ」
シリウス(身の安全、か…)
シリウス(町を焼いたあの2人が、水の聖石にも絡んでいるからさっさと帰れ…ということだろうか…)
シリウス(だが…ここで引き下がるわけにも…。戦いはともかく、探索で俺の右に誰かを出すわけにもな…)
シリウス(それに…水の聖石を諦めたら、トルナコから解雇される可能性もある。そうしたら、アリアにやっと与えられた平穏が…)
【多数決】↓5までで最多票獲得選択肢を採用
1 傷を治し次第、仕事再開だ。水の聖石を手に入れる
2 何事も命があってこそ。水の聖石は諦めて、傷が治り次第、トルナコのところへ戻ろう…
1
1
1
1
シリウス(………やはり、諦めることなどはできないな)
シリウス「…よし」
リリ「…」
デネブ「何が、よしなの?」
シリウス「…船が欲しいんだが、どうにかなるだろうか?」
デネブ「は? 船?」
シリウス「ああ…海底遺跡を知っているか? そこに用があってな」
デネブ「海底遺跡…」
シリウス「知っているのか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 デネブ「お伽噺だろ? 海の底に遺跡なんかあるはずないじゃん」
4~6 デネブ「漁師の間で言われてる、眉唾伝説だろ?」
7~9 デネブ「知ってるも何も、俺、そこ行くの夢だし! 海に沈んだ夢とロマンと、金銀財宝じゃん! ほんとに行けるの!?」
あ
デネブ「お伽噺だろ? 海の底に遺跡なんかあるはずないじゃん」
シリウス「…ふっ」
デネブ「何だよ?」
シリウス「お伽噺と言い切って、思考停止するのは各人の自由だ」
シリウス「だが俺は、ありえない、そんなものは存在しない、と言われたものを幾度となく、この手に掴んできた」
デネブ「は?」
シリウス「未知に踏み入り、夢とロマンと探究心をもって邁進する」
シリウス「その果てで何であろうと手に入れて、伝説を事実とする」
シリウス「それがトレジャーハンターだ。この俺を前にして、そんな断言をしてきた輩は数多くいるが、どいつもこいつも、後でほえ面をかいていた」
デネブ「…」
シリウス「…漁師の子なんだったな? こんな立派な倉庫まであって」
デネブ「そ、それが何だよ…?」
シリウス「【安価下2】」
1 いや、別に。勿体ないな、と思っただけだ
2 少し協力してくれないか? 伝説を確かめよう、俺と。――男として、燃えるだろう?
3 その他、自由台詞
2
あ
2
えと…>>630は年齢併記がないのでズラさせていただきまして…
>>631-632は…んー…ほら、まあ…うん、別スレですし、別人、別キャラですし? ということで…
すみませんが、上にズラして、>>629にさしてもらいます、ほんとすみません!
―――――
デネブ「デネブ」
シリウス「…デネブ、か。俺はシリウスだ。こちらはリリ」
リリ「…」
デネブ「…頑丈なんだな、お前」
シリウス「まあな…」
デネブ「ほとんど…焼け死んだのに」
シリウス「…キミの家族は…?」
デネブ「祭りなのに仕事だー、って船乗って遠洋まで出てたから」
シリウス「…不幸中の幸いだな」
デネブ「…………まあ、もう何年も帰ってこないし、どっかで転覆でもして…死んじゃってると思うけど」
シリウス「…そう、か」
デネブ「んでも、全滅じゃないし、この町は逞しいから大丈夫。津波なんてよくあることだったし」
デネブ「…多分」
シリウス「…」
リリ「…」
デネブ「あ、薬飲めよ?」
シリウス「…ああ、ありがとう。わざわざ用意してくれたのか? しっかりしてるんだな」
デネブ「いや、変なおっさんに火傷に効く薬だって持たされて…」
シリウス「…変なおっさん…? そんなものを俺に飲ませようとしてるのか…? 気は確かか?」
デネブ「いやでも、変なおっさんて言えば通じるって…。騎士とか言ってたけど…騎士詐称するの、捕まるよな?」
シリウス「……………ヒヒイロか…」
デネブ「…知り合い?」
シリウス「ああ…。無事だったのか…」
【安価下2】
1 とりあえず全快まで休むしかないかー…
2 動けるようになったら、すぐ仕事に切り替えなきゃ…
3 ちょっとヒヒイロさがしてきてよ、って頼んでみる
3
あれ?
何か、操作みすっちゃった…
ごめんなさい…
シリウス「少し協力してくれないか? 伝説を確かめよう、俺と。――男として、燃えるだろう?」
デネブ「…男として…」
シリウス「そうだ」
デネブ「…」
シリウス「…」
リリ「…」
デネブ「分かった」
シリウス「よし」
シリウス「では早速なんだが、船の手配を頼む。操船はできるか? 海底遺跡があるポイントは…」
デネブ「え、ちょっ、ストップストップ、そんないっぺんに言われたって…!」
シリウス「冗談だ」
デネブ「っ…」
シリウス「ところで、泳がずに海の底へ辿り着く方法を知らないか?」
デネブ「は?」
シリウス「カナヅチなんだ」
デネブ「…」
リリ「…」
シリウス「…」
デネブ「…いや、ないだろ。普通に考えたら」
シリウス「……………………………どうしたものか…」
【直下 コンマ判定】
1~3 いい方法が思いつかぬまま、体は治った…
4~6 色々考えたけど現実的じゃなかった…
7~9 これならいけるんじゃないか!?な妙案がひとつだけ浮かんだ
おりゃ
シリウス「海には海水があるからいけないんだ。だから、これを全て蒸発させる」
デネブ「できるか!」
シリウス「干上がらせる」
デネブ「同じだろ!」
シリウス「魔物の腹の中に潜んで、そのまま海底へ運んでもらう」
デネブ「食われるっつーの」
シリウス「海の中を航行できる船を造る」
デネブ「そんなのねえよ! ムリだっつーの!」
シリウス「…やはりダメか」
デネブ「分かれよ…」
シリウス「…生憎と、海は門外漢でな。地上ならどうにかなるんだが――ハッ…」
デネブ「何?」
シリウス「ここから穴を掘って、海底洞窟と…」
デネブ「絶対ムリ」
シリウス「…」
デネブ「はあ…」
シリウス「どうしたものか…。なあ、リリ、何かいい方法がないか?」
【直下 コンマ判定】
1~9 リリ「…」
0 リリ「…」
ぬ
よ
リリ「…」
デネブ「…」
シリウス「そうか…」
デネブ「分かったの!?」
シリウス「特に何も思い浮かばないらしい」
デネブ「…」
シリウス「ん? 言いたいことがあるなら言ったらどうだ?」
デネブ「いい…」
リリ「…」
シリウス「…だが、ヒヒイロは行ったのだったな…」
デネブ「今ごろ、転覆でもして海の藻屑じゃねえの?」
シリウス「だが、あれでも二つ星の騎士だ」
デネブ「…そんなに二つ星ってすごいの?」
シリウス「………すごい、らしいぞ? 詳しくは知らないが」
リリ「…」
デネブ「うそくさ…」
【安価下2】
1 ヒヒイロは行ったらしいし…とりあえず、無策でポイントまで行ってみようかな
※採用された場合、その安価のコンマが5以下だと…
2 海の男の何か妙案ないの?ってデネブ頼り
3 その他、海の底へ潜るための妙案求む! できないことはたくさんある
えと…>>630は年齢併記がないのでズラさせていただきまして…
>>631-632は…んー…ほら、まあ…うん、別スレですし、別人、別キャラですし? ということで…
すみませんが、上にズラして、>>629にさしてもらいます、ほんとすみません!
―――――
デネブ「デネブ」
シリウス「…デネブ、か。俺はシリウスだ。こちらはリリ」
リリ「…」
デネブ「…頑丈なんだな、お前」
シリウス「まあな…」
デネブ「ほとんど…焼け死んだのに」
シリウス「…キミの家族は…?」
デネブ「祭りなのに仕事だー、って船乗って遠洋まで出てたから」
シリウス「…不幸中の幸いだな」
デネブ「…………まあ、もう何年も帰ってこないし、どっかで転覆でもして…死んじゃってると思うけど」
シリウス「…そう、か」
デネブ「んでも、全滅じゃないし、この町は逞しいから大丈夫。津波なんてよくあることだったし」
デネブ「…多分」
シリウス「…」
リリ「…」
デネブ「あ、薬飲めよ?」
シリウス「…ああ、ありがとう。わざわざ用意してくれたのか? しっかりしてるんだな」
デネブ「いや、変なおっさんに火傷に効く薬だって持たされて…」
シリウス「…変なおっさん…? そんなものを俺に飲ませようとしてるのか…? 気は確かか?」
デネブ「いやでも、変なおっさんて言えば通じるって…。騎士とか言ってたけど…騎士詐称するの、捕まるよな?」
シリウス「……………ヒヒイロか…」
デネブ「…知り合い?」
シリウス「ああ…。無事だったのか…」
【安価下2】
1 とりあえず全快まで休むしかないかー…
2 動けるようになったら、すぐ仕事に切り替えなきゃ…
3 ちょっとヒヒイロさがしてきてよ、って頼んでみる
シリウス「…デネブ、そのおっさんを探してきてくれないか?」
デネブ「何で?」
シリウス「あれは本物の騎士で、しかも二つ星だ。…ちょっとつかみ所はないが、騎士なら信頼はできるだろう」
シリウス「この町に惨状を引き起こした連中についても、もしかしたら知っているかもしれない…」
シリウス「言いつけ通りに寝ているから、探してきてはくれないか?」
デネブ「………やることないから、別にいいけど…」
シリウス「助かる」
デネブ「…でもちゃんと休んでろよ、おっさん」
シリウス「………いや、俺は23だ」
デネブ「えっ?」
シリウス「…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 見つからなかったってさー
4~6 伝言だけ預かってデネブが帰ってきた
7~9 ヒヒイロきたやで~
ベス「あーくそ、全くっ…! 近接戦は得意じゃねーのに…!」
シリウス「押し切る…!」
シュバッ
ギィィィンッ
ベス「離れろっつーの! 中熱線魔法!」
シュバァッ
シリウス「うおっ…!?」バッ
ベス「よーしよし、そこが俺の間合いだから、動かずに死んじまえよ?」
ベス「大烈風魔法ォ! からのぉ――大雷撃魔法ォ!」
ビュォォォォォッ
バリバリバリィィッ
シリウス「っ――!?」
ドッゴォォォォォォォォォッ
ベス「一丁あーがり♪」
シュゥゥゥゥ…
バッ
シリウス「生憎と、雷は効きが悪いものでな…!」
ベス「マジでかぁっ…!?」
【安価下2】
1 魔法を主体とするタイプっぽいから、常につかず離れずで戦おう
2 そっこーで片づけるのだ! 雷槍魔法で、武器を強化して一気にたたーく!
3 その他、どーする?
――暗夜王国・水の都市――
ワイワイ
ガヤガヤ
ヒヒイロ「おっほほほほーう! そっか、そっか、丁度、この時期か、いや、ラッキーだねえ、おたく」
シリウス「随分と賑やかだな…。国内のあらゆる者がこの港へ集められて、王都へ届けられているのだったか…」
ヒヒイロ「そうそう、しかもね、今は年に一度のお祭りっぽいよ~? ひゃっほう!」
シリウス「…それで、どうしてついて来たんだ? …また、監視か?」
ヒヒイロ「そーゆー固いことはいいじゃないの、祭りは楽しまなきゃ損するよ? 若いのに枯れてるねえ」
シリウス「…」
リリ「…」
ヒヒイロ「そいじゃあ、しばらく祭りを満喫するとして…」ピッ
シリウス「何故、襟を正した?」
ヒヒイロ「騎士として、祭りだからとはしゃいじゃう悪者がいないように見回りに、ね」←渋い声
シリウス「…マジメなのだな」
ヒヒイロ「そりゃそうさ。――こういう時に窮地に陥るのは美女ってのが相場。そこへ颯爽と現れる俺様!」
ヒヒイロ「鮮やかな剣技で悪漢を軽やかに撃破して、美女と見つめ合って5秒で互いに恋へ落ちる! めくるめく、この海のように煌めく恋へ――」
ヒヒイロ「…………あれ? シリウスくーん?」
ポツン…
ヒヒイロ「…無視はよそうや、いじめの始まりよ…?」
【安価下2】
ヒヒイロを残してさっさと歩いていたシリウス…
1 まあ、折角だし、祭りを楽しんでからにするか
2 さてさて、目当てのダンジョンへは海に出ないといけない…。色々と、準備を整えねば
あーるぇー? また…?
すまんのう…基本的に>>1が安価とか、コンマ中に投下しちゃうレスは数えないものとして暑かってくだされ…
アリア「はい、お兄ちゃん」コトッ
シリウス「久しぶりだな、アリアの手料理は」
アリア「早く帰ってくればいいのに」ムスッ
シリウス「むくれるな、美人が台無しだぞ」
リリ「…」
アリア「はい、リリも。あ、質素な豆のスープでしけてる~とか考えた?」
アリア「でも栄養満点だし、ちゃんと味だっておいしいんだからね?」
リリ「…」
シリウス「リリは好き嫌いしないから大丈夫だ」
アリア「そうなの? …偉いね、リリ」
リリ「…」
シリウス「ではいただくとしよう」
アリア「召し上がれ」
シリウス「にしても…リリは何着ても似合うな」
リリ「…」
アリア「でしょ? もうね、リリったらほんと、実寸大のお人形さんみたいなかわいさ」
アリア「ガラスケースに閉じ込めちゃおうかな?」
シリウス「よせよせ」
アリア「やらないって、もー」
リリ「…」
アリア「あ、そうだ! お兄ちゃん、今度はいつ行くの? しばらく、ここいる?」
シリウス「いや…明日にでも」
アリア「そう…」
シリウス「…すまないな」
アリア「待たされるのは馴れてるからいいですぅー。それに、リリもいれば寂しくないし」
シリウス「そのことなんだが…」
アリア「ん? なーに?」
シリウス「リリは、俺と一緒にくる…と思うぞ?」
アリア「何それ? 何で、何で?」
シリウス「いや、リリが離れないというか、放してくれなくなると言うか…」
アリア「ダメだよ、リリ、危ないんだよ? お兄ちゃん、よく変態と間違われてるんだから」
シリウス「アリア?」
アリア「だから、ダーメ。めっ、リリ」
リリ「…」ギュッ
シリウス「…………このように、俺のズボンを掴んで放さなくなってしまうんだが」
アリア「何それ…?」
シリウス「【安価下2】」
1 すまないな
2 …妬いてるのか?
3 その他、自由台詞
IDが違うし名前欄のとこも名無しだから荒らしなのか?
末尾O
ん? あれ?
これは、アレか…酉ついてないし…よく見てなかった…
じゃあ、今日はここまでということで
どうもありがとうございました
アイシールドのスレで見かけた荒らし
とりあえず2
乙
デネブ、ベテルゼウス、シリウス……星に似た名前が多いな
実はモニカも小惑星
恒星の名前ならモニカの時にポラリスもいた
>>660の選択がまだなら
人魚とか何か探す
再開でござーる
とりあえず、安価はやり直しなので、改めてとっちゃってくだされ~
―――――
リリ「…」
デネブ「…」
シリウス「そうか…」
デネブ「分かったの!?」
シリウス「特に何も思い浮かばないらしい」
デネブ「…」
シリウス「ん? 言いたいことがあるなら言ったらどうだ?」
デネブ「いい…」
リリ「…」
シリウス「…だが、ヒヒイロは行ったのだったな…」
デネブ「今ごろ、転覆でもして海の藻屑じゃねえの?」
シリウス「だが、あれでも二つ星の騎士だ」
デネブ「…そんなに二つ星ってすごいの?」
シリウス「………すごい、らしいぞ? 詳しくは知らないが」
リリ「…」
デネブ「うそくさ…」
【安価下2】
1 ヒヒイロは行ったらしいし…とりあえず、無策でポイントまで行ってみようかな
※採用された場合、その安価のコンマが5以下だと…
2 海の男の何か妙案ないの?ってデネブ頼り
3 その他、海の底へ潜るための妙案求む! できないことはたくさんある
2
2
2
シリウス「デネブ、何かいい方法はないか?」
デネブ「いい方法って…」
シリウス「そもそも、海底洞窟がどれくらい深いところにあるのか…」
シリウス「俺は泳ぎがさっぱりなんだが…素潜りというので、いけるか?」
デネブ「絶対ムリ。海底までどれだけあると思ってんだよ?」
シリウス「…ふうむ…。何か、知らないか?」
デネブ「何かって…」
シリウス「都合よく、水の中を自由自在に泳いだり、移動できる方法みたいなものとか」
デネブ「……水の中ねえ…」
シリウス「…」
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 デネブ「…………人魚のお守り…とか…?」
4~6 デネブ「…そう言えば…海底遺跡って正しい行き方があるとか、何とか…」
7~) デネブ「あ…もしかしたらだけど…」シリウス「何かあるのか?」
判定表、正しくはこうでした…
1~3 デネブ「…………人魚のお守り…とか…?」
4~6 デネブ「…そう言えば…海底遺跡って正しい行き方があるとか、何とか…」
7~9 デネブ「あ…もしかしたらだけど…」シリウス「何かあるのか?」
これは判定に数えぬでござる
すみません
あ
デネブ「…そう言えば…海底遺跡って正しい行き方があるとか、何とか…」
シリウス「正しい、行き方?」
リリ「…」
デネブ「眉唾なんだけど…」
シリウス「どんなだ?」
デネブ「…潮満ちる刻限、月の照らす扉を海神の銛で射よ。聖なる海の祠への道が開けん」
シリウス「…それは?」
デネブ「海底遺跡にまつわる…伝承みたいの。さっぱりだけど」
シリウス「潮満ちる刻限というのは…満潮の時間か?」
シリウス「だが、その後の文言がさっぱりだな。月の照らす扉…海神の銛…。心当たりは?」
デネブ「さあ? でも、海神の銛って…アレかな…?」
シリウス「アレ?」
デネブ「この町のお宝。めちゃくちゃになっちゃったけど、昨日の祭りって豊漁の祝いだから」
デネブ「それで、昔っからここでは豊漁を海の神様に感謝して、その持ち物の銛にたくさんの魚を刺して飾るの」
シリウス「ほう…。では、それを月の照らす扉とかいうやつに刺せばいいわけか。どこかに保管されてるのか?」
デネブ「多分、昨日の騒ぎでどっかいっちゃったよ…」
シリウス「そうか…」
シリウス「【安価下2】」
1 では、俺がその海神の銛とかいうのを探す。デネブは、月の照らす扉というのを見つけてくれ
2 では、俺がその月の照らす扉とかいうのを探す。デネブは、海神の銛というの見つけてくれ
3 では、俺は休養に専念するから、海神の銛と、月の照らす扉というのを探してくれ
4 その他、自由台詞
ksk
1
1
シリウス「では、俺がその海神の銛とかいうのを探す。デネブは、月の照らす扉というのを見つけてくれ」
デネブ「はあっ!?」
シリウス「その伝承というのは、この町ではそれなりに伝わっている話なのか?」
デネブ「え? まあ…漁師とか、その関係者なら誰でも1度や2度くらい…」
シリウス「だったら、その月の照らす扉というのも、この土地と関係があるものかも知れない」
シリウス「何せ、海神の銛とかいうのがあるくらいだ。俺はこの地の地理に疎いからな。デネブは適任だろう」
デネブ「いや…だからって…」
シリウス「何だ?」
デネブ「見つかりっこないし…」
シリウス「…………そうか、海の男のロマンへの熱い想いはその程度だったか…」
デネブ「なっ…そ、そんなことねえし」
シリウス「だったら頼むぞ。それとも寂しいのか?」
デネブ「ち、違うって! もういい、行ってくる…!」
シリウス「………ちょろいな」
リリ「…」
シリウス「さて、リリ…俺達も動くとしよう」
【安価下2】
1 地元の生き残りに聞き込んでみる
2 歩き回って足で探す
3 その他、自由
1
1
1
スタスタ…
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「昨日はあれだけ賑やかだったのにな…」
リリ「…」
シリウス「だが、王都から近いこともあって復興は早そうだ…」
シリウス「海上交通の要だからな…。ここが機能しなくなってしまえば、暗夜王国も手痛い打撃…」ピタッ
リリ「…」
シリウス「…」
シリウス「…不夜の町…水の都市…。どちらも、この国では重要な場所だな…」
リリ「…」
シリウス「不夜の町が滅んだことで、砂漠船は中継地を失ってしまったし…ここだって、王都へ届けられる物資の多くが一度は通過する場所…」
シリウス「…」
リリ「…」
シリウス「……まるで、真綿で首を絞めるように、じわじわと暗夜王国を攻撃しているかのような…」
リリ「…」
シリウス「まさか、な…」
【直下 コンマ判定】
聞き込みをした結果…
1~3 だーれも見てないってことは…どっかの瓦礫の下に埋もれてる…のかな…?
