「・・・さい・」
青年「ん……」
「お・・き・さい」
青年「うぅ……ん……?」
「・・おきなさい!」
青年「うぉおっ!?」
「やっと起きた……」
青年「だ、誰だアンタ!!」
炎使い「私は炎使いよ」
青年「くそ!泥棒か!」
炎使い「はあ……?」
青年「携帯!警察呼ばないと・・・」ピッピッ
青年「出ろ!出ろ!」
炎使い「あのお……」
「おかけになった電話番号は、電波の届かない場所にあるか
電源が切られている為、かかりません」
炎使い「………」
青年「あ、あんた人の部屋でなにしてんだッ!」
炎使い「………」
青年「……あれ?」
炎使い「貴方の部屋?」
青年「違う……」
炎使い「目覚めた?」
青年「ここは……俺確か布団に寝てた筈……」
炎使い「私もそうだったよ」
青年「ど、どこ!?」
炎使い「さぁ?何処だろ……こんな窓も無くてコンクリ打ちっぱなしの部屋じゃわからないよ」
青年「………」
炎使い「ドアはあるけど開かないし」
青年「ドア……」タタタ……
ガチャガチャッ!
炎使い「ね?」
青年「だ、誰がぁッ!」ドンドンッ!
炎使い「それさっき試したけど無駄みたい」
青年「何でそんなに落ち着いてるの!」
炎使い「………」
青年「俺達どっかの誰かに監禁されてるんだよ!」
炎使い「……聞いていい?」
青年「何を!」
炎使い「貴方もあるの?」
青年「……何が?」
炎使い「能力」
青年「……能力って?」
炎使い「………」
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