長谷「え? ごめん……俺の聞き間違いだと良いんだけど、もう一回言ってくれないかな」
山岸「だーかーらー。香織ちゃんって、泣きながらお漏らししてそうな顔してるよね」
桐生「……」
長谷「あの……ごめん、本当に意味分かんないんだけど……」
山岸「長谷君はそうは思わないの? 私、結構的を得ていると思うんだけどなぁー」
長谷「いや、どうだろう……というか、そんなこと言われても!!」
山岸「私ね~、香織ちゃんのお漏らしを見に行こうと思うんだけど、どう? 見たい~?」
長谷「えーっと……あー……見たい、かな……あはは……」
長谷(藤宮さんの……藤宮さんの……!!! //////)
山岸「あんまり見たそうじゃないね~」
長谷「ウソ! ごめん! 見たい! 見たいです!!」
桐生「……お前、それでいいのか?」
アヘ顔はありません。繰り返します。アヘ顔はありません。
前スレ:【R-18】夕立「時雨のアヘ顔ダブルピースが見たいっぽい!」
【R-18】夕立「時雨のアヘ顔ダブルピースが見たいっぽい!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402495206/)
前スレとは何も関係ありません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404390642
桐生「バカらし……帰るわ」
長谷「えっ、将吾は藤宮さんのお漏らし見ないの?」
桐生「俺がいつ藤宮のを見たいって言った……」
長谷「バカだ! 将吾はバカだ! せっかく藤宮さんのお漏らしが見れるのに!」
桐生「お前もそんな性癖だったのか……?」
長谷「この際、藤宮さんなら何でもいいんだよぉ!!」
山岸「桐生くんも一緒に行こうよぉ」
桐生「いや、俺はいい」
山岸「……」ニヤァ
長谷「山岸さん! あんなヤツほうっておいて、早速見に行こうよ」
桐生「はぁ……」スタスタスタ
長谷「本当に、本当に見れるんだよね!?」
山岸「長谷君の協力次第、だけどね」クスッ
長谷「藤宮さんのお漏らしが見れるなら、俺……何でもするよ!」
山岸「うん、準備はもう出来てるから、後は長谷君次第かなぁ」
長谷「それで、どういう作戦なの? 藤宮さん先に帰っちゃったし」
山岸「今日ね、香織ちゃん……両親が夜遅いって言ってたから今から会いに行こ~」
長谷「えっ、藤宮さんの家に?」
山岸「もちろ~ん。それで、私が言ったとおりに行動して欲しいんだ~」
長谷「うん! 俺、やるよ! 藤宮さんのお漏らし見るために!」
山岸「いつもみたいにヘタレちゃダメだよぉ~?」
長谷「あ、あれは……その……きょ、今日こそはヘタレない……! と思う……うん」
山岸(大丈夫かな……)
藤宮さん家 夕方
ピンポーン
山岸「香織ちゃーん、来たよぉ~」
ガチャッ
藤宮「長谷君と、沙希ちゃん!? どうして?」
山岸「勉強教えてもらおうと思って~」
長谷「ごめん藤宮さん、二人とも次のテストがやばそうで……」
藤宮「うーん……少し待っててくれるなら、勉強会しよっか!」
山岸「ありがと~」
長谷(天使だ……)
香織部屋
藤宮「少しだけ待っててね、家事やってきちゃうから」
山岸(今だよ、長谷くん……)チラッ
長谷「お、俺に出来ることがあったら何でも言ってね!」
藤宮「ううん、私一人で出来るから、大丈夫だよ?」
長谷「で、でも……」
藤宮「ゆっくりしててね?」ガチャッ
山岸(……使えないなーまぁいいやー、次の作戦に……)チラッ
長谷「……」コクッ
山岸「じゃあ私、お茶入れるよー」スック
藤宮「うん、じゃあお願いね。長谷君は、先に勉強してて」パタンッ
キッチン&リビング
山岸「香織ちゃんは、今日はどうする?」
藤宮「んー、じゃあ紅茶にしようかな」
山岸「うん、分かったー」
山岸(お茶葉がいっぱいあるけど……分かんないからこのティーパックのにしよう……)
山岸(香織ちゃんは私に背を向けてリビングで洋服を畳んでる……チャンス!)