4~6 騎士が一時的に預かるとか言って持ち去ったきりらしい…
7~9 見つかった。ラッキー
あ
うーんこの安定感
*「海神の銛? どうしようっていうんだ?」
シリウス「少し、お借りしたいのですが」
*「借りる? これは大事なものなんだ。燃える町の中でも、これがあった場所だけは燃えなかった」
シリウス「それはすごい…」
*「そう易々と、よその人間に貸したりできるものじゃないんだ。行った行った」
シリウス「…ここの人間なら、考えてくれるのか?」
*「お前さんみたいなよそ者には関係ないだろ。しっしっ」
シリウス(後でデネブに取りに行かせればいいか…。ある、というのが分かれば今はよし…)
シリウス(最悪、無断で拝借して後で返せばいいかもな)
【直下 コンマ判定】
そして、デネブは…?
1~3 デネブ「見つかるかよっ!」
4~6 デネブ「確定じゃないけど…それっぽいところ、なら…」
7~9 デネブ「見つかった…」シリウス「何故、しょげる?」デネブ「案外、探せば見つかるんだなって…」
それっ
デネブ「見つかるかよっ!」
シリウス「俺は見つけたというのに」
デネブ「え、マジで…?」
シリウス「ああ。だがよそ者には貸せないと言われたから、後で取りに行ってくれ」
デネブ「はあ…?」
シリウス「もっとも、月の照らす扉が見つからないとどうにもならないがな…」
リリ「…」
デネブ「でも見つからねえもん。おいそれと行けるようなとこでもないんだっての」
シリウス「…そうか。…もう、夜になってしまったか」
デネブ「大体さ? それっぽーい、こう…町外れの浅い洞窟にまで入ったけど、やっぱり何もなかったし」
デネブ「ない、ない、って言われてるんだからないんだって。時間と労力のムダ」
シリウス「…町外れの浅い洞窟…? 何でそんな場所へ?」
デネブ「昔は牢屋みたいなとこだったんだって。満潮になると水が入り込んで、頭から下は海に浸かったまま過ごさなきゃいけなくなるとこ」
デネブ「海底洞窟に宝を沈めたっていう大海賊も、そこに閉じ込められたことあるし、って思って行ってみただけ」
シリウス「…ふむ」
シリウス「【安価下2】」
1 まあ、がんばって探してくれ。俺は休んでる
2 満潮の時間はいつだ?
3 その他、自由台詞
2
さっぱりわからない(笑)
2
ん? 安価…じゃない…よね…? 間が悪かったのよね…?
―――――
シリウス「満潮の時間はいつだ?」
デネブ「満潮? この時期だと…あと数刻かな?」
シリウス「伝承では、満潮の時に海神の銛を刺せ、ということだったな」
デネブ「うん」
シリウス「だったら…その時間に行かなければいけないんじゃないか?」
デネブ「だけど、そんなの時間が許さないじゃん…。何日かけるつもり?」
デネブ「満潮の時だけで、あちこち色々回るの?」
シリウス「めぼしいところだけでも、当たっておいて損はないさ」
リリ「…」
シリウス「では…時間までに海神の銛を借りて、その牢屋というのに行ってみるか」
デネブ「今から? もう夜…」
シリウス「こういうのは勢いだ。思いついたら即行動。ハズレていれば引き返すだけでいいんだからな」
デネブ「…」
リリ「…」
シリウス「さあ、行こう」
【直下 コンマ判定】
1~3 あっ…
4~6 魔物がうじゃうじゃ…
7~9 何事もなく、何事か起きた
あ
それっ
ザザァン…
ピチョンッ…
ピチョンッ…
デネブ「…な、なあ…不気味だし、こんなとこ、昼に何もなかったんだし…」ギュッ
リリ「…」ギュッ
シリウス「……………両腕にしがみつかれると、少し動きづらいのだが…。そう怖がらなくても…」
デネブ「こ、怖がってねえし!」
リリ「…」
シリウス「…だったら、放してはくれないか?」
デネブ「えっ…あ、足元がつるってしたら危ないから、ちょっとこう…支えにしてるだけで…」
シリウス「…そうか」
シリウス「…」
リリ「…」
デネブ「…」
シリウス「あっ!」
デネブ「うわぁっ!? な、なななっ、何、何だよっ…?」
シリウス「何、ちょっと大声を出して、反響具合を確かめただけだ」
デネブ「何で!?」
シリウス「…深い意味はない」キリッ
シリウス「さあ、行くぞ」スタスタ
デネブ「……お、置いてくなって…!」
スタスタ…
バチャッ
シリウス「ん? 水が…」
デネブ「こっから先は、もう潮が満ちてるんだよ」
シリウス「そうか…。壁に捕まりながら進むしかないな…」
デネブ「ほんとに行くの…? 牢じゃなくなったから、危なくはないと思うけど…その…」
シリウス「行って確かめるしかないんだ」
シリウス「【安価下2】」
1 っと、その前に…リリ、服を脱げ。この先は濡れるからな
2 俺が溺れたらその時は頼むぞ、デネブ
3 その他、自由台詞
1
2
シリウス「俺が溺れたらその時は頼むぞ、デネブ」
デネブ「お前、どれくらい…カナヅチなの?」
シリウス「…そうだな…。水深30センチほどの浅い渓流で溺れたことがある」
デネブ「」
リリ「…」
シリウス「…まあ、あれは昔の話にしろ、どうも水はな…」
デネブ(カナヅチとかってレベルじゃないんじゃ…)
シリウス「さて、リリ、俺が肩車してやる。頭をぶつけないようにな」
シリウス「デネブ、行くぞ」
チャプ…
デネブ「…だいじょぶか…こいつ…?」
ザブザブ…
デネブ「…」チラチラ
シリウス「よっ…ほっ…」
デネブ(水の中で体重が軽くなってるからって…ほんとに壁の突起に指かけて、腕力で移動してる…)
デネブ(これくらいふつーに泳げるだろ…)
リリ「…」
シリウス「ん? あれは…」
デネブ「何? あっ…」
シリウス「……海面に、ドア…」
デネブ「上の採光窓の格子だけが残ってて、そこに月の光が差してるんだ…」
シリウス「そして、満潮時でないと姿を現さないのか…。ビンゴだぞ、デネブ」
デネブ「ほんとに、あった…」
チャプチャプ…
シリウス「よし、では、拝借してきた銛を刺そう。………銛と言うか、三叉槍だが」
デネブ「銛だろ」
シリウス「いや、三叉槍…」
デネブ「銛」
シリウス「…………銛にしておくか…」
シリウス「では、行くぞ」
デネブ「うん」
リリ「…」
シリウス「海神の槍よ、道を切り拓け!」
バシャアアアンッ
ピカァァァッ
【直下 コンマ判定】
1~3 おーまいがっ…
4~6 ありゃ?
7~9 海底洞窟へ、無事に辿り着いたぜ!
たあっ
マイガッ
――暗夜王国・海底遺跡――
ピカァァァッ…
シリウス「っ…」
シリウス「………ここは…場所が変わった…」
シリウス「ここが海底遺跡、か…? そうでなくては困るが、そうしておこう…」
シリウス「リリ、デネブ、無事か?」
シリウス「…」
シリウス「………リリ? デネブ?」
キョロキョロ
シリウス「…」
シリウス「………いない…」
シリウス「はぐれた…? いや、別々のところへ飛ばされた…?」
シリウス「…」サ-
シリウス「【安価下2】」
1 ええい、水の聖石は後回しだ。2人を先に探さねば
2 とにかくここを進んでいけば、2人も、水の聖石も見つかるか…
3 魔物はそう多くなさそうだし…ヒヒイロも来ていると考えれば、大丈夫か…? 水の聖石探しを優先させておこう
3
1
シリウス「ええい、水の聖石は後回しだ。2人を先に探さねば」
シリウス「…」
シリウス「無事だといいんだが…」
シリウス「リリは…また、服だけがボロボロになっていたら、どうするか…」
シリウス「…………どうにもできやしないが…」
シリウス「…………………いや、無事を願って進むしかないな」
スタスタ
シリウス「リリ! デネブ!」
シリウス「いたら返事をしろー!」
シリウス「…」
シリウス「………気が遠くなりそうだ」
【直下 コンマ判定】
1~3 リリちゃん、ピーンチ
4~6 ちびっこ2人の冒険
7~9 シリウスの前に、10メートルほどの海水で満たされた道が現れた!
とあっ
ピカァァァァッ…
リリ「…」
リリ「…」
リリ「…」
リリ「…」
リリ「…」キョロキョロ
リリ「…」
ポツン…
<カツカツ…
リリ「…シリウス…」クルッ
<ねーさーん、待ってよー!
<早くなさいっ!
リリ「…」キョロキョロ
トトトッ
スッ
ベス「ちょっ、ストップ、ストォーップ! ねーさん、ここ、もう何回目…? 歩き疲れたって」
パルミラ「ったく、ほんと、わけの分からない場所ね…。あんたの魔法でどうにかならないの?」
ベス「俺の魔法は、人殺しとか、ものを壊すのが専門だからできまっせぇーんっ!」
パルミラ「使えない…」
リリ「…」←隠れてる
【直下 コンマ判定】
1~3 2人に気づかれた
4~6 隠れてたところを魔物に襲われた
7~9 どうにか見つからなかった。リリちゃん、もってる(確信
8
コンマ運悪すぎる
パルミラ「あら…?」
ベス「どったの、ねーさん?」
パルミラ(水滴…? でも、ここは水なんてないのに…。…まだ新しいわね…。水滴がぽつぽつと後を残して…)スッ
パルミラ(あそこに、何かいる…)
リリ「…」
ベス「ねーさん?」
パルミラ「…………ベス、あそこの柱の陰」
リリ「…」
ベス「何?」
パルミラ「ぶっ壊しなさい。隠れてる何かも一緒に」
ベス「あらほらさっさァ! ――大火球魔法!」
シュボォォォォッ
ズッドォォォォォォッ
シュゥゥゥゥ…
ベス「どうどう、ねーさん! 一瞬で消し炭だぜ!?」
パルミラ「…………手加減できないあんただし…二度も目にしちゃ、偶然ってわけにはいかなそうね…」
ベス「何が?」
ムクッ…
ケホケホ
ベス「は? は? はぁあああっ!? 何で…俺が魔法で焼き尽くした炭の中から――」
パルミラ「あのバカ槍も来てるってことかしら…?」
リリ「…」
ベス「しかも、何で傷ひとつ…。避けた? 防いだ?」
パルミラ「あんたバカ? 服は丸ごと焼け消えてるのよ?」
リリ「…」トトトッ
ベス「あ、逃げた」
パルミラ「…何かしらの特別な力の持ち主かしら? 魔法を食らって、傷一つつかないなんて面白いわね」
パルミラ「捕まえなさい、ベス!」
ベス「あいよぉ! 大濁流魔法!」
ザッバァァァァッ
ドゴォォォォォォッ
ベス「そのまま、こっちまで来いやぁ!」
ザバァァァッ
ガシッ
ベス「はい、つーかまえた♪」
リリ「っ…」ジタバタ
パルミラ「魔法そのものを消したりするわけじゃなくて、ぶつかってもダメージにならないってことかしら…?」
パルミラ「興味深いわね。持ち帰ったら、調べるわよ。暴れないようにしときなさい」
ベス「はーい!」
リリ「っ…」ガブッ
ベス「痛っ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ベス「……何してんだよ、ガキがァ!」
4~6 ベス「てめえ…次やったら、このまま首締め上げて殺すぞ」ギロッ
7~9 ベス「そんなに噛みたきゃ、猿ぐつわでも噛ましてやるよ。このクソガキが」
とうっ
ベス「そんなに噛みたきゃ、猿ぐつわでも噛ましてやるよ。このクソガキが」
ガシッ
リリ「!」
ベス「んの、こうだこうだこうだ、こんのガキが!」
グルグルグルグルッ…
ベス「へっ、ざまあみろ」
リリ「…」
パルミラ「行くわよ」
ベス「はーい、ねーさん」
パルミラ「…傷物にするんじゃないわよ? そんな雑にロープで縛り上げて…」
ベス「俺の魔法で無傷なんだから、こんなのどうってことないっしょ、へーきへーき」
ベス「それにほら、こうやって肩から提げちゃえば邪魔にならねーし」
パルミラ「…まあいいわ」
リリ「…」プラン
【直下 コンマ判定】
1~3 一部始終を目撃してたデネブ
4~6 颯爽と登場するシリウス
7~9 今こそ、活躍の場か、ヒヒイロ
ほい
a
新キャラ来る?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 シリウス「リリ、見つけたぞ!」デネブ「ああ、やっとシリウス見つけた!」ヒヒイロ「おやおや~? 皆さん、お揃いで?」
奇数 パルミラ「にしても、ここって広くて面倒ね…」ベス「だな。もう、ベテル達、見つけてるんじゃね?」
※0は偶数扱いやで
ぬ
パルミラ「にしても、ここって広くて面倒ね…」
ベス「だな。もう、ベテル達、見つけてるんじゃね?」
リリ「…」
パルミラ「だとしても、合流しなきゃどうにもならないわよ」
ベス「見つけてくれねーかなー、向こうから」
パルミラ「そんな気遣いのできる殊勝な性格じゃないでしょ」
ベス「それもそっかー」
【直下 コンマ判定】
1~3 一方、ベテルもピンチだった…
4~6 シリウスは溺れかけながら、どうにか進んでいた
7~9 シリウスはベテルと合流した
ぬ
たあっ
【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」4周目の5
【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」4周目の5 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432638530/)
バシャバシャ
シリウス「がぼっ…もががっ…!」
バシャバシャ
シリウス「何でっ…ごぼっ…ダンジョンに、水がぼぼぼっ…!」
シリウス「もうっ…限界――」
ブクブクブク…
シリウス(くっ…どうして…水に浮けないんだ…?)←鋼の大槍と、鉄の長靴装備中
シリウス(リリ…アリア…)
バシャンッ
パシッ
シリウス「!?」
グイッ
シリウス「がふっ…げほっ…げほ…デネブ…?」
デネブ「引っ張るから、溺れんなよ!」スイスイ
シリウス「ああ、ありがとう…」
ザバァッ…
デネブ「はぁ…見つかって良かった…」
シリウス「ふぅ…ふぅ…溺れ死ぬところだった…」
デネブ「つか、泳げないなら、どうして水に飛び込むんだよ?」
シリウス「この一本道で、あの道幅で、水に入らずにどう進めと言うんだ…?」
デネブ「だから飛び込んだの? 泳げないのに?」
シリウス「どうにかなるものかと思ってな…」
デネブ「………俺が見つけらんなかったら、ヤバかったじゃん…」
シリウス「全くだ…助かった…。ところで、リリは知らないか?」
デネブ「え、あのコもバラバラ?」
シリウス「リリ…無事でいてくれればいいんだが…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ???「――ちぇっ、素直に溺れ死んでれば良かったのに…」ジャキッ
4~6 デネブ「あのコ、戦えたり…」シリウス「しないと思う」デネブ「…だよ、な…」
7~9 ヒヒイロ「おやおや、命知らずのトレジャーハンターさんじゃないの。それに町の少年Aまで!」
ぬ
a
デネブ「あのコ、戦えたり…」
シリウス「しないと思う」
デネブ「…だよ、な…」
シリウス「デネブは…どうなんだ?」
デネブ「俺は…まあ、ちょっとだけ…? 自信はないけど、一応、武器も持ってきたし」
シリウス「そうか。それは頼もしい」
デネブ「いや、だから自信ないって…」
シリウス「自分の身くらいは守れるだろう? 獲物は?」
デネブ「…これ」
シリウス「………錆びているな。…風格はある」
デネブ「………手入れ一切なしで、潮風にさらされて放置されてたやつだから…」
シリウス「…」
デネブ「…」
シリウス「まあ…どうにかなる」グッ
デネブ「なるの!?」
シリウス「なるなる」←悪癖:無鉄砲
デネブ「なるのか…」
シリウス「さあ、リリの捜索が最優先だ。行こう」
デネブ「分かった」
【直下 コンマ判定】
1~3 しっかし、ここのトラップはシリウスと相性が悪過ぎてなかなか進めない
4~6 一度、ダンジョンの中となれば海底でも関係ないぜ!
7~9 ヒヒイロ合流
いよっ
ぬ
1
スタスタ…
シリウス「リリ、リリ! いたらこっちへ来てくれ!」
デネブ「り…リリー?」
シリウス「…何で、いちいち、名前を呼ぶのをためらう?」
デネブ「え? べ、別にその…」
シリウス「……恥ずかしがっているのか?」
デネブ「違うってば」
シリウス「そうか…」
ザッ
シリウス「リリか!?」バッ
ヒヒイロ「ざーんねんでした、俺様よん」
デネブ「あ、おっさん」
ヒヒイロ「伝言頼んだつもりだったんだけど…聞いてない?」
シリウス「聞いたさ。だが、あっさり引き下がるわけにもいかないんでな」
ヒヒイロ「あら、そうなの。薬が効いて良かったねえ」
デネブ「おっさん…どうやって、ここに?」
ヒヒイロ「んー? それは企業ひ・み・つ」
シリウス「だが、暁光だ。リリとはぐれてしまってな。見かけては…いない、よな?」
ヒヒイロ「知らんよ。でも、まっ…こういうとこって苦手で、迷子になること、もう表は何日経ったやら…」
ヒヒイロ「おたく、トレジャーハンターでしょ? 一緒に行こうや。なっ?」ポンッ
シリウス「…分かった。だが、リリを探しているんだ。それを優先させてもらう」
ヒヒイロ「あいあい、了解よ~。少年Aも、よろしくね」
デネブ「少年Aじゃなくて、デネブ!」
ヒヒイロ「そう、じゃあよろしく、デネブくん。……で、その手にぎゅうって握り締めてる、錆びた物体は何?」
デネブ「…一応、剣…」
シリウス(錆びすぎていて、剣とは分からなかったな…)
ヒヒイロ「そんなの、ぽっきりやるだけよ。仕方ないから、騎士様として施してやろうじゃないか。あい、これ」スッ
デネブ「もらっていいの?」
ヒヒイロ「いいよいいよ、あっちにあったお宝もらっちゃったし、その中に一緒にあったヤツだから。ちっちゃくてチビっこにゃいいっしょ?」
シリウス「ああ、扱いやすそうな短剣だな」
デネブ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 奇襲
4~6 迷いつつ遺跡内を練り歩くこと、数十時間…ようやっと…最奥部らしきところに辿り着いてしまった…
7~9 パルミラ&ベス+リリをはけーん!
1
スタスタ…
デネブ「…疲れた…足が、棒になる…」
ヒヒイロ「あー、ベッドで寝たい…」
シリウス「リリ…」
デネブ「…」
ヒヒイロ「…」
シリウス「リリ、リリ! いないか!?」
デネブ(もう、けっこうな時間経ってるし…もしかしたら、魔物のエサに…)
ヒヒイロ(望み薄…って感じだわな…)
シリウス「っ…リリ! リリー!」
デネブ「あれ…? な、なあ、あそこ、奥にでっかい扉ある」
ヒヒイロ「おやおや、まあまあ…あそこが最奥部かな?」
シリウス(隈無く探してきたつもりだ…。となると、後は…あそこか…?)
