前作
新世紀聖帝伝説 アイドルマスター イチゴ味
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408189032
サウザー「アイドルマスターイチゴ味!」貴音「その2!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408975231
ケンシロウ「聖帝シーサイドの巻!」凛「前編!」
ケンシロウ「聖帝シーサイドの巻!」凛「前編!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411258944/)
ラオウ「聖帝シーサイドの巻!」美希「後編!」
ラオウ「聖帝シーサイドの巻!」美希「後編!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412689754/)
北斗の拳イチゴ味とアイマスのクロスです
前作閲覧推奨です。前作を見ないとわけが分からないと思います
キャラはおろか、時系列、年齢、口調などその他多くの基本設定要素がカオスです。というかキャラが本当の意味で別人だったりします。
細かいことは気にしたら負けです
今回は最終章のため、話の締めくくりとしてシリアス(当社比)です。そんなにギャグは楽しめないかもしれません。もちろん入れますが
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414927139
一応前作をすっ飛ばして読みたい人のための大まかなキャラ変更
765P=サウザー
貴音=トキ
黒井=ラオウ
モバP=ケンシロウ
凛=リン
美希=シン
冬馬=バット
千早=レイ
悪徳記者=リュウガ
幸子=ユダ(記憶なし)
美嘉=シュウ(記憶なし)
莉嘉=シバ(記憶なし)
愛梨=アイリ
きらり=サヤカ
静=トウ
晶葉=アミバ
玲音=ルイ
加蓮=アルフレッド(記憶なし)
真=サラ(記憶なし)
亜美・真美・ありす・薫・千佳・仁奈=ターバンのガキ
雪歩父=聖帝軍部隊長?(本名不明・ちょびひげ)
萩原家=聖帝軍
黒井プロ社員=拳王軍
北斗=千葉繁
とりあえずいったんネカフェから出ます
というか今日は食事して寝ます
ふむ期待
どっちが亜ー美バ?
本スレの投下は諸事情により不定期になると思われます。ご了承ください
あと今回は書き溜めもないのでゆったりいきます
それでは投下します
北斗「20XX年!アイドル乱世となった世界!!
765プロプロデューサーとなった聖帝サウザーは、他事務所を巻き込んだ熱海遠征旅行を実施した!そこで開催された無差別ライブに元斗プロを名乗る玲音こと天帝ルイが乱入し、オーバーランクである彼女の前に全てのアイドルがなすすべもなく凍り付いてしまったのだった!!その後兄弟喧嘩が起こったり正妻戦争が起こったりしつつ旅行が終わると、サウザーは間髪入れずに元斗プロへの挑戦上を叩きつけるのであった!!」
765プロ
サウザー「フハハハ!下郎ども、元斗プロに宣戦布告してきたぞ!」ドヤァ
伊織「宣戦布告って……えええええ!?」
サウザー「貴様らはやられっぱなしで悔しくないのか!必ずや奴らの鼻っ柱をへし折ってやるぞ!!」
春香「ということは、ライブするんですか?」
サウザー「無論だ!1ヶ月後にアイドルライブトーナメントを開催する!……それでだ、本大会ではユニットを組むことを禁ずる!全員ソロだ!!」
一同「「「えええええええ!!??」」」
サウザー「不満か…?だがこれには理由がある……実はな…」
解
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ーーーーー
回想
元斗プロ
ファルコ「何?ライブトーナメントバトルだと!?」
サウザー「フハハハ!いつまでもやられている俺ではないわ!元斗プロだろうが何だろうが俺の前に跪かせてやる!!」
ファルコ「別に俺たちは勝負していたつもりはないのだがな…いいだろう。受けて立とう」
玲音「そっちは何人で来てもいいよ、そっちの方が楽しそうだし!」
サウザー「ぐっ………」プルプル
ファルコ「用は済んだか?では俺はルイ様の収録に送りに行く」
玲音「楽しみにしてるよー!」
ーブチンー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
サウザー「……という訳だ!!」
伊織「ただの強がりじゃない!!?何考えてんのよ!!!」
サウザー「貴様らは悔しくないのか!?全く相手にされなかったのだぞ!?奴らは『765など何人か買って来ようが敵ではない』って言っているようなものなのだぞ!!?」
あずさ「でも……」
響「あの玲音相手にソロで勝てる気がしないぞ…」
サウザー「勝てない……?貴様ら、それは個人としては玲音に勝てないと言っているのか?」
一同「「「!!……」」」
サウザー「貴様ら、仲間がなんたるかを勘違いしてないか?強者に勝てないから人数を囲う…それはまさしく下郎のする事だ!!」
サラって誰やねん?
バンチとかでやってた外伝だけのキャラだったら全く判らんわ
伊織「な…なんですって!!?」
サウザー「…某有名アイドルグループがあるだろう、奴らはランクで言えば貴様らより下だ。だがそのグループのネームバリューで国民的な人気を博している…だがどうだ、引退などでその肩書きから出た瞬間、そのアイドル達はことごとく一切の影響力を失う!所詮奴らは個としての力を持っていないただの下郎なのだ!!」
サウザー「だがな…個人で名を残したものは違う。本物の実力を備えた覇者なのだ!……例えばイオリ、貴様の竜宮小町はユニットとしてみればSランクに匹敵するだろう…だが貴様個人でかつてこの事務所にいた星井美希…もっと言えばそこにいるタカネに貴様個人は勝てるのか…?」
伊織「っ!………」
サウザー「確かに俺も普段友達が少ないだの欲しいだの言っているが……“強敵”と呼べる相手と戦う時は常に一対一だ。貴様ら!肝心な時に誰かに助けてもらおうなどと考えるな!正々堂々玲音と戦ってこい!!」
一同「「「………」」」シーン
貴音(あのサウザーがまともなことを…よっぽど悔しかったのか…もしくは765プロへのサウザーなりの情か………)
貴音(しかし…あのサウザーでさえこの調子なら、他の事務所はどうなっているのだ……)
短いですが今日はここまで
すいません、サラは外伝(?)のキャラです。
北斗の拳外道伝HEART of Meetに出てくるアルフレッド(後のハート)の姉です。イチゴ味一巻の後ろに載ってます。
あい分かったっす。機会があれば読んでみます
まさかカイオウ編後のサヴァ王国のサラとか何の脈絡も無くださんわな
そもそもケンシロウがファルコすら知らんかったし
一旦乙~
?「………まだ出てないだと……>>1ィ-------!! 俺の名前を言ってみろ!!」
ジョインジョインジョインQMZ
ジャギ……そんな奴知りませんね…
本SSのメインヒロインは要は勝てばいいとか言ったりまゆに今は悪魔が微笑む時代だとけしかけたりありすにショットガン発砲してたりしますけどジャギなんて知りません
では投下します
ーーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーー
961プロ
ラオウ「………という訳だ」
冬馬「あいつが元斗を含んだ全事務所相手にライブトーナメントバトルを……」
北斗「相手は俺たちが何もできなかったオーバーランク…一筋縄ではいきませんね」
翔太「北斗くんがまともに喋ってると逆に違和感が……」
ラオウ「今回はユニットの参加が禁止されている……だが一対一の勝負で勝ってこそ真の覇者となろう!うぬらも心しておけ!」
冬馬「あっ……おっさん、後でちょっといいか?」
ラオウ「ふむ…よかろう」
961プロ 外れ
冬馬「なあおっさん、あんたファルコやルイについて詳しくおしえてくれないか?」
ラオウ「何故だ?」
冬馬「なんかおっさんとあいつらが初対面じゃないように見えてな…とくにファルコ」
ラオウ「ほう…流石に目が効くようになったなバット。そうだ、世紀末の世の頃、俺は拳王軍の行進中にファルコと対峙した。そのときあやつは俺と互角の力を持っていた」
冬馬「まじかよ!!?」
ラオウ「だがあやつは俺と戦い相打ちとなり、その後残った拳王軍により制圧されるのを避けるため、己の足を引き換えに俺を素通りさせたのだ。大した男よ……そして、そんな奴が命を張って使えている相手が天帝ルイ。ここまで言えば今回の敵がいかに強大かうぬにも分かるだろう」
冬馬「………」
ラオウ「怖気付いたか?」
冬馬「そんな訳あるか!ケンも言うだろ?北斗神拳は無敵だ!」
ラオウ「フッ……それでこそ覇者の拳を継ぐ男よ」
ラオウ「さて、俺もライブの準備をするか」
冬馬「頼むからその菊地が選んだような服はやめてくれ!!」
CGプロ
凛(天帝ルイ…私やシン、トキの上をいくオーバーランク…そして私の双子の姉……)
凛(あの世紀末の世で、姉さんは一体どんな世界を見てきたのだろう……)
凛(それにしても圧倒的な実力だった…でも、何かが足りない気がした……もちろんそれでも今の私が勝てるとは思えないけど…でも……)
ケンシロウ「どうしたのだリン、考え込んで」
凛「あっ、ケン。」
ケンシロウ「やはり思うところはあるか…リンの…それも実の姉を相手にするのは」
凛「…………少しね…でも私は行くよ。ケンだって北斗神拳の兄弟のいざこざと向き合ってきた、私だって!」
ケンシロウ「リン……」
凛「…………」
凛(北斗神拳を上回るとも言われる元斗皇拳…そして天帝…)
凛(私の最強の強敵にして私の姉……)
凛(いや、あるいは…私が姉さんに勝てるところは……“××”)
凛(じゃあ、私と同じ物を持っている……奴は……?)
sideMプロ
美希「ハァ……ハァ…」ガクガク
ヒューイ「あ…あのケンシロウが絡まないと全てにおいてやる気のないQUEEN様が…」
シュレン「あそこまで己を追い詰めたレッスンを…!!」
美希「……今日はここまでにするか…貴様らも抜かるなよ…!」スタスタ
一同(一体QUEEN(様)に何があったんだ!?)
ケンシロウ人形「」
美希「相変わらず美しいな…ケンシロウ……フフフ」ペタペタ
一同(あっ、やっぱりいつものQUEEN(様)だ)
今日はここまで
進行遅いですがご勘弁ください
北斗「各事務所は打倒玲音を目指しレッスンに明け暮れた!もちろんサウザー・ケンシロウ・ラオウも例外ではない!!こうして一ヶ月が早々と過ぎ、来たるべきアイドルライブトーナメントバトルの日がついに訪れるのであった!!!!」
サウザー「フハハハ!ついに…ついにこの日が訪れたな!!」ドヤァ
貴音「プロデューサー、この一カ月ずっと鍛錬に励んでいられましたね…まさか」
サウザー「そのまさかだ!!俺もこのライブに出るぞ!!」ババーン!!
伊織「はあ!?馬鹿じゃないの!!?誰が得するのよそんなの!!!!」
雪歩「何言ってるの伊織ちゃん?」
春香「伊織も冗談言うんだね、面白くないよ」
伊織(なんか最近この二人物凄く怖いんだけど)ゾクッ
貴音「…ところでサウザー、お前が出るとなると運営はどうするのだ?」ひそひそ
サウザー「フン…問題ない!聖帝軍に全て任せてある!!」ヒソヒソ
貴音「ああ…雪歩の父上の困り顔が目に浮かぶな…」ヒソヒソ
雪歩・春香「「………」」じーっ
春香「内緒話ですか四条さん…仲よさそうに…」
雪歩「羨ましいですぅ…」
貴音「プロデューサー、少しわたくしは席を外します」スタタタ
サウザー「おい待てト…タカネ!この状況で俺を置いていくなー!!」
\プロデューサー(さん)……/
\いやああああああ!!/
\やわらか聖帝/
ラオウ「見よバット……あの頂を」
玲音「………」
冬馬「いつ見てもどんでもないオーラだぜ…天帝ルイ」
貴音「バット、調子はどうだ」
冬馬「おうトキ!バッチリだぜ!!」
きらり「兄さん方、今日は互いに頑張りましょう」
ラオウ「うむ!かつて覇者としてとして名乗りを挙げた俺のステージを見せつけてやるわ!!」
貴音(お前も出るのかラオウ……)
ケンシロウ「リン、ついにこの時が来たな」
凛「うん……あのさ、ケン」
ケンシロウ「………?」
凛「もしこの大会で優勝したら……私と…」
\させるかぁあああああ!!!!/
ガシィン!!!!
凛「………相変わらずしつこいね、この泥棒猫!」
美希「貴様の方が泥棒だろうが!………それが今はいい、ケン!話があるのだ!」
ケンシロウ「どうしたのだシン」
凛「まさか…私の邪魔をして割り込みする気!?」
美希「はっ!貴様と違って俺はそこまで煩悩に取り憑かれてはないわ!」
凛「どの口が言えるっていうの……?!」
美希「ケン…この一ヶ月間、お前も俺のレッスンを受けてきた!この意味が分かるな?」
ケンシロウ「まさか…俺も出るのか!?誰が得するのだ!!?」
千早「サウザーとラオウよりはマシだろう…マシというか、お前案外ファン多いしな」
ケンシロウ「レイ!!?」
美希「おい…その話だとラオウやサウザーも出るというのか」
千早「ああ……厄介なことにな」
ケンシロウ「やはり…俺だけでもでない方が……」
凛「ケンも出なきゃ!ケンの活躍を楽しみにしている子の期待を裏切っちゃだめだよ!!」
ケンシロウ「そんなのリンとシンくらいなのでは…」
まゆ「まゆもいますよぉ」
凛「ほらほらケン、早く着替えて」
美希「お前にスーツなど似合わん!やはり革ジャンだ!!」
ケンシロウ「おい…脱がすな…やめろ!!レイ…助けてくれ!!」
千早「…この前、アイリに連れ去れたときに見殺しにした仕返しだ」スタスタ
ケンシロウ「レイーーーーー!!!!」
雪歩父「え〜それではアイドルライブトーナメントバトルを開催します……何やってるんだろう」
弟子「ルール説明をします。形式は一対一のライブで、観客の多さ、ボルテージなどで評価します。優勝した方は、大会後に独壇場ライブを開催できます。そしてこれは全世界中に放送されます」
サウザー「つまり日本という枠組みを越え、真の意味で世を握れるのだ!!」
ラオウ「!!!!サウザー…まさかここまでやったか!だがうぬには天は掴めぬ!このラオウの魅力に酔いしれるがいい!!」
サウザー「ふん…この俺こそが真の覇者…頂点に立つアイドルであることを思い知らせてやる!!」ドヤァ
ケンシロウ「嫌だ…あんなのと同類など……嫌だ……」
美希「馬鹿言うな!お前と同等の人間などこの世に存在せんわ!」
凛「そうだよケン!どの男性アイドルよりかっこいいよ!!」
冬馬「リン………」ズーン
サウザー「フハハハ!まさか予選第一試合が貴様とはなツルピカデコ!」
伊織「ムキーッ!絶っ対あんたには負けないわ!!」
貴音「……………何の冗談だこれは…」
晶葉「うくくっ……憎い…何故だか知らんが憎い…!!」
まゆ「うふふ……こうして真剣に手合わせするのは初めてですねぇ」
凛「ふふっ……格の違いを見せつけてあげる」
ケンシロウ(何で俺が……)
卯月「島村卯月、がんばります!」
真「キャー!シン様ーー!!ボクを見てー!!」
美希「おい…戦う気あるのかあいつ…」
ヒューイ「ラオウ!流石のお前もアイドルとしてはこのFive car star’sの一員の俺に勝てまい!!」
ラオウ「ふん…うぬごとき俺の敵ではないわ!!」
今日はここまで
フハハハ!なんだこの過疎っぷりは!!このSSの良さもわからぬとはこの下郎どもめ!!
だが下郎どもの感性の事情など知らぬ!
退かぬ!媚びぬ!!省りみぬ!!!
意地でもごり押しで書ききってやるわ!!!!
だから……その、少しはレスしてくれても…いいんだよ?
北斗「こうして盛大にライブの予選が始まった!!CGプロだけでも200人近くいる本大会、まさにその様は世紀末のような荒れ具合であった!!そして冬馬と違いわりとすぐに負けてしまった北斗は安心して実況を続けるのだった!!」
翔太「もはや優先順位がめちゃくちゃだよ…」
美嘉「へぇ…765の歌姫さんか!相手にとって不足はない……あっ、みりあちゃん!こっちだよー★ふひひ」
千早(シュウ……こんな姿のお前を見たく無かった………)ポロポロ
幸子「フフーン!ボクよりカワイイものが存在する訳ないじゃないですか!………美しいのなら……まあ……」
幸子「………えっ!?あなたは……」
ケンシロウ「え………えっと……」オロオロ
ケンシロウ「……はっ!しまった!!曲の歌詞を忘れてしまった!!」ガーン
ケンシロウ「俺は……どうすれば………」ズーン
\ガンバレー/ \ケンシロウー/ \ドジッコカワイイヨー/
卯月「…………えっ…何で……??」
冬馬「なるほど…どうやって勝敗を決めるのかって思ったが、広場の両端にステージを置き、向かい合って同時にライブをして客を奪い合う訳か…」
凛「あっ、バットはまだ予選行ってないの?」
冬馬「とりあえず一つ終わったな…リンの事務所はどうだ?」
凛「ぼちぼちかな…勝ってる人も負けてる人もまちまち。私は何とか…まゆ、思ってたより手強かった…」
卯月「り…凛ちゃんー!」ブワッ
凛「卯月?どうしたの?」
卯月「負けちゃったよ……初戦で…ううっ」グスグス
凛「卯月が初戦で…って卯月の対戦相手って………」
ケンシロウ「何故か勝ってしまった………」
ヒューイ「ラオウ!貴様はアイドルとしては俺より格下だ!この勝負もら
ラオウ「ぬう!!」ボゴァ!!
ヒューイ「ぐは!!」ブキャッ!!
シュレン「おのれラオウ!ビーチバレーだけでなくライブでもヒューイを!!貴様のやっている事はアイドル失か
ゴギャッ!!!!
美希「大好きハーニィー♪イチゴみたいに……」
真「キャー!シン様ー!!ボクがハニーになります!!」
ファン「………」ヒキッ
美希(なんだこれ…新手の営業妨害か?というか完全に試合放棄してるがお前はそれでいいのか……?)
