トキ「アイドルにしてくれ」 モバP「あはは、何の冗談ですか?」(139)


 事務所 応接室


トキ「……」


 パリンッ ガシャーン


モバp「ひっ!?」ガタッ

ちひろ「急に花瓶が割れたっ!?」ガタッ


トキ「その手の冗談を、私は好まない……」

ジョインジョイントキィ



モバp「ちょっ、ちょっと残念ですが、うちの事務所としてはこれ以上のアイドルは……」

トキ「……」


トキ「おや、プロデューサーさんの頸動脈に蚊が……」スッ

モバp「ひぃっ、近寄らないでぇっ!!」ガタガタッ


トキ「あの、それで面接は?」

モバp「そっ、そっ、それじゃ……め、め、め、めんっ、面接ぅ、始めますっ、ね?」ガクブル



ちひろ「……」チョロチョロ ジョワァ

,



モバp「ほらっ、ちひろさんも起きてください。人前で失禁&失神なんて失礼ですよっ」ペチペチ

ちひろ「……」

ちひろ「うぅっ……はっ!?」キョロキョロ


モバp「はい、ちひろさん。ゆーっくり深呼吸してぇ~」

ちひろ「すぅぅっ……はぁぁっ。すぅぅっ……はぁぁっ」


モバp「落ち着きました? 今から二人で、アイドル志望で来てくれた方の、面接をしますからね?」

ちひろ「……」コクコク


モバp「ではこれから、アイドル適正も兼ねた質問をしますので答えてください」

トキ「うむ」


モバp「トキさんのご趣味は?」

トキ「パチンコとパチスロ。競馬に競艇と、趣味は広く浅く……どんなアイドルとでも会話が合う」ニコリ


モバp「……」

ちひろ(クズじゃねーですか!!)

せめてパンツ替えさせてやれ



トキ「ああ、それと……」

モバp「それと?」


トキ「恥ずかしながら、オナニーを少々……」ニコリ

ちひろ「下ネタかよっ!!」ガタッ


トキ「……」

ちひろ「あ」



トキ「私はアイドルだ……アイドルは下ネタを言わない。絶対にだ」

ちひろ「えっ、いや、だって今……」


トキ「ちひろさんとやら……」スッ

ちひろ「えひぃっ!!? よっ、寄らないでくださぁい!!!」ガタタッ

トキはそんなこと言わない



トキ「……」

トキ「おやおや、嫌われてしまったかな?」

トキ「しかしこれからは同じ事務所で働く身。仲良くしましょう」ニコリ


モバp(まだ採用だなんて言ってないんだけど……)

ちひろ(警察呼びましょうよプロデューサーさんっ。このままじゃ私の膀胱がガバガバになっちゃいますよっ)ヒソヒソ



モバp(いや、なんかそれも危険そうなんで、このまま形だけでも面接を続けて、合否は後日郵送書類で伝えます……とか何とか言って誤魔化しましょう)ヒソヒソ

ちひろ(了解ですっ)ヒソヒソ


トキ「……」


モバp「ああっ、すみませんすみません。それでは面接を続けます」

トキ「うむ」コクリ



モバp「え~っと、トキさんがアイドルになろうとし……」

トキ「……」スッ

モバp「ひぃっ!!? 手を伸ばさないでぇっ!!」ガタタッ


トキ「失礼。その前に一つ、質問を良いかな?」

モバp「ど、どうぞっ」ドクンッドクンッ



トキ「そこのホワイトボードに貼って有る写真と名前は……」

モバp「えっ? あっ、みんなウチのアイドル達です」


トキ「ふむ」ジィー

トキ「……」


トキ「前川……」

モバp「前川みくですか? 彼女は明るくてファンも……」


トキ「……トキ」

トキ「前川、トキ……しっくり来るな」ニコリ

ちひろ「!!!!????」


モバp「あのっ、トキさん? それは……」


トキ「トキにゃんだ!!」

ちひろ「!!!!???」


トキ「私の事はこれから、トキにゃん……親しみを込めてそう呼んでくれ」ニコリ


ちひろ(ちょっ、プロデューサーさん!! どうするんですかこのヒゲオヤジ!?)ヒソヒソ

モバp(お、おう……)ヒソヒソ



 バタンッ


みく「ぷっろ、でゅうさ~っ♪ みくにゃんがグラビア撮影から戻って来たにゃあ♪♪」

モバp「あっ、おい前川っ!!」


トキ「……」

トキ「ほう」スタッ


みく「アレっ、この人だれにゃ? 新しい事務員かにゃ?」

トキ「私はトキにゃん。この度、前川みくとユニットを組む事になった……よろしく頼む」ポンッ

   / ̄ ̄ ̄~\
  / ノ⌒ヽ/ミ\
 / / ノ⌒ミ/⌒ヽヽ
`/ | ///⌒⌒ヽヽ|
| ノソ二ノソソ二三二)))|
|( ノノ∠_ ソ_(((|
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( ノノ人 リイニニリ / (( ニコリ
)) ヽ\リ 人 リ/ ) ))
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ノノノ ヽ ノ  ) ) )
((((    /  ノノノノ人


