『此処は何処だ。私は誰だ。誰が私を此処へ連れてきた――』
「んもう、何度も言ってるでしょー? ここは春日部で、おじさんはミュウツー!
だれがーっていうのは、おじさんが勝手に来たんだゾ」
『いや、しんのすけ。私が言いたいのは……まあいい。お前といると、少なくとも現在位置の情報には不自由しないな』
「やれやれ、自分のお名前も忘れちゃうなんて……そのおトシでボケてきてるの?」
『ボケ……』
「安心するんだゾ。おじさんが忘れても、オラが覚えてるから。 忘れちゃったら、オラお助けするんだゾ」
『……そうか。すまないな、しんのすけ』
「いやいやー、どういたましてー」
『「どういたしまして」、ではないのか?』
「そうとも言う」
『そうとしか言わん』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399542724
期待
っていうSSを前書いたけどロボとーちゃんが面白かったからまた書きたくなった
安価のお題で小ネタSSを書いていく感じにします
とりあえず次のお題は
>>5で
『ところで、今日は何か用事があるんじゃなかったのか?』
「お? うーん……ぬぅぅぅぅん……」
『確か、テレビがどうとか言っていたような気がするのだが』
「おお!? アクション仮面の再放送だ! おじさん教えてくれてありがじゅっぴきぃ! じゃ!」
『それを言うならありが……速いな』
『しかし……本当に変わった人間というか、なんというか……』
こんな感じでお題いただきながらまったり進行するつもりです
とりあえず、しんのすけとミュウツーの出会いを
>>5
把握した
その前書いたというSSが読みたいのですがッ
>>7
さっきまで見れたんだけど、今ググったらなぜかこのスレくらいしか出てこないんだ
とりあえず不完全だけどこれで我慢して欲しい
つhttp://coopfpstps.blog91.fc2.com/blog-entry-98.html
明日には書けるといいな
一応酉つけとく
サンクス、続編じゃなくてリトライか期待してる
――此処は何処だ。
――私は、誰だ。
――誰が、私を此処へ連れて来た。
(酷く、身体が痛んでいた)
(一体何が起こったのか――思い出せない)
(しかし今、私が今危機に瀕している事だけは、確かだった)
(酷い頭痛と眩暈がする。自分が今何処にいるかさえも定かではない)
(此処は何処だ、私は――いや、私が何者かは、もう、分かっている)
(私はミュウツー。人間に造られた――しかし今は、この星で、誰もと同じように生きる、いのち)
(そのはずだ。今こうして、地に伏すまでは)
(――草の匂いがする。頬を撫ぜる感覚がある。ここは、草原か何処かか)
(しかし身体の芯が痺れたようで、目も碌に開けることが出来ない)
(――私は、此処で朽ち果てるのだろうか。何処かも分からない場所で。何故こうなったかも分からずに)
『それは――嫌だ』
(声に出して言う。しかし身体に力が入らない――どうしようも、ない)
(私は、私は、このまま――)
「ねーねーおじさん、そこで何やってるの?」
(――!? 人間の、声――!?)
(私は今は確かにこんな身体だ、だが生きている。人間に看取られるなど、そんな事――)
(だが、身体が重くて、上手く超能力が使えない。私はせめてその人間の姿を見てやろうと目をこじ開ける)
(まず目に入ったのは、草原の中で目立つ、黄色い靴だった)
(目線を上げていくと、細い足、黄色い半ズボン、赤いシャツ――)
(そして、子どもの顔が、目に入った)
(太い眉に丸い大きな目、短く刈り上げた頭)
(それは、子どもだった。それも、ポケモントレーナーになるにも幼すぎる、子どもだ)
「ねーねーおじさん、本当何してるの? 死体ごっこ?」
(――一体この子どもは何を言っているのだ。死にかけている異形の化け物を目の前にして、死体、ごっこだと?)
(訳が、分からない)
(――そう思った瞬間、私の意識は、急速に薄れていった)
とりあえずここまで
遅くなってすまん
(――草の匂いがする。頬を撫ぜる感覚がある。ここは、草原か何処かか)
(しかし身体の芯が痺れたようで、目も碌に開けることが出来ない)
(――私は、此処で朽ち果てるのだろうか。何処かも分からない場所で。何故こうなったかも分からずに)
『それは――嫌だ』
(声に出して言う。しかし身体に力が入らない――どうしようも、ない)
(私は、私は、このまま――)
「ねーねーおじさん、そこで何やってるの?」
(――!? 人間の、声――!?)
(私は今は確かにこんな身体だ、だが生きている。人間に看取られるなど、そんな事――)
(だが、身体が重くて、上手く超能力が使えない。私はせめてその人間の姿を見てやろうと目をこじ開ける)
(まず目に入ったのは、草原の中で目立つ、黄色い靴だった)
(目線を上げていくと、細い足、黄色い半ズボン、赤いシャツ――)
(そして、子どもの顔が、目に入った)
(太い眉に丸い大きな目、短く刈り上げた頭)
(それは、子どもだった。それも、ポケモントレーナーになるにも幼すぎる、子どもだ)
「ねーねーおじさん、本当何してるの? 死体ごっこ?」
(――一体この子どもは何を言っているのだ。死にかけている異形の化け物を目の前にして、死体、ごっこだと?)
(訳が、分からない)
(――そう思った瞬間、私の意識は、急速に薄れていった)
とりあえずここまで
遅くなってすまん
乙
期待
期待
しんのすけならミュウツーを救ってくれると信じている・・・
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