ラオウ「ふん…他愛も無かったな」
冬馬「おかえりおっさん。もしかして勝ったのか?」
ラオウ「もしかしてとは失礼なやつよ!あんな雑魚など(物理的に)ねじ伏せてやったわ!!」
千早「…………」ツーッ
凛「おかえりレイ…ってどうしたの?まさか負けた…?」
千早「いや……そうではない…」ツーッ
ケンシロウ(レ…レイがまた哀しみを……)
美希「はぁ疲れた…楽勝といえば楽勝だったがもうあんなのこりごりだ……」ガックリ
美希「……俺には何もないのかよっ!!?」ドカッ
凛「あんたが勝つのは当たり前でしょ。言いたくないけど優勝候補だし」
美希「そうではなくてだな………」
「ううっ……ぐすっ……」
凛「ほら、あっちにいる子なんてすごい泣いてるよ?何贅沢なこと言って」
伊織「……ひっく……うえぇ……」グスグス
凛「あれは…竜宮小町の水瀬伊織!?あんな子が負けるなんて一体……いや…………あの子の対戦相手って…確か……」
サウザー「フハハハ!帝王に敗北はないのだ!!」ドヤァ
一同「「「!!??」」」
大丈夫イチゴ味どころか北斗も有名な北斗とラオウ以外わからない俺からみても十分面白いから期待してる
凛「どういうことサウザー!どんな汚い手を使ったの!!?」
サウザー「フン…俺があの程度の小娘に策を弄すると思うか?!単に俺より劣っていた、それだけだ!!」
凛「納得いかない……そもそもサウザーが勝ち残ること自体が意味わからない…」
ありす「何言ってるんですか渋谷さん。サウザーさんがそこらの平凡な子に負けるわけがないじゃないですか」
凛「ありす!?冗談はやめてよ。それに水瀬伊織は平凡じゃない、歴としたトップアイドルの一角だよ!」
ありす「貴方は自分の事なのに知らないんですか?世紀末六神聖の知名度を。それこそ竜宮小町の比じゃないですよ?あと南斗DE5MEN時代は女性人気最下位だったのも今では3位に浮上したんですよ!」
凛「待って、世紀末六神聖って半分は女(一応)なんだから、そう考えたらサウザーの人気はラオウ以下ってことじゃん!」
ありす「サウザーさんの魅力はわかる人だけ分かればいいんです」
凛「あれ?なんかナチュラルに論点をすりかえられたような……」
サウザー「フハハハ!どうやらなんとか全員勝ち残ったようだな!我が配下の世紀末六神聖の諸君!!」
凛「誰もあんたの配下になった覚えはないんだけど…!」
美希「………ちょっと待て、まだトキがいないぞ?」
ケンシロウ「まさか……あのトキに限って、こんなに早く負けるなんてことは……」
ラオウ「いや…時間がかかっているだけだろう……そうだ…そうに違いない」
冬馬「でも……サウザーが勝つんだぜ?もしかして………」
ドカッ
冬馬「痛っ!!?」
ありす「冗談はよしてください」
冬馬「く…くそ〜っ」
千早「確かトキのライブ開場はあっちの方……」
\うわらば/
一同(あっ、大丈夫だこれ)
今日はここまで
レスありがとうございます。
その一言にとても元気付けられております。つたない文章ですか楽しんでいただけたら幸いです
ヒャッハー
最初から張り付いてるぜ
貴音「おお、皆揃っていたか」スタスタ
ケンシロウ「随分時間がかかったな、トキ」
貴音「ああ……アミ…晶葉が『おのれ〜どいつもこいつも貴音!何故誰もこの私を認めようとしない!!』と騒ぎ出したので、私が落ち着かせたのだ」
ラオウ「落ち着かせ………?」
美希「息の根を止めたの間違いでは………」
サウザー「フハハハ!下郎ども、予選はまだもう一つある!一つ勝ったくらいで図にのるなよ!!」ドヤァ
貴音「??……何故サウザーはこんなに上機嫌なのだ?」
サウザー「??俺はいつも通りだろう!!」ドドドヤァ
凛「………トキ…」ユビサシ
貴音「ん……?」
伊織「ぐすっ………ひっぐ……」グスグス
貴音「!!??」
一同(やっぱりナチュラルにサウザーは負けてるものだと思ってたんだろうな…)
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ーーーーーーーーー
ーーーーー
北斗「世紀末六神聖はこの後も謎の快進撃を遂げていく!Sランクアイドル3人の女性陣はともかく、どう考えてもイロモノにしか見えないはずの男性陣も他のアイドル達を次々と蹴散らしていくのだった!!」
サウザー「退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!!」ドヤァ
\ワアアアアアアアア!!!!/
蘭子「」
雪歩「キャー!サウザーー!!」
春香「プロデューサーさんー!かっこいいー!!」
ありす「二人ともはしゃいで…サウザーさんの隣を狙うならもっと品性というものを………あっ…目があった……えへへ///」
ケンシロウ「俺との愛を守るため〜お前は…」
ケンシロウ「はっ!しまった!マイクが入ってない!!」ガーン
ケンシロウ「急いでマイクを入れなければ……」ガチャガチャ
マイク「ひでぶっ!!!!」
ケンシロウ「……どうしよう」ズーン
\ワー!/ \ドンマイー!/ \ケンシロウカワイイヨー!!/
未央「」
まゆ「かっこいいケンさんもいいですけど、かわいいケンさんもいいですねぇ」
凛「やばい…あの恥ずかしげな顔……もう心臓ばくばくだよ」
美希「………………」パシャッ パシャッ
おい、二代目シンデレラガール踏み台にするな。
誰とは言わんが他にもいっぱいいるだろう。
>>48
そんなの作者の自由だろ
ラオウ「いっくよー!」フリッフリッ
\ワアアアアアアアアア!!!!/
あずさ「」
冬馬「いや……何であんなのに人気が出るんだよ!?」
北斗「最近あの衣装とキャラと容姿のギャップでかえって本来の漢らしさが見直されて人気が急上昇してるらしいな」
翔太「意味がわからないよ……」
トウ「ふふっ……ようやくラオウのかっこよさが世間に正しく知られてきたようですね。嬉しいような残念なような……」
一同「「「」」」
短いですがここまで
世紀末六神聖の属性(自称)
Cu ケンシロウ ラオウ
Co 凛 貴音
Pa サウザー 美希
あ、すいません
ケンシロウは自称ではないです
あと蘭子の件は、あのサウザーが2代目に勝ってしまったという演出だったんですが、不快に感じたようであれば申し訳ありません。このSSはギャグ物なのでできれば多めに見ていただければありがたいです
>>1のスレだからああいうの無視して好きに書いていいんだよ
サウザーはダンスやってるからな……
身体柔らかいしな
>>54ありがとうございます。もちろん批評は批評として受け取りますが、だからと言って方向性を変えようとは考えてないのでご安心ください
ただ冒頭でシリアスと言っておきながら結局ギャグになっているのはちょっと反省…それでも締めだけは真面目にいきます。終わり方も決めてありますので
今から投下いたしますが、投下の時間は結構バラバラになります
蘭子「こ…この魔王たる我が正気を失いし悪魔に敗れただと……(あんなおかしな人に負けるなんて…)」グスグス
凛「嘘!?蘭子ですらサウザーに負けたの!?」
貴音「神崎蘭子といえば2代目シンデレラガールの…」
凛「うん…実力で言えば全然Sランクレベルだよ。信じられない……」
冬馬「こっちも765の三浦相手におっさんがねじ伏せてたぜ…あの身の毛もよだつフリッフリドレスで……」
凛「もう訳が分からない……実は聖帝軍と拳王軍が暗躍してるってオチじゃないの?」
ケンシロウ「…………あ…あの…」オロオロ
凛「おかえりケン!流石だよ、すごく可愛かった!」ニコッ
冬馬「ああ!俺もケンに負けないように頑張らなきゃな!」
ケンシロウ「………えっ」
未央(もうやだ…)ポロポロ
ジュウザ「フッ…ケンシロウが予選をまぐれで勝っているようだが俺は他のFive car star’sとは違いアイドルとしての実力も本物だ!」
ジュウザ「ケンシロウ…かつての俺の恋敵……このジュウザが打ち倒す!」
ジュウザ「さて………予選の最後の相手は……」
???「……」
ジュウザ「………お前は…!!!?」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
美希「………何?ジュウザが負けた!?」
冬馬「ジュウザって五車星だろ?別に大したことないんじゃねえか?確かにお前の所属アイドルなのかもしれないけどさ」
美希「ジュウザだけは他の五車星とは格が違うのだ。奴は南斗六聖拳に匹敵する男だ。アイドルとしても一流…予選敗退するとは一体……」
美希「いや……まさか………」
???「…ジュウザは私が倒しました」
美希「……やはり貴様か、ユリア」ギロッ
ユリア「お久しぶり、シン。……それに、ケン」
ケンシロウ「!!!!………」
凛「ケン!大丈夫!?」
ケンシロウ「…ああ………」
美希「俺たちの前に二度と姿を現すなと言ったはずだ……どういうつもりだ!!」
ユリア「簡単なこと。かつての私の夫は私には釣り合わなかった……娘の成長にも支障をきたす男だった…」
ユリア「だからケン…今度こそ私と共に生きましょう」
凛「よく自分からふっておいてそんな言葉が吐けるね!」
美希「貴様と間男の間にできた娘と暮らせと……どこまでケンを愚弄する気だ貴様…!!」
ユリア「あなたたちがいかにケンに擦り寄ろうとケンには届きません…ケンの心にはいつも私がいます」
凛・美希「」ブチン
ユリア「そして、今回の大会でもあなたたちは私に勝てない……何故なら今回は一対一。前のように数で勝つことは不可能!」
ユリア「楽しみにしていてください…ふふっ」スタスタ
ケンシロウ「………ユリア」ツーッ
凛「くっ!やっとケンがあいつの事を忘れて新しいスタートを切ろうとしてたのに…ここに来て掘り返すなんて……!!」
美希「落ち着けリン」
凛「シン!あんただってこの状況に納得がいかないはずでしょ!!?」
美希「この場にはもう一人、潰しておかねばならぬ奴がいる………そう、ユリアを“けしかけた”奴だ…」
美希「いるんだろう?…………リハク」
リハク「お久しぶりですシン様…いや、今は忌々しい女狐星井美希でしたか」
美希「女狐…?俺は奪った覚えはないがな。奴が勝手に捨てただけだ。最も奴が捨てなければ奪いに行ったが」
リハク「その件に関してはどうでもいいのです。ケンシロウを捨てるも、今から拾おうとするも、全てはユリア様の意志!」
リハク「私が憤っているのは…ユリア様の慈母星の座を奪った事!今や私以外の五車星は全て貴方につき、アインなどという訳の分からぬ者を入れQUEENなどと名乗り好き勝手しておられる事です!!」
美希「何が慈母星だ…俺はそんなもの名乗った覚えはないし、ユリアほどその肩書きが不似合いな下衆女を見たことがない!それにユリアというより、ただ貴様が俺を気にくわないで言いがかりをつけているだけではないか?この節穴軍師!!!!」
リハク「この……言わせておけば!!」
美希「いいだろう、貴様らが勝てば好きにしたらいい…勝てたらな。だが俺が勝ったら……覚悟しておけ」
リハク「シン様…貴方のような偽りの慈母星では真の慈母星には勝てない!覚悟するのはそちらの方です!」
北斗「かくして、まさかの邂逅も挟みつつ、全ての予選が終了し、死合は本戦へと移行していく!!果たして勝利の栄光を掴み、天を握るのはだれなのか!!?」
愛ちゃんは普通に何も知らずにアイドルしてるのかな
サウザー「フハハハ!予選は終わった!ここからが本番だ下郎ど……も…」
ケンシロウ「……」グスッ
凛・美希「……」ピキピキ
サウザー「……どうしたのだこれは…!?」
ありす「ああサウザーさん…さっき日高舞がここに来て…」
サウザー「日高舞…ああ、ユリアか。どうりで荒れている訳だ」
ありす「?……何故ですか?」
サウザー「奴らとユリアには深い因縁があるのだ…あの男たらしが動いたか」
ありす「男たらしって……」
貴音(現に私やラオウも惹かれていたからな…過言ではあるまい)
かなり中途半端ですが今日はここまでにします
残業が酷くて……
できれば週末で完結できたらと思います
ユリアは俺の中では北斗屈指の畜生
いちご味では別に悪女でも何でもないのに。
つーか影が薄いよね。
よくわからないのに楽しめてるよ
もっと長く書いてもいいのよ
>>67ユリアに限らずイチゴ味だけで表現出来ない場合は割と原作本家要素や本SSオリジナル要素もかましていたりします。ラオウやトキもイチゴ味では案外出番ないですしリンとかも一応世紀末サイドですけど中身はほとんどしぶりんですし
というかサウザーとシンが濃すぎるんですよね…
それでは今回も投下時間がばらつきますがいきます
雪歩父「アイドルバトル本戦に勝ち残った17人の方々にはまずくじ引きで対戦相手を決めてもらいます」
弟子「くじ引きはこちらです」
ラオウ「17人……?」
玲音「この人数だし、どうしても端数が出ちゃうんだね。となるとどこか2人の試合回数が増えちゃう訳か…」
ラオウ「成る程……ぬう!?ルイ!!?」
凛「姉さん!!?」
玲音「流石に勝ち残ってきたね、世紀末六神聖か…」
ファルコ「存外油断できませんね、ルイ様」
サウザー「貴様は出ないのか、ファルコ」
ファルコ「あいにく俺にはその余裕がないのでな」
サウザー「フン…つまらん奴だ!だが俺は心が広い……貴様も俺の仲間に入れてやらんこともないのだぞ?世紀末六神聖の増強だ!!」フハハハ
冬馬「なあレイ、もしかして俺たちももう入ってるのかな…」ヒソヒソ
千早「入っているな……もう手遅れだ。俺も中途半端に記憶が戻ってしまったし、お前の事も知られてしまったしな……」ヒソヒソ
ありす「サウザーさん!イチゴ団も忘れちゃダメですよ」
サウザー「勿論忘れてはいない。だがこのグループは適性のある人間しか入れないからな!」ドヤァ
貴音・美希「「」」
冬馬「でもあの二人に比べればましだな……」ヒソヒソ
千早「ああ…思い出したくない事を思い出してしまったような顔だ……何せサウザーをリーダーとしたグループを二つも掛け持ちだからな……」
雪歩父「えー…トーナメントの組み合わせができました。こちらをご覧ください」
決勝トーナメント
第一試合
サウザーvs十時愛梨
第二試合
ケンシロウvs橘ありす 後 天海春香
第三試合
渋谷凛vs如月千早
第四試合
星井美希vs日高舞
第五試合
北条加蓮vs匿名希望
第六試合
四条貴音vs諸星きらり
第七試合
ラオウvs天ヶ瀬冬馬
第八試合
萩原雪歩vs玲音
サウザー「フン…初戦はアイリか…レイの妹にして初代シンデレラガール…だが二代目のも倒した俺に死角はない!!」
ありす「その通りです!頑張ってくださいサウザーさん!私は一試合多いようですが、うちのプロデューサーはサウザーと違ってポンコツなので楽勝です!」
春香「でもその後は私だよ、負けないからねありすちゃん!」
ありす「勝つのは私です。あと名前で呼ばないでください」
雪歩「私は…初戦から玲音さん……でも頑張らなきゃ!」
サウザー「貴様らはあまり実感がないかもしれぬが、この時点で無数の数いるアイドルたちの上にたつ17人のうちの1人なのだ!だから臆するな!!貴様らはもはや下郎ではない!!」
雪歩「そうですね…!もうひんそーでちんちくりんじゃない!私が玲音さんを倒してみせます!」
サウザー「その意気だユキホ!!」
凛「サウザーがまともな事を…腐っても一流プロデューサーっことか」
ケンシロウ「……何で俺は決勝トーナメントに出てるんだろう…」
卯月「やめてくださいプロデューサーさん…」ズーン
未央「ケンさんに負けた私たちが惨めになるだけだよ……」ズーン
奈緒「この中には玲音と当たった人はいないか…とりあえず安心だな」
凛「奈緒は予選一発目で姉さんと当たったんだよね…どうだった?」
奈緒「やっぱ化け物だよ…凛でさえアタシにとっては遠い存在なのに、世界の広さを見せつけられたなぁ……」
加蓮「……匿名希望って誰なんだろう…?」
幸子「気をつけたほうがいいですよ、その人……」
一同「「「………?」」」
ケンシロウ(幸子…すなわちユダを倒したアイドル……)
凛(只者じゃないね……一体…)
ラオウ「うぬと対決かバット…どこまで成長したか見せてもらおう!」
冬馬「え……おう………」
冬馬(大丈夫かな……持つかな、主に俺の精神が……)
きらり「私はトキ兄さんと対戦ですね」
貴音「ああ。お互い正々堂々、いい試合をしよう」
冬馬(いいなぁ、あっちは正統派っぽくて…)
ラオウ「フフフ…このラオウの魅力を見せつけてくれるわ!」
トウ「頑張ってくださいラオウ!……あとバットも」
冬馬「……はぁ」
愛梨「なんか初戦からおかしなことになってしまったわ…」
千早「ああ見えて水瀬伊織や神崎蘭子を撃破した男だ…油断するなよ」
愛梨「兄さんだってリンちゃんが相手じゃない。アイドルとしてのリンちゃんははっきり言ってめちゃくちゃ強いわ…気をつけて」
千早「ああ…分かってるさ」
美希「初戦から奴か…好都合だ。とっとと決着をつけたかったからな」
ジュウザ「QUEEN……」
美希「ジュウザ…お前も思うところはあるかもしれないが、俺はあいつに情けをかける気はない」
美希「それと……今日の俺はSランクアイドルの星井美希ではない」
ジュウザ「………そうか」
美希「行ってくる、ジュウザ」
ジュウザ「……頑張れよ、シン」
ユリア「もうすぐアイドル乱世は再び私が平定する……」
ユリア「そうすればケンはまた私の元へ来る……そして、3人で幸せに暮らすの」
ユリア「あと少し…待っていてね、愛」
愛(………お母さん…)
玲音「ねえファルコ?もしアタシが負けちゃったらどうする?」
ファルコ「!!??何を言っているのですかルイ様!冗談にもほどがあります!!」
玲音「ははっ!でも何が起こるか分からないからね。可能性は否定できないよ?」
玲音「リン達も一ヶ月前とは別人だし、その周りも一筋縄ではいかない……たのしみだなぁ…!」
玲音(それに、あの人も来てるみたいだし)
すいません、今日はここまで
プロローグがおわっただけという……
果たして明日書ききれるのか……
せめて11月20日には完成させたいところです
乙。
やっぱりイチゴ味面白いよね。
俺のなかでユリアってそんな畜生なイメージないんだけど、>>1はユリアの何が畜生だと思うんです?
>>79
そういう質問はどうかと思うよ
君にはユリアにはそういうイメージなくても他の人からしたら違うイメージがあって感じ方なんて人それぞれなのにそれを否定するみたいな質問はどうかと
>>79北斗ファンの間ではユリアが稀代の悪女だという話は有名です
決裂前はケンシロウと親友だったシンに対し「あなたにそう思われてると知っただけで死にたくなります」、ユリアの幼馴染みかつ兄のような存在だったジュウザを、血が繋がった(腹違いだけど)兄妹と知ると何の感慨もなくケンシロウに乗り換え、挙げ句の果てにジュウザの想いを知っておきながら「私のためにお前の命が欲しい(訳・私とケンのために死ね)」
ユリアがいなければ世紀末は平和だったとはよく言われ、少なくともシンと五車星はユリアのせいで死にました。ユリアがいなければシェルターの人数に引っかからないのでトキも死なず、それどころか病も得ないので(あれはほとんどシェルターババアのせいですが)最強の北斗神拳伝承者になっており、ジャギも文句がないのでケンシロウに戦いに行かず、結果的に復讐鬼にならず死にません。ラオウもユリアがいなければそこまで野望が大きくなることもなく(ケンシロウとラオウの宿命はユリアと初めて会ったあの日から始まった)、仮に強い野望があっても病の無いトキを相手にする事になるので異常なく約束を果たされます。つまりレイも死にません。あとジャギがアイリを連れ去ったりとかもしないのでレイが荒むこともありません。ケンシロウもユリアがずっと心にいたせいでリンやマミヤを受け入れず、最終的には独り身になってしまいました。ユリアと特に関係ないユダとサウザーがいつも通りなものの、それ以外は実に平和になり、いかにユリアが世紀末に悪影響を及ぼしたかがよくわかると思います
あとちょっと思い出したのですがイチゴ味では原作と違い金銀財宝を欲しがってたらしいユリアに渋々持ってきたシンを全否定していたりします
長くなってすいません。それでは投下していきます
※試合ナレーション・伊集院北斗(千葉繁)
第一試合!
非情の帝王(笑)!サウザー !!
水鳥拳の妹!十時愛梨!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
愛梨「十時 目覚ましが鳴る
やわらかな日差し お姫様タイム〜♪」
凛「やっぱりアイリさんはアップルパイ・プリンセスで来たね」
美希「流石は俺の友…動きに無駄がない!」
千早「フフ…我が妹ながら敵に回したくないものだ」
愛梨「休日 濃いめのミルクティー
いつもより少し 大きめのカップ〜♪」
\ワアアアアアアアアアア/ \トトキーン!/
ラオウ「ぬぅ……パッションはイロモノだとばかり思っていたが…なかなか」
貴音「それはあなたの価値観がおかしいだけだ……」
ケンシロウ「この勝負、もはや決まったな」
冬馬「ああ!やっぱり今までのがまぐれだったんだよ!見ろよ!サウザーの方のステージは……」
\ワアアアアアアアアアア/
一同「「「何!!?」」」
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
ひでえいいようww
だが事実だ
チャーーー チャーーー
サウザー「Wow ohーーーーーー!」
チャー チャララーーー
チャララー ラララー
ラララー
トュッティーン
サウザー「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと」
サウザー「ダメになりそうなとき」
サウザー「それが一番」
サウザー「大事」グバアッ
美希「あいつ…!南斗DE5MENの正式な生き残りが自分しかいないのをいいことに曲を私有化しやがったな!!?」
千早「だからと言って混ざりたいとは思わないがな……」
サウザー「高価なニットをあげるより 下手でも手で編んだ方が美しい ここにないものを信じれるかどうかにある」
サウザー「今は遠くに離れてる それでも生きていればいつかは逢える でも傷つかぬように嘘は繰り返される」
サウザー「でも」
愛梨(あの曲は…兄さんが本当に兄さんだった頃の曲……)\マケナイコトナゲダサナイコト…/
愛梨(見える……あのステージに…煌びやかに踊る兄さんが……)ツーッ
サウザー「負けないこと・投げ出さないこと・逃げ出さないこと・信じ抜くこと」
サウザー「涙見せてもいいよ それを忘れなければ」
美希「!やばい…そろそろ終盤だ、“あれ”が来るぞ!」タタタッ
千早「!…急いであの曲が聞こえない方へ避難しなければ……」タタタッ
サウザー「負けないこと」
美希「ゲフッ!!」ドゴォオ!!
サウザー「投げ出さないこと」
千早「ぐああ!!」ドグシャア!!
サウザー「逃げ出さないこと」
幸子「……はっ!!」ドバアッ!!
サウザー「信じ抜くこと」
莉嘉「危ないお姉ちゃん!頭上に謎の落石が!!」
サウザー「ダメになりそうなとき それが一番大ぐふっ!!」ドコオッ!!
グシャッ!!★
莉嘉「きゃあああ!!お姉ちゃんー!!」ブアッ
負けないこと・投げ出さないこと・逃げ出さないこと・信じ抜くこと
美希「いかん…シュウを助けに行くぞ…!」ヨロッ
千早「くっ……待っていろシュウ…」ヨロッ
幸子「……はっ!美嘉さん!大丈夫ですか……!?」ヨロッ
サウザー「ダメになりそうなとき それが一番大事」ヨロッ
負けないこと・投げ出さないこと・逃げ出さないこと・信じ抜くこと
美希「……」チラッ
千早「……」チラッ
幸子「……」チラッ
サウザー「……」チラッ
落石「」チーン★
ダメになりそうなとき それが一番大事
サウザー・美希・千早・幸子「負けないこと・投げ出さないこと・逃げ出さないこと・信じ抜くこと」グルグル
涙 見せてもいいよ
落石「……」ピシッ
サウザー・美希・千早・幸子「!!!!」
ドカァン!
美嘉「はあ!!」ババッ
それを忘れなければ
Oh〜〜〜〜〜
Yeah〜〜〜〜〜〜〜
\ワアアアアアアアアアアアア!!!!/
美希・千早・幸子・美嘉(あれ…俺(ボク)(アタシ)何やってんだろう……)
愛梨「兄さん…シンさん…よかった無事で……」ジーン
愛梨「………はっ!!?」
勝負あり!!!!
勝者・サウザー!!!!
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
愛梨「……負けちゃった…」ズーン
美希「惜しかったな…だがレイにお前の想いは届いたはずだ!」グッ
千早「ははは……」
凛「いや…なに平気な顔してこっち側にいるの?あんたらが一対一を破って気がついたらサウザーに加担したからこうなったんでしょ!!?」
美希「……すまん」ズーン
千早「……なんか雰囲気に流されてしまった……」ズーン
愛梨「まあまあリンちゃん…兄さんとシンさんもわざとじゃないから……」
冬馬「そういう問題か…?根本的に何かおかしいような……」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
サウザー「フハハハ!初代シンデレラガールも俺の敵ではない!!」ドヤァ
ありす「流石ですサウザーさん!」にこっ
雪歩「かっこよかったですぅ!」にこっ
春香「次はCGプロのプロデューサーさんとありすちゃんだね!」
ありす「名前で呼ばないでください……でも…それなんですが」
サウザー「?…どうしたアリス」
ありす「実は…私には持ち曲が無いのです…予選はそれでもなんとかなりましたが、流石に本戦は……」
サウザー「なんだと!?アリスの才にも気付かず曲を与えんとは本当にケンシロウは無能な男だ!!」
ありす「全くです!!うちの社長はあんなへっぽこ解雇して、サウザーさんを招き入れるべきです!」
凛「離してケン!離してよー!!」ジタバタ
美希「あの馬鹿どもをまとめて八つ裂きにしてやるのだーっ!!」ジタバタ
まゆ「離してください!まゆは許せません!!」ジタバタ
ケンシロウ「俺は気にしてないから落ち着け!」ガシッ
貴音「全く…目を離したらすぐこれだ…」ガシッ
ラオウ「ぬぅ…しかしこのまゆと言う小娘はどこから湧いたのだ?」ガシッ
千早「……しかしあれだな…ラオウがまゆを押さえつけている様が……」
冬馬「ああ……どう見ても犯罪にしか見えないぜ…」
きらり「ケンシロウさん、そろそろ時間ですよ?」
ケンシロウ「ああ、ありがとう。行ってくる……」パッ
スタスタ
凛「あっ………」シュン
凛「………ちょっと風邪当たってくる」トボトボ
冬馬「おいリン……」
サウザー「そうだな…よし!うちのツルピカデコの曲を使うことを許可しよう!」
ありす「本当ですか!?」
伊織「はあ!?何勝手なこと言ってるの!!?うちの事務所のアイドルより他所のアイドルを贔屓するなんて頭おかしいんじゃな
ドカッ
伊織「きゃああぁああ!!?」ガクッ
ありす「私の大切なサウザーさんに頭おかしいだなんてよく言えますね。次ははないですよ」ギロッ
サウザー「しかも貴様は予選落ちの上俺に直接負けた!拒否権はないぞ下郎!!アリス、お前が歌う曲はHere we go!!だ!いけるか?」
ありす「ありがとうございます!このタブレットでばっちり予習しておきます!」
伊織「もう……嫌………」グスッ
伊織「…………はっ!」
凛「くそっ……あのクソサウザー……なんとかならないのかな…」イライラ
凛「………ん?」
伊織「………」
凛「………」
伊織・凛(仲間だ!!!!)ガシッ!!
〜苦労人同士の以心伝心〜
冬馬「おかえりリン…なんかすっきりした顔してんな…」
凛「うん。腹を割って話せる友達ができてね」すっきり
やよい「伊織ちゃん、何かいいことあったの?」
伊織「にひひっ!世紀末六神聖も捨てたもんじゃないわね♪」
第二試合!
先代伝承者!ケンシロウ!!
聖帝に認められし聖苺!橘ありす!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
ありす「♪わがまま言って メッ! ごめんなさいね シュン だって本当の ネェ! 私を教えたいんだもん♪」
\ワイワイ/ \カワイイ〜/ \アリスー/
凛「……もしかしてダークホース?」
ありす「 いつでも傍に チュッ! どうもありがとう ホッ 幸せいっぱい キュッ! 夢いっぱいの今日を見よう♪」
きらり「こうしてみると確かにありすちゃんの実力は本物ですね…曲が用意されてないのがおかしいというのも納得せざるを得ません」
ありす「誰もが 知る場所でも 地図にはないから 今を信じて
よーい どんっ!♪」
冬馬「こうも他人の曲をあの短時間で自分のものにするとはな…認めたくないけどサウザーって実は出来る男なのか?」
貴音「ラオウに対抗しうる勢力を築いた男だ。ああ見えて決して無能ではあるまい。しかしこれではケンシロウは大丈夫なのだろうか……」
ケンシロウ「………えっと…」オロオロ
ピーン!(線に足を引っ掛ける)
ケンシロウ「あわあ!?」
ビターン!!
\ワハハハハ/ \ドジー!/ \ケンシロウカワイイヨー/
千早「なんかアミバに秘孔縛食らったときみたいな倒れ方したぞ?」
美希「あほかケン!?そんなとことも愛らしくて仕方ないが!!」
冬馬「でもあれでなんか五分になったな……」
凛「ケンはかわいいからね。当然だよ」
千早「かわいいって何だろう…」
愛梨「兄さんみたいなのを言うのよ。いえ、姉さんでしたね…ふふっ」
千早「俺も如月千早モードで伊織と語り合いたい……」ガックリ
ラオウ「フン…男の天然ドジほど見苦しいものはないわ!」
貴音「男のぶりっ子もどうかと思うが……」
冬馬「けどこれじゃあ平行線か…可愛さはケンに分があっても実力は橘の方があるしなぁ」
千早(もう突っ込むまい…)
美希「は?ケンがあんな小娘に実力で劣るだと?冗談はよしてもらおうか」
凛「えっ…!?」
冬馬「いや…でも橘の実力は本物だぜ?それにケンは元々アイドルじゃねえし…」
美希「ケンは俺がプロデュースしたのだ。あんな奴には負けん!…まあ見ていろ」ニヤッ
ケンシロウ「すぅー……はぁー……」
ケンシロウ「ーさよなら 出逢いの後に」
ー必ず やってくるものだよ」
客「「「!!??」」」
凛「めちゃくちゃうまい…嘘でしょ!!?」
千早「俺が…いえ私が他人の歌を聴いて初めて衝撃を受けたわ…」
冬馬「本当にレイ…いや如月に匹敵する歌声だ…まじかよ」
ケンシロウ「泣きなよ 空を見上げて
その涙で 大人になれ」
客「「「」」」シーン…
冬馬「客がケンの歌を静聴してる…当たり前だ…あんな歌、茶化して聞けねぇよ…」
なんでこんなところにいるんだろうと思うくらいなら負ければいいのに真面目やな…
美希「今までケンのドジでまともにその実力そのものが評価されていなかったからな。本当のダークホースはケンだったのだ!ケンの曲も全て俺が用意した!!」ドヤァ
凛「うわぁ…サウザーみたいなドヤリっぷり…」
冬馬「しかもアイドルとしてもプロデューサーとしてもサウザーより格上だから余計タチが悪い…」
ケンシロウ「心から追い出した愛が お前たち 炎にするーーー…」
ケンシロウ「何故だと Tell me why Tell me why 聞くなよ…
何処へとTell me where Tell me where
ー俺さえ知らない
Ah Ah 心が呼ぶのさ……」
客「「「」」」ジーン……
ありす「……これはかないません…私の負けです」
春香「なら次は私です!いきます、天海春香で、乙女よ大志を抱……
シーン
春香「………ひっぐ…」グスッ
勝負あり!!
