vipで書いたSSの続きになります。
特に内容は変わりませんが一応最初から書きます。
ヴァレンタイン「なぁ皆」
ディアボロ「…………」
DIO「言われてみればそうだな」
吉良「こいつなんて催促してないのに息子4人も連れてくるからな…」
DIO「このDIOに似てッ!愛くるしいだろうッ!フハハフハフハ!愛されボディだッ!」
カーズ「黙れ餌、そもそも貴様のボディは貴様のじゃあないだろう?ンン~~~ッ?」
DIO「黙れィッ!わたしの物はわたしの物、ジョジョの物はわたしの物ッ!!」
ヴァレンタイン「そんな事を言っているとまた彼の丸太のような足が君の股間を潰すぞ」
DIO「やめろッ!!玉ひゅんするだろうがァーッ!」
カーズ「sex必要なし!玉で育てる己の分身に拘るからそうなるのだ!下らんなァ~~ッ、生殖行為なんてなァ~~ッ!」
吉良「試しに君の股間を爆弾に変えて吹っ飛ばしてみるかい?」
カーズ「ほほォ~~~ッ、貴様このカーズの股間に対していかにスタンドとはいえ触れられるのか?」
吉良「おいッ!自信満々なそのクソッタレな顔をやめろッ!!」
DIO「ところでプッチ、息子と言えばだが…ハルノはともかく何故ヴェルサスは貴様と仲が良くないのだ?何かあったのか?」
プッチ「いや、思い出せないな」
プッチ(さすがに言えない)
吉良「フゥ~~~~…全く…ところで何の話だったっけ?」
カーズ「貴様がこのカーズのッ!股間に触れられるかどうかだ…」
吉良「そんな話をした覚えは無いぞッ!!このクソカスがァ――――ッ!!」
ヴァレンタイン「ディアボロの娘の話だ」
吉良「あぁ、そうだったそうだった」
ディアボロ「…………」
ディアボロ「そのうち連れてくる」
DIO「確か貴様の娘、ハルノの知り合いであろう?貴様が切り出しにくいならこのDIOが取りまとめてやってもよいぞ」
ディアボロ「!?やめろッ!余計な事をしようとするんじゃあないッ!」
カーズ「このカスが…いきなり声を荒げて激昂するんじゃあない…」
ディアボロ(くッ、おれだって別に何の差し支えも無ければ連れてきてやるッ!反抗期真っ盛りだが…)
ディアボロ(だが、だがだ)
ディアボロ(それはそれとして……)
ヴァレンタイン「エイヒレの炙りは美味いな」←14歳の少女強姦未遂
吉良「大統領がそんなの食べてていいのかい?」←手フェチの変態
ディアボロ「無理だろッ!!!」ダンッ
プッチ「うん?何だ何だ?」
ディアボロ「こんな常識外れのイッツァ・タンカス・ワールドに年頃の娘なんぞを連れてこられるかぁーッ!」
DIO「ハハッ!!」甲高い声で
ヴァレンタイン「それはスモール・ワールド、我が国の目玉キャラクターだな」
吉良「と言うか君が言うんじゃあないぞッ!ネグレクト親父がァーッ!と言うか、君達の常識外れにいつもいつも振り回されてるのは誰だッ!?」
DIO「わたしだ」
カーズ「お前だったのか餌」
DIO「スッカリ騙されたろう?ンン~~~ッ?」
吉良「黙れ黙れ加害者共!わたしの『平穏』を返せッ!『植物のような人生』を返すんだッ!」
カーズ「なんの事か分からんウィン、貴様何か勘違いをしているのではないかウィン?このカーズ、貴様に迷惑をかけた事など無いウィン」
吉良「ウィンウィンウィンウィンうるさいんだよッ!君そんなキャラ付けないだろッ!!」
DIO「吉良、落ち着くうり。何をそんなに怒っているうり?」
吉良「そうやって君まで便乗するから毎回わたしはなぁーッ!!」
プッチ「吉良ッ!素数を数えて落ち着くんだッ!」
吉良「…………」ガリガリガリガリ
吉良「はぁ…こうストレスが溜まると殺人衝動が抑えられない…」
吉良「若い子の『手』…欲しいなァ~…アフゥ~~~~…」
吉良「そしてその『彼女』にトイレの後お尻を拭いてもらうんだ…フフ……あ、『勃起』してきた…」
吉良「ところで君の娘って何歳だい?」