死の灰の毒が脳にまわったか…



みく「いっ、イヤにゃ!! 男の人とユニットを組むなんて……」バッ

トキ「……」


トキ「動かない方がいい」

みく「ふぇっ? 何を言ってるにゃ?」


トキ「動いたら……ボン、だ」

みく「ふにゃっ!?」ビクンッ



トキ「動いたら……」

みく「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ!!」ビクビク


トキ「ボン、だ」

みく「……」チョロッ チョロチョロ ジョワァ



トキ「……」

トキ「フッ、冗談だ」ニコリ


トキ「これからは私と、ダブルにゃんにゃんズで売り出して行く身……恐がる必要は無い」

みく「う、あ、あ、はわわわわわっ」


ちひろ(プロデューサーさん!!)ヒソヒソ

モバp(わ、分かってますって!!)ヒソヒソ


モバp「トキさん、ちょっと待ってください!!」



トキ「トキにゃんだ!!」クワッ

モバp「トキにゃん、ちょっと待つにゃ!!」


トキ「……」

トキ「何かなプロデューサーさん?」



モバp「あまり好き勝手なされるようだと、こちらにも考えがありますよ!?」スッ


トキ「……」

トキ「待ちなさい……」

ちひろ(おおっ、カッコいいですプロデューサーさん!!)


トキ「プロデューサーさんが手を伸ばした先には、テレビと思われるリモコンと携帯電話が有る。どちらを手に取るおつもりかな?」

モバp「……」

モバp「えっ?」



トキ「例えばリモコンだ。テレビの電源を点ける……たった一つのボタンを押すだけ。これならば誰からの妨害も受けない」


トキ「……」

トキ「だが……」

モバp「だが?」ゴクリ


トキ「携帯電話……こちらは最短の電話番号、それこそ警察に掛けようとしても、1、1、0、そしてコールボタン。四つもボタンを押さなくてはならない……」

トキ「そんな隙を晒せば、『何かしらのアクシデント』が怒る可能性も充分に有る」


モバp「!!!!!????」



トキ「いや、有り得る!!」

モバp「!!!!!????」


トキ「指が千切れ、首が跳ねられる……私の経験上、何らかのアクシデントが起こる可能性は、非常に高い。そう見受けられます」

モバp「……」ブルブル


トキ「ところでプロデューサーさん、テレビを点けたいのならば、私が代わりにリモコンを取って差し上げましょうか?」ニコリ

モバp「あ、あぅあ……」ガタガタ

トキ「それとも、こちらの、携帯電話を……」

モバp「リモコン取ってください!!!」


ちひろ(ちょっ、プロデューサーさん!!)

北斗読んだことないけどトキって悪役なの?

暗殺拳を学び、実の兄すら殺そうとした奴です

プロデューサーたるもの命に替えてもアイドルを守るもの
俺なら…
ま、まあ、みくにゃんなら別にいいか



トキ「どうぞっ……」ニコリ

モバp「あ、ありがとう、ございます。ははっ」


ちひろ(骨は拾ってあげますから、ビシッと言ってくださいよ!!)ヒソヒソ

モバp(ちょっと待ってくれよ……取り敢えずテレビでも見て落ち着いてから)ヒソヒソ


 ポチッ


tv「ただいま、あの有名なアイドル事務所からデビューが決まった、超大型アイドルの会見場に来ています!!」

>>25間違っちゃないけどwww



アナ「ファースト写真集が異例の十万部完売となり、鳴り物入りでアイドルデビューが決まりました……」


アナ「ラオウさんです!!」

ラオウ「ぬふぅっ!!」


トキ「ッ!!?」ガタッ


モバp「あ、あっ……」ポカーン

ちひろ(超大型って、体格の事じゃないですか!!)



トキ「くっ、先を越されたか……」ギリッ

トキ「プロデューサー!! 事態は一刻を争う!! 明日にでも私をアイドルデビューさせるのだ!!」


モバp「えっ、そんなの……」

トキ「これよりアイドル乱世の時代が訪れる!! このままではラオウに覇権を握られてしまうぞ!!」



トキ「では、デビューの内容は任せる……私は、すぐに行かねばならない!!」ダッ

モバp「ちょっ、トキさん!! どこへっ!?」


トキ「ハァッ!!」バリーン


ちひろ「……」

ちひろ「窓のガラスを破って、どっか行っちゃいましたね?」




tv
  カシャッ カシャッ パシャッ


記者「ラオウさん、こっちにアレお願いします!!」

ラオウ「チャオ☆」ミ☆


カメラマン「こっちにも雑誌用のチャオお願いします!!」

ラオウ「チャオ☆」ミ☆

>>32
拳王なにしてはるんですか!?



 バタンッ!!