勝者・ケンシロウ!!!!
はるるんドンマイ…
今日はここまで
これは今月中もきついですね…なんか気合い入れて書いた2試合しかおわらないし、今週末仕事きついし、下手すれば前作より長くなりそう……
イチゴ味3巻の発売を記念しつつ終わりたかったのですが、厳しそうです
ちなみにケンシロウの歌った曲は神谷明さんの 荒野の風 です
ありすに総選挙毎回全部注ぎ込んでる野郎ですがなぜ一位にならないのか不思議で仕方ないです
エロとかエロとかエロとかエロもこなせるのになぜ毎回低いの
銀河万丈があの曲を歌っているのか・・・
11月20日に完結できないどころか投下すらできないとはこのリハク一生の不覚……!!
すいません、仕事が忙しいのです……
短いですが生存報告がてら投下します
ありす「………すみません、サウザーさん」グスッ
サウザー「フン…ケンシロウの奴が思っていたよりできる男だったようだな…だが確かに敗北こそ愚かな失態だがお前はあの強大な敵を相手に退かなかった!だからお前は恥じることはない!そして省みることもない!!誇るがいい!!!」ドヤァ
ありす「サウザーさん………!」パアァ
春香「あの…プロデューサーさん、私は…」
サウザー「あっ、すまん。見てなかった」
春香「プロデューサーさん…………」グスッ
雪歩「プロデューサー、次は千早ちゃんの試合ですね」
ありす「相手の渋谷さんはサウザーの世紀末六神聖のメンバーですよね。サウザーさんからしたら仲間同士の争いってことになりますね…」
サウザー「そうなのだ…だがトーナメントという特性上致し方あるまい。それに、結局はこの俺がこの戦いを征するのだから過程はもはやどうでもいい!」ドヤァ
ケンシロウ「………あれ?俺勝ったのか…?」ポカーン
凛「おかえりケン!かっこよかったよ!!」
冬馬「あぁ、正直ビックリしたぜ!まさかアイドルとしてもここまですごいとはな」
美希「当たり前だろう。ケンは俺の担当アイドルだ…そのうち俺もプロデュースしてもらいたいものだな!」
千早「ケンに勝てる部分が見当たらなくなってくる自分が少し悲しかったりするがな…」
愛梨「そんなことないわ!に…姉さんの方がずっとかっこよくて綺麗で素敵よ!」
千早「何故わざわざ言直すのだ……」
ラオウ「ケンシロウ…俺の生涯最強の敵がまた一人!」クワッ
きらり「そうですね。ユリアさん、シンさん、リンちゃん、トキさん、ルイちゃんに次いで六人目ですね」
貴音「サウザー…哀れな………」
サウザー「やーい!ケンシロウのバーカ!ドージ!!マーヌーケー!!」
ありす「プロデューサーの単細胞ー!でくの坊ー!!デカ眉毛ー!!!」
凛「あいつら……!」
ケンシロウ「俺…うちの事務所の人間に好かれてないのだろうか…」
凛「そんなことないよ!私はケンのことが好きだし、レイよりケンの方がかっこいいと思うよ!」
愛梨「リンちゃん、気持ちは分かるけどケンシロウさんより姉さんの方がかっこいいわ」
凛「いや、ケンの方が!」
愛梨「いえ、姉さんの方が!」
凛「ケン!!」
愛梨「姉さん!!」
ケンシロウ・千早(ええー…)
美希「なに騒いでるのだ全く」
凛「聞いてよシン!アイリさんがケンよりレイの方がかっこいいって!」
美希「あっそ。…アイリ、今のレイはかっこいいというより綺麗という感じではないか?」
愛梨「そこがまた良いのですよ!なんていうか、凛々しいというか…あっ、ケンシロウさんはかっこいいというより可愛いですよね!なんか抜けてるところが」
美希「それがまた良いのだ…さすが我が友、目の付け所が凡人とは違う」ニコッ
愛梨「それはシンさんもですよ。私も良き友を持てて幸せです!」ニコッ
ケンシロウ・千早(ええー…)
凛「何で私と会話の雰囲気が全く違うの…?」
冬馬「似た者同士、惹かれ合うものがあるんだろうな……」(遠い目)
凛「じゃあレイ、始めよっか」
千早「そうだなリン……いや、お前はシンデレラガール。全力で行かねば勝てまい……
ーそうね、始めましょう渋谷さん」
凛「!……如月千早モード……!!」
千早「ふふっ、今回は拳ではなくアイドルとしての勝負だから、こっちの方が適任よね?」
凛「そこまで…いいよ、私もその礼に応えて全力で行くよ、レイ……いや、如月千早!!!」
第三試合!
北斗の蒼き紅一点!渋谷凛!!
南斗の蒼き歌姫!如月千早!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
凛「砕け飛び散った欠片バラバラバラになる
魂は型を変えながら 君の中へ
Let me goー」
凛「叶え…」
千早「泣くことなら たやすいけれど
悲しみには 流されないー…」
千早「恋したこと この別れさ
選んだのは 自分だから」
美希「リンの曲は蒼穹…対してレイは蒼い鳥…まさに蒼同士の対決か」
冬馬「というか…あの二人どことなく雰囲気が似てるよな」
貴音「今のところ状況は互角…人気や魅力、アイドルとしてのスキルは少しずつリンが上回る一方、歌唱力はレイが頭一つ抜けている…」
サウザー「となると、勝敗を分けるのは技量ではなく別の要素だな」
ケンシロウ「ああ……ってサウザー!!?」
サウザー「なんだ下郎、俺がいておかしいか?」ドヤァ
ラオウ「いや…いまのうぬの近くには部外者がいるだろう!?ここに来てはトキやシンが気を使わねばならぬではないか!!!」
春香「あっ、事情は聞きましたよ!黒井社長…じゃなくてラオウさん!」
ラオウ「!!??」
雪歩「ありすちゃんだけ知っているのは不公平ということで…私達にも教えてもらったんですぅ」
サウザー「ぶっちゃけ六神聖のリーダーなのに仲間はずれで寂しかった」
ラオウ「サウザー!!うぬはまた後先考えぬ行動を!!!」クアッ
雪歩「ひっ……」ビクッ
ラオウ「えっ…あっ……すまぬ」シュン
雪歩「うぅ…プロデューサー……」ガシッ
サウザー「忘れておったわ…ユキホは元々男嫌いだったな…」
貴音「私もいつも雪歩がサウザーに絡んでいたからそのことを失念していた…」
ラオウ「ぬぅ……」
ケンシロウ「だがラオウが言うのももっともだ。そんなに容易く話していいことではない」
ありす「世紀末に直接無関係だった私や765の菊地さんが知っている時点でもう手遅れだと思いますが」
春香「それに私はずっと知りたかったんです…最近の千早ちゃん、どこか遠い存在だった気がして…」
春香「765プロの歌姫の千早ちゃん、世紀末を生きた南斗水鳥拳のレイ……そのどちらも、私の大切な親友の千早ちゃんだから…」
雪歩「春香ちゃん……」
千早(……“俺”にはアイリという妹がいてケンという親友がいる、“私”には優という弟がいて、春香という親友がいる……異性の兄弟と同性の親友……これもまた宿命か…)
凛(レイ…あなたは同じ生まれ変わりのシンとは違い、全く別の人生を経験した。それは波乱に満ちたものだと思う…でも、困難の数なら私だって負けてないよ!)
貴音「凄まじい戦いだ…両者とも譲らない…!」
美希「あぁ…だが、“試合”としての勝敗は見えたな」
ケンシロウ「……どういうことだ?」
美希「歌手としてはレイが上、アイドルとしてはリンが上だ。そして今回はアイドルとしての勝負…トータルでは五分だろうが、種目がいささかリンのホームグラウンドだったな」
愛梨「そんな…兄さん……」グスッ
美希「さっきも言ったがレイがリンに劣っている訳ではない。条件が悪かっただけだ……」
美希(そう、アイドルは歌だけでは勝てない、あるものが重要だ。奴はそれを持っているから厄介なのだ
ー決勝の場に立つんは、もしかしたら………奴か?」
勝負あり!!!!
勝者、渋谷凛!!!!
今日はここまで
ライブシリアスに書くって難しいですね…
更新遅くてすいません。
祝!イチゴ味3巻発売!!
ちーちゃんに勝ってほしかった
レ…千早に勝ってほしかった
想像以上に批判が強くてビックリ
やっぱりCGが765に勝つのは禁忌なんですかね…けど>>121には笑わせてもらいました
まあこれ実質北斗SSですし、リンちゃん原作のメインヒロインですし……
え?ユリア?知るかそんな奴
それでは投下します
凛「あっ…勝ったんだ…かなり伯仲してたからわからなかった…」
千早「フッ…完敗だリン。俺もまだまだ修行が足りないな」
貴音「レイの記憶が戻るのがもう少し早ければ結果は違っていたかもな…」
千早「そんな事はない…“今の俺”ではリンには勝てないさ……あっ」
春香「………」
千早「……春香」
春香「千早ちゃん…レイさん…あなたはどちらが本物なの…?」
千早「……どちらも本物の私よ。確かにかつて、“俺”は南斗水鳥拳のレイとして生きてきた…けど“私”の人生はレイの続きではないわ。だから、ここにいるのはあなたの知っている如月千早よ」
春香「じゃあこれからも…私の親友でいてくれるよね…?」
千早「ええ、もちろんよ」ニコッ
美希「こうしてみるとレイの事情はややこしいな…」
凛「そっか、レイに比べてあんたは実に単純だったね」
美希「単純なわけあるか!?舐めてるのか貴様は!!?」
サウザー「まあこのホモ小娘が言うのももっともだ」
美希「誰ホモ小娘だ…?!」
凛「当たってるでしょ…で、どういうことサウザー」
サウザー「実はな…世紀末六神聖の女性人気だがな…3位が俺、1位は認めたくないがケンシロウだ。そして2位は……お前だ、シン」
美希「………えっ!?」
凛「はあ!?何でこいつが!?」
サウザー「実はな…こいつが南斗DE5MENのシンだと知る連中が増えてきているのだ」
美希「おい、それまずいんじゃないのか?というか何でそんなことが知れ渡っているのだ?!」
サウザー「ああ、それならうちのマコトがことあるごとに喋り散らしているからだ」
美希「あの野郎おおおおお!!??」
千早「やれやれシン…お前も大変なことになったものだな」
ありす「あなたも他人事じゃないですよレイさん。概ねシンさんと同じことになっいてます」
千早「バカな…一体誰が………はっ!」
愛梨「………ナニカシラニイサン」シラーッ
千早「あなたの事はこれから十時さんと呼ばせてもらうわ」ギロッ
愛梨「兄さあああん!!!」ガーン
幸子「そんな……千早さんが…負けた……」ガクッ
冬馬「おいケン、ユ…興水ってお前のところのアイドルだろ?なんとかしてやれよ」
ケンシロウ「いや、なんていうか、正体を知ってから余計とっつきにくくなったというか……」
冬馬「おいおい…いくら元がユダだからって軽んじるのはかわいそうだぜ。ユダだから…って……」
ケンシロウ「…バット」
冬馬「…うん、ごめん。俺が悪かった」
美希「さて……ようやくこの時が来たな、ユリア」
ユリア「シン…私はあなたがケンにそんな感情を抱いていると知っただだけで死にたくなるわ!」
美希「ほざけ、お前など俺の敵ではない。お前のところの節穴軍師もろとも地獄に突き落としてやる!!」
ユリア「大口を叩いていられるのも今のうちです…格の違いを思い知らせてあげましょう!」
第四試合!
殉星を持つ少女!星井美希!!
慈母星を持つ女!日高舞!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
ユリア「想い出が折り重なってく… 独りで寂しかった時に あなたはいつも微笑みをくれた 変わらぬ気持ち I felt all your love」
ユリア「誰もが皆 生きた証を 心の中に紡いでく 物語にして 時に振り返って 省(かえり)みながら 光り輝く未来目指すー」
貴音「ユリアはやはりALIVEか…」
ラオウ「アイドル乱世においてもっとも売れた曲だ…その記録は今も破られていない」
ユリア「Keep your dreams どんな夢も願っていれば いつかは叶うよ
Start your journey 怖がるのは恥ずかしくない 最初だから」
\ワアアアアアアアアアアアア!!!/
サウザー「ぬくくう…以前は倒せたが、やはり一対一だと恐ろしく強いな」
冬馬「シンの方はどうだ!?」
凛「それが………」
美希「…夜のショーウインドーに アナタの後ろ姿を見た
人波がスチルのように 私も不意に立ち止まるの」
美希「瞳に焼きついたのは アナタとアノコの笑顔
切なく苦しいけど 聞くだけならば 簡単じゃないー」
凛「あの曲は…relations!?ということは……」
貴音「ああ…かつての苦悩をこの場で叩きつけているのだろう」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
ケンシロウ「彼女の名はユリア、俺の彼女だシン」
シン「」ゴフッ!
ケンシロウ「すまないシン、今日は無理だ。ユリアとキノコ狩りをするんだ。すまないなシン」
シン「」
\待てーユリアー/
\キャー/
シン「……」じーっ
ケンシロウ「なぁ…今度の潮干狩り、シンも一緒じゃダメかな?」
ユリア「え…ダメよ私はケンと二人きりで行きたいのよ」
ケンシロウ「フッ…それもそうだねユリア」
チュウ…
シン「」
シン「」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
美希(ユリア…俺は貴様を倒すため、ケンを奪い返すためにアイドルになったのだ…)
美希(俺の執念はな…貴様に教わったものなのだ!ユリア!!)
ユリア(!!私のファンが…どんどんシンの方へ…)
冬馬「すげぇ…あの状況から巻き返すなんて……!」
サウザー「お…俺だって、ユリアくらい敵ではない!!」
ラオウ「強がりはほどほどにしろサウザー。しかし、目の前の光景が信じられぬ…あのユリアが押されているとは……」
貴音「ああ…私も現実味が湧かない……」
ケンシロウ「…シン……」
凛「………」
美希「私のモノにならなくていい そばに居るだけでいい
アノコにもしも飽きたら すぐに呼び出して」
美希「壊れるくらいに抱きしめて
壊れるくらいに愛して……」
\ワアアアアアアアアアアアア!!!!/
ユリア「…そんな……」ガクッ
美希(ユリア、貴様の執念などそんなものか?)ニヤッ
勝負あり!!!!
勝者・星井美希!!!!
今日はここまで
そういえばエヴァも河田さんの毒牙にかかりましたね……
世紀末×新世紀というキャッチフレーズで両者の宣伝が本屋でされるらしいです。なんという地獄絵図
新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説一巻は11月26日発売です
やったぜ。
シンが勝ったぜ、やはり純粋な愛が最強ってそれ1145148011919893回言ってるから
ケンとシンの濃厚な絡みはまだですかね…?
批判ではないし禁忌でもないんだけどな…
凛ワンワンも好きだがやっぱ蒼対決となるとやっぱ歌姫千早に勝ってほしかったなって…
初代二代目と千早はこんなに憤ってもらえるのに春香さんカワイソス
だって春香さんやし……
何でや!!春香さんにだってなぁ……
なぁ?
春香さんの不遇は鉄板だからしょうがないですね。強いて理由を言うなら普段は常識人の凛や冬馬がケンシロウには甘すぎるため突っ込み不在になった故の悲劇ってことろです。そんなこといったらちゃんみおの扱いはもっとひどかったのですが…
それにしても春香さんの話題だけでこんなにレスがつくなんて…なんだかんだ言って春香さんの力は絶大ですね!絶大!
このSSは世紀末サイドとアイマスサイドではかなり差別があるので多少目を瞑ってください。むしろ雪歩・春香・ありす等のヒロイン勢以外のアイマスサイドなのに取り上げられた蘭子が珍しい部類です
凛vs千早はストーリーの進行上こうならざるを得なかったので勘弁してください。
>>121 >>134
お前ホモだったのか…たまげたなぁ……
ただミキミキと化したシンとケンが濃厚に絡んでも描写上はクッソ綺麗なノンケのまぐわいになるんですがいいんですかね…
ちなみにケンとシン(あとリン)は2章で絡んでたりします(描写があるとは言ってない)
それでは投下します
リハク「バカな…ユリア様が負けるなど……」
美希「貴様は将を見誤ったのだ。とはいえ、貴様のようなポンコツなど俺の下に置きたくもないがな」
リハク「うぐぐ……はっ!」
千早「……」
リハク「レイ様!どうかお助けください!明らかにシン様の暴走は行き過ぎです!」
千早「……悪いがこの件でお前達に同情する気はない」
凛「……」
リハク「そんな!!し…しかし、ユリア様は
美希「どけっ!」シャッ
リハク「ぐはっ!」ザシュッ!!
美希「……さて」スタスタ
グイッ!
ユリア「!かはっ……」
美希「俺は一度貴様に母として生きるチャンスを与えた…なのになぜ俺たちの前に姿を現し、あまつさえケンを奪おうとしたのだ!答えろ!!」
ユリア「……こふっ」
美希「!?」
ピシャッ…
美希「…ユリア、まさかお前、病に……」
ユリア「はい…といっても、今は死の病ではありませんが…」
美希「………“今は”?」
愛「シンさん、リンさん、そしてケンシロウさん…あたしの母が迷惑をかけて本当にごめんなさい…でも、母にも事情があったんです」
愛「母はさっき自分で言ったように病にかかっています。今は医療が発達してちょっと体が弱い程度で済んでいますが、世紀末の頃は死の病と言われていました」
一同「「「!!??」」」
愛「母は確かに形としてはケンシロウさんを裏切りました。けど、本当はずっとケンシロウさんを愛していたんです…母は当時はわずかな命、ケンシロウさんにできることはほとんどありませんでした…それにシンさん、リンさん、他にもたくさんの人がケンシロウさんを愛しているのを知ってたんです」
愛「だから母はあえてケンシロウさんと離れ、うちのプロデューサーさん…つまりあたしの父と共に生きることにしたんです。でも母はケンシロウさんへの想いを捨てきれなかった…病も死には至らなくなり、燻っていた母に父が“行きたいなら行けばいい”と……そして母はライブで勝つことを条件に…今日限りで母から女に戻ることを誓ったんです」グスッ
リハク「ユリア様もまた…哀しき宿命に生きたお方なのです…どうか……」
一同「「「……」」」
ユリア「…愛、そんなこと言い訳にならないわ。過程はどうあれ私はケンを裏切った悪女…慈母星の名が聞いて呆れるわ」
愛「そんなことないよ!おか…ママの愛は偽物なんかじゃない!あたしに名付けたように無償の愛を与えてくれた!これ以上…何も望まないよ……」ポロポロ
ユリア「ふふっ…アイドルになったら“ママ”とは呼ばないって自分で言ってたのに…」なでなで
愛「あっ……」
ユリア「でも、私もあなたからたくさんの愛をもらったわ…ありがとう」
ユリア「ケン、シン、リンちゃん…私のした事は許される事ではありません。ごめんなさい…」
サウザー「そうだそうだ!なんかお前綺麗にまとめようとしてるけどジュウザを捨てたことの説明になってないからな!!」
貴音「お前は変なところで水を差すな!」
ユリア「私はケンと共にいる資格はありません。だからケンも私にとらわれないで生きてください」
ケンシロウ「ユリア…ありがとう。俺はお前がそう思ってくれていると知れただけで満足だ…俺も前に進まなくてはな」
凛「悔しいけど、あの二人の愛は本物だったんだね……」
美希「そうかもな…だが俺たちの愛が偽りというわけでもあるまい…今は互いに一方通行だがな」
凛「…それもそうだね」
ユリア「そして…私のケンへの想いは愛に託します」
凛「なっ……!?」
美希「何ぃーー!?」
愛「へっ!!??ママ!?何を///」
ユリア「私はあなたの母よ…考えていることくらい分かるわ。けど不思議なものね…に876とCGが絡むのはまれだった気がするけど…これも宿命かしら?」
愛「ううううう〜…///」
ケンシロウ「………えっ?」
千早「フッ、ケン…本当に隅には置けない男だなお前は」
凛「また強敵が一人増えたね……」
美希「ああ……ケン…お前はどれだけ女を誑かせば気がすむのだ…」
サウザー「ぬくくう〜何故ケンシロウばかりモテるのだ!俺と何が違うというのだ!!?」
貴音「根本的に人徳が違いすぎると思うが…あとお前は人のこと言える立場ではない」
ラオウ「サウザー、俺に喧嘩を売っているのか?」ピキピキ
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
加蓮「シンさん!」
美希「おう加蓮か…次はお前の試合だったな。頑張ってこい」
加蓮「ありがとう!それで、ちょっと頼みがあるんだけど…」
美希「?…何だ?」
加蓮「私ね、シンさんの事務所に移籍を考えてるんだけど…ダメかな?」
美希「!!……それは…ダメなんだ」
加蓮「どうして…?」
美希「うちは男性アイドル事務所なのだ。残念ながら女は入れん。それにお前には大事なユニットの仲間がいるだろう?」
加蓮「けど…シンさんだってアイドルとしても所属してるじゃん…なんか腑に落ちない」
美希「俺はアイドルとしてはフリー活動だ。アイドルとして女は所属できん……まあそれだけではないのだがな」
加蓮「……?」
美希(俺の元きたら間違いなく太る。物凄い勢いで太る。何しろ“前例”があるからな……)
真「ならボクなら男に見えなくもないからセーフですねシン様!」
美希「ノーセンキュー」
ケンシロウ「次は加蓮の試合か」
凛「うん、でも相手は幸子を破った相手…油断はできないね」
サウザー「油断…?そんな生易しいものでは済まぬぞ?この勝負、カレンとかいう小娘に勝ち目はない!」
ケンシロウ「なんだと!?」
凛「なんでそんなことが言えるの?」
サウザー「何しろこの匿名希望とはうちの秘密兵器だからだ!!」ドヤァ
ラオウ「何ぃ!?この匿名希望とはうぬの事務所のアイドルなのか!?」
冬馬「けどおかしくねえか?765で勝ち残ってるのはサウザーとトキと萩原だけだ。他のアイドルは全員負けたはずだろ?」
サウザー「甘いわ!正体不明だからこそ秘密兵器なのだ!」ドヤァ
千早「…まあ、確かに秘密兵器かもな……」
貴音「今回の件に関してはサウザーが正しいかもしれぬ…」
一同「「「……?」」」
第五試合!
悲劇の拳法殺し!北条加蓮!!
事情により割愛!匿名希望!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
??「……」
加蓮(仮面に体全体をローブで覆ってて正体が掴めない…この人、この姿で今まで勝ち残ってきたの!?)
??「暑いのよねこのローブ…けどプロデューサーさんも決勝トーナメント入ったらとっていいって言ってたからもう取ろう」
バサッ!
小鳥「さて…行くわよ!」
\ワアアアアアアアアアアアア!!/
加蓮「お…音無小鳥!!??」
雪歩「小鳥さん!!?」
春香「嘘…えっ、ええええ!?」
ラオウ「音無小鳥だと…!!?」
冬馬「たしか日高舞と同時期に活動してて有り余る才能を持ちながらたった一年で引退したっていう…」
きらり「私も噂は聞いたことがありましたが……」
愛梨「確か才能自体は日高舞をも凌ぐとも言われてたとか…」
ありす「これは北条さんには厳しい展開になりましたね…」
千早「しかし、何故音無さんが出ることになったのだ?」
貴音「なんでもどうしても伝えなければならないことがあるのだそうだ…」
千早(しかし…何故か音無さんを見ていると懐かしい気分になるのだが…何故だ?」
サウザー「フハハハ!どうだ!恐れ入ったか下郎ども…ん?」
凛「」ポカーン
ケンシロウ「シン……まさか……」ひそひそ
美希「ああ……そのまさかだ……」
ひそひそ
ケンシロウ・美希「「……マミヤだ」」
今日はここまで
どんな悪役でも強敵は憎めないのが北斗ですからね。今回は割とシリアスにまとまったんじゃないかと思います
何故小鳥=マミヤをケンとシンが知ってたか、それは次回のお楽しみということで
諸事情により一週間ほどあけます。大変申し訳ありませんがご了承ください
マミヤが最初エミヤに見えて自分の目を疑った乙
勿論全部読んでるから、ほら、美希とケンのいちゃラブあくしろ
生存報告
大変待たせて申し訳ありません。
土曜日から投下を再開します。書き溜めも全くないので今回期間が空いたからといってすごく進むなんてことはありません。ごめんなさい
それでも、第1作からずっと読んでくださっているユダ改め幸子さんをはじめとした読者の方々のために、放り出さずに必ず完結させますのでよろしくお願いします
舞ってる
仕方ないから待ってるよ
べ、別に>>1のためじゃないんだからね!
やっと追い付いたぜ しかしユリアの夫いい男だなこんなにいい夫(父)を捨てて来たユリア親子は不幸になれとしか言い様がないな
発言するのになんでageるのかSSLはクソなんだな
申し訳ないのですが休日なのにがっつり仕事が入ってしまい全く書けていません…
今日はちょっと思いついたネタで恒例の番外だけ投下します
番外 宿命の邂逅=再会
ーX年前
ケンシロウ「ユリア……俺は…ユリアに捨てられたのか…」
ケンシロウ「アイドル…プロデューサーか……」
CGプロ
ちひろ「あなたが新しいプロデューサーさんですね、よろしくお願いします!」
ケンシロウ「うむ。頼む」
ちひろ「では、今日からプロデューサーさんが担当する子が…」
凛「ふーん、アンタが私のプロデューサ………………ケ…ケン!!??」
ケンシロウ「…まさか、リンなのか…?」
ちひろ「知り合いだったんですか!?」
凛「…ケン!!」ダキッ
ケンシロウ「……!!」
凛「会いたかった…ずっとずっと探してたんだよ…!あの女に負けないようにアイドルになってケンシロウの隣に立てるようにって……」
ケンシロウ「リン……」
凛「ケンがプロデューサーだなんて…これ以上何も望まないよ…一緒に頑張ろう!そして、二人で見返してやろうよ!」
ケンシロウ「ああ…ありがとう、リン」ニコッ
凛「!!……ありがとうだなんて、そんな…///」てれっ
ちひろ(あら、あの凛ちゃんがあんなに赤くなっちゃって……微笑ましいわね〜)
美希「何故だ…ケンシロウ!!?」ドクンッ
以 上 で す
明日はしっかり本編を投下します(多分)
昨日投下すると言っておきながらこの体たらく…
ただかなり仕事が落ち着いたので今日からはペース早めに投下していきます
小鳥「いつか咲こう きっと 諦めないで
葉を広げて うんと 茎を伸ばして」
加蓮(ぐっ……!)
ラオウ「ぬう…あやつ、もしかするとユリアより…」
貴音「ああ…技量では上回っているだろう……」
ラオウ「ぬう…あやつがアイドルとして活動していたのは知っていたが…これほどとは……」
愛梨「お客さんも完全にあっちに取られてる…」
サウザー「フハハハ!この勝負、もらったわ!」ドヤァ
冬馬(あいつって765の事務員だよな…なんかどっかで見たことあるような気がするんだよな…)
千早(…確か、“如月千早”としてではなく“レイ”として会っていような……くそっ!思い出せん!すごく大事なことな気がするのに!!)
勝負あり!!!!
勝者・音無小鳥!!!!
加蓮「シンさん…負けちゃった……」ぐすっ
美希「あれは仕方ない…まさかあんな化け物がまだ残っていたとはな……」
ケンシロウ「……なんでうちのアイドル達は俺に報告してこないんだろう………やっぱり俺って嫌われてるのかな」ズーン
凛「だめだよケン!そんなこと言ったらダメ!ケンのことが大事な人はたくさんいるんだから!!」
きらり「しかし…ユリアに匹敵…いえ、それ以上の実力を持つとは…只者ではない気がします」
愛梨「加蓮ちゃんもうちでは相当な実力者…一体……」
小鳥「………」スタスタ
雪歩「…!!」
春香「小鳥さん!」
サウザー「フハハハ!よくぞ勝った、この調子で下郎どもを
スタスタ
サウザー「」
小鳥「……久しぶりね、ケン」
ケンシロウ「…ああ、まさかお前がここに出ているとは思わなかった」
美希「どういう風の吹きまわしなのだ…皆目見当も付かんが」
サウザー「…むっ、何故あいつらがコトリと旧知なのだ…?」
貴音「………まさか…」
凛「旧知…まあそうだね。だって音無小鳥はマミヤさんだから」
一同「「「!!??」」」
サウザー「……マミヤ?はて…」
きらり「私も面識はないですね」
貴音「そうか…二人は世紀末で会ったことが無いのか……」
雪歩「いや、プロデューサーは会ったことがあるはずです。父の話でおぼろげにしか聞いたことがないですが、牙一族の戦いの時に……」
サウザー「はて……いや、そういえば……」
小鳥「あら?この辺の人達にはバレてるものだと思ってたけど、そうでもないみたいね」
冬馬「多分、昔より遥かに女らしくなってるからな…よく見れば顔はマミヤさんそのものだけど、雰囲気が別人だ」
貴音「私でも分かるのに時間を要した、無理もない…」
千早「……マ…マミヤ……だと……!?」
ラオウ「ならば…何故ケンシロウとシン、それにリンは知っていたのだ?」
ケンシロウ「うちの事務所にはマミヤの娘がいるからな」
美希「そしてうちにはマミヤの夫がいる…そいつはまあアレな奴だから実質情報はケンの所の娘から来るがな」
千早「やはり…もう結婚していたのだな……」
小鳥「…ふふふ、やっぱりそういう認識だったのね…あの馬鹿アスカ……」
一同「「「……?」」」
小鳥「今回わたしがこの場に来たのは誤解を解くためよ!そう、私はまだ独り身よ!アスカだって私の子ではないわ!!」
一同「「「!!??」」」
美希「何だそれは!?育児放棄でもする気か貴様は!ある意味ユリアよりたちが悪いぞ!!」
小鳥「別にアスカを放棄する気はないわよ、ありのままの事実を言っただけ。アスカの父アインはシンの所にいて分かると思うけど、ちょっとアレなことになってるでしょう?それで仕方なく私がアスカを引き取ったのよ……そしたら、あの娘は……」
飛鳥「ボクを娘と認めないなんて、ひどいなあ母さんは」スタスタ
ケンシロウ「アスカ!?」
小鳥「アスカ!あなた単に私をのけ者にしようとしてるだけでしょう?!」
飛鳥「ふっ…意図が分からないね」
小鳥「意図…?それなら簡単よ…私とあなたが同じ男を愛
サウザー「あーーーーっ!そうだ!こいつ人前で堂々とケンシロウにチュウしてた女だー!!」
一同「「「」」」シーン
小鳥「……えっと、つまり私もアスカもケンが好きで、アスカは立場を利用してデマを流したのよ」
ラオウ「またケンシロウか!?何故だ!何故ケンシロウばかり!!?」くわっ!
貴音「落ち着くのだ兄さん!」
飛鳥「……」
小鳥「私が既婚者の子持ちということになっていればケンの候補からは外れる…考えたわね」
飛鳥「ふふっ…確かにそうさ、ボクはケンを愛している。けどボクが1人声高に言ったところでそんな嘘はすぐにバレると思わないかい?」
小鳥「そう…つまり信憑性のある…発言力のある人間がいた………そうでしょう? シ ン 」
美希「いやだって…アインはあんな調子だし、娘のアスカの証言を信じるのは当然だろう!?」アタフタ
凛「どうせアスカの利用して強敵を蹴落とそうとしたんでしょ」
美希「ぐっ…!?だがな…俺もマミヤに言いたいことがある!真に俺の正体バラしたの貴様だろう?!」
小鳥「さあ?何のことかしら?美希ちゃん??」
美希「とぼけても無駄だぞ?この行き遅れ??」
ゴゴゴゴゴゴゴ
飛鳥「久しぶりだね。春香さん」
春香「あっ飛鳥ちゃん…あの時はどうも…というか飛鳥ちゃんも世紀末の人間だったんだね」
飛鳥「ボクはそこまで強くないけどね。雪歩さんも世紀末の人間だったよね?」
雪歩「私もそこまで知らないけどね。うちの萩原組が昔でいう聖帝軍、961プロが拳王軍、sideMプロが組織KINGだったって事くらいかな?つまり私は聖帝軍の部隊長娘ってことになるね」
ありす「なるほど…私もアイドルとしての彼らしか知らなかったので、非常に勉強になります」
冬馬「呑気に話してるけど、いいのかあの喧嘩止めなくて!?」
凛「今回は実力の差がありすぎるからね…ああ…マミヤさんの最後のヨーヨーが三枚下ろしにされた」
加蓮「シンさんもそこまでやる気ないみたいだし大丈夫だよ、多分」
凛・冬馬(多分って……)
小鳥「ぐっ……」
美希「まあそう焦るな、別に俺はお前と争う気はない」
小鳥「どういうこと…?」
美希「お前を一途に想っている男がいるだろう?そいつに応えてやったらどうだ?俺と同じで一度死を経験しながらも這い上がってきた見所のある奴だと思うがな…………尤も、今は女か」
千早「…………マミヤ…」
小鳥「千早ちゃん?……いえ、まさかあなた………レイなの……?」
千早「フッ…大分女らしくなったな……言われるまで気づかなかった」
小鳥「でもあなた…ついこの前までレイらしい仕草もなかったのに……」
千早「記憶が戻ったのはつい最近だ…トキやシンのように如月千早が偽りの存在という訳でもなく……“私”は如月千早でもあるんです、音無さん」
小鳥「なるほどね…あれ?シンは美希ちゃんよね、え?トキさん??」
貴音「すまないマミヤさん、私も気づくのが遅れてしまった」
小鳥「……えっ?貴音ちゃんがトキさん!?…やっぱり病で……ですか?」
貴音「いや…私は死んではいない。被曝した作用か突然この姿になってしまったのだ…ただし病は治ったし、満月の光を浴びている時だけ元の姿に戻れる」
小鳥「トキさんも大変なんですね…」
千早「マミヤ、俺はかつてお前の愛など求めぬと誓っていた。だが、この命が限られたものでなくなった今、俺もお前の愛を向けてもらうために生きたい。たとえお前がまだケンを愛しているとしても……」
小鳥「…レイ…………」
美希(……しかし、ああは言ったものの、レイとマミヤをくっ付けると、アイリとの約束は果たせない……どうするべきか…)むむむっ
玲音「音無小鳥…マミヤか……」
ファルコ「これほどの実力を持つものが潜んでいたとは…」
玲音「次はトキの試合か…アイドルとしてのトキ…この目で見させてもらうよ…ふふっ」
ファルコ(ルイ様…まさか)
貴音「さあ、遠慮はいらない。全力でかかってくるがいい、サヤ
きらり「うきゃー☆貴音ちゃん!おっすおっすばっちし!☆」
貴音「え…ああ……」
第六試合!
北斗の次兄改め長姉!四条貴音!!
拳王4兄弟の末妹!諸星きらり!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
世紀末サイドでフルネーム・本名が判明した人物一覧
赤羽根サウザー/健治
黒井ラオウ/崇男
四条貴音(黒井トキ)
諸星きらり(黒井サヤカ)
黒井カイオウ
渋谷凛(リン)
天ヶ瀬バット/冬馬
如月千早(十時レイ)
十時愛梨(アイリ)
日高ユリア/舞
日高リュウガ
音無マミヤ/小鳥
二宮アイン
二宮飛鳥(アスカ)
今日はここまで
どうしてもシリアスに行けば行くほどサウザーの影が薄くなる…なんというジレンマ
なんでや!アインカッコええやろ!
ジャギはこの世界ではいないんだっけ?
松戸で魔法使ってるよ
アインは確かに“原作では”かっこいいです。“イチゴ味”だと…うん……
ジャギ“みたいな”子はいます。ただイメージの問題があるので誰がジャギとも言いませんし、その子が転生したジャギとも断言はしません。ちなみに当初はちひろをジャギにする予定でしたがケンシロウにデストロイされる未来しか見えなかったのでやめました。けどそっちの方が面白かったかも…てかQMZさんいま松戸にいるんですね…
レスついて良かった…このままだったらどうしようかと…(泣)
それでは投下します
きらり「ましゅまろほっぺ 指先で ぷにぷに
たのしそうに あなたが はじいて 笑う♪
ましゅまろほっぺ 私 あなたの楽器
秘密の五線紙の 暗号
『大好き。chu!』わかるかな?♪」
きらり「♪あなたの「大好き」の中に 私も入れて
もういちど「かわいい」って言ってみて
あなたが なでてくれた
髪の毛も 眉も くちびるも
その瞬間から たからもの♪」
凛「……なんかあれだね、最近はアイドル諸星きらりとしてのサヤカさんに違和感が…」
ケンシロウ「ああ……少し前までは素のサヤカの方が違和感あったのだがな…」
ラオウ「ぬぅ…悪くない、流石は我が妹……パッションにしておくのが惜しいな」
美希「喧嘩売ってるのか貴様」
サウザー「そうだ!お前のような可愛さを勘違いした男にパッションを愚弄されたくないわ!」
美希「いやお前とも一緒にされたくないから。アイリにも失礼だぞ貴様」
愛梨「シンさん、そこまで言わなくてもいいですよ」
サウザー「そこまでって…地味に貴様も不満を持っているではないか……というか貴様ら仲良いな!もう貴様らでくっついたらどうだ?!」
美希・愛梨「「いや、それは無い」」
サウザー「…?」
美希「いいか?俺はホモ(同性愛)、アイリはレズ(同性愛)だ。つまり俺とアイリは“同性”なのだ」
愛梨「そこに恋愛感情以上に強力な友情はできても愛は成立しないわ。でも、正直兄さんがいなければ私個人としてはシンさんはアリですけどね」
美希「えっ?そうなの!?」
サウザー「ぬくくう〜!貴様も地味にモテやがって…ロン毛のくせに!!」
千早「だからそれはお前も伸ばせばいいだけの話だろう……しかし」
貴音「ーいくつもの虹が重なり合うと 風をうけて一人の意味を知った
砕け散った空に 風花が舞う ふわふわと 頼りなげに消えたー」
千早「サヤカも流石に拳王兄弟だが……」
冬馬「ああ…それはトキにも言えることだし……こうして見るとやっぱりトキは化け物だぜ」
雪歩「貴音さんは765プロ一のトップアイドルですからね…流石ですぅ」
春香「経験はうちで一番浅いはずなのになぁ…どこで差がついたんだろう……」
千早「春香、私も世紀末拳士であり765プロでも古参のアイドルだけど四条さんには届かないわ…」
千早「それだけ…四条さん………トキは、正真正銘本物の天才なのよ」
貴音「ー過去が明日に代わり
吸い込まれる未来に
心覆う闇は 晴れることは無くー」
ケンシロウ「この曲……まるで病にもがくトキの心のようだ…」
ラオウ「“風花”か…病は治ったとはいえ、それと引き換えに性が変わってしまった……顔には出さぬが、苦悩に満ちているのであろう」
凛「そうだよね……それに引き換えあんたはむしろ得してて何にも悩みがなさそうだよね」
美希「さてはお前俺を馬鹿にしているな!?そうだろう!!?」
サウザー「ぐぬぬ…トキもロン毛男だったくせに……何故…」
千早「お前まだ引きずっているのか!?」
貴音「ー光の外へ心は向かっていく
そこに何があるの? 確かめたい
高く高く目指す景色の果てに 永遠が広がるー」
貴音「追いつめられて言葉無くして思うのは
心の中に散った風花ー…」
\ワアアアアアアアアアアアア!!!!/
勝負あり!!!!
勝者・四条貴音!!!!
きらり「流石トキ兄さん、私の完敗です」
貴音「そうでもないさ、サヤカは私にはない物を持っている。もし私と同じ実力なら敗れていたのは私の方だ」
きらり「トキ兄さんにないもの…?」
貴音「正確には“なくしてしまった”が正しいか」
きらり「なくした……?」
ラオウ「流石は我が弟に妹よ!いい戦いだった!」
冬馬「次は俺とおっさんか…全力でいくぜ!」
ラオウ「うむ!…ところで、俺はサウザーのように昔アイドルとして活動していた訳でもなく、ケンシロウのようにシンからプロデュースを受けている訳でもない。つまり持ち曲がないのだ!!」
冬馬「はあ!?じゃあどうやってここまで勝ちあがってきたんだよ!!?」
ラオウ「うちのアイドルの曲を拝借させてもらったのだ!だが流石に決勝トーナメント…予選で敗れるへっぽこの曲を使っても勝てまい………」
冬馬「へっぽこって…」
ラオウ「そこでだ!サヤカ、うぬの曲を使わせてもらうぞ!!」
一同「「「!!??」」」
きらり「えっ!?何を言っているのですかラオウ兄さん!!?」
ラオウ「サヤカのステージも悪くはない!だがここで北斗の長兄・黒井家次兄としてよりキュートな舞台を披露してくれるわ!」
ケンシロウ「ラオウのましゅまろ☆キッスだと……」
凛「どう考えても地獄絵図でしょ…」
貴音「…兄さん………」
サウザー「ラオウがましゅまろ☆キッス?実に面白そうではないか!!」
美希「頼むからお前は黙ってくれ」
第七試合!
世紀末覇者!黒井崇男!!
覇者の拳を継ぐ少年!天ヶ瀬冬馬!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
冬馬「今日を楽し ラオウ「ましゅまろほっぺ 指先で ぷにぷに!
たのしそうに あなたが はじいて 笑うー!!
ましゅまろほっぺ 私 あなたの楽器ー!!
秘密の五線紙の 暗号!
「大好き。chu!」わかるかな?!!!」クアッ!!
雪歩「」
春香「」
ありす「」
ケンシロウ「……なんだこれは」
凛「…ひどいよ……バットのBANG×BANGがラオウに完全にかき消されてる…」
千早「声量がもはや人間のそれではないな…それでいて音程がぴったり揃っているのが腹立たしい…」
愛梨「しかも例のごとくフリフリの衣装を着ながらなんで頭には拳王の兜を被ってるの…」
冬馬「子供のこ ラオウ「あなたの「大好き」の中に 私も入れて!!
もういちど「かわいい」って言ってみて!!
あなたが なでてくれた 髪の毛も 眉も くちびるも
その瞬間から た か ら も の 」クアッ!!!
サウザー「フハハハハ!フハハハハ!!ハーッハッハッハ!!!!」ゲラゲラ
美希「おい!誰がこいつらまとめてキャリーバックにぶち込んでどっかに放り投げろ!!」
ケンシロウ「シン…サウザーはともかくラオウはキャリーバックに収まらないと思うが…」
千早「…これが、ラオウの恐怖…!!」
貴音「…少し違うとおも………違うと思いたい………」
\ワアアアアアア/ \ラオウー!!/ \オトコマエー/
きらり「何が恐ろしいって私の時より盛り上がっているのがもう……」ズーン
ケンシロウ「だが今一番屈辱なのはあんなものに圧倒されているバットだろう……」
凛「ほんとだよ…あんなゲテモノなんてどこに需要があるんだろうほんと…」
トウ「ラオウー!!素敵ー!!!」
一同(どっから湧いたんだこいつ)
冬馬「B ラオウ「ましゅまろほっぺ 私 あなたの楽器
秘密の五線紙の 暗号!!
「大好き。chu!」わかるかな!!?」
冬馬「」
クアッ!!!!
ラオウ「大好き!!!!」(キャ!言っちゃった☆)ドゴーン!!!!
\ワアアアアアアアアアアアア!!!!/
一同(キャ!言っちゃった☆じゃねーよ)
トウ「」ズキューン
サウザー「ハーーーッハッハッハ!!!!ハーーーーーーーッハ……ゲホッゲホッ!!」
勝負あり!!!!
勝負・黒井崇男!!!!
冬馬「……………」ズーン
きらり「……………」ズーン
ケンシロウ「バットとサヤカが隅で体育座りしている…」
凛「あんなに落ち込んでいる二人見るの初めてかも…」
ラオウ「この拳王の体は朽ちぬ!砕けぬ!!」クアッ!!
美希「やかましいわ!!」
サウザー「ハーッハッ………ケホッ…ケホッ………コヒュー…コヒュー……」
春香「大変!プロデューサーさんが笑い過ぎて過呼吸になってる!!」
ありす「過呼吸には袋使って呼吸させ酸素を減らすのが最適だそうですが…手元に袋がありません」
雪歩「そ…それなら、袋の代わりに私が人工呼吸をプロデューサーにするね!」
ありす「な…なななんてこと言ってるんですか!?でも…するのであればサウザーさんの良きパートナーである私が適任です!」
雪歩「私は聖帝軍部隊長の娘、つまりはプロデューサーの部下!部下が上司を助けるのは当然だよ!」
春香「ず…ずるいよ雪歩にありすちゃん!私は……ええと特にないけど……プロデューサーさんを助けたい!」
ワーワーギャーギャー
玲音「本当にキミ達は面白いね。見ていて飽きないよ」
凛「!!……姉さん!」
貴音「そうか…次は雪歩とルイの試合だったな……なんか見苦しいところを見せてしまったな」
玲音「そんなことないさ…こうしてキミ…もといキミ達を見れただけでもアタシがここにきた意味があったよ」
貴音「………?」
雪歩「…あっ!私の試合!プロデューサー、行ってきますぅ!」テカテカ
サウザー「…ぷはっ!…ハァ…ハァ……うむ」げっそり
玲音「……?」
凛(何してたのあの子…)
美希(成る程、ケンを過呼吸になる状況に追い込めば……)
玲音「萩原雪歩ちゃんだね、よろしく」
雪歩「よろしくお願いします、玲音さん」
雪歩(すごいオーラ…強敵なのは間違いない…けれど、私は負けない!!)
玲音(この気迫…それにあの目……いいものを持ってるねこの子…!)
第八試合!
聖帝3姉妹の長姉!萩原雪歩!!
ランクの超越者!玲音!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
今日はここまで
ラオウのキャラどうしてこうなった…
これで試合半分くらい書き終わったと思います
イチゴ味や北斗をまったくしらないのに面白いからすごい
何よりラオウが笑える笑える
危うくサウザーみたくなりかけたよ
生存報告
明日の夜投下します
年末の仕事の嵐に結婚式など行事が押し寄せてきて手が付けれませんでした…
見てくれている方がいれば幸いです
待ってるぜ
ギャグ多めでもええんやで
待ってる
舞ってる
書き溜めが中途半端な為、途中で尽きてペースが遅くなります。ご了承ください
それでは投下します
玲音「I don't wanna ever lose again 決めた自分の意志を貫いて
今 この瞬間 to light up my way!」
\ワアアアアアアアアアアアア!!!!/
凛「っ…!触りでもう客の心を一気に掴んだ…!」
貴音「…あれがオーバーランクの実力か……!」
玲音「There is no need to stop 今を生きるため
I'll make it through 絶対 ノイズかき消して 音を響かせて
don't ever stop!」
ケンシロウ「ルイと俺たちでは根本的に違うな………存在感か…?」
美希「ああ……言うなればカリスマ性だ。ユリアも凄まじかったが奴はそれ以上…カリスマ性の有無は立ち位置を決める。たとえ同じ技量でもカリスマ性に乏しい者は“挑戦者に立たされる”のだ。この差は小さいようで大きい」
千早「しかも技量でもルイは雪歩を上回る……このままでは」
雪歩「言いたいことさえ 言えない私だけど
もし恋愛するなら 第一候補はいるのー」
春香「この曲は…Frist stage」
千早「雪…萩原さんの代表曲ね…でも」
雪歩「あと少しだけ前に出て 言葉掛けられたならば…
手を伸ばしたら届くほど 近い存在なだけに…
あなたはいつでも 優しい微笑みくれる
でも私はドキドキ 不器用 引きつり笑顔」
千早「なんか今の現状を鑑みると違和感だらけね」
凛「言葉かけられないどころか濃厚な人工呼吸やってたし、引きつり笑顔というより性的興奮を抑えきれてない妖艶な笑みだよね」
美希「“あなた”が奴だとすれば優しい笑顔どころか自己愛に満ちたドヤ顔だしな」
サウザー「なんだと貴様!お前にだけは言われたくないわシン!!かなりえぐい悪人面ドヤ顔してるくせに!!!」
美希「ぐっ……!」
貴音「…多分そうではない」
一同「「「……?」」」
貴音「Frist stage…その曲の名の通り、かつてサウザーにあったばかりの心境だろう。サウザーのドヤ顔は擁護できないが」
サウザー「ぬくくう〜トキまで……」
雪歩「Love you、love you あなたへの溢れる
混乱した心 もどかしくて
Love me、love me 私に気付いたら
少しだけ 意識してください
It's my first stageー」
玲音「………」
千早「少しずつだけど、巻き返してきてる……けれど差は大きいわ」
春香「雪歩……」
小鳥「でも、玲音から客が離れたのは今回が初めてよ。これは意味のあることだわ」
貴音(おそらく、雪歩がルイに勝つのは不可能に近いだろう。だがルイ相手に客を奪い、迫る勢いさえ見せている。ここまでできたものがいただろうか)
サウザー「……………」
勝負あり!!!!
