良く分からないクロス
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美緒「いや、それが魚では無くてな…」
ヲ級「…」
芳佳「な、何ですかこれーっ!?」
美緒「人間なのか?こいつは…」
芳佳「リリースしましょう!食べられないし気持ち悪いです!!」
ヲ級「」ガーン
美緒「おい、今こいつショックを受けてなかったか?」
芳佳「ホントですか?」
ヲ級「」ジー
芳佳「」ジー
ヲ級「ヲッ」ペコ
芳佳「坂本さん!今、お辞儀しましたよ!!」
美緒「初対面なのに礼儀がなっているな。流石私が釣っただけはある!」
芳佳「あーのぉ…もしもーし。私達の言葉がわかりますかー?」
ヲ級「…ヲッ」
芳佳「坂本さん凄いです!この子私達の言葉を理解していますよ!!」
美緒「よぉし!お前は今日から花子だ!」
ヲ級「ヲッ!?」
美緒「はっはっは!よろしくな!花子!!」
芳佳「(花子って…坂本さんらしいなぁ)」
〜ブリーフィングルーム〜
美緒「という訳で今日からこの501のマスコットとなる花子だ」
ヲ級「」ペコ
ミーナ「あの…少佐?話がいきなり過ぎてみんな全く付いていけないんだけど…」
美緒「いやなに、気分転換で釣りをしていたらコイツが釣れたんでな。我々の言葉を理解しているみたいだし丁度マスコットにいいと思うんだ」
ミーナ「マスコットって…ここは最前線なのよ?そんなの必要ないじゃない」
バルクホルン「ミーナの言う通りだ。少佐、コイツは海に返そう」
美緒「何故駄目なんだ。ルッキーニだって虫を飼ってるではないか」
ミーナ「美緒、ルッキーニさんの虫と貴方が釣ってきたその子は全然違うじゃない。そもそも一体何なの?」
美緒「私にもわからん」
ヲ級「!」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」
芳佳「坂本さん、花子が何か言いたそうですよ」
美緒「どうした?花子」
ヲ級「ヲ!ヲヲ!」
美緒「しんかいせいかん…」
美緒「ミーナ!花子は深海棲艦らしいぞ」
ミーナ「深海棲艦…?何かしらそれ?どう見ても変な帽子を被った女の子にしか見えないわよ?」
バルクホルン「少佐、そいつの言っていることは本当なのか?をっを言ってるだけにしか聞こえんが…」
美緒「いや、ちゃんと聞こえてるぞ。なぁ宮藤?」
芳佳「はい、私は深海棲艦空母ヲ級ですって言ってます」
シャーリー「扶桑の人間にしか通じないってことか…やっかいだな」
美緒「なぁいいだろミーナ、ちゃんと世話するから」
ミーナ「だーめーでーすー!」
ヲ級「」ボケー
芳佳「花子、お手」
ヲ級「ヲッ」ポン
芳佳「いい子いい子」ナデナデ
ヲ級「////」
美緒「ほら見ろ!宮藤だって楽しそうにしてるではないか!」
ミーナ「た、確かに…あぁやってじゃれ合うのは微笑ましいけど…」
バルクホルン「ミーナ、アイツを飼おう」
ミーナ「トゥルーデ貴女まで!?」
バルクホルン「アイツと遊んでいる宮藤を見てみるんだ」
芳佳「ハハッハハッハハッハハッハハッハハッノ ヽノ ヽッノ ヽ/ \ッ/ \/ \ッ」ゴロゴロ
ヲ級「ヲヲ…」ガクブル
バルクホルン「何て素晴らしいんだろう」ハァハァ
エーリカ「(まーたトゥルーデの病気が始まったのか)」
ミーナ「はぁ…わかったわ。飼ってもいいわよ」
美緒「本当か!?」
ミーナ「但し、扶桑の二人でお世話すること。いいわね?」
美緒「やったぞ宮藤!花子を飼ってもいいんだ!!」
芳佳「よかったね花子!」
ヲ級「ヤッタゼ。」
芳佳「!?」