ディアボロ「信じられない行動だ……貴様のような変態スイカ頭に娘の仔細を話す馬鹿だと思うのかッ!このおれがッ!?」
ヴァレンタイン「いやだが君、さっき『年頃の娘』と言っていたな?確かに聞いたぞ」保障OK
ディアボロ「なッ!?」
吉良「……へぇ」モナリザ
ディアボロ「おいなんだその効果音!?どうやって出しているッ!?」
プッチ「確か君は33歳だろう?年頃って事は……13~15歳って所かい?」
ディアボロ「分析しなくていいッ!余計な事をしているんじゃあないぞこのホモ神父がァーッ!」
プッチ「誰がホモ神父だッ!わたしがDIOに抱いている感情は敬愛だッ!恋愛感情じゃあないッ!知ったような口を聞いてるんじゃあないぞこのちっぽけなカビがぁぁあああ!!」
ディアボロ「おれの髪の毛の事か貴様ァーッ!!」
吉良「本当かい?君、クレイジーサイコホモじゃないの?宇宙も巻き込んでるし、コズミックヘブンクレイジーサイコホモ」
プッチ「『敬愛』だと言っているだろうッ!その呼び方をやめろッ!わたしは悪魔を名乗ったりなどしないッ!」
プッチ「DIO、君なら分かるだろう!?」
DIO「あ、あぁ………ハハッ」
プッチ「DIOォーッ!?」
吉良「落ち着きなよ、いいんじゃあないかい?フゥ~~~…コズミックデビルクレイジーサイコレズもファンは多いよ」
吉良「君もそう名乗ってれば彼女みたいに…ファンがつくかもねぇ~~~~ッ」アフゥ~
プッチ「くそ…!聖職者的に同性愛はNGなんだぞ…ッ!!」
ヴァレンタイン「ディアボロ」
ディアボロ「なんだ」
ヴァレンタイン「話を戻すが君の娘、13~15歳なのか?」
ディアボロ「」
ヴァレンタイン「ン?どうなんだ?真偽は一体どうなのか?」
ディアボロ「いや…」
ディアボロ「違う…」
ディアボロ「そんな若くないぞ、寧ろおれより年上だ」
カーズ「脳ミソにまでカビが繁殖してアホの子になってしまったのかお前?」
DIO「一回死んで落ち着けィ」
ディアボロ「おれのレクイエム死を小休止みたいに言うなッ!」
ヴァレンタイン「ディアボロ、勘違いしているようだが言っておく」
ヴァレンタイン「確かにわたしは14歳のルーシー・スティールを襲った、その事実はもはや消せないし訂正もしない」
ヴァレンタイン「だが落ち着いてわたしの話を聞いてくれ」STOP
ディアボロ「………」
ヴァレンタイン「あの時ルーシー・スティールは肉スプレーによってわたしの妻に化けていた」
ヴァレンタイン「つまりッ!わたしは…自分の妻を、抱くつもりだったのだ」
ヴァレンタイン「夫が妻と交わる、これはごく自然であり当たり前とも言える」
ヴァレンタイン「わたしは断じて『少女』を犯そうとしたわけじゃあない」
ヴァレンタイン「信じてくれ」
DIO「変装とわかった後はどうしたのだ?」
ヴァレンタイン「追いかけた、実際若い子は…なんだ、凄く『イイ』だろう?」
ヴァレンタイン「あっ」
ディアボロ「…………」
ヴァレンタイン「ディアボロ…待て、早まるな」
ヴァレンタイン「14歳の子が逃げたからわたしはてっきり『鬼ごっこ』がしたいのかなぁと思ったのだ」
ヴァレンタイン「大人として付き合っただけである事をここに誓う」約束
ディアボロ「ふざけるなこのロリコン巻き毛がァーッ!!結局欲情しているじゃあないかッ!」
ヴァレンタイン「かなりムカついたぞッ!ロリコンはまだしも巻き毛とはなんだッ!」
ディアボロ「そっちかよ!何でだよ!とにかくおれは娘を連れてなど来ないからなッ!よく理解しておけッ!!」
PiPiPiPi PiPiPiPi
DIO「はい、もしもしブランドーですが」
DIO「おぉハルノか、どうした?ギャングスター楽しいか?元気でいるか?街には慣れたか?友達できたか?寂しかないか?お金はあるか?今度いつ会える?」
カーズ(こいつ…然り気無くッ!さだまさしの『案山子』を歌っているッ!!)
DIO「ほう、今度こっちに。ならば顔を出せィ!料理を振る舞うぞ、吉良が」
吉良「いや待て、何故わたしなんだ?君が作れ」
プッチ「DIOは料理作れるのかい?」
吉良「いやこいつ上手いんだよ、100年前に親父の世話してたみたいで」
DIO「ヌゥッ?何?トリッシュ?誰だ、知らんぞ。来たいと言っている?」
ディアボロ「エェェェェェェェエ!!!」
ディアボロ「おいDIO!電話を貸せッ!!」
DIO「なんだ貴様ッ、やめろ!このDIOのらくらくスマホに触るんじゃあないッ!貴様の手はキンクリの涎でベトベトだァ!!」
ディアボロ「キンクリの涎など付いてないッ!ボケッ!!」
ヴァレンタイン「トリッシュ?誰だ?」
吉良「さぁ?」
ディアボロ「おいッ、ジョルノ・ジョバァーナァッ!!」
……………
………
…
ジョルノ「もしもし?…おや、元ボスではありませんか、お久し振りです。お元気ですか?」
ジョルノ「まぁ元気でしょう。僕のレクイエムであなたが病気になろうと怪我を負おうと『ゼロ』に戻るんですからね」
ジョルノ「お礼はネアポリスのピッツァが食べたいです」
『ざっけんなよお前マジで!!何なんだお前のその上から目線!親父にそっくりだなッ!!』
ジョルノ「元ボス、落ち着いて下さい。耳がキンキンします」
『…あぁもう…いい、貴様ら親子はもう…それよりだジョルノ・ジョバァーナ』
『おれの娘を今度ここに連れてくるって嘘だろ?あ?なぁ、冗談だろ?』
ジョルノ「?いえ、本人が一度来てみたいと…あ、大丈夫ですよ。あなたに会いたいワケではないみたいです」
『なんだァーッその最後の情報必要だったかッ!?今ので完全に反対する気持ちになったぞッ!!』
『やめろッ!おれの娘をこんなキモおっさん共のすくつ(お、おれは…何故変換できないんだ…!?)に連れてくるなどッ!』
ジョルノ「あぁ~~~…頭にカビ生えてる人とか…いますもんね…」
『おい新入り貴様ァーッ!!いい加減にしろッ、便器に吐き出されたタンカsあ、いや待てDIOこれは違ううおおおぉぉぉォオオーッ!!』
『…――――』
ジョルノ「もしもし?元ボス?先代?」
ジョルノ「…ディアボロさん?もしもーし?」
ジョルノ「……おいディアボロ?」
ジョルノ「……………」
ジョルノ「くそかび?」
『』
ジョルノ「…………」
ジョルノ「駄目だ…死んでる…なんていう事だ…」
ジョルノ「あっけなさwwwwwwすぎるwwwwwwwwww」
ジョルノ「ディアボロともあろうものがwwwwwwwディwwwアwwwボwwwロwwwとwwwもwwwあろうものがwwww」
『おい、ハルノ』
ジョルノ「あれ、父さん?どうしたんですか?」
『この男の娘を連れてくるのはこのDIO、別に構わんのだが…』
『一応聞くぞ』
『カワイイのか?』
ジョルノ「カワイイ…というのは、トリッシュの事でしょうか?」
ジョルノ「まさか父さん…」
『いやいや待てィ、安心しろ。わたしの好みのタイプはだな…』
ジョルノ「いえ語らないで下さい、長くなりそうでウザイです」
『WRY……』
・・・
DIO「ほう、貴様がそう言うという事はカワイイのだな」
DIO「ちなみに…」
ヴァレンタイン(歳を聞け歳を聞け歳を聞け歳を聞け歳を聞け)
DIO「年齢は?」
DIO「…フゥ~~~ム、ほうほう」
DIO「15歳か」
ヴァレンタイン「イエスッイエスッ!!イエスッイエスッ!!イエスッイエスッ!!」
ヴァレンタイン「興奮してきた……服脱ごう…」バッ
プッチ「君が脱ぐのかッ!男の脱衣なんて見たくないぞッ!!」
吉良「とか言ってDIOの裸体は見たいんだろう?ン?」
