【艦これ】電ちゃんといっしょ!【安価】 (287)
このスレは艦隊これくしょんのSSスレです。
内容はタイトルどおり。基本的にコメディです。
艦娘が成長するなど、独自設定があります。
大型建造艦・海外艦など一部の持っていないキャラはキャラ崩壊の可能性があります。
遅筆です、ぐだぐだになりそうになったらその前にすっぱり終わりにしたいと思います。
R18・鬱展開・電ちゃんや他キャラが酷い目に遭う安価は安価下、再安価、または無理やり曲解する可能性があります。
以上、よろしくお願いいたします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401456895
「司令官、お疲れなのです」
そう私に声を掛けてきたのは、十五歳くらいである少女であった。
茶色の髪を横でまとめた、可愛らしい少女である。
彼女は、我が艦隊に所属する、駆逐艦『電(いなづま)』である。
少女が駆逐艦と言われると、なにを言っているかと思うかもしれない。
しかし、彼女は『艦娘(かんむす)』――船の性質を持った少女なのである。
外見は可愛らしい、そうものすごく可愛い(大事なことなので二回言った)少女なのであるが――
海を駆け、敵である『深海棲艦(しんかいせいかん)』を討つ戦闘力を持っている。
その中でも彼女、電は私と一番付き合いが長い艦娘である。
電と出会ったのは今から五年ほど前になる。
私に提督――つまりは艦娘を呼び出す素質があると分かり、国の命令で徴収されたのは七年前。
それから二年で徹底的に心身ともに扱かれ、提督として着任した。
そして最初に呼び出したのが電である。
「電です。どうかよろしくお願いします」
私は始めて自分に答えて、現れた艦娘に感動をたしかに覚えた。
しかし、それ以上に電に見惚れていた。思わず、体中に電撃が走った錯覚さえ覚えた。
私は、初めて一目ぼれという言葉が実在することを知ったのだ。
当初、電は十歳くらいの少女であった。
いや、正確には経った今生まれたばかりであるのだが――ともかく、外見的にはそれくらいと見て差し支えなかった。
私は自身がロリコンではないかという悩みをしばらく抱えることになった。
悩み、悩み続けた末――電が十歳くらいの少女だから好きなのではない。電だから好きなのだという結論に達した。
電が成長しても、私は電に対する思いは変わらない、いやむしろますます強くなっていることを自覚したのだ。
私がその結論に達したのは電と出会ってから一年くらいのことであった。
しかし、今度は電との歳の差に悩んだ。
電が当時十一と仮定すると、私とは十ほど歳が離れている。更に言えば上司と部下の関係でもあった。
歳の差を考えると、電には私よりもっと歳相応の相手がいるだろう――そこまで考えて、その架空の相手に嫉妬した。
今考えると非常に馬鹿らしいことである。
そして悩んだ末。私が電を誰よりも幸せにすれば差し支えない――もちろん電が私を受けて入れてくれればであればと仮定すればだが――との結論に達した。
電との出会いから三年が経っていた。
一年前、電と出会ってから四年後のこと。
私はついに電に対する思いを抑えきれないことを自覚し、電に思慕の念を伝えた。
電はそれを受け入れてくれた。
人生最大の幸福を味わったといっても良いだろう。
前置きが長くなった。話を現在に戻そう。
現在、我が鎮守府周辺は非常に落ち着いた状態である。
五年間の『深海棲艦』との戦いの末、ほぼ鎮守府周辺の敵は一掃されている。
たまに駆逐、軽巡洋艦クラスの敵が現れることもあるが、もはやウチの鎮守府の艦娘の敵ではなく(油断しなければだが)、すぐに一掃される。
よって、近海の警戒や、要請による他の鎮守府への支援等を除けば、他にやることがないのだ。
この五年間、嵐のような忙しさだったが――今はそれが懐かしく思えるほど、穏やかな時間が流れている。
「こうやって、なにもない平和な時間もとっても好きなのです」
時間は一五○○(午後三時)。
提督――私の執務室であるが、ほぼ仕事は片付いており、片手間でやる作業が少しあるのみだ。
これも五年間の激闘の賜物といえるだろうか。
隣にいる秘書艦(提督の補佐をする、艦娘の中で一番地位の高い者を、どの鎮守府でも慣例的にそう呼んでいる)の電が可愛らしく、非常に可愛らしく(大事なことなので二回言った)、そう呟いた。
「ああ、そうだな」
何気なくそう私もそう返した。こうした何気ないやりとりがなによりも幸せを感じる。
自由安価(提督の行動、電の行動、または第三者の訪問など基本的になんでもOK)
安価下2
海辺へ釣りに行く
メシにするか
「電。少し休憩にしよう」
私は電に休憩しようと伝え、執務室から出ようと促す。
「はい、なのです。間宮さんのお菓子が楽しみなのです」
――食堂。
「赤城さん。相変わらずですね」
『食わねば』。
そう書かれた鉢巻を付けて(どこから用意をした)、山盛りの親子丼をこれでもかと幸せそうに食べる一航戦の姿がそこにあった。
「提督もおやつですか?」
「そうだが――いや、それが赤城のおやつなのか?」
私はそう聞き返すと、赤城は首をかしげ、返答した。
「はい。それがなにか?」
「……いや、なんでもない」
これ以上言葉を重ねる必要はないだろう。
これだけ見ると、赤城はただの大食いに見えるかもしれないが。これでもウチの大事な正規空母、頼れる戦力、お姉さんであることを彼女の名誉のために付け加えておく。
「さて。何を食べるか」
「そうですね」
提督のおやつ(安価下1)
電のおやつ(安価下2)
あんみつ
サーターアンダギー
「私はあんみつにしよう」
「電はサーターアンダギーがいいのです!」
電の注文に私は驚いた。
「サーターアンダギーだと!?」
説明しよう!
サーターアンダーギーは、沖縄県の揚げ菓子の一種である!
「サーター」は砂糖、「アンダーギー」は「アンダ(油)」+「アギー(揚げ)」で「揚げる」、揚げ物を意味する。
その名の通り砂糖を多めに使用した球状の揚げドーナツである。
つまり、沖縄のお菓子!
この鎮守府にあるわけがないのである!
「電、残念だがそれは――」
「わーい、サーターアンダギー、ありがとうなのです」
「……なんだと」
この食堂のラインナップに驚きを隠せない。なぜ沖縄のお菓子がこの鎮守府に存在するのであろうか?
「飯足りぬ!」
あ、赤城。おまえはもうちょっと遠慮というものを考えてくれ。
自由安価
安価下1(基本的になんでもOK)
赤城に食い尽くされる
な……何がだ>>13!
まさか赤城、我が鎮守府を兵糧攻めにして潰す気か?
まあ、それでは食べるとしよう。
「いただきます、なのです」
電が律儀に頂きますを言う。
私もそれに習い、頂きますと同じように述べた。
そしてあんみつを食べようとして――
「一航戦、赤城! 出ます!」
次の瞬間、私の前にあったあんみつと、電の前にあったサーターアンダギーは消え去っていた。
そう! 目の前の赤城に食い尽くされたのだ!
まさに一瞬の早業であった。
「はわわ! びっくりしたのです!」
「……赤城」
「あんみつ? サーターアンダギー? 知らない子ですね」
「とぼけるな」
「すみません、ついおいしそうなおやつが目の前にあったので、奪わなければと!」
赤城は弁解を始める。
「そう! これも敵に先制を掛ける訓練の成果です!」
ドヤと胸を張って力説をするが、まったく要領を得ないものであった。
「いくらなんでもやりすぎた! 反省してもらうぞ!」
「そんな!?」
「はわわ、司令官。穏便なのにしてあげて欲しいのです」
「そうだな……」
おしおきの内容(安価下1)
夕飯減量
「罰として今日の夕飯を半分にする」
「すみません……雷撃処分、してください」
「おまえにとって、夕飯が半分になることは轟沈と等しいのか!?」
「それがなにか!?」
赤城は本気で叫んでいた。魂の叫びだった。
「……お、おう」
1 そこまでいうなら、勘弁してやろうか。
2 だめだ、あくまで半分にする。
3 なら四分の三に負けてやろう。
4 自由安価
安価下1
俺のザーメン飲めや
ん?4分の1にしてほしいって?
4 大負けして六分の五
>>19は4ね
自殺ですか?
>>18さんはR18に当たるので安価下。
>>18さんにはMNB(陸奥になるビームを送るのです!)
「ん? 4分の1にして欲しいって?」
「な!? 提督、鬼ですね! 悪魔ですね!?」
「赤城さんの目がマジなのです……」
「しょうがない、そこまで言うなら大負けして六分の五にしてやろう」
「く……わ、わかりました」
赤城はうめきながらも声を絞り出していた。
六分の五でもものすごく迷ったらしい。
「これに懲りたら、他人のご飯はとらないことだ」
「……はい」
「わ、私は気にしてないのです! 赤城さん、落ち込まないで欲しいのです!」
そんな赤城にも優しい言葉を掛ける電。さすがは私の天使だ。
「電さん……はい、すみません。私は魔の三十分間(夕食を食べる時間)を耐え抜いて見せます!」
どうやら赤城にとって夕食を六分の五に減らされるのは魔の時間に相当するらしい。
重症だ。
執務室に戻ると、軽くため息をつく。
「ふう……赤城も普段は頼りになるのに、どうして飯関係になるとああなってしまうんだ」
「仕方ないのです。この鎮守府のご飯はとてもおいしいのです」
「にしてもだな……」
そのとき、トントントンとノックの音が聞こえてきた。
「提督? よろしいですか?」
「五十鈴か? いいぞ」
「失礼します」
執務室内に入ってきたのは、軽巡洋艦。五十鈴であった。
ツインテールの青髪。水雷船隊をまとめる、しっかりとした、頼りになる艦娘である。
「五十鈴? どうした?」
「はい。このたび、我が鎮守府に異動となった人を連れてきました」
「ああ、話は聞いている。連れてきてくれ」
「分かりました。入ってきて」
艦娘自由安価(実装されている艦でお願いします)
しばらくそのキャラが主体と提督、電を主体にして話を展開します。
安価下2
愛宕
青葉
羽黒
訂正
しばらくそのキャラと提督、電を主体にして話を展開します。
「ども恐縮です! 青葉です!」
五十鈴の案内で入ってきたのは、重巡洋艦『青葉』であった。
たしか元になった艦が、記者を乗せた経歴があるせいか、どことなくインタビューを求めたりすると聞いたことがある。
「ああ、わたしがこの鎮守府の提督だ。よろしくお願いする」
「私は、秘書艦の電なのです。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします!」
青葉はペコりと頭を下げる。
「さて、私はこれで失礼していいかしら?」
「そうだな。五十鈴、仕事に戻ってくれ」
「了解」
そう言って、五十鈴は退室した。
「さて……青葉さんだったね。しかし、まあこのタイミングでウチの鎮守府に来るとはね」
「あはは……実は前の場所でいろいろとやらかしちゃいまして」
「……まあ、こう言ってはなんだが、左遷か」
「ですねー」
「あの……一体なにをやったのですか?」
電の質問に対して、青葉は――
青葉さんなにやったの?(安価下1)
不祥事暴いちゃった
艦娘の盗撮写真を売りしてた
お偉いさんのブラ鎮告発で鎮守府全体のイメージダウン
「実はかくかくしがしがということでして……」
青葉の説明を要約すると、どうやら不祥事を暴いてしまったらしい。
「あれ……なんでそれで異動になるのです?」
電が疑問を投げかけるのももっともだろう。
不祥事を暴いたとしても、それは功績にこそなれ、青葉自身は悪くないのだから。
「ようは青葉自身を護るためか」
「……あ!」
「不祥事を暴くこと自体は、青葉は悪くないにしても、当事者や、また関係ない周りからしても、謂れのない非難、やっかみを受けることはありえるからな」
「つまり、そのため、青葉さんはウチの鎮守府に異動になったのですね!」
にしても、やることが少ないウチに来ることも無かっただろうに。
「ともあれ、今日から君は我が鎮守府の一員となる。よろしく頼むぞ、青葉」
「はい! 青葉にお任せください!」
「とりあえず、ウチのメンバーを紹介しておこう」
駆逐艦 電・雷・響・暁・時雨・夕立
軽巡洋艦 川内・神通・那珂・五十鈴
重巡洋艦 古鷹
航空巡洋艦 熊野
重雷装巡洋艦 北上
空母 赤城・蒼龍
戦艦 金剛・榛名
潜水艦 伊168
合計 18名
「とと、で青葉を加えて十九名だな」
「十八名……少ないですね」
青葉が素直な感想を返す。
「まあ、ここら一体を制圧したあと、長期遠征に出てしまったメンバーも多いからな。近海の警戒なら十八名で足りると思われているのだろう」
実際、全員錬度は高いし、不足はないのだが。
「さて、せっかくだしみんなに挨拶をしておこうか。電、青葉の案内を頼めるか?」
「了解なのです!」
司令官に青葉さんの案内を任され、執務室を後にしました。
「それでは、青葉さん。みんなを紹介するのです」
「はい! よろしくお願いします!」
自由安価(出会うキャラ、及びその状況など。基本的になんでもOK)
鎮守府のメンバー(>>33を参照)
安価下1
古鷹
>>36さん
古鷹、了解です。
メンバーを限定した理由は、あまり多いと書き分けれないと判断したためです。
そのため、>>1が主に使用しているメンバー(理解できているメンバー)に絞らせ頂きました。
今日はここまでにさせて頂きます。
ご意見、ご感想ありましたらよろしくお願いします。
青葉さんと二人、鎮守府を案内がてら、みなさんを紹介することにしました。
「電さんは結構長くここにいるんですか?」
「はい、私は最初に司令官に呼び出されて、それからずっと秘書艦を務めさせてもらっています」
「それはそれは! すごいですねえ」
「いえ、そんな……経験が長いだけなので」
「ところで、ここには古鷹がいるんですよね……?」
青葉さんのその言葉は、少しためらいがあったように見えました。
「青葉さん……?」
「いえ、ちょっと青葉には、古鷹にどう顔を会わせていいものかと思いまして」
「そんな!」
青葉さんの言葉の意味は、恐らく青葉さんのモデルとなった『青葉』さんの経歴なのでしょう。
元の『古鷹』さんは、サボ島沖海戦で『青葉』さんを庇って沈みました。
「けど、それは古鷹さんは青葉さんのことを思ってだと思うのです!」
「……」
「会いに行きましょう、青葉さん! 古鷹さんに!」
「え、ちょっと電さん!?」
安価下1
古鷹さんはどこでなにしていた?(自由安価)
桟橋で海の向こうを眺めてた
部屋でおなってた
――鎮守府正面。桟橋。
「古鷹さんが居たのです!」
古鷹さんは一人で海を見ていました。
「さあ、青葉さん行きましょう」
「……でも」
「大丈夫、なのです。私に知っている古鷹さんはとっても優しい人なのです」
「……」
「きっと、青葉さんに再会できたことを喜んでくれるのです」
「……そうでしょうか?」
「はい! 自信を持ってください、なのです!」
「……はい、わかりました! 青葉、行きます!」
「青葉さん! では、古鷹さんを呼ぶのです! 古鷹さーん!」
私の呼ぶ声に、古鷹さんは振りむきました。
「電さん! それと……?」
「はい! 今度、こちらに異動になった、青葉さんなのです!」
「ど、どうも……」
「青葉さん! また会えて嬉しいです!」
「わわっ!?」
古鷹さんは屈託のない笑顔を青葉さんに向けてくれました。
「やっぱり、電の言ったとおりなのです。ね、青葉さん」
「はい……ありがとうございます」
「よかったですね、青葉さん……それに古鷹さんも」
「えっと、なんだか青葉少し力が抜けちゃいました」
「無理もないのです……では、食堂で少し休みましょうか?」
「いいですか? すみません」
食堂に居たのは?
鎮守府メンバー(>>33 ただし古鷹を除く。複数指定あり)
すみません、安価下1でお願いします
アカギ
だよねー
北上さん
食堂に居たのは、正座をした赤城さんでした。
しかも……
『反省』
と書かれた紙を顔に貼り付けていました。
ものすごくシュールなのです……
「あの~、電さん? この方は?」
「正規空母の赤城さんなのです! とても頼れる方なのです!」
「……え?」
「なのです!」
「この方……なにをしているのですか?」
「電が知りたいのです……赤城さん、どうしたのですか?」
「そこにいるのは……電さんと……どちらさまでしょうか?」
顔に貼り付けた髪を上げて、こちらを確認します。どうやら私達が見えてなかったみたいです。
「ども、今度こちらに異動になりました青葉です! よろしくお願いします!」
「あ、ご丁寧にありがとうございます。私は赤城です。よろしくお願いしますね」
柔らかな声で答えてくれる赤城さん。
その雰囲気はまさしく、優しいお姉さんなのです。
……正座をして、紙を貼り付けていなければ、ですが。
「……あと三十分ですか。さすがに少し足がしびれてきましたね」
「あの~、赤城さん? なぜこんなところで正座を?」
青葉さんが疑問を投げかけます。
「……つまみ食いが、間宮さんに目撃されてしまいまして」
「……正座を命じられたと」
「……恥ずかしながら。提督命令で」
「……その、頑張ってくださいね」
「……ええ、一航戦の誇りにかけて、足の痺れなどに負けません!」
赤城さんは胸を張りました。その姿はまさしく頼れるお姉さんでした。
……理由はあれですが。
次に会うメンバー、及びその状況等。
鎮守府メンバー(>>33 ただし古鷹、赤城を除く。複数指定あり)
安価下1
雷ちゃん
「それはともかく、何か飲みましょう」
「はい。私のことは気にせず、休んでください」
赤城さんはそう言いますが、気にしない方が難しいのです……
「は、はあ……」
これはピンチです。初日から、私たちの鎮守府にマイナスイメージを持たれてしまっているかもしれません。
「やっほー、電。あ、その人がもしかして新しく入ってきた人?」
元気な声で食堂に入ってきたのは、雷(いかずち)お姉ちゃん。
元気で、とても頼りがいのある、私たち四姉妹の三番目なのです!
「どうも! 青葉です! よろしくお願いします!」
「雷よ! どんどん頼っていいからね! これからよろしくね!」
「はい!」
「ところで……赤城さん、なにやっているの?」
雷お姉ちゃんが当然と言っていい疑問を投げかけます。
「反省です。お気になさらないで歓談してください」
「いや、当たり前のように言われても……気にするなって方が無理でしょ?」
「……なのです」
「Hey! 紅茶が飲みたいねーっ!」
続けて入ってきたのは、戦艦の金剛さんです。
イギリスで建造されたため、時々英語が混じっていて、紅茶が大好きです。
とても明るくて、ウチのムードメーカーと言っても過言ではありません。
選択安価
金剛さんは提督に対して
1 ゲームどおり、提督に対してバーニングラブとか言ってます
2 信頼関係はあるけど、異性としての愛情は持ってません
3 それ以外(記述1票、その他の賛成1票で決定)
安価下1から、先に2票入ったほうで行きます。
1
期待を裏切らない、通常航行の妖怪好食う母艦こと赤城。
今度つまみ食いしてる処を発見したら
好きなだけ食べても良いけど、今後鎮守府の食費は君の給金から捻出する
勿論全てだ。艦娘一同はもとより、妖精一同の分も含めて
と提案してみよう
赤城、赤字になる?? となれば、流石に懲りるだろう
安価㊦
1
>>52さん
赤城「財布が……預金が……!」
「むむっ! 私のRivalの電さんデスね!」
「え? ライバルってなんですかいきなり?」
「今は一歩……いえ、十歩ぐらい先を行かれていますが、提督のHeartを掴むのは私でーす!」
いきなりのライバル発言で、事情を知らない青葉さんは戸惑っています。
けど、負けるわけには行かないのです!
「いや、どう考えてももう勝負は付いているでしょうに……あの司令官が電から心変わりをするのは天変地異クラスの何かが必要よ」
「ああ、筋金入りですからね。提督の電さん好きは……足が痛い。一航戦の誇り、ここで失うわけには(ぼそっ)」
選択安価
青葉の思考
1 なにやらスクープの予感がしますよ! 詳しく話を聞きたいものです!
2 よく分からないから、しばらく様子を見ましょう。
3 そんなことより、ノドが乾きました。
4 自由安価
安価下1
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
安価なら下。
1
いいねー癒されるねー
3
「なんですかなんですか!? なにやら面白そうなことが起こってますね? これはどういうことなのでしょうか? 解説の雷さん!?」
「解説ってなによ? まあいいわ! 電と金剛はいわゆる恋敵って奴なのよ」
「おお、恋敵ですか! それはとてもおもしろ、もとい複雑そうな関係ですねえ!(わくわく)」
「とは言っても、司令官は完全に電に夢中だから、もう軍配は上がっているんだけどね」
「むー、そうなのですか。青葉的にはもっと盛り上がって欲しいのですが。とは言っても、提督と艦娘がそんな関係でいいんですか?」
「あれ? 知らないの? 最近認められたじゃない。人と艦娘も結婚できるようになったのよ……『ケッコンカッコカリ』だったっけ?」
「え、そうなんですか!? ありゃー、ここ最近青葉ドタバタしてましたからねえ……うかつでした」
「でも、提督へのLoveは電さんに負けてないデスヨ! 私のHeartは電さんよりも熱いのデース!」
金剛さんの発言に、私は思わず言い返していました!
「そんなことないのです! 私の方が司令官のことが好きなのです!」
ザワッ!
「……おおっと、電さん大胆発言いただきましたー!」
「二人とも、場所弁えなさいよ……」
「あ、はわわーっ!」
「……や、やばいです。あ、足がつりました」
――提督執務室。
「提督、この書類ですが――」
私は五十鈴と事務的な会話をしていた。
そのとき――
『私の方が司令官のことが好きなのです!』
『司令官のことが好きなのです!』
『好きなのです!』
「……電が私のことを好きだといった!」
「――はあ? 私には何も聞こえなかったけど?」
「電! 私も大好きだ! 今行くぞ!」
こうしてはいられない! 電は――食堂か!
「最大速度で行く! くっ艤装があれば! 私が人間であることが疎ましい!」
「ちょ、待ちなさい! ……あの色ボケ提督!」
――食堂。
「はわわ、違うのです! 違わないけど違うのです!」
私は慌てて弁解します。
「恥ずかしがることはありません。私の提督へのLoveはみんなに知ってもらっても大丈夫デース! 電さんのLoveはその程度なのデスカ?」
「いや、恥じらいってものがあるでしょうに……ねえ、青葉さん?」
「ふむ。秘書艦、提督への大胆発言と……着任初日から大きなネタ頂いちゃいました!」
「なにメモしているのよ! 妹のゴシップ記事なんて書かせないわよ!」
「あ! ちょっと雷さんやめてくださいよ!」
「あ、足が……」
「――って赤城さんが大変なのです!」
選択安価
誰が来る?
1 提督
2 夕立
3 響
4 自由安価
安価下1
>>56さん
そう言っていただけると嬉しいです。
基本的にコメディ+電ちゃんかわいいをテーマとして進めます。
2
「おやつ~おやつ~」
そのとき、食堂に入ってきたのは、ピンクの髪の駆逐艦の女の子。
駆逐艦『夕立』さんです。
明るくいい子で、いるだけで賑やかになる子なのです。
「あれ、赤城さん? 足がいたいっぽい?」
「だ、大丈夫です。夕立さん。ちょっと足をつっただけなので……」
「っぽい? で、その見かけない人はどなた?」
「あ、ども恐縮です! 青葉です! このたびここに配属になりました、よろしくお願いします!」
「わあ、新人さん!? これは歓迎パーティを開かないといけないっぽい!」
「あの、っぽいって?」
「気にしなくていいのです。夕立さんの癖なのです。慣れると分かるのです」
青葉さんの疑問に答えます。
「でも今はまだちょっと無理だから……後でやりたい! 素敵なパーティーしましょう!」
「パーティー? お仕事ですね! 歌って踊って、戦闘も出来る、艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよ~! よっろしく~!」
「ってこの人いつのまに青葉の隣に!? 怪奇現象かなにかですかこれは!」
青葉さんの隣にいつの間にかいた人は軽巡洋艦『那珂』さん。なぜか艦隊のアイドルを自称しているのです。
「あなたは青葉さんですね! 那珂ちゃんスマイル!」
「えーと、私の名前をご存知で!」
「ええ、そりゃあもう! アイドルには~ファンサービスは欠かせないからね~。事前調査ぐらい那珂ちゃんはするのですよ」
「は、はあ……アイドル活動とかしているのですか?」
「え~。それ聞いちゃう? アイドルのプライベートとか、本当はあまり晒しちゃいけないんだけど。でも、ちょっとだけならいいかな~?」
「そんなことよりおやつ食べたいっぽい!」
青葉さんと那珂さんのやりとりに、夕立さんが割って入ります。
「今は那珂ちゃんのインタビュー中なの!」
「それよりも電さんと私のLoveのどちらが熱いか決着をつけるデース!」
さらに金剛さんが私との決着をつけると言い出しました。もうなにがなにやらです。
「あ、あの! みんな!」
と、そこで誰かが走ってくる音が聞こえてきました。
「いなづまーっ!」
「司令官!?」
その足音の正体は司令官さんでした。
「私も電が大好きだーっ!」
「え、えええ!?」
そう叫んで、いきなり私を抱きしめました。
う、嬉しいけど、苦しいし、恥ずかしいです……けど、やっぱり嬉しいのです。
「テイトクー! 私を無視しないでほしいデース!」
「おお、これは凄いですね! カメラありましたっけ!?」
「ああ、那珂ちゃんを差し置いて目立つなんてずるいよ~!」
金剛さんと那珂さんが今の状態に不満をぶつけます。
青葉さんは――写真なんか取っちゃダメなのです!
「青葉さん、那珂さん! そんな場合じゃないでしょう!? 司令官を止めないと!」
「五十鈴さんか榛名さんあたりじゃないと、あの状態の司令官さんを止めるのは無理っぽい!」
雷お姉ちゃんと夕立さんはなんとか事態の収拾を図ろうとしています。
「それか電本人ね!」
選択安価
1 電が司令官をなだめる
2 五十鈴登場
3 ここで赤城さんがしっかりとしたところを見せる!
4 自由安価
安価下1
3
2
電ちゃんスキーにはたまらんですハイ
>>66さん
『複数のキャラ→提督』が多いので、たまには『提督→特定のキャラ』のSSがあってもいいなと思ったのがきっかけです。
で、一番好きな電ちゃんのSSとなりました。楽しんでいただけたら幸いです。
「提督、そこまでです」
そこに赤城さんがさっそうと入り込んできました。
「赤城?」
「この鎮守府のトップである、提督という重い立場にいる以上、軽はずみな行動は慎んでください。皆さんが見ていますよ」
「――っ! すまない、つい舞い上がっていたようだ」
「いえ。反省してくださったら結構です」
「ああ、ありがとう。赤城」
「けれど、忘れないでください。貴方はここの提督であり、リーダーなのです。プライベートまではどうこう言うつもりはありませんが。皆の手本となるべく行動をするようにしてください」
「その通りだ。気をつける」
「はい。それならば結構です。普段、提督はそれが出来ているのですから。電さんのことだけですからね、提督は」
「ああ、自分でも気をつけているのだがな……忠告、感謝する。赤城」
「電も、すまなかったな」
「い、いえ! 電は大丈夫なのです」
赤城さんが司令官を抑えてしまったのです。
本来、電がやらなければいけなかったのですが……ちょっと反省なのです。
「赤城さん、すごいですね。青葉、ただの大食いの人かと思ってました」
「青葉さん、かなり失礼なこと言ってない?」
雷お姉ちゃんと青葉さんがなにやら会話しています。
「……けど、『反省』と書かれた紙を顔につけたままじゃ締まらないっぽい!」
「「「それ言ったら台無しだよ!(なのです!)」」」
――鎮守府、廊下。
案内の途中だったので、みんなと別れて、青葉さんと二人で歩きます。
ちなみに司令官は五十鈴さんに連れ戻されていたのです……
「うー、恥ずかしいところを見せてしまったのです……すみません、青葉さん」
「いえ、賑やかなところで、青葉嬉しいです!」
「そう言ってもらえたら良かったのです」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下2
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
kskue
電の告白に触発された他の艦娘たちが提督にアプローチするようになる
乙なのね
>>71さん
乙ありがとうございます!
>>70
電の告白に触発された他の艦娘たちが提督にアプローチするようになる
基本的に金剛さん以外は提督LOVE勢にするつもりはなかったので、安価で決めたいと思います。
安価下1から本日20時までに書き込まれたキャラが、提督にアプローチを試みます。
(つまり、それ以外のメンバーは信頼関係はあっても、愛情は抱いていない)
※ただし、既にキャラが確定している雷、夕立、赤城さん、那珂ちゃん、来たばかりの青葉さんは除外。
※あくまでここの提督は電ちゃん一筋だということをご了承ください。
全く書き込みがなかった場合は金剛さん単独となります。
鎮守府メンバー(>>33)
榛名
雷
雪風
>>74さん
雷さんは(>>58で)もう司令官は電一筋だからねみたいは発言してたので……
>>75さん
雪風はこの鎮守府にはいないことになっております、すみませんがご了承ください。
改めて鎮守府メンバー
駆逐艦 電・雷・響・暁・時雨・夕立
軽巡洋艦 川内・神通・那珂・五十鈴
重巡洋艦 古鷹・青葉
航空巡洋艦 熊野
重雷装巡洋艦 北上
空母 赤城・蒼龍
戦艦 金剛・榛名
潜水艦 伊168
合計 19名
では改めて、雷、夕立、赤城さん、那珂ちゃんの扱いについて
1 名前があがったら、提督愛していることにする
2 前の発言とかと整合性が合わなくなるので、なしで
>>72と平行してアンケートをとります。20時までで多かったほうで行きます。
1票も入らなかった場合、2で行きます。
来たばかりの青葉さんはさすがになしで行かせていただきます。
1
ややこしくなりそうだし2
同じく2
1
雷ちゃんはチャンスありそう
1がいいな
2かなあ
せっかくだから俺は1を選ぶぜ!
あと熊野。
2
夕立の呼び方は「提督さん」だったのですね……脳内補完お願いします。
今頃電さんは青葉さんと鎮守府内を歩いているハズです。
「つまり、今が提督とスキンシップするChanceデース!」
私のお手製のスコーンと紅茶を持って提督のところへ行くのデスヨ!
きっと私のことを気の利く優しい子だと思ってくれマース! これで提督のHeartは私のものデス!
「……Oh?」
「あら、金剛お姉さま」
提督の執務室の前で、戦艦であり、私の妹『榛名』がいました。
黒髪が素敵な大和撫子と言っても過言でない、気立てが良くて、優しい自慢の妹デース!
「榛名、What? 緑茶とお煎餅を持ってどうしたのです?」
「金剛お姉さまこそ……紅茶とスコーンを持ってどちらへ?」
「私は提督の所デース!」
「私も提督のところへ行くのですけど……」
「……姉妹で争うのもナンセンスですね」
「そうですね……電さんという巨大なライバルもいることですし」
「とりあえず電さんが当面の目標デース!」
「……お二人でさっきからなにを話しておられますの?」
「あら、熊野さん?」
続けて出会ったのは、ウチの鎮守府の唯一の航空巡洋艦『熊野』。
金色のポニーテールが素敵な、お嬢様のような子デスヨ!
「まったく、お二人とも廊下で騒ぐのはあまりよろしくなくてよ?」
「Oh、失礼しました~。熊野はどうしたのデスカ?」
「私は提督にローズヒップティーをお持ちしましたの。疲労回復、風邪の予防にとってもよろしいんですのよ」
「……Shit! 緑茶に紅茶、ローズヒップティー! さすがに全部は提督飲めるわけないデショ!」
「あら、ではお下げになっては? 大体、今スコーンやお煎餅なんて出しては提督が夕食を食べられなくなってしまいましてよ」
「そうは行かないワ! 私の手作りのスコーン、提督に味わってもらいマース!」
「榛名も、頑張って焼きました!」
「そのお煎餅手作りですの!?」
「さすがにお煎餅手作りは予想外デース……」
「……ここは提督に選んでもらうべきですわね」
「Yes! だれが選ばれても恨みっこなしデース!」
「分かりました!」
「Stop! 提督以外に誰かイマス!」
「えっ!? 誰ですの?」
「あれは……響さん?」
提督と一緒にいるのは駆逐艦『響』さん。
銀色の髪をもつ、クールだけど優しい、暁四姉妹の次女デス!
「いや、私は日本一、いや世界一の秘書艦を持てて幸せだよ」
「……はいはい、もう電の自慢は聞き飽きたよ」
「いやいや、まだ電の魅力の1%も語れてないから!」
「司令官の電自慢を聞いてたら年が暮れるよ。大体、私はまだ愛とか恋とか良く分からないんだ、ごめんね」
「響も絶対いい人見つかるって。電のお姉さんなんだから、そりゃもう保障するさ」
「その保障の仕方はどうかと思うよ、司令官……いいかげんにしないと、また五十鈴さんに怒られるよ」
「大丈夫だ。急ぎの仕事は全て片付いているからな。ほら、響も見ろよこの掛け軸」
『!すでのな』
「ほら! 電の素直さ、純粋さ、元気さ、優しさすべてが篭った素晴らしい作品だろう?」
「電がこっちにきてすぐ書いたやつだよね? もう何百回も見たよ。大体電が恥ずかしいから飾らないでくれって言ってるじゃないか」
「この作品を飾らないなんてとんでもない!」
「……もう戻ってもいいかな?」
「これはとっても入り辛い雰囲気デース……」
「お姉さま、どうしましょう?」
自由安価
どうする? どうなる?
安価下1
入る
「ここで引くわけには参りませんわ!」
「Oh! 熊野の言うとおりネ! Fire!」
「参りましょう!」
ノックしてドアを開きます!
「ん……どうしたんだ三人揃って?」
「おや? どうしたんだい皆?」
「「「……カフェオレ飲んでるー!?」」」
「What! どうして既に飲んでいるのデスカー! ちょっとそれは想定外デース!」
「そんなこと言われても……」
「私が電に頼まれて、電に淹れたカフェオレを司令官に持ってきただけだよ」
「ああ、ありがとうな響」
「お礼を言うくらいなら長話をしないで欲しいな」
「ははは、まあいいじゃないか」
「『司令官はこの時間にはミルクと砂糖をたっぷり入れたカフェオレを飲むのです!』とか、まったく……」
「むー! 電さんずるいデース!」
自由安価
どうする? どうなる?
安価下1
取りあえず持ってきたオヤツを渡す
「こうなったら、全部渡してしまいましょう!」
「そうですわね。提督、受け取ってくださいな」
「私達のHeartが篭ってるのデスヨ!」
「え? 心臓が篭っているのかい? それは怖いな……司令官にそんな趣味があったなんて」
「心臓じゃなくて気持ちデース! 響さん、変な訳しないでくだサーイ!」
「冗談だよ」
――鎮守府。廊下。
「すみません、青葉さん。ちょっと時間を取らせてしまいましたね」
「いえいえ、電さんは秘書艦ですから、忙しいのは当然ですよ」
「で、次は――」
「あ、電じゃない。どうしたの?」
「あ、暁お姉ちゃんなのです」
今度出会ったのは私たちの一番上のお姉さん。
駆逐艦の『暁』お姉ちゃんなのです。
ちょっと背伸びしたがるところはあるけれど、とっても優しくて、とってもいいお姉さんなのです!
「新人さんね。私は暁よ! よろしくなのです! 私は、この子のお姉さんだから、うーんと頼ってね!」
「あ、青葉です! よろしくお願いします!」
「そうそう、一人前のレディーである暁にお任せよ!」
「呼び出されたのは、私たち四人の中で一番最後なんですけどね」
「余計なことは言わなくていいのよ!」
「へえ、そうなんですか!」
「むー。お陰で電より小さいし……私の方がお姉さんなのに……」
「いえいえ。先輩として頼りにさせてもらいますよ、ね、電さん!」
「はい、とっても頼りになるお姉ちゃんなのです」
「と、当然よ!」
選択安価
1 「お姉ちゃん、そろそろ目覚まして……」
「うー、夜戦の時間は近いか……」
2 「……今日は雨は降りそうにないね」
3 「あー、今日も疲れたわー」
「もう、北上さんってば……」
4 「たとえ戦闘がなくても、艦載機の整備はしっかりしないと……」
5 自由安価
安価下1
2
「……今日は雨は降りそうにないね」
「あ、時雨さんなのです!」
「あら本当ね、いつの間にいたのかしら」
「ちなみに、私の方が時雨よりも先にここに着任したから、私の方がお姉さんなのよ!」
「そうなんですか?」
「本当なんだから! ほら、私の方が身長高いし!」
「……僕がどうかしたのかい?」
時雨さんが窓からこちらに視線を変えました。
この人は駆逐艦『時雨』さんなのです。
三つ編みをした、物静かですけど、とても強い心を持った、頼れる人です。
モデルとなった船は『佐世保の時雨』と評された武勲艦なのです。
「時雨よりも暁の方がお姉さんなんだから!」
「え? たしかに、呼び出された順番で言えばそうかもしれないね」
「そうよ!」
「じゃあ、暁お姉ちゃんかな?」
「ふふ、なに時雨?」
「……なんだか少し恥ずかしいね。えっと、僕は時雨。たしか……今度入ってくることになった青葉さんだよね?」
「はい、青葉です! よろしくお願いします!」
「うん、よろしくね」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
ちゃんと仕事してる赤城
「それじゃあ僕はこれで……青葉さん、またね」
「はい!」
「次は工廠(こうしょう)を案内するのです」
「あ、よろしくお願いしますね」
――鎮守府。工廠。
工廠にたどり着きました。
ここは武器・弾薬をはじめとする軍需品を開発・製造・修理・貯蔵・支給するための施設なのです。
電以外の、現在ここにいる人たちもここで建造された人がいるのです。
「うわあ、この工廠とても……普通ですね」
「えっと、人数相応の規模なのです。青葉さんの居たところはどうだったですか?」
「うーん、もうちょっと広かったですかね?」
「そうなのですか……」
「赤城さん! ここどうでしょうか!?」
「ええ、上々ね。蒼龍さん、腕を上げましたね」
「本当ですか! 赤城さんに褒められちゃいました!」
赤城さんと一緒にいる人は二航戦――正規空母の『蒼龍』さんです。
青いポニーテールの、着物と艦載機を扱う弓の姿がとっても凛々しい、正規空母さんなのです。
「蒼龍さん、赤城さん!」
「あ、電さん! どうしました?」
「今度、こちらに来てくださった青葉さんを案内しているのです」
「ども、恐縮です! 青葉です! ご指導、ご鞭撻(べんたつ)おねがいします!」
「私は航空母艦、蒼龍です。航空権に関しては赤城さんと私に任せてね!」
「はい、頼りにさせてもらいますね」
「えっと、さっきは恥ずかしいところを見せてすみません。同じく、航空母艦の赤城です。よろしくお願いします」
「いえ……赤城さん達は艦載機の整備をしていたんですか? お邪魔して申し訳ありません」
「大丈夫ですよ。新しい方と交流を深めるのも大事なことですから」
「赤城さんに見てもらったんです。精進していますが、まだまだ赤城さんには勉強させてもらうことばかりで……」
「ふえ~。凄いんですね」
「先輩として、そう簡単に追いつかれるわけにはいきませんからね」
選択安価
1 「夜戦の時間だーっ!」
「お姉ちゃんーっ!?」
2 「あー、九三式酸素魚雷満載で重いわ~」
「潜水艦として、魚雷の整備は大事よね!」
3 自由安価
安価下1
1
夜戦!夜戦!
1
「さーて! 夜戦の時間だーっ!」
「お姉ちゃんーっ!?」
ここで、『いつものように』大きな声が聞こえてきたのです。
「あー。川内(せんだい)さんと神通(じんつう)さんですか~」
蒼龍さんもまたかという風に苦笑しています。
「あの~、川内さんと神通さんとは?」
青葉さんはそんな蒼龍(そうりゅう)さんに質問します。
「ああ、川内さんは夜戦が大好きで、神通さんはお人よしでよく姉の川内さんに振り回されているんで――」
「新しい艦が来たって!?」
と、突然川内さんが工廠の中に入ってきました!
