花「父ちゃん…」葉「お前だれだ?」 (84)

いつもの墓場で星を眺めていたんだ、いつものように阿弥陀丸と二人で。

阿弥陀丸「花殿、星見もそろそろに…たまお殿が心配するでござるよ」

花「…もうちょっとだけ良いだろ?阿弥陀丸」


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ハオ「ここはいつも星が綺麗だ、花…久しぶりだ」

花「おじさん、忙しいんじゃなかったのかよ!」

一発蹴りをかます…いつもの夜の挨拶だ

ハオ「…おじさんではないシャーマンキングだ」

この人…リアル父ちゃんの兄貴でオイラとアンナの御先祖様…らしい名前は麻倉葉王。

そしておじさんが現れた、と言うことは。

葉王「今日はお前に試練(と言う名の厄介事)を与えようと思ってね」

花「またか!」

アンナと出会えたのはたしかにおじさんのおかげ…だと思う、いや思いたい。

ハオ「ふ…今回お前には過去に飛んでもらう、そして葉たちと戦ってくる、勝たないとこの時代には帰さないから…せいぜい頑張れよ甥っ子」

と言うや否や…視界が暗転していく、目眩もひどい…でもオイラは必死に叫んでやった。

花「絶対蹴り飛ばす!」

そこで意識を無くした。

葉「アンナ〜いい加減寝ないと体持たねえぞ?」

アンナ「うっさいわね!、だいたい誰のせいだと思ってんのよ!」

バシンと音がなり頬が痛む。

阿弥陀丸「幻の左!?」

シャーマンファイトが終わって2ヶ月がたって冬休みに入り、宿題を一旦切り上げて、寝ようと催促した結果…ぶたれた、なぜなら。

葉「だってまさかみんな泊まりにくるとか聞いてなかったし…」

シャーマンファイトお疲れ様会が開かれていたからだった…2ヶ月ぶりにみんなと再会し、バカ騒ぎをした結果。

アンナ「こんだけ騒いでたら寝られないじゃないの…」

時計の針は十一時を指していた…もう一時間で次の日がやってくる。

葉「オイラも逃げてきたし…責任は有るかもしれねえがアレは止めれねえよアンナ…」

植物の話かと思った

チョコラブ「日本最高!ガハハハハ」

風の戦士、チョコラブは笑い上戸であったようだ…迷惑なやつ第一号認定。

蓮「…」

雷の戦士、蓮は飲めば飲むほどに涙を流し量を増やしていた我不迷はどこへやら…今更後悔しているらしい。

ホロホロ「飲んでるか?蓮、ウハハハハなぁ民子、今日…いいだろ?」

ダム子「ホロホロ…いい加減にしないと氷漬けにするよ!、いつもお酒飲むと、こうなんだから…」

ブツブツと妻が夫に説教をするようにワナワナと腕を震わせながら碓氷民子…いや黒部民子ことコロロは水の戦士に対して凍らせる準備を始めていた。

リゼルグ「みんな…いい加減にしなよ?竜さんたちも困ってるじゃないか」

竜「いや…いいんだリゼルグ、旦那も女将も逃げれたみたいだし酔っ払いの相手は俺たちでやろうぜ」

火の戦士リゼルグと木刀の竜は三人をどう止めようかと…思案を深めていくのであった。

暗転が終わり、周りを見渡す…夜だ、そしていつもの墓場だ。

花「阿弥陀丸…阿弥陀丸!?」

オイラの持ち霊の阿弥陀丸の気配がない、位牌の中にもいない…あるのはいつも持ち歩いているフツノミタマノツルギだけ、たしかおじさんは父ちゃんたちと戦えって言ってたよな。

ハオ「甥っ子…何とかそっちに行けたみたいだね、フフ」

空から声が降ってきた…この声は。

花「おじさん…オイラ持ち霊無いから戦えないんだけど」

ハオ「イメージするだけでいいよ…今回は特別だからね、イメージするだけでお前のOSを使えるようにしておいたから」

おじさんはやっぱり優しいのだろうか?
と考えていると。

阿弥陀丸「花殿!当時の葉殿たちは恐ろしく強いでござる…全力で戦っても良いでござるよ頑張って!」

阿弥陀丸の声もした…無事のようだ、
ならオイラも全力ださないとな。

花「待ってろよ…父ちゃん!」

花「とりあえずどうすっかな…家に帰って考えるか」

この時のオイラは考え無しだとこのあと自覚するはめになってしまうのを今はまだ知らないでいた…。

次回予告

花「父ちゃん…」

葉「お前誰だ?」

花「オイラと…戦え!」

次回シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜if

親と子(似た者同士)

