――新しい扉を開く為に――(63)

俺は興味本位で小学校4年生の頃からバドミントンを始めた。
練習はキツくてやりたくないけどそれまた、楽しく思える時があるそんな事で辞められなかった。
――だが

家庭の複雑な理由で小学校5年の秋。
バドミントンを辞めた。
その夜は眠れなかった。泣いた。どれだけ悔やんでも悔やみきれなかった。
――そして 中学校に入った時期

何、バドミントンとな

西宮「ここが涼風中学校か…」

西宮「ここなら…出来るかも…」

俺の名前は西宮 遥希
最近中学生になったばかりだ
ここ、涼風中学校にはバドミントン部があるって聞いて入学を希望した

西宮「あの…すみません。」

?「ん?」

西宮「バドミントン部ってどこですか?」

?「バドミントン部!?もしかして入部希望者?」

西宮「は、はぁ…」

何だろう…どこからともなく感じるこの頼りなさは…

?「よかった…また、誰も入ってくれないのかと思ったよ…」

西宮「あ、あのーバドミントン部は…」

?「あぁ!ごめんごめん!紹介が遅れたね! 僕は 神上 司 だよ!」

そんな事聞いてないのに…

西宮「バドミントン部…」

神上「はっ!僕ばかり話してたね!ごめん!部室はこっちだよ!」
西宮「あ、はい!」

さっきからずっと喋ってるけどこの人なんなんだろう…

神上「さぁ!早く行くよ!」

西宮「はい!」

名前がはるきの男は大体顔が池沼

――バドミントン部 部室――

神上「さぁ!ここが我らの部室だよ!」

西宮「わ、我ら?」

神上「あ!言ってなかったっけ?僕はキャプテン兼部長なんだ」

西宮「えぇ~!!」

こんな頼りなさそうな人がキャプテン… 不安で仕方ない…

?「チッ…せーなー!」

?「テメェが一番うるせぇ!」

神上「またか…右祐に左祐!喧嘩しないで!兄弟だろ!」

右祐・左祐「それとこれとは関係ねぇ!」

神上「おぉ怖い…」

ギャーギャーギャー

西宮「はぁ…」

ややこしい人達と知り合ってしまったものだ…

オリジナル?それとも元ネタあるのか…?

右祐「んで、誰?お前?」

西宮「あっ!僕は西宮 遥希って言う名前です!入部希望者です!」

左祐「おぉ!入部希望者か!」

右祐「そーゆーのはあいつに言っとけ」

左祐「桜木 咲な!」

西宮「桜木 咲…さん?」

神上「マネージャーだよ一応はねあとは顧問みたいな感じかな」

>>11

オリジナルです

神上「桜木なら、体育館にいるよ」

西宮「そうですか!ありがとうございます」

俺は体育館に向かった


神上「……あいつ、どう思う?」
右祐「普通じゃね?」

左祐「俺が鍛えてやるぜ!」

右祐「うっせぇ!筋肉達磨!」

左祐「なにっ!心外だぞ!」

ギャーギャーギャー

神上「…ふぅ…こいつら変わらないなぁ…」

――体育館――

西宮「あ、あの人かな…」

西宮「すいませーん」

?「はーい」

西宮「桜木さん…ですか?」

桜木「そうよっ なんでわかったの?」

西宮「神上さんから聞いて…」

桜木「神上…って事は入部希望!?」

西宮「はい!」

桜木「ラッキー!!今日で二人目!」

西宮「二人目?ですか」

>>8
やあハルキ君

双子がダブルスか?
それとも逆に合わないとか?

桜木「そうよっ 会わないかったの?」

西宮「いや…会ってないです…」
桜木「そうかぁ…ちなみに西宮君はバドミントンの経験は?」

西宮「小さい頃からしてましたよ!10年位でしょうか…」

桜木「北東君よりは経験あるのね…」

西宮「北東?」

桜木「北東 風乗君よ もう一人の入部希望者。小学校5年生位までバドミントンしてたんだって」

西宮「北東…風乗…」

桜木「もう少しで練習始まるから見て行ったら?」

西宮「そうさせてもらいます」

今から始まる。
俺の物語が。

ねぇ?どんな顔してこれ書いてるの?

>>16

右祐・左祐はダブルス専門です
そして双子です 相性は悪い方です

キャラ紹介

神上 司 (シンジョウ ツカサ)
涼風中学バドミントン部キャプテン 頼りないように見えるが実は凄いらしい。 右利き オリジナルフォーム 3年生。

鏡 右祐 (カガミ ユウスケ)
兄、左祐と相性が悪いがダブルスのセンスは抜群。
右利き スタミナタイプ 2年生

鏡 左祐 (カガミ サスケ)
弟、右祐と相性が悪いがダブルスのセンスは抜群。常にうるさい。左利き パワータイプ 2年生

西宮 遥希 (ニシミヤ ハルキ)
この物語の主人公的存在。
幼い頃からバドミントンをしているが 伸びないのが悩み 左利き スタミナタイプ 1年生

北東 風乗 (ホクシ フウジ)
この物語の主人公的存在。
小学校の時にバドミントンの経験あり 生まれ持った能力を持っている様子 1年生

桜木 咲 (サクラギ サキ)
涼風中学バドミントン部 マネージャー兼顧問
人を見る目があるとの噂。
父親はスポーツショップの店長らしい 3年生

神上「うーし!じゃぁはじめっか!」

左祐「うおぉおおぉお!」

右祐「……馬鹿だな……」

神上「まぁ…な…」

左祐「はやく!はやく始めましょう!」

神上「んじゃいつもの奴からで!」

右祐「うーい」

左祐「はいっっっっ!」

――20分後――

神上「んじゃぁ今日の基礎ストはヘアピンからで~」

右祐「うーい」

左祐「ぐぁぁぁぁ!スマッシュがぁ!スマッシュが打ちたいぃぃぃ!」

?「すいませーん」

神上「ん?」

?「練習始まっちゃってます?」

神上「えっ…と…君は? あぁ!君が北東君か!」

北東「はいっ!俺が北東、北東 風乗です!」



今日(11/12として)はここまで


正直言って覚えられないから、キャラクター紹介とか要らない。
むしろ寒い。
キャラクター紹介をせずに個性をいかに見せるかがss形式の基本。


名前が付いてるのは個人的には気にしないけど、双子以外に必要性が感じられない。

あとオリジナルフォームってなんだよ、意味不明

>>26
禿同

ssじゃなくて、短編小説だなこりゃ

>>26

オリジナルフォームは型にはまっていない我流スタイルの事です。基本フォームは野球の投球フォームに似ていますが
我流は似ていず、個性的な動きになります

簡単に言うオリジナルフォームは①→②→③が基本だとしたら
①→③だったり ②→③だったり
っていうのがオリジナルフォームです

まあ短編小説としてみればいいんじゃねぇの?

ついでに補足
団体戦で試合に出るには最低でも5人必要になります

>>1

補足は出来るだけss内で説明した方が良いかも…折角、地の文有りで書いてるんだし


あーなるほど、つまりタイミングが取りづらい選手の事だな。
把握。

つまり神上は高校から初めた訳だ。
それとも意図的に自分でフォームを変えた?

どちらにせよ、技巧派であることは間違いなさそうだな。

※補足を本編でするためには初心者キャラを出せば良いぞ

>>32-33 アドバイスありがとうございます 非常に助かります
神上のプレイスタイルハ変則的とだけ伝えておきます

西宮「あいつが…北東…」

北東「あぁ!君は西宮君だね!同じ1年生として頑張ろう!」

西宮「あ、あぁ…」

神上「うーん…皆揃ってるし丁度良いか」

西宮「何かあるんですか?」

神上「西宮君 3ヶ月後、何かあるかわかるかい?」

西宮「3ヶ月後……?」

北東「……春季予選だよ…」

西宮「さんきゅ!」

西宮「春季予選です!」

神上「はい、北東君正解。」

西宮「なっ…」

神上「僕、耳は良い方なんだよ」
神上「そんな事はおいといて…」

神上「3ヶ月後に春季予選が控えているんだ!去年も一昨年も大会には出れなかった!」

西宮「なんでです?」

神上「部員が足りなかったんだ…団体戦で出るにはダブルが2組シングルが1組の5人が必要とされるんだ」

西宮「なる程…」

神上「でも君達二人が入って来てくれた事で団体戦に出ることができるんだよ!」

西宮「そうなんですか…」

西宮「って…ええぇぇぇぇ!?」

西宮「俺達が大会に出るんですか!」

神上「そうだよ」

西宮「な、なんと…」

北東「大会ですか!やったぁ!」
西宮「呑気だな…お前……」

北東「大会に出れるんだよ?これほど嬉しい事はないよ!」

神上「ところで…君達ダブルは出来るかい?」

西宮・北東「無理です」

神上「え…」

神上「嘘…だろ…?」

北東「いえ」

西宮「本当です」

神上「計算違いだった…」

右祐「なら、俺達が教えますよ」
神上「ほ、本当かい?助かった!」
左祐「うおぉぉぉ!徹底的に教えてやるぜぇぇぇぇ」

右祐「うるせぇ!」

左祐「なんだとっ!」

ギャーギャーギャー

神上「大丈夫なのかな…」

神上「あ、ところで北東君」

北東「はい、なんでしょうか?」
神上「君は何利きかな?記入欄に丸がされてなかったから」

北東「あぁ…書き方がわからなくて…」

神上「ん?利き腕の方に丸するだけだけど…」

北東「僕は両方使えます」

神上「両利き……君ってスイッチヒッターなんだね」

北東「まぁ、そんな所です」

神上「そうか!なら、左祐に習った方が良いよ」

北東「左祐さんですか!ありがとうございます!」

神上「頑張れ!」

北東「はいっ!」

神上「僕も頑張らないとな…」



18:00頃から再開予定です

スレタイからくさいけど想像以上の内容だった
何でここで書くかね


両打ちは正直言って無いわ。左が使えるんなら左を使えよって話。

右利きだけどバドだけ左利きの人知ってるけど、そういう人は強豪校に行くのが普通だから違和感バリバリ

正直こういうのはブログなりなんなりでやったほうがいい

>>42>>44
悪いですが此処で書かせてもらいます

>>43
両利きは実在しますよ
結構便利です 強豪校に行ってないのはわざとなのでご了承下さい

外野への反応は最低限にしたほうがいいぞ
ただでさえ登場人物にきちんと名前つけてるだけで叩かれやすくなるから

神上「僕だけの必勝法…僕だけの技を磨かないと…」

桜木「神上…無理しちゃ駄目だよ?…」

神上「ん?咲か。大丈夫だよ。まだあいつみたいにはならない」

桜木「うん…」

神上「兄ちゃんの事なら心配いらないって!元気だよ!」

桜木「そうだよね!ごめんね…余計な心配して…」

神上「いや…兄ちゃん喜ぶよ」

桜木「ありがとう…」

神上「うん、んじゃ練習戻るよ!」

神上「兄ちゃんの技…俺にも出来るかな…?」

神上「いや…やるんだ!」

――

右祐「そこから後ろに下がって!」

西宮「はいっ」

左祐「手前に球を落としてぇぇ!」

北東「ふっ!」

右祐「ナイス!中々上手いぞ!」
――

神上「あいつら…頑張ってるな…」

――3ヶ月後 春季予選――

神上「やっと来たね…予選…」

左祐「うおぉぉぉぉっやるぞぉぉぉぉぉ」

右祐「そうだね」

左祐「………」

西宮「うわぁぁ緊張するわ…」

北東「ここに…あいつらが居るんだ…」

西宮「頑張ろうぜ!北東!」

北東「あぁ!」

―春季予選 第3試合―

涼風中学校 神上君、神上 司君
第6コートまで来て下さい。

神上「初戦は僕か…」

西宮「頑張って下さいね」

右祐・左祐「応援してます!」

北東「気をつけて下さい相手はパワータイプみたいですよ」

神上「了解!じゃいってくる!」

それから10分間 先輩は敵を圧倒していた。
だけど―

初めて見るssですね。
こういうのは珍しいので期待しますよ。
変な叩きには反応しないで良いですよ。
自分のペースで頑張って下さいね。

理由もなしに叩かれるはずないんだけどな

神上「くっ…」

男「はぁ…はぁ…どうした?」

神上「足が…」

男「そうか!動きが読めないスタイルの欠点は負担が多いのか!」
神上「チッ…仕方ない!」

男「ん?」

神上 (丁度良い…次のターンはサービスオーバー…)

神上「兄ちゃんの技…今使う!」

審判「サービスオーバー11-17です」

男「ふっ!」

神上 (やはり…ショートで来た!)

神上「うぉぉぉ!」

桜木「あの体制は…」

神上「ロースマッシュ!」

男「なっ!」

線審「イン!」

審判「サービスオーバー11-18です!」

西宮「凄い…あんな低位置からスマッシュ打つなんて…」

桜木「あれは…神上君の兄、神上 立さんの技…」

西宮「先輩にお兄さんがいるんですか?」

桜木「えぇ。だけど練習中に怪我をしてしまってバドミントンが出来なくなってしまったの…」

西宮「そうだったんですか…」

桜木「立さんも型にはまらない特殊なフォームだったのよ」

西宮「強かったんだろうなぁ…」
桜木「立さんは涼風中で唯一全中に行ったのよ」

西宮「ぜっ全中!?凄いじゃないですか!」

桜木「えぇ…だけどもう一人、凄いのが居るの」

西宮「だ、誰ですか?」

桜木「神上君の親戚みたいな物で晴天中学に居る 乾 辰巳 君よ」

北東「辰巳!?」



今日はここまで

桜木「辰巳君を知ってるの?」

北東「はい…あいつのフォームは強引なフォームなんですよね…全てを力任せにするんですよ…」

桜木「良く知ってるわね…」

北東「あいつは…」

西宮「先輩の試合もう少しで終わりますよ!」

桜木「わっ!本当だ!」

審判「ポイント17-20mpです」

神上「これで決める!」

神上「オーバーラインサーブ!」
男「あっ!」

線審「アウト!」

審判「ポイント17-21gsです!」

神上「ふぅ…良かったよ お疲れ様!」

男「あぁ…俺も楽しかった!」

※ ポイント→pt
サービスオーバー→so
マッチポイント→mp
デュース→ds

です ご了承下さい

+ ゲームセット→gs

です

少し期待したけど、この程度か…

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