鳴滝「お前が世界の破壊者ディケイド」キョン「違う」 (22)

俺は目が覚めるとコーヒ店にいた。

キョン「ここは...どこだ?」

見覚えの無い店に戸惑いを隠せず、つい口にしてしまった。

手元には白いバックルの様な物があり、コーヒ店のポスターは奇妙な絵柄だった。

カブト虫の様な物が描かれたポスターで、本当に奇妙としか言いようがなかった。

光「おや..起きた様だね、コーヒー飲んだ分お金払って貰いますよ」

この老人は誰だ、この店の店長か?



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キョン「ちょっと待ってください!俺はコーヒーなんて飲んでませんよ」

光「いやいや、飲んでるよこのテーブルをみてよ」

俺の目の前に広がる景色は二つのコーヒーカップが置かれている、テーブルだった。

このコーヒーは俺が飲んだんだろうか?俺がいるテーブルにあるのだ、そうなのだろう

キョン「分かりましたお支払いします、財布を出すので少し待ってください」

光「はいはい、レジで待ってるからね」

そして俺は重要な事に気付いた

キョン「財布がない...」

写真館じゃないんか
期待

キョン「あのぅ...すいません財布を無くしてしまいまして」

光「それは大変だ、いいよ代金はまた今度で」

キョン「いいんですか、ありがとうございます。必ずお金は返します」

料理人「チーフ!またこの店に居たんですね、さあお仕事ですよ」

このいかにも料理人という服を着た女の人はだれだ?今、気付いたが俺も料理人の格好をしていた。

キョン「誰...だ?」

これは期待せざるをえない

料理人「誰って、水臭いですよチーフ!さあこの車に乗って行きましょう」

俺はまた、面倒事に巻き込まれた様だ。

キョン「やれやれだ」

料理人「誰って...いつも仕事で一緒じゃないですか!」

キョン「すまないな、そう言えばそうだったな」

料理人「まぁいいです、それよりチーフ遅刻しますよ!この車に乗ってください」

キョン「あ..ああ」

俺は何も知らない世界にいつの間にか来てしまったようだ。

何も知らない世界だが一つだけ断言出来ることがある。

俺はまた面倒事に巻き込まれた様だ。

キョン「やれやれだ」

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料理人「着きましたよチーフ!」

キョン「ああ、送ってくれて助かる...そう言えば、さっきから気になってたんだが」

キョン「このカードは何だ?」

料理人「それは会社での階級のようなものです。チーフは2なので最低ランクですね」

なんなんだ?そのカースト制度でいう生まれつきの奴隷のような位は

料理人「そして、ここが私たちの働く食堂です」

キョン「おぉ、案外綺麗なんだな」

料理人「チーフそこは....」

ブーブーブーブー

キョン「うわっ!何かブザーなったんだが、俺何かしたか?」

料理人「K以下の人がその線を越えるとブザーがなるんです。気を付けてください」

もうそこまでいったら階級じゃなくて差別だと思うのは俺だけだろうか?

鳴滝さん、その人キバです。
もしくは王蛇(海外版)です。

キョン「で、俺たちはこっちで質素な食事を取ると」

食事に関してならブラックよりブラックだ。

そんな事を話していると社内に大音量で放送が流れた。

アナウンス「アンデット出現アンデット出現社員一丸となってアンデットを封印してください」

キョン「アンデットだと?!....知らん!おい料理人知ってるか?」

料理人「アンデットというのはですね、私もよく分かりませんが不死身の怪人です」

キョン「その不死身の怪人を、ここの社員が倒しに行ってるのか?」

料理人「そうです、この会社の仕事は本来これなんですから」

俺は少し考えてから、三秒ほど間を置き、この一言を発した。

キョン「俺も行く」

オーバーロードさん

大将軍にやられた真紅さんじゃないか!

料理人「危険です、ライダーでも無いのに行くなんて」

キョン「俺は給料が多く欲しいんだ。あの店に借りを返さないといけないしな」

キョン「それに、ライダーじゃないって言ったな、案外そうでもないかもしれないぞ」

そう言って、俺は白いバックルを見せた。

俺は走っていた。店の前には俺の物らしい、ピンクのバイクもあったが、

車で来た為今はない。

キョン「間に合え!間に合えぇ!」


つい、いつかのセリフを口にしてしまった。

……ピンク色ってマシンディケイダーじゃないってことか?
それともキョンが色を知らないだけ?

>>17
まあそこはキョンが色を知らないということでお願いします。マゼンタでしたっけ?

その頃、会社員ライダー達は

剣崎「くっ!このアンデット達は強いです。変身の許可はまだなのか」

橘「たった今変身の許可が降りた、行くぞ剣崎」スチャ

剣崎「へへ..待ってました!」スチャ

剣崎 橘「変身!!」

ガチャ!シュインシュイーン!

ブレイド「あぁぁぁ」

ブレイドはアンデットに対し素早く切り上げをし、アンデットが怯むと同時に蹴りを入れた。

だがその時だった...

睦月「うわぁぁぁ!剣崎さん助けてください!」

ブレイド「睦月!うぁぁぁ」ズバァッズバァッ!

ギャレン「剣崎!助けなくていい、会社の方針に逆らうのか?」


ギャレン「アンデット封印が第一だ!助ける暇があれば、その分戦え!」

ブレイド「会社の方針何かより...人の命の方が大事だろうが!」

剣崎が睦月を助けている間に、数体のアンデットの中の二匹が外に逃げ出した。

だが、それを許さない一人の男の影があった。

お気づきの方もいるかもしれない、そうだ俺だ。

キョン「待ちやがれ!話し合おうぜ、な?」

アンデット「ヴァぁぁ」

アンデットの右ストレートを紙一重で躱し、額に冷や汗をかく。

キョン「どうやら、話は通じないらしいな、これを使ってみるか」

俺が取り出したのは白いバックル、小学校低学年の頃夢中になって見ていた、

特撮仮面ライダーのベルトによく似ている。俺の知ってる仮面ライダーのベルトなら腰に添えれば、

シュウウウンと音を立てベルトが展開される、問題はどうやって変身するかだ。

俺は、あることに気づく。

ベルトの横に長方形のファイルのような銃のような物が付いているのだ。

ただの銃にしてはデカ過ぎる。俺は思ったね多分これが変身に使うんじゃないかってな。

銃を弄っていると、パカっと効果音が聞こえてきそうな感じに見事にその銃は開いた。

その中にはカードが入っていた。カードには、こう英語で書かれている。

ディケイド

このカードをどう使うのかは分かっていた、先程弄ったときにバックルが縦方向に変形し、

そのバックルにはカードが入りそうな溝があったからだ。

カードを入れてみるとするか。

ガチョウゥンイ カメンライド

まだ、変身しないのか、バックルを元に戻せばいいのだろうか。

ガチャン ディディディディケイド!

キョン「おおぉ」

アンデット「うがぁぁぁ」

視界が緑かかった色となり、俺は変身したと実感した。

ギャレン「貴様!何者だ!」

キョン「通りすがりのジョン スミスだ!覚えなくていい!」

効果音がうろ覚えなのか間違いまくってて草

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