今から仕事なので〜ちょっと放置します、ではノシ

気体

フンフンバリバリ働いてー

お待たせしました、投下します

花「なんか家のほうが騒がしいな…今日お客さん来てたっけ」

とりあえず家に着いたのはいいんだけど、これだけ声が漏れるのはおかしい、なんかあいつ…メンが来たときのような、騒がしさがオイラの家こと民宿炎から漏れていた。

花「考えても仕方ないか、入ろう」

いつものようにドアを開けて、声をあげる。

花「ただいま〜竜!今日の晩飯、なんだ〜」

いつもなら竜がお帰りと言って料理名を答えてくれるのに、今日は声が聞こえない、ただ宴会の音が漏れてくるだけ、おかしい…そう思ったオイラはもう一回、声を今度は聞こえるように、張り上げた。

花「誰か!居ないのか!?」

だがオイラはまだ気付かないでいた、ここが過去だということに。

竜「誰か来たな…リゼルグ悪いが」

と言いかけたら

リゼルグ「竜さん僕も行くよ…」

とのことである。

話は早かった、玄関のお客様を出迎えるために二人は得物と持ち霊を手に玄関へと向かった。

その頃土の戦士、こと葉はというと。

葉「アンナ〜オイラ寝ていいか?」

アンナ「…」

バシンとまた音が鳴る。

阿弥陀丸「葉殿…頑張るでござる」

この三人の夜も長くなりそうであった。

花「…」

二人の男が玄関にやってきた、しかも殺気全開で、一人はあのリーゼントから竜とわかるがあと一人はわからなかった…

竜「お前どこのどいつだ!?場合によっちゃあ俺たちは黙っちゃいねえぞ…ごらぁ」

と上から目線で本気で脅してくる竜…こんな竜を見るのは初めてだった。

リゼルグ「まぁまぁ竜さん…怖がってるじゃないかそこらへんにしときなよ?」

やれやれと言いたげな緑髪の少年は竜に目配せをしていたのが見えた。

リゼルグ「で?君は誰かな、君から巫力を感じるからシャーマンなのはわかるから僕の推測だけど、もしここに五人の戦士が集まってることを知ってやってきたのなら…容赦しないよ?」

こっちは静かに脅し文句を言っていた。


花「お前たちこそ、誰だよ、オイラの家で好き勝手しやがって!だいたい竜!髭はどうしたんだよ…まぁいいめんどうだ、ぶっ飛ばしてやる…覚悟しやがれ!阿弥陀丸人魂モードinフツノミタマの剣…OS鬼兜!」

右肩に鬼をかたどった兜ができそれが右腕まで伸びて一本の刀をかたちどる…オイラのOS鬼兜、こいつらもシャーマンなら遠慮はいらない…シャーマン同士ならたまお母ちゃんの言うことは聞かなくて大丈夫なはず、修験の極みは怖いけど…なんかムカつくし、やってやる!

ハオ「面白くなってきたね…そうは思わないか?阿弥陀丸」

阿弥陀丸「ふむ葉殿に対する鬱憤晴らしでござるか、ハオ殿まさかお主…」

ハオ「甥バカとか言うなよ?アイツには良い薬になるさ…」

この時代…花が産まれる二年前、束の間の平和に安堵している葉たちに嫌がらせをしたかったハオの真意を変に取った阿弥陀丸とハオはまだ知らずにいた…後々、向こう三年は後悔することになるとは。

竜「誰だか知らねえが、そっちがその気なら…来いトカゲロウ!本気で行くぞ、OS刺身包丁スサノロウ!」

刺身包丁スサノロウ、竜の最大最強の甲縛式OSでこれにかかればどんな獲物も三枚に卸されて終わる、そんな代物である。

リゼルグ「行くよモルフィン、ゼルエル…複霊甲縛式OSマステマドルキーム!」

リゼルグが持つ最強のOSマステマドルキーム…四本の緑の触手、もとい羽が生えるOSである、この羽は触れた物を高温で焼き切る特性を持ち、相手を[ピーーー]リゼルグの必殺OSである。

花「上等だ絶対ぶっ飛ばしてやる!」

あ…規制が(^_^;)