シリウス「リリ…いてくれよ…!」ダッ
デネブ「って、走るなよぉっ…! もう、へとへとなのに…!」
ヒヒイロ「若さっていいねえ…」
タタタッ
バンッ
シリウス「リリ…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウス「…誰も、いない…」ヒヒイロ「…………おいおい、水の聖石までないぞ…?」
4~6 ベテル「…リリって、このコの名前?」リリ「!」シリウス「リリ! それに、お前…」
7~9 ベス「おー、ねーさんの言う通り、ほんとにいちゃった」
1
ぬ
シリウス「…誰も、いない…」
ヒヒイロ「…………おいおい、水の聖石までないぞ…?」
デネブ「で、でも…わざわざ、トラップとかにハマってまで、全部探してきたんだし…」
シリウス「…リリ…」グッ
ヒヒイロ「考えられるのは3つだな」
シリウス「…」
デネブ「3つって?」
ヒヒイロ「そもそも、リリちゃんがここへは来ていなかった」
ヒヒイロ「トラップにハマったり、魔物に食われたりして、もう死んだ」
ヒヒイロ「もしくは…何者かに捕まって、連れ去られた」
デネブ「何者か…って?」
ヒヒイロ「…まあ、遅かれ早かれ、世間様に知られるだろうからゲロっちゃうけども」
ヒヒイロ「暗夜王国を転覆させようとしてる、危険な連中がいるんだ。でもって、そいつらはここにやって来た可能性が高い」
ヒヒイロ「水の聖石まで取られちゃってるのを見る限り…すでにここへ来て、撤収しちゃったって線が濃いけど」
デネブ「だけど、どうしてリリ…が?」
ヒヒイロ「さあ?」
シリウス「………リリの、特異体質か…?」
デネブ「とくいたいしつ…?」
シリウス「リリは、傷がつかないんだ。魔法の直撃を受けても、そうだった。それに、ヤブ蚊に刺されたような痕も見たことがない」
シリウス「もしも、そいつらに発見されて…やたら攻撃的な連中だ。攻撃でも受けて、それが露見したなら…」
ヒヒイロ「……そんなすごいコだったのか、リリちゃん…」
デネブ「じゃ、じゃあ…それ目当てで、拉致されたっての?」
ヒヒイロ「…可能性のひとつだけどもね」
シリウス「…」
ヒヒイロ「…ま、これっぽくもあるんだけど」
デネブ「た、大変じゃん! おっさん、騎士なんだろ? 助けてやれよ!」
ヒヒイロ「ムリムリ、ムリぴょーん。密命受けて追っかけてる身なの、これでも。情報捕まえてやって来たら、逃げられちゃったわけ」
シリウス「………クソっ!」ガンッ
デネブ「っ…」ビクッ
シリウス「リリ…リリが、拉致された…? ふざけろ、信じられるか! どこかで見落としたに決まってる、もう一度引き返して――」
ガシッ
ヒヒイロ「落ち着きなって、あんちゃんよ。ここへ来る途中、焼けこげた柱があったよねえ?」
デネブ「………そう言えば」
ヒヒイロ「ありゃ、きっと…そういうことだ。餓死したり、溺れ死ぬのが関の山よ」
シリウス「だから何だと言う!? リリを守らないと、俺は…!」
ヒヒイロ「何、そういう約束でもしてるの? でもさ、さんざん調べてきたじゃない。連れてかれちゃったのよ、きっと」
シリウス「【安価下2】」
1 …ヒヒイロ、その連中について、詳しく教えてくれ。今すぐに! リリを取り返しに行く!
2 決めつけるな! そうだ、そもそも、あの特異体質でここへも来ていないかも知れない。その方が妥当だ、すぐに戻る!
3 知った風な口を利くな!
1
2
シリウス「決めつけるな! そうだ、そもそも、あの特異体質でここへも来ていないかも知れない。その方が妥当だ、すぐに戻る!」
デネブ「シリウス…」
シリウス「出口は…どう、帰ればいいんだ…?」キョロキョロ
ヒヒイロ「やーれやれ…けっこう、落ち着いてる感じだと思ってたけども…」
デネブ「…」
シリウス「何だ、この奇妙なくぼみ…。銛と、合致する…? そうか、帰りも、これで…!」
ヒヒイロ(にしても…特異体質ねえ…。うーん…魔法が一切効かないか…)
ヒヒイロ(もしかして、もしかしちゃったり…するのかねえ…? どうなんだか…)
シリウス「戻るぞ、2人とも」
デネブ「う、うん…」
ヒヒイロ「あーいあい」
ガコッ
ピカァァァァッ
【直下 コンマ判定】
1~3 うぎゃー
4~6 ひょえっ…
7~9 うん
a
あ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 パルミラ「待ってたわよ、バカ槍」ベス「ほーんとに来ちゃった」シリウス「お前ら――」ヒヒイロ「お、リリちゃんもいるねえ」
奇数 パルミラ「やりなさい、魔物ども」ベス「おおっ、ねーさん、相変わらず魔物使役すげー!」
※0は偶数扱いやで
あ
n
もうダメだ今日
ピカァァァァッ…
パルミラ「やりなさい、魔物ども」
ベス「おおっ、ねーさん、相変わらず魔物使役すげー!」
ザバァァッ
魔物A「グオオオオオオッ!」
魔物B「フシャアアアッ…」
シリウス「っ…!?」
デネブ「うわあっ…な、何…待ち伏せ…!?」
ヒヒイロ「しかも、これまた、大量の魔物…。なるほどねえ、こんなすごい魔物使いがいりゃ、町滅ぼすのも楽ちんだ…」
パルミラ「あんたが連れてた、あの小娘ね。もらっておくから」
シリウス「リリを…!? お前らが、リリを連れ去ったのか…!」
ベス「あのガキに噛まれたの、まだムカついてんだよね、俺。そこの魔物ども片づけたら、そっこーでぶっ殺してやるから足掻けよ」
パルミラ「目障りなの、あんたみたいのって。だから、今の内に始末しておこうと思って」
デネブ「し、シリウス…ここ、牢だったから、逃げ道って…あの魔物が塞いでるとこしかないし…」
ヒヒイロ「こりゃ、絶体絶命の大ピンチってヤツだねえ…」
シリウス「【安価下2】」
1 全て倒せばいいだけだ
2 大ピンチ? むしろ好都合だ。ヤツらの仲間がリリを攫ったのなら、聞き出せる
3 ヒヒイロ、デネブ。魔物は任せた。俺は本丸を叩く…!
2
2
シリウス「大ピンチ? むしろ好都合だ。ヤツらの仲間がリリを攫ったのなら、聞き出せる」
ヒヒイロ「わお、頼もしいこと」
パルミラ「やれるもんなら、やってみなさい――」
魔物A「グォォオオオオオオオオッ!」
デネブ「うげっ…あれ、凶暴なヤツ…!」
ヒヒイロ「ああ、海の牛さんね! 意外に脂乗っててうまいんだよねえ!」ダッ
ザンッ
ズバァァァァッ
デネブ「嘘ぉっ!? 強っ!?」
魔物B「フシャアアアアアッ!」
デネブ「って、シリウス、ウミヘビ、ウミヘビィ!」
ザバァッ
【安価下2】
1 ザコなど眼中にないわ。パルミラ&ベスに仕掛けてくよ。魔物?
2 一気に制圧する。眼帯解放!
3 その他、どーする?
2
2
シリウス「邪魔をするな――」グイッ
デネブ「眼帯…?」
グググッ…
バッサァァァッ
デネブ「ぁ…ぁ…」
魔物B「フシャアアアアアッ!」
ヒヒイロ「おいおい、特異体質ときて、今度は呪い持ちぃ?」
シリウス「痛い目に、遭うぞ?」
ドンッ
ズドォォォォォォォッ
魔物B「フシャア――!?」
パルミラ「何よ、あれ…!」
ベス「バケモノだよ、ねーさん! ――極大・凍結魔法ォ!」
ヒュォォォォォォッ
ガキィィィィィィィンッ
シリウス「はぁあああああああああ――――――――――――――――――――っ!」
ミシミシィッ
ドッゴォォォォォォォッ
ベス「うはっ、超強ッ! でも負けねえぞ、こらァ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ベスつおい
4~6 人間同士の戦いじゃない件について
7~9 シリウスつおい
ていっ
ベス「極大・濁流魔法! からのぉ――極大・劫火魔法ォ!」
ザッバァァァァッ
ヒヒイロ「ヤバすぎ、ヤバすぎィ! 少年!」ガシッ
デネブ「な、何っ――?」
カッ
シュボォォォォォォォッ
パルミラ「っ――やりすぎよ、バカ!」
ベス「はっはぁー!」
ズバァッ
ベス「――ハ?」
シリウス「ぬるい…!」
ベス「クソっ…防壁ィ!」バッ
シュバァッ
ガガガガガガガガッ
シリウス「もろい…!」
ピシィッ
ベス「んの、バケモノ野郎が――極大・爆裂魔法!」
カッ
シュボォッ
ドッゴォォォォォォォォォォォォッ
シリウス「はぁああああああああっ!」
ベス「おら、まだやんのか、ボケコラァ! かかってこいやァ!」
パルミラ「っ…んとに、こんなの…!」
ピシピシ…
パルミラ(ヤバい…このままじゃ、洞窟が崩落――)
ヒヒイロ「おっとぉー、おねーちゃんよ、1人だけ逃げるなんてダメよ?」バッ
パルミラ「チッ…」
デネブ「…」パクパクパク ←言葉が出ない
シリウス「雷槍魔法!」
バチバチィィッ
ベス「だったらこれで、どうだァ! 大・地槍魔法!」
グググッ…
ズドドドドドドドドドォォォッ
シリウス「はぁああああああああああああっ!」
ベス「こんにゃろうがぁああああああああっ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 洞窟崩落、戦闘は強制終了で引き分け
4~6 洞窟崩落、戦闘は引き分けたけどヒヒイロはさすが
7~9 ベスやっつけた
あ
ベス「死んじまえ、死んじまえ、死んじまえよ、バケモノがぁあああああああ――――――――――――――――――っ!!」
カッ
ドッゴォォォォォォォォッ
シリウス「ぐっ、おお、おおおおおおおおおおっ…!」
ベス(やべえこいつ、止まらねえ…!)
シリウス「リリの居場所を、教えてもらうぞ!」
バッ
ベス(それに速い――魔法でぶっ飛ばして――)
ガシィッ
ベス「えぐっ…」
シリウス「大人しくしなかった自分を恨め。言ったはずだぞ」
シリウス「痛い目に遭うと、なあっ!」
ベス「やめっ、ね、ねーさん、助けてっ――!」
シリウス「はぁあああああああっ!」
ドッゴォォォォォォォォッ
パルミラ「ベス――!?」
ヒヒイロ「おおっとぉ!? 目の前にいる色男を忘れてなぁーい?」ブンッ
パルミラ「っ…!?」バッ
パルミラ「ほんっとに、使えないバカね…! やめやめ…!」
ピィィィィ--------
バサァッ
ヒヒイロ「うわ、でっけえ鳥――」
バッ
パルミラ「ふんっ、そんなバカいらないからくれてやるわよ!」
バサァッ…
ヒヒイロ「ちぇっ、振られたか…。けど、まあ、ひとりでも確保できたし――」
シリウス「はぁっ…はぁっ…」ドサッ
ヒヒイロ「………あーららら…シリウスくんたら、寝込むのがお好きなのかねえ?」
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石(入手失敗)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物使い
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
デネブ:漁師の少年
―――――
本日はここまでです
どうもありがとうございました
乙
乙なの
乙なんだよ
折角の海なのに、むっさい集まりだったな
弾ける筋肉!迸る潮!海の男祭り! ~年増もいるよ~
パルミラさんが年増だと誰が決めた
ではでは、ぼちぼち始めますのでコンマおなしゃす!
【直下 コンマ判定】
眼帯解放の後遺症が…
1~2 なかなか深刻。ベスの魔法をガンガン、真正面から破ったからね。とってもね
3~9 まあ、寝込んだ程度さ
0 ちょっと張り切りすぎて、けっこうヤバめ
下のスレの作者は最悪です。謝るまで書き続けます
【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」4周目の5
【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」4周目の5 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432638530/)
ぬ
――暗夜王国・水の都市――
シリウス「っ…く…ぅ…」
デネブ「また、起きようとしてるし…。寝てろっての」グッ
シリウス「ぐぅっ…!?」バタッ
デネブ「こんなちょっと押す程度でそんな痛がり方すんのに…」
シリウス「だが…早く、リリを…」
デネブ「今、あの騎士のおっさんが尋問してんだろ? 起きたってやることねえじゃん」
シリウス「それでも…連中はこの国を攻撃する可能性が高い…」
シリウス「どこかで山を張れば必ず…」
デネブ「それでばったり会ったって、そんな体じゃどうにもなんないだろ」
シリウス「…」
デネブ「…はい、メシ。魚介のスープ。これ、俺が捕ってきたんだぜ」
シリウス「っ…」
デネブ「…」
デネブ「ほ、ほら! 町がこんなだからさ、一時的なあのー…ぶっしぶそく? ってヤツで、捕った分だけ高値で売れるんだぜ」
デネブ「人がいっぱい死んじゃったのはあれだけど…悪いことばっかじゃ、ないよな」
デネブ「食えって、うまいんだぞ」
シリウス「…ああ…」
デネブ「…大人しくしてろよ? 俺、漁の道具の手入れとかしなきゃいけないんだから」
【安価下2】
1 よし、デネブの目が消えた。今の内に行動を起こす…!
2 大人しくするしかないか…
2
2
シリウス「…」カチャッ
モグモグ
シリウス(歯がゆいな…)
シリウス(一刻も早く、リリを取り返さねばならんのに…)
シリウス「…クソ」
ズルズル…
シリウス「…?」チラッ
デネブ「気にしないで食ってろよ。網のほつれ、直すだけだから」
ゴソゴソ
デネブ「…」
シリウス「…」モグモグ
デネブ「…」
シリウス「…デネブは、親が漁に行ったきり…なんだったな? それから、ずっと1人でやってるのか?」
デネブ「仕方ないだろ、そんなの。…あ痛っ…」
シリウス「…針は痛いよな…」
デネブ「痛い…。つか、シリウスも針仕事すんの?」
シリウス「妹の服を作ったり、リリにも服を作ってやった。見てくれはまあまあだが、指が毎度、犠牲になってな」
デネブ「…ふうん…」
【安価下2】
1 デネブとコミュる
2 食ったら寝て、治すのに専念だ!
1
2
シリウス「…お前の言うように、体を戻す。うまかったぞ」
デネブ「うん」
モゾ…
シリウス(今は、一刻も早い回復だ…)
シリウス(だが…いちいち、こうも寝込んではいられないな…)
シリウス(……リリを取り戻す過程で、いちいち眼帯を外していたら時間が足りなくなる…)
シリウス(やはり、こんな力は使わない方がいい…)
デネブ「…」
デネブ「…お粗末さん」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロから伝言がきたよ
4~6 ヒヒイロから手紙がきたよ
7~9 ヒヒイロが直接やってきたよ
リリリ
――数日後
シリウス(よし…)
シリウス(まだ少し、痛みと痺れがあるものの…動いていれば気にはならなくなるはず…)
シリウス(ヒヒイロは王都で尋問をしているのか…? だとしたら、そこまで直接出向いて――)
デネブ「シリウス、おっさんからの手紙!」
シリウス「手紙? ヒヒイロからか?」
デネブ「そう言ったじゃん。はい、これ」
シリウス「ああ…。どれ…」ゴソゴソ
手紙『リリちゃんは責任を持って、騎士団で見つけて保護をする』
手紙『だから、おたくは雇い主のところにでも戻って、リリちゃんのことも忘れるのがいい』
シリウス「…何…?」
デネブ「え、何て、何て?」
シリウス「…秘密主義か…? 一般人には関係ないから下がっていろ、ともとれるが…」
手紙『追伸』
手紙『仕事熱心な点については個人的に感服せざるをえない』
手紙『だけど、仕事はよく選んだ方がいい。おたくには自由気ままなトレジャーハンティングがお似合いだ』
シリウス「…」グシャッ
デネブ「何で握りつぶすんだよ?」パシッ
デネブ「何書かれたわけ…?」ガサガサ
【安価下2】
1 捕えられているベスに会って、聞き出すしかないな。ちょっと法に触れるかも知れないけど
2 ヒヒイロに直接会って、知ってることを全て聞き出そう
3 トルナコのところへ戻って、仕事の失敗を伝えよう…
4 その他、どうする?
1
2
シリウス(やはり、ヒヒイロが持っている情報は多い…)
シリウス(となれば、彼から聞き出した方が正確なはず)
シリウス「…デネブ、世話になったな。俺はもう行く」
デネブ「うわ、何これ? 首突っ込むなってこと? ――って、え? 行くの? 体は?」
シリウス「もう大丈夫だ」
シリウス「ではな」
デネブ「あ、えっ? ちょ、ちょっと!」
シリウス「ん? 何だ? ああ…礼か? 持ち合わせがあまりないんだが…まあ、これくらい――」
デネブ「そうじゃなくて、お前…これから、どうすんの?」
シリウス「ヒヒイロに会って情報を聞き出す。そして、リリを取り返す」
デネブ「…」
シリウス「3000ゴールドくらいでいいか?」
デネブ「お、俺もついてっちゃダメ?」
シリウス「デネブが? だが、来たところで…」
デネブ「いや…だ、だって…あのイカレた連中に、喧嘩売るんだろ?」
シリウス「それは誤解だ。リリを取り返す。決して、矛を交える必要性はない」
デネブ「にしたって、手え出されるに決まってんじゃん」
シリウス「…そうだな。その可能性は高い。…だからこそ、デネブが来たところでどうなる?」
デネブ「でも…何か、気になるし…」
シリウス「心配してくれるのはけっこう。だが、人にはそれぞれ、やれることとやれないことがある」
シリウス「気持ちだけでいい」
デネブ「そんなこと言われたって…き、気になっちゃうんだから仕方ないじゃん! 連れてけよ!」
シリウス「ふむ…」
デネブ「ほら、またあの…水の中とかに用事あったら困るだろ? 俺がいれば、まあ、どうにかなるし!」
デネブ「それに俺は、これでも漁師だから体力にはちょっと自信あるぜ!」
【安価下2】
1 だーめ
2 じゃあ、頼りにさせてもらおうかな
2
2
デネブ「あとは…船とか、使うことになったら、ボロいけど漁船でいいなら、用意してやれるし」
デネブ「釣りも得意だから川とかあれば食料調達できる! それに俺はシリウスと違って、針仕事しても、指がぼろぼろにならないし」
デネブ「溺れた人の助け方とか、応急処置できるし、他に…」
シリウス「もういい」
デネブ「でもっ…」
シリウス「分かった、存分に頼りにさせてもらう」
デネブ「ほんとっ?」
シリウス「ああ。そういうわけで、早速、出発といこう」
デネブ「分かった! ……で、どこ行くの?」
シリウス「そうだな…。ヒヒイロに会うためには…」
【安価下2】
1 王都の騎士団本部まで行けば、会えるんじゃね?
2 風の結晶、水の聖石ときたからには、次は…
A 火の宝玉かな?
B 雷の輝石かな?
