ミカサ「私の、大切な人」 (5)
自分が無力だと、あの時思い知らされた
壁が壊されたあの日
私は目の前で喰われるおばさんをただ見ることしかできなかった。
その日から私はエレンを守ると誓ったんだ。
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エレンは私がいないとダメだから、私はエレンのそばにいるの。
私は自分の体を制御できるから、だれよりも厳しい訓練にも耐えられる。
だから私はだれよりも強い。全部、エレンのため。
ずっと、そう思っていた。
エレン「__サ、ッ。_____ミカサ!!」
ミカサ「……エレン」
エレンが、私をのぞき込んでいる。ガタガタと揺れるここは、__あぁ、今は壁外調査の帰りだ
エレン「おい!後少しで壁の中だそれまでッ__!!」
そして、私は失敗したんだ。
エレン「死ぬなよっ!!」
あの人を庇って
アルミン「ミカサ、どうして僕をッ!」
アルミンを助けて
いつもと変わらない日、そのはずだった。
いつもと同じように私はエレンと同じ班で、いつもと同じように馬を走らせていた。
いつもよりほんの少し巨人との遭遇が多かっただけ。
それがたまたま奇行種が多くて、8匹ぐらい私に向かってきた。それだけ
ただアルミンが少し危なかっただけ。
アルミンが巨人に掴まれた
それを見た瞬間、私はガスを噴射していた。
感情が、制限できなかった。
制御では?
このSSまとめへのコメント
みかさぁ(泣)
みかしゃあ…(っд;*)
あるみんん…(泣)