後から神通さんも川内さんを追ってきました。
『川内』さんも『神通』さんも軽巡洋艦。
食堂で会った『那珂(なか)』さんとの三姉妹です。
みんな綺麗な黒髪です。
長女の川内さんは夜戦が大好き。ちょっと生活リズムが夜型なのです。
次女の神通さんはちょっと大人しいけどしっかりさん。そして鉢巻姿がとっても凛々しいのです。
三女の那珂さんは艦隊のアイドルを目指しています。とっても明るい方なのです。
「川内参上! ところで君、夜戦は得意!?」
「――はい?」
青葉さんはあっけに取られているようです。
「は、ちょ、ちょっと待ってください! 青葉には何がなんだか……」
「いや、夜戦が得意だったら語り合わない! 夜戦の魅力に対して、夜の間さ!」
選択安価
1 「……得意でしょうか?」
2 「……苦手でしょうか?」
3 「……青葉、意味が分かりません」
4 自由安価
安価下1
2
「……苦手でしょうか?」
「えー、つまんないなあ」
「もう、お姉ちゃんってば……初対面の人に失礼よ。私は軽巡洋艦、神通です。よろしくお願いします」
「私は川内。夜戦なら任せておいて!」
「あ、重巡洋艦青葉です。よろしくお願いします!」
「あーあ、けど夜戦について語れる人が増えたと思ったのにー」
「お姉ちゃん! 大体、夜戦夜戦言ってて生活リズム乱しているじゃない! ちゃんと朝起きて夜寝ないとダメよ!」
「もう、いいじゃんか~」
「よくないよ!」
「うるさいわよ川内! また夜戦馬鹿しているの!?」
そこで、今までいなかった人の声が聞こえてきました。
「五十鈴! また来たね!」
その声は五十鈴さんでした。ウチの艦隊のある意味、まとめ役になっています。
「川内がうるさいからじゃない!」
「もー、五十鈴は固いなあ。そんなんじゃ夜戦で活躍できないわよ?」
「関係ないでしょ!」
「ふ、二人ともケンカはよくないのです!」
選択安価
1 青葉が二人に割って入る!
2 電が二人に割って入る!
3 そのまま傍観。
4 「あ~、ちょっとそういう熱血は他所でやってくれませんかね~。あー、疲れるわ~」
なんかマイペースな子がやってきたぞ?
5 自由安価
安価下1
1
「ちょっ、ちょっとお二人ともタンマですって!」
私が二人を止めようとする寸前――青葉さんが川内さんと五十鈴さんの間に割って入ります!
す、凄いのです、ほぼ初対面の二人の間に割って入れるなんて……
でも、本来は電がやるべきことなのです……また反省です。
「……ごめんさない、青葉さん。今日入ってきた子の前よ。ここはお互い引きましょう」
「……そうね。私こそちょっとはしゃぎ過ぎたよ。新しい子が来たからついさ」
「お互い様と言うことで」
「……そうね」
良かったのです。二人とも仲直りしてくれたのです。
「青葉さん、ありがとうなのです」
「いえ……つい勝手に動いてしまっただけなのです」
「九三式酸素魚雷満載で重いわ~。……ん? 新人さん?」
「また北上さんは……あら?」
気だるげな声をだしながらやってきた、黒髪の三つ編みの人。
重雷装巡洋艦の『北上(きたかみ)』さん。
それからハキハキした声の、赤いポニーテールの人。
ウチの唯一の潜水艦の『伊168』さん。みんなから『イムヤ』さんと呼ばれています。
「どうも、青葉です! このたびこちらの鎮守府でお世話になることになりました!」
「あー、私は重雷装巡洋艦の北上。まー、適当によろしく。そんなかしこまらなくていいよ」
「私は伊168よ。呼びにくいからイムヤでいいわ。イ・ム・ヤよ! よろしくね!」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
今日はここまでです。
ちゃんとキャラがそのキャラらしく書けているか不安……特に青葉さん。
100以上のキャラを把握して、安価で即興で書ける人は偉大、間違いない。
皆様、お疲れ様でした。
安価なら下でお願いします。
北上さんが青葉に「夜戦苦手って言ってたけどあれ・・・うそでしょ」と耳元で話す
青葉ちゃん夜戦こそ本領発揮するんだよなあ
小ネタ……というかイベントでの実体験ネタ
電「敵艦隊との交戦に入るのです!」
金剛「OK! 準備は万全デース!」
榛名「はい! 榛名も準備OKです!」
蒼龍「制空権は私達にお任せ! てすよね赤城さん!」
赤城「はい! 行きますよ蒼龍さん!」
北上「はいはい、もうさっさとやっちゃいましょー」
支援艦隊が到着しました!
雷「お待たせ! 電達のサポートをしっかりやるわよ!」
響「了解。支援砲撃を開始する」
飛鷹「行くわよ!」
瑞鳳「さあ、やるわよ! 攻撃隊、発艦!」
雷「そんな攻撃当たんないわよ!」
ヒュードカン!
miss!
miss!
miss!
miss!
miss!
miss!
雷「……」
電「……」
雷「……じゃあ電、頑張ってね!」
電「……はわわわ!」
提督「……雷。あれはギャグか? それともミスするという予告だったのか?」
雷「……司令官! 私がいるじゃない!(汗)」
提督「お前に任せた結果があれだったんだけどな!」
ちゃんと次の支援はばっちりやってくれました。
「ところでさー、青葉っち」
「青葉っち、いいですねそれ!」
北上さんは青葉さんにそっと近寄って呟きました。
「夜戦苦手って言ってたけどあれ……うそでしょ」
「!?」
青葉さんは北上さんの言葉に驚いています。
というか、さっきの会話をどうやら聞いていたようです。
「なぜ……分かったんですか?」
「ふっ。スーパー北上さまの前で、見え透いたうそをついちゃいけませんよー」
「青葉が夜間取材が得意だということに良く気づきましたね!」
「そうそう、夜間取材……は?」
「スクープのためには、張り込み、徹夜も青葉、頑張っちゃいますからねー」
「……なんでそういう認識になるのか」
「はあ、また癖のある子が来たわね……」
五十鈴さんはやれやれといった感じです。
「いや、青葉もこの鎮守府なら記事が捗りそうですよー、よろしくお願いしますね」
「青葉さん、あんまり変なことをかいたら、めっなのですよ?」
「わかっていますよ、青葉そこらへんの線は弁えてます!」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
電ちゃん秘書官の一日
――鎮守府。廊下。
「あとは熊野さんと、榛名さんを紹介すれば全員なのです。夕食の時間ですから、そこで紹介するのです」
「はい。電さん、ありがとうございます」
「どうでしたか……ちょっと変わった人たちもいますけど、みんな良い人達ばかりなのです。早く青葉さんが慣れてくれたらいいな」
「大丈夫です! 青葉ここでならやっていけそうな気がしますよ!」
「良かったのです」
私たちの鎮守府に、新しい仲間が加わりました。
「青葉! あんたまた妙な記事書いたわね!」
「青葉ーっ! アンタ本当は夜戦得意なんだって!? もう、それなら遠慮しなくてもいいじゃん!」
「五十鈴さん、記者には弁論の自由と言うものがあって――川内さん、あなたには負けますから、青葉ついていけません!」
……賑やかになりそうなのです。
――○六○○(午前六時)。
電。起床なのです。
……まだ眠いですけど、でも今日も頑張るのです!
朝はホットミルクを飲むのです。
まだまだ身長を伸ばすのです。素敵な女性を目指すのです!
さて、秘書艦として、活動開始です!
朝一番のお仕事は?
安価下1
そうじ
提督が起きてるか確認
今日は鎮守府内の大掃除なのです!
というわけで朝ごはんを食べたら、皆で広間に集合なのです!
「というわけで、今日は鎮守府内の掃除を皆で行う」
提督が皆の前で発言を始めます。
「と、その前に一人足りないんだが……」
「「「また夜戦馬鹿か」」」
「お姉ちゃん、昨日あれほど言ったのに……」
「川内さんは皆の期待を裏切らない、ある意味尊敬する、ハラショー」
「一人前のレディーとしては失格よ!」
「電……悪いが呼んで来てくれるか?」
「分かったのです!」
「川内さん、起きてください! 今日は大掃除ですよ!」
ドアを叩いてみるものの、なんの反応もありません。
「川内さん! 入りますからね!」
仕方ないので、川内さんの部屋に入ります。鍵は事前にスペアを貰いました。
「川内さん、起きてください!」
「うーん……夜戦にはまだ早いよー……」
「夜戦じゃなくて掃除なのです!」
「やーだーやせんー」
「ダメなのです。完全に寝ぼけているのです……」
どうしよう?
安価下1
食べ物で釣る
こうなったら食べ物で釣るのです!
パンパカパーン! 間宮さん特製! 芋羊羹なのです。
「川内さん……」
そっと川内さんの前に芋羊羹を差し出します。
さて……どうでしょうか?
選択安価
1 釣れた
2 釣れない
3 なぜか赤城さんが釣れた
4 自由安価
安価下1
3!
こんな時はコンマがいいぞ
1
>>126さん
最初は7割くらいで釣れる、残りで釣れない、ただし1%くらいで赤城さんが何故か連れてしまうという、コンマ制度にしようかとも悩みましたが、今回は選択にしました。
「ん~?」
川内さんがこちらに近寄ってくるのです!
これはいけるのです!
バッ!
そこで突然横から人影が飛び掛ってきたのです!
「一航戦赤城! 出ます!(もぐもぐ)」
……なぜか赤城さんが釣れたのです。
というか、さっきまで皆さんと広間にいたはずなのに、いつの間に川内さんの部屋に来たのでしょう。
とにかく、芋羊羹は赤城さんのお腹の中に召されてしまったのです。
ご愁傷様なのです。きっと、赤城さんの血肉となって、今日の大掃除の役に立ってくれるはずなのです……
「さて、電さん。川内さんを起こしましょう!(キリッ)」
「なにごともなかったかのように言ってるのです!?」
結局、川内さんは力業で起こしました。
「提督。川内さんをお連れしました」
「ご苦労……というかいつの間に消えたんだ、赤城」
「さあ提督。早く掃除を済ませましょう。なにごとも機先を制するのは大切なことです」
たしかに先ほどは完璧な不意打ちでしたが……何かが違う気がするのです。
「うー、朝の光が目に痛い……」
「はあ、レディとしてどうなんですのそれは? 夜更かしはお肌に悪くてよ?」
「そんなこと言ってたら夜戦はできないじゃん、くまのー……ぐう」
「だから寝るんじゃありませんの!」
「お姉ちゃんっ! ほらしっかりして!」
川内さんが、神通さんと熊野さんに注意されているのです。
「ダメだよー、そんなテンションじゃ、アイドルとしてやってけないよー、お姉ちゃん?」
「アイドルじゃない……ぐう」
「じゃあ掃除場所を決めるぞー」
「Hey提督! 私は提督の部屋を掃除するのデス!」
「な! 金剛お姉さま! 勝手は! 榛名が! 許しません!」
「そうですわ! ここは一流のレディーたる、この熊野が――」
金剛さん、榛名さん、そして熊野さんが司令官の部屋を掃除すると言い出しました。
……一体どうして司令官の部屋を掃除したがるのでしょう?
「一流のレディー? それはこの暁よ! 当然よね!」
「いや、暁さん。別にレディーとして張り合っているわけでは……」
「なによ、暁だって一人前のレディーなんだから!」
「暁姉さん。ここは大人しく引くのが、レディーのとるべき行動だと思うよ」
「む、響の言うことも一理あるわね。じゃあ私はこの広間を掃除するわね。この暁に任せなさい!」
「じゃあ雷も一緒に暁姉さんと掃除するわ!」
暁お姉ちゃんと雷お姉ちゃんはここの掃除をすることになるみたいです。
「というわけで、提督。提督の部屋はこの金剛にお任せデース!」
「いや、私の部屋は自分でやるからな。というか個々の部屋は自分でやること」
「What!? どうしてですかー! 提督の部屋は私が掃除するのデース!」
「金剛さん、提督の言っていることは至極当然ですわよ。ここは引きましょう」
「うー。提督はいけずデース……」
「というわけで、均等に割り振るぞー」
「では私は食堂を掃除しますね」
「赤城……おまえは別の場所な」
「何故!?」
「「「そりゃ……ねえ」」」
「皆さんまで!?」
赤城さんがみんなの反応に戸惑っていますが、先ほどの行動を見た私は弁護できないのです……
電の掃除場所は
安価下1
またメンバーは?(二人まで)
安価下2
鎮守府メンバー(>>76)
人数制限しても消えているキャラがいる件について……
中庭
響 川内
私は、響お姉ちゃんと川内さんの三人で中庭の掃除をすることになったのです。
「うわー、やばい光がまぶしい……溶ける……」
川内さんは外に出ても、眠たそうにふらふらしているのです。
「なんてことだ、電。川内さんの正体は吸血鬼だったようだよ」
「いや、違うと思うのです」
「なんかさ、お日様浴びると眠くなってくるよね」
「普通は光には覚醒効果があるはずなんだが……川内さんは逆のようだね。これは興味深い」
「完全に生活リズムが逆転しているだけなのです」
というか、これでは掃除が始まらないのです。
「川内さん、掃除を始めますよ! しっかりしてください!」
「うあ~、揺すらないでー」
「強請る? だめだ電! お姉ちゃんは電をそんな悪い子に育てた覚えはないぞ!」
「育てられた覚えもないのです!」
「電が不良になってしまった……ショックだ!」
「響お姉ちゃんまでふざけてたら収集付かなくなるのです!」
「ともかく、しっかりやるのです!」
「了解。響、掃除を開始する。その不死鳥の名は伊達じゃない」
「はーい、ちゃっちゃとやって夜戦に備えて寝ないとねー」
川内さん……ぶれないのです。
コンマ安価
電の掃除の手際 下1
響の掃除の手際 下2
川内の掃除の手際 下3
連投OK、00は100として扱う
なのです
はあっ
よし
電 05
響 78
川内 34
電ちゃん……(汗)
さて、はりきってやるのです!
「電……燃えているな。ならば姉として負けていられないな! ウラー!」
「あ、ダメだやっぱ眠い……」
さて、まずはホウキで(ボキッ)――
……ボキッ?