2B
2A
シリウス「これまで、俺は風の結晶と、水の聖石という宝を手に入れようと行動をした」
シリウス「その先々にヒヒイロは関わってきて、ヤツらの影もあった」
デネブ「へえ…」
シリウス「だから今度は、火の宝玉を取りにいこうと思う」
デネブ「でも、他にもそういうのがあるんじゃねえの?」
シリウス「ヒヒイロに出会えずとも、連中が求めて来ている可能性がある」
シリウス「そうなれば、最終目的であるリリの奪還の糸口にもなるからな」
デネブ「なるほど」
シリウス「そういうわけで、出発だ」
デネブ「その、火の宝玉って、どこにあんの?」
シリウス「暗夜王国で、もっとも危険な場所だ」
デネブ「砂漠? 雪原?」
シリウス「火山だ」
デネブ「」
シリウス「ちなみに、漁師は溶岩の中を泳げるか?」
デネブ「ムリに決まってるだろ! 溶岩って、あの…ぐつぐつで、すげえ熱いんだろ? 人間が溶けるとか聞いたし!」
シリウス「そうだな。落ちたらひとたまりもない。そんな溶岩が流れる、とある山の中に眠っているそうだ」
デネブ「やっぱ、俺…」
シリウス「さあ、行こう!」
デネブ「……………仕方ない、か…」
【安価下2】
1 デネブとの二人旅やでえ
2 一方、そのころ…リリは…?
※ほぼコンマ判定で進行されます
2
2
【直下 コンマ判定】
1~3 なんと…これからシリウス達の向かう火山こそ、ヤツらのアジトだった
4~6 リリとベテルと???
7~9 ???「…ねえ、あなたって、暗夜王国の人間なの?」リリ「…」
おりゃ
――暗夜王国・某所――
モニカ「…ねえ、あなたって、暗夜王国の人間なの?」
リリ「…」
モニカ「…」
リリ「…」
モニカ「何で無視するの?」
リリ「…」
モニカ「…」ムカッ
リリ「…」
モニカ「ああもうっ、きらい! 何か喋ればいいのに」
リリ「…」
モニカ「ねー、ベテルー! ベテル、ベテル、ベテルー!」トトトッ
リリ「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 モニカが退屈をもてあまして、ベテルくん連れてきちゃった(白目
4~6 モニカが退屈をもてあまして、ベテルくんを呼ぼうとしたけど断られちゃったんだって
7~9 モニカが退屈をもてあまして、ベテルくんを呼んだけど断られちゃって、リリにかまってくる件について
」
リリ「…」モゾモゾ←縄でしばられてる
リリ「…」グググッ←抜けようとしてる
リリ「…」←ムリだった
モニカ「ねえ、ベテル、暇。あのコ、何も喋らないし。退屈だからつきあって」グイグイ
ベテル「喋らないなら、放っておけばいいのに」
モニカ「やだ」
ベテル「…わがまま」
モニカ「ダメなの? 勝手に、わたしのこと、ここに連れてきたくせに」
ベテル「勝手にじゃない。モニカが呼んだんだ」
モニカ「そんな覚えないもん。…ねえ、ベテル、どうやって生き返らせたの?」
ベテル「…秘密だよ」
リリ「…」
モニカ「ねえ、このコって、暗夜王国の人間?」
ベテル「さあ?」
リリ「…」
モニカ「…」
ベテル「そうだったら、どうするの?」
モニカ「どんだけ傷つけても、傷つかないんでしょ? 的にして遊ぶの」
ベテル「違ったら?」
モニカ「…んー…別に? ねえ、ベテルなら、人の心の中とか覗けるんじゃないの? どこの人間か、確かめてよ」
リリ「っ…」
ベテル「…いいよ」スッ
モニカ「やった♪」
リリ「…」
ベテル「抵抗したってムダだ、僕の前では」
【直下 コンマ判定】
1~3 モニカこわい…
4~6 ベテルすごい…
7~9 リリちゃんさすが
あ
ベテル「…覗かせてもらう」
パァァァッ
リリ「っ…」
モニカ「わくわく」
バシィッ
ベテル「?」
モニカ「どしたの?」
リリ「…」
ベテル「…………できなかった。こんなの初めてだ」
モニカ「できなかった、って?」
ベテル「…魔法的手段じゃ、分からないな」
リリ「…」
モニカ「何それ? 何で? ベテルでもできないの? おかしくない?」
ベテル「…何で、か」
【直下 コンマ判定】
1~3 ベテル「…それはじっくり確かめればいいだけだよ、モニカ」
4~6 ベテル「…贋作かな…」モニカ「贋作…? 何の?」ベテル「…まだ、知らなくていい」
7~9 ベテル「特別な存在だから、かな? やっぱり…このコは、僕と同じかも知れない」
あ
ベテル「…贋作かな…」
モニカ「贋作…? 何の?」
ベテル「…まだ、知らなくていい」
リリ「…」
ベテル「…でも、そうだとしたら多分、このコは暗夜王国で生まれた人間じゃない」
モニカ「そうなの?」
ベテル「うん。…こういう技術は、まだこの国にないはずだから」
モニカ「?」
ベテル「じゃあ、僕はやることがあるから、もう邪魔をしないでよ、モニカ」スタスタ
モニカ「…あーあ、行っちゃった」
リリ「…」
モニカ「でも、暗夜王国の人間じゃないならいいや」
モニカ「わたしはモニカ。あなたは?」
リリ「…」
モニカ「…………無視しないで」
リリ「…」
モニカ「………………ちぇっ、きらい」
【直下 コンマ判定】
1~3 以上、リリちゃんの様子でした
4~6 でもかまってもらいたいモニカ
7~9 リリちゃんしゃべっとく?
あ
――暗夜王国・街道――
デネブ「疲れた…」
シリウス「漁師の体力はそんなものか。少々、過大評価していたらしい」
デネブ「…いや、これはほら、ふつーのヤツだったら、ってだけで」
デネブ「まだいけるし」
シリウス「そうか、それは早とちりして悪かったな」
デネブ「足腰にきてる…」
シリウス「それも、一般人の感性だったら、か?」
デネブ「…うん」
シリウス「…もう少し行けば小さな村があるはずだが、今日はこれくらいにしておくか?」
デネブ「行こう、すぐ行こう! 早く!」タタタッ
シリウス「…分かったから、置いていかないでくれ」
――暗夜王国・森の村――
デネブ「ベッドだーっ!」ボフッ
デネブ「ああ、寝れる…快適に寝れる…」
シリウス「もう寝るのか? まともな食事が食べられるぞ?」
デネブ「寝ないし」ムクッ
デネブ「さ、メシ! メシ行こう、メシ!」
【安価下2】
1 ヒヒイロらしき人物を見かけてないか、一応聞き込んでおく
2 さっさと食って、シャワーを浴びて、寝よう!
3 食事しながらデネブとコミュる?
3
今回はダメだったが、リリが上手くやればモニカデレるかも
安価なら下
1
デネブ「あー、食った食った」ポンポン
シリウス「固い肉、ばさばさのパンばかりが続くと、こういう食事がご馳走だな…」
デネブ「でも、魚とか、全然ないんだな…」
シリウス「内陸地だから仕方がない」
デネブ「じゃ、部屋戻って寝る」
シリウス「俺は少し、聞き込みをする」
デネブ「ききこみ?」
シリウス「ヒヒイロが通らなかったかどうか、な」
デネブ「通ってなかったら?」
シリウス「…まあ、それでも火の宝玉を取りにいくことに変わりない」
デネブ「意味なくね?」
シリウス「だが、通っているならビンゴだろ?」
デネブ「…ふーん」
【直下 コンマ判定】
1~3 聞き込んだけど、情報なしだった
4~6 騎士は通った、とのこと
7~9 ほんとにこの、ヒヒイロって騎士が二つ星なのかあやしい
あ
シリウス「さて…とりあえず、人が集まっていそうなのは…ここだな」
シリウス「だが、任務の最中でのんびり酒を飲むのも…いや、前例はあるしな…」
ワイワイ
ガヤガヤ
シリウス「……すまない、マスター」
店主「はい」
シリウス「ここに騎士は立ち寄ったりしなかっただろうか?」
シリウス「背はこのくらいで、年は40前後に見えるほどだ。どことなく、胡散臭い」
店主「…あちらの方では?」
シリウス「ん?」
ヒヒイロ「おねいちゅわーん、いいおっぱいしてるねえ、げへへへ…」
*「やだもう、騎士様ってば~」
ヒヒイロ「お国を守るために日夜、身を粉にして働いてるからな…おねーちゃんの愛で、ちょっと俺の体をいたわってくれないかなあ?」
シリウス「…」
店主「人違いですか?」
シリウス「いや、あれだ。礼を言う」
ツカツカ…
ヒヒイロ「んぁ?」
シリウス「久しいな、ヒヒイロ」
ヒヒイロ「あっるぇ~? シリウスくんじゃないの、なになに、どったのー? あ、飲む? おごっちゃわないけどねぇ」
シリウス「【安価下2】」
1 連中のことを、全て教えてもらおう
2 リリのことを忘れろというのは、どういう了見だ? まずはそこから聞こう
3 その他、自由台詞
2
2
シリウス「リリのことを忘れろというのは、どういう了見だ? まずはそこから聞こう」
ヒヒイロ「え~? マジメなお話はやーだよ」
ヒヒイロ「ねえねえ、おねえちゅわん、今夜さあ…何か肌寒くない? 良かったら、俺と一緒に――」
ガンッ
シリウス「…………穏便に済ませたい。酒に酔うのはほどほどにしてもらおう」
シリウス「酔いが冷めないのなら、脳天まで痺れさせて、スッキリさせてやるぞ?」
ヒヒイロ「おっかないねえ、おたく…。ちぇっ、シラケちゃった、また今度ね、ぼいんのおねーちゃん♡」チュッ
シリウス「…教えてくれ」
ヒヒイロ「んー…そうねえ…」
シリウス「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「悪いけど、教えられないのよね。だから、諦めてちょうだい」
4~6 ヒヒイロ「リリちゃんと関わってもね、だーれも幸せにならないと思うわけ。だから、知らない方がいいのよ、分かる?」
7~9 ヒヒイロ「そんなに知りたい?」シリウス「ああ」ヒヒイロ「…じゃあ、覚悟してもらうことになるなあ」
あ
ヒヒイロ「リリちゃんと関わってもね、だーれも幸せにならないと思うわけ。だから、知らない方がいいのよ、分かる?」
シリウス「何故だ?」
ヒヒイロ「だーから、知らないままで――」
シリウス「幸せになる、ならないは、俺が決める」
ヒヒイロ「…おお、怖い怖い…」
シリウス「はぐらかさないでもらおう」
ヒヒイロ「…でも、嫌だねえ。教えるのは」
シリウス「教えてくれ」
ヒヒイロ「これ以上は、力ずくになっちゃうよ? 互いに」
シリウス「…」
ヒヒイロ「俺はまあ、負ける気ないし? いいんだけども…どうする?」
シリウス「つまり、俺が勝てば教えると?」
ヒヒイロ「んー…まあ、騎士的には約束しちゃったら、仕方ないわな。負けないけども」
シリウス「【安価下2】」
1 いいだろう、では腕ずくに出させてもらう
2 …だが、それは俺の主義に反する。教えてくれ。この通りだ
3 その他、自由台詞
2
2
シリウス「…だが、それは俺の主義に反する。教えてくれ。この通りだ」
ヒヒイロ「悪いね、シリウスくん」ポンッ
シリウス「ヒヒイロ…!」
ヒヒイロ「大丈夫、大丈夫。別にリリちゃんを殺して食べようなんてことはしないから」
シリウス「教えてくれ…!」ガシッ
ヒヒイロ「だから、ダメって言ってるでしょ? どんなに頭下げられたって」
ヒヒイロ「一個人が知るようなことじゃあないんだから、さ」
ヒヒイロ「さぁーて、シラケちゃったし、俺様はもう寝ちゃうもんね~。バーイ、シリウスくん」
【安価下2】
1 だったら、腕ずくだ!
2 だったら、ヒヒイロにつきまとうまでだ。ヒヒイロについて行けば連中とも出会えるはず
3 ヒヒイロから聞き出すのは諦めよう…
2
1
カランッ…
シリウス「…」
ヒヒイロ「ちょっとちょっと、お店の外まで無言で追いかけてきて、どういうつもり?」
ヒヒイロ「俺様、男色の気はないよ?」
シリウス「仕方がない。主義には反するが、そうでもしないと目的が達成できないのでな」チャキッ
ヒヒイロ「やろうっての? 俺様と?」
シリウス「ああ、そうだ。俺が勝てば、教えてもらう」
ヒヒイロ「…んじゃ、おたくが負けたらどうする?」
シリウス「どうにでもしろ」
ヒヒイロ「おっ、いいねえ。じゃあ、王都にでも戻って雇い主に辞めるって伝えて、そのまま平和に暮らしてもらおうか」
シリウス「…行くぞ」
ヒヒイロ「ちょっと酔ってるんだけど、まあしょーがないか…」スラァンッ
ヒヒイロ「どっからでも、かかってきな。――騎士様の実力を見せてやんぜ?」
シリウス「鋼の大槍の威力、とくと味わえ!」ダンッ
【安価下2】
1 武器破壊を狙ってくスタンス
2 酔ってるっぽいし、足元狙って転ばせて、そのまま一気に!
3 その他、どーする!?
1
3魔法も使って全力で倒しに行く
ヒヒイロ「うーん、まっすぐだねえ!」
ヒュバッ
ギィィィンッ
シリウス「雷鐘!」
ピシャアアアッ
ドッゴォォォォォッ
ヒヒイロ「っ――目が…!」バッ
シリウス「雷槍魔法!」バチバチィィッ
ブゥゥゥンッ
ズドォォォォォォッ
ヒヒイロ「おー、あぶねっ!」
シリウス(いなした――? あれを?)
シリウス「だが、まだ終わってないぞ…!」
ヒヒイロ「本気みたいね…こりゃこりゃ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「俺様も、ちょーいと本気出しちゃうぜ?」
4~6 ヒヒイロ「骨が折れそうだ」シリウス「5本は覚悟することだ!」
7~9 シリウス「ああ、本気だ! 二つ星騎士だろうが負ける気は毛頭ない!」
あ
ヒヒイロ「俺様も、ちょーいと本気出しちゃうぜ?」
シリウス「上回らせてもらう!」
ヒュオッ
ギィィィンッ
ヒヒイロ「槍の腕は上等、魔法はそこそこか」
ギチギチ
シリウス「はあっ!」
バチィィィッ
バッ
シリウス「退いたな、そこだ! 大・雷撃魔法!」
ピシャアアッ
ドッゴォォォォォォッ
シリウス「まだまだァッ!」
ヒヒイロ「うんうん、まだまだ、若いな、青年よ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 シリウス「何、速――ぐっ!?」
4~6 ヒヒイロ「大・劫火魔法ッ!」
7~9 ヒヒイロ「ほら、ここんとこががら空きでないの!?」シリウス「わざとに、決まってるだろう!」
ぬ
ヒヒイロ「ほら、ここんとこががら空きでないの!?」
シリウス「わざとに、決まってるだろう!」
ヒヒイロ「ありゃっ?」
ギィィィインッ
グルンッ
シリウス「はあっ!」
ズドォォォッ
ヒヒイロ「………ありゃ?」
シリウス「今ので、確実にお前の頭を潰していたな。俺の勝ちだ」
ヒヒイロ「……………あっるぇぇ~……?」
シリウス「酒に酔っ払っていたことを言い訳にはするな」
ヒヒイロ「…あー…」
シリウス「教えてもらおうか」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「すまんっ! やっぱ、あの約束なしでっ!」
4~9 ヒヒイロ「………仕方ない、か…。分かった、分かった、俺様の負けでいいや」
ぬ
ヒヒイロ「………仕方ない、か…。分かった、分かった、俺様の負けでいいや」
シリウス「嘘ではなかろうな?」
ヒヒイロ「ほんと、ほんと」
シリウス「…では、教えてもらおう」
ヒヒイロ「…んでも、今日は疲れたし、酔ったから、また明日」
シリウス「逃げるつもりか?」
ヒヒイロ「明日の朝に、ここで集合ね。道すがら教えてやっからさ」
シリウス「…」
ヒヒイロ「ここで俺様を信じられないと、ゆーことはだよ?」
ヒヒイロ「俺様が語ることさえも信じられなくなるってことじゃないの?」
ヒヒイロ「どっちでもいいよ? 俺様はね。んじゃ、また明日~」
シリウス「…信じているぞ」
ヒヒイロ「あいあい」スタスタ
シリウス「…」
【安価下2】
1 そして、翌朝!
2 ただいま、デネブ
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石(入手失敗)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物使い
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
デネブ:漁師の少年
1
1
――翌朝
デネブ「…ほんとに、来るの?」
シリウス「…ああ」
デネブ「…朝って、言ったんしょ? もう、いい時間だけど…」
シリウス「…」
トトトッ
ヒヒイロ「おっ、いたいた。いやー、めんごめんご~」
ヒヒイロ「寝坊しちゃったもんで!」
デネブ「…」
シリウス「…」
ヒヒイロ「そいじゃ、火山へ行くとしよう」
ヒヒイロ「時間はあるし、まったり説明してやんよ、仕方ないから」
シリウス「…来ないかと思ったぞ」
デネブ「いい大人が寝坊って…」
ヒヒイロ「どこぞの若者に、昨日からまれちゃったからねえ」
ヒヒイロ「いやもう、腰がたまらなく痛くって」
シリウス「…」
デネブ「騎士のくせに絡まれるとか…」
ヒヒイロ「てゆーかよ、今時、騎士様に絡む輩がいるのが驚きよねえ、少年」
デネブ「はあ?」
ヒヒイロ「一歩間違えば? 公務執行妨害でブタ箱ぶちこめたりもしたのに。あーあ、田舎もんは怖い怖い」
シリウス「…」
ヒヒイロ「さあ、しゅっぱぁーつ!」
【安価下2】
1 リリについてきく
2 連中についてきく
3 その他、質問あるん? 1こずつやで
1
1
1
安価把握です
そして、今日はここまでです
どうもありがとうございました
ほんとはヒヒイロさん、強いんだけどね
でも彼、ダメ人間なもんでね、勝ててラッキーだったね
乙
乙
兄妹ってことは、アリアも半人半魔なのかね
すみません、本日も更新なしですので~
ui
男所帯で筆が乗らない説
そろそろかな?(期待)
はい、そろそろです
もうしばらくお待ちくだされ、すみません
ステンバーイ…
――暗夜王国・街道――
シリウス「ヒヒイロ」
ヒヒイロ「んでもってだ、襲いくる魔物どもをばったばったと切り倒し!」
ヒヒイロ「その陰にうごめいていた賊どもも、あらかじめ仕掛けておいた罠で、一網打尽よぉ!」
デネブ「マジで? それ本当に?」
ヒヒイロ「マジマジ、大マジよ、少年」
デネブ「えー? 嘘臭…」
シリウス「ヒヒイロ」
ヒヒイロ「疑っちゃう? 疑っちゃうのぉ? でもこれがその証拠、二つ星なのよん」
デネブ「そうなの?」
ヒヒイロ「そうなのよ。少しは見直したかね? あーはん?」
デネブ「………いやでも…」
ヒヒイロ「おーやだやだ、最近のお子様は疑り深くて仕方がないねえ」
シリウス「ヒヒイロ!」
ヒヒイロ「はいはいはい?」
シリウス「リリについて、教えてもらう約束をしていたはずだ。早くしてくれないか?」
ヒヒイロ「おうおう、最近の若者はせっかちだなあ。いいかい、こういうのは焦らしてなんぼよ、そうすると焦らされただけ、よく分からないなりに――」
シリウス「焦らされただけ、手が出そうだ」
ヒヒイロ「……あい」
デネブ「……やっぱ嘘っぽい…」
ヒヒイロ「リリちゃんのことね…」
シリウス「どうして、リリに関わらない方がいいと言った? 彼女は何なんだ? 知っているんだろう?」
ヒヒイロ「んー…そうね。お隣の国にね、【安価下2】ってのがあるでしょ?」
デネブ「よく知らないけど…」
シリウス「それがどうした?」
ヒヒイロ「きっと、リリちゃんはそこの作ったお人形さんなのよ」
【安価下2】
暗夜王国の隣国のお名前おなしゃす
○○王国でも、○○共和国でも、そんな感じにつけちゃっておなしゃす
ティナ
マルタ
バイス王国
王国、だの共和国、だのついてなかったんで…ズラして採用さしてもらいますね
―――――
シリウス「バイス王国の作った、人形…? 意味がさっぱり分からない」
ヒヒイロ「だろうね」
デネブ「リリは人間じゃん」
ヒヒイロ「そうよ? でもね、彼女は人の形をして、人間のように作られた、お人形さんなの。……多分ね」
シリウス「作られた、というのは?」
ヒヒイロ「自然に人間の営みの中で生まれてきたわけじゃない、っつーことね」
シリウス「…理由は?」
ヒヒイロ「さあて、それ以上はごめんよ。ま、でも? 今はリリちゃんのことについては教えてあげちゃおう」
ヒヒイロ「リリちゃんはね、天使様だ」
デネブ「は?」
シリウス「天使…?」
ヒヒイロ「そう、天使様。知ってた? いるんだよ、天使ってのは」
ヒヒイロ「まあ女神様だっておられるんだし、天使様もいるわな、普通に考えたら」
シリウス「待て」
ヒヒイロ「なになに、もう頭の中がいっぱいいっぱい?」
シリウス「違う…。いる…のか? 女神とか、天使とか…」
ヒヒイロ「いる、いる。魔物がいて、何で天使がいないの? 魔王がいて、女神がいないっておかしくない?」
シリウス「ああいや、うん…? 存在を目で見たことはないし、直接的な脅威にさらされたことも…魔物はあるが」
デネブ「いないだろ、見たことないもん」
シリウス「…まあ、そう思ってしまう存在だろう。なのに、どうしてリリの話で出てくる?」
ヒヒイロ「だから、リリちゃんはその天使様を人間の手で作っちゃおうって計画で作られちゃった人形さんってわけ」
シリウス「…リリが?」
ヒヒイロ「雪のように白く輝く翼を持ち、その身は何者にも穢されることはない」
ヒヒイロ「清らかにして絶対的な神秘によって、邪なる者を討ち滅ぼす者」
ヒヒイロ「それが天使様ってやつ。…でさ、そんな超すっごいのがいるんだったら、こう思わない?」
ヒヒイロ「天使様がいれば世の中は安泰だ! ってさ」
デネブ「……で…作ったの?」
ヒヒイロ「作れちゃったんだろうねえ…。バイス王国は」
シリウス「…信じられんな」
ヒヒイロ「思い当たることとかない?」
シリウス「…………………ある」
ヒヒイロ「そういうこと」
デネブ「…マジで…?」
ヒヒイロ「以上、リリちゃんについて俺様の知ってることでした~、終わりっ!」
シリウス「【安価下2】」
1 ああ…
2 いや待て
A それが何故関わらない方がいい、となる?
