モバP「ぐだぐだあいり」 (34)
のんびりと書いていきます
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期待
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愛梨「うーん....」ゴロゴロ...
P「あー....」ゴロゴロ...
愛梨「あったかいですねー♪」
P「だなぁ....」
愛梨「私、エアコンも好きですけどコタツも大好きです♪」
P「うん、俺もコタツ好きだけどさ...」
P「ヤバいな、さっきから抜け出せないぞ、コタツから....」
愛梨「そうですねぇ...」
キタキター
P「っていうかなんで休憩室にコタツなんか設置したんだっけ...」
愛梨「だって最近寒いじゃないですか」
P「そりゃそうだけど...」
愛梨「寒いと力が出ませんよ、Pさん♪」
P「まあな、愛梨たちは冬でも衣装の露出度高かったりするし」
愛梨「はむっ、みかん美味しいですね♪」
P「こら愛梨、寝転がったまま食べるなんて行儀悪いぞ」
愛梨「だって寒いんですもん...」
P「普段は熱い熱い言ってるくせに....」
愛梨「いくら私だって冬になれば寒いですよぉ...」
P「それもそうだな、どれ俺もみかんを...」
P「あれ、もうない....」
愛梨の胸にちょっと大きめのみかんがあるよ
愛梨「あっ、ゴメンなさい、私が取ったのが最後でした」
P「うーん、ということはダンボールから補充してこないと...」
P「でもコタツから出たくない...」ゴロゴロ...
愛梨「ですねぇ....」ゴロゴロ
P(愛梨に取ってきてもらいたいが....)
愛梨「うーん....眠いなぁ...」ゴロゴロ...
P(ゆっくりしてるのを邪魔するのも悪いし、自分で行くか)
P「みかん補充してくるよ」
愛梨「あっ、私やります!」
P「いいって、のんびりしてろよ」
愛梨「大丈夫です、Pさんこそのんびりしててください」
P「いいよ、寝てろって」
愛梨「いいえ、私がやります!」
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P「結局二人で補充しちゃったな...」
愛梨「えへへ、そうですね♪」
P「愛梨の実家は秋田だっけ、やっぱり冬はすごいか?」
愛梨「はい、もうすごいですよ!雪がドバーって降るんです!膝まで埋まっちゃうくらいの!」
P「関東じゃほんの数センチ積もっただけで大騒ぎだからな」
愛梨「朝早くから黄色い除雪車が走り回ってるんですよ」
P「へぇ、それはこっちにいるとなかなか見れない光景だな」
愛梨「だから関東に来たときは雪がとっても少ないからビックリしちゃいました♪」
P「家でもコタツなのか?」
愛梨「そうです、冬は家族でコタツに入ってのんびりするのが決まりですから♪」
P「俺も久しぶりに実家に帰ろうかな...」
愛梨「Pさん、実家に帰ってないんですか?」
P「もう何年も帰ってないよ」
愛梨「ダメですよ?Pさんのパパやママが心配します」
P「時々連絡はとってるから大丈夫さ」
愛梨「でもたまには実家に帰った方がいいです」
P「そのうちな」
愛梨「あっ、帰るんだったら私も連れて行ってください♪」
P「愛梨を?」
愛梨「はい、Pさんの御両親に挨拶したいですから♪」
P「...やめとくよ、びっくりして親父がひっくり返りそうだ」
愛梨「んっ...」
P「どうした?」
愛梨「なんか私の足元に変なものが....」
P「変なもの?」
愛梨「なんだろう...硬くて...太くて....」
P「硬くて太い?ちょっと見てみるよ...」モゾッ
愛梨「お願いします....」
P「愛梨の足元、愛梨の足元....」
P「...なんだこれ?バットか?さては友紀だな、あいつ....」
愛梨「Pさん、なにかありました?」
P「ああ、原因がハッキ....!?」
愛梨「どうかしましたか?」
P「お前...スカート履いてるんだったら先に言えよ...」
愛梨「スカート?」
P(バッチリ見ちゃったじゃないか....)
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P「まずいな、いろいろとやりたいことがあるんだが....」
愛梨「さっきからずーっとこうやってゴロゴロしてるだけですね」
P「やっぱりコタツは魔物だな」
愛梨「魔物ですね...」
P「なんとかここから抜け出さないと....」
愛梨「でも、私はPさんとふたりでこうやってのんびりできるのは結構楽しいですよ♪」
P「そうか?」
愛梨「Pさんはいやなんですか?私とふたりでいるの....」
P「別にいやじゃないぞ、俺も好きだけどさ....」
愛梨「じゃあもう少しのんびりしてましょうよ♪」ゴロン
P「....いいのかな?」
愛梨「うんしょ...よいしょ...」モゾモゾ...
P「愛梨?コタツの中にもぐって何を...」
愛梨「えいっ!」バッ!