私の手のホウキが折れていたのです……
「はわわわ!? ホウキが折れてしまったのです!」
「……負けた。さすがに私のやる気はホウキを折るほどには達していないよ。電。君の勝ちだ」
「なにがっかりしているのですか!? これはわざとじゃないのです!」
「姉として、妹の成長をうれしく思うよ」
「だから違うのです!? 替えのホウキを貰ってくるのです!」
「慌てることはない、ここは私がやっておこう」
「ぐ~」
「川内さん、ごみと一緒に出すよ」
「好きにして~」
「……え? ダメだ。完全に立ちながら寝ている。さすがに想定外だよ」
「ZZZ……」
「仕方ない、やるか」
「え? 替えのホウキは持ってってしまったのですか? それでどこに……」
「ここにもない!? はわわ……」
「うう、見つからないよ~」
「や、やっと見つけてきたのです……」
「遅かったね。もう終わったよ」
「響お姉ちゃん!? ご、ごめんなさい!」
「いいよ、電はサボるような子じゃないことは分かっているからね。大方ホウキが見つからなかったとか、そんなところだろう?」
「う、うん」
「なら仕方ないさ。いつも電には頼らせてもらっているんだ。たまにはお姉ちゃんに頼ってくれ」
「あ、ありがとう! 川内さんも、ごめんなさい」
「いいよ、別に。さーて、寝るぞー!」
「まだ別の場所の掃除が残っているよ」
「えー」
次の掃除場所
安価下1
またメンバーは?(二人まで)
安価下2
鎮守府メンバー(>>76)
響と赤城さんがぶっ飛びすぎているような気が……ファンの方、すみません
大浴場
工廠
メンバー再度(二人まで)
安価下1
また、今日はここまでにさせていただきます。
みなさま、お疲れ様でした。
鎮守府メンバー(>>76)
熊野、榛名
さて、次は皆さんのお風呂を掃除するのです。
さっきは上手くできなかったから、今度こそ上手くやるのです。
「いなづまーっ!」
「わぷっ!?」
後ろから突然抱きしめられたのですっ!?
「し、司令官? ど、どうしたんですか?」
「決まっているだろう? 充電だ。朝から電とコミュニケーションが取れてなかったから、電力不足なんだよ」
「なんなのですかそれは!?」
「電はいやなのか?」
「い、嫌じゃないけど……でも、その恥ずかしいよ」
「恥ずかしがることなんかないさ」
後ろから頭を撫でてくるのです。
ちょっと気持ちよくて……
「あー、癒されるな」
「は、はい……」
「そう、馬鹿ね。撃ってくれってこと?」
「そうそう撃ってくれって……え?」
「い、五十鈴さん!?」
「五十鈴いつの間に!?」
「……このアホ提督! さっさと掃除しなさい!」
「ぎゃあーっ!?」
「し、司令官ーっ!?」
そんなこんなでドタバタしたものの、何とか大浴場に到着したのです。
「さあ、はりきってまいりましょう!」
「そうですわね。ここは譲れませんわ」
今度一緒に掃除するのは、榛名さんと熊野さんです。
……ですけど、何故かお二人ともやけに気合が入っています。
どうしてでしょうか?
「電さんには負けません!」
「電さんには負けられませんわね! 掃除もレディーの嗜みの一つですのよ」
「あの、どうして私に対抗心を持っているのですか? 私、なにかしたのでしょうか?」
「……電さん、余裕ですね」
「……でも、私達もこのままでいるつもりはありませんわよ?」
「えっと、なにがなんだかよく分からないのです……」
「電さんは悪くないですよ」
「ええ、ようは私達の気持ちなのですから」
……? ますます、よく分からないのです?
コンマ安価
電の掃除の手際
下1
榛名の掃除の手際
下2
熊野の掃除の手際
下3
連投OK
えい
あ
ぽい
電ェ…
電 04
榛名 71
熊野 55
……どう扱おうかこれ。二回とも一桁とかある意味持っていると思うんだ。
「汚れは! 榛名が! 許しません!」
「あまり大声を出すんじゃありませんわよ? 優雅に、そして手際よく、熊野は掃除しますわ」
榛名さんが勢いよく、熊野さんが静かに、しかしすばやく掃除していきます!
……というか、二人が張り切りすぎて私の入る隙間がないのです!
「熊野さん、こちらは榛名が掃除するので大丈夫です!」
「いえ、ここはこの熊野が承りましてよ」
「ふ、二人ともそんなに争わないでください!」
タイルを磨いているブラシが交錯して危ないのです!
「榛名は大丈夫ですから!」
「しつこいですわよ、ここは私が――あ」
「――あ」
熊野さんが持っていたブラシがすっぽ抜けてこっちに――
「え? わぷっ!?」
頭に衝撃が走りました――
「……きゅう」(小破!)
「電さんーっ!?」
「こんな形で倒すつもりはありませんですわよ! ちょっとしっかりしてくださいな!」
……なんだかぼーっとするのです。
頭が冷たくて気持ち良いのです……。
「あ、電。目が覚めた?」
「雷お姉ちゃん?」
「どう? 頭打ったから、ちょっと検査したけど、問題はないみたいだけど。しっかりしている?」
「はい、大丈夫なのです」
「そう。なら良かったわ。榛名さんと熊野さんが電が倒れたーって言った時は驚いたわよ」
「ごめんなさいなのです」
雷お姉ちゃんや他の人たちに心配掛けてしまったのです……今日は失敗ばかりなのです。
「ほら、元気ないわね! そんなんじゃダメよ!」
「雷お姉ちゃん?」
「電は悪くないんだから、気にしちゃだめ! 分かった!?」
「……ありがとう」
「どうしたしまして」
「電ーっ!? 大丈夫か――ぐぇ!?」
「あのねえ、提督。電はたった今起きたばかりなんだから、大声出すんじゃないわよ」
慌てて入ってきた司令官を、五十鈴さんが止めました。
「だからって襟掴むことはないだろう! 本気で苦しかったぞ!」
「だったら静かにしなさい」
「……ああ、分かった。電、大丈夫か?」
「ああ、もうなんともないのです」
「すまない、ずっとついてやりたかったんだが――」
「ずっと電についていたら、提督はうるさくてしょうがないでしょうが。だから私が止めてたのよ」
「……あ、あの、ご迷惑をお掛けしてすみません」
「電は悪くないわよ、悪いのはこのバカ提督なんだから」
「酷い言い草だな」
「あら、言っていることは事実でしょう?」
「電が可愛すぎるのが悪い(きっぱり)」
「……はあ。あきれた」
そういいながらも、五十鈴さんは笑っています。
「電はもう大丈夫なのです」
「大丈夫? 無理はしなくていいのよ」
「大丈夫なのです、五十鈴さん。ご迷惑を掛けた分、頑張るのです!」
「そう? まあ、掃除は一通り終わったし、後は通常業務が少しあるだけだし……」
「なにかあったら言うのよ?」
「ありがとうなのです、雷お姉ちゃん」
「そうだな……じゃあ」
次のお仕事
安価下1
仏壇の間の掃除にかかる
仏…壇…?
>>155
先代の提督でも
祭られてるかと
思いまして……。
もう電ちゃんは掃除以外の事するべきだと思う
「電さん! 大丈夫ですか!?」
「大丈夫ですの?」
廊下で榛名さんと熊野さんに声を掛けられました。
お二人とも私を心配してくださったみたいです。
「はい、大丈夫です、ありがとうなのです」
「申し訳ありませんわ、私の不注意で」
「いえ、私もちょっと気をつけていれば大丈夫だったので」
「それでも、お詫びをさせて頂きますわ。ごめんなさい」
「そんな! もう大丈夫なのです!」
「そう……大きな怪我がなくて良かったですわ」
他のメンバーの様子はというと。
――広間
暁「えっへん。この広間は暁達が立派に掃除したわ」
雷「どう! この雷様に任せれば完璧よ!」
北上「あー、疲れたわ。もうさっさと片付けましょー」
――玄関、及び前庭。
イムヤ「掃除終了! 私は結構器用なんだから」
金剛「掃除終了したワ! Lunchtimeにしましょう!」
時雨「うん、僕もお腹すいたかな」
夕立「夕立結構がんばったっぽい!」
――工廠。
赤城「よし、これで十分かしらね」
蒼龍「赤城さん、こっちも終わりました!」
――入渠設備。
青葉「お掃除終了! 拭き掃除、掃き掃除も青葉にお任せです!」
古鷹「青葉、お疲れ様!」
――食堂。
那珂「もう、お掃除なんてアイドルの仕事じゃないんだけどなー」
川内「早く夜戦したーい!」
神通「もう、二人とも……もう終わるから、我慢して?」
――廊下。
響「これで完璧だ」
五十鈴「五十鈴に任せればバッチリよ!」
「と、後一箇所だけ掃除していない場所があった」
司令官がそう呟きました。
「それはどこなのです?」
「仏壇の間だ」
「お仏壇……ですか?」
「あ、なら電さん。私も手伝いますよ」
丁度良く居合わせていた古鷹さんが手伝いを申し出てくれました。
「じゃあ、二人にお願いしてもいいか?」
「はい!」
「さて、今度こそばっちりやるのです!」
「電さん、さっき怪我したそうですから、無理はしないでくださいね?」
「大丈夫なのです。……でも、大事な場所ですから丁寧に掃除をしないといけませんね」
「そうですね。しっかりやりましょう」
「……ところで、だれのお仏壇なんでしょう?」
「えっと、なにやら提督のご先祖様みたいですが……」
「……つまり、電さんのご先祖様になる可能性があるというわけですね?」
「はわわ!? 古鷹さん、変なこと言わないでください!」
「ふふ、電さんごめんなさい。ついからかってしまいました」
仏壇を前にしてトラブル発生とか縁起でもないので、コンマ判定はしません。
「終わったのです!」
「お疲れ様です。電さん」
「古鷹さんもお疲れ様なのです」
「ちょっと遅くなりましたけど、お昼ご飯にしましょうか」
「なのです!」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
お昼の後書類作成などのデスクワーク
わーい、おすしは大好きなのです!
「今日は大掃除ということで特別に寿司を取っておいた」
「わーい、お寿司は大好きなのです!」
「ありがとうございます、提督」
古鷹さんも喜んでいるみたいです。
「……喜んでいる電も可愛いなあ」
「そのだらしない顔も何とかしないさいよ」
「電が可愛いからしょうがない」
「……どうやら現代の医学ではどうしようもないみたいね」
五十鈴さんが匙を投げるような素振りを見せているのです。
さて、ご飯を食べ終わったらお仕事なのです!
秘書艦として頑張るのです!
今日は書類作成なのです!
「じゃあ、電。よろしく頼む」
「司令官、お任せくださいなのです!」
コンマ安価
01~15 「仕事なんかくだらないわ! 那珂ちゃんの歌を聴けー!」
16~30 「目が冴えて眠れない! 夜戦の話をしよ!」
31~45 「司令官! 潜水艦の仲間とか来る予定はないの?」
46~60 「響だよ。必要な書類を持ってきたよ」
61~75 「提督。食堂のメニュー改善案を考えてきました」
75~90 「ちわーす。提督、酸素魚雷についてなんだけとさー」
91~99 「提督ーっ! 今日こそ紅茶を味わって飲んでもらうからネ!」
00 自由安価で再安価
安価下1
!すでのな
「ちわーす。提督、酸素魚雷についてなんだけとさー」
北上さんが執務室に入ってきたのです。
「北上? 酸素魚雷がどうかしたのか?」
「いやさ、酸素魚雷をもっとパワーアップとか出来ないかなって」
「もっとパワーアップって、お前既に五連装酸素魚雷積んでいるだろう?」
「いや~。やっぱりスーパー北上さまとしては、かつての片舷二十門、全四十門の魚雷発射管を再現したいわけなのよ」
「無茶を言うな」
「となるとさ、一スロットは甲標的で埋まるわけじゃん? つまり残り二スロットで四十門の魚雷を積まないといけないわけで」
「メタ発言やめい」
なんか凄い話になっているのです……スロットってなんですか?
「つまり、二十門酸素魚雷の開発とか……やってみません?」
選択安価
1 バカ言ってるんじゃない
2 ……やってみるか!
3 自由安価
安価下1
2
そんなことできるわけないのです。
ただでさえ現在、五連装酸素魚雷が一番凄い装備なのに、無茶なこと言っているのです。
「司令官、ちょっとそれは……」
「……やってみるか!」
「え」
「おおー、提督話が分かりますねー」
「となれば、さっそく工廠へレッツゴーだ! 開発に行くぞ!」
「おー」
「し、司令官!?」
コンマ安価
01~29 秘書艦の電ちゃんが待ったをかける!
30~59 五十鈴さんに止められる。
60~89 工廠で赤城さんに呆れられる。
90~99 「響だよ、今の話は聞かせてもらったよ。バカな真似はやめるんだ、司令官」
00 開発成功した!?
安価下1
00
一応ぞろ目だね、だが無意味だ
てか五十鈴の精神がマッハで削られてるよねこの鎮守府
>>173さん
五十鈴さんはこの鎮守府の良心。
五十鈴さんのお陰で今日もウチの鎮守府は平和です。
一応電ちゃんと雷ちゃん、蒼龍さん、古鷹さん、神通さんあたりも平和に貢献している方だと思います。
案の定、工廠に向かう途中で五十鈴さんにつかまり、あっさりと二人の目的を吐かされました。
「もうね。アホかと。バカかと。ねえ、二人とも」
「……はい」
「もー。五十鈴っちてば。固いんだから」
「あのね。北上。二十連装魚雷なんて出来るわけないでしょうが!」
「やってみないとわかんないじゃん? なにごとも挑戦だよ?」
「やらなくても分かるわよ! 大体、そんな予算あるわけないじゃない!」
「えー、資源なら――」
コンマ安価
ウチの鎮守府の資材って現状どんな感じなの?