山岸(ここに……怪しい本に作り方が載ってた催眠剤と……を入れて……後は……フフフ)
山岸(そういえば、あの本の著書は誰だったかな……ミヤフ……思い出せないなー)トポトポトポ
山岸(それで、紅茶にクスリを混ぜる時に効果が失われないように分量を計算し直したのはリネット何とかさん……)
山岸(やっぱり忘れっぽいなー。記憶力がつくクスリなんて載ってないかなぁ……えへへ……)
山岸(ん、出来た。後は持っていって……フフフ……)
香織部屋
山岸&藤宮「おまたせー」
長谷「ううん、ぜんぜん待ってないよ」
藤宮「じゃあ早速勉強会、はじめよっか♪」ニコッ
山岸「うん、そうだね」ニヤッ
1分後
藤宮「Zzz……」
長谷「本当に、寝ちゃったの? 藤宮さん」
山岸「うん。突いてみれば?」
長谷「……」オソルオソル ツンツン
藤宮「Zzz……」
長谷「すごいクスリだね……」
山岸「そうだねー。本当に、すごいクスリなんだよぉー?」クスッ
長谷「……? あ、れ……?」バタンッ
5分後
藤宮「長谷くん……起きて、長谷くん!」
長谷「はっ! え、あれ……? なんで寝て……?」
藤宮「分からないけど……二人とも疲れてたのかな? あはは」
長谷(笑ってる藤宮さん、可愛い!!)
藤宮「……あ、あれ……カラダが、あれ……動かない……」
長谷「!? 俺もだ……くっ!!」
藤宮「さ、沙希ちゃんは……書置き?」
二人とも寝ちゃってるから先に帰るよぉー。 沙希
藤宮「そっかぁ、やっぱり疲れが溜まって寝ちゃったのかぁ。でもどうしてカラダ動かし辛いんだろ……」
長谷(紅茶に何か入れたとか、全く疑わない藤宮さん、やっぱり天使だぁ……!!!)
長谷(というか、どうして俺にもクスリを入れたんだろう……間違えたのかな……)
藤宮「長谷くん、起きれる?」
長谷「いや、俺のほうは全く動かせない……」
藤宮「どうして……? んっ、は……ぁ……」
長谷(必死に立とうとしてる藤宮さんから漏れる声が……あぁ……)
藤宮(どうしよう……お手洗いに行きたいのに……このままじゃ……)チラッ
長谷「う……くぅっ……動かない……」
藤宮(長谷君に見られちゃう……何とかしないと……)
藤宮「んぅ……んっ、ん……ぁ、は……んっv」
長谷(藤宮さんの吐息、どうしてこんなに興奮するんだろう……立とうとしてるだけなのに)
藤宮「ぁ、立てたぁ……はぁ、はぁ……」ヨロヨロ
藤宮(もう少し……ドアまで、もう少し……)
長谷(でも……)
ガチャッ ガチャガチャガチャッ
藤宮「あ、あれ? え、えぇっ? ウソ、どうして開かないの? なんで、なんで?」
ガチャガチャガチャ
長谷(力仕事になるからって、俺が山岸さんに頼まれたんだ……ドアの細工)
藤宮「あ、ウソ……やだ、どうして?」
ガチャガチャガチャガチャッ
長谷「大丈夫? どうしたの、藤宮さん……」
長谷(こんなイジワルな質問に藤宮さんは……)
藤宮「あ、あの……お手洗いにいきたいんだけど、開かなくて……//////」カァァ
長谷(顔を真っ赤にして答えた……)
藤宮「そ、そうだ携帯! 誰か助けを呼んで……な、無い! ウソ……長谷くんは?」
長谷「右のポケットに入ってると思うんだけど、確認出来なくて……」
藤宮「は、長谷くん……ごめんねっ」サワッ
長谷(あぁ……藤宮さんが俺の下半身に手を……天国だぁ……)
藤宮「無いみたい……」
藤宮「カラダもまだ満足に動かせないのに……携帯無くてドアも開かない……どうしよう……」
長谷「ごめんね、俺のカラダが少しでも動けばいいんだけど……」
藤宮「ううん……」
ガチャッ ガチャガチャガチャッ!!
藤宮「やだ、本当に開かない……ぁ、やだ……」
ガチャガチャッ
藤宮「お願い、開いて!」
ガチャガチャガチャ
藤宮「開いて……」
ガチャ
藤宮「……」ペタン
藤宮(も、もう我慢できないよ……)チラッ
長谷(座り込んで絶望する藤宮さんもステキだぁ……!!)
藤宮(どうしよう、長谷君、すっごく見てくる……)
藤宮(もう、立てないよ……ぁ、あっ……だめ、だめ……きちゃってる……)
藤宮(こんなところでするのも……見られるのも、ダメ……!!)
藤宮「お、お願いがあるの、長谷くん……」ガクガクガク
長谷「うん……」
藤宮「目、瞑って欲しいの……」プルプルプル
長谷「悪いんだけど……目を瞑ろうとすると、また開いちゃって……本当にカラダが言うこと聞かないんだ……」
藤宮「そんなぁ……あ……ぁ……」
藤宮(もう、だめぇっ……!!!)バッ
長谷(赤い顔を手で隠して女の子座りな藤宮さん……天使……!!!)
藤宮「だめ……」
長谷「ぇ?」
藤宮「お願い……」
長谷「……」
藤宮「いや、いやぁ……ぁ、ダメっ! だめっ、見ないで、見ないで長谷くぅんっ」
藤宮「長谷くん、お願い……見ないで、見ないでぇーっ!! 見ちゃだめ、だめなのにぃっ!」
藤宮「あぁ、だめ……でちゃ、でちゃう……でちゃ……ぁ、あぁ……長谷くん、長谷くん……」
藤宮「いやぁっ! お願い、見ないで見ないでっ! でちゃ、でちゃうぅぅうううーーーーっ!!」ショワー……
長谷「……」ゴクリ
藤宮「お願い、聞かないで……お願い、お願い……いやぁ……やだぁ……」ショワワー……
藤宮「うっ……ひっく……ぐすっ……見ないで、見ないでぇ……」グスグスッ
藤宮「うっ、うっうっ……ぐすっ……えっく……ぐしゅっ」
長谷「藤宮、さん……」
藤宮「き……ちゃう」ボソッ
長谷「藤宮さん?」
藤宮「嫌われちゃう……せっかく出来た友達なのに、私、私また……一人に……!!」
長谷「……嫌わないよ」
藤宮「え……?」
長谷「友達だから。嫌わない。どんなことがあっても……藤宮さんの友達でいたいから」
藤宮「長谷くん……/////」
長谷(違うだろ、そうじゃない……そうじゃなくて……しっかりするんだ)ブンブン
長谷「……好きだから」
藤宮「え、えっ?」
長谷「好きだから! 藤宮さんのこと、ずっと好きだったから。嫌いになんて、ならない」
藤宮「えっ!? ぁ……と、友達として好き、だよね? //////」カァァ
長谷「……藤宮さん!!」ガシッ
藤宮「はっ、はいっ!」ビクゥッ
長谷「俺と、ううん。僕と……!!!」
香織部屋の前 廊下
山岸「……」ソーッ
山岸(やっぱり……香織ちゃんの一番良い顔は、長谷君の前でしか出せないと思うから……)
山岸(感謝して欲しいねー長谷くん。私がきっかけを与えてあげたんだから)
山岸(というか、長谷くん、都合よく私達が仕掛けたイタズラだって忘れてるね……)
山岸(しかも、キレイな話でまとめようとしてるし。なぁーんだ、やれば出来るんだね~)
山岸(……あ、仕掛けたカメラは、香織ちゃんの家に遊びに行った時に回収しよーっと)
山岸(それじゃあ、ごゆっくり~♪)トテトテトテ
藤宮家前
山岸「あ、桐生君」
桐生「おう」
山岸「迎えに来てくれたの?」
桐生「まあな」
山岸「フフフ……お漏らし顔これくしょんが増えれば、私もっと良い顔でお漏らし出来ると思うんだ」
山岸「それにしても、桐生君もヘンな趣味持ってるよね~。私のお漏らし顔が好きだって」
桐生「ほっとけ」
山岸「あれ、私の色んなお漏らし顔、見たいんじゃなかったっけ~?」
桐生「……いくぞ」グイッ
山岸「あっ、桐生くん、痛い痛い! どこに行くのー、帰り道はこっちじゃ、」
桐生「俺の家」
山岸「え……ぁ、うん……v」
◆
長谷「という夢を見たんだけど、これってどういうことなのかな」
桐生「さぁな」
長谷「もしかして、正夢になったりするのかな! そうだとしたら……フフフフフ」
桐生「お前、最低だな……」
長谷「う、うそうそ! 冗談だって~。そんなことあるはず無いって分かってるし、それに……」
桐生「ん?」
長谷「俺、ちゃんと藤宮さんと向き合いたいから……だから、もしそんなことがあったとしても、俺は……」
山岸「ぁ、こんなところにいた。おーぃ……」タッタッタ
長谷「山岸さん、どうしたの? みんなで喋ってなかったっけ」
山岸「うん……香織ちゃん、今日はすぐ家に帰らなくちゃいけないからーって」
長谷「ふぅん。そうなんだ」
山岸「ところでさー、聞きたいことがあったんだけどー」
長谷「何?」
山岸「香織ちゃんって……」
テテテテンッ デデデンッ! つづく
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
真面目にアヘ顔を書いてたつもりがこんな風になってしまいました、本当にごめんなさい。
次回は近いうちに、心ぴょんぴょんします。
余談ですが男性キャラは、スト魔女以前のSSでしか書いてなかったので新鮮でした。
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A並ビニT.V.Aアルマデ戦線ヲ維持シツツ別命アルマデ書キ続ケルンダナ
乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません