幼「幼馴染みと言えば文字通り、幼い頃から馴染みのある人って事なのはわかりますか?」
男「……はい」
幼「つまり、過ごしてきた時間が他のヒロインに比べて圧倒的に長いのです」
男「……すみません」
幼「別に私は貴方に謝って貰いたい訳ではありません」
男「……ごめんなさい」
幼「それが何ですか、運命的な出会い?空から女の子が降ってきた?」
幼「否ッ!!否ッ!!」ジタバタ
男「…」
幼「あれは女さんが階段で転けて男が受け止めただけです」ビシッ
男「……はい」
幼「男の一番嫌いな言葉ってなんでしたっけ?」
男「…偶然です」
幼「よろしい、長い時間愛を育んだ幼馴染みとぽっと出のメルヘンビッチとだったらわかりますよね?」
男「でも女さんは運命って」
女「黙りなさい」
男「……はい」
幼「それで男はさっきなんて言いましたか?」
男「女さんに告白されたと」
幼「それで?」
男「それでって、」
幼「返事はどうしたのって聞いているの」
男「……保留です」
幼「保留ッ!!保留ッ!!」ジタバタ
よい
はよ
否ッ否ッwww
はよッ!!はよッ!!
うぉ!短かっ!?
良作の予感
あくしろよ
>>10
hayが抜けてるぞ!フレンドリーに行こうぜ!
hayあくしろよ
はよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉォ
すみません、>>3で女が出てきてるのですが幼の間違えです、ちょいちょい書いていくのでゆっくり見守ってくれたら嬉しいです
幼「情けない、本当に情けない」
男「……はい」
幼「なんですっぱり断らないのですか?」
男「…いや、女さん可愛いし……つい、」
幼「つい?」ギロッ
男「……なんでもないです」
幼「それで?いつ断るんですか?」
男「えっ、ちょっと待って?俺って女さん振らなきゃいけないの?」
幼「そうですが?」キョトン
男「幼って俺の彼女だったっけ?」
幼「俺の彼女って………まさか忘れたんですか?」
男「えっ?なんのこと?」
幼「」ウルウル
男「oh…」
④
がんばれです
幼「男のバカッ、くずッ、まぬけッ、アホッ、弱虫ッ、変態ッ、スケベッ……バカッ………ばかぁ…」エグエグ
男「ご、ごめん」
幼「」キッ
男「申し訳ありません、幼さん」
幼「もう知りません。今回は本当にもう知りません」グスン
幼「男なんてメス豚でもむさぼっていればいいんです」フン
男「分かった、分かったからさ。今すぐに電話かけて断るから」
幼「番号知ってるんですか?へぇ、随分仲がいいんですね」
男「あれ?幼さん涙は?」
幼「」エグエグ
男「こら」
幼「私は女の子です。好きな時に泣いて好きな時に泣き止む、それでいいじゃないですか」フン
男「うわっ居直った」
幼「私のことはこの際どうだっていいのです。ほら早く携帯出して下さい」
男「いや……、だって……」
幼「言い訳ばかりしていると嫌われますよ?」
男「……幼は嫌いになるのか?」
幼「……嫌われたくないなら今仕舞おうとしている携帯を開いて女さんに電話をかけてください」
男「くっ…」
幼「全く、貴方と何年一緒にいると思っているんですか。ほら早く」
男「ちくしょう、ちくしょう……」ピポパピプ
女『あっ、男君どうしたの?返事は明日の放課後ていいんだよ?』
男「いやぁ、ちょっと事情が変わりまして」
女『事情?』
幼(よく聞こえないのでスピーカーにしてください)
男(こいつ脳内に直接!!)
幼「ささやいてるだけでしょうが!!」スピーカーオン
女『えっ?何々?幼ちゃんいるの?』
男「ちょっ!?」
幼「あん///おとこぉ~////おくにぃ~///おくにひびいちゃうよ~//」パンパン
女『…サイッテー、幼さんとは付き合って無いって言ったのに嘘ついてたんだ。もう学校であっても話しかけないで』ブチッ
男「」
幼「」パンパン
男「そのパンパンするのやめなさい」
幼「」パンパン
男「手を叩くなといっているんです」クワッ
幼「」ビクッ
男「何か言いたいことはありますか?」
幼「男、怒った顔も凛々しくて素敵だね」キャピッ
男「幼馴染みさんありがとう、っで言いたいことはそれだけですか?」クワッ
幼「」エグエグ
男「そうですか、じゃあ今日は失礼します」
幼「えっ、ちょっとどこに行くつもりなんですか?」
男「女さんの所です」
幼「えっ嘘…?」
幼「女ちゃんの言う通りにしたら男と結ばれるはずなのに……、あれ?」
えっ
「あれ?おかしいな、幼ちゃんと男が言葉のドッチボールしながらイチャイチャするのをかこうとおもったのに」
>> 25今ならまだ間に合う
いいから続きはよ
幼「そうだ、女ちゃんに電話しよう」ピポパピプ
電話 プープー
幼「あれっ?あれっ?」ピポパピプ
電話 プープー
幼「」ピポパピプ
プープー
ピポパピプ
プープー
ピポパピプ
プープー
ピポパピプ
男「もういいですか?」
プープー
幼「まってよぅ…何かの間違いだから、絶対違うんだから…」エグエグ
幼「女ちゃんの悪ふざけなんだから、ちゃんと話せば分かるんだから」
男「じゃあ一人でかけ続けていてください。私は謝ってきますから」ガチャ バタン
幼「」エグエグ
幼「」エグエグ
-------
男「」ピポパピプ
??『はいもしもし』
男「もしもし、女さんのお宅ですか?私、女さんと同じクラスの男といいます。女さんはいらっしゃいますか?」
??『あぁ、姉ちゃんの…ちょっと待ってください」
ネェーチャンデンワダゾー デンワナライマシテルヨ- イヤソウジャナクテ…
??『すみません、いまダメみたいです。こちらからかけ直しますので少し待っていてもらえますか?』
男「えっ、あぁ…はい、わかりました」
男「どうしよう、計画失敗したから相談し直さなきゃいけないのに…」
-------
??『へぇーそれで?』
女「私が二人の仲を取り持ってあげたんだ~」
??「なるほど、a地点にいる人をb地点の人の所に連れていくんじゃなくて、a地点の人とb地点の人をc地点に連れていくのね」
女「うーん、きっとそんな感じだと思うよ?」
ネェーチャンデンワダゾー
女「電話ならいましてるよ~」
イヤソウジャナクテ
??『電話はいいの?二人からのお礼の電話かも知れないわよ?』
女「そっか!!じゃあちょっといってくるね」
??『はいはいいってらっしゃい』
ガラッ
弟「姉ちゃん、男って人から電話があったぞ」
女「友ちゃんの言う通りだ!!」
弟「また友さんかよ」
女「いいでしょ別に、それでなんの用よ」
弟「いや、今いったじゃん。男さんだよ、男さん。なんか急いでるみたいだから早いとこ電話してあげてよ?」
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