梅「あれから10年ね、徳郎さん。 (11)

注意
[田島「チ○コ破裂するっ!」]スレです。
携帯で書いたりパソコンで書いたり
します。
失踪はがんばってしないようにします。

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春日部のアクション幼稚園から
少し離れたところ、
そこに私の夫は眠っている。
今日でもう10年
両手に抱えた菊の中に、
小さな梅が一つ

梅「今年も来たわよ。徳郎さん。」

線香に火をつけ、彼の前で
手を添える。
毎年そうだが、手を添えると
彼が目の前にいる気がするのだ

梅「初めてあった時のこと
覚えてる?」

梅「あなたは接骨院の先生で、
私は一目見た時ベタ惚れだった」

彼が照れているように感じたのは
気のせいかな

梅「それからまた骨折しちゃって誤解しちゃって、気がついたらキスされて、」

梅「嬉しかった。私を見てくれる人がいて、」

梅「それから....」

その時、後ろから足音が聞こえる。
振り返ってみると....


あの子達がいた。

風間「こんばんわ。まつざか先生。」

ネネ「お久しぶりです。」

マサオ「ここ、こ、こんばんわ」

ボー「こんばんわ。」

子供の成長率はすごいと感じた
瞬間でもあった。

梅「こんばんわ。皆、大きくなって...」

ネネ「そんなことないですよ。
まつざか先生こそ
前より綺麗になりましたよ」

梅「あらやだ。ネネちゃんったら...」

風間「ネネのお世辞が得意なのは
相変わらずでしょう?」

ボー マサオ「そうですよ。」

軽快な効果音とともに
三人の頭に丸いタンコブができる。

梅「ふふ、お世辞でもいいのよ
皆平等に歳はとるものだから」

梅「あなた達も。今何才?」

ボー「15歳」

梅「立派になって...中学三年生か。」

マサオ「クラスの皆も受験受験って
ピリピリしてて...」

梅「そうはいっても、あなた達も
頑張らなきゃ駄目よ?
後悔しない受験にしなさい。」

梅「皆どこの高校にいくの?」

風間「僕は五つ葉公立高校の生です。」

梅「えぇ!?入るのが難しいって
言われてる?」

風間「だから入りたいんです。
七つ葉国立に入りたいので」

梅「もう大学のことを考えてるのね
計画性が凄いわ...」

梅「マサオ君は?」

マサオ「春日部高校です。」

ネネ「私もそこなんです。」

梅「あら、二人とも?」

風間「この二人、付き合ってるんですよ。」

マサオ「ちょっと、風間!」

ネネ「いいじゃない。別に
恥じることなんてないんだから。」

マサオ「そりゃ、そうだけど...」

梅「ふふ、青春ね。」

脳裏に恐妻という言葉が浮んでしまう。
15歳よ!まだ早いって!

梅「ボーちゃんは?」

ボー「僕、就職。」

梅「え?」

ネネ「ボーちゃん。今年の夏休みに
発掘調査をしたレポートを
出したところ、化石発掘の
研究社に、、」

梅「!!」

風間「ネネちゃん!」

ネネ「あっ、、」

化石発掘社。その言葉が胸を痛める。

梅「...徳郎さんの....?」

ボー「......」コクリ

梅「.....そっか。」

ボー「...ごめんなさい。」

梅「...謝ることなんてないのよ?」

ボー「...!」

梅「自分の夢を追いかけることは
とても大事。いいことじゃない。」

ボー「...せんせ....」

梅「気をつけてね。あなたが
新聞に乗るのを楽しみに
してるわよ。」

ボー「...はい!!」

もうすぐ今前にいる子が
同じ仕事をするそうですよ。
見守ってあげてね、徳郎さん。

とりあえず今日は
ここまでです。
明日かけると思います

しんちゃんSSは見ないなぁ

<<1です。
注意事項追加
漫画の登場キャラもいるので
アニメしかみてない人用に
話内に補足っぽいのはつけます。
だいぶ長くなるかもしれません。
文才ないですがそれでも暖かい目でみてもらえると
うれしいです。
ちなみに初投稿です。

そしてスレタイの

を、忘れて萎え中

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