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DIO「これが765の爆発力、あなどれんッ!」【第三部】
の続きになります
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ザァァァ…
ザァァァァァァァ
ファン…ファン…
ファン ファン ファン ファン キキィー
ガチャ バタン
「うわ!」
「こいつはひどいな…」
「この黄色い破片は……?」
「被害者は一体どこだ!?」
ザァァァ
ガチャ
響「プロデューサー!大丈夫か!?」
春香「わっ!粉々…」
「無事なのかね君たち!?」
響「ん?自分達は大丈夫だぞ!」
DIO「…………」
「き、君は一体……」
ザァァァァー………
………………………………
一本の電話が鳴った。
地元の人間からだった。
「土砂崩れで車が巻き込まれた」と。
駆けつけたが乗車人はおろか、車にも異常はなし。
多少泥が付いていただけだった。
山の中部にロード―ローラーの爆発跡が残っていたが、
どう調査しても爆発の原因が掴めなかった。
それに伴い765は土砂崩れから逃れた、
『Luck(幸運)な女神たち』とあだ名され、報道された。
それは瞬く間に世間に広まり、有名になった。
時は事件から四日後の事である。
うお来てる
期待
律子「『この事件…ツいてるネ、のってるネ』、『答え④ 現実は有情である』…」バササ
律子「四日も経ったのに、新聞や雑誌はまだネタにしてるわね……」
小鳥「でも、思いもよらない宣伝なんじゃないですか?地元新聞に載るかもしれないーっていう話が、ほぼ全国の新聞ですよ?」
律子「喜んでいいのか悪いのか…」
DIO「しかし仕事は増えた」
律子「そうなんですよね~」
小鳥「最初は事件に遭遇した雪歩ちゃん、真ちゃん、春香ちゃん、響ちゃん、貴音ちゃん、やよいちゃんの6人だけ番組出演でしたけどね」
DIO「そのおかげで他のモンキーの存在に気付いた奴が多くいたな」
春香「小鳥さん…ちゃんと私の名前を……」グス
伊織「あれタルカスじゃないの?にひひ♪」
春香「もう!伊織までっ!千早ちゃ~ん、伊織がイジめる~」ダキッ
千早「よしよし、大丈夫よ春…タルカス」
春香「UROWOOOOOOOOOーーッ!!!!」
期待
響「亜美たちは何してるんさ?」
亜美「ポーカーだよ!」
亜美「さぁ真美!コールか!ドロップか!ハッキリ言葉に出して言ってもらおうッ!」
真美「うぅぅ…………コ……コッ………コ…………」
響「ヒィィィ白目を向いている…立ったまんま気を失っていうゥゥゥ」
あずさ「あらあら~、雪歩ちゃん強いわね~」
雪歩「あずささんだって…えい!」
響「二人はなにしてるんさ?」
あずさ「Fメガよ~」
雪歩「あぁ!私の28番が~!」
美希「」スピー スピー
貴音「平和ですね」ズズッ
やよい「平和が一番!ですよねー!」
961PRO
黒井「チィッ、またか!また『Luckな女神たち』のネタかァ!」バシィィン
翔太「あらら、黒ちゃんお怒りだねー」
北斗「レディ達に人気が出てきたからかな?」
冬馬「嫉妬か?」
黒井「戯言を!」
黒井「この私が高木の弱小プロダクションを相手に嫉妬だとォ?ふざけるな!」
スーパー子安タイム
翔太「どうして怒ってるのさー」
黒井「フン!生意気なのだ!弱小のクセに!」
北斗「んー、とりあえずチャオ☆」
黒井「…………そういえば」
冬馬「?」
黒井「確か、新しいプロデューサーを雇ったと小耳に挟んだな」
冬馬「!!!」ガタガタガタガタガタガタ
翔太「ど、どうしたの冬馬くん!?ものスゴイ汗だよ!?」
黒井「何かあったようだな」
黒井「(新しいプロデューサーか…これはネタになるかもしれんな)」
黒井「URYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!」
765PRO
TV
響『そしたらドカーン!って!』
SPW『本当かい?響ちゃんよぉ!』
響『ホントさー!すごくビックリしたんだからね!』
SPW『そうかいそうかい!そいつぁ災難なこったぜ!じゃ続いてはゲロチンのコーナー!』
響『うぎゃー!!またソレやるんさー!?』
やよい「………でも本当に怖かったですよねー」
美希「そんなに怖かったの?」
真「怖いなんてもんじゃないよ!車が揺れたんだよ!?」
春香「ホントだよね!」
貴音「はい」
美希「じゃあ小鳥がやよいの真似しながらオーディション受けるのとどっちが怖いの?」
真「それは…」
春香「小鳥さん……」
小鳥「HEEEEYYYYあァァァんまりだァァァ!!!!!!!」
DIO「仕事の時間だ。遊んでないで行くぞ」
春真美希「「はーい」」
小鳥「フー、スっとしたぜ」
小鳥「オレはちと荒っぽって、あれ...?」
収録
SPW『いや~!杜王町のライヴ!見させてもらったが、ありゃあ最高だったぜ!』
春香『え!?来てくれてたんですか!?』
SPW『あぁ!オレぁ、アンタ達のファンになっちまってよぉ!』
美希『全然気が付かなかったの』
SPW『後ろの席で一緒に歌ってたら連れて行かれちまってなぁ!』
春香『アハ、アハハ……』
真『で、でもファンが増えて嬉しいです!』
SPW『おう!これからも頑張ってくれよ!』
春真美『『ハイ!』』
SPW『よし!続いてはゲロチンのコーナー!』
真『えぇ!?』
美希『き、聞いてないの!』
春香『ダメよ、七時半に空手の稽古があるの、付き合えないわ』
SPW『今日は休め』
収録後
真「プ、プロデューサー!春香がくさやのせいで戻んなくなっちゃいました!」
春香「MUOHHHH!!!!!!!」
美希「春香怖いの…」
DIO「適当に寝かせておけ」
真「わっかりました!」
春香「MUOOOOHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!」
真「当て身」ドスッ
春香「」
美希「一瞬なの」
DIO「貴様らの仕事はこれで終わりだ。ここで解散とする」
真「了解です!」
美希「わかったの」
春香「」
ごめんなさい。カチャーンから風呂指示が出ましたので風呂入ってきます
その夜 961PRO
黒井「今日お前に来てもらったのは他でもない」
?「久しぶりだなぁ、ボス」
黒井「あぁ」
?「それで、今回はどうするんだ?」
黒井「765PROが『Luckな女神たち』と呼ばれているのは知っているな?」
?「あぁ、何でもロードローラーだっけか?あれが爆発したとかで」
黒井「ウィ」
?「それがどうした?」
黒井「それに関して、お前が画像を加工して、あのプロデューサーがロードローラーを爆破させたことにしてほしい」
?「何故また…まぁいい、ボスは昔から何考えてるかわからないからな。ま、お安い御用だ」
?「しかしそのプロデューサーの写真はあるか?それがないと少々厳しい」
黒井「心配ご無用!事前に用意してある!」
?「ベネ(良し)」
黒井「頼んだぞ、芽浪根よ」
メローネ「『組み替える』ことに関しちゃあ、オレはピカイチだからなぁ。頼まれたッ」
翌日
律子「何ィィィィィーーーーッ!!!???」
小鳥「どどどうしたんですか律子さん!?」
律子「こ、これぇ!」バン
小鳥「これって……え!?」
小鳥「『29歳まで結婚できなかったら今後の確率は0に近い』だとォォォ!!」
律子「いや、そこじゃなくて!問題はこれですよ!!」
小鳥「……何だッてぇぇーーーッ!!『ロードローラーを爆破させたのは765のプロデューサーだった!』だとォォォォ!!?」
小鳥「こんなのデタラメです!あのプロデューサーさんがそんなこと………」
律小「「……いや、やりかねんッ!」」
律子「でもさすがにそれは人間じゃあないわ!」
小鳥「そそそうですよね!?出来ませんよね!?」
律子「でもこの写真が偽物とはあまり思えない……」
ガチャ
DIO「戻った」
律小「「あ!プロデューサーさん(殿!!」」
DIO「一体なんだ」
律子「…それが」
961PRO
黒井「でかしたぞ!芽浪根よ!」
メローネ「ディ・モールトだろ?」
黒井「あぁ!実にご苦労であった!この先も頼むぞ!」
メローネ「了解」
黒井「ハーハッハッハッハッ!この私に楯突こうとするからこうなるのだァー!!」
黒井「我が961PROは世界一ィィィィィィ!!!!!!」
765PRO 夜
DIO「酒ッ!飲まずにはいられないッ!」
DIO「クソがァ!」パリーン
DIO「あれは偽物だ」
DIO「このDIOの目を欺けると思うなよ」
DIO「………一体どこのモンキーが…」
DIO「…許せん」
DIOの話は瞬く間に知れ渡ったッ!