ラオウ「むっ? このラオウちゃん様の会見場に遅れて来るとは……どこの局アナだッ!?」


トキ「……」

トキ「ラオウ……」


ラオウ「うぬはっ、トキ!!?」ガタッ


ラオウ「……」

ラオウ「クッ、ガァッハッハッハッ!!! 一足、遅かったようだなトキィ」ニヤリ

トキ「なにっ?」


ラオウ「今や写真集を出せば十万部売れるスーパーアイドルのラオウちゃん様と、未だに地下アイドルでくすぶっている貴様とでは、天と地ほどに差が開いておるわぁっ!!!」



トキ「フッ……私のデビューは決まっている」

ラオウ「ぬかせっ!! どこの世界に髭ヅラをアイドルデビューさせる事務所がある!?」


トキ「……」

トキ「シンデレラプロダクション……」


ラオウ「ッ!!?」

トキ「是非ともデビューさせてくれとオファーが来ていてな」



トキ「しかも48人の大型ユニット!!」

ラオウ「ハッタリをっ……」


トキ「私はそのセンターだ!!」カッ

ラオウ「ぐぅぅっ!?」ワナワナ


トキ「……」

トキ「それにな……」


トキ「私は、お前の十万部の秘密を知っている!!」

ラオウ「バカが、十万部は俺の血漿。熱心なファンの数。秘密なぞありはせん!!! そうやって俺の人気を落とそうと……」


トキ「拳王親衛隊……」ボソッ

ラオウ「ヌッ!!?」


トキ「お前が恐怖と暴力によって支配し、言う事を聞かせている部下が……ざっと十万人と聞く」

トキ「写真集の十万部を、お前が部下に一部ずつ買うよう命令すれば……」


トキ「おや? 数字が合うな」

ラオウ「ぐぬぬっ……きぃさぁまぁぁぁッ!!!」

やはり力と恐怖か

諸星のきらりはいつ出ますか?


トキ「お前の部下十万人を、私が『のしてしまっても』まだ十万部売れるかな?」

ラオウ「俺はラオウちゃん様として、トップアイドル、そしてトップスターの座を手にするのだ、誰にも邪魔はさせん!!」


トキ「ラオウ、お前がその手に握る星はトップスターでは無い……」スッ

トキ「あの死兆星だ!!」


局アナ(どこを指差してるのあの人?)



記者「ラオウちゃん様!! あの人が言っていた、写真集の不正販売水増しについて一言お願いします!!」

ラオウ「……」クルッ


ラオウ「ぬぅぅん!!」ドゴォッ

記者「ぐひぇあぁぁっ!!?」ズザァァァッ


 カシャカシャ パシャ


ラオウ「トキ……ならば受けてみぃ、デビューシングルの売り上げ対決をッ!!!」

トキ「新人アイドルを制するは地下アイドル……望むところだ」

>>41

きらり「ペロペロ☆ぺろっぺろ☆ 私はプロデューサーの○液で化粧がしたいにぃ☆」

はやく書けよ






書いて下さいお願いします




  事務所内


モバp「……」ゴシッゴシッ

モバp「ふぅっ……ちひろさんと前川がおもらしした所が、やっと綺麗になったぞ」ニッコリ


ちひろ「てやっ!!」ペシッ

モバp「あいたっ」


ちひろ「プロデューサーさん?」ジトー

モバp「ははっ、つい……」


ちひろ「もう……あっ、それとガラスは明日の午前に業者が来て替えてくれるそうです」

モバp「なるほど、だからダンボールですか」


 ガチャ


みく「戻って来たにゃあ♪」

モバp「あれっ、どこに行ってたんだ前川?」



モバp「しかも微妙に変装してるし……」

みく「……」

みく「こ、コンビニにゃ」


モバp「こんな時に、コンビニで何を買って来たんだよ」

みく「言いたくないにゃ……」


モバp「前川……」ツカツカ

みく「あわわっ、しっ、しっ、にゃ!! 近寄ったら見えちゃうからダメにゃあ!! ちひろさんも何とか言ってにゃおん」ワタワタ


ちひろ「……」

ちひろ「あ、そうだった」



ちひろ(でも、面白いから見てよう)


モバp「……」

みく「うぅっ……」


みく「ぱんつにゃ、パンツ!! 下着っ、ショーツにゃあ!!」カァァッ

みく「さっき濡らしたから、ちひろさんのも買って来たにゃろん!!」

モバp「!!?」

モバp(って事は、二人ともノーパンか……)




トキ「ハァッ!!」バリーン



ちひろ「……」ビクッ

みく「……」ビクッ


モバp「ちょっ!? 何でまたガラスを破って侵入するんですかっ!!?」



トキ「ヒゲメン48の件はどうなったかな?」

モバp「へっ? ダブルにゃんにゃ……違う違う!! 勝手に話しを進めないでください!!」




ちひろ「……」ジョロロロッ

みく「……」チョロッ ピチョピチョ

ヒゲメンwwww

他にヒゲと言えば…

ウイグル獄長
ハート様
牙大王
羅将ハン

辺りか…



トキ「……」

トキ「プロデューサー、激流に逆らえばのみこまれる。むしろ激流に身をまかせ同化するだ!! 激流を制するは静水」


モバp「ッ!!?」ガタッ


モバp「……」

モバp「つまり……」


モバp「どう言う事でしょうか?」

トキ「……」



トキ「激流に対し逆らっても飲み込まれるでしょ? だから逆に同化することによって、激流に打ち勝つという考えな訳よ?」

モバp「ッ!!!??」ガタッ


モバp「……」

モバp「と、言う事は?」

トキ「……」



トキ「柔よく剛を制す……」

モバp「ッ!!!??」ガタッ



モバp「……」

モバp「あのっ、そのっ……」


トキ「……」

トキ「もういい」

モバp「すみません」

はよはよ

トキ……病んでさえいなければ

もうdd北斗のレベルな性格じゃないか



トキ「プロデューサー、その調子では困る。近い内にラオウとの対決を控えているのだ。ヒゲメン48のメンバーを早々に集めてくれ」

モバp「いや、と言うか……内のメンバーはヒゲ生えてないですが」


トキ「生えてないのか!?」ガタッ

モバp「えっ、あ、はい」


トキ「一人もか?」

モバp「一人もですね」


トキ「……」ガクン

トキ「なんて事だ……これではラオウに勝つ事はできぬ」

あ、リハクとフドウもヒゲだ



モバp「う~ん……でも、剃ってるかも知れないしな。一応聞いてみるか」


モバp「なぁ、前川?」

みく「……」


モバp「前川?」

みく「ふにゃっ!?」ビクッ


モバp「聞きたい事が有るんだが良いか?」

みく「なんにゃ?」



モバp「前川って……生えてるのか?」

みく「……」


みく「ふにゃにゃにゃにゃ!? ふしゅうぅっ!!」カァァッ

モバp「どうなんだ?」


みく「はっ、はえてる……にゃ」

モバp「本当か? 生えてるようには見えないけどな。ちょっと近くで見せてくれよっ」グイッ


みく「っ!? なにするにゃ!? お嫁にしてくれるって言ってくれなきゃ見せないにゃ!! ふしゃあああああ!!! がるるるるるっ」



モバp「どうどう、威嚇はヤメて一旦落ち着いてくれ」アセアセ

みく「みゃー、しゃー、にゃーっ!!」


モバp(う~ん、しかし近付いたけど見えないな……もしかして、剃ってるのか?)


モバp「前川、もしかして剃ってるのか?」

みく「……」

みく「ケアが必要なくらい、生えてないにゃ……」


モバp「んっ、ん?」

モバp(もしかして……うぶ毛とヒゲを間違えてるか? 俺は黒々とした固いヒゲが生えてるかどうか聞きたかったんだが……どうりで微妙に噛み合わない訳だし、聞くのは止めよう)


モバp(それに、前川もアイドル。アイドルにこんな事を聞くなんて最低だ!! 俺はプロデューサー失格だな。聞くなら……)


モバp「ちひろさん、ちょっと良いですか?」

ちひろ「……」


モバp「ちひろさん?」

ちひろ「はっ!?」ビクッ

ちひろ「……」キョロキョロ



モバp「ちひろさんに聞きたい事が有るんですが?」

ちひろ「ふぇっ? なんですか?」

サウザー様やジャギの登場はまだですか?

ジョインジョインなんちゃら④



モバp「ちひろさんって、生えてるんですか?」

ちひろ「……」

ちひろ「生えてない、ですよ?」


モバp「ですよねぇ。あっ、もし生えてたら剃ります?」

ちひろ「剃りません。生えたら嬉しくなっちゃいますし、今なんて生やしたいから、育毛剤まで塗っちゃってますよ……あははっ、は、はぁぁっ」ガクッ


モバp「そ、そスか?」

モバp(ヒゲ生やしたいなんて、やっぱ変わった人だなぁ……)


モバp「でも、俺個人の意見としてなんですが、女性は無い方が良いと思いますよ?」

みく「っ!!?」ガタッ


トキ「……」


トキ「こうなれば」

トキ「仕方有るまい……」グッ


トキ「プロデューサー」

モバp「あ、聞いてくれました? 内のアイドルにヒゲジョは……」


トキ「天敬ッ!!!」

モバp「ひっ!?」ビクッ


トキ「逆転の発想だプロデューサー。48人を私にするのでは無く、私一人が48人を演じる!! これぞ奥義、夢想転生!!!」クワッ



トキ「私はソロでデビューする……アーティスト名は、【虎舞龍】!!」


モバp「すっ、すみませんトキさん……【虎舞龍】は、既に存在します」

トキ「……」


トキ「【もっと虎舞龍】……」

トキ「または、【虎舞龍ダークネス】でもいい」



モバp「アーティスト名……って、アイドルで売り出すんですよね? いや、うちの事務所からって意味じゃないですけど」

トキ「【もっと虎舞龍】だ!! この名は譲れん。どうしてもとなれば、私は他事務所に移籍する考え!!」


モバp「あ、それなら他の事務所を紹介するんで……」

トキ「待つのだ!!」ガタッ

トキ「【もっと虎舞龍】……デビューシングルの曲名にすると言う手もある」ニコリ


モバp(この、仕方なく妥協してやったぞオーラは何なんだ?)