プッチ「『敬愛』だと言っているだろうがァーッ!!」
カーズ「なぁにィ~~~~ッ?『けいおん!』だァ~~~~ッ?」
プッチ「一言も言っていないッ!!」
DIO「ちなみにそのトリッシュとやら、性格は?」
DIO「ほう、ちと潔癖症の所があると?身嗜みにはかなり気を使うのだな」
DIO「手も綺麗?そうか」
吉良「アフゥ~~~~~~…」カチャカチャ
プッチ「この変態がァーッ!何をおもむろにズボンのベルトを外しているッ!!」
吉良「いや、とりあえずイメージトレーニングを…」
プッチ「吉良ッ!君はさっき自分をさも常識人みたいに言っていただろう!」
ディアボロ「ぅぐはぁッ!…はぁ…い、生き返ったのか…おれは…」
カーズ「完全なる不老不死だな貴様…」
カーズ「究極生命体ディアボロの誕生だァーッ!!」
ディアボロ「もうそれはいいッ!やめろ不愉快だッ!!」
吉良「いやいや、羨ましいよ実際…フゥ~~~…薬師寺天膳みたいで…」
ディアボロ「馬鹿にしてるとしか思えんキャラを出してきたなッ、貴様!」
DIO「ウム、ではまた、おやすみ、歯を磨けよ。あとジョジョに宜しく、前に借りてた名探偵マーニーそろそろ返すわ」
DIO「………」スッ
DIO「ディアボロの娘、今度来るそうだ」
ディアボロ「なァァアにィィ―――ッ!!?」
ディアボロ「いつだッ!?いつ来るッ!その時間をフッ飛ばす!!」
プッチ「君の能力はそんなに連続して時間を飛ばせないんじゃないのかい?」
カーズ「そもそも貴様予知能力があるだろう」
ディアボロ「予知できるのは近い未来だけだ…」
吉良「いつ来ようと、わたしはいつでもウェルカムだよ」
ヴァレンタイン「産ませて完結……!!」認知OK
ディアボロ「台詞違うだろ巻き毛ェッ!!嫁にチクるぞ貴様ァーッ!!」
ヴァレンタイン「嫁?…スカーレットの事か」
ヴァレンタイン「DIO、確かにディアボロの娘は『カワイイ』んだな?」
DIO「ウム、ハルノの見立てでは…だがな」
ヴァレンタイン「………ディアボロ」
ヴァレンタイン「一切の問題は無い」
ヴァレンタイン「スカーレットも大層喜ぶだろうッ!ヴァレンタイン夫妻で可愛がってやるッ!!早速電話だ」
ディアボロ「大統領夫人は…女の子が好き………!!」ゴクリッ
ヴァレンタイン「もしもしスカーレットか?喜べ、凄くカワイイ女の子と近々逢えそうだ。共に可愛がって燃え上がろう」
ディアボロ「うおおおぉーッ!詰んだッ!!もう逃げ場が無いッ!!」
プッチ「祈りを捧げようか?」
ディアボロ「なんの慰めにもならん……」
カーズ「リス撫でる?」
ディアボロ「…………」
ディアボロ「撫でる」
リス「きーきー」スリスリ
ディアボロ「動物はカワイイな…」
カーズ「まぁこのカーズの細胞で作った動物だがな」
リス「キシャァーッ!!」
ディアボロ「うぐおぉあッ!?」グチャグチャ
ディアボロ「サヨナラ!!」爆発四散
カーズ「フッハッハッハハハハハハァ!」
DIO「貴様、本当に酷い奴だな」
カーズ「え、そう?」
吉良「はぁ…トリッシュ、か…素敵な名前だ……」
吉良「爪を伸ばしておこう……」
プッチ「なぁ、この集いの常識人枠ってもしかしてわたしなんじゃあないのか?」
DIO「…………ハハッ」
プッチ「DIOッ!他はともかく君にそのリアクションをされると本当にッ!わたしは本当に傷付くんだッ!!」
DIO「なぁプッチ…好奇心で聞くんだが……本当にホモじゃあないんだな…?」
プッチ「本気で怒るぞ?」
DIO「ウム、すまん」
……………
――――キング・クリムゾンッ!!
……………
ジョルノ「トリッシュは風邪を引いてしまい来れなくなりました」
吉良「はああぁぁぁぁッ!?」
ヴァレンタイン「…なん…だと…!?」
スカーレット「………」
ディアボロ「うおおおおおおおおおぉぉぉーッ!!帝王はこのディアボロだーッ!依然変わり無くッ!!」
DIO「ハルノ、背伸びた?写メ撮っとこ」
カーズ「おいプッチ、加速サメハダーはやめろ」ピコピコ
プッチ「…君、イーブイパーティじゃあないか…人の事言えないだろう…」
カーズ「可愛ければよかろうなのだァーッ!!」ウィンウィンウィン
プッチ「可愛いだけじゃなくって強いじゃあないか…」
ジョルノ「ですので、せめて今日は皆さんに彼女の写真をお見せしようと思いまして」
吉良「…なん…だって……!?」
ヴァレンタイン「写真あるのかッ!!」
スカーレット「やったわ大統領!今日は頭の中で圧迫祭りよォーッ!」
ディアボロ「うおおおおおおおおおぉぉぉーッ!!」絶望
プッチ「どれどれ…ほう、綺麗な娘さんじゃあないか」
カーズ「ン~~~~…ほほう…」ペロリ
カーズ「17ウィン」
DIO「17回生足をウィンウィンしたいという事だな、フン」
吉良「君、sex必要無しなんじゃあなかったのかい?」
カーズ「必要が無いだけであってヤるだけヤれる」
吉良「って言うかこの写真ッ!顔しか写ってないじゃあないか…!わたしは別に顔はいいんだよ顔はッ!!」
吉良「手の写真!手の写真はないのかい!?」
ジョルノ「ありませんね」
吉良「…………」ガリガリガリガリガリ
スカーレット「トリッシュ・スカーレットって素敵な名前だと思わないファニー?養子にしましょ」
ヴァレンタイン「いい考えだスカーレット、言うて彼女の父親は育児放棄の二重人格おカビヘッド…我々で養っていこう」
ディアボロ「貴様ら聞こえているぞォーッ!大体育児放棄はDIOもだッ!!」
DIO「フン!このDIOのはな、育児放棄ではなく放任主義というのだッ!!」
ディアボロ「うるせぇええーッ!!おいジョルノ・ジョバァーナッ!貴様の父親あんな事を言っているぞッ!」
ジョルノ「諦めてます」
DIO「…!?」
プッチ「………?彼女、どこかで見た事があるような気がするんだが」
ジョルノ「気付きましたか、エンリコ・マクスウェルさん」
プッチ「それは神父違いだ。しかしわたしは会った事などあっただろうか…?」
ジョルノ「いえ、彼女実は歌手なんです」
吉良「歌手?」
ジョルノ「はい、イタリアで歌手デビューしていますよ」
吉良「ふぅん………」
吉良「ん?じゃあ今度、皆でライブ行ってみるかい?」
ヴァレンタイン「吉良……名案だ」
ディアボロ「もうやめろお前ら…そっとしておいてくれ」
DIO「黙れ最低野郎。父親席と友人席とか作ってくれるんだろうな?ン?」
ジョルノ「無理だと思います、元ボスはあんまり好かれてないので」
ディアボロ「…え、好かれていない?何故だ?単なる反抗期だろう?」
ジョルノ(好かれる要素無かったでしょうに…)
ジョルノ「ですがまぁ、別に今後いくらでも会いに来る機会はあるでしょう」
DIO「ウム、そうだな」
カーズ「なぁ餌、貴様正直興味ないんだろう?ん?」
DIO「ウム、そうだな」
ディアボロ「今後の機会なんぞ設けなくていい……」
吉良「…ところでスカーレット夫人、失礼なんですが…その……フフ…!……『手』を見せてもらっていいですか…?」
スカーレット「はい?」
ヴァレンタイン「おい待てやめろッ!!わたしの妻に近付くんじゃあない変態ッ!!」
……………
………
…
ディアボロ「…先日は散々な目に遭った」
プッチ「確か君は『絶頂であり続けたくて』ギャングのボスになったのだったな」
プッチ「その結末がこれか、主はかくも残酷な試練を与えるものだ」
ディアボロ「おれは神など信じていない…おれの育ての親も神父だった」
プッチ「ほう、それなのに神を信じないとは?」