続けます。

花「阿弥陀流…真空仏陀切り!」

花が阿弥陀丸を譲り受けて最初のころ、憑依合体を続け、体得した必殺技の一つである…右腕を左の腰に持ってきて巫力を込めて一閃、すると真空の刃が出来上がり相手に向かう、葉もよく使う技の一つだったりする。

リゼルグ「竜さん!危ない!」

リゼルグが一枚の羽を伸ばし、仏陀切りを止め、もう一枚を花に向け伸ばした。

花「効くかよ、そんな羽…叩ききってやる!」

花が刀を羽にぶつけたすると。

バチンと音がなるリゼルグのOSが砕けた音だった。

リゼルグ「く…かなり本気だったんだけどな」

再びOSを展開する…羽は数を減らして二枚になっていた。

竜「リゼルグ…ありがとよ…クソガキ、せいぜいあの世で後悔してな、地獄竜紅蜥蜴!」

竜の得意技、右腕の刺身包丁スサノロウを上に上げて左下に振り下ろす…一撃必殺の技である。

花「もう見切ってんだよ!おらぁ!」

花は兜の部分をスサノロウにぶつけさせ防ぎ、そのまま袈裟切りを竜に浴びせた。

またバチンと音が鳴る、竜のOSの砕けた音だった。

花「はぁはぁ…たまお母ちゃんはどこだ竜?」

竜「は?何を言ってやがる…たまおちゃんに子供はいない…はずだ」

ここで思い出す…いや思い出してしまった。

花「今、西暦何年だ?」

あとは話が早かった…竜たちに説明をしたら二人とも一瞬顔を暗くさせたが暖かく迎えてくれた。

竜「それにしても花さん、で良いのか?」

花「坊ちゃんって普段は呼んでるよ竜」

ぎこちない、いつもの竜じゃないのは仕方ないが…会話が続かない。

リゼルグ「未来かぁ…僕たちには叶わぬ夢、だね」

この時代はどうやら少し事情が違うらしいリゼルグさんが言うにはパラレルワールド、とか言うものらしいし。

竜「旦那も女将もアイツらも、寝てるだろうから坊ちゃん、今日は居間で寝てくれねえか?」

やっぱりなんか違う…異世界になるかもしれない時間、頭おかしくなりそうだった、から。

花「うん…じゃあオイラ勝手に寝るなぁ」

たまお「花ちゃん遅いわね…」

一人の母親が息子の心配をしていた

竜「たまには良いじゃねえか…坊ちゃんだって子供じゃねえんだからよ」

たまお「でも明後日には帰ってくるのよ?」

大地の交渉人夫婦が明後日…花の誕生日を祝に帰ってくる、お土産をたくさん持って。

ほっこりとした暖かいいつもと違う誕生日、特別な1日にするためにたまおと竜は考えていることを花は知らないでいた。

次の日、朝…みんなが起きてきて、頭を抱えていた。

チョコラブ「…」

顔面蒼白な鼻の大きい…チョコラブさんは黙って頭を抱えていた、

蓮「済まない…済まない…済まない」

誰かにひたすら謝り続ける…小憎たらしいメンの父親、見てられないとはこのことかと、関心してしまった。

ホロホロ「ダム子 …お前」

コロロ「クックルクー」

こいつはお預けくらった犬みたいに自分の持ち霊を睨んでいた…相変わらず気持ち悪い。

そうして…やってきた。

竜「旦那、女将…おはようございます」

アンナ「あら、おはよ竜」

眠たそうに、眼をこすりながら座るリアル母ちゃんそして。

葉「おはよう竜…ん?」

父ちゃん…。

花「父ちゃん…」

葉「お前誰だ?」

心臓が高鳴る、コレを終わらせないと帰れない…か。

花「オイラと…戦え!」

葉「へ?」

気の抜けた声…でも気にしない。

花「阿弥陀丸人魂モード」

アンナ「あんたうるさい」

バシンと居間に音が鳴り響いた…幻の左だった。

葉「アンナ…いきなりヒドいぞソレは」

ジンジン痛む…リアル母ちゃん怖い…たまお母ちゃん以上に。

葉「で…お前誰だ?」

花「麻倉花…あんたの息子だよ」

えっ…と言う空気に包まれてしまった。

次回予告

葉「そっちのオイラはどんなんだ?」

花「…」

次回、温泉

〜幕間〜

ここまで読んでいただきましてありがとうございます<(_ _)>
作者です

始めたきっかけはシャーマンキングのssがあまりにも少ないからでして…誰もしないならしてやると思った次第でして…まだまだ駄文の域はでませんがよろしくお願いいたします(^_^;)
次回予告間違えちゃいましたので
改めて

次回予告

葉「そっちのオイラどんなんだ?」

花「…」

シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜if

第二廻温泉


この時系列だとみんな五大精霊持ちだよな?
SOEちらっとしか出なかったけどアレに勝てるとは思えんが

>>27

作者です

あまりネタバレはしないほうが良いのですが…強いていうならおじさん憑いてますしおすし(^_^;)

何このオリキャラと思ったら続編出てたのか

メ欄にsagaいれとけば殺すとかのフィルター解除できるぞ
sageじゃなくsagaな

フンフンバリバリ働いて…

お待たせしました投下します

湧いたよ湧いたよ>>1

五大精霊以前に甲縛式使われたらどうしようもなくね?

いつもの朝、たまお母ちゃんはいないけど竜とリアル母ちゃんと父ちゃんと囲む、そんな朝、当たり前だけど心なしか恥ずかしい…オイラらしくないかな。

花「父ちゃん…醤油取って」

葉「ん…」

アンナ「あんた…花だっけ?」

母ちゃんがオイラに話かけてきた。

花「うん」

アンナ「まぁいいわ、明日のこともあるし…保留にしてあげる、ただし、一宿一飯の恩義、返しなさいよ?」

母ちゃんは眼光鋭くオイラを説き伏せるように話を続けた。

花「うん…わかった、だけどオイラにはやらないといけないことがあるから先にそっちを終わらせないと…困る」

葉「なんなんだ?言ってみ?」

父ちゃんは優しい眼差しでオイラに聞いてきた。

花「ハオおじさんに父ちゃんをぶっ飛ばしてこいって言われててさ、それで…」

しどろもどろになりながら説明を続けた…がんばったほうだと思う。

いろいろ説明を終えて、朝食も一段落したところで、どういうわけか父ちゃんたちと朝風呂に入ることになってしまった。

葉「なぁ花?そっちのオイラどんなんだ?」

未来の自分が気になるらしい、父ちゃん
はオイラに話かけてきた。

花「最低だよ…同じ飯くってアレだけど、オイラからしたら最低だ」

葉「どういふうにだ?」

オイラは黙ってしまった…だっていくら若い父ちゃんに鬱憤をぶつけたって意味は無いから、だと思ったからだ。

葉「なぁ花、もう一回聞くぞ?」

心の中でうん、と頷く。

葉「そっちのオイラどんなんだ?」

花「…」

ちょっと放置します(^_^;)

お待たせしました投下します

明後日はオイラも久しぶりの日本…かぁ 一年ぶりだなぁ、花たち元気かなぁ。

???「ふむ、君らしくないな…麻倉、ニコニコしてるなんて君にしては珍しいんじゃないか?」

一緒に今の戦場を終わらせるために働いている赤いコートを着たシャーマン、いや魔術師だっけか。

葉「あぁ明後日が息子の誕生日なんよ…お前にも居るだろ?家族とか」

人として当たり前の事だと思う。

???「この仕事を始めるに当たって捨ててきた、未練はあるが…正義の味方(…)を通すには家族がいては邪魔なのでな」

昨日から話をしていて思う…こいつから昔のオイラとおんなじ匂いがする、なんでだろ?悲しい匂いだ。

葉「…そっか、でも一回は帰ったほうが良いぞ?家が有るのと無いのとでは…全然違うからな」

まるで無い物ねだりをする子供のような…そんな匂いだ。

???「善処させてもらうとしよう…さて仕事(殺し)の時間だ麻倉」

葉「あぁ仕事(仲介)の時間だな…」

名前何だったかな…。

花「今の父ちゃんには関係ねえよ…」

そう関係ないんだ、だってここは過去で、オイラがいる時間とは違う…オイラの目の前にいるのは同い年の父ちゃんで、オイラの父ちゃんじゃない…ややこしいな。

葉「…」

花「…」

沈黙が続く、そしたらいきなり父ちゃんが。

葉「い〜ち、に〜い、さ〜ん…」

数を数え始めたんだ。

リゼルグ「葉君、花君、二人とも入ってたんだ」

花「あ、リゼルグさんチョコラブさん」

緑髪の少年とアフロ頭の少年、が入ってきた。

チョコラブ「二日酔い…キツい」

どれだけ飲んだのであろうか…。

葉「じゅうい〜ち」

リゼルグ「花君頑張ってね」

ニコっとするリゼルグさん曰く。

リゼルグ「百まで出ちゃダメだから」

えっ…と少し絶望したオイラだった。

すっかり茹で蛸のようになってしまった…湯当たりをしてしまい脱衣場で横になっている。

葉「大丈夫か?花」

父ちゃんが声をかけてきた、うんもうダメ。

横に父ちゃんが座って話を続けた。

葉「明日、ハオが人類を滅ぼしにやってくる、花お前の用事がなんなのかは聞いてる…この後、戦ってお前を元の時間に戻してやるから、全力でぶつかってこい」

笑顔を向けながらオイラに話をする父ちゃん…でもおかしい、何がおかしいのかはわかんねーけど、湯当たりしてるオイラには何がおかしいのかはわからないままでいた。

次回予告

花「おじさん…なんで」

次回シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜if

第三廻

真実(嘘)

〜幕間〜

お楽しみ頂けてるでしょうか?作者です、まず規制解除のアドバイスありがとうございました(^_^;)

もう少し続きますがお付き合いお願いいたします(_ _)

作者はFateも好きだったりします(^_^;)

フンフンバリバリ働いて

昨日投下できなかったので追加投下です。

湯当たりも治ったから庭に出る、父ちゃんも準備完了して服もシャーマンファイトの時の服を着ていた、ただ髪が長い…写真よりも、この前帰ってきたときの長さと一緒くらいだった。

花「行くよ父ちゃん…」

葉「あぁ阿弥陀丸人魂モード憑依合体in春雨!…そしてinフツノミタマの剣…甲縛式OS黒鶴」

あれ、違う…。

形は一緒なのに色が違う、父ちゃんを感じない、顔は一緒なのに、父ちゃんじゃ…ない?。

葉「どうした花?こないんか?」

花「う、うん…阿弥陀丸人魂モード憑依合体inフツノミタマの剣!OS鬼兜!」

甲縛式OS黒鶴、背中を覆うように鶴をイメージさせた葉の最終OS、土の戦士の名に恥じないくらいに硬い、しかも刀の部分が伸びる性質を持つ…。

花「…」

葉「準備完了…だな、行くぞ!阿弥陀流後光刃!」

黒鶴の刃を後ろに控え、突進の後下から上に振り上げる阿弥陀丸の必殺技、当たれば即死の一撃だ。
花「っ!阿弥陀流…真空仏陀切り!」

同じ技を使う、二人の激闘は幕を開けた

花「止まらない!…だったら」

花も前に突進し、後光刃を繰り出す…刃と刃が当たる。

葉「甘い…まだまだ行くぞ!阿弥陀流真空仏陀切り!」

花の仏陀切りの三倍は有る大きな真空の刃が花を襲った。

花「ヤバい」

避けきれない…そう思ったその瞬間。

ハオ「そこまでだ…もう一人の僕」

花「おじさん!?」

そう麻倉葉の兄にしてシャーマンキング麻倉葉王がいきなり現れた。

ハオ「花、すまないどうやら送る時間を間違えたみたいだね…」

おかしいところが明るみになった。

花「え…父ちゃんは?」

葉?「お前の父親…麻倉葉はシャーマンキングになったんだ、入れ替わってしまったんよ…ほんとは早く言わなきゃ…とは思ってたんだけど」

アンナ「葉になりきるために黙ってた…ものね少しでも麻倉葉王ではなく麻倉葉になるために」

頭が混乱していた…頭が痛い。

ハオ「まぁいい、花、最初の話は覚えているね?」

花「うん」

ハオ「目的変更だ、シャーマンキングを倒せ」

花「え?」

無理だ…絶対無理だ。

ハオ「僕も手助けしよう…五人の戦士だけじゃ戦力不足だしね、そう言うことだ、わかったかい?送り出した僕にも責任はある、だから明日には最強の戦力を送り込んであげよう、花、せいぜいがんばれ」

葉?「お前は?」

ハオ「麻倉ハオ、とある時間軸のシャーマンキングで花の伯父だ…明日またくるよ」

次回予告

???「召喚に応じ参上した、これより拙者はお主の刀となり兜となりお主を守ろう宜しく頼むでござるよ花殿」

花「おじさん…よくもやってくれたな!絶対蹴っ飛ばす!」

次回シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜

英霊召喚(最強の二人)

〜幕間〜

ども作者です、そろそろ最終廻に近づいて参りまして(^_^;)

本当は五人の戦士、大人バージョン、とかそっちに走ろうかな〜とか思ってたんですが、こっちのが良いかな〜って♪

これからもよろしくお願いいたします<(_ _)>

おぅふ、抜けすぎたtake2しときます

次回予告

???「召喚に応じ参上したこれより拙者はお主の刀となり兜となりお主を守ろう、宜しく頼むでござるよ花殿」

花「おじさん…よくもやってくれたな!絶対蹴っ飛ばす!」

次回シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜if

第四廻英霊召喚(最強の二人)

お待たせしました…たぶん最終廻、だと良いなぁ…投下します

明日になれば父ちゃんがやってくる、なんでだろ…絶望しかないや。

花「なぁおじさん、母ちゃん…この世界のオイラ…」

最終回がたった1レスだと!?

完全版でifまでやる形になるな

寝るぞー

お待たせしました続きます(^_^;)

用事でバタバタ…大変だ(;_;)

花「なぁ…おじさん」

葉?「ん?もう父ちゃんって呼んではくれねえんか?…」

おじさんのはずなのに、哀しい顔をした…父ちゃんみたいな。

アンナ「仕方ないじゃない…まさか葉がシャーマンキングになって、人間滅ぼすとか言い出すとか思わなかったもの…」

母ちゃんがオイラのおじさんに説明をしていた。

ハオ「そろそろGSに戻っていいかい?…止めれなかったのは仕方ないさ、過去は帰ってこない…現に甥を送り込んだ時間から違うんだからね」

おじさんもかなり焦っている…初めてみた、あんなおじさん。

ホロホロ「らちがあかねえな」

竜「あぁ」

花「なぁ竜、ホロホロ」

ちょうど何があったのか、聞くのにぴったりな二人がいた。

花「何があったのか…教えてくれないか?」

オイラ…やっぱり納得できない、父ちゃんが人類を滅ぼそうとしていることに。

ホロホロ「あぁいいぜ」

ホロホロ「あれは…」

そこで二人から一部始終を聞いた。

葉「ハオ…お前の意思はオイラが継いでやる、だってお前はオイラの兄ちゃんだからな」

巫力は底を尽きかけ、このままだと葉に負ける…なんて失態だ、まさか魂を融合させようとして巫力だけ持っていかれるなんて。

ハオ「ククク…葉、僕の力はどうだい?馴染んできただろ」

クソ…マズいな。

葉「あぁ…SOF、阿弥陀丸人魂モード憑依合体in春雨、憑依合体inフツノミタマの剣」

右手には阿弥陀丸の春雨、左手にはSOFのOS…

葉「すげえだろ、兄ちゃん…左のは甲縛式OS、火倶土命(かぐつち)ってところか」

クククと不敵な笑みを浮かべ僕の持ち霊を、使役していた。

葉「兄ちゃん…これあげる」

春雨を鞘に収め僕に阿弥陀丸ごと投げ渡す。

ハオ「…」

黙って受け取るしかできなかった。

ホロホロ「葉!お前!」

まん太「葉君!もうやめてよ!」

ホロホロ「て〜事が本戦であったんだよ」

花「…」

おじさんの力を奪うだけでなくキングの座まで…父ちゃんであって父ちゃんじゃない、でも倒せるのだろうか?。

竜「昼飯…作ってきやすね」

こうして1日が過ぎていった…。

次の日、父ちゃんがやってくる少し前…に助っ人がやってきた。

???「召喚に応じ参上したでござる、これより先拙者はお主の刀となり兜となりお主を守ろう、よろしく頼むでござるよ花殿」

花「おじさん…絶対蹴っ飛ばす!」

次回予告

花「父ちゃん…」

葉「背ばっか伸びてひょろひょろじゃねえか…ちゃんと飯食ってんのか?竜の料理はうまいだろうに…」

花「うん」

葉「でもでかく…なったな」

花「まだ父ちゃんのがデカい」

葉「ははは…わかってるな?」

次回シャーマンキングフラワーズ〜花の時代〜iF

戦争(親子喧嘩)

