音姫「えっとね、ちょっと訊きたいことがあるんだけど」
義之「俺に答えられることなら」
音姫「うん、じゃあ訊くけど、由夢ちゃんと最近凄く仲がいいけど何かあったの?」
義之「…!!」
義之「いや……別に…何もないけど…」
音姫「本当に?」
義之「あ、ああ、特には…」
桜内義之こと俺は、音姉にばれない様に由夢と付き合いだして3日がたったある日のこと。
普段通りを装いつつも由夢と手を繋いだり、少し体を引き付けあったりしていたのだが、音姉に知られてしまってはならないので、音姉の前では目立った行動はしていなかった。
にもかかわらず、俺のことを何でも見通すかのように自然とその様な質問を投げかけてきたのである。
音姫「ふーん、そっか。ならいいんだけど…嘘だったら……………から」
正直、沈黙の空白に入る言葉を予測するとゾッとしない。
義之「お、音姉、そろそろご飯作るから由夢呼んでくる!」
音姫「あ、弟くん、待って」
義之「な、何?」
音姫「これだけは言わして」
義之「う、うん」
そういう音姉の目は爛々としており、有無を言わせぬ迫力を醸し出していた。
これは以前にもみたことのある、ベクトルが歪な方向に向いている音姉の本心-----
すなわち、狂愛。
音姫「私以上に弟くんを愛せる女なんて存在しないし、世界で唯一弟くんを愛せるのは私だってゆうことを忘れないでね。それと私の目の前とか目の前以外でも出来る限り他の女と話さないで欲しいし、匂いが弟くんに付かない様に努めて欲しいの。勿論、それは由夢ちゃんだって例外じゃないし、私は弟くんを大好きだと体中で想ってるから」
音姉は、あることがきっかけで、精神的な部分で俺に依存しているのだ。
セリフとセリフの間とかに一行いれてほしい
コテも含め、ssスレに初めて来たようなやつの1レスだな
ss5,6作読んだら?
d.cssなのは嬉しいけど読みにくい
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