勝負・玲音!!!!
雪歩「……プロデューサー……私…」
サウザー「気を落とすな。奴は強大だ、そこから客を奪えただけでもお前は勝っているのだ!!そしてお前たち3人の無念はこの聖帝サウザー率いる世紀末六神聖が晴らしてやろう!!!」ドヤァ
凛「誰もあんたの下についた覚えはないんだけど」
貴音「プロデューサーのおっしゃる通りです、あなたは恥じることなど何もありません」
雪歩「貴音さん…ん?貴音さんはトキさんで……ええっと…」
美希「…ミキがそうだから多分ト…貴音も765プロで世紀末サイド以外の人間にはアイドルモードで接するのに慣れてるんだって思うな。小鳥に至ってはサウザーやラオウに対しても事務員モードなの」
小鳥「私はこの業界で長いから、ラオウも黒井社長として接した時間の方が長いのよ」
貴音「だからあの時黒井社長と呼んだのか…」
美希「………まあ呼び方なんてどうでもいい、それより雪歩のおかげで奴の弱点も見えた!奴も皆が思っているほど完全無欠ではないようだ」
サウザー「むっ…?シン、どういうことだ!?」
凛「…それはなんとなく私にも分かった。もちろんだからと言って勝てるかは分からないけど」
ケンシロウ「ルイの弱点……?」
貴音「結局は勝負事は勝った方が強いということになるが……仮に…雪歩がルイと同じ知名度と人気を持った状態で挑んでいたら、勝敗はどうなったと思うか……?」
ファルコ「ルイ様が負けていた!!?」
玲音「多分ね。この勝負は人気、知名度、技量や魅力といろいろ要素があるけど、彼女が持っていてアタシにないものがある。だからこれからも気は抜けない。現状としてアタシは決して優勢ではないんだ」
玲音「さて……準決勝、どうなる…!?」
間違えた…準々決勝や……
ちょっと書き直し
凛「…それはなんとなく私にも分かった。もちろんだからと言って勝てるかは分からないけど」
ケンシロウ「ルイの弱点……?」
貴音「結局は勝負事は勝った方が強いということになるが……仮に…雪歩がルイと同じ知名度と人気を持った状態で挑んでいたら、勝敗はどうなったと思うか……?」
ファルコ「ルイ様が負けていた!!?」
玲音「多分ね。この勝負は人気、知名度、技量や魅力といろいろ要素があるけど、彼女が持っていてアタシにないものがある。だからこれからも気は抜けない。現状としてアタシは決して優勢ではないんだ」
玲音「さて……準々決勝、どうなる…!?」
今日本屋に行ったらイチゴ味の最新刊かな?の三巻があったよ
すいません、短いですが今日はここまでにします
準々決勝の組み合わせ考えながら寝ます。希望があったら書いていただければ参考にしたいと思います
ああ…更新ありがとう…それしか言葉が見つからない……フェイタルケイオ-ゥ
乙乙。今回も雪歩の扱いにワロタwww
書き溜めがない上なんか速度制限食らったっぽいのでアホみたいに投下が遅いですがご了承ください
それではいきます
雪歩父「…えー…それでは準々決勝のトーナメントを発表します…」ズーン
弟子(なんだかんだ言ってお嬢が負けたのはショックなんだろうな…)
準々決勝 トーナメント表
第一試合
ケンシロウ vs 星井美希
第二試合
四条貴音 vs 渋谷凛
第三試合
音無小鳥 vs 玲音
第四試合
サウザー vs ラオウ
美希「ぬぅぅーーーーーーーしっ!!」ドサッ!
サウザー「……は…?シン?」
美希「バカな…何故だケンシロウ……俺とケンは共に勝ち上がり…決勝戦で愛を謳うはずだったのに……なんでこんな……早くに………」ハー…ハー…
ケンシロウ「………」
冬馬「大丈夫なのか…なんかあいつケンに北斗十字斬食らったみたいに崩れ落ちたけど」
凛「いいんだよ、割といつものことだし…それより私はトキと対決か……」
貴音「フッ…リンよ、北斗神拳現伝承者の実力を見せてもらおうか」
凛「そうだね…ケン的にいうとこうかな?『全てこの拳で応えるのみ』」グッ
冬馬「いや、違うだろ……死闘するんじゃねえんだから…」
小鳥「……ついに来たわね…玲音、もといルイちゃん……」
千早「相手は最強のアイドルだ…とは言っても弱点がない訳ではない。お前なら勝てるかもしれない……が……」
小鳥「……どうしたの、レイ」
雪歩(…複雑なんだね……千早ちゃん)
ありす(音無さんが玲音に勝っている点は私たちにもわかります)
春香(けど…それは千早ちゃんにとっては苦しい事実でもあるから…)
千早「……はっ!そういえば、第四試合が当たってはいけない二人が当たっていたような……」
小鳥「第四試合って確か……あっ…」
サウザー「……」ゴゴゴゴゴ
ラオウ「……」ゴゴゴゴゴ
一同(なんだこの地獄絵図……)
美希「ケンシロウ…世には表と裏、すなわち二極一体。暗殺拳然り、北斗神拳と南斗聖拳!!つまり俺とお前もまた二極一体ということだ!」
美希「俺が空ならばお前は鳥…お前が魚ならば俺は海…といった具合にだ!」
ケンシロウ「魚……?」
凛「何言ってるのあいつ…」
冬馬「気にしたら負けだぜ。元の姿の時前同じようなこといってたし」
美希「ふふふっ…ケン、お前との対戦ではふるふるフューチャー☆にしようかと思っていたが、いかんせん真の時に使ったのでな…捻りをかねてわざわざ用意することにしたぞ!」
美希(そしてケンに用意した曲もまた俺が用意した曲……フフフ…)二ヘラ
ケンシロウ「……?」
冬馬「おい、シンの奴アイドルのしていい顔じゃないぞあれ」
凛「……というかこの場でふるふるフューチャー☆とかどさくさに紛れて告白する気満々だったんだあいつ?!」
貴音(しかし…ふるふるフューチャー☆を割いてまで入れてきた曲とは…一体……)
準々決勝第一試合!
世紀末救世主!ケンシロウ!!
南斗のKING改めQUEEN!星井美希!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
今日はここまで
最近(というか今日から)イラスト始めました。非常に拙く下手な絵ですが希望があれば挑戦したいと思います
希望がなければ手始めにおトキちん描きます
サウザーをだね
フハハハ!まさかこのような場で男であるこのサウザーに指名が入るとは恐れ入ったわ!
そして2015年は聖帝サウザー誕生祭!さらに我が友アリスが4代目シンデレラガールの年!すなわち我が聖帝軍の世の平定も近いということだ!!フハハハハ!!!!
>>106さん、おめでとうございます
それでは投下します、書き溜めゼロなのでまったりいきます
サウザー「フハハハ!しかしながら我が世紀末六神聖もベスト8には全員残ったな!」
凛「そうだね、あんたとラオウが残ってること以外は順当だと思うよ」
ラオウ「こやつ…しれっとケンシロウが残って当然のような言い方を……」
ありす「けど今回の試合から、確実に世紀末六神聖での敗北者が出る訳ですね」
冬馬「勝ち残りは4人だからな、マミヤさんとルイの試合の枠を抜くと今回全部世紀末六神聖同士の闘いだから勝ち残れるのは3人だけだぜ」
愛梨「シンさんとプロデューサーさんの試合か…複雑ね……」
千早「俺の方が複雑だ…方や世紀末を生き抜いた親友、方や南斗DE5MENの仲間にして765でも共にしたアイドル……」
きらり「トキ兄さん、この試合どうなると思いますか?」
貴音「アイドルとしてのスキルは全てにおいてシンが上だ。問題はシンが互いに用意したという曲だろう…それがこの勝負にどう影響するか…」
美希「ずっと眺めていた 遠く幼い頃から
今も色褪せたその景色は 真っ白な壁に飾ってある〜」
貴音「…!!!!まさか…この曲は…!!??」
美希「かわいた風をからませ あなたを連れてくのさ
honey so sweet 限りない夢を この両手に掴んで hoo〜〜♪」
貴音「…やはりL’Arc〜en〜CielのHONEYか!!!」キラキラ
凛「あいつ結局愛を謳ってるじゃない?!」
サウザー「……む?こんな曲アイドル乱世にあったか?」
貴音「アイドル乱世はおろか世紀末の世からあった名曲だ」わさわさ
ラオウ「ぬう…トキ、うぬはラルクのファンであったな」
冬馬「あんな曲どうやって許可とったんだよ……」
加蓮「そこはシンさんのQUEENって肩書きだろうね…」
千早「というか俺の目から見ても滅茶苦茶上手いな…歌でケンが勝てないならどうやってシンに勝つのだ…」
凛「ケンの方は……えっ、あの曲………」
ケンシロウ「ー光の中で揺れてる お前の微笑み
足音だけを残して 闇に消えるシルエット…」
凛「あれって…“ユリア…永遠に”!?でもシンがケンにあんな曲を用意するなんておかしい……」
冬馬「……そういえばシンのやつ、世紀末の頃ケンを『ユリア』と置き換えて呼んでたことがあったな…『俺が欲しかったものはたったひとつ…『ユリア』だ!!』とか言いながらケンに思いの丈をぶつけてたぜ」
凛「………!!!…まさか!!??」ダッ
冬馬「おいリン!!?」
弟子「…?渋谷さんですね?どうされました?」
凛「あっちで今ライブしてるケンシロウの歌ってる曲名を教えてくれませんか?」
弟子「えっと…ケンシロウの曲ですね?確か『“シン”…永遠に』ですね』
凛「あの野郎ぉおおぉおおおお!!??」
美希「転がってゆく道で 少しイカレただけさ
深い痛みは取れないけど そんな悲しい目をしないで〜」ハァハァ
サウザー「しかし何故シンはあんな曲を…」
貴音「あまり知られていないがHONEYは心と身体を壊した男が恋人と無理心中しようとする歌なのだ。かつて想い届かず飛び降り命を絶ったシンにはある意味もっとも合った曲なのかもな…」
ラオウ「それにしても…先ほどからシンの調子がおかしくないか?」
貴音「それは多分……」
ケンシロウ「満たされ羽ばたき 女神が背中向けて今……」
美希「ぐはっ……!!///」ゴフッ!
貴音「大方ケンシロウに用意した曲『“シン”…永遠に』を披露されて自滅しているのだろう……」
ラオウ「ぬう!?“ユリア”ではなく“シン”だと!!??」
凛「……うん…さっき聖帝軍に聞いたらしっかりそこだけ改竄されてた……」
サウザー「フン…救いようのない変態だな!死んで治るどころか悪化したか!」
ラオウ「やはりパッションなどイロモノであったな!」
冬馬「お前らが言うな」
ケンシロウ「だから 今日より明日より愛が欲しい 夢より愛する君が欲しい 全てが……」
美希「がはぁああっ…!!!///」プシャー
フラフラ…
サウザー「実に幸せそうな顔だな……」ヒキッ
凛「完全にトリップしてる…想像力豊かすぎでしょ……」
千早「…ああはなりたくはないものだな…なあマミ
小鳥「はぁ…私の入る隙間はないのかな……でもシンケンかぁ…ケンレイばかりだと思ってたけどこれもなかなか……ピへへへへ」
千早「…………マミヤ…?」
冬馬「しっかしシンの奴は不気味にニヤニヤしてるし鼻血ダラダラだしフラフラしてるしこれはケンの勝
\フラフラになりながらも歌い続けるミキミキかわいーっ!/
\一途に一人の男を想い続けるミキミキサイコー!!/
\ワアアアアアアアアアアア!!!!/
冬馬「何でだあああああ!!??」
凛「訓練されすぎでしょシンのファン!?」
春香「というか、アイドルって恋愛感情を公に出すって普通はマイナスな気がするけど…」
ありす「シンさんは南斗DE5MEN時代から今の星井美希時代まで、一貫して想い人がいることを公言していました。シンさんのファンは、それを知っててついてきている人がほとんどです」
加蓮「つまりファン達一人一人の入れ込み具合で、この世にシンさんの右に出るアイドルは存在しないと思うよ」
雪歩「そういえば私も、半分言っちゃったことになるのかなぁ…///」
凛「まさか恋愛沙汰を公言してる事がここで生きてくるなんて…!」
貴音「仕方のないことさ、ケンシロウがここで敗れるのならば、それもまた宿命だったということだ」
冬馬「宿命ってなんだろう…」
サウザー「うぅ…ここでケンシロウが敗退か…この俺が倒そうと思っていたのに…この辺がズキズキする」
美希「I want to fly,…waitin'for sunrise……Iwant to fly…,……waitin'for …sunrise………」ドシャッ……
ー虚しさともどかしさがつのる毎日でしたが、結果には非常に満足しておりますー
ー南斗のQUEEN 星井美希ー
勝負あり!!!!
勝者・星井美希!!!!
今日はここまで
先日イラストを描くと言いましたが、明日から3日間、友達に誘われて人生初のコミケなるものに行ってまいります。したがってSS書く余裕はまああるもののイラストは厳しいのでそれが終わり次第となります。ご了承ください
ただ希望は受け付けます(現在上がっているのはプロデューサウザー)どしどし希望よろしくお願いします!
乙乙。タンクトップサウザー組お願いします。
ありすに票全注ぎしてサウザー指名した俺だが今年最後の方でこんなについてるとか何か憑いてる気がして来年が怖い
楽しみにしています。
大変お待たせしました。コミケ及び年末年始で想像以上に時間を持っていかれました…
イラストなのですが、まだまだ時間がかかりそうです。まあこのSSもなんだかんだ言ってものすごく時間がかかっているので、非常に図々しいですが気長に待っていただければ幸いです
それでは投下します
ケンシロウ「………」ダキッ
美希「」ほっこり
真「離してよ加蓮!!シン様があんなことになってるのに何でさ!!?」ジタバタ
加蓮「真さん、シンさんは大丈夫だから落ち着いて!どっちかっていうとプロデューサーを抹殺するのが本当の狙いでしょ!?」ガシッ
凛「やけに幸せそうな顔してるね…」
冬馬「ああ、ケンに埋められた時と同じ顔してるぜ…てかこれでもシンが勝ったんだよな…」
千早「鼻血垂らしながら敗者に抱きかかえられてぐったりしてる勝者って……」
サウザー「……いつ見ても奴の趣味は理解できんわ」ヒキッ
冬馬「等身大ケンシロウ人形持ってたり片っぽずつイヤホンだの気持ち悪い回想するお前がいっても説得力ねえよ」
ラオウ「ぬう〜!ケンシロウ、うぬはそれでも北斗神拳伝承者か!!」クワッ
貴音「拳の勝負ならともかく今回の結果は正直妥当だろう、それにあなたが言えた義理か」
ラオウ「フン…俺はケンシロウとは違う!南斗聖拳などには屈せぬ、体の謎の知れたサウザーごとき俺の敵ではないわ!」
サウザー「ほう…でかい口をきくなラオウ、どちらが真の世紀末覇者が思い知らせてくれる!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
貴音「だから拳の勝負ではないと言っているだろう?!」
玲音「楽しそうなところ悪いけど、次はキミ達の試合ではないのかい?」
貴音「ルイ?…はっ!そうかリン、次は私たちの試合だ!」
凛「そうだったね…行こうか、トキ」
スタスタ
サウザー「下郎共、貴様らしょっちゅう俺たちに接触してくるな。なんだ、世紀末六神聖に入る気になったか!」
ファルコ「色々と飛躍しすぎだろう……」
玲音「今回の試合は確実に大会の鍵を握るからね、それにトキとリンの試合…遠くから見るわけにはいかない」
ラオウ「そうか…リンはうぬの妹……ん?……トキ?」
玲音「どうしたんだい?」
ラオウ「いや………」
凛「……」
貴音「……」
サウザー「…なに突っ立ているのだ奴らは?」
千早「分からないのか貴様…今、あの二人の間に様々な感情が交錯しているのが」
サウザー「そんなものがわかったら『このクソサウザーのKY!』と罵倒されたりハブられたりなどせんわ!」
千早「そ…そうか……」
雪歩「プ…プロデューサーはKYなんかじゃない…ですぅ……?」
春香「そうだよ千早ちゃん!プロデューサーさんはちょっと空回りしてるだけだよ!」
ありす「サウザーさんは純粋なんですよ。まあ純粋すぎるかもしれませんが」
千早「……あなたたち…フォローになってるようでなってないわ」
凛(トキ…またの名を四条貴音……北斗神拳1800年の中で最も華麗な技を持ち、病のなくなった今となっては最強の拳士、アイドルとしても天賦の才からデビューから1年も経たずSランクアイドルになった化物…)
凛(正直かなりトキに抜かれれてる要素はかなりある…けど、私には負けられない理由がある!!)
貴音(リン…トップアイドルになったのはもちろん、北斗神拳伝承者となったと聞いた時は本当に驚いた。かくも女であるお前にそこまでの才があるとは…それにしてもお前がケンシロウに受けている“レッスン”は常人には耐えられない熾烈なもののはずだ、その苦痛の色一つ見せずに……)
貴音「……」フアアァ…
クアアアアッ
凛「……」ゴゴゴォ…
ズウァァ…
冬馬「!…あれは、北斗天帰掌!!?」
ラオウ「すなわちこの戦いに限ってはアイドルの戦いにあらず、北斗の戦い!!」
ケンシロウ「俺も惹かれ追い続けた男と、俺を追い続けいつしか伝承者にまでなった少女の戦いか…果たして」
準々決勝第二試合!
北斗神拳最強の天才!四条貴音!!
第65代北斗神拳伝承者!渋谷凛!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
貴音「SUCH A LONELY NIGHT 淋しい夜だね
一緒にいるのに 涙こぼれる」
貴音「SUCH A LONESOME NIGHT 二人のシルエット
陽炎のように 壁ににじんで…」
ラオウ「この曲…DRY YOUR TEARSか…!」
ケンシロウ「懐かしい…世紀末の荒んだ世の中であの曲を聴いてよく感傷に浸ったものだ」
千早「俺もこの曲をカバーしたことがあるが、まさか原曲そのままを持ってくるとはな」
貴音「ー見知らぬ国 旅するように すべてのこと キラめいた夏
想い出に しまい込むには あまりにも 早すぎてー」
美希「ああ…この曲を聴くと…あの頃の虚しさともどかしさが………」フラフラ
加蓮「シンさん、貧血なんだからまだ横になってた方が…」
真「シン様!無理しなくてもいいんですよ、ボクが看病してあげますから!…隅から隅まで」
美希「……こういう奴がいるからな」フラフラ
加蓮「…ああ……」
真「ちょっとどういうことですかシン様!?加蓮もなに納得してるのさ!!?」
冬馬「流石トキだぜ…もうSランクアイドルの中でもトップレベルの実力だ…リンのやつ、大丈夫かな………」
テーンテーンテーンテーン
サウザー「…む?この曲……」
ダカダンッ!
ズズチャッチャーッチャーララテーレレレ
ズズチャッチャーッチャーララテーレレレ
春香「…千早ちゃん、この曲って……」
千早「」
伊織(うーん…もちろんうちの仲間である貴音を応援するべきなんだけど、さっき打ち解けた凛もないがしろにできないのよね…どうすればいいのかしら……)
やよい「伊織ちゃん、CGの凛さんの曲が……」
伊織「え?凛がどうした……って……」
\ズズチャッチャーッチャーララテーレレレ/
\ズズチャッチャーッチャーララテーレレレ/
伊織「凛……あんた、その曲のセレクトはないでしょ」
凛「Welcome to this crazy Time このイカレた時代へようこそ 君は
Tough boy Tough boy Tough boy Tough boy!!」
ケンシロウ「TOUGH BOYだと…!?」
ラオウ「リンもまた世紀末の曲で来たか…!」
サウザー「どういうことだケンシロウ!?我が765プロの曲を無断でパクるなど万死に値するわ!!」
冬馬「元々お前たちの曲じゃないだろ?!」
凛「まともな奴ほど feel so bad 正気でいられるなんて運がイイぜ you,
tough boy tough boy tough boy tough boy!!」
凛「時はまさに世紀末 澱んだ街角で僕らは出会った〜」
千早「だがあの曲がきっかけで765プロが売れ出した事実は否定できないが…」
雪歩「そういう言い方はひどいよ、あれは私とプロデューサーの初めての共同作業なんだから!」
春香「雪歩!?その誤解を招く言い方はやめて!私だっていたんだよ!」
愛梨「あの時の兄さ…姉さん、カッコ良かったなぁ…」
千早「なぜいつもわざわざ言い直すのだ…」
きらり「そういえばあのテレビ放送で初めてトキ兄さんが四条貴音としてアイドル活動をしてるのを知ったんだったっけ……」
冬馬「……テレビ放送……?…あっ!あの歌の特番のあれか!あれサウザーの仕業だったのかよ!?どういうセンスしてるんだ!!?」
サウザー「フハハハハ!そう褒めるな!!」ドヤァ
冬馬「褒めてねえよ…」
貴音「ーBABY DRY YOUR TEARS そんな気持ちのままじゃ
BABY DRY YOUR TEARS それ以上DON'T YOU CRYー」
凛「Keep you burning 駆け抜けて この腐敗と自由と暴力のまっただなか
No boy no cry 進まなきゃ 勢いを増した向かい風の中をー!」
玲音「……なぜ?」
ファルコ「どうされました?」
玲音「二人の実力は五分、いやむしろ技量だけでいえばトキはすでにリンを上回っている…けれどリンが徐々に優勢になっている……それに、どうしてトキは、ライブに不向きなこの曲を…」
ファルコ「………もしかすると、トキは勝つことが目的ではないのかもしれませんね」
凛(……ちがう、トキは勝とうとしてない、私に何かを伝えようとしてるんだ……)
貴音(リンよ、北斗神拳は一子相伝、本来であれば私やラオウは拳を封じられて然るべき存在なのだ。それに私が勝ったとて、今の私では真のアイドルにはなれまい…ならばお前を正統伝承者と見込み、私の心をお前に託そう!!)
勝負あり!!!!
勝者・渋谷凛!!!!
きらり「トキ兄さん…」
ラオウ「トキ…なぜわざと負けた」
貴音「わざとではない…私が用意した曲の中で全力を尽くした。決勝へと進むのはリンがふさわしいと思ったまで……私は託すことにしたのだ」
凛「………」むすーっ
貴音「気を悪くしたようなら申し訳ない、だがお前の肉体と魂は私の想像をはるかに超えていけるはずだ」ポン
凛「………うん」
凛「………」
ケンシロウ「リン……」
凛(負けてた……もし本当にトキが全力で私と戦ってたら………負けてた…)
伊織「なに負けたみたいにしょぼくれてるのよ、あんたこれでも勝者でしょ?シャキッとしなさいよ!」
凛「い…伊織!?」
伊織「貴音…あの試合どういうつもりよ!あんたの力はあんなもんじゃないでしょう!?」
貴音「言うなれば、これもまた宿命だったということでしょう」
伊織「はあ?どういう意味よ!」
貴音「ーとっぷしーくれっとです」
玲音「…………」
ファルコ「…ルイ様?次の試合ですよ」
玲音「……えっ?あ!ああ…そうだったね、行こうか」
ファルコ「………ルイ様…?」
春香「あっ!次は小鳥さんの試合ですね!」
雪歩「頑張ってください!私の仇を取ってください!」
小鳥「ふふっ、ありがとう。行ってくるわね」
伊織「……まさか小鳥がトーナメントに出ているどことかここまで勝ち残るほど凄かったなんて思わなかったわ…それにしても」
サウザー「フハハハ!!」ドヤァ
ラオウ「ぬううう〜」クアッ
ケンシロウ「………」ボーッ
伊織「世紀末六神聖の男って碌なのいないわね」
貴音(厳密に言うと完全に女なのはリンだけなのだが……)
凛「……伊織?」ギロッ
伊織「凛…?ああそっか、悪かったわね……女の方はあんたと貴音と…」
美希「………あれ…でこちゃん、来てたの?」
伊織「………あんたよね…美希」
真「シン様…無理しなくていいのに……あっ、来てたんだ伊織」
伊織「どいつもこいつも私をよそ者扱い…こらこのホクロデコ!元はと言えばあんたが765プロをほったらかしにしてフラフラしてんのがおかしいのよ!」
サウザー「え?なに?もしかしてかまってもらえなくて寂しかったの〜?仕方のないツルピカデコだなぁ〜」ドヤドヤ
伊織「こいつ…!……そういえば真、最近美希のことシン様とか呼んでるけどどういうこと?」
真「何言ってるのさ伊織、シン様はシン様だろう?」
美希「伊織、真クンの戯言は気にしなくていいの。時間の無駄なの」
真「戯言って……でもシン様に真“クン”って呼んでもらえた……へへっ」ポーッ
伊織(……なんかうちも人のこと言えない気がしてきた)
小鳥(相手はリンちゃんの姉ルイちゃん、またの名を玲音
中央帝都を統べる天帝、そして全アイドル最強のオーバーランクをもつ女
私の目的はもう達したから勝つ必要はないけど、だからと言ってわざと負ける気もないわ!!)
玲音(音無小鳥…日高舞が世を馳せたアイドル乱世初期に唯一匹敵すると言われ龍虎並び称されたアイドル……引退は早かったけど、実力そのものは日高舞より上と聞く……そしてその正体北斗と南斗両者と共に世紀末を生き抜いた女戦士マミヤ!相手にとって不足はない!!)
準々決勝第三試合!
世紀末を駆けた女戦士!音無小鳥!!
帝都を統べる元斗の天帝!玲音!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
今日はここまで
自分で書いといてあれだけどちょっと賛否両論出そうな内容かも…
次回はギャグ回です。お楽しみに
イラストの案も待ってます
乙
勝ち抜きだから一人また一人といなくなるのは必然
キャラが立ってるからいいですぞー
うーん…この勝負どっちが勝つのか…俺的にはやっぱぴよちゃんの方が歌がうまく感じるんだよな
中の人はプロというが実際そういう道に通ってたことあるとかきくし
生存報告
間が非常にあいて申し訳ありません
現在とある資格を取るために勉強に追われております…
絵は“プロデューサウザー”と“世紀末六神聖タンクトップ”は描いたもののこの忌々しいiPhoneはどのアップローダーも受け付けないので後日ネカフェに行って投下します
本編は週末投下します
重ね重ね遅延が続き申し訳ありません
まってるぜえええ
お待たせしました
絵は明日にでも投下します
それでは本編…と行きたいところですか、その前に番外をかましたいと思います
番外2 961プロ結成!世紀末覇者黒井崇男!
北斗「アイドル乱世となり、サウザーが失墜したのを知ったラオウは他人事にはできないと燻っていた!」
ーX年前ー
ラオウ(ぬう…もはや今は拳が意味を成さぬアイドル乱世…)
ラオウ(南斗聖拳はサウザーを残し全員死亡、残ったサウザーでさえ聖帝軍とはぐれ食にありつけない日々と聞く…)
ラオウ(ユリアはどこぞの馬の骨の手に落ち、トキは行方不明。ケンシロウは旅を共にした小娘と共にアイドル事務所で働いている…か………そういえばユリアの夫もアイドル事務所のプロデューサーらしいな)
ラオウ「ならば俺は自身でアイドル事務所を設立し、このアイドル乱世においても全てを握ってくれるわ!!」くわっ!
北斗「一方その頃バットはCGプロに向かったが、女性アイドルプロダクションだったためケンシロウに不本意ながら突き返されていた!!」
ケンシロウ「すまないバット、お前もプロデュースしたいのは山々だが、うちは女性アイドルプロダクションなのだ……」
凛「ごめんねバット、なんかケンを独占するみたいで……」
冬馬「大丈夫だ、気にしてねえよ!俺もすぐに別の事務所に入ってやるぜ、そしたらリンとはライバル……すなわち“強敵”になるな!」
凛「!!……そうだね!」
バット「じゃあな!元気でやれよ」
ケンシロウ「達者でな、バット」
冬馬(うーん…ああは言ったものの今のご時世男のアイドルなんているんだろうか…けどケンとリンに約束したし、俺も頑張らないと……ん?)
《新人アイドル募集
経験は問わぬ!男女かも問わぬ、むしろ男が望ましい!我がプロデュースに耐えうる肉体と魂を持つものは事務所の門をたたくがよい!!!!
961プロ社長 黒井崇男(顔写真)》
冬馬「」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
現在
北斗「かくして、世紀末覇者ラオウは、拳王軍を961プロ社員と転じ、自身を黒井崇男を名乗り、再びこの世に覇を唱えるのであった!!」
翔太「へぇそうなんだ、すごいね」
トウ「今まで人生を拳に捧げ、その拳が世界に否定されたにもかかわらず再びこうして世に覇を唱えるなんて…なんてラオウは格好良いのでしょう」じーん
冬馬「……一時は独り身がどうとか言ってたけど、なんとかなりそうで何よりだぜ。それまでは良かったんだが……」
ラオウ「ふむ…765プロの菊池真の私服はなかなかいいセンスをしているな……にもかかわらずそれを台無しにする王子様路線では……サウザーはプロデューサーとしては無能甚だしいわ!」クワッ
冬馬「どうしてこうなった……」
番外3 sideMプロと新生五車星
北斗「X年前CGプロに入りケンシロウに担当してもらうはずがリンの担当となる一部始終を目撃してしまったシンは、765プロに所属し数年、ケンシロウを引きずり出す計画を立てていた!!」
ー1年前ー
美希(リン…確か奴はかつてケンと共に旅をしていた小娘だな。奴め…確実にケンに気がある…!)
美希(前世でやったようにリンを奪ってケンの気を惹くか?…いや、今の俺は女だから不自然だ、そもそもケンを直接奪うのが一番だが、ケンの性格を考えるとあの小娘の担当を捨ててまで引き抜きに応じまい……………)
美希(……待てよ、逆転の発想だ!ケンをプロデューサーとしてではなく、アイドルとして迎え入れればいいのだ!そうと決まれば)
765プロ社長室
美希「社長、ミキ事務所辞めるね。今までお世話になったの」
社長「え?ちょっと星井君!!?」
美希「辞表ここに置いとくね、今までありがとうございましたなの!あはっ☆」タタッ
社長「ちょっとキミィーー!!??」
sideMプロ
美希「フフフ…sideMプロも力をつけてきた。そろそろケンシロウを迎える時だ!行くぞ、Five Car Star’s!!」
ヒューイ「はっ!」ダッ
シュレン「QUEEN様の仰せのままに!」ダッ
フドウ「ブハハハハ!!」ダッ
アイン「スーパーポリスアカデミー!!」ダッ
ジュウザ「………」
美希「…ん?どうしたジュウザ」
ジュウザ「なあQUEEN、お前ってシンなんだよな……?」
美希「それがどうした?」
ジュウザ「…いや………」
回想
ジュウザ『俺はお前と構える気はないぜ!俺が気に食わないのはケンシロウだけだ!!』
シン『それが気に食わん。俺はやはり貴様と戦わねばならん!!』
ジュウザ『やれやれ、面倒なやつだ。友情ってやつか!?』
シン『見くびるなよっ、そんな安っぽいものではないわ!!』シュルル
ジュウザ「はて…友情ではない?だとしたらなんだ…?………えっ…あれ?シン…お前?』
ジュウザ『もしかして………え?シン?』ゴクリ
シン『やめっ……やめろぉーーー!!!!』ぶわっ
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
ジュウザ(…やはり…マジだったのか………………シン)ゴゴゴゴ
小鳥「空になりたい 自由な空へ
翼なくて翔べるから 素敵ね
空になりたい 好きな空へ
雲で夢描けるから〜」
玲音(…!!?)
凛「す…すごい……!」
千早「ルイ相手に互角だと……!?」
貴音「マミヤさん……まさかこれほどとは…」
サウザー「フハハハ!天帝ルイもここまでのようだな、帝を冠する者はこの世で聖帝サウザーただ一人いれば良いのだ!」ドヤァ
小鳥「始まりはどこになるの?
お終いはどこのなるの?」
小鳥「上を見て あなたを聞いてみたら
始まりとお終いなんて」
小鳥「繋がって巡るモノ
大事なのはやめない事と
ー諦めない事」
ド ン
玲音(何…アタシの頭上に死兆星が!!)
冬馬「そ…そんな!!二人の頭上に死兆星が」
ケンシロウ「マミヤの天賦の才がルイの死兆星を呼んだ!…神にすらこの対決の勝敗は見えぬ!!」
美希「………そうか?」
ケンシロウ「ん?どうしたシン、まさかお前には勝負の行方が分かるというのか?」
美希「いや、それはわからん」
ケンシロウ「?話が全く掴めないのだが…」
\ワーワー!!!!/
千早(…歌唱力は五分、いやもしかするとマミヤが勝っているかもしれない。だが動きが全体的にルイが上か…あのマミヤ相手に動きで優勢をつけるということは、おそらくファルコから元斗皇拳を伝授されているのだろう……)
千早(僅かなに勝る歌唱力を差し引いても全体的に見ればルイが上……それでも五分に持ってきている要素は間違いなく)チラッ
小鳥「-ーー…」チラッ チラッ
ケンシロウ「………?」ボケーッ
千早(……当の本人はまるで他人事のように…それに比べ俺は…とんだピエロだな)ズーン
ケンシロウ「………レイ?」
千早「いや…いいんだケン、どうせ俺などいらない存在なのだ…」ズーン
ケンシロウ「どうしたというのだレイ!?」
千早「ケンへ借りも返せず命を奪われ、俺の愛はマミヤに届かず粉々に砕け散り……最近では俺の見せ場はサウザーに奪われ、ケンにさえ奪われる始末……」ぐすっ
千早「所詮俺などラオウに指一本でやられた南斗六星拳の面汚し…薄っぺらい人間なのだ……この胸のように………………くっ…」ぐすぐすっ
ケンシロウ「何を言っているのだレイ!!?」ガシッ
小鳥(…!!)
小鳥小鳥(ケンレイ…これはケンレイだわ!他の追随を許さない圧倒的な人気を誇る…まさしく王道のカップリングだわ!!)
美希「貴様が薄っぺらい人間だと…?ふざけるなよ……!」イライラ
ケンシロウ「シン……?」
美希「お前はいつもケンの最良の親友として扱われるではないか!どこが薄っぺらい男だ!というかケンから離れろ?!!」
小鳥(!!!!)
小鳥(これはシンケン!?世紀末に入る前の二人を掻き立てる幻想的なカップリング…そして最近になって一部で猛烈に推されているカップリングだわ!ケンレイとの違いケンが受けって所!!)
千早「また俺に明後日の方向の嫉妬をしてるのか!?というかこれはケンから掴んできたのであってだな……」
美希「うるさい!俺はケンの幼馴染みなのだ!!なぜたかが数ヶ月行動を共にした程度の貴様がケンの隣に居座っているのだ!!俺なんてずっと虚しさともどかしさに溺れるばかりの日々を送っていたというのに……なぜレイばかり………」ぐすぐすっ
ケンシロウ「………」
小鳥(ケンレイにシンケン……いいわぁ…そしてケンを巡る二人の修羅場!私の妄想がどんどん膨れ上がっていくわ……ふへ…ふへへへへ)ボーッ
ドシャァッ……
一同「「「!!??」」」
小鳥「ピへ…ピへへへへ………」デローン
一同「「「」」」
千早「……そういえば最近のマミヤはどこか腐っていたような…」
ケンシロウ「俺がレイやシンと絡んでいたことで何かが掻き立てられたというのか?」
美希「おい待て!俺もレイも一応身体は女だぞ!?どれだけ妄想力高いのだあいつは!!?」
貴音「…………マミヤさん…病んでさえいなければ」
冬馬「トキ…お前だけはそれを言っちゃいけないと思うぜ」
貴音「なんと!」
勝負あり!!!!
勝者、玲音!!!!
小鳥「ピへ……」デローン
飛鳥「全く…せっかく格好良かったのに、台無しだよ母さん…うんしょっと……うわっ、重っ」
飛鳥(でも…天帝ルイと互角でやり合うなんて、凄いじゃないか……ボクはまだまだだね、だけど)
小鳥「ケ……ケン…」
飛鳥「……!!」
ケンシロウ「アスカ、大丈夫か?」
凛「大変なら私が背負っていってもいいんだけど…」
飛鳥「いいんだ、君たちに迷惑をかけるほどのことではないよ、それに、ボクはこの人の娘なんだ」スタスタ
飛鳥(アイドルとしてはまだまだ母さんに敵いそうにないけど、だからといってケンを諦める気はないからね)クスッ
玲音「…………」
ファルコ「ルイ様……」
玲音「これは勝った気がしないね…むしろ内容的には負けていたと言っていいぐらいだ……オーバーランクも所詮人の子。ここにおいてランクはもはや意味をなさないみたいだ」
玲音「それならアタシもただの人間ルイとして全てをかなぐり捨て生身で突っ込んでやろうじゃないか!!」キッ
貴音「さて…最も恐れていた時間が訪れてしまったな」
凛「うん……あまり考えないようにしてたんだけど……」
サウザー「フハハハハ!!!!」
ラオウ「フハハハハ!!!!」
冬馬「どうすんだよこれ…」
ありす「サウザーさんー!あんなでくの坊たたんじゃって下さい!」
トウ「ラオウ、あのような空っぽな男などラオウの敵ではありません!」
ラオウ「トキ…今回はうぬの曲を使わせてもらうぞ!」
貴音「私の曲だと…しかし私の持ち曲にはラオウの好みの曲など………いや……まさか……」ゾクッ
ラオウ「トキよ、世紀末覇者にしてキュートの頂点に立つ俺の姿をとくと見よ!!」バッ
サウザー「甘いわラオウ!世紀末覇者など古いわ!この俺が新世紀覇者として貴様を屠ってくれるわ!」
雪歩「聖帝軍をかき集めて今回の戦いの衣装を持ってきたんですぅ」
サウザー「フハハハ!ようこそ、新世紀の向こう側へ!!!」バッ!!
サウザー「フハハハ!!」バシィイン!!(真宮寺さくらの袴衣装)
ラオウ「フハハハ!!」バシィイン!!(ヴァンパイアガールの衣装)
一同「「「」」」
凛「バット!!?」
冬馬「ああ…ヤバイヤバイと思ってたけど、ズバリ間違ってるぜアイツら!!!」
ーこうして、後にアイドル乱世史上最悪といわれる戦いが幕をあけるー
準々決勝第四試合!
愛と情を捨てた男(失笑)!サウザー!!
北斗神拳長兄!黒井崇男!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
サウザー「引き裂いた 闇が吠え 震える帝都に
愛の歌 高らかに 躍りでる戦士たち」
サウザー「心まで 鋼鉄に 武装する」
サウザー「乙女」ドヤァ
サウザー「悪を蹴散らして 正義をしめすのだ〜!」
ラオウ「どこかへおでかけ おじょうさま
喉がからから 限界ぎりぎり 発狂寸前
きゅんっ!!!」クワッ
ラオウ「2番目にイケてるヒトがいい
いいえヒトなら誰でもいいの
ぜ い た く 言 わ な い 」ギラアッ
春香「プロデューサーさんー!!」
トウ「ラオウー!!」
凛「………ここまで見苦しい戦い見たことがない」
きらり「ラオウ兄さん……」ヒキッ
愛梨「やっぱり男って碌なものじゃないわ…ねえ姉さん」
千早「知るか」
貴音「ラオウ…なぜよりによってこの曲を……」
美希「この曲俺の曲でもあるんだぞ…まさかこのような形でラオウに穢されることになるとは……」ガタガタ
貴音「しかしこのダンスパートは私でもシンのものでもない……一体」
冬馬「みんなラオウ意識言ってるけどサウザーも十分おかしいよな……」
ケンシロウ「ああ…これほどまでに醜い戦い……どこかで弊害が起こってそうだな……」
ラオウ「発見!おいしそうな男の子 じゅるるん!!」クイックイッ
響「うぅ……あのダンスパートは自分の部分だぞ……あんなに禍々しいのに自分より完璧に……うぅ…」
あずさ「響ちゃん…今日は2人で語り合いましょうね」
響「あずさ!?…そうか、あずさも黒井社長に…あずさぁああ!!」ぶわっ
ラオウ「いいものあげる 暗闇で
思わせぶりに ウインク!!♪」
ラオウ「はにかみながら 目をふせて〜!!」
響・あずさ「……!?」
ケンシロウ「ぬう!!」
ラオウ「パッと舞って 」
百舌鳥 バサバサッ
ラオウ「ガッとやって 」ブスッ
ラオウ「チュッと吸って」バサッ
ラオウ「はああああああん!!!!」カッ
ラオウ「しゃなりしゃなり おじょうさま
か弱いオーラで惑せる〜!!」(イナゴ)
凛「見た?バット!」
冬馬「ああ…百舌鳥の早贄だ!初めて見たぜ!!」
愛梨「きっと頑強破壊が進むこの世界で木が少なくなったからだわ!」
千早「おかげでラオウの歌が全然入ってこない……」
北斗「ラオウは百舌鳥の早贄というアクシデントにより客の気を惹きつけられずにいた!その頃サウザーは!!」
サウザー「走れ 光速の 帝国華撃団
唸れ 衝撃の 帝国華撃団〜!!」
ウ〜ウウウウ〜 ウウ〜
ウ〜 ウウウウウ〜
ウ〜 ウウウウウ〜
ウウウウウウウ~~~~
ズガマコラケラ
ギター
ギター
ギター
ギター
ギター
ギター
ギター
カモカテペテー
ンゴ ディゴ
サウザー「わたしたち 正義のために戦います」
サウザー「たとえ それが命をかける戦いであっても」
サウザー「わたしたちは 一歩も引きません!」
サウザー「それが 帝国華撃団なのです!」
サウザー「街の灯が 消え果てて 脅える帝都に
虹の色 染め上げて 躍りでる戦士たち」
サウザー「暁に 激情を 照らし出す
サウザー「 乙 女 」ドヤァ
サウザー「悪を滅ぼして 正義をしめすのだ〜!!」
サウザー「走れ 光速の 帝国華撃団
唸れ 衝撃の 帝国華撃団〜!!」
サウザー「走れ 光速の」
サウザー「帝国華撃団」
サウザー「唸れ 衝撃の」
サウザー「帝国華撃団〜〜〜〜!!!!」
ー男子諸君、集え南斗の十文字!!ー
最 強
聖 帝 南 斗 軍
カモカテペテー
ティロロロローーーー
ズティーーーー
ディゴ ディテ ディティ!!!!
\ワアアアアアアアアアアア!!!!/
ラオウ「ルビーの瞳 濡れたまつげの ヴァンパイアガール
きゅん!!!!」クワッ!!
バサバサッ
愛梨「ああ!!もう一羽飛んできたわ!!」
千早「何っ!!?」
勝負あり!!!!
勝負、サウザー!!!!
世紀末サイドでフルネーム・本名が判明した人物一覧
赤羽根サウザー/健治
黒井ラオウ/崇男
四条貴音(黒井トキ)
諸星きらり(黒井サヤカ)
黒井カイオウ
渋谷凛(リン)
天ヶ瀬バット/冬馬
如月千早(十時レイ)
十時愛梨(アイリ)
日高ユリア/舞
日高リュウガ
音無マミヤ/小鳥
二宮アイン
二宮飛鳥(アスカ)
武内ケンシロウ ←new!
武内ヒョウ←new!
え?ケンシロウの苗字は霞だって?なぁに〜聞こえんなあ〜〜〜?
という訳で今日はここまで
今回はかなりイチゴ味ネタてんこ盛りだったはずです(特にサウザーVSラオウ)
アイマス好きだから見てるけどぶっちゃけ北斗(とイチゴ味)知らないって人にとっては意味不明かもしれません……
そういう方々へ、北斗の拳究極版とイチゴ味を今すぐ購入だ!(ダイレクトマーケティング)
乙です
イチゴ味しらないけど意味わからなくても普通笑えるから読んでる
黒ちゃんとサウザーの戦いが一番笑えた
二人ともなぜ選曲がそれなのだww
サウザーについてはイチゴ味を読めばわかると思うよ。(ダイマ)
いよいよ準決勝か……オーバーランクにシンデレラガール、ホモ少女にドヤ顔主人公……誰が勝ち上がるのか。
楽しみにしてます
フハハハ!!
プロデューサウザー
http://ux.getuploader.com/sssokuhouvip/download/55/pds.JPG
世紀末六神聖
http://ux.getuploader.com/sssokuhouvip/download/56/strkrs.JPG
ちゃんと貼れてるか不安ですが……
あとラフ絵ですいません
書き溜めがないのでまったりいきます
ラオウ「バカな…このラオウの全身全霊の舞が砕かれて……」ガクッ
サウザー「フハハハ!どうだラオウ、恐れ入ったか!!やはりこの乱世に真の極星として輝くのはこの聖帝サウザーなのだ!!!」ドヤァ
サウザー「見たか下郎共よ!この俺の雄姿を
凛「ねぇ、見たでしょみんなも。あれは百舌鳥だよ。しかも二羽も!!バット、これって生態系がこの世界に戻りつつあるって事じゃない?」
冬馬「あ…あぁ、けどよ…肝心の木がないんだったら無いんだったらやっぱ鳥も虫も…人だって十分には生きていけねえんじゃねぇのか!?」
ケンシロウ「木…か」
貴音「…木だ」
サウザー「バカな……ラオウのイナゴに目が行っていてここにいる連中は誰も俺のことを見ていなかったというのか……!?」グラ…
美希「イナゴというお前らの戦いなどここの連中は誰一人見たいと思ってないわ」
サウザー「そんな事あるか!?俺だって最近は人気あるんだぞ!?本当なんだぞ!!?後でサインねだっても貴様らにはやらんぞ!!??」
雪歩「ええっ!?それはこまりますぅ…」
春香「酷いですよみなさん!プロデューサーさんはあんなに頑張ってたのに…!」
ありす「心配しなくても私たちはサウザーさんの魅力はちゃんと理解しているつもりですよ」
サウザー「…お前たち……」じーん
千早「そもそもこいつプロデューサーなのに表立って所属アイドルより人気が出るって問題がある気がするのだが……」
凛「その言い分はケンを落とし込むことつながるから控えた方がいいよ」
美希「その点は心配ない。ケンは俺が担当するsideMプロ所属アイドルでもあるからあのアホの自分勝手な暴走とは決定的に違いがある」
凛「そっか、それなら安心だね」
千早「流石にケンへの評価だけ異常に甘くないか……?」
トウ「惜しかったですラオウ…その兜にイナゴさえつかなければ……」ぐすっ
ラオウ「ぬう…一体何故イナゴが我が兜に……そうだ、リュウガ!いるだろう?!うぬは俺とサウザー戦いをみていたはずだ!!」
シュタッ……
リュウガ「………はっ……」
ラオウ「リュウガよ…一体何者がこの拳王き気取られる事なく…?」
トウ(………百舌鳥がやったなんて言えない)
リュウガ(……百舌鳥がやったなんて言えない)
ラオウ「リ ュ ウ ガ ?」くわっ
リュウガ「…はっ!!……」ビクッ
リュウガ「この天狼の目を持ってしても見抜けませんでした…まるで風のイタズラとしか!?」
ラオウ「……風だとぉ!!?」
〜5分後〜
ヒューイ「ぐは!!」ブキャッ!!!!
シュレン「ヒューーーイッ!!おのれラオウ、ヒューイが何をしたというのだ!!?」ブアッ
雪歩父「それでは、準決勝の組み合わせを決めたいと思います、選手はくじを引いてください」
玲音「………」スタスタ
凛「……姉さん」
玲音「もはやキミたちとアタシは五分だろう……そう思わせるほど今のキミ達は強敵と呼ぶにふさわしい存在になった…最愛の妹リンに殉星の男シン、あと………その……」
サウザー「フハハ、どうした下郎、俺のサインでも星井か?おっと間違えた!フハハハ」ドヤァ
美希「殺すぞ」
玲音「……その…………うん…」
凛「うん…どう考えても場違いだよね……」
美希「組み合わせが均等なら今頃そこにいたのはトキがマミヤだっただろうに……」
サウザー「ぬくくう〜!揃いも揃って長髪のくせに!!」
凛「何でここまで長髪にヘイト持ってるのこいつ?長髪に親でも殺されたの?」
美希「お前事あるごとに長髪を馬鹿にしたり憎しみを込めたりしてるがお前の師オウガイが長髪だった事実はどう受け止める気だ?」
サウザー「」
サウザー「フハハハ!この聖帝サウザー、情などとっくに捨てた!退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!!」ギラッ
美希「こいつシリアスモードに突入すれば誤魔化す気か!!?」
玲音「は…ははは」
凛(あの姉さんが愛想笑いしてる………)
すいません、しくじりました。
再投下
凛「何でここまで長髪にヘイト持ってるのこいつ?長髪に親でも殺されたの?」
美希「お前事あるごとに長髪を馬鹿にしたり憎しみを込めたりしてるがお前の師オウガイが長髪だった事実はどう受け止める気だ?」
サウザー「」
サウザー「フハハハ!この聖帝サウザー、情などとっくに捨てた!退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!!」ギラッ !
美希「こ…こいつ!シリアスモードに突入して誤魔化す気だな!!?」
玲音「は…ははは」
凛(…あの姉さんが愛想笑いしてる………)
雪歩父「え〜準決勝の組み合わせが出ました」
一同「「「!!!!」」」
弟子「こちらです!」
準決勝 組み合わせ
第一試合
サウザーvs星井美希
第二試合
渋谷凛vs玲音
今日はここまで
ちなみにマミヤが言っていたシンケンの最近になって一部で猛烈に押されているの一部とはまさにイチゴ味の事です
まあ私は男なのでBL事情はあんま詳しくないのであの回は推測と妄想でやりました
かなり長くなりましたが、いよいよ完結が近づいてきたと思われます。今まで読んでくださった方々に感謝申し上げますとともに、もう少しお付き合いお願いお願いします
あとあんな汚いラフ絵で良いならまた何か描きますので希望があればよろしくお願いします!
乙です
ちゃっちゃっと投下します
サウザー「フハハハ!ついに貴様かシン!かつて765で最強のアイドルと言われた貴様も南斗としては俺の方が上だということを思い知らせてやるわ!!」
美希「まさかお前がここまで勝ち残るとは思いもしなかったが……いいだろう、叩き潰してやる!!……どのみちこの組み合わせになった時点でもう先は見えたがな」
サウザー「フハハハ!貴様が敗れる未来か?今から聖帝ファンクラブに入っても遅くはないぞ?」ドヤァ
玲音「おっと…もうリンと当たったか…」
凛「ルイ…勝ち進めばいつかはあたる、それが今回だっただけだよ」
冬馬「…今回の戦い、一体どうなるんだ!?」
ラオウ「どうなるも何もサウザーがいる時点で予測などつかぬわ!」
サウザー「なんだラオウ?俺に負けた分際で偉そうに!」ニヤニヤ
ラオウ「ぬう!!」ギリリ
凛「まあ確かにどう考えても場違いだよねこいつ」
玲音「えっと…アタシからは何も言えないかなぁ…」
千早「……みんなそう言っているが、ああ見えてサウザーはアイリや神崎蘭子を破っている強者だ」
サウザー「フハハハ!レイ、多少は物事の分別がつくようになったか!」ドヤァ
春香「流石千早ちゃん!なんだかんだ言ってプロデューサーさんの事はちゃんと認めてるんだね!」
雪歩「皆さんそろそろ現実を見てプロデューサーの凄さを認めるべきたとおもいますぅ」
ありす「そもそもサウザーさんに負けた人がサウザーさんにどうこう言ってても負け惜しみにしか聞こえないですよ」
ラオウ「ぬう!俺とてイナゴが兜についていなければこんな奴に負けたなどおらぬわ!!」
ありす「ふん、鼻で笑ってやります」
ラオウ「ぬああ!!このラオウ、拳王の名を捨て魔王となりこの小娘どもを血の海に沈めてよいか!!?」クワッ
ケンシロウ「落ち着くのだラオウ!女は手にかけぬのではなかったのか?!」
ありす「やれるもんならやってください」ベーっ
ラオウ「ぬああああ!!!」ズアッ
ケンシロウ「ラオウ!!?」
ドカッ
ラオウ「ぬふっ!!?」ガクッ
ケンシロウ「ラオウ!無想転生はどうした!?」
貴音「今のラオウは“怒”の感情が先走って“無”ではないからな…奥義以前の問題だ」
ラオウ「ぬああああああ!!!!」
サウザー「フハハハ!シン、衛星ごときでは極星を司るこの俺には勝てん、ましてや貴様は殉星!愛に殉ずる哀れな星!!愛を捨てし無敵かつ非情な将星を砕くことはできんのだ!!」
美希「まだ言うかサウザー…そもそも近頃の貴様は愛を捨てたとは到底思えないのだが、まああえて言ってやる…ならば俺は愛のために戦おう!!」
サウザー「……………」
サウザー「ならば俺も愛のために戦おう!!!」カッ!!!
美希「!!?」
冬馬「ぶれたっ!?戦う理由がぼやけてるぜあいつ!!?」
サウザー「ククク…それケンシロウも言ってたし…なんていうか……」
サウザー「絶対言うと思ってたし!!!」ギラリッ
冬馬「あいつやっぱりよくわからない感じになってきたぜ!!」
ケンシロウ「サウザー…俺と同じような会話を……」ズーン
凛「ケン!?何で落ち込んでるの!?まさかシンと同類になった!?」
美希「何だと!!?」ガタッ
ケンシロウ「えっ…いや、そういう訳では……」
サウザー「フハハ!モテる男は辛いなあ!!後でお前へのサインもくれてやろう!!」ドヤァ
サウザー「……だが…その……男同士というのは…ちょっと……」ぽっ
凛「ダメだよケン!!そっちに行っちゃダメ!!!ケェーーーーーン!!!!」
ケンシロウ「」
冬馬「……早く始めてくれよ」
準決勝第一試合!!!!
南斗鳳凰拳伝承者!!サウザー!!!!
南斗弧鷲拳伝承者!!星井美希!!!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
新
世
紀
聖
帝
伝
説
新 世 紀 聖 帝 伝 説
ア イ ド ル マ ス タ ー
イ チ ゴ 味
企画 サウザー
サウザー「冷めたハートじゃ 愛せやしない」
音楽 サウザー
サウザー「待ち続けても 夜明けは来ない」
音響 サウザー
サウザー「一人立つ SILENT FIGHTER」
制作担当 サウザー
サウザー「暗闇に」
オープニングテーマ SILENT SURVIVOR
サウザー「ゆれる炎の中で 」
キャラクターデザイン サウザー
サウザー「夢を求め」
美術デザイン サウザー
サウザー「DO SURVIVE!」
オープニング・エンディング美術 サウザー
サウザー「渇いた心が」
シリーズディレクター サウザー
サウザー「DO SURVIVE!求めて泣いてる」
プロデューサー サウザー
サウザー「DO SURVIVE! 明日さえ見えずに」
サウザー「終わる」
サウザー「ことのない」
サウザー「旅路の」
サウザー「果てでー〜!!!!」
制作 イチゴテ
ドカッ!!!!
サウザー「ぬふっ!!?」ズザザ…
客「「「!!??」」」
亜美「765のアイドルほったらかしでなに盛り上がってんのさ→!」
真美「プロデューサーのくせにろくにプロデュースせずに他事務所と絡むってどういうこと!?」
サウザー「コイツら…バカな…またコイツらか!!!」
美希「………そこの人ー、大丈夫ー?」
サウザー「っていうか今日もう無理!!帰るっ!!!」カッ!!
弟子×2 ガシッ ガシッ
テク…テク…テク……
美希「」
客「「「」」」
一同「「「」」」
勝負あり!!!!
勝者・星井美希!!!!
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
雪歩・春香・ありす「……」ゴゴゴゴゴ
亜美「ゆ…ゆきぴょん…」
真美「はる…るん……」
雪歩「この前プロデューサーに手を出したら容赦しないっていったよね…?」ジャキッ
春香「覚悟はいいかな……?」ポキポキ
ありす「まあ覚悟が出来てなくてもやりますけど」スッ…
\\ぎゃあぁああああああああ!!!!//
美希「腑に落ちん…実に腑に落ちん……」ワナワナ
真「でも実際あの妨害がなくてもシン様が勝ってましたよね?プロデューサーはなんか調子付いてましたけど、7割以上シン様が持って行ってましたし」
加蓮「そういえば妨害が入ったのは曲の終わる寸前だし……そう考えると何で妨害なんかしたのかな?意味無いのに」
美希「……憎くて刺したのは建前で実際はサウザーが負けて傷つかないようにあえて悪名を被ったのだろうな」
真・加蓮「!?」
美希「あんな奴とはいえ同じ事務所の人間…サウザーの性格も理解していたし見捨てられなかったんだろう。双海亜美に真美、あの二人はサウザーなんかよりよっぽど大人だ………だが」
亜美・真美「」チーン
春香「プロデューサーさん!粛清ですよ、粛清!」
雪歩「穴掘って埋めてやりますぅ」ザクザクザクザク!
ありす「惜しかったですね…サウザーさん」
サウザー「フハハハ!シンめ、命拾いしたな!!」ドヤァ
ありす「あの妨害さえなければ……」ぎりっ
サウザー「まあいい、俺はあくまでプロデューサーだ、偶像なんて肩書きにしがみついている哀れなホモ小娘に華を持たせてやるのもまた一興!」
ありす「!!…対戦相手に情けを…!」
サウザー「あとあれだな…朝ごはんを食べてなかったからな、仕方ないな!」
ありす「そ…そんな!朝食も食べてないそんな体でシンさんと戦っていたのですか!?サウザーさん…貴方って人は……」ぶわっ
サウザー「フハハハハ!!!!」ドヤァ
美希「…見ろ、亜美真美の真意も知らず勝手に踏ん反り返っているあの馬鹿を」ハァ
真「ぐぬぬ…命拾いしたのはそっちだっていうのに……」
加蓮「あれならちゃんとした形でねじ伏せてあの鼻っ柱を自尊心ごとへし折ったほうが良かったかもね……」
凛「……何はともあれ、想像通りの結果になったね」
貴音「ああ…今回は流石にサウザーが勝つ光景が全く浮かばなかった………負けたのにまるで勝ったかのように勝ち誇っているのは想定外だが」
ケンシロウ「リン…悔いは残すな」
冬馬「そうだな…なにせ最強の敵だからな…まあだからこそ萎縮せずに自分を出してこいよ!」
凛「うん。………行ってくる」
ダッ!!!!
貴音(最強の敵、か…)
貴音(もしリンがルイに敗れるようであればその表現は正しいだろう。……だがリンがルイに勝ったら………)
凛「……」スウゥウウ
玲音「リン…その目を見れば分かるよ、北斗神拳伝承者としての熾烈な道のり…強敵との死闘の果てに背負ったもの……その全てをアタシに語りかけてくる…今のキミなら本当にトキを倒せたのかもね」
凛「ルイ……今、私はあなたを超える!!!!」
玲音「そうやすやすとは越させないよ、オーバーランクとして、元斗皇拳伝承者として、そしてキミの姉として!!!!」
準決勝第二試合!!!!
宿命の妹!!渋谷凛!!!!
宿命の姉!!玲音!!!!
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
凛「ずっと強く そう強く あの場所へ 走り出そうー」
ケンシロウ「こ…これは!」
凛「過ぎてゆく 時間とり戻すように
駆けてゆく 輝く靴」
凛「今は まだ届かない 背伸びしても
諦めない いつか辿り着ける日まで」
冬馬「これはNevar say nevarか!リンの奴、ここに来て代表曲を持ってきたな!」
貴音「私も血を分けた兄弟を強敵とする者だから分かる…下手に小細工をせず、ありのままでぶつかっていきたいのだろう」
玲音「So take my hand 抱きしめて
いまさら言い訳言わないように」
玲音「手に入れたこの鼓動
Believe in the road you take yeah…」
ケンシロウ「!?…アクセルレーションでないだと!!?」
千早「アルティメットアイズ…ルイの新曲!ここに来てルイもまた手の内を全てさらけ出してきた!!」
貴音「もはや二人の血の間に誰も入ることはできぬ!!」
美希「………」
玲音「What you see 全てじゃない 理由なんて後からにして
手に入れたこの本能 I know thet you can be strong yeah…」
玲音「this is your dream,don't ever lose だから迷うな
Now is the time,fllow your heart 心のまま」
小鳥「……うぅ…」ヨロッ…
千早「マミヤ!大丈夫なのか!?」
小鳥「ええ…こんなところで倒れていられないからね」フラフラ
サウザー「フハハハ!来てやったぞ下郎!」ドヤァ
冬馬「呼んでねえよ」
美希「マミヤ、貧血は案外馬鹿にできんぞ?伊織から輸血パックを貰ってくるがいい」
小鳥「ああ…だからあなた立ち直りが早かったのね…そうさせてもらうわ…」
冬馬「世紀末拳士が輸血必須ってどんだけ失血してるんだよ!?」
サウザー「そうだ!輸血とは軟弱な!!絆創膏で耐えんかい!!」
美希・冬馬・小鳥「「「いや、お前と一緒にするな」」」
サウザー「…」シュン
小鳥「はぁ…輸血パックが来るまで横になってるわね…」ドサッ
千早「それがいい。しかし、まさかルイ相手に対等に渡り合うとは…」
美希「……互角?それは違うな」
愛梨「え?…どういうことですか?」
凛「目を閉じれば 抑えきれない
無限大の未来が そこにあるから」
凛「振り返らず前を向いて そして沢山の笑顔をあげる」
凛「いつも いつも 真っすぐに 見つめて
弱気になったりもするよ そんな時には強く抱きしめて」
凛「強く そう強く あの場所へ 走り出そう」
玲音「(I know I can do it 届けこの想い
(Believe you can do it 輝きだして
願い事叶えるまで走れ!」
玲音「(Keep on looking ahead 夢を信じて
(Don't ever lose your hope) この先もずっと
遠く遠く離れても きっとそこに届くはず」
ジュウザ「いつの日か言っていただろう、QUEENがうちは恋愛禁止にはしないと」
ヒューイ「ああ…確かうちは男性アイドル事務所だからダメージは少ないと」
ジュウザ「それが真の理由ではないのだ」
シュレン「!?…どういうことだ」
フドウ「ブハハハハ!」
ジュウザ「俺はあの後QUEENに詰め寄り真意を聞いた。それは『アイドルが恋愛して何が悪い、むしろ愛を知らずに愛の歌を歌うことこそ中身の無い愚行だろう』…というものだった」
一同「「「!!!!」」」
アイン「ダディ!」
ジュウザ「フッ…時代は変わるとも本質は変わらない。世紀末でも新世紀でも、結局最強は愛、か……」
\ワアアアアアアアアアアア!!!!/
伊織「おしてる…凛がおしてる!!」
小鳥「リンちゃん…やはりあなたは……」
愛梨「本当に強い子…昔も今も」
きらり「これが…血の分けた者の宿命の決着…!」
冬馬「複雑な気分でもあるけど、けど素直にすごいと思うぜ、リン!」
千早「北斗神拳は無敵…その真髄は愛……か」
貴音「やはりリンに託したのは正解だったか…いや、もしかすると私でも」
ケンシロウ「…………リン」
凛「どこまでも走ってゆくよ いつか辿り着けるその日まで〜!」
玲音(ふふっ……完敗だよ、リン)
勝負あり!!!!
勝者・渋谷凛!!!!
凛「……」
玲音「このアタシを破った相手…その顔を見せてくれないか…?」
スッ…
玲音「…見事だ、最愛の妹」
凛「姉さん…」
凛「……はっ!」
美希「……」
玲音「行きなリン、最後の戦いだ」
凛「うん」
ダッ!!
凛「…」
美希「…」
凛「…シン…なんだかんだ言って、最後にここに立つのはあんただった気がしてたよ」
美希「…俺は確信していたさ、お前が最強の敵として立ちはだかることをな……
………なぜなら」
凛・美希「「…………同じ男を、愛した女だから!!!!」」
カッ!!!!
凛「シン、あんたがケンの心を握ることはない!!」
美希「俺はケンの全てををこの手に握る!!」
決勝戦!!!!
愛を継ぐ者!!渋谷凛!!!!
愛に殉ずる者!!星井美希!!!!
美希「…ピエロ…」
凛「…LOVE SONG…」
バァアトゥオルゥウ、開始ィ!!!!
今日はここまで
次回、完結。
え?やっぱり凛美希が主人公してる?大丈夫です、サウザーの出番は不滅!どんでん返しを楽しみにしていてください!
乙です
ふと思ったけどバットって北斗神拳覚えてたけどだいじょうぶなのか?
一子相伝的な意味で
そもそも一子相伝なんだっけ?
ラオウもトキもジャギも、伝承者のケンシロウと同じ師匠から学んでそれぞれに奥義まで習得してるんだけど……
>>317
眉毛以外はハゲに拳を封じられる予定だったんだよ
でもラオウがハゲ殺っちゃったからね
>>318
sageてから発言しろhage
まさかここまでこんな中身のないギャグSSで真剣に議論されてるとは思いもしませんでした…
強いて一子相伝なのにいろんな人が北斗神拳使ってる根拠は>>318でおっしゃっている通りです
他にもアミバのように自力(?)で覚えたのもいれば、かなり後半のキャラですがバランのようにラオウから技を盗むことを許され北斗剛掌波を体得した奴もいます
またレイの南斗虎破龍は北斗龍撃虎と全く同じ技で、秘孔を効力とした北斗神拳寄りの技です
そう考えると一子相伝ってけっこう曖昧ですよね
間があいて申し訳ありません。今日はこの投下(と息抜き)のために有給とったので長くなりますが最後まで投下していきます
美希「桃色に染まりゆく 東雲を追いかけて疾走する欲望マシン あなたを乗せて」
美希「風に舞い かおる髪 もうちょい体寄せ合いたい
あいつは血まなこ 憎しみ燃やす〜〜」
凛「夜のとばりの中 まだ眠れない 心をよぎる 君への想い
こんなふうに誰も 誰かのことで 胸を焦がして 眠りにつくのか 」
凛「例えば この街 この国
飛び交い続ける 幾万の愛 ーー」
千早「な…なんという戦いだ」
貴音「アイドルは偶像。本来であれば擬似的な恋愛感情を持たれるもの。だからこそ特に女性アイドルは恋愛禁止の事務所がほとんど」
貴音「だが敢えてその禁を破り、たった一つの愛のために戦う。一人の人間として人を愛する、その健気で純粋な心こそ真の皆が求める本当のアイドルではないだろうか」
貴音「現にシンだけではなくリンも、今や想い人の知られたこの状況でファンが付いてきているのだ。もはや二人は偶像などという肩書きも何もない…言ってしまえば無!この戦いは赤子の戦いと同然!!」
美希「Getaway getaway 地の果てまで こわいもの全部 吹き飛ばせ
何もかも新しい瞬間 後ろは振り返らないでーー」
凛「I don't like love Cause I love you 思えばすごいエネルギー
I don't like love Cause I love you バカげてるけれど興奮する ー…」
グウゥゥウアア!!!!
冬馬「ま…まるで無防備にうたいあっている……へ…変だ、あんなに仲の悪い二人なのにシンにもリンにも憎しみが見えない」
伊織「いえ…それより二人とも…透き通って……ああ!!」
パアアア!!
リン『ーーー…』
シン『ーーー…』
伊織「み…見える、小さい時の二人が!!」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
凛「ーー…」
ケンシロウ『……』ダッ
リン『ケーーーーン!!来ちゃだめ〜〜!!逃げて〜〜!!』
ケンシロウ『リン…』
リン『あいたかった!!ずっとずっと探してたんだよ!そしたら奴らに捕まって……』
アイリ『リンちゃん…あなたって子は……』
リン《悪魔に屈したら人間じゃなくなる…そうケンは教えてくれたもん》
バット『ケ…ケン!!』
リン『だ…だめ!バット!!絶対に追わないって約束したでしょう?』
リン『でもいつか…いつかきっとケンは帰ってくる…きっと……』
美希「ーー…」
シン『俺はいずれ南斗を束ねる男となるシンだ!お前が学ぶ北斗の力を試させてもらおうか!」
ケンシロウ『それはできないよ。北斗と南斗は争ってはいけないと言われてるし』
シン『フハハ!俺様を前に臆したか、臆病な奴め!!』
ケンシロウ『え…それは何だい!?それは一体何なんだいシン!!』
シン『フン、今日の俺は機嫌がいいから、乗せてやらんでもないぞ?』(二人乗り自転車)
ケンシロウ『しっ…信じられないよシン。何か立体的に見えるよ!!』
シン『フンッそれはバーチャルボーイという現代科学の粋を集めた代物だ、ケン』
ケンシロウ『スゴイや。シンのとるザリガニは誰よりも大きいや!!』
シン『今度はカブトムシでも取りに行くか、ケン?』
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
貴音「こうして見ると世紀末の頃からリンもまた苦難の連続なのだな…」
愛梨「思えばあの頃からずっと助けられてばっかりね…」
小鳥「それでいて…しかも女の身でありながら北斗神拳伝承者の道を進むことを選ぶなんて……」
冬馬「しかしあれだな、水を差すようで悪いけど、どうしてもシンの回想がアレだよな……」
千早「言ってやるなバット…」
伊織「……美希って男だったのね…それで『なのー』とか『あはっ☆』とか言ってたと思うと……」
千早「言わないであげて水瀬さん……」
真「そうだよ!ボクの前でシン様の悪口は許さないからね!!」
伊織「…アンタが美希が好きな理由も分かったわ……確かに見た目は王子様系のイケメンね…」
貴音「世紀末はいわばユリアの愛を巡る戦いだった…そして新世紀、時は流れど人はまた愛を求めて戦う……ケンシロウ、当事者であるお前は決して目を背けてはならぬ」
ケンシロウ「……………」
サウザー(…愛だと?)
サウザー(このサウザー、愛や情は捨てたと言ったが、我が師オウガイへの愛があったのは紛れも無い事実!!)
サウザー(そして今でも、俺は愛を捨て切れていなかった!つまり俺もまた愛のために戦っていたのだ)
サウザー(ならば何が違う?愛を体に刻みつけたのなら俺もリンやシンと五分のはず!一体何が違うというのだ……)
サウザー(何が………)
美希「Getaway getaway 俺はピエロ ひたむきで滑稽な 逃亡者
涙は流さないでおくれ 悲しいけど 美しいのがLIFE」
美希(神に感謝しなければならんな…俺の前にこれほどの女を送り出したことを!!)
凛「I don't like love Cause I love you 思えば無駄なエネルギー
I don't like love Cause I love you ひとりでいるのを 切なくする
I don't like love Cause I love you 誰も好きになりたくない」
凛(シン…やっぱり私にはあんたが最大の強敵だったよ!!)
美希「暗い未来はもう描かない 夢のスピードはもうゆるめないー!!」
凛「 I don't like love Cause I love you こんな ひとりでいるのを 切なくするー…」
一同「「「……」」」
客「「「……」」」
ケンシロウ「……」
サウザー「……」
\ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!/
北斗「かくして、世紀をまたいだ二人の愛の戦いは、ここに永遠に語り継がれる伝説となった!!そして天は、全く五分の二人に僅かな差をつけるのだった!!!!