トキ「名は、そうだな……やはり『トキ』を入れた方が良いか」




トキ「もっと虎舞龍……」

トキ「もっとtoloveる……」

トキ「toloveるダークネス……」

トキ「おっぱい、ロリ、スジ……」



トキ「はっ!!?」



トキ「主役はリト。tsでリコ」

トキ「トキと、リコ」

トキ「トキ、リコ」



トキ「トキリコ!!」カッ



トキ「プロデューサーお兄ちゃん、トキリコだ!! トキリコで私はデビューする!!」

モバp「おっ、お兄ぃっ!!?」


トキ「次男を生かしての妹キャラをベースに、暗殺拳を極めた物静かなヤンデレキャラと、病弱キャラ、それと銀髪……に近い白髪に、オマケで可愛らしいおひげが付いて来る。どうだ、こんなアイドルは居まい?」

おい伝承者

このはた迷惑な兄弟をなんとかしろよ…


モバp(ひげなんてマイナスポイントじゃないか!!?)

モバp(だが、この自信は本物……)ゴクリ


モバp(プロデュース……してみたい!!)



tv < 今からデビュー会見のトリと致しまして、ラオウちゃん様からサプライズプレゼントがございます!!


ラオウ『うぬらに、このラオウちゃん様のデビュー曲をいち早くお披露目してくれるわぁっ!!!』



トキ「ッ!!?」ガタッ

トキ「ラオウのデビュー曲!!?」


モバp「スゴい……新人なのに、なんて数のバックコーラス!?」



ラオウ『ぬぅぅん!! 聞けい者共!!』




(」・ω・)」うー!(/・ω・)/はー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/はー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/はー!

ラオウ『ごうしょうハーッ!!!』




トキ「これはっ!!? 卑劣なりラオウ……売れればそれでいいと言うのか!!?」



ラオウ『頭つるつる異形のリュウケン~♪』




トキ「……」ポチッ


tv < プチュン



モバp「……」

トキ「聞くに堪えん……だが、これで分かったはずだ。このままラオウをのさばらせて置けば、有名な原曲を全て食い付くすと。正しく奴は暴風……そしてその暴風を止められるのは、私だけだっ!!!」

>暗殺拳を極めた物静かなヤンデレキャラと、病弱キャラ、それと銀髪……に近い白髪に、オマケで可愛らしいおひげが付いて来る
おいwww



モバp「トキさん……」

トキ「……」


モバp「トキさんは、俺がプロデュースします」

トキ「……」


モバp「いや」

モバp「俺にトキさんをプロデュースさせてください!! お願いします!!」

トキ「……」


モバp「……」ゴクリ

トキ「……」


トキ「プロデューサー」ニコリ


   / ̄ ̄ ̄~\
  / ノ⌒ヽ/ミ\
 / / ノ⌒ミ/⌒ヽヽ
`/ | ///⌒⌒ヽヽ|
| ノソ二ノソソ二三二)))|
|( ノノ∠_ ソ_(((|
( ノノィニo>ヽ/ィoヽ))

)) ((  彡彳∥ヾ |ノハ
(  ))  |∥  |((
)) | rwwニチww 从))

( ノノ人 リイニニリ / (( その言葉が
)) ヽ\リ 人 リ/ ) ))  聞きたかった…
ノ i | ヽ从从/(( (

ノノノ ヽ ノ  ) ) )
((((    /  ノノノノ人






トキ「さっそく曲作りから始めよう」

モバp「トキさん、曲も作れるんですか!?」


トキ「……」

トキ「作れぬ」


トキ「だが、ラオウよりも更に最新の曲を編集して勝負する」カッ



モバp「……」

モバp「それって、ラオウと同じでパクっ……」


トキ「プロデューサー!!!」

モバp「ッ!!?」ビクッ


トキ「これはパクりでは無い……知略だ」

モバp「知略?」

トキ「……」コクリ


モバp「知略か……」

トキ「分かってくれたかな?」


モバp「なんとなく、ですが……」




トキ「激流を制するは」

モバp「静水……」


トキ「……」ニコリ




 ガチャッ


渋谷凜「ただいま……って、うわっ!? 何でこんなに汚れてんのよ?」

トキ「……」


モバp「おっ、凜か? お帰り。こっちは、新しく俺がプロデュースする事になったトキさんだ」

渋谷りん「えっ?」

トキ「……」


渋谷リン「……」

トキ「……」


リン「トキ? トキなのっ!?」

トキ「大きくなったな、リンちゃん……」ニコリ



モバp「おっ、なんだ知り合いなのか?」


リン「トキぃっ!!」ダッ

トキ「ははっ、よしよし……」


トキ「バットとは仲良くしているのか?」

リン「……」


リン「バットは、バットは競馬にハマって借金を作ったケンの連帯保証人になって……」

リン「今は、いまはっ、マグロ漁船に……うぅっ」グスッ


トキ「ケンシロウ……血は争えぬか」

え?(;・ω・)

