―――2320年。日本という国は崩壊し始めた。
二年前、天皇は何十年にもわたる長い勤めを終え永眠した時は日本中がパニックになった。
そこで次の天皇の候補に選ばれていたのは体つきの良い20~25歳くらいの若い青年であった。
その青年の名は飯島清。元天皇の孫である。
だが、元天皇の息子だからと言って飯島清は国を支える能力に優れているというわけでもなかった。
―――いや、飯島清が天皇にはふさわしい能力は1も無かった。
飯島清は小さい頃から甘やかされているせいか、自分勝手、我儘であり、いつも自分が一番ではないと気が済まない性格であった。
天皇には「冴子」「仁美」という娘がいたがその二人は清にあっけなく蹴落とされてしまった。
この二人のどちらかが天皇の方がよいのでは、という意見もあったが……そんな意見は無視されてしまった。
理由は、女社長が少ないという理由でもある「男尊女卑」だ。
「飯島清は心配だ」「飯島清には本当に国を支える力があるのか?」という声はたくさん聞こえた。しかし、昔から消えないくだらない女性差別でこの世は崩壊してしまった……
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あげてしまってすいません。
私は掲示板に書き込むのは初めてでご迷惑などをかけるかもしれません。
文章も下手ですが、ご付き合い頂けると嬉しいです。
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