リーネ「よ、よろしくお願いします!」
ヲ級「ヲッ」コクン
芳佳「こちらこそよろしくお願いしますだって」
ヲ級「…」
ヲ級「!?」
ルッキーニ「どれどれ~?」モミモミ
ルッキーニ「う~ん、普通?」
ヲ級「…!」プルプル
芳佳「ルッキーニちゃん!花子が泣いてるじゃない!謝って!」
ヲ級「ヲヲ…」グスン
ルッキーニ「うじゅう…ごめんなさい」
芳佳「おーよしよし、怖かったね」ナデナデ
ヲ級「////」
リーネ「」イラッ
シャーリー「あっはっはっは、すっかり懐いてるなぁ」
ヲ級「ヲッ」スリスリ
芳佳「こ、こら!くすぐったいよぉ」
エーリカ「宮藤~、お腹減ったよぉ」
芳佳「もうそんな時間ですか。リーネちゃん、急いでお昼の準備しよう!」
芳佳「花子、皆と仲良く遊んでるんだよ?」
ヲ級「」コクン
リーネ「今日は何しようか?」タッタッ
芳佳「うーん…そうだ!坂本さんがお魚釣ってくれたから刺身にしよう!」タッタッ
リーネ「え…生」タッタッ
芳佳「リーネちゃんお刺身ダメ?」タッタッ
リーネ「生臭いのがちょっと…」タッタッ
ソッカー、ジャアナニニシヨウカナー?
ヲ級「…」
エーリカ「ハナコ?だっけ…お前喋れないの?」
ヲ級「」フルフル
エーリカ「じゃあ何で喋らないのさ」
ヲ級「…」
エーリカ「黙っててもわっかんないよ~!」
ヲ級「!!」
ヲ級「ヲッ!ヲッ!」アタフタアタフタ
シャーリー「言葉が通じないのって、ここまで不便だとはな…」
ルッキーニ「これじゃあハナコとなかよくできないよぉ」
シャーリー「弱ったなぁ」
ペリーヌ「恥ずかしがり屋なんですわね」
エーリカ「ペリーヌ!」
ペリーヌ「扶桑人は前に見たことがあるから大丈夫だけど、他の人は恥ずかしいそうですわ」
シャーリー「お前、コイツの言ってることがわかるのか?」
ペリーヌ「ええまぁ、何故皆さんが通じていないのかが不思議ですわ」
ヲ級「ヲ〜♪」
エーリカ「お、他に言葉がわかる人がいて嬉しそうだぞ」
ペリーヌ「ハッ!」
ペリーヌ「(この子の言葉がわかるのは…わたくしと少佐だけ!つまり二人だけの秘密の花園…!)」
ペリーヌ「そんなぁ…わたくしだけがぁ////」クネクネ
ヲ級「…?」
シャーリー「あー、なんだ…お前が気にするような事じゃないから心配すんな」
ヲ級「」ホッ
ルッキーニ「でもこれで、ツンツンメガネが何話してるかわかるから少佐やよしかがいなくてもだいじょーぶだね!」
シャーリー「そうだな」
芳佳「みなさーん、お昼の準備が出来ましたよー!」
エーリカ「わーいおっひるー!」タッタッ
ルッキーニ「いっそげー!」タッタッ
シャーリー「今日の昼はなんだうな~」スタスタ
ペリーヌ「また腐った豆が出てきたら承知しませんわよ!」スタスタ
ヲ級「」ポツン
ペリーヌ「貴女は行かなくていいんですの?」
ヲ級「ヲヲ…」
ペリーヌ「成程、自分は食べなくていい。と…それでも少しはお腹に入れておかないと、午後から辛いですわよ?」
ヲ級「…」
ペリーヌ「ほら、行きますわよ」グイッ
ヲ級「!」
~食堂~
美緒「ほぉ、花子は箸が使えるのか。感心だな」
ヲ級「」モキュモキュ
芳佳「花子のお口に合って良かったよ」
ルッキーニ「う~…骨が多くてたべづらいー!」
ヲ級「」ヒョイヒョイヒョイ
ヲ級「」スッ
ルッキーニ「あ、ありがとう…」
エーリカ「結構器用だね」
シャーリー「花子、ルッキーニの魚の骨を取ってくれてありがとうな。あいにく私は箸が使えないからこういうこと出来なくてさぁ」
ヲ級「ヲヲ!」
シャーリー「…何て言ってるんだ?」
ペリーヌ「気にしないでください、これくらい朝飯前なので。あ、今はお昼ですけど。アハハだそうです」
