兄「買ってきてくれたら、焼くけど」
弟「いいよー眠いしー」
兄「どこ行ってた」
弟「友達と飲んでたー」
兄「今迄？」
弟「今迄ー」
兄「……そう」

兄「できた」
弟「はいはい」
兄「何飲む？」
弟「んあー……水でいいや」
兄「なら，セルフで」
弟「いけずー」

弟「兄ちゃん、これ卵焼きっぽいんだけどー」
兄「牛乳足りなかったから」
弟「……」
兄「いらないなら食うよ」
弟「いいよ、はちみつもってくる」
兄「……ジャムも」
弟「ジャムはどうかなー？」
兄「んじゃ，小豆の缶詰」
弟「あー名古屋風？」
兄「名古屋風」

兄「小豆びみょー」
弟「ですよねー」

弟「あー食った食ったー」
兄「眠いな……」
弟「よっこいしょっと。こたつはいいねえ」
兄「風邪ひく」
弟「はいはい」

弟「兄ちゃんはなんでおきてんの？」
兄「ラノベ読んでた」
弟「何読んでたの？」
兄「ホライゾンの4巻上」
弟「ああ，あの分厚いやつな」
兄「新刊出てるから読まないとな……」
弟「本に金使いすぎなんだよ」
兄「別にいいだろ」

改行とコンマ直したら起こして？
一応読むから

またお前か
もうやめろって言ってんのに

>>7
いつもコンマで書いてたから忘れてたわ。あざす。

弟「今日の飲み会さ」

兄「おお」

弟「久々にこっちに戻ってきた友達と飲んでたんだ」

兄「そっか」

弟「兄ちゃん会ったことなかったっけ？　
家に一回来たことあるやつで、ゲームの話で兄ちゃんと盛り上がってて」

兄「高校の時の？」

弟「そうそう」

兄「そう」

弟「友達さー」

兄「うん」

弟「うつで休学してこっちもどってきたんだって」

兄「……そうか」

弟「帰ってきたのは知ってたんだけどさ、なんか声かけづらくて」

兄「だろうな」

弟「へたに声かけて刺激してもいけないらしいじゃん、ああいう病気ってさ。
だから、そっとしておこうと思ったんだ」

兄「うん」

弟「そしたら、昨日飲もうぜって連絡あってさ、本人から。
だから、今日は飲んできた」

兄「ご苦労様」

弟「楽しかったよ。おかげで財布がすっからかんだけど」

兄「貸さないからな」

弟「金欠のくせに」

兄「お互いにな」

弟「ぱっと見なにも変わらないように見えるんだよな」

兄「コーヒー飲むか？」

弟「……あー……あったかいお茶がいい」

兄「仕方ないな」

弟「あ、ありがとう」

兄「おう」

弟「ふぅー……ｽﾞｽﾞｽﾞｯ……あーしみるぅー」

兄「じじくせ」

兄「あ、テレビつけて」

弟「えー」

兄「チャンネルどこ」

弟「しらなーい」

兄「……ｯﾁ」

弟「感じわりーぞ兄ちゃん」

兄「あ、あった」

弟「聞いてねえし」

弟「……眠い」

兄「寝れば」

弟「んー……」

兄「眠いんだろ」

弟「んー……」

兄「風邪ひくぞ」

弟「んー……」

兄「あ、新フォーム」

弟「え、マジで」

兄「寝ろよ」

弟「今レッドブル飲んだら翼生えるかな」

兄「もし生えたら？」

弟「飛ぶよね」

兄「だよな」

弟「背中に手羽先って考えると複雑だけど」

兄「背中に非常食背負うのか」

弟「あれ、神経通ってんだよな」

兄「……痛そう」

弟「なんだかんだで、翼が生えたら手が二本増えるのと同じになるよね」

兄「確かに」

弟「……背中に手羽先かあ」

兄「……やめろ」

弟「今日って晴れだっけ？」

兄「……ああ」

弟「洗濯ってしたの？」

兄「……まだ」

弟「今日はやらなくてもいいよね」

兄「あー……」

弟「最近の3Dってすげえよなー」

兄「かわいい」

弟「兄ちゃん、もう寝なよ」

弟「天使ってさ」

兄「……ん」

弟「背中に翼もってるよね」

兄「……もういい」

弟「虫ってさ……足6本あるよね……」

兄「……やめてくれ」

弟「翼って足にいれていいんだっけ」

兄「……しらんよ」

兄「いやだな」

弟「手羽先？」

兄「ちげーよ」



兄「知り合いが元気じゃないのは」

弟「……そんな日もあるさ」

兄「……うん」

弟「兄ちゃんが気に病んでも仕方ないって」

兄「ああ」

兄「お茶、いる？」

弟「や、もうねようかなーと」

兄「そう」

弟「兄ちゃんはー？」

兄「……んー」

弟「このまま起きてても、ぐるぐる考えるだけだよ」

兄「アニメ消化したい」

弟「好きにしろ」

兄「また飲めるといいな」

弟「……んー？」

兄「さっきの話」

弟「そうだね」

兄「今度は呼んで」

弟「仕事あるだろ」

兄「あー……」



兄「まいっか」

弟「んあー……もー限界ー眠いー」

兄「寝ろ」

弟「兄ちゃん布団まで運んでー」

兄「俺も寝るかな」

弟「にーちゃーん」

兄「おやすみ」

弟「いけずぅー」

山梨おちなし。
最後まで読んでいただきありがとうございました。