世間一般は「そんなのは嘘に決まってる」「写真を見るからに本物」と
意見は別れていた!だがしかし!アイドル達も巻き込まれていった!
何故ならば『組み換え』のメローネが765アイドルの加工画像し、
961がメディアに次々と売ったからであるッ!765に批判が高まったッ!
今や世間では765は危ない集団だと誤解されているのだッ!
どうする765!どうするDIOッ!
美希「本当になーんにもないの」
春香「うん……」
雪歩「プロデューサーは?」
律子「朝から営業に周ってるわ…片っ端からね」
全員「「「…………」」」
伊織「もう!なんなのよ!あの嘘八百の記事!」
響「そうだぞ!自分臭くて半径5kmの人間はカビが生えて死ぬとかひどすぎだぞ!」
真美「タトゥーユー!の片方ってわけわかんないし!」
春香「私だって『天海タルカス、名前偽装の疑い』だよ!?」
全員「「「え?タルカスじゃないの?」」」
春香「ANGYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!」
貴音「わたくしも、ラーメン屋を潰しまわってるだとか…」
美希「ホントはどーなの?」
貴音「4店舗ほどしか」
律子「ほとんど実話じゃないの!」
千早「みんなひどいわね…」
響「……でも、一番の問題はプロデューサーだよね…」
やよい「WRYY……」
響「でも、あのロードーローラーだっけ?あれを爆発させたのはプロデューサーだって…」
真「うん……ボクもあの状況にいたから、それを聞いてもあんまり否定できないし......」
響「でも!そしたら人間じゃないぞ!」
美希「………」
ガチャ
DIO「戻った」
全員「「「プ、プロデューサー!!」」」
DIO「貴様らに迷惑をかけたな」
真「い、いえ!それよりプロデューサー…」
DIO「何だ」
真「記事の事は本当なんですか?」
DIO「………」
DIO「そんなワケないだろう」
やよい「そうですよね!」
伊織「決まってるじゃない!」
美希「そうなの!」
亜美「面白そうだけどね!」
あずさ「あ、亜美ちゃん」
貴音「………」
DIO「貴様ら気付いたか?」
千早「…何をですか?」
DIO「事務所に手紙が大量に届いていることに」
響「当ったり前さー!毎日毎日『765は最低だ!』とか『失望しました、765のファンやめます』とかの手紙ばっかさー!」
律子「『貴様らクズに名誉などあるものかァーッ!』、『おれはファンをやめるぞ!765ォー!』とかひどいものばかりですよ!」
モーヤナノ!ビチクソガー!ダホガ!
DIO「違う」
雪歩「え?」
DIO「さては貴様ら、途中でもう読むのをやめたな?」
全員「「「………」」」
DIO「やはりそうか」
春香「もう…途中から読むのが辛くて……」
千早「味方がいないものね…」
DIO「チッ…」
DIO「手紙はどこにある」
小鳥「は、はいこっちの段ボールに…」サッ
DIO シュババババババババ
雪歩「は、早いィ!」
真「猛スピードで仕分けしてる!?」
DIO「これだ、読め」ドサッ
真美「こんな、たいりょ→に…」
春香「読まなくちゃ…いけないんですか?」
DIO「そうだ」
律子「辛いだけですよ!」
DIO「いいから読め」
伊織「フン!これを読んで耐えて次に進めってこと!?冗談じゃないわ!!!」
伊織「そんなんで進歩するなら、いくらでも読んであげるわよ!」パシッ
伊織「今度は何て言われるのかしらね!なになに……」
伊織「『君たちはそんな娘じゃないとわかっている』…?」
全員「「「え!?」」」
伊織「……そんな!もう一枚!」パシッ
伊織「『今は辛いけどきっと大丈夫!応援してるわ!』」
全員「「「!!」」」パシ
春香「こっちも!『大好き!大ファンです!頑張って!』」
真「『信じてます!俺は765が大好きです!』」
雪歩「これも…これも…」
響「なんでさ…?」
DIO「これは全部……」
DIO「杜王町からの手紙だ」
全員「「「!!!!」」」
DIO「貴様らを本当に愛した奴らからの、だ」
美希「………」
響「うぅ…」ウル
DIO「全員が全員、敵じゃあない」
春香「みんな……」ウルウル
DIO「陰陽太極と同じだ。悪の中に善があるように、必ず味方、理解者はいる」
伊織「なによ………」
伊織「こんなの………こんなグスッ….」
DIO「わかったか?」
DIO「今、何をすればいいか」
千早「この人たちを、裏切らないために….」
美希「練習するのっ…」
DIO「そうだ、コイツらにとっての悲しみは、貴様らがこのまま消滅することだ」
DIO「そして一番の幸福は、貴様らが明るく、成長していることだ」
伊織「や、」グス
DIO「…」
伊織「やってやろうじゃない!次会う時はライヴよりも成長した姿を見せてやろうじゃない!」
響「うぅぅ…そうさぁ!頑張るさみんな!」
春香「うん!」
雪歩「そうだね!」
真「み、みんなが応援してくれてる!」
やよい「頑張りましょー!」
あずさ「嬉しいわね~」
亜美「やっちゃいましょう!真美隊員!」
真美「そう…ですなぁ!」
亜美「ちょ!真美~泣いてんの~?」ニヤニヤ
真美「な!泣いてないし!」
貴音「ふふっ、ばればれですよ真美」
DIO「フン、今までの死んでいた瞳とは大違いだな」
DIO「輝いている」
DIO「貴様ら!」
全員「「「!!」」」
DIO「画像加工の件は、このDIOに任せろッ!」
春香「大丈夫なんですか!?」
DIO「あぁ、心配いらん」
DIO「貴様らはレッスンに励め!進歩しろ!いいな!」
全員「「「ハイ!!!」」」
美希「みんなー!SPWから10通も来てるの!」
春香「ふふっ、SPWさん、よっぽど好きになってくれたんだね!」
響「でも送りすぎさー!」
アハハハハ ワ!ユキホナキスギー マコトチャンダッテー ワムウ!
その夜
酒屋『トラサルディー』
@カウンター
DIO「酒を頼む、戸弐夫」
トニオ「はい、何に致します?」
DIO「そうだな…『オーバードライブ』をくれ」
トニオ「かしこまりました」
DIO「………」
?「アンタがDIO…だな?」
DIO「そういう君は亜場 時雄」クルッ
アバッキオ「あぁ、そうだ」
DIO「君は…推理力が優れているそうだな…ひとつ、私に協力して欲しいのだが」
アバッキオ「(……コイツ、何て妖気だ…逃げ出したくなるほど邪悪な…)」
アバッキオ「(いや、その中に微かな光を感じる……)」
DIO「アバッキオ?」
アバッキオ「…ハッ!い、いや、なんでもない」
アバッキオ「…そうだ。オレは、その人物の『過去の出来事』を録画したビデオのように正確に推理し、原因を突き止められる」
DIO「そうか。そいつは頼もしい」
トニオ「オーバードライブです」スッ
DIO「あぁ」グビッ
DIO「フー…余計な事を聞くが貴様はこれが仕事なのか?」
アバッキオ「……あぁ、一応警察だからな…」
DIO「そうか」
DIO「あぁ、今回の要件だが…」
アバッキオ「画像加工の犯人…だろ?」
DIO「ほう…推理が早いな」
アバッキオ「いや、おおかた予想はついていた」
DIO「では頼もう」
アバッキオ「任せな」
アバッキオ「見つけたら連絡をいれる。それまで待っていてくれ」
DIO「わかった」
DIO「では」スッ スタスタ
アバッキオ「……ん?なんだこの紙は」
アバッキオ「『つけの領収証だ』……!」
アバッキオ「あの野郎…」
翌日
美希「犯人はわかりそうなの?」
DIO「心配いらん」
あずさ「早く見つかってほしいわね~」
やよい「もっと家族を養いたいですー!」
DIO「あぁ、十分に養わせてやる」
やよい「はい!お願いしまーす!あっそういえば」
やよい「春香さんからお金が増えるおまじないを教えてもらったんですー!」
DIO「ほう、それは何だ?」
やよい「バクシーシ!」
DIO「やめろ」
ピリリリリリリリ
DIO「む」スチャ
アバッキオ『俺だ』
DIO「早いな」
アバッキオ『突き止めた。犯人は芽浪根という画像加工技術を得意とする男だ』
DIO「どこにいる」
アバッキオ『部音地亜、東京の外れだ。そこに奴の家がある』
DIO「ヴェネチアか、了解した。すぐに向かう」
一時間後
DIO「待たせたな」
アバッキオ「いや、それよりもこの家だ」
DIO「そうか、ここから先は俺が行く。礼を言うアバッキオ」
アバッキオ「あぁ、それじゃあ、また後で」
DIO「あぁ」
DIO「………」
DIO「さて、このDIOを怒らせた罪は重いぞ」
DIO「」ググ
扉 ドカーン!!!!
メローネ「うぉぉ!!??何だ何だ!?」
メローネ「ゲホッ!ゲホッ!砂煙が!」
DIO「貴様がメローネか」
メローネ「ん!?その声はボスか!?何でこんな……ッ!」
メローネ「……誰だ、アンタ…」
DIOは首を締め上げた!
メローネ「グェェ!!!」
DIO「貴様が我が765の画像を加工し、売り出したな?」
メローネ「え…エグ…が…」
DIO「おっと、首を絞めていては話も出来んか!」パッ
メローネ「ぐはぇ!ハァ…ハァ…ハァ…」
DIO「貴様が全てやったのかッ!」
メローネ「ち、違う!俺は画像を組み替えただけだ!俺の提案じゃあないッ!」
DIO「黒幕は誰だ」
メローネ「それは……」
DIO「誰だと聞いているッ!!」
メローネ「黒井だ…961PROだ」
DIO「961PROだとォ?」
メローネ「そうだ!だから俺は悪くない!」
DIO「フンッ!」バシッ
メローネ「オギ!!?」
DIO「961PRO、確かに聞いた。本来ならば貴様を[ピーーー]ところだが、見逃してやる」クル
メローネ「………」
DIO「(961PROか…場所は…ここから遠くなさそうだな。勘だが)」
メローネ「(敵に背を向けるとは、愚か者めッ!)」
メローネは近くにあったナイフを掴み、DIOに向かって投げたッ!
ビュン ヒュルルルルルル
メローネ「(くたばれ!!)」
DIO「 『世界』ッ! 」
ドォォーーーン
DIO「このDIOにナイフを投げるとは…愚か者め」
ナイフ ガシッ
DIO「ナイフとはこう投げるのだ」
ビュンッ!!! ピタァ
DIO「安心しろ。当てるのは柄だ」
DIO「さて、一刻も早く961PROに行かなくては」マドカラ ヒョイ
DIO「………一応言っておくか」
DIO「そして時は動き出す」
パッ
<ギャァァァァァァァァ!!!!!!!!
『組み換え』のメローネをこらしめたDIOッ!
そして、黒幕の961PROに向かったDIOであったッ!
扉 ドガァァァァァァン!!!!!!
黒井「何だー!!???URYYYYYYYYY!!!!!!!!!」
DIO「貴様が社長か」
黒井「誰だ貴様はッ!!一体何をッッ!………」
黒井「お、お前は……ッ!」
黒井「765のプロデューサーかッ!」
来てたのか
3部で波紋マスク付けてレッスンしてたけど下手したらDIOアイドルに触れなくなるんじゃないか?w
本来アイドルにタッチする必要はないはずでは
DIO「いかにも、貴様に散々にされた765だッ!」
黒井「貴様ァッ!」
DIO黒井「((しかし…コイツ…))」
DIO黒井「((…この私と似ているッ!…))」
黒井「(この邪悪な感覚…)」
DIO「(この声質…)」
DIO黒井「((全てがッ!))」
DIO「貴様が全ての元凶だな?」
黒井「クソォ!メローネはどうした!」
DIO「奴は額に穴が開く程の礼をしてやった」
黒井「何ィ!!?」
ついに中の人が一緒対峙しちゃった
DIO「一つ尋ねたいが、何故765を敵にする?」
黒井「フン!高木が気に食わんのだ!奴のアイドル育成方法にな!」
DIO「(そういえば前に、ホルホースが意見の食い違いで大喧嘩したと聞いたな。コイツか)」
DIO「くだらん、実にくだらん」
黒井「なんだとォ!?」
DIO「意見など人それぞれだ。違うことなどしょっちゅうだ」
黒井「フン!貴様には到底理解できんだろうな!」
DIO「…まぁいい、765の記事、アレを全て取り消せ」
黒井「ハッ!何を言い出すかと思えば、そんなことか!」
黒井「もう世の中に出回っているぞ!」
DIO「貴様の謝罪文でな」
黒井「この私が?謝罪!?ハーハッハッハッハッ!嫌だね!」
DIO「フッ、そうだろうな」
DIO「だが貴様は、このDIOに会った時から、チェスや将棋で言う『詰み(チェックメイト)』にハマっているのだッ!」
ザザザザザザザザ!!
黒井「何だ!?」
アバッキオ「警察だ」
黒井「なにィィィ!!??」
アバッキオ「先ほどの話、全て聞かせてもらった。録音もさせて貰った。お前を現行犯逮捕する」
黒井「……クソッタレ」
黒井「畜生ォォォォ!!!!URYYYYYY!!!!!!」
黒井が机の引き出しから取り出した!それは拳銃!
それはDIOに向けられッ!そのまま発砲ッ!!
ドン
DIO「!!」
そして放たれた弾丸はDIOにッ!
アバッキオ「貴様ァ!!」
DIO「フン」
全員「「「!!!???」」」
DIO「今朝買った765の写真集を腹に入れてあったから」
DIO「効かんな」
アバッキオ「行け!!そのまま連行しろ!!」
ザザザザザザザ
黒井「クッソォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
クッソォォォォォ………
DIO「ま、モロに当たっても効かんがな」
美希「きーろい人スゴイの!」
春香「本当にすごいですよ!!」
DIO「簡単なことだ」
響「やっぱプロデューサーはただ者じゃなかったね!」
貴音「私は始めから気付いておりましたよ」クスッ
あずさ「でも本当にすごいわ~」
亜美「兄ちゃんは亜美たちを守ってくれたんだねー!」
真美「初めと比べて、丸くなりましたなぁ~」
やよい「うっWRYYYY!!!!」
雪歩「ライヴもロードローラーも今回も、三回も助けて貰っちゃいました~」
真「ボク達より有名になっちゃうんじゃないですか!?」
千早「本当に感謝してます…」
伊織「ふん!私のプロデューサーよ!出来て当然だわ!」
律子「うぅ…一時はどうなるかと…」
小鳥「これで安心ですね!」
DIO「もういい、わかった。とりあえず仕事に行くぞ」
真美「やっぱ丸くなってないっしょー!」
美希「ハニー!」
DIO「…?俺か?」
美希「そうなの!美希たちを守ってくれたきーろい人、好きになったの!アハ☆」
春香「ちょ!ちょっと美希!?」
美希「これからハニーって呼ぶねっ!」
DIO「やめろ」
美希「ぷー!なんでー!」
DIO「鳥肌が立つ。それにハニーは女に使うものだ」
美希「ん~、じゃあダーリンとハニーで…」
美希「ダニー!」
DIO「やめろ」
こうして今回の一件は幕を閉じた!
765は以前よりも人気を増し、頻繁にライヴも行うようになった!
そして杜王町では手紙のお礼として、何度もライヴを行った!
DIOに悪の心は次第に薄れていった!
765はDIOのおかげでどんどん飛躍していったのだったッ!
終わったッ!第四部完ッ!
乙、次も期待してます
ダニーwwwww
黒井がいなくなったらもう終わりやん
乙
黒井刑務所に入ってプッチと会うんじゃね
オーバードライブなんて飲んだら喉が溶けそうなんですが
何でダーリンじゃなくてハニーなのかずっと疑問だったんだけど
ダーリン枠はりっちゃん専用だった件
ミキミキその人不特定多数に子供産ませてるんです。
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