ケン何やってんだ・・・


トキ「……」

トキ「ケンシロウは今どこに?」

リン「ケンは、ケンは今日もっ……」




 ~~~


 パチンコ店 マルハン

 ジャラジャラ フィーバー



ケンシロウ「……」キョロキョロ



男「ヒャッハー!! 確変当たりgetだぜぇっ!!」

ケンシロウ「むっ……」



男「よ~し、ここから連チャンさせて……」


 ポンポンッ


男「あ? 誰だ俺の肩を叩く奴……は」

ケンシロウ「……」



男「ケッ、ケンシロウ!!?」ガタッ

ケンシロウ「邪魔だ……」


男「えっ?」

ケンシロウ「邪魔だ」


男「いえっ、あの、今この台で確変を当てて……」

ケンシロウ「どけ」


ケンシロウ「もう一度は言わん……その台を、どけっ」スッ

男「ひっ、ひぃぃぃぃっ!!? たすけてぇぇっ!!!」ダダダッ

たぶんコイツはトキでは無いな


もしやアミバか?



ケンシロウ「待っていろバット……パチンコで借金を返済したら、すぐにお前を救い出す!!」


ケンシロウ「……」

ケンシロウ「終わったら焼き肉に行くか……」ジャラジャラ




 ~~~~


リン「ケンは、変わっちゃったの……」グスッ

トキ「暗黒面に堕ちたかケンシロウ!! パチンコで借金は返済できんぞ……」


トキ「だが、安心するのだ……このデビューシングルが売れたら、私がバットを連れ戻そう」ニコリ


リン「トキ……」

正しい事言ってる様で実はやってる事は大差無い

生まれた時代が悪かったな
世紀末にさえ生まれていれば……



リン「トキは、ギャンブルなんかしてないよね?」

モバp「あ」

トキ「……」ビクッ


トキ「競馬を、少しだけ……」

リン「競馬? 借金は在るの?」


トキ「借金も、少しだけ……」

リン「どこから借りたの? 借りた金融の名前を教えて!!」


トキ「松田金融……」

リン「何それ? 聞いた事ないよ!?」バンッ


リン「たぶんトキは大手のサラ金に断られて、スポーツ新聞かなんかの『うちは50万まで すぐ!』『ほかで断られた方でも ぜひ!』なんて言う謳い文句につられて、その業者をたずねた。

 でも、そこは『金融』とは名ばかりの、ただ他社へ客を回す事で喰っている紹介屋。

 うちじゃ貸せないいけど、貸すことができる業者は紹介できる……と言い、他社を紹介。

 この時の紹介料が借りた金の20%……

 仮にそこで50万借りたとすると20%の10万が引かれて手元には40万しか残らない」



リン「もう末期的よ!! 考えてみて? トキは最初に20%引かれて、その残ったお金で控除率25%の馬券を買ってるのよ? それでお金を増やそうとしてる……」

トキ「……」


リン「トキが頭の中で、この事にどう辻褄を合わせてるのか知らないけど、はたから見たらこれはもうメチャクチャ!!」

トキ「……」グッ


リン「狂気の沙汰なのよっ!!」

トキ「ぐっ……」


トキ「……」

トキ「だっ」

リン「だ?」


トキ「だからとて分からぬ……それでも勝つ事はある!!」

リン「……」


トキ「現に昨日、日曜のレースは、厚く張った馬券で『浮いた』!!」

リン「……」

リン「浮いたって、いくら?」


トキ「……」

トキ「3000円……」

リン「フッ」



リン「で、一昨日は?」

トキ「えっ?」ドキッ


リン「とぼけないで。週末のレース、やってないわけ無いでしょ?」

リン「言ってみてよ、収支……」


トキ「……」

トキ「25万負けた……」


リン「トキ……」

トキ「それでも勝つ事はあるのだ!! パチンコなどよりずっと……」


リン「ばかっ」パチーン

トキ「……」


リン「バカッ、ばかっ」パチン パチーン

トキ「ッ」

モバp「凛……」



リン「ばかっ」パチーン

リン「ばかっ」パチーン

リン「ばかっ」パチーン

リン「ばかっ」パチーン

リン「ばかっ」パチーン

リン「ばかっ」パチーン

リン「ほぉぉぉっ……」

リン「ばぁかバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカッ、トキのばかぁっ!!!」パチン パチン パチン パチン パチン パチン


モバp「そこまでだ凛!! トキさんはこれからアイドルになって働くんだぞ!? アイドルは顔が命……それは凛も分かっているだろっ!?」ガシッ


リン「あっ」

りん「ごめん」

凛「なさい……」シュン


トキ「ひげが乱れたに過ぎぬ、構わないさ」ニコリ

トキ「それに、これで余計負けられなくなった。必ずやラオウに勝とう!!」




 それから数日後、シンデレラプロダクションは、トキのアイドルデビューへ向けて本格的に動き始めた……




  『前代未聞! おひげのアイドル!』


  『アイドルだってヒゲを生やしたい!』


  『白ひげの天使 ついにデビュー!!』




ラオウ「トキ……来たか」ニタリ



 そして デビュー曲も発表!



 アーティスト名 トキリコ

 曲名 静かなる巨人~激流に身を任せ~



 レコーディングスタート



トキ「toki sie sind das essen und wie sind die j"ager.」



 発売日を、ラオウのデビュー曲と同日に決定!!


 激突!! 異例の大激突!! 竜虎相打つ!!! 試されるシンデレラプロダクションの底力!!!!


……



 宿命の日は金曜日 夜八時


 対決の場はmステ 視聴率20m%の全国放送!!