B その他、自由質問
2A
2A
シリウス「いや待て」
ヒヒイロ「おおう?」
シリウス「それが何故関わらない方がいい、となる?」
デネブ「あ、そうだよ!」
ヒヒイロ「いやいやいやいや…ちょっと考えれば分かるっしょ? 分かんないの?」
シリウス「いいから答えてくれ」
ヒヒイロ「リリちゃんって、すごくなかった?」
シリウス「…ああ」
ヒヒイロ「そんなすごいリリちゃんが、どうしてシリウスくんと一緒に旅なんかできちゃったんだろうね?」
デネブ「どういうこと…?」
シリウス「…はっきり言ってくれ」
ヒヒイロ「そうねえ…。バイス王国はリリちゃんっていう天使様を作った」
ヒヒイロ「だけど、そのリリちゃんを巡って、バイス王国は真っ二つに割れた」
ヒヒイロ「天使様の模造品を作るなんてあり得ない、と信仰心の厚い旧体制の現国王派閥」
ヒヒイロ「リリちゃんを増産しまくって戦争に利用すれば百戦錬磨間違いなしだぜ、と信仰心を捨てた王国軍派」
ヒヒイロ「それに心を痛めちゃった誰かさんが、リリちゃんを勝手に逃がしてしまいました…と」
ヒヒイロ「作るなんて簡単な言葉を使ったけど…人間にしか見えないものを作るのにどれだけ労力がかかるか分かる?」
ヒヒイロ「量産なんて夢のまた夢みたいなもんさ。だからさ、リリちゃんと同じのがどれだけいるかも分からないけど、貴重なのよ、リリちゃんは」
ヒヒイロ「暗夜王国にいればそうそうしでかすことはできないにしろ、リリちゃんはお隣の国ではとってもとっても大変な存在なわけ」
ヒヒイロ「何も知らずにリリちゃんと一緒にいたらさ、そういうのに巻き込まれちゃって危険でしょ? そう思わない?」
シリウス「…だから、騎士団が保護すると?」
ヒヒイロ「ま、上層部は折角転がり込んできた天使様だし? どうにか研究なりしたいんでしょうよ。あわよくば…ってね」
ヒヒイロ「おっと、俺様に文句は言わないでくれよ? 星をいくつ持ってようが、ただの名誉であって実権はないんだから」
デネブ「でも…それじゃ、リリを道具みたいな…」
ヒヒイロ「道具なんだよ。悲しいことにね」
シリウス「…そうか」
ヒヒイロ「そんなわけで、今度こそ終わりよ。さ、火山を目指して元気に行こーっ!」
【安価下2】
その日の夜…野宿
1 コミュ
※相手も併記
2 力不足痛感中につき、ちょっと訓練でも
A ひとりで
B ヒヒイロにつきあってくれるよう頼んでみる
C この際、デネブでもいっか
3 その他、自由行動
2B
2B
2B
シリウス「ヒヒイロ…」
ヒヒイロ「んぁ? 何、もう若くないから早く休まないと明日に響いちゃうんだけど」
ヒヒイロ「それとも俺様の足腰がダメになったらおんぶとかで運んでくれちゃうの? いやあ、心優しいねえ」
シリウス「少し、訓練につきあってくれないか?」
ヒヒイロ「えー?」
シリウス(少しは想像していたが、やはり渋るか…)
シリウス「この通りだ」
ヒヒイロ「いやいや、どの通りよ。何も変わってないけど?」
シリウス「頼む」
【直下 コンマ判定】
1~5 断られた
6~9 承諾してもらえた
たぁ
ヒヒイロ「やーだよ」
シリウス「…」
ヒヒイロ「俺様、悪いけど野郎のポイントを稼ぐつもりはないのよね」
ヒヒイロ「美人の女だったら手取り足取り、何でも教えてあげちゃうんだけども」
ヒヒイロ「そんなわけで、おやすみ~」ゴロン
シリウス「…ダメ騎士…」
ヒヒイロ「…聞こえてるんだけど」
シリウス「済まないな、ちゃんと聞こえるように言っておいただけだ。気にするな」
ヒヒイロ「けっ…」
シリウス(1人でやるか…)
【直下 コンマ判定】
1~3 不覚なことに翌日に引きずった
4~6 ま、一晩では変わりゃしないよね
7~9 うーん、うーん…
よっと
ブンッ
ブンッ
ズザァッ
ブゥゥンッ
シリウス「…」
シリウス「…1人だと、どうもはかどらないな…」
シリウス「それに…こんなことを今さらしたところで…」
シリウス「…」
シリウス「だが…何かせねば、気が休まらない…」
シリウス「……つくづく、俺というのは無力なものだ…」
【安価下2】
1 火山ついたで!
2 一方、リリは…?
※コンマで進行されます
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石(入手失敗)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 謎
パルミラ:謎の女 魔物使い
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
デネブ:漁師の少年
2
1
2
――暗夜王国・活火山麓――
デネブ「あぢい…」
ヒヒイロ「死ぬぅ…」
シリウス「…暑いな」
シリウス「火の宝玉を早速、探索しに行こう」
ヒヒイロ「ちょ…マジで? 脱水症状で死ぬよ、俺様」
デネブ「死ねよ、おっさん…。無駄口聞いてるとだるくなる…」
ヒヒイロ「最近のお子様はお口が悪いな…」
シリウス「へばっているなら置いていくぞ」スタスタ
デネブ「待って、シリウス…」スタスタ
ヒヒイロ「…こんなとこで1人にすんなって!」タタタッ
【直下 コンマ判定】
1~3 魔物、強い
4~6 魔物、うざい
7~9 魔物? 大したことないよ
ん
――暗夜王国・火山洞窟――
グツグツ…
魔物A「キィエエエエエエッ!!」
シリウス「はあああっ!」ズドォォッ
ドサッ
ムクッ…
デネブ「うわ、これ…ヤバいんじゃないの…?」
ヒヒイロ「あーあー…タフだねえ。ダテや粋狂でこんな環境にいませんってか?」
シリウス「…一匹ずつも強ければ、数もそれなりに多いか…」
ゾロゾロ…
魔物A「キェエエエッ!」
魔物B「ギギギ…」
魔物C「ウィィィィ…」
デネブ「鳥形、岩石型、岩石型…。俺、こういうの初めて見る…」
シリウス「洞窟なんかでは、ああいう岩石型は多いぞ」
ヒヒイロ「ヤツら、やたら形にバリエーションあるんだよな。石をくり抜いたのかよ、みたいなのとか、石ころ摘み上がってるだけじゃんとか」
ヒヒイロ「石ころにいたっちゃ、どこが本体なんだか…」
デネブ「…よ、よし、じゃあここは俺の水魔法で…」
シリウス「できるのか?」
ヒヒイロ「よーし、やったれ、少年!」
デネブ「小濁流魔法!」
ピュルルル…
ピシャッ
魔物B「ギギギ…?」
シリウス「デネブ、下がっていろ…」
ヒヒイロ「まあ、そうなるわな」
デネブ「…」
【直下 コンマ判定】(過酷な環境-1)
1~3 疲弊しながら先へ進んでいく…
4~6 どうにかやり過ごしつつ先へ…
7~9 ちょっと厳しいながらも進む…
ksk
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 デネブ「ヤバいヤバいヤバいって…! 数が全然減らないし、むしろ増えてる!」???「お前達、こっちだ! 走れ!」
奇数 デネブ「ヤバいって…これ…死ねる…」シリウス「先へ進むどころではないな…」ヒヒイロ「俺様、つらたん…」
※0は偶数扱いなんやで
ほ
デネブ「ヤバいって…これ…死ねる…」
シリウス「先へ進むどころではないな…」
ヒヒイロ「俺様、つらたん…」
シリウス(魔物が多いし強い…。探索どころではないな…)
シリウス(今は魔物の目から逃れて休憩できているが…このまま進むのも…)
デネブ「小濁流魔法」
ピュルルル…
デネブ「はぁぁ…ぬるいけど、生き返る…」
ヒヒイロ「ズルいぞ、少年。俺様にも」グイグイ
デネブ「近づくなって、もう、こら、俺の貴重な魔力で…」
ヒヒイロ「いーいーじゃーん!」
デネブ「子どもかよ、いい大人のくせに!」
ヒヒイロ「そう邪見にせず、ほれほれ、この枯れたおっさんにもお水を」
シリウス(だが…進むしかないな…)
シリウス(倒せないというわけでもないし、3人もいるんだから――)
ヒヒイロ「うっひょう、水水~…………って、あら? ちょっと、止めないでよ?」
デネブ「……魔力、切れた…」
ヒヒイロ「ええー?」
シリウス(……………やっぱりムリかも知れない…)
【安価下2】
1 ちょっとヤケになりながら進む
2 おっさんを先頭にして戦わせることで体力をセーブしつつ進んでみる
3 魔物が強いなら逃げつつ進めばいいんだよ!
4 その他、どーする?
1
2
魔物D「グルルルル…!」
ヒヒイロ「しっしっ!」
魔物E「ウィィィィィッ!」
ヒヒイロ「うおっとぉ!?」バッ
ヒヒイロ「――って、何で俺様だけ戦ってんの!?」
デネブ「おっさん騎士だろ、がんばれよ」
シリウス「デネブ、こっちだ! ヒヒイロ、遅れるなよ」タタタッ
ヒヒイロ「ちょっとちょっとぉ!?」
魔物D「バアウッ!」バッ
ヒヒイロ「だぁああああああっ! ――極大・火球魔法ォォォッ!!」
シュボォォォォォッ
ドッゴォォォォォォォォンッ
デネブ「おっさん、つえー…」
シリウス「さすがは二つ星だな」
<待てぇええええ――――――――――いっ!
シリウス「なかなか、いい方法かも知れん」
デネブ「だな」
【直下 コンマ判定】(二つ星騎士:+1)
1~3 おっさんが燃え尽きた…
4~6 おっさん、疲れ気味
7~9 おっさん、元気
とうっ
なんだかんだで強いおっさん
ヒヒイロ「はぁー…はぁー…」
シリウス「なるほど…このパネルを、こうして…」
デネブ「おっさん、まだ平気?」
ヒヒイロ「俺様をこき使うとは…罰が当たっても知らんぞ…」
デネブ「どんな罰だよ」
ヒヒイロ「年寄りになった時に今度はお前らがこうして若者に虐められるんだ。因果応報だ、因果応報」
デネブ「…あっそ」
ヒヒイロ「労ってよぅ…」
シリウス「よし、扉が開いた。ヒヒイロ、また頼むぞ」
ヒヒイロ「お前は悪魔かっ!?」
シリウス「…半分くらいはな」
デネブ「えっ」
ヒヒイロ「ああ、呪い…」
シリウス「さ、行こう」
デネブ「え、えっ…?」
ヒヒイロ「――って、そうじゃないでしょうが! 人間としのお心があるなら、年寄りは労るもんでしょうが!」
シリウス「労ってるじゃないか。休憩なしでもいいんだぞ?」
ヒヒイロ「やだ、悪魔」
シリウス「HAHAHA」
デネブ「え?」
【安価下2】
1 デネブ「……呪いって、何?」
2 シリウス「ここが最奥部…か?」
3 ????「あのバカ犬がいればもうちょっと楽だったのに…」
1
2
シリウス「ここが最奥部…か?」
ヒヒイロ「ぜぇ…はぁ…」グッタリ
デネブ(あ、おっさんが死にそう…)
シリウス「ここに火の宝玉が…」
ヒヒイロ「さっさと回収しちゃって…」
デネブ「だけど、あいつら出て来なかったな…」
シリウス「そうだな。別の方へ行っていたのかも知れん…」
ヒヒイロ「ま、何にせよ…それ持ってれば向こうから来るでしょ…」
シリウス「…そう言えば、どうしてこんなものを集めているんだ?」
ヒヒイロ「そりゃさ、まあ…あれよ」
デネブ「何?」
シリウス「何だ?」
ヒヒイロ「…………やっぱ内緒」
シリウス「ヒヒイロ、そうやってやたらと――」
ドスンッ
シリウス「…ん?」
デネブ「…え?」
ヒヒイロ「あ、俺様もう、体力限界だからがんばって~」
【直下 コンマ判定】
1~3 立派な天然ものの火属性ゴーレムでござんす
4~6 炎をまとった巨大なトリでやんす
7~9 見た目イメージはゴローニャ的な岩石+獣(7:3の割合)っぽいボスっす
ほい
ぉ
魔物「コケェエエエエッ!!」
ヒヒイロ「おっ、焼いたらうまそうだな」
デネブ「っつーか、あれ、燃えてるし!!」
シリウス「しかし、デカいな…」
ヒヒイロ「触ったら熱いよ、きっと。がんば~」
魔物「コケェエエエ!!」ズドドドッ
デネブ「って、飛ばないで走るのかよ! 鶏みてえ!」
シリウス「強いのだろうな…嫌になる…」
【安価下2】
1 多少の熱さは我慢して近接攻撃しかけてく
2 距離を保って魔法主体で攻撃してく
3 その他、どーする?
A デネブ、アシスト頼むよ?
B デネブは…戦力になりそうにないから下がってていいや
1A
1A
シリウス「デネブ、アシストは頼むぞ!」ダッ
デネブ「えっ? あっ――」
シリウス「はああああああああっ!」ズンッ
魔物「コケェエエエエエッ!」ドンッ
ヒヒイロ「わーお、いきなり正面衝突…」
シリウス「…」ズブッ
魔物「コケッ?」
シリウス「…あっついぞ!」バッ
ドタバタ
ヒヒイロ「言わんこっちゃない…あんな密着してよく無事ね…」
魔物「………コケコーッ!?」バタバタ
デネブ「つか、あの魔物…刺されといて反応遅っ!」
ヒヒイロ「鶏は三歩で忘れるっていうけど、あれはなかなかオツム足りてなさそうねえ」
シリウス「くっ…何て手強いっ!」
魔物「コケーッ…コッコココッ…!」
デネブ「…何このバカっぽい戦い…」
シリウス「チィッ、厄介だな」
魔物「コケェッ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 割とヤバい
4~6 デネブ、どうアシストすればいいか悩む
7~9 デネブナイス
m、mm
シリウス「だったら、こうだ…!」
シュバッ
魔物「コケッ!?」
シュババババッ
ヒヒイロ「ははーん…とりあえず走り回って翻弄?」
デネブ「アシスト…アシスト…? アシストって、何? 何をどうすりゃいいの…?」ブツブツ
魔物「コッケェェエエエエ! コッ!」
シリウス「とうっ!」シュバッ
ヒヒイロ「おお、鮮やか」
シリウス「ここだ!」ズドォォッ
魔物「コケッコォォォオオオオオオ―――――――――――――――ッ!」
シリウス「何っ!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 オーマイガッ
4~6 間一髪
7~9 おや?
マイガッ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ヒヒイロ「少年、少年。お腰の剣は飾りじゃないのよ?」デネブ「だからって…!」ヒヒイロ「まあまあ、騙されたと思って…」ニヤリ
奇数 ヒヒイロ「あっ…今の、ヤバいかも…」シリウス「っく…ぅ…」
※0は偶数扱い
それ
kkkkkk
しかしことごとくサリーらしきチャンスを逃してゆく
ヒヒイロ「少年、少年。お腰の剣は飾りじゃないのよ?」
デネブ「だからって…!」
ヒヒイロ「まあまあ、騙されたと思って…」ニヤリ
バシィィンッ
シリウス「クソ、こいつ…意外と抜け目ない…!」
魔物「コケェーッ!」
デネブ「な、何をどうすりゃいいんだよ?」
ヒヒイロ「騎士に支給されてる剣には、ちょいと秘密があってね。剣に魔力を介して魔法を放ってみな」
デネブ「でも俺、もう魔力…」
ヒヒイロ「まーまーまー、いいから。早くしないと、シリウスくんが死んじゃうよ?」
シリウス「もう一度…!」ダンッ
魔物「コケッコォオオオオオオ――――――――――――ッ!」ズドドドッ
デネブ「あーもう、失敗したらおっさんが責任取れよな!」
【直下 コンマ判定】
1~3 デネブ「小・濁流魔法!」
4~6 デネブ「中・水球魔法!」
7~9 デネブ「中・凍結魔法!」
0 デネブ「大・凍結魔法!」
00
デネブ「小・濁流魔法!」
ズバァァァッ
魔物「コケェッ!?」
デネブ「え、えっ!? 何、今の威力…!?」
シリウス「ナイスだ、デネブ…! あいつの炎が水でかき消された…!」ダンッ
ヒヒイロ「ふっふふーん、騎士様の施し、もらっといて良かったっしょ?」
シリウス「そこだぁああああっ!」
ズドォォォォッ
シリウス「まだまだ!」
ザシュゥッ
ズゥゥゥンッ
魔物「コケコォッ…!?」ヨロッ
デネブ「やった、俺つえー! 小・濁流魔法! 小・濁流魔法! 小・濁流魔法!」
ズドォォォッ
ズバァァァッ
ズバァァァッ
シリウス「このまま、押し切る…! 合わせろ、デネブ!」
デネブ「分かった!」
ヒヒイロ「あ、でも調子に乗るとねえ――」
シリウス「行くぞぉおおおおおお―――――――――――っ!」
デネブ「これならできるかも…! 中・濁流魔法ッ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「暴発もしちゃうかも知れないから――」デネブ「えっ?」ボムッ
4~6 ヒヒイロ「暴発もしちゃうかも知れないから――」デネブ「えっ?」シリウス「デネブ、タイミングが――ぐはっ!」
7~9 ヒヒイロ「暴発も…杞憂だったみたいね、良かった良かった」魔物「コケェ…」ドサッ
ボン
コンマが…
ヒヒイロ「暴発もしちゃうかも知れないから――」
デネブ「えっ?」ボムッ
魔物「コケェエエエエエエエ――――――――――――ッ!」ブンッ
シリウス「デネブ!?」
ドゴォォォォッ
シリウス「ぐふっ…!」ドサァッ
ヒヒイロ「あーらら…言わんこっちゃない…」
デネブ「っ…うぅ…何この、感じ…? 気持ち悪ぃ…」
ヒヒイロ「調子乗って、魔力少ないのに使えるからって連発しまくったリバウンド。しばらく休めば治るけども…」
シリウス「ふぅっ…はぁっ…」
魔物「コケェッ! コッコッコッコッ…」
ヒヒイロ「…こりゃ、良くない状況みたいねえ…」
シリウス(デネブはもうダメか…)
【安価下2】
1 でも畳み掛けはしたし、もうちょい頑張ればきっと!