〜幕間〜

ども作者です、次でラストになりそうなんで一応お礼を…と思いまして、ありがとうございましたm(_ _)m

元々、花とティーダって似てね?と思ってこうしました…予告の台詞は改変してでも入れたいな〜って思ってるのが作者の最後の意地だったりwwww

ではラスト一本ふんばらさせていただきますね。

お待たせしました…最終廻、投下します。

朝になり、いよいよこの時間の父ちゃんがやってくる、最後の決戦が始まろうとしていた。

花「阿弥陀丸、オイラたち勝てるかな…父ちゃんに」

阿弥陀丸「な〜に現界した拙者もいる、そしてハオ殿もいる…心配は無いでござるよ花殿」

うんきっと勝てる…父ちゃんがいつも言ってる、なんとかなる!ってやつだ。

サティ「なんとか間に合ったようですね」

誰だ?この姉ちゃん…。

センジュ「さっちゃん、いよいよだね」

ジゾウ「俺たちだけで戦えんのかね?」

アシュラ「やるしかないだろう…な」

誰?この人たち。

憑依合体おせん

センジュ「麻倉ハオ、君がしたことは人が犯してはいけない領域ばかりだった…だけど千手観音菩薩の僕と」

サティ「弥勒如来の私…西岸サチが許しましょう」

え?何気にオイラ、すげー、人に会ってないか?いや仏がいるのは知ってる…でも生で見たのは初めてだった。

花「おじさん…」

この時間のおじさんが涙を流していた。

葉?「今更になって人の暖かみに気がつくなんて…思わなかった」

そして。

アンナ「来たようね」

戦いが。

竜「旦那…」

始まる。

葉「ちっちゃな人間…おはよう、早速だけど自己紹介させてもらう、私は麻倉葉にあらず…この世の皇になる男、麻倉葉皇だ!」

花「父ちゃん!!」

そして…。

葉「お前…誰だ?」

アンナ「ダメ!戻りなさい!花!?」

葉「あぁ…お前が」

私の息子か…と口が動いた。

オイラが先陣をきって鬼兜で突っ込んだんだけど。

葉「無駄だ」

とこの調子で跳ね返された…不様だ。

ハオ「ククク…葉、中二病もそこまでにしときなよ?、やっと準備が整ったからね」

オイラの時間のおじさんが五大精霊を連れてやってきていた。

ハオ「お前たち、使い方はわかるね?」

コクンと頷きOSを展開していく。

ハオ「花、焦りすぎたね…まぁ阿弥陀丸ともう一人の僕もいるんだ、焦ることはない、そら土産だ花」

あれは…アイパッチ!?。

映像が流れ出す。

ホロホロ「よう、花坊!苦戦してるみたいだな?見ることしかできねえが一丁気張れや!」

ホロホロ…さん。

リゼルグ「花君、勝てよ…葉君なんかに負けちゃダメだ」

リゼルグさん。

チョコラブ「ヘイ!花、勝って帰ってきたら最高のギャグを披露してやんよ」

チョコラブさん…。

蓮「貴様、負けたら承知せんからな!?」

うわぁメンの親父だ、でもなんだろう。

メン「俺のライバルなんだからな?負けるな、花」

メン…ありがとう。

竜「坊ちゃん明日は誕生日ですから…早く帰ってきてくださいね」

竜…。

たまお「花ちゃん頑張って」

たまお母ちゃん…。

アンナ「負けたら承知しない…少なくとも地獄で三年は覚悟しなさいよ」

リアル母ちゃん…怖いからやめて。

でも蓮さんの時から思う、暖かい…オイラにはこんだけ大事な人がいる。

二代目木刀の竜「花、帰ってきたら喧嘩…しようぜ?だから負けんなよ!?」

竜…あぁわかってんよ。

三代目イタコのアンナ「私のフィアンセが弱いわけないでしょ竜?…早く帰ってきなさいよ?」

うんアンナ…ありがとう。

葉羽「花君、また竜さんたちと池々袋いこうね…なんだろ恥ずかしいな」

葉羽…うん行こうな。

ルカ「小憎たらしい本家麻倉…でも私の可愛い弟の友達だから、精々生きて帰ってくることね」

ルカさん…

そして最後のメッセージが流れ出す。

葉「なんだ…その」

父ちゃんがじっと見てくる。

葉「背ばっか伸びてひょろひょろじゃねえか、ちゃんと飯食ってんのか?竜の料理はうまいだろうに」

うん…うん。

葉「でもデカくなったな…」

花「まだ父ちゃんのほうがでかい」

オイラ…オイラ。

葉「どうすればいいかわかってるな?」

花「うん…」

ここで映像が終わった。

花「阿弥陀丸…人魂モード、憑依合体…inフツノミタマの剣、OS…鬼兜」

負けられない…絶対に。

葉皇「始めるか、宴を…GS人魂モード、憑依合体in宇宙OS…真理」

なんだあれ!?。

ハオ「アレまで作れるか…」

葉「アレはなんだ?」

凄い巫力を感じる…まるで

ホロホロ「この星を超越しているような…」

うん超越している。

ハオ「あれが、シャーマンキングにのみ許されたOSだ…来るぞ!」

葉皇「ふむ地球がどうやって、太陽からの放射能を防いでいるか知っているかい?」

うわ…光始めた。

蓮「ふ、電磁波で防いでいるのは知っているさ…宇宙線やその他諸々もな」

SOTで電磁波を作り、放射能を防ぐ…凄い。

葉皇「なら、これはどうする?」

火と風でおこる竜巻!?

チョコラブ「行くぜホロホロ」

ホロホロ「おう」

風と氷の合わせ技。

チョコ&ホロ「氷河期(アイスエイジ)」

葉皇「ならばこうだ」

隕石が…。

葉「簡単だね…重力(アトラクション)」

葉皇「まだまだ」

今度は雹だ…まずいでかい!。

リゼルグ「フレイムアロー!」

水に変わった…。

凄い、これが伝説の。

葉皇「ふむ…ならばこうだ!」

ヤバいなんか爆発する!?。

阿弥陀丸「させぬ!花殿!」

花「おう」

花&阿弥「真空仏陀切り!」

邪魔をしてやるのはオイラたちの十八番だ!。

葉皇「…」

考えている、何だろう嫌な予感しかしない。

葉皇「星の終わり…全てを巻き込み全てを壊す、これこそシャーマンキングにのみ許された力…ブラックホール!」

ヤバい吸い込まれる…。

ハオ「葉…技を借りるよ」

おじさん?。

ハオ「もう茶番はここまでだ麻倉葉皇!阿弥陀流…」

なる

次の瞬間全てが終わりを告げた。

ハオ「無無明やく無…今だ!花!」

巫力無効化…そして。

花「うぉおぉ阿弥陀流!後光刃!」

オイラが刀を一振り、飛び散る鮮血…終わりはあっけなかった。

あれほどまで絶望していたのが嘘…のような。

サティ「あとは私たちが請け負います…」

終わった…のか?

終わりはあっけなかった、こうして長い長いこの時間での日々は終わりをつげた。

花「おじさん…いや父ちゃん!」

葉「ん?いま父ちゃんって…」

あぁ葉皇は死んだ、だから。

花「この世界のオイラのこと頼むな」

ニシシと笑う。

アンナ「任せなさい!」

母ちゃん…。

ハオ「さて帰るかい?花?」

花「うん」

葉「また…な?」

花「おう」

こうしてオイラの旅は終わりこの時間での世界が動きだしたのであった。

世界が暗転していく目眩もひどい、なんかみんなが言ってくれてるけどわかんねえや、またな父ちゃん、母ちゃんホロホロ、まん太さん、リゼルグさん、チョコラブ、蓮さん、竜、そして名前すら知らない人たち。

そして。

花「ここは?」

阿弥陀丸「墓場…でござるか?」

いつもの墓場に戻っていた、そこには一人の影が…立っていた。

葉「お、花か…おかえり」

花「父ちゃん!?なんで?」

父ちゃんが帰ってきていた。

葉「さっき着いたところ…兄ちゃんからあんなのいきなり見せられてアンナも慌ててたからな」

あはは、笑えねえな。

葉「なんか家に全員集合しちまっててな、騒がしいから出てきたのもある」

うわぁ。

原作、武井宏之。

花「え?父ちゃん当分のあいだ家にいるの?」

ss作者1。

葉「あぁ冬木ってところにいる、遠坂さんって人のところに手紙届けないといけなくてな」

構想3日。

花「ふ〜ん」

制作日数2日。

葉「ま、たまには休まないとな」

投下日数一週間。

花「だな」

葉&花「ただいま〜」

武井じかけのオレンジ、1仕立て。

シャーマンキングフラワーズif

最終廻、戦争(親父喧嘩)fin

〜あとがき〜

ここまで読んでくださった皆様に大いなる感謝を…ありがとうございました(^_^;)

最後はたぶん伝説になるかな〜コピペになったら嬉しいですwwww。

さて花君の物語はぜひ原作を連載中のジャンプ改を読んでみてください、新たなマンキンワールド炸裂ちゅうです( ̄∀ ̄)

ではまたどこかで…

ちなみに作者は二作め(型月)制作ちゅうですのでもしわかったかたがいらっしゃれば生暖かい目で見捨ててやってくださいo(^-^)oではまたどこかで…本当にありがとうございましたm(_ _)m

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