戦いは終わりを告げ、漢娘たちに休息の日が訪れる……」
雪歩父「では、優勝おめでとうございます。こ栄光をたたえトロフィーを差し上げます
ーーー星井美希様」
美希「ありがとうございますなのー!」
\ワアアアアアアアアア!!!!/
美希(………)
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
美希「………」スタスタ
凛「…シン、悔しいけど……おめでとう」
美希「…………確かに試合は俺が勝った…ごく僅かな差でな。だが俺たちはケンシロウを巡り戦っていたのだ。………ケンは、お前を見ていた。勝ったのはお前だ」
凛「…………それはケンが私のプロデューサーだからだよ…ケンが私を選んだとか、そういうことじゃないよ。ねえ?ケン」
ケンシロウ「…………」
美希「…俺もケンのプロデューサーなのだがな…まあ、する側とされる側では心境も違うか。まあいい…ならば今回の戦いは痛み分けだ」
凛「そうだね。次戦うときはシンがケンの心を奪うか、私がシンよりファンを惹きつけるか……まだ私たちの戦いは終わってないんだね!」ふふっ
美希「ああそうだ。いずれケンが俺かお前を選ぶその日まで…俺たちの戦いは決着がつかないのだ!!」ニヤリ
まゆ「なに二人でもりあがってるんですかぁ?」
飛鳥「ボク達を忘れてもらっては困るね」
愛「うう〜…みんなすごい強敵ですけど、あたしだって負けませんよ!」
小鳥「それにほら、シンには他の子がいるじゃない」ニヤニヤ
真「シン様!久しぶりにシン様の姿が見れて感動しましたよ!それに子供の頃の姿だなんて…///」
加蓮「……私は見た目で判断する方じゃないけど、シンさん可愛かったよ?」
美希「」
千早「シン、お前優勝者の世界同時生放送ライブがあるだろう?早く壇上へ上がってこい」
美希「はっ!そうだった!いかんなあ〜忘れてたわ!さらばだ!!」ニヤリ
ダッ!!
凛(あの顔…絶対なんか企んでる…)
雪歩父「それでは当大会優勝者の星井美希さんに全世界同時生放送の生ライブをやっていただきます!それではどうぞ!!」
美希「ひとついいかな?ここに大切な人を呼びたいんだけど、ダメ?」
雪歩父「?……構いませんが」
美希「ハニーー!!ここに上がってきてーー!!」
ケンシロウ「シン!?」
凛「ぐっ……!あいつ、ケンと一緒にライブするつもり!?しかもこれは全世界同時生放送…けど試合では負けた私にはどうすることも……!」ギリッ
美希(フフフ…リン、これで一歩俺が前進だな!)ニヤリ
サウザー「フハハハ!来てやったぞミキミキ!!」ドヤァ
美希「」
雪歩父「え!?サウザー様!!?」
美希「ちょっとそこの人!?ミキのハニーはケ
サウザー「そう恥ずかしがらなくていいぞ?フハハハ!!マイク借りるぞ」パシッ
美希「あっ……おい!ちょっと待
サウザー「フハハハ!ご紹介に預かった下郎におなじみ聖帝サウザーだ!」
サウザー「今回はこの俺のためにこのような催しを開いたことに評価してやろう!!」ドヤァ
冬馬「おい!だれかあいつを止めろ?!!」
サウザー「さて…このミキについても我が世紀末六神聖の一員!つまり他の世紀末六神聖も出ねばなるまい!と言うわけで上がってこい下郎ども!!」
サウザー「今回は六神聖だけでなく数多くの世紀末を冠する者がいる。そいつらも例外なく上がってこい!拒否をするものは例外なく我が聖帝軍改め萩原組が連行する!!」
凛「もう何がなんだかわからないよ…」
貴音「まあこれはこれで面白いではないか。サウザーもまた人が恋しいのだろう」
ラオウ「トキ…うぬの甘さは相変わらずだな」
サウザー「ちなみに壇上に上がる前には必ず手前で配布している聖帝タンクトップを着るように!!心配するな、即席で壇上の手前に更衣室を設けてある!!ではさっさと準備に取り掛かれ!!」ドヤァ
一同「「「……はああああああああ!!??」」」
番外4 LOVE SONG
編集 サウザー
凛「I don't like love」
録音 サウザー
凛「Cause I love you 」
選曲 サウザー
凛「思えばすごいエネルギー 」
演出助手 サウザー
凛「I don't like love Cause I love you」
作画監督 サウザー
凛「バカげてるけれど」
演出 サウザー
凛「興奮する 」
サ ウ ザ ー ド ヤ ァ
凛「……おかしいな、前にもこんな事あったような」
貴音「今回は更に人数が多いようだが…」
ラオウ「全世界同時生放送ということは…まさか修羅の国にも……」
きらり「ああ…ヒョウにこんな私の姿が見られてしまうなんて……」
貴音(少なくとも『にょわー☆』とやってる部分を見られるよりマシだと思うが……)
ラオウ「うむ。このようなパッションも甚だしい服装など恥さらしもいいところだ!!」
貴音「……間違ってはいないが」
きらり「ラオウ兄さんが言えたことでは……」
ケンシロウ「………」ぴっちーん
まゆ「ケンさぁん……?」
ケンシロウ「うおっ!?」
凛「まゆ!?そういえばいつもケンさんケンさん言ってるくせにそんなに目に入らなかったけどどうしてたの」
まゆ「まゆはほぼずっとケンさんの後ろにいましたよぉ……ずっと…」
凛「怖っ!?カーネルでもケンにここまで接近を許さなかったのに……」
凛「……………カーネル…?」
美希(…まあどういう形であれケンとステージを共にできるのはよしとするか……?)
真「やあ美希、僕が君のハニーだよ!」キラーン
美希「そんなの、やっ!違うの、ミキのハニーはケ
加蓮「シンさん…ハニーって女性に使う言葉だし、私が一番似合うんじゃないかな…?」
美希「……駄目だ…突っ込みが追いつかん」ぐすっ
ジュウザ「まあ出るも出ないも俺の自由だが、サウザーの頼みとあらば聞いてやるのも悪くない」
ジュウザ「……ん?他の五車星は?……まさか呼ばれてないのか……?」ゴクリ
冬馬「どうするんだレイ、このままじゃ俺たち自然にアイツの仲間に…」
千早「バット…諦めろ」
愛梨「姉さん…?///」
幸子「千早さん…?///」
千早「」
美嘉「ふひひ★光り輝く子供達がアタシを呼んでる!」
千早「…………あおいーとりー…もしーしーあーわせー……」ツーッ
冬馬「レイー!?帰ってこーいっ!!?」
愛「…ママ」
ユリア「愛、こんな形でも…これが最後の私のステージよ」
飛鳥「……母さん?」チラッ
小鳥「そんな期待の眼差ししても私は降りないわよ?」
玲音「ぷっ……くくっ…似合ってるよ?ファルコ……」クスクス
ファルコ「」ぴっちーん
春香「思えばプロデューサーさんと一緒にライブするのって初めてだよね!」
雪歩「そうだね。…私、ずっと夢見てたんだよぉ、プロデューサーと共演するの…それが今日叶うなんて…」
伊織「……何で私まで呼ばれたのかしら」ぴっちーん
ありす「きっとなんだかんだ言ってサウザーさんに気にかけられているんですよ。あなたもサウザーさんと直接戦った強敵ですし、本当は結構サウザーさんも気に入ってるんじゃないんですか?」
伊織「ま…まさか!?アイツがそんなわけ…それに、例えそうだとしても私は別に」
サウザー『確かに俺も普段友達が少ないだの欲しいだの言っているが……“強敵”と呼べる相手と戦う時は常に一対一だ。貴様ら!肝心な時に誰かに助けてもらおうなどと考えるな!正々堂々玲音と戦ってこい!!』
伊織(でも…あの時はちょっとかっこよかったかも………って何考えてんのよ私は!!??」
雪歩「……」
春香「これは……」
ありす「……すいません…私が変なことを言ったばっかりに良くないものを目覚めさせたかもしれません…」
サウザー「フハハハ!!待たせたな下郎ども!!それでは世紀末オールスターが贈るステージに酔うがいい!!」
サウザー「ではいくぞ!!愛を取り戻
ドカッ
サウザー「ぬふっ!!?」
チャララン バン
ブリリリーリリリ………
ー修羅の国ー
ヒョウ「カイオウ!サヤカがおかしな服装でテレビに!!」
カイオウ「なに!?……これは、なんということだ…ぬう!?この後ろにいるのはケンシロウか!?奴までアイドルの中に溶け込んでいるというのか!!?」
ヒョウ「もはや今はアイドル乱世。修羅の国も例外なく力が無意味になってしまった…俺たちもサヤカの稼ぎで過ごす日々……」
カイオウ「ヒョウよ…変わらねばならぬと申すか…このカイオウも分かっておる。いつまでもサヤカに頼っておられぬ、ましてやラオウやトキにも劣るとなればこのカイオウはただの愚兄!!」
カイオウ「良かろう…北斗宗家の因縁を忘れ、このカイオウもこの地にアイドル事務所を創ろうではないか!そして今はケンシロウの横によりそうリン…もといしぶりんをいずれ我がカイオウの手中に……フハハハハ!!!!」
ヒョウ「…………」
サウザー「……」
社長「素晴らしいライブだったよ、サウザー君」
サウザー「何だ、高木か。最近顔を見せぬと思ったら」
社長「君たちを見ていたら昔を思い出したよ………昔をな」
サウザー「………?」
社長「世紀末の頃は情を捨て暴虐の限りを尽くしたと聞くが…丸くなってなによりだ」
サウザー「…ま……まさか…」
社長「…大きくなったな、サウザー」
サウザー「…お……お師さん!!??」
社長「すまぬサウザー。あの頃のお前はあまりに若く純粋過ぎた。わしはそれを見越さずに伝承の儀を行ってしまい、結果お前を狂わせてしまった」
サウザー「それは、お師さんのせいではない!!この俺が未熟だったから!!!」
社長「………サウザーよ、わしはこの事務所から身を引く。今日からお前が事務所の社長だ」
サウザー「!!…そんな……」
社長「おまえが持つ宿星は極星、またの名を将星。あの時のお前は若かったが、今のお前なら真の意味で伝承できるはずだ」
社長「それに…お前はもう、親離れしなければならぬ」
サウザー「お師さん…!?」
社長「子はいずれ親の元を離れ羽ばたいていく…だがまだお前はわしの幻影を追っている、違うか?」
サウザー「しかし…!それではまた俺はまた愛の行き場を失ってしまう……!!」
社長「愛は家族愛だけではない。お前も本当はもう分かっているはずだ。お前が星井君…殉星のシンに負けた理由も…」
社長「お前を慕う子は少なくない。人は愛を育み命を繋ぐ。サウザーよ、わしにできることはもはや退くことだけなのだ」
サウザー「………」ぐすっ
社長「何…これが今生の別れではない。何か分からないことがあったら遠慮なく聞くが良い」なでなで
サウザー「……!!」
社長「……ではな、サウザー君」スタスタ
サウザー「……さようなら、お師さん」
貴音「……」
スウウウゥ…
トキ「…………綺麗な満月だ」
トキ「四条貴音となったあの日以来、今までくっきり見えていた死兆星が全く見えなくなった……この姿でいられる時間は極めて限られているが、せめて今はこの時を……」
玲音「やあトキ、そうか満月だから元の姿に戻っているんだね」
トキ「!ルイ………知っていたのか」
玲音「あの現場はアタシ達も見てたからね。それにしても…愛……か」
トキ「まあ急ぐものでもないだろう。いずれお前も愛を見つけられるさ、そうすれば今度はリンやシンにも勝てるかもしれぬ」
玲音「……それなら、アタシはもう負けないよ。……例え彼らにもね」
トキ「ルイ?それはどういう……………んっ…!?」
玲音「…ぷはっ……言っておくけど彼らに勝つために利用しているとかそういうことではないからね?アタシは勝ち負けよりファンの皆が楽しめるかどうかの方が関心あるし、これはあくまで本心さ」
玲音「……愛してるよ、トキ」ニコッ
スタスタ…
トキ「」
シュウウウウウ……
貴音「」
貴音「………え?」
番外5 昔を思い出した……?
菜々「キャハッ!ウサミン17歳!」
菜々「ウサミンは17歳ですよ!本当ですよ!?」
菜々「幼い兄弟を崖から突き落としたりその二人の義弟も落としたりとかしてませんからね!?」
菜々「頭だってつるつるじゃありませんし病の発作であえなく剛拳で散ったとかそんなことありませんからね!!?」
ラオウ「」
貴音「」
ケンシロウ「…親父………」
〜エピローグ 強敵よ、永遠に〜
CGプロ
奈緒「凛もとうとうオーバーランクアイドルか…どんどん離されていってる気がしてならないよな…」
加蓮「オーバーランクといえばシンさんもだよね……ここのみんなには悪いけど本当にsideMプロに移籍しようかな」
奈緒「ちょっ!?おまっ……!!?」
きらり「ランクだけで決めつけるのは良くないにい?みんなハピハピしてゆよ☆」
愛梨「……そ…そうだねきらりちゃん」
愛梨(……いつ聞いてもサヤカさんのアイドルモードは違和感だらけだわ……)
未央「確かにオーバーランクやSランクアイドルじゃなくてもトップって呼べる人もいるもんね、うちで言えばシンデレラガールかな?」
奈緒「その凛がオーバーランクなんだけどな…そういえば凛はどこいったんだ?」
加蓮「プロデューサーと秘密のレッスンだって… 」
奈緒「なんでまた…てかプロデューサー狙ってる子多い中よく連れ出せたな」
加蓮「まあ…トップアイドル中のトップアイドルだし、ここではプロデューサーと一番付き合い長いから他の子も文句は言えなかったんだろうね……」イライラ
奈緒「なんで加蓮がイライラしてんだ?お前が好きなのは確か
加蓮「そうだよ。二人の行き先がsideMプロだからね。私を置いていってね」イライラ
奈緒「ああ…合点いった………あっ!シンデレラガールといえば、話題の4代目シンデレラガールはどこいったんだ!?何か他にも何故か人がいないけど!?」
卯月「彼女なら765プロに行ったみたいだよ?あと幸子ちゃんも」
未央「美嘉姉はsideMプロのフドウさん?と意気投合して遊びに行ってるみたいだよ。……捕まらなきゃいいけど」
愛梨「えっ!?ユ…幸子ちゃんが765に!?こうしちゃいられない!私もいかなきゃ!」ダッ
奈緒「……何でここの事務所の人間はなんかこうまとまりが無いんだ!!?」
961プロ
\キャー ジュピター!/
\冬馬くーん!!/ \ワーワー!!/
翔太「僕たちジュピターもすっかり人気が出てきたね」
北斗「これもアイドルバトルトーナメントで本戦まで進んだ冬馬様様だな」
翔太「今や765プロの歌姫如月千早さんに並んで最もSランクアイドルに近いアイドルの一人って言われてるもんね!」
冬馬「よせよ、照れるじゃねえか!」
冬馬(レイも南斗水鳥拳伝承者の美しい舞と如月千早の歌声という二つの武器で凄まじい勢いで活躍してるからな…俺も負けていられないぜ!……ただ)
ラオウ「うむ。覇者の名にふさわしいステージだった!!」
冬馬(ラオウのおっさんは俺やレイを出し抜いてもうSランクアイドルになってると思うとやるせないぜ……)
ラオウ「冬馬、翔太、北斗。うぬらに新しい仲間を紹介する!!」
玲音「やあ、ジュピターの諸君。これからよろしく頼むよ」
ジュピター「」
冬馬「おいおっさん!どういうことだよ!?なんでルイがうちの事務所に入ることになってるんだよ!!?」
ラオウ「元斗プロはルイの存在こそ強大だが逆に言ってしまえばそれしかない。サウザーが世紀末オールスターズを立ち上げ、ルイやファルコを参加させたせいで元斗プロとして事務所が立ち回らなくなり先日天に滅したのだ!!」
冬馬「なんだそれ!?ふざけてるだろ!!?どんだけ人様に迷惑かければ気がすむんだあいつ!!??」
玲音「まあ落ち着いてよバット。別にアタシもファルコもそんなに困ってないから別に構わないさ」
冬馬「お前達がいいならいいけど…じゃあファルコはどうしてるんだよ、もうお前をプロデュースしてないってことだろ?」
玲音「そうだね、ファルコなら今……」
sideMプロ
美希「さあケンシロウ…俺を愛していると言ってみろ」
ケンシロウ「だ…誰が言うか!リン殺せば俺も死ぬ!!」
美希「ほう…それほど言いたくないのか」スッ…
ズブブ
凛「うああぁああ!!!!」ズズズ
ファルコ「………何をやっているのだ」
ケンシロウ・凛・美希「「「何って芝居だけど」」」
ファルコ「芝居も何も思いっきり指突きしているではないか!リン、大丈夫なのか!!?」
凛「うん。べつに急所じゃないし大したことないよ」けろっ
美希「俺とリンのケンを巡る戦いがあまりにも人気が出たらしく近日ドラマ化することになってな」
ケンシロウ「……因みに月9だ…」
ファルコ「こんな物騒な月9があってたまるか!?番組ディレクターは正気なのか!!?」
ケンシロウ「……番組の総監督は…サウザーだ」
ファルコ「…ああ……しかし、何故あの二人はこんな狂気じみた企画に乗り気なのだ?」
ケンシロウ「…なんでも、二人の演技次第で最終回の行方が変わるのだそうだ」
凛「ふふっ…シン、最終回の結末ははあんたが十字に秘孔を突かれてからの飛び降り自殺だよ!」
美希「フフフ…馬鹿か!貴様が四肢を切断され無様に野たれ死んで終わりだ!」
ゴゴゴゴゴゴ……
ファルコ「ケン…女は恐ろしいな」
ケンシロウ「……ああ…全くだ」
765プロ
貴音「」ぼーっ
サウザー「……トキ?どうしたのだ?」
小鳥「プロデューサーさん、これを…」スッ
『オーバーランク・玲音と765プロ代表アイドル・四条貴音が熱愛か!?(写真付き)』
サウザー「」
貴音「私は今まで見守る愛…すなわち常に“追う側”だったのだが……“追われる側”に突然なってしまって正直戸惑っている」
サウザー「しかし……シンやアイリが喜びそうな内容だな」
千早「一応厳密には健全な異性愛だがな……いかんせん事情を知る者は少ない。だからと言ってスキャンダルとして扱われてもいないようだが…」
ジュウザ「何故か女同士の愛は世間での受けがいいらしいからな。俺には到底理解できんが」
千早「ジュウザ!?何故ここに!?しかもごく自然にうちの菓子を!!?」
ジュウザ「俺がどこにいようと俺の自由だし何を飲み食いしようと俺の自ゆ…………」
ドサッ
一同「「「!!??」」」
ジュウザ「うう……なんだこれ………イチゴ味せんべい……」
千早……おいサウザー…客間に何てものを…」
サウザー「フハハハ!ジュウザよ、イチゴ団への加入への道はまだまだ遠いようだな!」ドヤァ
ありす「サウザーさんの数少ない友達と聞いていたので期待していたのですが…期待はずれですね」
千早「橘さんまでナチュラルにいるのね…」
貴音「ありすも今や四代目シンデレラガール。歴としたトップアイドルの一角か」
ありす「そんなこと…まだまだですよトキさん。あとレイさん?無理に私にその口調で喋らなくてもいいですよ?」
千早「私は四条さんや美希みたいにキャラでやってる訳じゃないからこれもまた素なのだけれど…………コホン…しかし今日は思わぬ来客が二人か……もしかしたらこれ以上に客人が来たりし
ガチャッ
愛梨「兄さ…姉さん!遊びに来ましたよ!」
幸子「フフーン!千早さん!カワイイボクが来ましたよ!」ドヤァ
千早「」
小鳥「トキさん、なんでいつも世の中は報われない愛で溢れてるのですかね」
貴音「人は星の数ほどいる。本当の意味で相思相愛になるのは極少数だろう……そう思うならマミヤさんもレイの想いに応えたらどうだ?……と聞くのは野暮か」
小鳥「そうですね…慈母星のユリア去りし今、ケンは一体誰を選ぶのかしら……」
ガチャッ
雪歩「プロデューサー、ただいま帰りましたぁ」
春香「ただいまですプロデューサーさん!」
サウザー「フハハハ!帰ってきたな月9女優諸君!!」ドヤァ
春香「そうは言っても主役は美希とCGプロの凛ちゃんなんですけどね…」
雪歩「私達はCGプロのプロデューサーに特に何も思ってないし仕方ないよ。それなのにレギュラーの役をもらえただけでも感謝しなきゃ」
ありす「……それ以前にあんなポンコツプロデューサーなんかじゃなくてサウザーさんを巡ヒロインにすれば良かったのでは」
サウザー「フハハ!悔しいが奴ら二人はオーバーランク、影響力の大きさ故扱いが優遇されるのは致し方ない。だがな、この番組の監督は俺!!つまり俺がリン、シン、そしてケンシロウを手中に収めている、そう捉えられるだろう?」ドヤァ
3人「「「!!!!」」」
サウザー「ユキホは天帝ルイを追い詰めた逸材だし、ハルカはトキとは違う意味でうちの代表アイドルだ。そしてアリスはシンデレラガール。お前たちは今の主演の奴らに何も劣ることはないのだ!!いずれ俺がお前達を真の意味でトップアイドル…新世紀の聖帝へと導いてやろう!!」ドヤァ
伊織「ふん…騒がしいと思ったらまたあんたたちがあの馬鹿を囲っていたのね」
サウザー「フハハハ!これはこれは俺 に 無 様 に 負 け たツルピカデコちゃんではないか」ニヤニヤ
伊織「うっさいわね!そもそも他事務所のアイドルに構って他の正規の765のアイドルをおろそかにしてるんじゃない!!?」
サウザー「フハハ!やはり俺に構って欲しかったか!!可愛い奴め!!!」ドヤァ
伊織「は!!?ふざけたこと言ってんじゃ
サウザー「……お前や他の連中も蔑ろにはせん……俺は、事務所のアイドル達を娘だと思っている」
伊織「……えっ…」
雪歩・春香・ありす(…娘………)
サウザー「特にお前は俺にとっては強敵の一人だ、普段こそからかっているが、俺はお前を高く評価しているのだぞ?イオリ」
伊織「!!!!……な…何よ、このスーパーアイドル伊織ちゃんがもてはやされるのは当たり前のこと…じゃない…………ばか」
伊織「………はっ!?」
雪歩・春香・ありす「「「………」」」じーっ
伊織「!?…なによその目は!!?違うわよ!別にそういう訳じゃないんだから?!!」
雪歩「そういう訳ってどういう訳ですかぁ?」
春香「よかったね、プロデューサーさんに特別扱いされて」
ありす「やはり私が余計なことを言わなければ……」
伊織「うあぁああああ!!!」
小鳥「トキさん、案外プロデューサーさんも隅に置けないですね」
貴音「そうだな…それにしても、ようやく765プロがサウザーを核心として一つになった、そんな気がする」
サウザー(お師さん、俺はあなたからもらったぬくもりを忘れない)
サウザー(愛は悲しみや苦しみを伴うかもしれないが、それでも乗り越えていけることができることを)
サウザー(…そして今、お師さんから愛をもらったように今度はここのアイドル達に愛を与える時だ。奴らがいつか死兆星の光を乗り越え、南斗六星の将星・極星の光を宿すその時まで)
サウザー(だが…俺も童心に帰り奴らとはしゃぐ日々もまた一興だろう)
サウザー「フハハハハ!!!!」ドヤァ
北斗「世紀末、漢達は愛に戦い、新世紀もまた漢娘達は愛に戦う!!その生き様と歴史は、永遠に語り継がれるだろう!!だが漢達に、漢娘達の戦いは終わらない!!愛を懸けて強敵達と今日も熾烈な戦いを繰り広げる!!その先にある輝きの向こう側を目指して!!!!」
アイドルマスターイチゴ味
完
どうも、今までパズドラ全くやってなかったのに北斗の拳とのコラボと聞き思わず飛びついてしまった>>1でございます
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。これにてアイドルマスターイチゴ味は完結です!
もしかしたら番外編とかやるかもしれませんがその時はその時で
余談ですが>>168で誤って垢バレをやらかしたのでもうこの垢は使いません。ご了承ください
それではまたどこかで会いましょう!ありがとうございました!
乙
だいたいウサミンのせい
乙!ガッツリ笑わせてもらったわ。
乙です
乙乙。なんか良い話っぽく終わってる…だと…
乙。
ありすがこのSSで4代目になったのはイチゴ補正なのだろうか
おつ。面白かった。絵的に想像すると凄いな。
>>367
デレマス総選挙だったかで一位になりボイスもついたからだろ
おっつおっつ。
まさか高木社長まで世紀末の人だったとは……
社長が南斗鳳凰拳使いのアイドルとして活躍する続きや番外編はないのかなー。
>>369
正式名称ボイス総選挙、ですね
このSSまとめへのコメント
面白かった