2 つかおっさん、そろそろ体力戻したろ、手伝えや!
3 長引かせるとヤバそうだし、大技で仕留めたろ!
4 その他、どーする?
3
2
デネブ「うぇぇ…吐きそう…」
ヒヒイロ「吐かない、吐かない。へーき、へーき」サスサス
シリウス「ヒヒイロ!」
ヒヒイロ「んんー?」
シリウス「いつまで休んでるつもりだ? もう平気だろう?」
魔物「コケェーッ!」ズドドドッ
シリウス「くっ…!」バッ
シリウス「手伝ってくれ、早く!」
ヒヒイロ「騎士使いの荒い若者だねえ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 ヒヒイロ「でも、ほんと、消耗酷くて、マジでムリなのよね…」
4~6 ヒヒイロ「じゃ、前頼むわ。魔法でサポートくらいしたげるから」
7~9 ヒヒイロ「しゃあないなあ、早めにケリつけるってことでオーケー?」シリウス「ああ、それがいい!」
復活
a
ヒヒイロ「じゃ、前頼むわ。魔法でサポートくらいしたげるから」
シリウス「それでいい、頼――」
魔物「コケェエエエエエエッ!」バサアッ
シュババババッ
シリウス「何だ、あの攻撃…! 魔物のくせに!」
ヒヒイロ「ははーん、魔物様も魔法がお上手だねえ。けーども、余裕のよっちゃんイカよ。――中・火球魔法!」
シュバババッ
デネブ(すげ…魔法でやり返して、ぶつけて相殺した…)
ヒヒイロ「あ、一個足りんかった、メンゴ☆」
シリウス「それくらい…!」ザシュゥッ
魔物「コケッ!?」
シリウス「隙が随分とデカいぞ、トリ野郎…!」
ヒヒイロ「悪口にもなってないな」
デネブ「鶏なのは明らかだし…」
シリウス「はぁあああああああ――――――――――――っ!」
ズドォォォォッ
魔物「コッケェエエエエエエエ――――――――――――ッ!」
ヒヒイロ「ほいほい、目くらまししとくからお好きにどうぞ。灼幕!」
シュボォォォォォォッ
魔物「コケッ!?」
シリウス(よし、あいつの視界から炎の壁――いや、幕か? いやいや、今はどうでもいい、逃れられたのは確か!)
【安価下2】
1 ハツ(心臓)をもらった!
2 頭を貫ぅーく!
3 首を飛ばして血抜きじゃああああっ!
4 その他、どーする?
2
1
シリウス「その心臓、貰い受ける――!」
ヒヒイロ「ハツか、いいよねえ、あれ…」
デネブ「ツナの心臓、食ったことある?」
ヒヒイロ「え、食えるの?」
デネブ「あれもうまいよ。トマトソースで食うのが俺は好き」
ヒヒイロ「ほほう、さすが漁師」
シリウス(あいつら、本当は元気なんじゃないか?)
魔物「コケェエエエエエッ!」ブンッ
バサァッ
シリウス「また羽根を広げたな――!」ダンッ
魔物「コケッ!?」
シリウス「食らえぇええええええええええ――――――――――――――――――っ!」
ズドォォォォッ
ヒヒイロ「焼いて食うぞー!」
デネブ「鶏肉はあんまなあ…」
魔物「コ…コケッコ…ココココ…」ヨロッ
魔物「コケ…コ…」ドサァッ
シリウス「ふぅ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 魔物「コケェエエエエエ――――――――ッ!」シリウス「!?」
4~9 ヒヒイロ「あれ、ハツは?」シリウス「貫いたんだから食えるはずないだろう」
0 ????「はい、お疲れ様、じゃあこれもらってくから」
ん
ヒヒイロ「あれ、ハツは?」
シリウス「貫いたんだから食えるはずがないだろう」
ヒヒイロ「えー、マジでかあ…。じゃあ、砂肝でもいいや…あれもうまいのよねえ」
デネブ「…何ですぐ食おうとすんだよ、魔物だぞ…?」
ヒヒイロ「知らないの? 魔物って食えるのよ?」
デネブ「マジで!?」
ヒヒイロ「マジマジ」
シリウス「はあ…」
シリウス(とにかく、火の宝玉だな…)スタスタ
<元々、魔物ってのは魔力の影響を受けて変異しちゃったものだから、動物と変わらんのよ
<へえー
<中には、ふつーの動物よりうまいのだっているし
<でもキモいの多いじゃん
<海の中にいるのだってキモいの多いじゃないの、少年
<そう? カッコいいじゃん、エビとかカニとか
<いやいや、キモい代表格っしょ…
シリウス「よし…火の宝玉、ゲット」
【安価下2】
1 ここでちょっと休憩してから、出ますか
2 さっさとこんなとこ脱出するに限るぜ
3 さて、帰り道でしっかりアイテムの探索ができるね
1
3
シリウス「さて、2人とも――」クルッ
デネブ「つか、この剣…海底遺跡で、お宝と一緒に見つけたとか言ってなかった?」
ヒヒイロ「何言っちゃってるの、そういうさり気ない嘘でプライドばっか高い今時の少年に貸しって思わせないようにしたまでっしょ?」
ヒヒイロ「大人の気遣いはバレちゃいけないの。お分かり?」
デネブ「バラしてる時点で何も言えないし…」
ヒヒイロ「さて、んじゃあ、俺様に水をちょろろっと。冷ためで頼むよ?」
デネブ「やだ。また反動で気持ち悪くなる」
ヒヒイロ「ケチ」
デネブ「ケチとかじゃないだろ」
シリウス「……2人とも、仲がいいな」
デネブ「別に良くないっしょ?」
ヒヒイロ「おやおや? 大人の友達が多いと、人生豊かになるよ? 仲良くしてよぅ、少年~」
デネブ「くっつくなよ、熱いな!」
シリウス「まだ元気そうだな。取り残したアイテムがないか、きちんと探索しながら出るとしよう。さあ、出発だ」
ヒヒイロ「はい?」
デネブ「え…何で? さっさと出ればいいじゃん…」
シリウス「俺はトレジャーハンターだぞ? 入ったダンジョンは徹底的に調べないと気が済まない」
ヒヒイロ・デネブ「「」」
【直下 コンマ判定】(疲弊:-1)(暑い!:-1)(魔物強い:-1)
1~3 空振り…何も見つからんかった
4~6 よく分からない仮面:売却額3000G ゲット
7~9 錆び果てた冠:売却額8000G ゲット
ていっ
――暗夜王国・火山最寄りの村・宿――
シリウス「…」グッタリ
デネブ「…」ゲッソリ
ヒヒイロ「酒がうまい! わっはっはっ!」グビグビ
シリウス「…あれだけ苦労して、何も見つからなかったとは…」
デネブ「だからヤだったんだよ…」
ヒヒイロ「んん? どうした? 飲まないの、シリウスくぅーん?」
シリウス「疲れているんだ…」
ヒヒイロ「少年、騎士として許す! ともに杯を酌み交わそうではないか!」
デネブ「飲まないし…苦いし…」
ヒヒイロ「のーもーうーよー? じゃなきゃ、ここにコンパニオン呼ぶのもいいかも…?」
シリウス「出てけ」ゲシッ
デネブ「うるさい」ゲシッ
ヒヒイロ「やだ、中年虐待…」
【安価下2】
1 冗談はさておき、これからどうしたものか…
2 仕方ない、疲れたし酒につきあってやるか
3 コミュる?
※相手も併記やで
4 その他、自由行動
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石(入手失敗)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴 火の宝玉
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 天使の贋作
パルミラ:謎の女 魔物使い
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
デネブ:漁師の少年
1
2
ヒヒイロ「虐めないで仲良く飲みましょうや。なっ?」
デネブ「だから、しつこいって――」
シリウス「たまにはいいか…」ハァ
デネブ「え」
ヒヒイロ「おっ、そうこなくっちゃ! 少年は? 飲む? 飲んじゃう?」
デネブ「いや、でも酒なんか…」
ヒヒイロ「いよーし、じゃあ大人になろう、少年よ! 手っ取り早く大人になるには、酸いと辛いを知ることだ!」
ヒヒイロ「酒なら両方分かるから、この俺様に任せなさぁい!」
デネブ「酸いと甘いじゃないの…?」
シリウス「ヒヒイロ、そのボトル、もう半分もないぞ?」
ヒヒイロ「おっとと? 俺としたことが…よーし、じゃあ酒場へ繰り出そうじゃないか! れっつらごー!」
デネブ「…レッツ…ら?」
シリウス「…つっこまないでやれ」
【直下 コンマ判定】(酒を飲むと飲まれちゃうダメな大人:-2)
1~3 酔いどれ3人組の出来上がり
4~6 楽しく酔って騒ぎました
7~9 ヒヒイロが酔い潰れた
ぬ
また、ムダなところで0を…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 巨乳ばっかりの美女3人を連れた男と一緒に飲むことになって、楽しく夜を過ごすことに
奇数 火の宝玉を奪いにやってきた、危ないヤツら…
※0は偶数扱いなの
ん
ヒヒイロ「そこで俺はばったばったと魔物を切り倒し!」ガンッ
デネブ「それもう何度目だよ、聞いたって!」
シリウス「あの頃のアリアはな、俺の後ろをちょこまかちょこまかと…」
デネブ「シリウスはシリウスで、どんだけ妹の話してれば気が済むんだよ!?」
ヒヒイロ「そして! 俺の前に現れた竜! 竜との死闘に挑む俺、帰りを待つ恋人!」
デネブ「さりげなく嘘混ぜてんなよ! お前にそんなロマンチックな展開あるわけないだろ!」
シリウス「だと言うのに、いつの頃からかアリアは…アリアはっ…グスッ…ヒック…」
デネブ「泣くなよ、いい大人なのに!」
ヒヒイロ「おい少年、俺にだって若い時はあって、そりゃもう様々な恋愛をだな!」
デネブ「だから、おっさんにはあり得ないっつーの!」
シリウス「そもそも、どうしてこんなにも世の中は争いばかりがある! 無益だ、無益すぎる!」
デネブ「今度は何なんだよ、もう…」
【直下 コンマ判定】
火の宝玉を狙ってきたのは…
1~3 名のある賞金首の強盗剣士
4~6 評判最悪の傭兵崩れどもでした
7~9 町のごろつきでした
0 パルミラさん(白目
それっ
バァンッ…
デネブ「?」クルッ
ツカツカ…
強盗剣士「お前らか? 火山洞窟に入ったのは」チャキッ
ヒヒイロ「んん~? なになに、俺様を讃えにきたの? でもざーんねん、女の子連れてきてくれないと」
シリウス「だったら何だ…まさか、宝を寄越せとか言うんじゃあるまい? 弱そうな顔をして…ふふふっ…ははははっ!」
デネブ(あ、シリウスって酔うとクソ面倒臭い…)
強盗剣士「…」ピキッ
強盗剣士「ふっ…お前らを殺して、お宝を奪わせてもらう!」スラァンッ
デネブ「ファッ!?」
ヒヒイロ「ええ~? かーげきー。ひゅーひゅー」
シリウス「ひゅーひゅー」
デネブ「――って、何なんだよ、何なんだよ、お前らっ!?」
強盗剣士「そうか…なら、死ねぇ!」
【直下 コンマ判定】(酔ってる:-2)
1~3 やられた(驚愕
4~6 酔ったシリウスとヒヒイロは意地悪だった
7~9 酔っててもよゆーで撃退しちゃった
ぬ
また0か(白目
ほんとにもー…いらんところで…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ???「聞き捨てならないな。平和に市民が集って楽しむ場を壊すなど、言語道断! その喧嘩、わたしが買ってやる。表へ出ろ!」
奇数 シリウス「まあ待て…ヒック…俺はそういうのは、大嫌いだ…。欲しければくれてや…ヒック…る…」デネブ「はあ!?」
※0は偶数扱い
そい
ぬ
a
コンマがうまくいかない。
ここまで全奇数
シリウス「まあ待て…ヒック…俺はそういうのは、大嫌いだ…。欲しければくれてや…ヒック…る…」
デネブ「はあ!?」
強盗剣士「何…?」
シリウス「んーと…」ゴソゴソ
シリウス「ほらっ」ポイッ
強盗剣士「っ…! こ、これは…本物…?」
デネブ「おいシリウス、何考えてんだよ!? あれ、あれないとダメなヤツじゃん!」
シリウス「だから何だ…いいか、デネブ! 争いなんてなくなればいいんだ! 争いは何かを巡って起きるんだ!」
シリウス「だったらその巡ってるものをくれてやればいい。どうせ、命に関わるものでもない、何が悪い!?」
デネブ「えっ? いや、でも…」
強盗剣士「…あ、後で返せと言っても返さんぞ!」スッ
ドタドタ
ヒヒイロ「んぁー…? 酒のおかわり、まだぁー…?」
デネブ「おい、おい、シリウス! あいつ、ほんとに行っちゃう…おいってば!」
シリウス「だぁからぁ…くれてやればいいだろうが…」ウトウト
デネブ「おい!? 寝るなよ、このタイミングで!」
ヒヒイロ「あ、おねーちゃん、いいお尻してるねえ…でへへへ…」
デネブ「そっちもセクハラしてんなよ!」
デネブ「だぁーっ! もう、もう、もうっ! 何なんだよ、お前らもう、二度と酒飲むなー!」
ダダダッ
バンッ…
シリウス「Zzz…」
ヒヒイロ「えー? スリーサイズ盛ってない? 少年もそう思わな…あれぇ? しょうねーん?」キョロキョロ
【直下 コンマ判定】(酔ったら記憶のなくなるタイプ:-3)
翌朝…
1~4 シリウス「ないっ…! ないぞ、あれだけ苦労して手に入れた火の宝玉がないっ!」バタバタ
5~9 シリウス「んぅーっ…いい朝だ…。…………ん? デネブ…?」キョロキョロ
――個人情報――
名前:シリウス 武器:槍全般 職業:トレジャーハンター 属性:雷
所持金:1万4300G 目標物:水の聖石(入手失敗)
所持品:無銘の槍 立入許可証 カジノのメダル(10枚) 鋼の大槍 頑丈な鉄長靴
――知人――
アリア:妹
マルティナ:鉱山の町領主
トルナコ:王国役人
リリ:無口少女 天使の贋作
パルミラ:謎の女 魔物使い
マリリー:聖職者 爆乳
ベテルギウス:謎の少年 不夜の町を壊滅させた? 血錆のマスケット銃を強奪
ヒヒイロ:二つ星騎士
ベス:パルミラの仲間 魔法使い
デネブ:漁師の少年
ぬ
シリウス「ないっ…! ないぞ、あれだけ苦労して手に入れた火の宝玉がないっ!」バタバタ
ヒヒイロ「んー…朝っぱらから、どったの…?」モゾモゾ
シリウス「火の宝玉がない、ヒヒイロ、知っているか?」
ヒヒイロ「知らないって…俺様、低血圧だからもちっと寝かせて…」
シリウス「…一体、何で…?」
シリウス「………そういえば、デネブもいない…?」
【安価下2】
1 酒場で何かあったか聞いてみよう
2 デネブはどこだ。村の中を探してみよう
3 その他、どーする?
2
2
1
1
シリウス「デネブ、デネブ! どこへ行った!?」
シリウス「…まったく…」
*「どうかしたのかい、旅の人」
シリウス「ああ、連れの少年が朝から見なくてな…。知らないか?」
シリウス「背はこれくらいで、肌がよく日に焼けてて…腰に短剣を下げてる」
*「ああ…そう言えば、そんな感じのコが昨日の夜遅くに、何か叫びながら走ってったの見たなあ」
シリウス「昨日の、夜…?」
シリウス(まさか、非行!?)
シリウス「どっちの方へ?」
*「あっちだよ」
シリウス「ありがとう」タタタッ
【直下 コンマ判定】(賞金首:-2)
1~3 傷ついて倒れてたデネブ発見
4~6 ボロボロのデネブ発見
7~9 ボロボロだけど満足そうな顔のデネブ発見
ぬ
な
タタタッ…
シリウス「デネブ、デネブ!」
シリウス「どこまで行ったんだ…?」
ガサガサッ
シリウス「ん?」クルッ
デネブ「…………シリウ、ス…」ボロッ
シリウス「デネブ? どうした、一体…その傷は?」
デネブ「お前が、あのお宝をあっさり渡しちゃったから…追いかけて、返せって言いに行ったんだよ…」
シリウス「俺が、渡した…? 何を?」
デネブ「火山で取ってきたやつ」
シリウス「…どこで? いつ?」
デネブ「うわ、ムカつく…昨日、シリウスが酔った時にだよ!」
シリウス「何…だと…?」
デネブ「だけど…返り討ちに…」
シリウス「…そうか…」
シリウス「場所は分かるのか?」
デネブ「うん…」
【安価下2】
1 よし、じゃあ今度はシリウスが行って報ふk…じゃなくて、返してもらえるよう交渉してみよう
2 とりあえずデネブを宿屋まで運んでから、強盗剣士に会いに行こう
3 その他、どーする?
1
1
安価把握です
おねむなので、本日はこの辺で終わりです
どうもありがとうございました
コンマが奮わない日だったね
乙
おつ
おつ
ぼちぼち、もうしばらくしたら再開でやんす
少々お待ちくださってほしいでやんす
シリウスって日によってコンマ極端なんだよなぁ…
――暗夜王国・火山最寄りの村付近の森――
強盗剣士「こりゃ、本物か…?」ジロジロ
強盗剣士「…いや、これが本物でなきゃ、あのガキも必死にならなかったはずだよな…」
強盗剣士「だが、どうしてあっさりと…」
ガサガサ
強盗剣士「…どこのどいつだ?」チャキッ
ガサガサ
シリウス「こいつか、デネブ」
デネブ「…そう」ボロッ
強盗剣士(あのガキ…)
強盗剣士「おいおい、今さら返せってか? そう簡単に俺は人にものをくれてやる性分じゃねえんでな」
強盗剣士「欲しけりゃ力ずくで持ってけってんだ、この野郎が」
シリウス「そうか…」
シリウス「【安価下2】」
1 どれくらい痛くして欲しい? 激痛、堪え難い激痛、死んだ方がマシな激痛…この中から特別に選ばせてやるぞ
2 最初からそのつもりだ。よくも、連れをこんなに傷つけてくれたな
3 だが、最後のチャンスだ。それを快く渡すなら痛くしないでやるぞ?
4 その他、自由台詞
3
2
シリウス「最初からそのつもりだ。よくも、連れをこんなに傷つけてくれたな」
強盗剣士「挑まれりゃ相手すんのが礼儀だろうが」
シリウス「相手をするなら手加減をしろ」
強盗剣士「殺してねえだろ?」
シリウス「死ななければいいのなら、そうしてやるぞ」
強盗剣士「上等」
デネブ(……何かいたたまれない…)
強盗剣士「とりあえず、てめえは死んでもいいよなあ!」ダッ
シリウス「そうか、お前は自分が死んでもいいんだな!」ダッ
ギィィィンッ
シリウス「雷鐘!」
ピシャアアッ
ドッゴォォォォォォォッ
強盗剣士「目くらまし――!?」
シリウス「そこだ!」
強盗剣士「だけど、そんなん馴れてんだよォ! 風縛!」
ビュォォォォォォッ
シリウス(風で身動きを…!)