シャーリー「通訳ご苦労さん」
ヲ級「ヲゥ…」シュン
芳佳「仕方ないよ。その笑いは扶桑人にしか通じないから…」
美緒「そうだな。滑ったくらい気にするな!」
シャーリー「今、何か面白い事言ってたんですか?」
美緒「言葉の綾だ」
ミーナ「花子さん…その、深海棲艦と言うのはどう言ったものなのかしら?」
ヲ級「…」
ヲ級「ヲヲ…」
ミーナ「うーん…謎は深まるばかりね」
バルクホルン「しかし、自分が何なのかもわからず生きているというのは不憫だな」
ヲ級「…」シュン
美緒「まぁまぁ、花子は花子だ。この501のマスコットには変わりない」
ヲ級「ショ…ウ…サ…」
ヲ級「アリ…ガト…////」カァァ
美緒「はっはっはっは!!」
一同「( キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! )」
〜大浴場〜
芳佳「はぁー気持ちいい」チャポン
ヲ級「」ホッコリ
リーネ「花子ちゃん、帽子取ったらそんな髪型だったんだね」
ヲ級「ヲッ」
芳佳「髪には結構気を使ってるんだって。女の子だねぇ」
芳佳「ねぇ花子、ちょっと触ってみてもいい?」
ヲ級「!?」
リーネ「よ、芳佳ちゃん!?」
リーネ「(まさか…堂々と胸を揉みしだくと言うの!?芳佳ちゃんはそこまで成り下がったんだね…さぁどうぞ!!)」タユン
芳佳「サラサラだね~」
ヲ級「/////」
リーネ「普通に髪の毛触るんかいっ!」
ヲ級「」ビクッ
芳佳「り、リーネちゃん!?」
リーネ「何で触らないの!?むしろ触ろうよ触ってよ!!」
芳佳「リーネちゃんの髪も綺麗だね」
ヲ級「」コクコク
リーネ「(髪の毛のことじゃ無かったんだけどなー…ま、いっか)」
ルッキーニ「よしか!リーネ!花子!潜り勝負しよ!」
芳佳「潜り勝負?」
ルッキーニ「勝ったらシャーリーのおっぱい揉み放題!」
シャーリー「おーい、私の胸はおもちゃじゃないぞー」
リーネ「わ、私はちょっと…」
芳佳「やろう!ルッキーニちゃん!」フンス
ヲ級「…」
ルッキーニ「はなこどしたー?」
ヲ級「ヤ…ル…」
シャーリー「 キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! 」
ルッキーニ「シャーリー、もういいから」
シャーリー「ごめん…」
ルッキーニ「そんじゃ、よーい…スタート!!」ジャボン
芳佳「(やったるで!)」ジャボン
ヲ級「」トプン
シャーリー「さーて、どうなることやら」
リーネ「(あがろう)」ザバ
リーネ「シャーリーさん、お先失礼します」
シャーリー「なんだ、折角面白くなるところなのにもう上がるのか?」
リーネ「はい、少しのぼせてきたので」
シャーリー「そうか、気ィつけろよ」
リーネ「はい!」ペタペタ
~1分後~
芳佳「ぷはぁ!」ザバ
芳佳「私の勝ちー!ってあれ?」キョロキョロ
シャーリー「宮藤、お前一番最初だ」
芳佳「えー!そんなぁ」ガッカリ
シャーリー「残念だったな」
~さらに1分後~
ルッキーニ「ぷはぁ!もうダメ!!」ザバ
シャーリー「あーおしいっ!もう少しだったのにな」
ルッキーニ「ってことはまだはなこが!?」
シャーリー「ハナコの奴、潜ってから微動だにしないんだけど、大丈夫なのか…?」
芳佳「花子ー、もう終わったよー」
~5分後~
シャーリー「上がってこないな」
ルッキーニ「うじゅう…はなここわいよ…」
芳佳「まさか…死!?」
シャーリー「いやいやいやいや…もしそうなら少佐に何て言われるんだよ…」カタカタカタカタカタカタカタ
