たぬき「ﾀﾍﾞﾅｲﾃﾞｰ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

男「…………」

たぬき「ｵｲｼｸ　ﾅｲﾃﾞｽ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

男「…………」

つんつん

たぬき「ｷｬｰ!!!」

男「…………」

ひょい　ぷらーん

たぬき「ﾀｽｹﾃｰ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

男「……なぁ、オヤジ」

オヤジ「へい」

男「何だコレ？」

たぬき「ﾔﾒﾃｰ」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

オヤジ「へい。たぬきです」

男「…………」

男「……（どうすりゃいいんだ？　このタヌキ）……」

タヌキ「ｵｶｰｻｰﾝ!!!」

男「……とりあえず　>>6（行動）」

とりあえずサバく

家に連れて帰って飼う

男「よし。さばくか……」

たぬき「!?!?!?」ｶﾞｰﾝ

男「……冗談だ……」

たぬき「……ﾎｯ」……

男「とりあえず飼うか……」

たぬき「……?」

オヤジ「あれ？　兄さん。たぬきは嫌いかい？」

男「いや、嫌いじゃないけど……」

オヤジ「だよなぁ。注文しといて嫌いは無いわな」

男「あぁ。まぁな」

オヤジ「あっ、お持ち帰り？　案外セコイねぇ」

男「ははっ……まぁ……な……」

たぬき「……ﾀｽｶｯﾀ?」

男「ふぅ……」

男「しかし、ビックリしたな」

たぬき「……」

男「この辺のたぬきソバには、たぬきが入ってるのか……」

たぬき「……」zz…

男「日本って広いんだなぁ」

たぬき「……」zzz……

狸ってしゃべるのか!?

喋るよ

最近のたぬきは喋るんだよ

男「あっ、寝てる」

たぬき「…………」

男「たぬきが寝てる……」

男「これが本当の……」

男「>>14（さぁ、言っていいぞ）」

狸娘か

男「狸娘か……」

ちょいちょい　ぱかっ

たぬき「…………」zzz……

男「残念。キンタマあった……」

男「さて、やり直し」

たぬき「…………」zzz……

男「たぬきが寝てる……」

男「これが本当の……」

男「>>17（さぁ、言ってくれ）」

たぬきんたま

男「たぬきんたま」

ちょいちょい

たぬき「…………」zzz……

男「しかし、子狸のくせに、袋に似合った立派なイチモツ……」

男「生意気な……」

たぬき「…………」zzz……

男「まぁいい。しょせんは狸だ。こいつの交尾の相手も、せいぜい美人メス狸だしな……」

男「さてと、気をとりなおし……」

たぬき「…………」zzz……

男「たぬきが寝てる……」

男「これが本当の！」

男「>>20（ほれ、言ってくれよ）」

これが本当の俺の姿……？

もういい…もういいだろ！

もう『ねたぬき』で進めようぜ！

男「これが本当の俺の姿……？」

たぬき「そうだ。よくぞ気がついたな、男よ……」

男「なっ……何だと……」

たぬき「ふふふっ。驚くのも無理はない」

男「そっ、そんな……。男の正体は、たぬ……き？」

たぬき「そうだ。あれは、今から18年前の、雪のふる日だった……」

男「………………」

………………
…………
……

男「……なワケねーよな？　うん。無い……」

男「さて……」

たぬき「…………」zzz……

男「たぬきが寝てる……」

男「これが本当の！」

男「>>25（頼むぜ兄さん！）」

狸寝入りってか

そんなまさか、いやまさかそんなベタな...え？

もうループするのは勘弁してください！何でもしますから！

男「狸寝入りってか？」

たぬき「…………」zzz……

男「はははっ。上手い事言うなぁ、俺」

たぬき「…………」zzz……

男「まぁ、こいつはマジで寝てるみたいだが……」

つんつん

たぬき「…………」ﾓｿﾓｿ……

男「狸が寝てたら狸寝入りだ。うん、オチがついたぜ！」

たぬき「…………」


おわり　　あけましておめでとうございます！

ごめん
最後の一行が見えないんだけど

俺最後の一行を見た瞬間に失明したのかもしれねえ。続くと書かれていないんだ

このままだと>>25が戦犯になってしまう

本当にその通りだ
続き頼むよ(切実)

書いてくれよ　続きが気になるんだよ