やっぱ金髪毛虫って糞だわ

やよいの給食費俺が出しといたけど

～某日、仕事帰り～

ｶﾞﾔｶﾞﾔ……ｶﾞﾔｶﾞﾔ……

やよい「えっと」ｷｮﾛｷｮﾛ

やよい「……ここかな？ソイネ屋って……」



店長「おおっ、美希くんから聞いてるバイトの？」

やよい「はいっ、高槻やよいです！」

店長「時給はこんなもんだけど」

やよい「ええええええっ！？４０００円！？」

やよい『すごい……過酷なお仕事なんだろうな……』

店長「仕事内容はね」

やよいの給食なら俺が作るよ


ﾄﾞﾋﾟｭﾄﾞﾋﾟｭ

変なオプションない店なら毛虫GJだが…はたして

美希「やよいにぴったりのバイトがあるの」

美希「シャドウバイトっていってね、状態異常の相手にはダメージが増加するの」

この美希は偽者

やよい「ええええええっ！？寝るだけ！？！」

店長「うん、寝るだけ。疲れた男性を癒すお仕事」

やよい「そ、、、それだけ」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

店長「早速お仕事だよ」

やよい「は、はい」

やよいお前テイルズ出てたろ

けむし

やよい「いらっしゃいませー♪」

キモ客「ょょょょょろしく」

やよい「えっと……こ、ここに横になって下さい」

キモ客「ははぃ」ﾄﾞｻ

やよい「失礼します」ﾎﾟﾌ

キモ客「……ぅぅひぅ」

やよい『こ、これでいいのかな？』

キモ客「……;ppｐppPU＝＝＝」

やよい『？』

キモ客「ｫﾌﾟｼｮｫﾌﾟｼｮで」

やよい「はい？」

キモ客「オプショ！！！！ン！！！ﾌﾞﾌｰ」

やよい「あ、ごめんなさい！」

キモ客「これ！！これ！！」

おいやめろ

どれ

客がお前らか

キモ客「ビンタ！！ビンタ！！」

やよい「ビ……ビンタで２０００円……」

キモ客「早く！！！」

やよい「い、いきますよー」

キモ客「はよ！！！！」

やよい「えい」ﾋﾟｼ

キモ客「んふぉぉおおおおおおおおおおおおお！！」

やよい「？！」ﾋﾞｸｯ

キモ客「次！！これ！！！！」ﾋﾞｼﾋﾞｼ

やよい「女の子からハグですか……ハグ？」

キモ客「こう！！！！こう！！！！」ｼｭｯｼｭｯ

やよい「？」

キモ客「なんだよぉドン臭いなぁああああもぉぉぉぉ」

やよい「ごめんなさい！！」

キモすぎてどう見ても俺だわ

毛虫しね

んほおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
フォカヌポゥｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

キモ客「こぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！」ぎゅー

やよい「ひぇええ……」

キモ客「んほぉぉぉぉおおおおおおおおお」ぎゅー

やよい『く……臭い……でも耐えなきゃ……』

キモ客「……」クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ

やよい『匂い嗅がれてる……うぅぅ』

キモ客「あ」

やよい「え？」

キモ客「あっあっあああ」腰カクカクカクカク

やよい「……？」

キモ客「……」

やよい『何この臭い……イカ？……おええ』

キモ客「引く？」

やよい「え？」

キモ客「引いた？ねえ引いた？」

キモいを通り越してそれは犯罪

ドン引きですよこれは

カット　カァァット！！
はい、カメラ止めて

これは怖いお兄さんの出番

キモ客「引いたんだろ！！！！！！」バキ！！

やよい「ーーーーーーッ」バッターン！！！

キモ客「仕方ないだろ！！！仕方ないだろ！！！！！」ジタバタジタバタ

やよい「ぅう……」鼻血ﾀﾞﾗｰ

キモ客「こうなったのはお前のせいだお前」カチャカチャ

やよい「……た、助けて」

キモ客「これ！！！」パンツずりっ

もわぁぁああああん

やよい「ぅ……」

やよい「おおええええぇぇぇぇぇ」ビチャー！！！！！

ガラッ
店長「どうしたやよい君！！」ダッ

キモ客「こいつ！！！こいつが！！！」ジタバタジタバタ

店長「xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx！！！！」

キモ客「xxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxx！！！！！！！！」ジタバタジタバタ

やよい『……』ﾊﾞﾀﾝ

このキモ客粉砕機にかけて豚の餌にしろ

ごめん、正直くっそワロタ

客と毛虫死刑確定

キモ客許さん

店長「気がついたか？」

やよい「……店長？」

店長「こういったお仕事はね、時給は良いんだがツライ一面もある」

やよい「……」

店長「この世には楽な仕事なんてないのさ」

やよい「……はぃ」ｸﾞｽﾝ

店長「部屋の清掃費にお客様への慰謝料で、しばらくはタダ働きだなこれは……」ｶﾀｶﾀ

やよい「必ずお返しします！！」

店長「明日も待ってるからね」

やよい「はいっ」



～こうして高槻やよいのアルバイトは開始された

　　次なるアクシデントはそう、遠くはなかった～


終わり

清掃費と慰謝料を従業員に支払わせるってとんでもねーブラックじゃねーか
乙