埼玉県民「次は、みゅーじっくすて~しょん、だゾ!!」



 そこで、デビューと新曲発売を明日に控えてのプロモーション!!


 トキリコ vs ラオウちゃん様

     死闘開始!!!


 両陣営のアイドルとプロデューサーも現場へ一斉に集い、固唾を飲んでこの激突を見守る。

共倒れの予感…




   観客席 後方


 テテテテ~ テテテテテ~ テテッテ~ テテテテテ♪



モバp「始まるぞっ!!(番組が)」ゴクリ

凛「トキ……」




女子アナ「それでは、今週のアーティストのみなさんに登場していただきましょう!!」バッ



女子アナ「まずは同じ日にデビューとなりました、新人アイドル二人が揃って登場です!!」



ラオウ「……」

トキ「……」


ラオウ「ゆくか……」ザッ

トキ「うむ……」ザッ



女子アナ「角兜がチャームポイント、既に十万枚の写真集を売り上げて鳴り物入りのデビュー、ラオウちゃん様!!」

女子アナ「そして……チャームポイントはヒゲとシラガ、あの大手シンデレラプロダクションが放つ最終兵器、トキリコさんです!!」



 ゴゴゴゴゴゴッ

トキ「ラオウ!!」


 ゴゴゴゴゴゴッ

ラオウ「トキィ!!」



トキ「……」スッ

ラオウ「……」スッ


トキ ラオウ
「「この闘いッ!! 是非など問わず!!!」」


トキ ラオウ
「「北斗、天帰掌ッ!!!」」パァン



凛「あれはっ!?」

モバp「あの構えを知ってるのか?」


凛「……」コクリ

凛「あれは、相手の技で自分の命が絶たれたとしても、この世に悔いを残さずに天へ帰ると言う儀式」

モバp「な、なるほど……」

モバp(今が、全てを賭ける時なんですね!!?)


女子アナ「トップバッターは、キラリと光るおひげがプリティー、トキリコちゃんです!!」



トキ「先に言って置こう……私のデビューシングルも確実に十万枚を売り上げる!!」

ラオウ「なにっ……ハッ、まさかっ!!?」

ラオウ「キサマも、恐怖と暴力で従わせて!!?」


トキ「……」

トキ「ラオウよ……」ニコリ


トキ「言ったはずだ、貴方の全てを目指したと!!」

ラオウ「ぐっ、トキ……敵に回すとここまで恐ろしい男か」ギリッ



女子アナ「それではトキリコちゃん、ステージで準備お願いしま~す」


トキ「そこで見ているがいい……」ザッ

トキ「私の、無想転生をっ!!」


ラオウ「無想転生だと!!?」




  ~~♪


モバp「イントロが始まった……俺にも秘密に訓練していた、トキさんの謎が今明かされるのか!?」ゴクリ



トキ「……」ザッ


トキ「toki sie sind das essen und wie sind die j"ager.」



 ~~♪



ラオウ「フン、何が無想転生だ……ただ、歌い舞っているだけではないか」


ラオウ「……」

ラオウ「いや、アレはっ!!?」ガタッ


モバp「何て事だ……」

ラオウ「アレはッ!!?」




トキ「うっうー!!」
やよい『うっうー!!』




ラオウ「アレは、やよいの歌声!!?」




トキ「なのー☆」クルッ
美希『なのー☆』




ラオウ「そしてアレは、美希の舞い!!!」

でもやってるのはトキ



トキ(ラオウ、お前は確かに強い。しかし強過ぎる故に、お前は常に一人、孤独の強さ!!)

トキ(だが私の背中には、シンデレラプロの、765プロの、強敵(とも)が、アイドルが居る!! 全てのアイドルの特徴を完全にパクった!!!)

トキ(それが無想転生!! この技の前には、ラオウのアイドル生命も死あるのみ!!!)



ラオウ「……」

ラオウ「フッ」


ラオウ(トキ、思えば俺には、強敵(とも)と呼べる者はお前しか居なかった)

ラオウ(さぁ、歌い切れ!! そして、このラオウを倒したアイドルの顔を見せてくれ……)