01に近いほど少ない
99に近いほど潤沢
00だと余るほどある。
安価下1
やあっ
「資源ならそれなりにあるじゃん?」
「そんな無駄に使うような資材はないわよ! ただでさえ、ウチは大食らい抱えているんだから!」
「まったくとんでもないことですね」
いつの間にか近くにいた赤城さんが、胸を張りながら言いました。
どうやら騒ぎを聞いてやってきたようです。
「というわけだ。北上、五十鈴の許可がおりないから、開発は中止だ」
「えー」
「私も秘書艦としてはその開発は容認できないのです」
「ちえー」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
北上「ならドイツ製の「ミソサザイ」搭載しよう」
乙です
乙
>>178-179さん
乙ありがとうございます!
「ならドイツ製の『ミソサザイ』を搭載しましょう」
「なに!? あの1943年9月にドイツで開発された、音響追跡(ホーミング)魚雷『G7es Zaunkonig (ツァーンケーニッヒ ミソサザイ)』をか!?」
司令官の台詞がやけに説明じみているのです。
「全部で四十門の魚雷管を再現出来ないのなら、音響追跡魚雷ぐらい積みたいよねー」
「しかし、北上! 基本的にお前達は旧日本海軍の軍艦だ! ドイツの魚雷に適応できるかどうか分からないぞ?」
「そこはまあやってみましょうよ」
「本気か?」
北上さんは軽く、しかし本気の表情でした。
「もちろん」
「分かった……」
「そうと決まれば、ほら提督、妖精さんに開発要請してくださいよ。提督じゃないと妖精さん達を動かせないんだから」
「よし、いいだろう。妖精さん! 『G7es Zaunkonig (ツァーンケーニッヒ ミソサザイ)』の開発を命じる!」
司令官が高らかに開発命令を出したのです!
『ナニイッテンダー』
『ソンナ、ミタコトモナイヘイキ、シリョウモナシニ、カイハツデキルワケナイデショー』
妖精さん達の返答は冷ややかでした。
「「「ですよねー」」」
こうして北上さんの野望はあっけなく消えたのです。
――執務室。
「さて、仕事再開するぞー」
「わかりました、なのです」
「ちわー、青葉です! 提督、この資料なんですけど!」
「おお、青葉。どれどれ……」
司令官と青葉さんが事務的な会話を始めたのです。
私は書類作成を続けます。
しばらく経ったでしょうか。
「どうだ、青葉。この鎮守府には慣れてきたか?」
ふと、司令官がそんな言葉を青葉さんに掛けました。
「はい、お陰様で!」
「そういえば、青葉、お前にはまだこの鎮守府の掟を教えていなかったな」
「お、掟ですか? それは一体――」
「鎮守府の唯一にして絶対の掟――それは」
「それは――?」
「電は可愛いだ!」
「……は?」
「だから、電は可愛いだ!」
「……それが掟ですか?」
「その通り!」
「はわわ、なに言っているんですか司令官!?」
「ほら、青葉見ろよ、これは電がこの鎮守府に来てすぐの写真だ」
「……はあ」
「それでこれは暁達四姉妹が揃ったころの写真だ。どうだ可愛いだろ」
「……ええと、青葉そろそろ戻ってもよろしいでしょうか?」
「いやいや、遠慮しなくてもいいぞ、ほらこれは電が――」
「司令官、さっさと仕事に戻るのです!」
「いやまだ電の可愛さを青葉に――」
「不真面目な司令官は、電嫌いになるのです!」
「青葉君、さっさと仕事に戻りたまえ」
「変わり身はやっ!」
イカズチチャンハカワイイデスヨ
再び仕事に戻るのです……今度こそちゃんとできるといいな。
電の仕事ぶり
コンマ下1
00は100として扱う。
いっちばーん!
ふう、それなりに順調にできたと思うのです。
「司令官、できたのです」
「どれどれ……おお、なかなかいい感じじゃないか」
「本気でそう思っていますか?」
「本気だよ、いくらなんでも嘘は言わないさ。電もずいぶんと成長したな」
「最初はご迷惑ばかり掛けていたのです」
「あはは、そうかもしれないけど、一生懸命なのは分かっていたからな。まったく私には出来すぎた秘書艦だよ」
「そ、そんなことはないのです」
コンマ安価
01~15 「てーとくさん、必要っぽい書類の承認をお願いします!」
16~30 「司令官、今度の演習についてなんだけど……」
31~45 「雷よ! 司令官、今度の出撃についてだけど」
46~60 「この暁が書類を提出にやってきたわ!」
61~75 「司令官! イムヤの出番が少ないと思わない!?」
76~90 「提督! 依頼の艦載機一覧を持ってきました!」
91~99 「提督。この熊野がローズヒップティーをお持ちしてきましてよ」
00 自由で再安価
コンマ下1です。すみません。
あ
やあっ
「司令官、いいかい?」
今度は時雨さんがやってきました。
「おう、時雨? どうかしたか?」
「今度の演習についてなんだけど……」
「ああ、しばらく実戦らしい実戦がなかったからな」
「やってくる『深海棲艦(しんかいせいかん)』もここしばらくは格下しか相手にしていないからね。ここらで同格相手の演習をした方がいいと思うんだ」
「ああ、分かっている。次の演習には青葉も加わってもらうつもりだ」
「そうだね。実は僕もそれをお願いしようと思っていたんだ。早く連携を深めたいからね」
「わざわざそのために来てくれたのか? 時雨は気が利くな」
「いや。ちょっと余計なお世話かもしれないかなと思ったけど、それなら良かったよ」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
改装のためにがんばらないと
紅白戦の組み合わせについて
「そうだね、改装のために頑張らないと」
時雨さんが自分に気合を入れるようにそう言いました。
改装……この場合は、一定の錬度に達した艦娘が、自分の成長限界の壁を越えることを言うのです。
普通は一回。更に特定の条件を満たすと、二回目の改装が出来る場合があるのです。
二回目の改装については、錬度だけでない、別の条件を満たす必要があるのですが、それがどういう条件か詳しく解明されていないのです。
電もまだ一回しか改装できていないのです。
金剛さんと神通さんは二回できているのですが――
コンマ安価
01~29 「そうだな、まだ金剛と神通しか二回目の改装できていないしな」
30~59 「そうだな、まだ金剛と神通、夕立しか二回目の改装できていないしな」
60~79 「金剛と神通、それから夕立と那珂は二回目の改装できているしな」
80~00 「何言っているんだ、時雨は既に二回改装できているだろう? まさか前代未聞の三回目の改装をする気か?」
コンマ安価下1
00
「そうだな、まだ金剛と神通、夕立しか二回目の改装できていないしな」
「うん、僕も夕立に負けないように頑張るよ、佐世保の時雨として恥ずかしくない活躍をしないとね」
「ああ、私も時雨のサポートを精一杯するからな、よろしく頼む」
「ありがとう、それじゃあ」
「さて、あともう一頑張りかな?」
「はいなのです!」
自由安価
基本的になんでもOK(だれか来るとかも可)
鎮守府メンバー(>>76)
安価下1
那珂ちゃんもやる気満々のようです
「はーい、艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよーっ!」
那珂さんがいきなり元気良く部屋に入ってきました。
「どうしたんだ、いきなり?」
「いやー、なんか時雨ちゃんがもっと頑張ろうとか言ってたからー、これは那珂ちゃんも負けていられないなーって」
「ほう? どう頑張るつもりだ?」
「それはもちろん――」
01~50 「アイドルとして!」
51~99 「二回目の改装を目指して!」
00 「とっくに那珂ちゃんは改二になれる錬度に達している!」
コンマ安価下1
えい
「二回目の改装を目指して!」
「おお、てっきり那珂のことだから、艦隊のアイドルとしてとか言い出すかと思ったけど、まともだ」
「だって~。神通お姉ちゃんや金剛さんが改二なのに~、那珂ちゃんが改二じゃないとー。ファンのみんなに申し訳ないし~。それに目立てないじゃない」
「ああ、いつもの那珂さんなのです」
「でも、ただでさえ魅力的な那珂ちゃんが、もし改二になっちゃったら、もうそれはものすごく魅力的になっちゃうかも~? みんな夢中になっちゃって戦闘どころじゃなくなっちゃうかも? キャハ!」
「あー、はいはい、いいからとっとと戻れ」
「――そうね」
那珂ちゃんの背後に立つ人物とは?
01~35 川内
36~70 神通
71~99 五十鈴
00 自由安価
コンマ安価下1
五十鈴!
せいや
「って神通お姉ちゃん!?」
那珂さんの後ろに神通さんがそっと忍び寄っていたのです。
どうやら、いなくなった那珂さんを連れ戻しに来たみたいです。
「那珂ったら、また仕事ほったらかして……もう、怒るよ!」
「お姉ちゃんタンマ! 顔だけはやめてー」
「提督、電さん。妹が迷惑をかけてすみません」
「いいよ、いつものことだし。神通からお灸を据えてやってくれ」
「私も特に気にしてないのです」
「ありがとうございます……ほら、那珂行きましょう」
「はーい……みんな~、今度のライブもよろしくね~」
「そんな予定ないでしょ! まったく……」
神通さんに引きずられて、那珂さんは戻っていきました。
「……神通も個性的な姉と妹に挟まれて大変だな」
「……なのです」
「さて、電。今日の仕事はここまでにしよう」
「はいなのです。みんなに晩御飯の連絡をするのです!」
「今日の晩御飯はなにかな? 楽しみだ」
一九○○(午後七時)。晩御飯の時間なのです。
司令官と一緒に食堂に行くのです!
――食堂。
「みんな揃っているか?」
「「「はーい!」」」
「じゃあ、頂きますなのです!」
自由安価
基本的になんでもOK
安価下1
今夜はボルシチか
ハラショー!
「今夜はボルシチか」
今晩の食卓に上がったのは、鮮やかな深紅色をした煮込みスープ、ボルシチなのです。
タマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉さんなどが入っているのです。
「今日は私も手伝ったんだ。どうだい、電、司令官?」
響お姉ちゃんが感想を求めてくるのです。
「ハラショー! なのです!」
「お、私の真似かい、ふふ、可愛いな電は」
「電はやらないぞ」
「なにさり気に司令官のものにしているのよ? 電は私達姉妹のものなんだからね!」
「そうよ、電は私の可愛い妹なんだから!」
司令官の発言に雷お姉ちゃんと暁お姉ちゃんが反論するのです。
「それは聞き捨てなりませーん! 提督は私のものデース!」
「金剛お姉さま、今は電さんのことであって、提督は関係ないじゃないですか!」
「そうですわよ。大体、食事中にはしたない真似はよしてくださいな」
金剛さんと榛名さん、熊野はなにやらずれた会話をしています。
「ところで知っているかい司令官?」
「なんだ響?」
「ボルシチは――ウクライナ料理らしいよ」
「な、なんだってーっ!?」
「ロシア料理だと思ったかい? 実は>>1もたった今知ったのさ」
「電もロシア料理だと思っていたのです……」
「ご馳走様でしたー」
「ご馳走様、なのです」
「さて! 今日の皿洗いは私達ね、いきましょう、古鷹さん」
「ええ、がんばりましょう、イムヤさん」
「伊号潜水艦の力、見せてあげる!」
――皿洗いと潜水艦と、どう関係があるのでしょうか?
「別に出番がなかったから、わざわざアピールしたわけじゃないからね!? 本当よ、司令官!」
「……そうか」
自由安価
安価下1
今後、皿洗いは潜水艦娘が
交替でやるということに……。
ウクライナ料理でもあるがロシア料理でもあるから問題ない(キエフ公国の歴史参照)
>>210さん
そうなのですか、勉強になります。
「伊号潜水艦はそこまで皿洗いがすごいのか?」
「え……いや、そこまで凄いのかと言われると……」
司令官の言葉に、イムヤさんは少しうろたえているのです。
「ならば、今後は皿洗いは伊号潜水艦のみんなに頼むとしよう」
「……そうそう、皆でって、伊号潜水艦どころか、ウチには潜水艦自体私しかいないじゃない! なにこれイジメ!?」
「司令官、それはちょっとさすがに酷いのです……」
選択安価
1 「はっはっはっ、冗談さ」
2 「じゃあイムヤ以外の仲間を呼んでくれれば……」
「なにその逆転の発想みたいな」
3 「バカ言ってないで、ちゃちゃっとやりなさい!」
五十鈴さんに怒られました……
4 「皿洗い手伝う代わりに、イムヤが夜戦に付き合うってどう!?」
「ちょ、潜水艦に夜戦挑むとか正気かおまえ!?」
5 自由安価
安価下1
2
「じゃあイムヤ以外の仲間を呼んでくれれば……」
イムヤさんがいきなりそんなことを言い出しました。
「なにその逆転の発想みたいな」
「でもいいじゃない! 潜水艦私だけなのよ? 潜水艦の仲間が欲しいって言ってもいいじゃない!」
「いやでも、建造するにもそう簡単にってわけにもいかないしなあ……ウチに来る予定の子なんていないし」
「建造するにも、妖精さんの気まぐれで、潜水艦以外ができる可能性が高いのです……」
「いいじゃない! ね、司令官!」
「いや、私の一存では……電と五十鈴の許可が出ないとな」
「なんで秘書艦である電さんはともかく、五十鈴さんの許可が必要なのよ?」
イムヤさんが疑問を投げかけます。
「いや、なんとなく雰囲気的に?」
「電に思いっきり甘いバカ提督のせいでしょうが!」
「じゃあ、五十鈴さん、建造許可お願い!」
「……あのねえ。最高責任者は提督、その次は電でしょうが。そっちに聞きなさいよ。(今は電関係ないから、提督も正しい判断出せるでしょ)」
「司令官、建造お願いします!」
選択安価
1 いいよ
2 ダメ
安価下1
1
1
「まあ……いいか」
「本当!?」
「ちょ、提督本気なの!?」
「たしかに潜水艦がもう一人居てもいいしな。潜水艦以外の子が来たとしても、新しい子が来るのはみんなの刺激にもなるはずだ。青葉以外はずっと固定メンバーになってたしな」
「……提督がそこまで言うなら、いいけど」
「電もいいか?」
「はい、私も構わないのです」
「じゃあ、さっそく今からやりましょう!」
「おいちょっと待て、建造するにもいろいろと手続きやら準備やらが必要になるんだ」
「そんなの待っていられないわよ!」
イムヤさん、喜んでいるみたいなのです。
潜水艦の仲間だと、イムヤさんにもいいのですけれど……
――数日後。
工廠内で、建造準備が整ったのです。
「というわけで、今回はこれだけの資材を使う」
燃料 250
弾薬 30
鋼材 200
ボーキサイト 30
「というわけで、妖精さん達、建造をお願いする」
『ヨシキター!』
『ヒサシブリノ、ケンゾウダー!』
『ウデガナルゼー!』
『ハラショー!』
『デンチャンハオレノテンシー』
「おい、最後の妖精。私の前に出てこい」
「し、司令官落ち着いてください!」
怒りをあらわにする提督を慌てて止めるのです。
「どんな子が来るのかしら! 楽しみね!」
「いや、イムヤの期待を遮るようで悪いが、妖精さんは完璧に制御できるわけじゃないからな。戦艦作るつもりで駆逐艦ができることもよくあるし」
「え!? じゃあ、潜水艦の子は来ないの!?」
「いや、あくまで確実じゃないと言っただけさ。でも、新しい子は久しぶりだからね。きっと、潜水艦じゃなくてもイムヤと仲良くなれると思うよ」
妖精さん達が一生懸命に船を作っています。
ちょっとかわいいです。
『ウラー』
『ワッセ、ワッセ』
『デンチャンマジテンシ』
「おいこら、最後の奴いい加減にしろ」
「し、司令官落ち着いてくださいなのです!」
「あ、できたみたいよ! どんな子かしら!?」
選択安価
建造された子は?