【直下 コンマ判定】
1~3 意外とやりおる
4~6 互角?
7~9 いや、いける
a
ほう
強盗剣士「オラァ!」ブゥンッ
シリウス「食らうか…!」ブンッ
ギィィィンッ
強盗剣士(こいつ――!)
シリウス(意外とやる――!?)
バッ
シリウス「…」クルクルクル
強盗剣士「…」ジリ
デネブ(何かこう…達人っぽい雰囲気がそこはかとなく…)
デネブ(先に動いた方が負けってやつ…?)
【安価下2】
1 先に動く
2 後手で刺す
3 雷槍魔法でリーチ&威力アップから派手にいくぜぃ!
2
1
今日もコンマキツいかねぇ
安価なら下
シリウス「…」パシッ
強盗剣士「…」ギュッ
デネブ(…どっちが勝つの、これ…?)
シリウス「…ハァッ!」バッ
デネブ(え、先に動くの!?)
強盗剣士「…でいやっ!」ギィンッ
シリウス「捉えた!」ヒュオンッ
デネブ(払わせて、くるって回して詰め寄って――)
強盗剣士「くっ…!」
【直下 コンマ判定】(リーチの差:+1)
1~4 肉を斬って、骨を断たれた(白目
5~9 やったった
やったれ
ズドォォォッ
強盗剣士「げふっ――」
ドサァッ…
デネブ「おおー…」パチパチ
シリウス「…ふんっ」
デネブ「……………死んだ…?」
シリウス「いや、柄尻でしこたま鳩尾を打ちつけてやっただけだ」
シリウス「苦しむ程度で済む」
デネブ(苦しいヤツだ…)
シリウス「さて、火の宝玉は…出しっぱなしとは…何て不用心な」
デネブ「酒に酔ってあっさり人にやっちゃう方がおかしいだろ…」
シリウス「…」
デネブ「…」
シリウス「それはそれだ。さあ、行こう」
デネブ「うん。……ねえ、シリウスってさあ」
シリウス「何だ?」
デネブ「…どうやって、そんな強くなったの?」
シリウス「…経験だ。死にはしなかっただけで、何度も負けたし、危険な目に遭いながら経験を積み重ねた」
シリウス「デネブは何歳だ?」
デネブ「12」
シリウス「…なら一緒だ。俺もそれくらいのころに槍を手にして、ダンジョンに潜り始めた」
シリウス「もっとも…俺は傭兵なんかとは違って、探索がメインだから戦いなんて二の次だったんだがな」
デネブ「……へえ…」
シリウス「だから、本当に強いヤツには勝てないさ」
デネブ「…でも、めきめきって背中から翼とか生やしたりしたじゃん。あれなら、最強じゃないの?」
シリウス「【安価下2】」
1 …最強なもんか。あと、言っとくがその話はしないぞ?
2 あれは呪いだ。使えば使うだけ…まあ、寿命くらいは削れていそうだがな
寿命は嫌だな
1
1
シリウス「…最強なもんか。あと、言っとくがその話はしないぞ?」
デネブ「何で?」
シリウス「…人に聞かせる話じゃない」
デネブ「…ふうん…」
シリウス「…さ、帰って手当てだ。ツバはつけたか?」
デネブ「ハ?」
シリウス「ケガをしたらツバをつけるのが鉄則だぞ」
デネブ「………いやいやいや」
シリウス「つけておけ」
デネブ「…つけない」
シリウス「何でだ?」
デネブ「ばっちいじゃん」
シリウス「…これがジェネレーションギャップか」
デネブ「違うと思う…」
【直下 コンマ判定】
1~3 半日ほど休んでから出発することに
4~6 宿で軽く手当てしてから出発やで!
7~9 デネブが何か言いたげにこちらを見ている!
―――――
判定後、次スレいきましょうか
【安価・コンマ】ファンタジー世界であれこれ【バトル?育成?3スレ目?】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433240160/)
このスレの残りは、またどこかの王子くんが質問に答えてくれますよ
だから、質問あれば投げ込んでみてね。雑談でもいいんだよ
アシスタントは…誰がええ? コンマの判定と一緒に下記選択肢から選んでね。指定なきゃ、王子くんひとり?
モニカ or サリー or マリリー or リリ← or ヒヒイロ
この5人の中からってことで。あと、パラレル空間だからやり取りは本編に一切関係ないからね
モニカ
マリリー
アリアも半人半魔なのかな
それとも片親違ったりして真人間なんだろうか
パルミラとベスの見た目でも聞いとくか
ヒヒイロは30代?40代?
王子「皆さん、お久しぶりです。皆の王子です! アシスタントは、困ったちゃんの…このコ!」
モニカ「誰が困ったさんなの? ねえ、誰が? ねえ」
王子「モニカちゃんでーす! かわいいよ、かわいいよ、すぐムキになったり、時折、すっげえ怖いとこがグーですよ、グー!」
モニカ「やだ、変態…」
王子「変態じゃありません、王子です」キリッ
>>966
王子「はい、初めの質問でーす! 読み上げちゃって、モニカちゃん!」
モニカ「…アリアも半人半魔なの? それとも、片親違いだったりで、真人間なの? って」
王子「はいはいはい…。まあ、説明不足と言うか、説明されてないから誤解や勘違いが生じても仕方がないね」
モニカ「真人間って、どうなの? まっとうな人間って感じの言葉…」
王子「細かいところはいいの! 正真正銘の人間なんですか、って分かればいいんだから!」
モニカ「細かくないじゃない」
王子「細かいよ、ニュアンスでいいんだよ、ニュアンスで!」
モニカ「ニュアンスとか言ってごまかしてるだけじゃないの? 自分にそうとこ備わってないから」
王子「ぐふっ…このコ…容赦ない…」
モニカ「で、どうなの?」
王子「えっとねー、呪いって言ってたじゃない? ちらほら」
モニカ「言ってた…かも?」
王子「呪いなんです。まあ、呪いって言っても色々あるんだけど、シリウスの呪いは後からかかっちゃったものです」
王子「だから、一代限りのものであって親がどうこうじゃなくてね、人間だったのを悪魔的に半分くらい変じちゃった感じ」
モニカ「そんなのあるの?」
王子「あるんです。でも、まあ、レアケースだよね。デメリットも多々あるし…呪いなんて、受けたら最後死ぬまでつきまとうし」
モニカ「で、どうやったら呪いって使えるの? ちょっと教えて」
王子「やだやだ、怖い、何するつもり!?」
モニカ「試しにあの国の人間全員が、水を飲んだらお腹壊すような感じで」
王子「地味にキツいよ…! やめたげて!」
モニカ「ちぇっ」
王子「怖い…。ちなみに、眼帯の封印を解くことでシリウスは、背中に翼が生えます」
モニカ「キモ」
王子「かっこいいじゃん! でもって、上半身が膨れ上がるかのようにさらにマッチョになります。服を着てたら破けます」
モニカ「だから半裸なんだ…」
王子「あとねあとね、反動で2、3日は体をピクリとでも動かすと激痛がしちゃうので寝込みます」
王子「でもって、あんまり使い続けちゃうとある日、突然、呪いが抑えられなくなって外見が人間じゃなくなっちゃったり…」
モニカ「え、怖い」
王子「呪いってのは、そういうもんなんだよね」
モニカ「でも、パワーアップするならありじゃ…」
王子「……………あえて何も言わないけど、呪いなんてない方がいいよ」
王子「さて、こんな感じで答えていきますよー」
モニカ「いつまでやるの?」
王子「このスレ終わるまでモニカちゃんはアシスタントだよ! どんどん答えてくからね!」
王子「順番に待っててね!」
>>967
モニカ「次の質問。パルミラとベスの見た目」
王子「ほほう。パルミラはね、姐御! って感じ! 髪がね、黒くて長くてウェーブとかかかってるんじゃないかな?」
王子「全体的にむっちしてて、おっぱいもまあ、そこそこあって…」
モニカ「撃っていい?」ジャキッ
王子「………アイムフリーズ、ドントシューティングミー!!」
モニカ「…続けて」チャキッ
王子「妖艶ってよりかは、疲れたOL的な色っぽさがあるよね! イイと思います!」
モニカ「わたしは?」ボソ
王子「モニカちゃんもかわいいよ、その控えめなちっぱいがサイコー!」
パァァァンッ
王子「」ガタガタガタ
モニカ「次、ベスね」
王子「はい…」
モニカ「男。以上」
王子「ダメダメダメ、そんな投げやりな!」
モニカ「何か犬っぽい感じ。八重歯出てて、尻尾ついてたら似合いそうなあんちゃん」
王子「んー…うん…まあ…うん…」
モニカ「でもって魔法使いっぽくひょろい。チャラい。うるさい」
王子「嫌いなの?」
モニカ「興味ないんだもん」
王子「…………あれか、パルミラにやたら懐いてる嫉妬と、そんなにおっぱいは大きい方がいいのかっていう嫉妬からくる――」
パァァァンッ
モニカ「何か言った?」
王子「………次、いこっか…」
>>968
王子「ヒヒイロは30台? 40台? はい、モニカちゃん、どう!?」
モニカ「41」
王子「おおう…おっさんだね。ついでに、他の人の年齢もまとめてフリップにしてみました、モニカちゃん」
モニカ「どーん」
シリウス:23 リリ:9 アリア:14
マリリー:21 ヒヒイロ:41 デネブ:12
サリー:20 モニカ:14 ベテル:17
パルミラ:26 ベス:23 トーヤ:25
マルティナ:35 トルナコ:52 王子:15
モニカ「ねえ、何か最後に変なの混じってるし、いらないとこまで載ってる」
王子「ん? いらないって何かな? 変なのって何かな?」
モニカ「…目立ちたがり」ボソ
王子「…」ピクッ
モニカ「…変態」ボソ
王子「だから、変態じゃないし!」
モニカ「目立ちたがり」
王子「…」
モニカ「そこは否定しないんだ…」
この世界の科学はなんぼのもんじゃい
>>971
王子「……科学…かぁ…」
モニカ「何でそんな嫌そうな顔するの?」
王子「いや…別に…」
モニカ「科学水準は…何ちゃって中世ヨーロッパくらい。火薬はあんまり発達してなくて、魔法でそういうのは補われてるの」
モニカ「だから銃とかってのもそうそうお目にかかれない代物」
王子「おおっ、モニカちゃんが何かもの知りっぽい! いいねいいね、こういう意外と知的キャラですよな感じ!」
モニカ「意外じゃなくて頭いいの。イーッ」
王子「白くてキレイな歯並びだね!」グッ
モニカ「…変態」
王子「違うもん」
モニカ「技術的には魔法を応用したものが多くて、そういうところで技術水準は簡単なものくらいしかない感じ」
モニカ「電話みたいのはもちろんムリだし、旅は徒歩が基本。金持ちは馬車とか乗るし」
王子「よっ、モニカ!」
モニカ「何その合いの手…?」
王子「気分が乗るかなって」
モニカ「…の、乗らないし…」
王子「えー?」
モニカ「砂の上を走る船は風の魔法を応用して作られてるし、王都とか水の都市みたいな都会は街灯があるけど火の魔法の応用で照らされてるの」
モニカ「そういう、魔法を日常的な道具とかに応用する仕事の人は魔法技師って呼ばれてて、魔法は戦いのものだけじゃないのね」
モニカ「だから技術的な部分は魔法に頼りきってて、火薬みたいな科学っていう感じのはあんまり発展してないの。一応、そういう設定」
王子「ひゅーひゅー、モニカちゃんすごい! 偉い、かわいい、ちっぱいがステキ!」
モニカ「ああもうっ、冷やかさないで!」
王子「冷やかしてないよ、全力で応援してるんだよ!!」
モニカ「~っ…///」
王子「あ、ごめんね。惚れないでね?」
モニカ「ハ?」
王子「いやあ、俺って嫁が片手じゃ足りないくらいいるからさ。悪いけどこれ以上はダメなんだよね」キラリ-ン
モニカ「…」ジャキッ
王子「え、何、何でそれ向けるの?」
モニカ「えいっ」ガチッ
パァァァンッ
王子「ファッ!?」サッ
モニカ「…えいえいえいえいっ!」ガチガチガチガチッ
王子「やめ、ちょっ、撃たないでぇ…!」
モニカ「魔法って、いう、便利な、もので、大概は、どうにかなっちゃう感じの、設定、ね!」
パァァァンッ
ドサッ
モニカ「あ、当たった…。死んだ?」ツンツン
王子「まあギャグ空間だから平気なんだけどね!」ムクッ
モニカ「…チッ」
王子「えっ? え、何その舌打ち…? あ、ちなみにそういう、科学水準? 文明レベル? そこら辺は基本、ガバガバでごめんね!」
正直モニカちゃんの言動を見てると、かはんし…胸がドキドキして動悸が早くなってる気がするんですがこれって…
サリーさんマダー?
あとモニカさんはぶっちゃけサリーどう思ってたの?
王子の時の弟子娘みたいなキャラが出て欲しいです
>>973
王子「はい、お便りが届いてまーす! モニカちゃん、読んで読んでっ!」
モニカ「お便り…? 何…? えーっと…」
モニカ「正直モニカちゃんの言動を見てると、かはんし…胸がドキドキして動悸が早くなってる気がするんですがこれって…って…?」
モニカ「…………これって、の続きは? 何でここで終わってるの?」
王子「変ですね、変だなあ」ニヤニヤ
モニカ「…何?」
王子「良かったね、需要あるって!」
モニカ「…よく分からないけど怒ってもいいの?」
王子「まさか、とんでもない! 人気ってことだよ、良かったね、モニカちゃん! 人気者だよ、人気者!」
モニカ「そ…そう?///」
王子「そうそう、でも気をつけて、男の子は下半身で行動する生きものって側面もあるから!」
モニカ「下半身…? 何で、下半し…ん? んんん? ……………えっ!?」
王子「えっ?」
モニカ「へ…変態だー!」
王子「だから、変態じゃなくて王子です!」
モニカ「そっちじゃなくて、>>973が!! これ、これセクハラ! 変態! 撃つ、撃っていい? いいよね、ねえっ!?」
王子「ダメダメダメ、ムリムリ、ムリだから、ねっ? 落ち着こう? 良かったじゃん、ちっぱいが誉められてるんだよ!」
王子「どきがむねむねなんだって! かわいいってことだよ、かわいいんだよ!? かわいいってことなんだよ!? 喜ぼうよ!」ズイッ
モニカ「近い!」バシッ
王子「ひでぶぅっ…!?」バタッ
モニカ「ふぅーっ…ふぅーっ…」
王子「どうどう」
モニカ「シャアーッ!」
王子「威嚇しないでってば、ほらほら、チョコレートあげるから。ほらほら」
モニカ「…」ジィッ
王子「ほらほら、チョコレートだよ、甘いよ、おいしいよ?」フリフリ
モニカ「フシャッ!」パシッ
王子「…」ジィッ
モニカ「…」モグモグ
モニカ「おいしい…」ホッコリ
王子「かわいい…」
モニカ「ハッ…って、何するの!?」
王子「基本的にモニカちゃんって、頑ななくせにちょろい部分はちょろいよね」
モニカ「ちょろくないし。大体、ちょろい部分って何?」
王子「んー…もので釣られるところとか?」
モニカ「…そんなことないもん」プイッ
王子「またまた~、甘いものとか出されるとなんだかんだでぱくっていっちゃうくせに」
モニカ「王子きらい」
王子「きらいいただきましたー! 嫌いじゃなくて、きらいをいただきましたー! やったぁーっ! とったどぉーっ!」
モニカ「死ね」
王子「死ねはやめようよ…」orz
素敵
貧乳は希少価値だそうですよモニカさん
最近の御時世は巨乳やら爆乳やらが流行ってますけど貧乳もステータスだそうですよ
>>974
王子「次です」
モニカ「…」プイッ
王子「へそ曲げないでよ」
モニカ「…」プイッ
王子「…めんどくさいなあ…でもかわいいから許す!」グッ
王子「えーと、サリーさんはいつ登場するの、待ってるんだけどどういうこと? っていう抗議と…モニカちゃんはサリーさんをどう思ってるかって」
王子「サリーの登場は…ことごとくコンマが外れて出てないしね。あ、コンマで、?に鍵括弧で伏せられてるのあるじゃない?」
王子「あれって、新キャラは?が一個だけなんだけど、既存キャラだと、そのキャラ名だけ?がついてるんだよ」
王子「だから、サリーだったら3文字だから、?も3つで鍵括弧だと、サリーの可能性あるよね。あとは口調から当たりつけてみてね」
王子「そーゆーわけで…。モニカちゃんは、サリーのことをどう思ってたの? ほらほら、質問だから答えてあげてよ」
モニカ「嫌い。うざいし、口ばっかだし、馴れ馴れしいし」
王子「…でもいい人だよ? 裏表がないし」
モニカ「そういうのが余計、頭にくる。…それに、邪魔したし」
王子「仕方ないって、止めるのが普通だよ? 正義感も強い方だし」
モニカ「でもあの時に邪魔されなかったら自殺もしなかったもん。追い詰めてきたの。口先ばっか綺麗ごと言って。だから嫌い。大嫌い」
王子(こういうとこが頑ななんだよなあ…)
モニカ「……でも」
王子「でも?」
モニカ「……………や、やっぱり嫌い!」
王子(でも…何だったのかなーっと…。もっと早く出会えてれば…結果も違ってたかもね…って感じかな?)
>>975
王子「なになに…この王子様が素晴らしい天才ぶりを発揮していたころに登場していたような、ハイテンションセンス×ガールみたいなキャラ希望?」
モニカ「何それ?」
王子「知らなくてもいいのだ。あのスレとは関係ないから。…うーん、まあ…うん、はい」
王子「そういう意見があった、ということだけはきちんと胸に留めさせてもらいます。過度な期待はしないでね」
>>977
王子「ほら! ほらほらほら! 素敵、だってさ! 良かったじゃん!」
モニカ「嬉しくないもん…」
王子「このこのー、ほんとは嬉しいくせに。素直になっちゃえ」
モニカ「やだ!」
王子「何でそんなに嫌なの? いいじゃん、人に好かれるんだから」
モニカ「だって…」
王子「だって?」
モニカ「その…だって…簡単に人のこと好きになっちゃいけないもん」
王子「どうして?」
モニカ「………お婿さんになる男の人以外には、肌をあんまり見せちゃいけないってママが言ってたもん…」
王子(やだ、今時、貞操観念がしっかりしてる…)
モニカ「な、何その顔?」
王子「何でもないよ、モニカちゃんはかわいいなあってだけだから」ニコニコ
モニカ「っ…その顔やめてってば! あと、かわいいとか言わないで! 変態!」
リリとサリーは、どっちの方が運が良いの?
モニカちゃんが最下位なのは確定として
>>978
王子「だ、そうですよ。貧乳はステータスなんだって、希少価値なんだって」
モニカ「だから何?」ジロッ
王子「確かにおっぱいはね、ロマンだよ。大きければ大きいほど、そそるし、燃えるし、うおおおおおっ…ってなる」
王子「だけど、それは単純な破壊力にしか過ぎないんだ。貧乳はね、そこに付随する様々な女の子の反応だったり、価値観が反映されて光るんだ」
王子「今は小さいけど、これから大切に育っていくんだ…そういう希望的観測を前面に押し出して強がる、その健気さに」
王子「小さくて何が悪いとばかりにない胸を張って、巨乳を目の敵にする…あの躍起になった態度の可愛らしさに」
王子「ついつい周りを見比べて劣ってるからってしゅんとしちゃって、おどおどしちゃうようなしおらしさに」
王子「そういう、多種多様な反応による…それぞれの女の子の個性。それこそが貧乳属性の最大の魅力なんだ」
王子「だからモニカちゃん…いや、モニカ!」
モニカ「呼び捨てないで。あと、何でそんなマジメに語ってるの? 気持ち悪い、変態!」
王子「モニカは、そのままでいいんだよ」キリッ
モニカ「おまわりさーん」
王子「やめてやめてやめて、通報はよして! お願い、ねっ? ちっちゃいお胸でも、器はおっきいでしょ!?」
王子「そういうギャップもまたひとつの魅力だから――」
モニカ「黙れ変態」ペッ
王子「ハイ」
モニカ「だいたい…わたしは別に、何も思ってないし…」
モニカ「ちょっと…ちょぉーっとぜい肉が多いだけのことなのに、もてはやすのがおかしいだけだし…」
モニカ「悔しくないし」
王子(そういうのです、そういうの!)
王子(モニカちゃんは気にしてないよ、って強がってる風で気にしてるのがグーですよ、グー!)
モニカ「…その顔、何?」
王子「…」ニッコリ
ガチャッ
王子「え」
モニカ「えい」ガチッ
パァァァンッ
王子「」
モニカ「…ふんっ」
王子「照れ隠しで射殺しちゃうバイオレンスさ、俺は好きだよ」キリッ
モニカ「だから何で無事なの!?」
王子「だってギャグ空間だもーん!」
モニカ「王子、嫌い」
王子「え? そこ、漢字じゃないでしょ? ひらいてひらいて」
モニカ「…」
王子「え…」
モニカ「………嘘」
王子「良かったぁ…」ホッ
モニカ「でも、からかい続けたらほんとに嫌いになるから」
王子「……以降、キヲツケマス」
>>980
王子「リリとサリーの運比べ…か」
モニカ「何でわたしは最下位なの? ねえ、ねえ」グイグイ
王子「いやー、何ででしょーねー」
モニカ「ねえ、ちゃんと言って」
王子「えっとねー。どうなのかなあ…?」
王子「とりあえず、ステータスとして、幸運を持ってるのが確定なのは、サリーだね」
モニカ「無視しないで」
王子「リリちゃんは…ステータスにはまだなってない…かな?」
王子「ただ、サリーの運の良さって本人にしか作用しないものだからね。ヤバい局面でサリーだけが助かっちゃうような運の良さ」
王子「それって、運がいいって本当に言えるのかなぁ…っていうところもあるよね」
モニカ「わたし運悪くないもん」
王子「リリは…カジノの感じだと、座敷童系の幸運だよね。まさかの36倍大当たり出しちゃうし」
モニカ「運悪くないもん!」グイグイ
王子「はいはいはい、そうだねー、モニカちゃんは運が悪くないよねー」
モニカ「なだめすかさないで」
王子「あの勢いで、リリ任せを続けて結果出してればね、何かしら、ステータスであったかも知れない」
王子「でもコンマって気まぐれだしね、どうなることやら…」
モニカ「流さないで! スルーしないで!」
王子「よしよし、モニカちゃんは運悪くないよー。ただちょっと、生まれた星の下が悪かっただけだもんねー」
モニカ「ぐぬぬ…」
王子「一概に、どっちとはまだ言えないね。それにサリーはモニカ連行失敗したから、僻地に左遷だろうし」
王子「あ、サリーは僻地に行ってる時にコンマ判定で0とか出したりすると出やすいよ! 左遷中だから」
王子「そんなわけで、2人の運比べはこれからのリリちゃんに期待だね!」グッ
モニカ「王子、運試しの勝負しよ? コイントスね、コイントス。やるよ?」ピィィィンッ
パシッ
王子(何か始まってるし…)
モニカ「表? 裏? どっち?」
王子「…………表」
モニカ「……………じゃあ、わたし、裏ね」
スッ…
コイン「表やでぇ」ドヤッ
モニカ「………言い忘れてたけどこのコイン、こっちが裏だから」
王子「はいはい…」
モニカ「何でそんな反応するの!?」
王子「モニカって…友達少ないタイプなんだよねーって。でも大丈夫、そういうのも、グーだよ!」
モニカ「グー!」ボカッ
王子「痛いっ!?」ドサッ
今後モニカ更正のチャンスある?
しなくていいよ
>>983-984
王子「こういうのは、コンマ次第かな。どう転ぶにせよ」
王子「モニカちゃん的には、素直ないいコに戻るつもりは?」
モニカ「は? 何それ?」
王子「ですよねー…」
王子「まあ…うん、でも…これもモニカちゃんの個性と思えば…?」
モニカ「て言うか、勝手に人の幸せ決めつけないでほしい」
王子「まあまあ、心配されてるんだよ?」
モニカ「で?」
王子「…で、って…」
モニカ「だから何? じゃあ、差し与えられた幸せが、自分の思う幸せと違ってても満面の笑顔で感謝しなきゃいけないの?」
王子「…」
モニカ「ありえないもん」
王子「…頑なだからね、こういうとこ」
モニカ「それで済まそうとするのやめて」
王子「イエスマム」
モニカ「わたし、ママになった覚えないんだけど」
王子「いやいや、これはほらあの…」
モニカ「変態!」
王子「違うよ! そう言うんじゃないから! 何でもそこに結びつけるのやめようよ!」
モニカ「だって変態じゃん」
王子「ちーがーいーまーすー」
モニカ「そういう言い方キモい」
王子「…ハイ」
モニカ「で、すぐそうやって大人しくなったふりで、ハイハイ言うんでしょ?」
王子「ぐぬぬ…」
そういやモニカって体力判定9で現主人公のガチムチより高かったんだな
もしかして銃以外の武器の方が強かったりするの?
>>986
モニカ「やっと気づいた!? 今ごろなの!?」
王子「…」
モニカ「銃も強いっちゃ強いけど、メインウェポンとしてはちょっと、わたしの力をセーブ気味なの!」
モニカ「武器商人で傭兵だから、大概の武器は扱えちゃう上に、頭もキレる肉体派だから超強いのに! 超なのに!」
モニカ「剣も槍も斧も、双剣も双槍も双斧も、鎖鎌でも死神みたいな大鎌でも、無敵鉄甲でも、残馬刀でも、チャクラムでもムチでも剣玉でも!」
モニカ「弓でもスリングショットでも投石機だろうがクロスボウだろうが暗器だろうがダガーだろうが棍棒だろうが、何だろうが!」
モニカ「そつなく最大限まで使いこなせるくらいの自信はあったのに!」
王子「モニカもけっこう、自意識過剰だよね」
モニカ「何か言った?」
王子「いいえ…」
モニカ「銃はそりゃ、確かに強いよ? でも、あれって誰が扱っても威力そのものに差はないの」
モニカ「しかもわたしは実弾を使ってたから尚更」
王子「だけど、馴れとかもあるしね。モニカちゃんは一応、銃がメインって設定だったから完璧には使いこなせないんだよね」
モニカ「使いこなせるもん」
王子「ここで強がりいらないから」
モニカ「使いこなせるもん!」
王子「でも手に馴染まなかったりはするでしょ!」
モニカ「………チッ」
王子「……そんなわけで、スペックはモニカちゃんすごいんだけどね」
モニカ「ぶっちゃけ、銃を振り回してるだけでも無双できたかも?」
王子「それはできませーん」
モニカ「何で!」
王子「スペックはね、優秀なんだよ。でも、経験っていうのもけっこう、大きなウェイトを占めてるから14歳のモニカちゃんはそこが不利なの」
王子「どんどん戦っていく中で錬磨されて、地味ーに、地味ーに強くなってくものなんだけどね」
王子「だから、最後のサリーとマリリーと対峙してた段階では、ほぼほぼ勝ち目はなかったんだよ」
王子「それはもちろん、商品として持ってた武器を総動員したところでね。一本の剣をずっと扱い続けてきたサリーとは同じ土俵じゃないから」
モニカ「そんなことないもん!」
王子「でも負けたじゃん」
モニカ「運が悪かっただけだもん!」
王子「勝負は時の運だからね、負けは負けで何の言い訳にもならないね」
モニカ「むかっ…」
王子「…」フイッ
モニカ「王子、味方じゃないの?」
王子「えっ? いや、味方とかそういうのじゃなくてね、こう…事実を言ってるだけだから」
モニカ「」ガ----ン
王子「あ、ごめん…」
王子「で、でもほら! どうにかこうにか、今は色々とアレなんだし、これから強キャラになれる公算高いからがんばって!」
モニカ「ほんと?」
王子「うんうん。精神を病んだ、すごい力を持つ典型的なボスになれるよ! 魔力低いのがいかんせんだけど」
モニカ「………最後の余計…」
王子「てへぺろ」
くすぐりに弱い人は潜在的にエッチだと聞きましたが、モニカちゃんは変態なんですか?
人をやたらに変態認定するのは、自分が正常だと思いたいからなんですか?
>>988
王子「くすぐりに弱い人は?」チラチラッ
モニカ「…」
王子「潜在的にエッチだと聞きましたが…ほほう?」チラチラッ
モニカ「…」ジャキッ
王子「モニカちゃんは、変態なんですか!?」ワクワク
モニカ「死ね」パァァァンッ
王子「」ドサッ
モニカ「あれ、続きあるの?」
モニカ「人をやたらに変態認定したいのは…自分が正常だと思いたいからです…か…?」
モニカ「………ち、違うもん!」
王子「そうだよね、こんな汚いコじゃないもん! っていう葛藤と、思春期故の好奇心だよね!」
モニカ「違う!」ゲシィッ
王子「ぐふっ…いい、キック…。むしろご褒美です」キリッ
モニカ「こいつが、こいつがいつもこうやって何か、セクハラっぽいことしてくるんだもん!」
モニカ「変だもん、変態だもん! 違うの!?」
王子「でもさー、くすぐりに弱いのはエッチらしいよ?」
モニカ「ほら、すぐそうやって直接的な言葉を使うー。セクハラー。最低ー。死ねー」
王子「…で、くすぐりの件は?」
モニカ(ダメージないの!? 死ねとか最低とか言えば傷つくタイプじゃないの!?)
王子(むしろご褒美です)
モニカ「うっ…そ、そんなの根拠ないでしょ!? あるの!? 誰が言ったの!? 学者? 研究者? 統計?」
モニカ「それって信用できるデータなの? ソースは? 地球ができてから、何回回った時にそれが正しいって認められたの!?」
王子「うっわ、めんどくさ…」
モニカ「めんどくさいとか言うな!」
王子「えー?」
モニカ「何?」ジロッ
王子「………まあ、いいんだけどさ…」
モニカ「謝って。慰謝料。とりあえず3000万ゴールド」
王子「いやいや、出さないって」
王子「それにさー、俺だけじゃないよね? 変態認定したの。ほらほら、トーヤとか」
モニカ「だ、だって、女3人と一緒に旅して、えっと…その…ゴニョゴニョ…したりとか…」
王子「え? なんだってー? よくきこえなーい」
モニカ「…」
王子「ん? なになに? 聞こえるように教えてよ、モニカちゃん」ズイッ
モニカ「ふんっ」ギュムッ
王子「いだだだっ! 耳、耳つままないで! ちぎれちゃう、ちぎれちゃう、痛いっ、あ、痛った、痛いってばぁー!」
モニカ「次にこの話したら怒るから」プイッ
王子(何だかんだで、残り少ないけど最後までつきあってくれるらしくて嬉しいです。最初はあんなに嫌がってたのに…)ホロリ
モニカ「そんなに痛かったの? 泣くなんて…」
王子「そうやって、さりげなくやさしいからモニカちゃんはいいコだねー」ナデナデ
モニカ「だから、撫でるな!」ゲシィッ
マリリーを仲間にしてくれなかったここのコンマ神が大嫌いなのですが
今後マリリー同行のチャンスはありますか?
>>990
王子「モニカちゃん、次を読んでください」
モニカ「マリリーを仲間にしてくれなかったここのコンマ神が大嫌い…」
モニカ「わたしも嫌い」
王子「コンマ神が1番嫌ってるのは>>1だ、って>>1が言ってたよ」
モニカ「で、えっと…今後マリリー同行のチャンスはありますか?」
王子「どうだろうね?」
モニカ「どうなの?」
王子「んー…シリウス編は、ぼちぼち終わっても…って感じにまできちゃってるからなあ」
モニカ「そうなの?」
王子「うん。まあ、王都で最終決戦的な感じで…勝つにせよ、負けるにせよ、って感じじゃないかな?」
王子「だから、マリリーが登場するかどうか…」
モニカ「ふーん」
王子「でも、モニカがリリを逃がしたから、モニカ達を追っかけてるって言ってたマリリーとばったり出くわしても不思議じゃないかも?」
モニカ「えー?」
王子「何で不満なの?」
モニカ「………マリリーにリリ取られたくない」
王子「…」
モニカ「なに?」
王子「モニカちゃんって、いびつだよね」
モニカ「どこが?」
王子「……何だろなあ、どこって言うのも端的に言うのは難しいけど…」
モニカ「王子ほどじゃないし」
王子「俺は素直だもん。分かりやすいもーん」
モニカ「…………そうだった」
王子「あれ、何だろう、この感じ…。そんなに嬉しくない」
モニカ「終わったら3人目?」
王子「そうだね。すぐ終わるかどうかは分からないけど」
モニカ「何したら終わりになるの?」
王子「…………さあ?」
モニカ「…教えてよ」
王子「雰囲気と状況次第かな」
モニカ「雰囲気?」
王子「ていうかシリウスって安定しすぎてるし、大目標も妹を養うことだからお話が進展しにくいんだよね」
王子「だから、出会った特別な女の子のリリとどう関わるのか、ってのがお話の着地点になってるのね、今のとこ」
王子「そんなわけで…どうなることやら。まあね、【00】とか出て、とんでもない方にお話転がっちゃったりしたら分かんないけど」
モニカ「ふーん」
王子「質問コーナーも残り少なめ! さくっとくだらない質問で埋めて、>>1000を取りにいってもいいよ!」
モニカ「次スレの回答にはわたし出ないから」
王子「えー?」
モニカ「このスレの回答だけだもーん」
3人目の魔翌力が00だったらコンマ神に魔術的に干渉することはできますか?
三人目が反魂士だったらシリウスとか死んだ人達を従えることはできますか
あとモニカさんはかわいいと言われたいですかかっこいいと言われたいですか
ベスって捕獲後バトルしてなきゃ展開によっては改心ルートあった?
結構好きだった、もう復活したりしてバトルはしたくないがw
水着を買ったのに水着回がなかったので、消費者センターに連絡します
>>992
モニカ「3人目の魔力が00だったら、コンマ神に魔術的に干渉することはできますか? だって」
王子「ムリです」
モニカ「ムリなの?」
王子「コンマ神に干渉はできません! 折角、1~9で、全部結果が同じものを用意したって、コンマ神は0を選べます!」
王子「そして、その0が選ばれたばっかりに前スレの>>1000がエラーにならず、確約! ってなってたのにぽしゃることもあります」
王子「でも、能力値が高いと補正がついたりとかすることもあるからね。そういう、補正での干渉はできるけど、コンマ神までは従えられない」
王子「このスレは、安価とコンマで進行だからね。読者様と同じくらい、コンマ神の意見も尊重されるんだよ」
モニカ「でも、そのコンマの内容は別に決められるじゃん」
王子「いやいや、そういうこと言わないの。ダメなものはダメ!」
王子「魔術的に干渉はできないけど、各種能力値とか、職業とか、そういう色々な部分でプラス補正が得られれば最悪からは離れられるし」
モニカ「でもわたし、あんまそういうのなかった」
王子「……で、でもほら、悪い選択肢はほとんどなかったし」
モニカ「どーにもならないでバッドエンドだったのに」
王子「それはあの…ほら、モニカちゃんの信条的な部分がね、どうも正義の前には破れやすくてね?」
モニカ「補正入らなかったもん!」
王子「………………まあ、ほら、最初って手探りになるよね! さ、次にいこう、次!」
モニカ「…」
>>993
王子「シリウスが完全に死んだことになってるけど…まあそれはいいとしておこう。反魂士になったら死んだ人を従えられますか、と…」
王子「うーん…これは、NGかな?」
モニカ「いいじゃん」
王子「いやー…ほら、そうそう簡単に蘇生とかできちゃうと軽くなっちゃうじゃん。でえじょうぶだ、ドラゴンボールで、ってなるじゃん」
モニカ「わたしは?」
王子「モニカちゃんは別!」
王子「仮に反魂士的な職業の人が出てきたとしても、多分…イタコ的な感じになるんじゃないかなあ?」
モニカ「それ反魂士じゃなくない?」
王子「んー…取り扱いが難しいんだよ、こういうのって…。だから、とりあえず質問の回答は、ムリです、ってことかな。ごめんね」
王子「あと、モニカちゃんはかわいい、って言われるのと、かっこいい、って言われるの、どっちが好きですか? だって」
モニカ「えっ? そ、そんなの…うんと…」
王子「じゃあじゃあ、俺が実際に言ってみてあげるよ! モニカちゃん、かわいいよ、かわいい!」
モニカ「そ、そんな当たり前のこと言われても別に…」
王子「モニカちゃん、かっこいいよ! 頭いいし、何でもできそうな感じがするし、信念貫くし!」
モニカ「べ…別に当然のことしかしてないって言うか…」
王子「んー…ビミョーだね、どっちも」
モニカ「あんたが決めることじゃないの! …………かわいいか、かっこいいなら…べ、別にどっちでも嬉しい…かも…?」
王子「分かった! モニカちゃんって、そもそも誉められ馴れてなかったりするんじゃない!?」
ジャキィィッ
パァァァァンッ
王子「」バタッ
モニカ「そんなことなくはなくなくなくなくないもん…」
王子「えーと…偶数回の否定は肯定だから…『なく』は『なく』『なく』『なく』『なく』『ない』で…あら、素直」
>>1000ならゲルニカが人になってモニカを救うための協力を仰いでくる
>>994
王子「あー、ベスね。改心ルートは…なかったと思うよ? コンマの展開次第で、00偶数からのさらに偶数でワンチャンはあったかもだけど」
モニカ「実質ないじゃん」
王子「だからなかったと思うー、って言ったんじゃん」
王子「ベスかあ…。俺もああいう、欲求に素直なのって好きだな。…物騒なとこがなきゃ、だけど」
モニカ「わたしは興味ない」
王子「それに、強かったね、ベス」
モニカ「あれ強すぎない?」
王子「うん、ちょっと強過ぎた。そもそもね、ベスくらいの魔法使いはそうそういません」
王子「大・○○って魔法でも魔力少ない人はけっこう持ってかれちゃうのね? その強烈な魔法をガンガン使うってすごいんだよ」
王子「しかも、極大まで出し惜しみせずにガンガン使って、挙句に極大を2つも3つも併用するなんてね、超すごいレベル」
モニカ「へえー」
王子「コンマが奮わなかった、っていうのもあるけど、かなりベスは強かったよ」
王子「ベテルの仲間の中では1番、殲滅とか破壊に向いてる人だったしね。死んじゃったのはちょっと惜しいね、いいキャラしてたし」
王子「戦いになるのは、まあ…やだけど」
>>995
王子「抗議しましょう」
モニカ「しなくていい」
王子「だって、だって! 犯罪者に間違われながら買ったのに!」
モニカ「選択肢ミスったから出てこなかっただけじゃん。あとコンマが悪くて、日常を満喫できなかったからだし」
王子「でも、折角買ったのに!」
モニカ「はいはい、それじゃあQ&Aコーナーはもう終わり~」
王子「えー?」
モニカ「撃たれたい?」ジャキッ
王子「モニカちゃん、アシスタントをしてくれてありがとう! ちゃんと解説してくれたりして、楽しかったよ!」
モニカ「…変わり身早い」
王子「また、アシスタントになって、くれるかな~?」
モニカ「いいと――って、しないから」
王子「乗りかけてくれたってことは…要望があれば出てくれるな、よしっ」グッ
モニカ「出ないもん!」
王子「以上、皆の王子様と!」
モニカ「…モニカの」
王子「質問・雑談コーナーでしたー!」
モニカ「>>1000なら王子が本編に出る」
>>1000なら主人公が猥褻物陳列罪で逮捕
>>1000なら王子が本編に出る
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