ディアボロ「おれの名前の意味『悪魔』だぞ、神父が付ける名前が『悪魔』って有り得ないだろ」
プッチ「たまげたなあ……」
吉良「ただいま…ン?DIOとカーズはどうした?」
プッチ「カーズはエシディシとワムウを引き連れて部屋で今期のアニメを消化しているよ」
吉良「またか」
ディアボロ「DIOはペットショップと散歩だ」
吉良「大統領は…まだ執務から戻っていないのかい?」
ディアボロ「知らん、特に連絡も無い」
プッチ「そうか」
どジャァァ~~~ん
ディアボロ「あ?帰ってきたようだぞ」
ヴァレンタイン「ただいま」
吉良「あぁ、お帰り」
ヴァレンタイン「…プッチ、少しいいだろうか?」
プッチ「ん?」
ヴァレンタイン「プッチ…君、ここに妹を呼ばないのか?」
プッチ「………は…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
吉良「…おや…ほう、君…妹が…『いる』のかい…?」
プッチ「…おい、なんだ君達…懲りてなかったのか…!?」
プッチ「わたしの妹にまで目をつけるのかッ!!」
ディアボロ「貴様…妹が居たのか…」
DIO「ただいま」
吉良「やぁDIO、君は知っているか?プッチに妹が居たという事を」
DIO「ヌゥッ?あぁ、ウム…知っているがそれがどうした」
プッチ「DIOッ!いくら君と言えど彼らにその情報を開示する事は断じて許す事はできないッ!!」
ヴァレンタイン「わたしは大いに許すぞッ!大統領の許可と一介の神父の許可」
ヴァレンタイン「どう考えてもこのヴァレンタインの許可の方が重い…!」
DIO「ンッン~~~~♪」
ディアボロ(こいつ…間違いないッ!悪ノリする顔ッ!!)
カーズが幼女化すれば万事解決じゃね?ww
DIO「さて、別に教えたっていいんだが」
ヴァレンタイン「イエスッイエスッ!!」
DIO「そこでこのDIOは考える、『果たして大統領にプッチの妹の事を教えてこのわたしにメリットがあるのか?』と」
DIO「『もしかしたら教えない方が後々プッチがわたしに何らかの見返りをくれるかもしれない』…とな、フフフ…」
DIO「…ン?」チラッチラッ
ヴァレンタイン「…成程、君の言いたい事は理解した」
吉良「なぁプッチ、どうして君こんな奴と友達やっているんだい?」
プッチ「DIOを悪く言うのはやめろッ!」
吉良「悪くは言ってないよ、純粋な好奇心だ…フゥ~~~…さっきの発言、割と最低だよ?」
DIO「おい聞こえているぞッ!貴様もプッチの妹の情報が知りたいならばこのDIOに媚び諂えィッ!!」
カーズ「うぉーんちゅきっすみーとっくべつなー…おっと」肩ドンッ
DIO「ヌッグオゥッ!!?」
カーズ「あ、うまっ」
プッチ「DIOォーッ!!?」
カーズ「すまん餌、ちょいと前を見ていなくってなァ~~~~ッ!」
DIO「貴様ッ!カーズッ!!そのイヤホンを外せッ!!外して歩けィッ!」
カーズ「あ?何と言っているのだ?ほとんど死んでいる餌の声はよく聞こえんなァ」
吉良「いや聞こえないのは音楽聴いているからだろう」
ヴァレンタイン「…ん?いや、待て」
ヴァレンタイン「DIO」
DIO「えぇい何だッ!今このDIOは身体の再生で精一杯だぞッ!!」
ヴァレンタイン「わたしのラブトレインで君のそのダメージを他所へおっ被せてやろうか?」
ディアボロ「あぁ…レクイエムはおっ被せられなかったアレか…」
DIO「何だと…本当か大統領ッ!是非お願いしようッ!!」
ヴァレンタイン「おっと」ひょい
ヴァレンタイン「プッチの妹の件、きっちり教えると『約束』できるか?」
DIO「!?」
プッチ「!?」
ヴァレンタイン「どうなんだ?口約束で構わない、但し『守って』はもらうがな」
ヴァレンタイン「わたしは口に出して誓った事は必ず実行する、また他人の口に出して誓った事も…」
ヴァレンタイン「必ず実行させる」
DIO(大統領ぉおお…!貴様、このDIOに対する情報開示の見返りをッ!この偶然によって消化するつもりかッ!!)