ルッキーニ「うぇぇ!」グスッ
ヲ級「」ザバ
シャーリー「花子!」
ヲ級「ヲヲ!」
芳佳「私の勝ち、やったね。だそうです」
シャーリー「うんもう凄いよ。てっきり死んだかと思った」
ルッキーニ「こわかったよぉ」
ヲ級「ヲッ」
芳佳「深海棲艦だからずっと潜っていられるそうです」
シャーリー「へぇ、大したもんだなぁ」
ヲ級「」モミッ
シャーリー「あぁ、そう言や一番は私の胸を揉みしだくんだったな」
ヲ級「」モミモミモミモミモミ
シャーリー「あはは、花子は私の胸が気に入ったか!」
ヲ級「」コクン
芳佳「(くっ!新たなライバルを増やしてしまったか…!)」
エイラ「コイツがマスコット?」
ヲ級「…」ペコ
サーニャ「言葉を話さないの…?」
ヲ級「」フルフル
エイラ「なんだぁ、お前も恥ずかしがり屋だナ」ツンツン
ヲ級「/////」
サーニャ「よろしくね」
ヲ級「」コクン
美緒「エイラにサーニャじゃないか。これから夜間哨戒か?」
サーニャ「はい…」
美緒「気をつけて行くんだぞ。最近ネウロイの動きが妙だから急に現れるかもしれないからな」
エイラーニャ「了解」
美緒「ところで花子、お前はどこで寝るんだ?」
ヲ級「ヲヲ」
美緒「宮藤の部屋か。しかしあそこはリーネもペリーヌもいるから寝るには少し狭いぞ」
ヲ級「…」
美緒「私の部屋に来ないか?」
ヲ級「!!」
ヲ級「ソレハ…メイワク…」
美緒「なぁに、気にすることはない!二人きりで夜を明かそうじゃないか!」
ヲ級「ヲッ」コクン
〜もっさんルーム〜
ヲ級「ショウサ…コレ…ハ…?」アセアセ
美緒「ごすろり、という服だ!釣り上げた瞬間からお前には似合うと思ってな!是非着てくれ!」
ヲ級「エ…エト…」アセアセ
美緒「ほら早く!」ハァハァ
ヲ級「」ゴソゴソ
ヲ級「/////」
美緒「あら^〜」
美緒「次はこれだ!体操服にブルマ!」
ヲ級「アノ…」
美緒「ほら!ほら!!」ハァハァ
ヲ級「」ゴソゴソ
ヲ級「ド…ドウ…?」
美緒「いいわぁ、ちょっと食い込んでるところがたまらんたまらん」
美緒「なぁ、その格好でこのポーズをとってくれないか?」
ヲ級「ウン…」
ヲ級「コ、コウ…?」
美緒「最高だ」ダクダク
ヲ級「(ダレカ…タスケテ…)」グス
美緒「それじゃあ最後にこの水着を」
ヲ級「!!??」
ヲ級「イ…イヤ…!」フルフル
美緒「何を言うか!ここまで来たなら最後まで着ろ!」
美緒「さぁ花子!501のマスコットとして己の限界を超えろ!!」
ヲ級「フェェ…」ゴソゴソ
ヲ級「キ…キタ(布ガ小サイ…スースースル)」
美緒「」ブルブル
ヲ級「ショ…ショウ…サ…?」
美緒「もう辛抱ならん!花子ぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!」バッ
ヲ級「イヤ…イヤァァ!!!!!」
ガチャ
ミーナ「美緒、どうしたの?大きな音が聞こえたけど…」
美緒「あ」マッパー
ヲ級「」ブルブル
ミーナ「(ウホッ♀美緒の全裸)じゃなくて少佐、何をやっていたのかしら…?」
美緒「ち、違うんだミーナ!これはつい出来心で…!」
ミーナ「明日の朝、司令室に来ること。いいですね?」
バタン
美緒「」
チ───(´-ω-`)───ン
間違った愛で方は人生の誤ちを招きます
おわり
後半のもっさんは>>1のヲ級ちゃんに対する気持ちです
続き、はよ
乙
誰一人自己紹介の空母に疑問を持たぬとは
これは続きが欲しい終わり方
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