パクった言うなwww




 ~~~♪



トキ「囚われった屈辱は、反撃っの、はいやあぁぁぁぁぁぁっッ!!!」ダンッ


 ブワァッ


ラオウ「おお……」


モバp「跳んだっ!! 頭上高く!!!」

凛「まさかトキは、鉄棒も無いのに……」





トキ「イェェェガァァァァアア!!!」


凛「やっぱり!!」




,

なんで進撃なんだよ!!



モバp「だが、技は決まった」



トキ「haha ha ha ha……」スゥッ




モバp「後は着地を決めて終わりだ」

凛「おめでとう、トキ」グスッ



トキ「ha! attack o……ぐぼあぁぁぁぁっッ!!?」ゲボォッ


 ゲロゲロゲロゲロッ ビチャビチャビチャビチャ!!


モバp「空中でゲロったぁっ!!? いや、吐血もして撒き散らしているッ!!!」

凛「トキぃぃぃぃぃぃぃっ!!?」


ラオウ「トキ……病んでさえいなければ」





 翌日朝刊


『高視聴率音楽番組で不祥事!!』

『流血沙汰!!あまりにもショッキングな映像に気絶する視聴者続出!!!』

『デビューアイドル!!デビューにて引退?全テレビ局から出入り禁止命令!!』

『シンデレラプロダクションの社長は関与を否定!!あのヒゲに脅されていた!!』



 トキは干された……





 それから数ヶ月後……



 夜の歌舞伎町



店員「うちでは放尿プレイは行っていません!! 嬢への着衣お漏らしの強制も禁止です!! 出てってください!!」ドンッ

モバp「うわっ、ちょっ!?」


モバp「……」

モバp「なんだよ……ちぇっ。仕事のストレスぐらい発散させてくれよ」トボトボ




トキ「おや、プロデューサーさん?」

モバp「えっ?」クルッ

モバp「……って、トキさんじゃないですか!? 急に病院から居なくなったから心配しましたよ」


モバp「今は何をしてるんですか?」

トキ「ふふっ……キャバクラの店員として働いているよ。給料が中々に良くてな」ニコリ

モバp性癖マニアックだな…



モバp「へぇ~っ、トキさんがボーイとか、想像できませんね」


トキ「ふっ、そう言うな……」

トキ「そうだプロデューサー、私の働いてる店で飲んで行かないかな?」


モバp「……」

モバp「キャバクラ、ですよね?」キョロキョロ



トキ「ははっ、安心しなさい。アイドルに言ったりはしない」

トキ「それに今は新規の客に限り、3000円ポッキリで一時間飲み放題だ。女の子も揃ってる、充分に羽を伸ばすがいい」


モバp「一時間で3000円ポッキリかぁ……よしっ!! それじゃあお願いしますトキさん!!」

トキ「心得た……」ニコリ






 一時間後 キャバクラ店内



キャバ嬢「あっ、残念ですけど時間になっちゃいました……延長はどうしますか?」

モバp「あれっ、もうそんな時間? ん~っ、今日は帰るよ。レジはあそこ?」


キャバ嬢「はいっ、入り口まではお見送りしますねっ♪ また来てください」

モバp「そうだね、機会が有ったらまたくるよ」タッタッ



モバp「すみませんボーイさん、会計お願いします」

ボーイ「ありがとう↓ござぃ↑まぁす↑↑」

モバp(ん、ボーイはトキさんじゃないのか?)

まさかこれは…



ボーイ「えー……」

ボーイ「テーブル代が一時間3000円、ビール飲み放題二人分で10万円……合計10万3000円になります」


モバp「はいはい、10万3000……」

モバp「10万3000円!!?」ビクッ



モバp「3000円の間違いでしょ!?」

ボーイ「いえ、10万3000円です」



モバp「ちょっと待ってください!!」

モバp「飲み放題で一時間3000ポッキリだって言われたから来たんです!!」


ボーイ「そう言われましても……」

モバp「こんなの、ぼったくりじゃないか!?」

モバp「そうだ……トキさんを呼んでくださいっ。この店で働いてるトキさんに案内されて来たんだ!!」



ボーイ「お客様、先生をご存知なんですか?」

モバp「……」

モバp「先生?」


ボーイ「先生っ!! お願いします、せんせーーーっ!!!」



 ザッ

トキ「はて、何かトラブルでも起こったかな?」キリッ



ボーイ「このお客様が、会計を渋られまして……」

トキ「ふむ。私に任せなさい」


モバp「どう言う事なんですかトキさん?」

トキ「プロデューサー、キャバクラに入って酒を飲んだら金を払う……これは常識だ」


モバp「なっ!?」

モバp「俺は3000円ポッキリだって言われたから、ここへ入ったんだ。3000円しか払いませんよ!!」



トキ「……」

トキ「困ったプロデューサーさんだ」ガシッ


モバp「……」ビクッ

モバp「あの……俺の腕を掴んでどうするつもりですか?」

トキ「3000円ポッキリだ」


モバp「いててっ、そ、そうですよね……3000円払うんで、腕を離してくれませんか?」

トキ「3000円ポッキリだ」



モバp「……」


モバp「もしかして3000円ポッキリって……」


モバp「3000円しか払わなかったら、腕の骨を……」



トキ「……」



トキ「……」ニコリ






   / ̄ ̄ ̄~\
  / ノ⌒ヽ/ミ\
 / / ノ⌒ミ/⌒ヽヽ
`/ | ///⌒⌒ヽヽ|
| ノソ二ノソソ二三二)))|
|( ノノ∠_ ソ_(((|
( ノノィニo>ヽ/ィoヽ))

)) ((  彡彳∥ヾ |ノハ
(  ))  |∥  |((
)) | rwwニチww 从))

( ノノ人 リイニニリ / (( 正解
)) ヽ\リ 人 リ/ ) ))
ノ i | ヽ从从/(( (

ノノノ ヽ ノ  ) ) )
((((    /  ノノノノ人







   ぽ っ き り






終わり






ここまで読んだ北斗ファンの方々お疲れ様でした


北斗「チャオ☆」

結論
北斗兄弟はクズばっかwww

ジャギは自動車修理らへんで真面目に働いて休日は趣味のバイクでイキイキのイメージ

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