紬「梓ちゃん一人なの？唯ちゃんは？」

梓「唯先輩ですか？いえ、わかんないですけど。職員室に呼び出されてまして遅れてすいません」

紬「ううん、いいのよ」（行き違いかな）

梓「ムギ先輩一人なんですか？」

紬「うん、澪ちゃんとりっちゃんはラブホに行っちゃったから」

梓「またですか……も、もしかして唯先輩も一緒ですか？」

紬「ううん、唯ちゃんは梓ちゃんの所に行くって言ってたんだだけど」

梓「そ、そうですか」ﾎｯ

紬「行き違いになっちゃったみたいね」

梓「ですね。わざわざ探しにいかなくても部活があるんですから私はここに来るのに」

紬「うふふ、梓ちゃんと二人っきりになりたかったんじゃない？」

梓「んなっ！そ、それってまさか私をラブホに連れ込むつもりだったって事じゃ」

紬「んーどうかしら、ひょっとしたらそうかもね」

梓「やっぱり…絶対行きませんから！」

紬「梓ちゃんはどうしてラブホに行きたくないの？」

梓「や、だってラブホですよ？ラブホ。そんなトコで二人っきりでやる事って言ったら一つしかないじゃないですか」

紬「別に嫌ならやらなくても良いと思うけど」

梓「何言ってるです！そういうトコに行くっていう事がもうやる事に同意してるって事です！」

紬「そういうものなの？」

梓「そういうものです！」

紬「そうなんだ。私、本当はちょっと興味あったのに迂闊に行けないね」

梓「え？ムギ先輩もそういうのに興味あるんですか？」

紬「私だって年頃の女の子だから」ｴﾍﾍ

梓「そ、そうですか…」

紬「梓ちゃんはそういうのに一切興味無いの？」

梓「な、ないですよ！あるわけないじゃないですか！」

紬「そっか」