1 伊58
2 自由安価(現在実装されている、駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、潜水艦の中から。ただし通常建造でできるキャラのみ)
安価下2
今日はここまでにさせていただきます。
皆様、お疲れ様でした。
1
1
乙です 1
乙&kskっと
>>221-222さん
乙ありがとうございます!
飛龍さん改二おめでとうございます。
電ちゃんの改二はまだですか?
「こんにちは! 伊五十八です!」
現れたのは金色のショートカットの女の子でした。元気そうな子なのです。
「伊――ってことは私と同じ伊号潜水艦ね! やった、潜水艦仲間ができたわ!」
イムヤさんも嬉しそうにしているのです。
『コンヤハヤキニクダー』
『ヤキニクー』
『カットバセー』
『デンチャンナデテー、イヤムシロナデマワサセテー』
建造していた妖精さん達も大はしゃぎです。
「よし、妖精さん達、お疲れ様! よくやったぞ! そして最後の妖精、あとで執務室な」
「私は伊168よ! イムヤって呼んでね!」
「私もゴーヤって呼んでもいいよ!」
「良く来てくれた。私がここの提督だ。ようこそ、我が鎮守府へ」
「伊五十八です。提督もゴーヤって呼んでいいよ! 苦くなんかないよぉ!」
「それは野菜のゴーヤと掛けているのか? なるほど、面白いな」
「炒め物とかできそうなのです」
「チャンプルー? ゴーヤ、野菜じゃないよー?」
「私は先輩だからね、いろいろと教えてあげるから! あー、早く一緒に潜りたいわ!」
「ゴーヤも早く海に入りたーい!」
「ほらほら、はしゃぐのはいいが、ちょっと待ってくれ。イムヤ、せっかくだから先輩としていろいろ教えてやってくれ」
「分かりました、イムヤにお任せ!」
「私は秘書艦の電なのです。よろしくお願いします!」
「はい、電さん、よろしくお願いします!」
「これからはゴーヤもウチの仲間だ。いろいろ頼らせてもらうが、よろしくな。そして、ウチの鎮守府の掟を最初に教えておく」
「お、掟でちか? なんだか難しそうでち」
あ、なんだか嫌な予感がするのです。
「なに難しいことはない。それは電は可愛いだ!」
「……はあ、また司令官のバカだわ」
「……でち?」
「司令官、恥ずかしいよぉ!」
「……このてーとく、どうしたの?」
「――こぉのアホ提督がぁ! 新人の子にいきなりアホなこと言ってんじゃないわよ!」
「げふっ!」
五十鈴さんの見事な蹴りが入ったのです。というか、どこから五十鈴さんは現れたのでしょうか?
「なにをする五十鈴!? 私はただ電の可愛さを新人の子に知ってもらおうと思っただけだ!」
「それがアホって言っているのよアホ提督!」
「さ、あんなのほっといて、行きましょうゴーヤ。鎮守府を案内してあげる」
「ほ、放っておいていいの?」
「いいのよ、まあ、あんな司令官だけど、一応電さん関係以外ではまともだから。あのケンカもすぐに収まるわよ」
「それじゃあ、イムヤさんお願いでち!」
「任されたわ!」
「パパー、あの鎮守府また騒がしいよー」
「ああ、また例の提督さんと五十鈴さんだろう。まあいつものことさ」
「賑やかなのはいいことね」
そして、また潜水艦の子が一人ウチの鎮守府に加わりました。
「海の中からこんにちわー! ゴーヤだよ!」
「――きゃ!? び、びっくりしました……」
「古鷹さん、ごめんなさいでち! でも海っていいよね! 海って。古鷹さんも一緒に海をいこーよ!」
>>223
初期艦5隻は改二は同時だと思うの
アニメで改二改装話出てこればありえるんじゃね
……ん? 光が眩しい。
朝か? やけにあったかいな。
まるで湯たんぽでも入れているみたいだ。
おかしいな、昨日の夜はそんなもの入れた覚えはないのだが……
そうして、ぼんやりと目を開ける。
――そこには天使がいた。
きらめく様な茶色の髪。
つややかな白い肌。
ふっくらとしていそうな唇。
胸元から覗く、やわらかそうな膨らみ。
私は天国に来たのか?
いや、この子は電だ。ああ、なら天使という認識は間違っていないか。
しかし、電は今たしかに生きている少女だ。ならば天国に来たわけではないらしい。
いったい、これはどういうことだ?
「……ん。司令官、おはようございます、なのです」
「電? どうして私と一緒に寝ているんだい?」
「ふふ、司令官、おかしなことを言っているのです。電と司令官はいつも一緒に寝ているのです」
「……あれ?」
そんな記憶はないのだが……電はなにを言っているのだろう?
「それよりも司令官、電はいつものが欲しいのです」
「いつもの?」
「もう、司令官は意地悪なのです。電の口から言わせたいのですか?」
「いや、本当に分からないんだ」
「本当に司令官は意地悪さんなのです。電は朝のキスが欲しいのです」
「……なんだって?」
ああ、分かった。これは夢だ。
夢なら、なにしてもOKだ!
「分かった、電」
私はゆっくりと電に近づき――
コンマ安価
01~09 勝手に目が覚める。
10~19 妖精さんに起こされる。
20~29 五十鈴に起こされる。
30~39 ゴーヤに起こされる。
40~49 暁に起こされる。
50~59 響に起こされる。
60~69 榛名に起こされる。
70~79 金剛に起こされる。
80~89 熊野に起こされる。
90~99 電に起こされる。
00 夢 続行
コンマ下1
妖精に要請
2.現実は非情である
>>230さん
妖精さん「審議中」
「朝から何寝ぼけてんのよ!」
「ごはっ!」
そんな幸せな夢は、五十鈴の枕の一撃で終わりを告げた。
「五十鈴! なにをする! 後三十――いや、十五秒だけ待ってくれれば私は幸せになれたのに!」
「はあ? なに言っているの? 言っとくけど、にやけた顔をしてかなり怖かったわよ、提督」
「……」
キッパリと言われて、かなりショックだった。
さて、今日は休日である。
一部の待機組を除き、私も含め艦娘、職員も含めそれぞれ休日を満喫していることだろう。
私も朝食の後、どう過ごそうか想いを馳せている。
ふむ……
選択安価
1 電に会いに行こう
2 電に会いに行こう
3 電に会いに行こう
4 自由安価
安価下1
2
4いらなくねこれ
なにを迷うことがあるのか。ここは愛する電に会いに行くこと一択だろう。
「そもそも選択肢が電さんに会いに行くしかなかったような……って頭の中でなにかが!?」
隣でご飯を食べていた赤城が、突然妙な発言をしだす。
「でも、自由安価で別の人に会いに行くとか言う人とかいるかなーってちょっと思ってたっぽい……? って私もちょっと変なこと言っているっぽいー!」
夕立もなにやら同じような発言をしている。
emergency! emergency!
「くっ、電と八時間以上会っていないせいで私のエネルギー残量が危険域に……!」
「どんだけ燃費悪いんですか、提督」
「もうてーとくさんは、赤城さんのことをどうこう言えないっぽい!」
「今会いに行くからな、電ーっ!」
「廊下を走るんじゃないわよ、提督!」
「朝から那珂ちゃんより目立つなんてずるいーっ! こうなったら、那珂ちゃん歌いまーす!」
「こら、あんまり騒がしくしないの!」
「眠い……」
「全く、休日なのに騒がしいですわね。朝ごはんぐらい静かに食べさせてくださいな」
さーて、電の部屋はこっちだな。
コンマ安価
01~40 誰とも出会わない
41~50 雷と出会う
51~60 暁と出会う
61~70 響と出会う
71~80 榛名と出会う
81~90 古鷹と出会う
91~99 イムヤとゴーヤと出会う
00 自由安価で再安価
えい
電の部屋の前に到着する。
ちゃんとノックはしないとね。
「電、私だ。提督だ。今入っても大丈夫か?」
「司令官? 大丈夫なのです」
「ああ、失礼する」
「おはようなのです、司令官」
「ああ、おはよう電。今時間大丈夫かい?」
「えっと――」
自由安価
電はなにしていた?(別の人が電の部屋にいてもOK)
鎮守府メンバー(>>76)
雷と二人で読書
雷と遊んでいた
安価指定を忘れていました。
安価下1で行きます。
今後も、忘れた場合は基本的に安価下1で行かせて頂きます。
「雷お姉ちゃんと本を読んでいたのです」
「お邪魔しているわ」
「なるほど……なら邪魔するわけにはいかないか。私も一緒に本を読んでもいいかな?」
「はい、いいのです」
「司令官はどんな本を読むの?」
「そうだな……」
自由安価
ジャンルでも、本のタイトルでも
安価下1
老人と海
「『老人と海』を読もう。ここずうっとドタバタしていたからな、久しぶりに文学作品を読むのも悪くはない」
「なんか悲しそうなお話ね」
「まあ、文学小説にはそういうものが多いからな」
「私はもっと楽しいお話の方がいいわ! ね、電!?」
「そうですね。たとえ、お話でもハッピーエンドの方がいいのです」
「でも、こうした作品でしか出せない苦悩とか、涼秋もあるからなあ」
「ふーん……」
「さて、読むか。電、隣いいか?」
「あ、ずるい! 電の隣はお姉ちゃんの雷様のものなんだから!」
「そんなことでケンカをしないで欲しいのです」
「そうだ、電の隣は右と左両方あるからな。ここは電と仲良くしようじゃないか」
「そうね。じゃあ私は電の右で本読もうっと」
「じゃあ私は左だな」
「……えっと、なんか落ち着かないのです」
「はっはっはっ、少し慣れれば大丈夫さ」
「司令官、人事のように言っているのです……」
自由安価
これからどうなる?(別の人が来てもOK、なにごともなく時間が過ぎるなどもOK)
鎮守府メンバー(>>76)
安価下1
電が居眠り
こっくり、こっくり……
「あら、電が眠っちゃったわね」
「疲れていたのかもな。いつも電は頑張ってくれてたからな」
「そうね、寝かせといてあげましょう」
選択安価
1 タオルケットを掛けて、肩を貸してあげる
2 ベットに運ぶ
3 自由安価
安価下1
2
このままだと風邪を引いてしまうかもしれないな。
私は電を起こさないように、ゆっくりとベットに運ぶ。
そして、丁寧に毛布を掛けてやった。
「ふふ、寝顔もかわいいな、電は」
「我が妹ながら、本当に可愛いわね」
「起こしてはまずい。そっとしておこう」
「そうね。一応メモだけ残しておきましょう」
雷は一言、メモを書き残した。
「さて、司令官そっと行きましょう」
「ああ」
そして、電の傍から離れる。
「お休み、電」
「ゆっくり休むのよ」
そして、ゆっくりと電の部屋を後にした。
さて、これからどうしようか。
自由安価
基本的になんでもOK(行動でも、起きる出来事でも)
鎮守府メンバー(>>76)
安価下1
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
雷と遊ぶ
乙です
乙でしたー
>>250-251さん
乙ありがとうございます!
鎮守府メンバー更新版
駆逐艦 電・雷・響・暁・時雨・夕立
軽巡洋艦 川内・神通・那珂・五十鈴
重巡洋艦 古鷹・青葉
航空巡洋艦 熊野
重雷装巡洋艦 北上
空母 赤城・蒼龍
戦艦 金剛・榛名
潜水艦 伊168・伊58
合計 20名
改二ですが、五十鈴さんも追加です。素で忘れてました。
改二済み
金剛・神通・五十鈴・夕立
「司令官、せっかくだし私と遊びましょう!」
雷が提案してくる。
「いいぞ、なにして遊ぼうか」
「体を動かすようなものがいいわね。キャッチボールでもしましょう!」
「たまにはいいな、じゃあグローブとボールを持って中庭でも行こうか」
中庭で雷とふたり、キャッチボールを始める。
「行くわよー、司令官!」
「おー、来い!」
まずは肩慣らしと、軽い調子で白球を投げては返しを繰り返す。
「なかなかやるじゃない!」
「付け焼刃とはいえ、軍人の端くれだ。艤装をつけてない状態の雷には負けるわけにはいかないな!」
「そう! それじゃあー! そろそろ本気で行くわよ!」
やけに元気な声を上げる雷。
「え、なんか嫌な予感がするんだが」
「せーの、抜錨!」
雷の体が光に包まれ、艤装が雷の体に装着される!