P「うおっ!?」
愛梨「えへへ、この方がPさんと密着できますね♪」
P「なんで俺の隣に....狭いだろそんなことしたら...」
愛梨「ふふっ、コタツとPさんにあっためられてます~♪」ギュッ ムギュッ
P「こ、こら...そんなにいろんなところを押し付けるな....」
愛梨「狭いんだから仕方ないです、Pさんもっとひっついてもいいですよ?」
P「ダメです、俺が移動します」
愛梨「あっ、待ってください!いっしょに暖まりましょうよ~....」ギュッ
P「まずいだろ、誰か来たらどうするんだ...」
愛梨「その前に移動しますから、ねっ?ちょっとだけ♪」
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P(結局流されるままにゴロゴロしてしまっているし...)
愛梨「どうかしました?」
P「いや、なんでもない...」
愛梨「フンフン♪」ペラッ
P「なにを読んでるんだ愛梨?」
愛梨「マンガです、蘭子ちゃんから勧められたんですよ♪」
P「おっ、それ今度アニメ化するやつじゃないか」
愛梨「Pさんもこれ知ってるんですか?」
P「ああ、それのアニメにみくと菜々が声優として出るんだよ」
愛梨「そうなんですか!?すごーい!」
P「蘭子も出たがってたけど都合が付かなくてな、すごく悔しがってた」
愛梨「へぇ、私も見てみようかな、そのアニメ...」
??「Pさんなんでわた…まゆが隣じゃないんですかぁ?」
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P「ふっふっふ、これでお前も終わりだな!」
愛梨「くっ、私の攻撃が通用しないなんて....」
P「もう無駄だ!おとなしく我が軍門に下るがよい!」
愛梨「まだだ!私を信じてくれる人がいる限り、私は負けない!」
愛梨「はぁぁぁぁ!バババー!」
P「な、なんだこの力は...」
愛梨「くらえー!これが思いの力だー!ドーン!」
P「ぐわぁぁぁぁ!バタリ...」
愛梨「このマンガおもしろいですね♪」
P「うん、なかなか燃える展開だなぁ...」
愛梨「私もアニメの声優さんとかやってみたいなぁ」
P「ふむ、じゃあ愛梨も声の仕事とかやってみるか?」
愛梨「はい、機会があればやってみたいです!」
P「よし、それじゃ選択肢の一つに入れておくよ」
愛梨「ありがとうございます、Pさん♪」
P「あー、ヤバイな、もうこのまったりな感じから抜け出せそうにない...」
愛梨「今日ぐらいはいいじゃないですか、Pさん働きすぎですよ」
P「そうかなぁ、でもお前たちを活躍させる為には苦いコーヒーを飲んでむせながら働くしか....」
ギュッ
愛梨「ふふっ♪」
P「んっ、なんだ愛梨?」
愛梨「Pさんの手って結構大きいんですね♪」ギュッ
P「愛梨の手はちっちゃくて柔らかいな」
愛梨「えへへっ♪Pさん、腕相撲しましょ♪」
P「えっ、腕相撲?」
愛梨「行きますよー、えいっ!」
P「うわっ!」ビタン!
愛梨「やったー!私の勝ち♪」
P「いきなりやるなよ....」
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愛梨「むにゃ...」
P「眠いか?」
愛梨「大丈夫です....」
P「コタツで寝るのはよくないぞ、寝るならコタツから出ろ」
愛梨「ふぁい....」
P「こら、言ったそばから寝てるじゃないか」
愛梨「すみません...」
P「まったくもう....」グイグイ...
愛梨「あれ、Pさん....?」
P「いいからそのまま寝てろよ、仮眠室のベッドまで運んでやる」
愛梨「ありがとうございまふ...」
P「仕方の無いやつだ....」
愛梨「えへへ...Pさんのお姫様抱っこ.....」
P「はいはい、わかったから寝ろ」
愛梨「はーい.....」
コーヒー予約した 支援
これ知ってる
砂糖はくやつだ
P「よい...しょっと」ポスン
愛梨「ふにゅう...」
P「やれやれ...」
愛梨「ありがとうございましゅ...Pさん...」
P「いいよ、ゆっくり寝てろよ?少ししたら起こすから」
愛梨「....いっちゃうんですか?」
P「じゃあ寝るまで手を握っててやる」ギュッ
愛梨「えへへ...嬉しいです...」
P「いつもお疲れ様、愛梨」ナデナデ
愛梨「Pさんの手...優しいですね...」
P「そうか?ありがとう」
愛梨「Pさん大好きです....」
P「俺も好きだよ、ほら早く寝ろ」
愛梨「はぁーい...おやすみなさい....」
P「おやすみ」
愛梨「すぅ....すぅ...」
P「寝たか...」
P「さて、サボってた分、仕事をがんばらないとな」
愛梨「すぅ...すぅ...」
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P「.....」カタカタ...
P「おっともう暗くなった、最近は日が落ちるのが早いなぁ...」
P「そろそろ愛梨を起こし...」
ダキッ
愛梨「えへへ、Pさーん♪」
P「起きてたのか」
愛梨「はい、すみませんベッドまで運んでもらっちゃって....」
P「いいんだよ、それよりもう暗くなってきたぞ?」
愛梨「Pさんは帰らないんですか?」
P「もうちょっとだけ残るよ、さっきサボりすぎたからな...」
愛梨「じゃあ私も残ってます!」
P「いいっての、早く帰りなさい」
愛梨「でも...」
P「ダメだ、愛梨になにかあったら大変だろ」
愛梨「はーい...」
P「タクシー呼ぶからな」
愛梨「あっ、いいですそんなの....」
P「いいよ、もう暗いし夜道は危ないからな」
愛梨「すみません...」
P「だから気にするなって」
愛梨「タクシーもいいですけど、Pさんがいっしょに帰ってくれればもっと安心なのになぁ...」
P「ダーメ」ペシッ
愛梨「あいたっ、ひどいですよぉ...」
P「....今度はちゃんと送ってやるから、なっ?」ボソッ
愛梨「ふふふっ、はい♪約束ですよ?」
P「ああ、約束だ」
愛梨「えへへ、ゆーびきーりげんまん♪」
おかしい…。俺は零戦とかのおまけつきブラック缶コーヒーを飲んでいるのに全然苦くないぞ…。むしろ甘過ぎて吐きそう…。
基本なにしても可愛いからな
ブロロロ...
愛梨「あっ、タクシー来たみたいです」
P「じゃあ気をつけて帰れよ」
愛梨「はーい、また明日ですね♪」
P「ああ、明日は朝からイベントあるんだから早く寝ろよ」
愛梨「大丈夫です、Pさんも無理しないでくださいね」
P「わかってるよ、心配してくれてありがとうな」
愛梨「Pさん♪」ギュッ
P「んっ....」
愛梨「ふふっ、明日までのPさん分を補給ですよ♪」
P「仕方ないな...もういいか?」
愛梨「はい、ありがとうございました♪」
P「じゃあおやすみ、早く寝ろよ」
愛梨「はーい、おやすみなさい♪」ガチャッ
P「さて、俺も今ので愛梨分を補給したし...」
P「早く残り終わらせて帰ろう...」
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P「......」カタカタ...
ピロリロリン♪
P「んっ、メールだ...愛梨か?」
『今シャワーから上がったところです!今日はコタツでいっぱい汗かいたから身体がベトベトでした~』
P「無事に家に着いたみたいだな、よかったよかった」メルメル...
『コタツは熱いからなぁ 俺も早く帰ってシャワー浴びたいよ』
P「もうちょいで終わるな、がんばろう」カタカタ...
ピロリロリン♪
P「返信早いな...」
『まだお仕事終わらないんですか?もしかして私のせいですか?』
P「愛梨のやつ....」
愛梨「あっ、返事来た...」
『別にお前のせいじゃないよ もともと今日は処理しなきゃいけないものが多かったし』
『むしろ愛梨とのんびりできて楽しかった だから自分のせいとか考えちゃダメだぞ』
愛梨「Pさん....えへへ♪」
『私もPさんとコタツでのんびりできてとっても楽しかったです!』
『またのんびりしましょうね♪なんだったらケーキも作ってきます☆』
愛梨「送信っ、と....」
愛梨「えへへ、何を作ろうかな~♪」
ピロピロリーン♪
愛梨「どんな返事かな?」
『ありがとう でも無理するな』
『わざわざケーキなんか作ってもらわなくたって愛梨と二人でいるだけでも十分楽しいぞ』
愛梨「Pさん....」ジーン
『気を使ってもらって悪いな 早く寝ろよ?』
『明日も朝から仕事だ いっしょにがんばろうな!』
P「よし、終わった....」
P「さーてと早く帰ってシャワーを...」
ピロリロリン♪
『ありがとうございます!そんな事言ってもらえてとっても嬉しいです!』
『でもやっぱりケーキは作ってきます☆』
『甘いものを食べながらPさんとゴロゴロしたいですから♪』
『明日もお仕事がんばりましょうね!』
『おやすみなさい 大好きですPさん♪』
P「あいつめ....」
愛梨「えへへ♪送っちゃった...」
愛梨「なんて帰ってくるかなぁ....」
ピロリロリン♪
愛梨「来た!」
『愛梨がそこまで言ってくれるなんて嬉しいな』
『いいぞ 今度は愛梨のケーキを食べながらまたふたりゴロゴロダラダラしよう』
『でもちひろさんとか他の人に見つかるとちょっとあれだから....』
『内緒にしよう 二人だけの秘密だ』
『ゴロゴロしようって誘うのも変な感じだけどな(笑)』
愛梨「ふふっ、それもそうかも♪」
『俺も仕事が終わったところだから今から帰るよ』
『おやすみ愛梨』
愛梨「Pさん、やっとお仕事終わったんだ...」
愛梨「よし!明日寝坊しないように早く寝なくっちゃ!」
愛梨「早く明日にならないかなぁ、Pさんに会いたいなぁ...」
愛梨「おやすみPさん...また明日....」
『あとそれからな...』
『俺も大好きだぞ 愛梨』
おわり
駄文失礼しました~
やまなしおちなしを地でいく内容でした
コタツはあったかいですけどのどが渇いて仕方がないです
俺もとときんとコタツでのんびりごろごろしたいなぁ
ではまた~
乙です。
とても良かった。
乙
荵吶〒縺励◆
ひたすらに甘かった
乙
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