DIO「いいや結構だ…フフフ…自分で回復できるからなァ……!!」
ヴァレンタイン(…フム、理解した。業突く張り猛々しいな…貧乏人のカスが…だがッ!ここまでは予想通り)
ヴァレンタイン「…………」チラッ
吉良「…………」
吉良「なぁカーズ、わたしにはよくわからないが…やっぱり吸血鬼っていうのは美味しいものなのかい?」
カーズ「栄養価が高くて悪くない味だ、思い出したら腹が減ってきたぞ」
吉良「…………」チラッ
DIO「ヌゥッ!!待てィッ、貴様何故このDIOを見る!」
カーズ「フン…」ペロリ
プッチ「君達やり方がひど過ぎないかッ!!」
ヴァレンタイン「いともたやすく行われるえげつない行為」ドジャァン
カーズ「こうしてこのカーズは何気なく近付きッ!貴様をプリングルスのように食い散らかすのみッ!!」
DIO「うおおおぉーッ!時よ止まれッ、ザ・ワールド!!」
ディアボロ「キング・クリムゾンッ!!時を飛ばした時を吹っ飛ばすッ!」
DIO「何ィイ――――ッ!!このDIOに何の恨みがあってッ!!」
ディアボロ「いや、正直お前がこんな状況なのは珍しいからな」
ディアボロ「おれもたまには面白がってやろうと思ったまでだッ!!」
プッチ「ホワイトスネイクッ!」
ディアボロ「んっぶおッ!?」
ディアボロ「」
吉良(そりゃあそうだろうね)
カーズ「そこのアホ中年が時間を吹っ飛ばしたお陰でッ!このカーズ心なしか早く前進した気がするぞ」
DIO「WRYYYYYYY――――ッ!!」
ヴァレンタイン「DIO、そろそろ決断した方がいいぞ?取引の決定権はあくまでも君にある」
ヴァレンタイン「だが正しい決断をお願いする」
DIO「貴様本当に性格えげつないなッ!!」
時を飛ばした時を吹っ飛ばす× 時を止めた時を吹っ飛ばす○
DIO「えぇい分かった!教えてやるッ!!だからこのDIOを助けろッ!」
ヴァレンタイン「誓うか?」
DIO「約束するッ!!」
ヴァレンタイン「D4Cラブトレインッ!!」パァァァッ
DIO「お…おぉ……!!」シュゥゥゥ…
ヴァレンタイン「そしてッ!『害悪』は『どこか』の『誰か』へ飛ぶッ!!」
ディアボロ「チッ…!何故またこのおれが…」
ディアボロ「ん…うおおぉッ!!?」グシャッ
ディアボロ「」
吉良(そりゃあそうだろうね)
……………
………
…
ヴァレンタイン「…成程、色白のカワイイ子か」
ヴァレンタイン「イエスッイエスッ!!」
DIO「おい」
ヴァレンタイン「どうした?」
DIO「確かに貴様はラブトレインでこのDIOを助けた、それはこのDIO認めよう」
DIO「だがその後…またちょっとカーズに食われたのだが?」
ヴァレンタイン「…………」
ヴァレンタイン「わたしは『ラブトレインでそのダメージを他所へ飛ばす』と約束した」
ヴァレンタイン「その後カーズを止める事は特段約束していない」
DIO「貴様ァーッ!!屁理屈じゃあないかッ、このマヌケッ!!」
ヴァレンタイン「聞かれなかったからな」
吉良「君はインキュベーターか」
ヴァレンタイン「実際あの白いヤツの気持ちはよく解る、どう見たって彼に落ち度は全く無い」
吉良「それで『手』は?『手』はどうなんだい?」
DIO「知るかッ!貴様と違ってこのDIOは女の手なぞ凝視せんわッ!!」
プッチ「遂に知られてしまった…ペルラ、許してくれ…」
吉良「ペルラ…」
吉良「ん~~~~~~……いい名前じゃあないか、気に入ったよ」
プッチ「会わせないからなッ!!」
ディアボロ「貴様の気持ち…よく解るぞ…おれも絶対に会わせたくなかったんだッ!解るだろうッ!」
ヴァレンタイン「そもそも君の娘に会えなかったフラストレーションが神父に行ったんだがな」
吉良「なんだ…ディアボロのせいじゃあないか…」
ディアボロ「何故そうなるッ!!ふざけるんじゃあないぞッ!」
プッチ「お前のせいか…」
ディアボロ「違うッ!!」
ディアボロ「大体お前らなんでそんなにおれの娘に会いたいんだ!!」
ヴァレンタイン「カワイイから」
プッチ「…まぁ確かにあのイタリアの歌手だと考えれば…綺麗な子だとは思うよ、君の娘は」
ディアボロ「あんなものは加工だッ!!騙されるんじゃあないッ!」
DIO「加工ゥ~~~?それはちと言い訳としては苦しいんじゃあないのか?」フハハフハフハ
ディアボロ「いーや本当だッ!おれの娘があんなに可愛いワケが無いッ!!」
ディアボロ「肌荒れ凄いし手もガッサガサだしなッ!写真もアレCGで修正しまくっているぞッ!!」
トリッシュ「…………」
ヴァレンタイン「写真以上に美しいじゃあないか…初めまして」
吉良「きめ細かい『手』ですね…フフ、ようこそいらっしゃいました」
DIO「貴様の親父がハッスルしておるぞ、なぁどう思った?どう思った?」
カーズ「ほォ~、父親に似なくて良かったな」
トリッシュ「…………」
ディアボロ「…………」
プッチ「素数を数えて…いや、そんな時間無いな」
……………
………
…
吉良「なぁディアボロ…出て来いよ…」
プッチ「いい娘さんじゃあないか…確かに君には少し厳しい子だったが…」
吉良「悪かったよ…何だかその、君より親しくなってしまって…」
プッチ「思ったより大統領も吉良も対応が紳士的だったから…君の発言の酷さが際立ったというか…」
ヴァレンタイン「どうした?まだ中で引きこもっているのか?」
ヴァレンタイン「ディアボロ」
ヴァレンタイン「そう落ち込むな、酒を買って来たぞ。飲んで忘れようじゃあないか」
吉良「既に人外共は始めているよ、酒盛りを」
DIO「酒ッ!飲まずにはいられないッ!!ンッン~~~~♪歌でも1つ歌いたくなるようないい気分だァ~~~ッ!」
カーズ「WOOOOOHHHHHHH――――ッ!!!」
――がちゃっ
ディアボロ「…………」
ヴァレンタイン「…………」
吉良「…………」
プッチ「…………」
DIO「パァ~~~リラッパリラッパァ~~~リラッパリラッ!」グビグビ
カーズ「ワムウの真似」
カーズ「ワムウッ!」ピッ
ディアボロ「お前ら……」
ヴァレンタイン「?」
吉良「?」
プッチ「?」
ディアボロ「飲むぞォ―――――――ッ!!」
三人「イェア―――――――ッ!!!」
ヴァレンタイン「ところで…」
ヴァレンタイン「ディアボロの娘に会ったせいか何かを忘れている気がする」
吉良「ん?奇遇だね、実はわたしもなんだよ」
ディアボロ「そんな事もうどうでもいいッ!おれは飲むッ、何がなんでも飲むッ!!」
プッチ「…………」
プッチ「……」
プッチ(妹の事忘れたなこいつら……主よ、感謝致します……!!)
-終わります-
以上です。
読んで頂いた方、いらっしゃいましたら有難う御座いました。
乙
面白かったよ
おつおつ
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