「ちょ、待て!」
「司令官、受け取りなさい!」
雷の声と同時に、私は全力で体を横に投げ出した。
――瞬間、髪の毛を何かが掠めて行った。
なにかは言うまでもない、雷の投げたボールだ。
「なんで避けるのよ、司令官! これじゃあキャッチボールにならないじゃない!」
「私を殺す気か!」
「本気を出すってあらかじめ言ったでしょ!」
「艤装つけたお前らに凡人が太刀打ちできるわけないだろう!」
「軍人の端くれでしょー? ちょっとぐらい頑張って、司令官」
「無理だろう!」
「――司令官、あなたは大丈夫。だって私がそばにいるんだから」
「なんかかっこいい台詞だが、まさにその台詞を言ったおまえにやられそうになった件について」
「もし、今のボールを受け止めるようなかっこいいところを見せたら、電も惚れ直すと思うんだけどなー」
「電が惚れ直す……?」
『司令官、かっこいいのです! 司令官大好きなのです!』
『司令官大好きなのです!』
『大好きなのです!』(注:イメージ音声です)
「さあ来い、雷。おまえの全力、受け止めてやる」
「それでこそ司令官ね!」
「やれやれ、なにをやっているのかと思えば……司令官と雷じゃないか」
「本当ね、この暁を置いて楽しそうに……ずるいわ、二人とも。響もそう思わない?」
「いいんじゃないかな。せっかくの休日だ。みんな好きに過ごせばいいと思うよ」
「ところで……なんで雷は艤装をつけているのかしら?」
「さあ? まさかとは思うが……あの状態で二人はキャッチボールをするつもりなのか?」
「それこそまさかよ。司令官が吹き飛んじゃうじゃないの」
「そうだと思うんだが……」
「行くわよー、司令官!」
「ああ、全力で来い!」
「てりゃああああーっ!」
電! 私に力を与えてくれ!
雷の投げたボールが、白い残像となってこちらに向かってくる!
速い――だが見える!
ボールを左手のグローブで受け止める! だめだ、このままでは押し切られる!
「――だが、負けられない!」
「バカな、雷の全力を抑えているだと!? 司令官、一体!?」
「というか、キャッチボールでこんな事態になってることを疑問に思いなさいよ!」
「これは……まさか、司令官の電を思う力が、司令官の眠れる力を引き起こしたとでも言うのか!?」
「何一人で盛り上がっているのよ、響!」
「いや、考えてみれば、『提督』の艦娘を呼び出したり、妖精さんを操る能力には未解明の部分が多い。なにかしらのきっかけで未知のパワーを引き出したとしてもなんら不思議ではないのかもしれない!」
「ちょっと、暁を置いてみんなで盛り上がらないでよ~!」
「私は、私は電に司令官かっこいいって言ってもらうんだ!」
『秘技! イナヅマキャッチ!』
「――止めた? うそ!?」
「――止めたぞ、雷」
「あれは伝説の技! イナヅマキャッチ! まさか使える者が現れるとは!」
「響、アンタ適当に言ってるでしょ!?」
「ノリが悪いよ、暁姉さん」
「アンタがぶっ飛びすぎているのよ!」
「よし、止めたぞ電ーっ! 見てたかーっ!」
「いや、見ているの、響姉さんと暁姉さんだけだから。電寝ているのじゃないの」
「……え?」
「だから、電は見ていないわよ」
「……燃え尽きちまったよ」
「し、司令官ーっ!?」
「司令官、しっかりするんだ!」
「そうよ、こんなバカな茶番劇で燃え尽きるんじゃないわよ!」
「おお、そこにいるのは響と暁か?」
「司令官、まさか目がもう……?」
「電に伝えてくれ……幸せになれ、と」
「司令官!? 司令官ーっ!?」
「司令官。――司令官の仇はこの雷が取って見せるわ!」
「「いや、仇はおまえだよ!?」」
「まったく、一時はどうなることかと思ったわ」
「さて、せっかくだから四人でキャッチボールをしよう。もちろん艤装はなしだ」
「はーい」
「よし、じゃあ私からいくぞー」
「「「おー!」」」
自由安価
安価下1
鎮守府メンバー(>>252)
安価下1
電とイチャイチャ
おきたのか
そのまま、四人でキャッチボールをして午前中は過ごした。
「ウラー!」
「暁の出番ね! 見てなさい!」
「この雷様に敵うと思っているのかしら!」
「元気だな、三人とも!」
「ふう、満足したわ」
「ちょっとはしゃぎ過ぎたかな」
「一人前のレディーは遊びにも全力を尽くすわ」
「あ、お姉ちゃん、司令官~!」
と、私達の元へ可愛らしく走る一人の少女。電だ。
「電、起きたのか?」
「はい、すみません、眠っちゃって」
「いいんだ。電も疲れていたんだろう? 丁度いい、電も一緒にお昼ご飯を食べよう」
「はい、なのです」
「さあ、そうと決まれば行くぞ、手を繋いでいこう」
「ええっ!? は、恥ずかしいよぉ」
「ははは、恥ずかしがることはないだろう」
――食堂。
「ほら、電。あーんだ」
「そんなことできないのです! みんな見ているのです!」
「電が可愛いからさ!」
「違うのです! こんな恥ずかしいことをしているからなのです!」
……司令官。あなたは変わったわ。
前は誰隔てなく、接する公正な人だった。
ううん、今でもそう。ただ一つの違いは、私の妹――電に対する愛情表現を隠さなくなったこと。
そのおかげで、五十鈴さんは年中、司令官にツッコミを入れるようになったわ。
金剛さんや榛名さんはやたらと電にライバル心を燃やすようになった。
他のメンバーは提督の行動に苦笑するようになった。
でも、鎮守府の雰囲気は前より明るくなったと思うわ。
あ、決して以前が暗かったってわけじゃないのよ。
前から、司令官が一生懸命、鎮守府のみんなが明るくなれるようにしているのは、雷知っているんだから!
ただ、辺り一体の深海棲艦が静かになって、鎮守府も安定して、これなら大丈夫って思ったのかしら。
それから、電に対して猛烈に愛情表現するようになったわね。
……それだけ、今まで必死に想いを隠してがんばってたのよね!
だから、今のこの鎮守府があるのよね!
うん、司令官と電を私は応援するからね!
これからも頑張りましょう、司令官、電! そしてみんな!
「ほら、電。あーん」
「……はわわ」
ちょっと熱過ぎるのは勘弁して欲しいけど。
自由安価
安価下1
鎮守府メンバー(>>252)
時雨
「……やあ、みんな。ちょっとお邪魔するね」
「ああ、時雨か。お疲れさま。はい、電。今度は私にあーんして欲しいな」
「時雨さんが来たのに、変わらずにしないで欲しいのです!」
「いいじゃないか、私と電の仲じゃないか」
「恥ずかしいのです!」
「那珂!? 那珂ちゃんだよ~」
「ここにステージはないよ、部屋にお帰り」
「響ちゃんひどーい!?」
「でも、暁もあまり人前でイチャイチャするのはどうかと思うわ! ねえ、時雨!?」
「……え? ここで話を僕に振るのかい? そうだね……」
選択安価
1 別にいいんじゃないかな、人に迷惑はかけてないんだし。
2 たしかにそうだね。目のやり場に困るし。
3 自由安価
安価下1
2
「たしかにそうだね。目のやり場に困るし」
「ほ、ほら。時雨さんもそう言っているのです……」
「むう……たしかに電の評判に差し障るのはよくないかもしれない」
「そうよ! 一人前のレディーとして、あんまりふしだらな真似はしちゃダメよ!」
暁の言うことも一理ある。
ちょっと配慮が足りなかったかもしれないな。
「すまない、少し周りへの配慮が足りなかったな」
「いや、僕は別にいいけどね」
「というわけで、電。私の部屋に行こう」
「「「なんでそうなる」」」
「Hey提督ーっ! イチャイチャするのもよくないけどサー。時間と場所もわきまえなヨー!」
金剛さんが現れた!
「どうしたんだ、金剛?」
「Oh、今日は提督や皆のためにカレーを作ってきました! 英国式のカレーですヨ!」
「ほう、これか?」
「そうです! 今日のDinnerに出しますが、提督や皆に是非試食をして欲しいデース!」
「どれどれ」
「これはいいな、スパシーバ」
「ちょっと辛すぎないかしら?」
「そう? 暁姉さんは辛いって言っているけど……雷には丁度いいわ」
「金剛さん、おいしいのです」
「ふっふっふっ……料理の腕も電さんには負けていられませーん! 見ててくださいね!」
「え、ええっ!?」
自由安価
安価下1
今日はここまでにさせて頂きます。
皆様、お疲れ様でした。
安価下。
鎮守府メンバー(>>252)
乙です 58
>>273様
乙ありがとうございます!
内容が安価向けでないと指摘を頂き、また私自身、そう感じたため、今回投下分で終了にしようと思います。
(電ちゃん好き、かつ安価スレ好きでないと見ない、安価を取る人はそうとう限られてくる)
「机の下からこんにちはーっ! ゴーヤだよ!」
そのとき、机の下から急にゴーヤさんが現れたのです!
「はわわ! びっくりしたのです!」
「Oh!? なんでゴーヤさん机の下から出てくるデスカーっ!?」
私や金剛さんをはじめ、みんなもびっくりです。
「机の下っていいよねえー! みんなも机の下に潜ろうよーっ!」
「「「いや、その発想はおかしい」」」
「というのは冗談でち。ただみんなを驚かせようと思っただけでち」
「なるほど」
「響、あんた使えるなという表情しているんじゃないわよ」
「そんな表情していたかい、暁姉さん?」
「それはそうと、ではゴーヤさんも私のカレーを召し上がれ、デース!」
「わあ、ありがとう、金剛さん!」
――夜。
「ふう、今日も騒がしい一日だった」
「お疲れ様なのです、司令官」
電が私の傍にお茶を置きながら、労いの言葉をかけてくれた。
「ありがとう、電。でも今は私用だから、別に電が付き合う必要はないんだぞ?」
「い、いえ。でも電は司令官の秘書艦ですから」
「でも、疲れているだろう? こっちは大丈夫だから」
「……その、電が居たいのです。ダメ、でしょうか?」
「ダメなわけないだろう! じゃあ、ほらこっちに座って」
「はい、なのです!」
私の隣に座る電。本当に可愛いなあ。
こんな可愛い子が、私の秘書艦で、更に付き合ってくれているとは、本当に私は幸せ者だなあと感じる。
「ところで、司令官。なにを書いているのですか?」
「うん? 実家への手紙だ」
「お手紙なのですか? どんなことを書いているのですか?」
「ああ、それはもちろん! 電の可愛さとか、電の優しいところとか、電のかっこいいところとか、電の――」
「ちょっと待って欲しいのです! 司令官のご両親の手紙に、そんなことを書いているのですか!?」
「それ以外になにを書けと?」
「書くべきことはいっぱいあると思うのです!」
「いや、ないな」
「断言しないで欲しいのです!」
「それより、電。手紙に同封する写真だけど、どっちの電がかわいいと思う? なかなか甲乙付けがたくてな」
「話を聞いて欲しいのです!」
「ああ、親父とお袋もいい子だねって褒めてくれているよ。早く孫の顔を見たいってさ」
「――ま、孫って! まだ早すぎなのです! っていうか、もう既にそんな手紙をやり取りしているのですか!?」
「当たり前だろう? 電の素晴らしさはばっちり伝えたさ!」
「し、司令官恥ずかしいのです!」
――そんなこんなで、今日も鎮守府は平和です。
終わり。
ここで、打ち切りみたいな形で申し訳ございませんが、終わりにしたいと思います。
まだ、考え中ですが、もしかしたら似た様な設定でハーメルン様辺りで投稿するかもしれません。
もしその場合は、またよろしくお願いします。
安価スレを立てるにしても、もっと参加しやすい形を考えたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました。
終わってしまったのね
楽しんで見たり安価とったりしてたのね
乙なの
>>278様
乙ありがとうございます。
内容が安価向けでないと私自身思いましたので……この反省を活かしていけたらと思いますので、よろしくお願いします。
終わっちゃったのか。
電ちゃん好きとしていつもほのぼのさせもらいました。
次も楽しみにしてます。乙でした。
電ちゃん好きとしては終わりは残念…
また安価じゃなくていいので電ちゃんとイチャイチャ書いてくださいオナシャス
おつー
>>280-282様
乙ありがとうございました。
電ちゃん好きでかつコメディ好きなので、このようなSSを書いていましたが、安価SSとしてどうか
という考えが至らなかったようです。
次に活かして生きたいと思います。
電ちゃんのレベル早く99にしないと(義務感)
電ちゃんSSはまた別の形で書いていきたいと思います。
乙でした
レベル99まで頑張って下さいね、次のゴールである150までの道のりもありますし
>>284様
乙ありがとうございます。
レベル現在97です……150とかたどり着ける気がしませんね。
次点はレベル75の金剛さん……これでもきつかったです。
おつおつ
もう終わっちゃったのか残念
ハーメルンでやるんだったら是非ともURLをここに貼り付けて欲しいな
乙です
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません