王様「お主に安価の呪文を授けよう」勇者「安価?」 (53)



王様「左様!この呪文を使えば様々な事が起こり、お主を助けてくれるじゃろう」

勇者「それは凄い!」

王様「じゃが鬼畜グロは禁止、エロは場合によってありじゃ」

勇者「王様意味が分かりません」

王様「仕方あるまい、呪文の説明がこうなのじゃから」

勇者「じゃあ仕方ないですね、では早速使ってみます」キュイン

王様「では餞別として、>>3Gと>>6を授けよう」

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-10000

1200

ksk

kskst

あぶない水着



王様「では餞別として、1200Gとあぶない水着を授けよう」

勇者「えっ?あぶない水着ですか?なんでそんな物が?」

王様「さあゆけ勇者よ!」

勇者「はあ……これどうしようかな?」スタスタバタン

王様「……大臣よ」

大臣「何でしょう?」

王様「ワシのコレクションがぁ……」

大臣「王様の何ですか!?」

王様「3年前の姫の誕生日に渡したら、それ以来口を聞いてもらえず、あの水着も投げ捨てられたのじゃ」

大臣(姫と王様の仲違いの理由それかい!)

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勇者「さて……あぶない水着はともかく、1200Gは大きいな、武器を買うか防具が先か、仲間を探すのもいいかな?」スタスタ

勇者「よし!安価を使おう!」キュイン

>>9 どうする?

仲間は必要

武器屋へ



勇者「うんやっぱり武器からだよね、見てみよう」スタスタ

武器屋「いらっしゃい!金さえありゃあ果物ナイフからドラゴンでもぶった斬る剣まで何でも用意するぜ!」

勇者「うーん1200Gだから、武器に使えるのは300くらいかな?そうだ、おじさん!300Gで手に入る一番強い武器って何?」キュイン

武器屋「そりゃあ>>12だな」

鉄の剣(ただし中古、品質は悪くない)

魔王の剣(レプリカ)
ただし鉄でつくっているので、実質鉄の剣



武器屋「そりゃあ魔王の剣だな」

勇者「魔王の剣!?そんなのが300G何ですか?」

武器屋「つってもレプリカだよ中身は鉄の剣だ、言ったろ?何でもあるって、人によっては見せる為の武器を買う奴も居るんだよ」

勇者「なる程……じゃあせっかくですからそれを下さい」

武器屋「毎度!また来いよ!」

勇者「とりあえず武器はこれでよしと、防具と仲間探し……いや道具もいるかな?よし!安価だ!」

>>13 何をする?

安価ずれてますよ。
安価なら仲間探し

間違えた>>17

kskst

仲間捜し



勇者「仲間を捜そう、となると酒場かな?いい人は見つかるかな?」スタスタ

勇者「あっせっかくだから安価を使おう」キュインドンッ

勇者「いたたってあれもしかしてこれって」

>>20「いたた……ん?」

魔王より三つぐらい偉い人

魔法使いの少女



勇者(女の子?服装から考えて魔法使いかな?)

魔法使い「あー!帽子が!」

勇者「え?帽子?あっ木の枝に」

魔法使い「はっやっんんっ」ピョンピョン

勇者「ボクが取るよ、はいごめんね」スッ

魔法使い「ん……ありがと」ググッ

勇者(安価を使わなかったらぶつからなかったかもしれないしね)

魔法使い「えっと、私は魔法使い、あなたは?」

勇者「ボクは勇者だよ、王様に言われて魔王を倒しに行くんだ」

魔法使い「魔王を?……ねえ仲間はいないの?」キョロキョロ

勇者「今から捜す所さ」

魔法使い「ほんと?じゃあ私がついていってあげる」ニコッ

勇者「えーと子供には辛い旅になると思うけど」

魔法使い「子供じゃないよ!もう12才だもん!それに私強いから!」フフーン

勇者「うーん……強いってどのくらい?」キュイン

魔法使い「>>23くらい強いよ」

オーガに勝てるくらい

スライムに辛うじて勝てるぐらい

むしろ弱さじゃないかwwww



魔法使い「スライムにかろうじて勝てるぐらい強いよ」フフーン

勇者(弱い!それは強いじゃなくて弱いだよ!)

魔法使い「しかも火の魔法だけじゃなくて、氷の魔法も使えるんだよ」フフーン

勇者(これは何とかして断らなくちゃ、でも下手な事を言ったら傷つくよなぁ……よし)キュイン

勇者「>>27

まだ君は修行中でしょ?
お師匠様か、先生さん?
ともかく、教えてくれてる人から認められるくらいじゃないと、魔王を倒す旅には連れていけないんだ。



勇者「まだ君は修行中でしょ?
お師匠様か、先生さん?
ともかく、教えてくれてる人から認められるくらいじゃないと、魔王を倒す旅には連れていけないんだ。」

魔法使い「先生に?」

勇者「そうだよ、何せとっても危険だからね、だから今回は諦めてね」

魔法使い「わかった」

勇者「うんえらい(よかったよかった)」

魔法使い「じゃあ先生に言ってくるね、勇者さんと一緒に魔王を倒しに行くって」

勇者「うんう……ん?」

魔法使い「じゃあ言ってくるから、待っててね」タタタッ

勇者「いやちょっ違うっ待っ、……まあ大丈夫だよな?ちゃんと良識がある人だよな?……ちゃんと酒場で捜そう」

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店主「いらっしゃい、何を飲むかしら?」

勇者「いえ……ボクは勇者なんですが、魔王を倒す仲間を捜しているんです」

店主「あら勇者様なのね、待っててね……今一緒にいけるのはこの二人ね」スッ

勇者「どれどれ?」キュイン

仲間候補>>30>>31

商人

魔王

元勇者

魔法使い

さっきの子の姉弟子。
免許皆伝済み

ちょっと犬の散歩行って来ますついでなんで、魔王と元勇者の性別や特徴があったらどうぞ。>>35

マッチョマンでオカマ野郎の元勇者

厳つくクールな勇者

魔王

優しくて、礼儀正しい。
ちょっと気弱だが、いざというときの芯の強さがある。
見かけは18歳くらいの人間の少女と同じ。
人間と魔族が仲良くなることを願っている。

散歩中確認。
厳つくてクール……?マッチョマンのオカマの方が書きやすいけど……。
せっかくなんで魔王は>>36でいきます。
では引き続き散歩を。

戻って来ました、今から書くので少々お待ちを。



勇者「えっと一人目は魔王さん?えっ?職業魔王?……いやいや、きっと何かの冗談だよね?」ペラッ

勇者「二人目は元勇者さん?職業が……元勇者?えっ?ボクの前の勇者さん?えっ?」

店主「どうかしたかしら?」

勇者「えっ?いやあの、他の人は今は?」

店主「ちょうど出払っているのよ、その二人でよければ呼んでくるわよ?」

勇者「えっ?あっはい、お願いします」

店主「じゃあどっちから?」

勇者「あっじゃあ魔王さんから」

店主「わかったわ、魔王さーん来てもらえる?」

魔王「はーい今行きます」

勇者(まっ魔王がこんな所に居るわけがないよね?何かの冗談で)チラッ

魔王「どうも!私魔王と言います、一応魔王をやっています」

勇者「あっどうも勇者です、えっと本物?」

魔王「えっ?ああはい本当に魔王をやっています」

勇者「何でここに?」

魔王「はい疑問はもっともです、私は魔王ですが魔族と人が争うのが嫌なんです」

勇者「争うのが嫌?」

魔王「はい、魔族と人が仲良く手を取り合って生きていけたら、素晴らしい事だと思いませんか?」

勇者「それは確かに」

魔王「なので私が自分で、人の国を見ようと思いまして、それでここに」

勇者(何これ?めちゃくちゃいい人!いや魔族だけど、何でボク魔王を倒しに行くんだっけ?)



勇者「えっと……何で旅に?国を見て回るならわざわざボクに付いてこなくても」

魔王「あっそれは「俺から話そう」あっ元勇者さん」

元勇者「初めまして、俺が元勇者だよろしくな」

勇者「あっはい、よろしくお願いします」

元勇者「さて……彼女が旅をする理由だったか?簡単な事さ、よりよく人の暮らしを見せるためだ」

勇者「人の暮らしを?」

元勇者「彼女が魔王として、魔族の代表として来たらどうなる?」

勇者「えっと……こっちも代表者が」

元勇者「そうだ……村長や町長、果ては王族や貴族が相手をする、それじゃあ人の生活を、民の声を聞く事はできまい」

勇者「だからここに」

魔王「はい、元勇者さんがお父さんを説得してくれて、お父さんも元勇者さんが一緒なら安心だろうって」

元勇者「あいつ……先代魔王とは古い知り合いでね、まあ腐れ縁さ」

勇者「あーその、実はですね、ボクが今の勇者なんですが」

魔王「本当ですか?では勇者さん!私と一緒に魔族と人の架け橋になって下さい!」

勇者「えっ?あぁうん、そうだね……みんな仲良くできるならその方がいいよね」

魔王「私は当然魔族の代表、勇者さんも人の代表と言っていいと思います、ですからまず私達がお友達になる所からよろしくお願いします!」

勇者「あっうん、こちらこそよろしくお願いします」



元勇者「では俺達を仲間にしてもらえるのかな?」

勇者「はい!(とは言うものの、ボクの旅の目的って魔王を倒す事なんだよなぁ……でも)」チラッ

魔王「どんな物が見れるかしら」ワクワク

勇者(どう考えても倒す必要ないよこれ!むしろ倒しちゃダメだよ!)

少女「あの」

勇者「え?」

少女「こちらに勇者さんはいらっしゃいますか?」

勇者「勇者はボクだけど」

少女「これは失礼、私は大魔法使いの弟子です、先ほどは私の妹弟子が迷惑を掛けたそうで」ペコ

勇者「いや別に迷惑なんかじゃ」

少女「ふむ……なるほど」ジー

勇者「あの?」

少女「ふむふむ」

勇者「?」



少女「よく分かりました」

勇者「分かったって何が?」

少女「師匠からあなたに言伝です、あの子はまだ見習いでとても旅なんかさせられないと」

勇者「まあそうだよね」

少女「ですがもしあなたや、お仲間が信用に足ると私が思ったなら」

勇者「思ったなら?」

少女「実戦を兼ねて、あの子を任せると」

勇者「え?」

少女「もういいですよ」

魔法使い「勇者さん!ちゃんと先生に許してもらってきたよ」ヒョコッ

勇者「え?実戦って、そんなんでいいの?」

少女「ええ、あなたは誠実そうな方ですし、そちらの方も優しそうな方です」

魔王「あらありがとうございます」

少女「それと……元勇者さんですよね?」

元勇者「ああそうだ」

少女「あなたにも言伝です、うちの弟子の顔に傷一つ付けてみろ、果ての先まで飛ばすぞ……と」

元勇者「ふっあいつらしいな」

少女「では私はこれで失礼します、勇者さん達に迷惑をかけないように」

魔法使い「うん大丈夫!またねお姉ちゃん!」

少女「では……」スタスタ

勇者「えっと……これで仲間が集まったかな?」



魔法使い「ようし!魔王を倒すぞー」

勇者「あっちょっ」

魔王「あら?私を倒すんですか?」

魔法使い「ふぇ?お姉さん魔王なの?勇者さんはお姉さんを倒すの?」

勇者「倒さないから!倒す必要なくなったから」

魔法使い「?」

魔王「そうですよね、勇者さんなら普通は私を倒しにくるんですよね」

勇者「確かに最初はそうだったけど、魔王さんに会ったら必要ないって分かりましたから」

魔王「そうですか?」

勇者「それにボク達、友達じゃないですか」

魔王「ふふっそうでしたね」

魔法使い「うーんと、よく分かんないけど、悪い魔王を倒すぞー」

魔王「あらあら、そうね……悪い事をする魔族は、ちょっとだけお仕置きしないとね」クスッ

元勇者「ふむ……花のあるパーティーだな」

勇者「え?」

元勇者「可憐な少女に」

魔法使い「おじさんは誰?」キョトン

元勇者「美しい少女」

魔王「あら、ありがとうございます」クスッ

元勇者「それに」ズイッ

勇者「へ?」

元勇者「勇ましい少女もな」ボソッ

勇者「えっ?何で分かって」

元勇者「さてね」

魔王・魔法「「?」」



勇者「えっえっとあっと、とりあえず次に行こう」スタスタ

魔法使い「あっ待ってよ勇者さん!」トテトテ

魔王「勇者さんに何を言ったんですか?」

元勇者「そいつは秘密さ」

魔王「あら残念、でもそのうち教えて下さいね」スタスタ

元勇者「そのうち……ねぇ」スタスタ

勇者「えーと次は」キュイン

>>46 何をする?

次の街とかの情報収集

北西の町へ向かう



勇者「買い物はもういいかな?それじゃあ北西の町に向かおうか」

魔王「どんな町なんですか?」

魔法使い「えっとねぇ、うーんと……なんだっけ?確か美味しい物と綺麗な物が特産だって先生が」

勇者「美味しい物と、綺麗な物、元勇者さんは知ってますか?」キュイン

元勇者「ああ、美味い>>49と、綺麗な>>52が有名だ」




今日はこの辺で、ではまた。

地酒

金細工

乙です。

花時計

蜴溽匱

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