春香「プロデューサーさん!私達超能力者なんです!」(262)

P「は?」



ある日突然、我が事務所が誇る没個性アイドル
天海春香はこんな事をほざいてきた。

一体こいつは何を言っているのだろうか

千早「春香の言っている事は本当ですよ」
P「ま…まな板が喋った!」


という冗談は置いておく

俺の知っている千早はこのような冗談を好まない
つまらない人間だと思う

P「ええと……本当に?」

千早「はい」

…とりあえず千早が言うなら信じることにする

P「…はぁ。それで、どんな能力なんだ?」

春香「えへへ…秘密です!」


P「は…?じゃあなんでこんな話を?」

千早「それは後々分かりますよ」

何をもったいぶっているんだ?

結局その日は二人から何も聞き出せなかった

翌日

社長「君。ちょっと話がある」

出勤した俺はいきなり社長に声を掛けられた

話…もしかしてあいつらの能力とやらの事だろうか?

社長室

P「それで、話というのは?」

社長「いや何。大した話では無いんだ」

社長「うちのアイドル達も大分人気が出てきただろう?」

P「…はぁ」

社長「しかしだ。トップアイドルになるにはまだ足りない」

社長「というわけで、トップアイドルの素質を持つ者だけを重点的に育てる事にしたんだ」

P「へぇ…………」

P「……はぁ!?」

社長「おかしな話では無いだろう。才能の無いアイドルを育成しても時間と金の無駄だ」

P「そ……それじゃ他の奴らはどうなるんですか……?」

社長「ふぅむ。クビにするか…もしくは申し訳程度のlessonや仕事で我慢して貰う事になるな」

P「そ……そんな……」

やよいオワタ……

P「……素質のあるアイドルというのは…?」

社長「それはこれから決めるんだよ」

P「ど……どうやって…?」

嫌な予感がしてきた……





社長「アイドル達に殺し合いをしてもらおうと思う」

P「」

社長「まあ殺し合いとは言ったが、死にはしないだろう」

社長「…………多分ね」

P「えぇー……」

社長「とりあえず細かいsystemをexplanationしておこう」

P「はあ…」

・基本二人組で戦う
・トーナメント制
・能力の使用は自由
・相手が降参しない限り好きなだけ痛めつけて良い。いやむしろ痛みつけろ
・優勝した二人組はPを好きにして良い
・社長に1000万円を払えばシード権を得られる

P「おいおかしいぞ」

oh…

社長「なにがおかしいと言うのだね?」

P「おかしい所だらけじゃねえか!好きにされてたまるか!」

社長「……チッ…音無君」

小鳥「はい」スッ

P「音無さん!?」

社長「やれ」

小鳥「承知しました」

P「何をするつもりd」メコッ

P「」

小鳥「少しばかり眠っていて下さい」

社長「……ククク」

頭部を破壊されたものは失格となるがないお

痛みつけろ

一時間後

P「わーいすごいやーさすがしゃちょうだー」

P「なんてかんぺきなるーるなんだー」

社長「ハッハッハッそうだろうそうだろう」

小鳥「社長」

社長「おお、もうこんな時間か」

社長「君。もうworkに戻って良いぞ」

P「は~い」ガチャ

バタン

社長「……音無君」

小鳥「はい」

社長「普段通りに振る舞うように暗示を掛けておけ」

小鳥「承知しました」

社長「ククク……開戦は一週間後だ」

P「…あれ?今何かしましたか?」

小鳥「いえ、何もしていませんよ」

小鳥(…成功)

Pは違和感を感じていたが、
その違和感の正体を知ることはなかった。

P(そういえば…結局能力って何なんだ?)

P(……まあ、直に分かるだろ)

6日後

社長「ぶわはははは!tomorrowはついに開戦だ!!」

P「楽しみですねぇ社長!」

社長「ああ。楽しみのあまり、もう3日は寝ていないよ」

P&社長「HAHAHAHAHAHAHAHA!!」

小鳥「……」

>・優勝した二人組はPを好きにして良い

エロ期待

その夜

律子「プロデューサー。今から飲みに行きませんか?」

P「ああ、構わないけど」

律子「良かった。話したい事があったんですよ」

P「じゃあ行くか」


BAR


律子「……明日ですね」

P「…ああ」

律子「あの子達はみんな本気で殺し合うつもりですよ」

P「みんなそうまでしてトップアイドルになりたいのか……」

律子「違いますよ」

P「え……?」

律子「ほとんどはトップアイドルなんてどうでも良いと思ってますよ。みんなプロデューサー狙いなんです」

P「俺…狙い……?」

律子「全く…罪な男ですね」

P「……」

P「え……嘘…俺そんなに恨まれてんの…?」

律子「ちゃうねん」

律子「所で…聞きたい事があるんじゃないですか?」

P「あ…あぁ」

P「教えてくれ。能力とは何だ?」

律子「765プロに所属するには必要不可欠な事があります」

P「……それは何だ?」

律子「異能力を持っていること」

P「……!」

律子「居るんですよ時々」

律子「おかしな能力を持って産まれてくる子が」

律子「765プロはそんな子を集めて表向きはアイドルとして育てているんです」

P「……」

律子「ちなみに私や音無さんも能力者ですよ」

P「面妖な……」

律子「明日は忙しくなりますし…そろそろ出ましょうか」

P「…ああ」


翌日


なんかテンションが上がっていた社長は開幕式をやることにした

社長「えー正々堂々うんたらかんたら」

小鳥「社長からのお言葉でした」

小鳥「えーそれではこれより、765プロバトルトーナメントを開催いたします」

P&社長「イエーイwwww」ドンドン パフパフ

アイドル達「………」

参加選手

A 春香&千早
B 雪歩&真
C 伊織&やよい
D 亜美&真美
E 美希&貴音
F あずさ&???

一日目 AVSB
二日目 CVSD
三日目 EVSAorB
四日目 FVSCorD
五日目 決勝戦

P「……『???』って誰だ?」

小鳥「本人の要望により名前は伏せさせていただきます」

P「…はぁ」

一回戦

春香「プロデューサーさん!私絶対に勝ちますからね!」

P「……」

千早「春香。油断しては駄目よ」

雪歩「真ちゃん。頑張ろうね」

真「ああ、必ず雪歩を優勝させてみせるよ」

小鳥「ファイ!」

春香「早速行くよ!」シュルル

【飛天リボン】

P「春香のリボンが宙に浮いている……」

P「ダサい……そしてキモい……」

???って誰なんだ?オリキャラ?

しゃちょさん

春香「これが私の能力【飛天リボン】。リボンを自由自在に動かせる能力だよ」キリッ

~~~~~~~


貴音「これはなかなかショボいですね」
P「ああ……律子」

律子「なんですか?」

P「春香の能力って戦い向きじゃないよな?」

律子「そうですね。それも二人組の理由の一つです」

P「つまり春香はサポートで主力は千早という事か?」

律子「はい。千早の能力はなかなか厄介ですよ」

P「なるほど。鬱陶しい春香と面倒な千早」

P「二人の性格にピッタリだな」

中村繪里子さんのどこが鬱陶しい性格だって言うんだよ!!!111

春香「えい!」シュルッ

真「!?」

春香の放った臭いリボンは鬱陶しい事に雪歩と真の足を縛り
二人の動きを封じた

春香「千早ちゃん!今だよ!」

千早「ええ!春香!耳を塞いでいて!」

【千早full】

千早「♪~」ボエ~
千早の歌声は凄まじく、二人に大きなダメージを与えた

真「く……!」

雪歩「真ちゃん!上!!」

真「えっ!?」

「のワの化」は最終奥義か?

ドンガラガッシャーンwwwwwwww

雪歩「真ちゃん!」

なんと千早の歌声は天井をも崩壊させたのだ
真は崩れる天井に押しつぶされてしまった

DEAD END

765プロ唯一の男性アイドル、早くもやられてしまった

~~~~~~~

P「あ~あ。真の奴やられちゃったかー」

美希「真君の能力結局分からなかったね」

律子「あ、能力ならもうずっと使ってますよ」

>>25
あの人の真似みたいになりそうなので
そういうのは避けます

vsは小文字のほうが見やすい

P&美希「え?」

~~~~~~

千早「これで2対1ね」

無い胸を張る千早であった

春香「もう勝ったも同z…あれ?」

千早「どうしたの?」

春香「リボンが動かない……」

千早「what?」

雪歩「あのリボンなら……二本とも真ちゃんと一緒に潰されたよ」

春香&千早「oh……」

そう、春香は馬鹿なので天井が崩れた時にリボンを巻きつけたままだったのだ

美希「性別を入れ替える能力?」

P「え…じゃあ真は」

律子「はい。本当は男です」

P「なん……だと…?」

~~~~~~~

千早「チッ…役立たずが……」

まな板威張る……!

千早「まあいいわ。萩原さん如き私一人で十分よ」

雪歩「ひっ……」

まな板醜い!これが貧乳の僻みである!

\マッコリーン/

真「そうはさせないよ!」ドン!

雪歩「真ちゃん!」

千早「…生きてたのね」

そう。真は生きていた!

天井に潰されるその瞬間…
男モードに戻ったのである!

男モードはガチムチ…!
今の真なら100人乗ってもビクともしない!

~~~~~~~

やよい「うっうー!真さん生きてましたー!(^q^) 」

伊織「フン!これで死ぬようじゃ私のライバルは務まらないわ!」

P「…………」

P「……ありだな」

真「行くよ。雪歩」

雪歩「うん!」

千早「チッ…くらいなs「どっせい!」

(○`・ω・)=○)`ν゚)・;'.、

千早「ぶっ!」

千早「速い…!?」

それは一瞬の事だった
千早が息を整え、歌う直前に真の鉄拳が炸裂したのだ

雪歩「くらええええええ!!」

ド ン !

千早(1/3)「」

P「千早の膝から上が無くなってる……」

あずさ「勝負あり。ですね」

普段の女モードのパワーが100万パワー
そして男モードのパワーはその10倍の1000万パワー

更に親友である雪歩を勝たせたいという気持ちで2倍の2000万パワーに膨れ上がるのだった(迫真)

そして雪歩の能力は
『地面に大穴を空ける程の衝撃を与える能力』である
これを並の人間が耐えられる筈もない

P「初戦からとんでもないよ……」

あずささんや貴音はは性感を高めるとかエロ能力だといいなぁ…

千早(1/3)「」

春香「」ガタガタガタガタ

雪歩「……」チラッ

春香「こここ降参しますぅ!」ガタガタガタガタ

小鳥「勝負あり!雪歩&真ペアの勝ち!」

P「春香せこっ……」

律子「そうですね。明日は…」

伊織「私達の出番ね!」

P「伊織…」

まさかウォーズマン理論が見れるとは

やよい「うっうー!皆殺しですー!」

亜美「絶対に負けないかんね!」

真美「…」←特に言うことが無い

P「ああ。みんな頑張れよ」

社長「ククク…暗示はしっかりとかかっているようだな……」

社長「……」

社長「あまり出番無いけど寂しくないよ」







社長「ほんとだよ?」

やっぱり響ハブられてるじゃんwww

>>38を見るまで組み合わせに響がいないことに気付かなかった

次の日

社長「えー本日も正々堂々云々」

小鳥「第二試合開始!」

第二試合はすぐに始まった。
なぜなら描写がめんどくさいからだ!

伊織「くらいなさい!」ビュッ

【おでこサンシャイン】

伊織の能力【おでこサンシャイン】は伊織の最大の特徴である広いおでこに光を当てる事で強力な光線として反射する能力だ!

そして……

真美「これなら避けられる…!」サッ

亜美「やばっ…避けられない…!」

【幸福搾取】

ビビビビビビ

真美「あ"あ"あ"あ"!!」

亜美の能力【幸福搾取】は双子の姉である真美の幸せを根こそぎ奪う能力である。
避けた筈の【おでこサンシャイン】が真美に命中したのは

「避けられない」と判断した亜美が【幸福搾取】を発動し、
真美の「避けられる」という幸福を奪った為である。

ちなみに普段亜美ばかり優遇されているのはこの能力が原因だ!

亜美「真美!ちゃんと避けてよ!」

真美「ご……ごめんなさい…」

ちなみに真美は亜美がどのような能力かは知らない!
まさに鬼畜の所業…!!(怒)

~~~~~~~

律子「というのが亜美の能力です」

P「………うわぁ」

雪歩「酷いですぅ」

P「お前が言うな」

雪歩「何か言いましたか?」ニコッ

P「いえなにも」

P(ゆきぽこわい)

むちむちミニスカ小鳥さんの出番あるといいなぁ

伊織「よくわからないけど、どんどん行くわよ!」ビュッ

やよい「うっうー!easy modeですー!」

【おでこサンシャイン】

亜美「また避けきれない…!」

【幸福搾取】

ビビビビビビ

真美「おぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

そう。亜美は普段努力など全くしていない…!

本来なら努力の結果、真美が竜宮小町に入る予定だったが、亜美がその幸福を奪った事により

亜美は努力せずに竜宮小町に居られるのだ…!

つまり亜美の本来の能力は最低クラス…!

足手まといのやよいにすら劣る…!

亜美「真美!次はないかんね!」

真美「ごめ…なさ……」

伊織「……なんかかわいそうになってきたわ」


バキッ


やよい「うっうー!馬鹿野郎!お情けは相手のプライドを傷つけるだけというのが分からんのか!!!!」


伊織「わ…分かったわよ!」ヒリヒリ

伊織「アデュー!」ビュッ

【おでこサンシャイン】

【幸福搾取】

真美「」プスプス

亜美「チッ…この役立たず!!」

【幸福搾取】

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

期待

P「なんだあれ…」

春香「亜美の体格がゴツくなるのに対して……」

真「真美はどんどん細くなってますね」

~~~~~~~~

伊織「あんた真美に何したのよ!」

亜美「真美の『健康』という幸せを奪ったんだよ」

伊織「幸せを奪う……?」

やよい「うっうー!悪魔の所業ですー!」

亜美「フン!命を奪わないだけましだよ!」

亜美「とにかくこれで亜美の身体能力は跳ね上がった!!」

スレタイ「かすが」って読んじまったクソッ

亜美「もう【おでこサンシャイン】は当たらないよ!」

伊織「チッ……」ビュッ

【おでこサンシャイン】 ビビビビビビビビビ

亜美「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

伊織「当たった…?」

亜美「馬鹿な…どうして避けられないの…?」

やよい「ふむ。急激に体格が変化したせいで体の勝手が分からないのだろう」

亜美「な……!」

伊織「それなら勝てるわね!」

亜美「…………」

亜美「……舐めるな」

伊織「はぁ?」

亜美「亜美を…舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

【幸福搾取】

真美(干物)「」

~~~~~~~

貴音「亜美のゲーラが跳ね上がってます…!」

※ゲーラ=芸能人のオーラ

律子「まさかあの子……」
~~~~~~~
超亜美「『生きる』という生物にとって最大の幸せを奪わせて貰ったよ」

伊織「酷い……」

超亜美「悲しむ事はないよ。すぐにいおりんも後を追うんだから(嘲笑)」

伊織「!?」

超亜美「という訳で……」

やよい「……」

超亜美「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

【Bean sprouts】

グチャァ

これまた一瞬の出来事だった。

圧倒的身体能力を得た亜美は二人を殴り殺そうとした。

しかし、やよいがそれを許さなかった。

やよいの能力【Bean sprouts】が発動し、亜美はSATHUGAIされたのだ。

【Bean sprouts】とは、もやしを無限に増殖させる能力である。
実にオサレ且つ経済的である。

小鳥「勝負あり!伊織&やよいペアの勝ち!」

やよい「うっうー!やりましたー!」

伊織「まあ当然の結果ね」

~~~~~~~

P「なあ、もやしを増殖させる能力でどうやって超亜美を殺したんだ?」

律子「あれですよ。ブリーチって漫画あるじゃないですか」

P「あれ最近面白いよな」

律子「はい。少し前までのつまらなさが嘘のようですね」

P「これも全て月島さんのお陰だな」

律子「早く一護には目を覚まして欲しいですね」

P「それでブリーチがどうかしたのか?」

律子「織姫とかいう誰得糞女がいるでしょう?」

P(井上そんなに要らない子かな……)

P「井上と何の関係が……」

P「あっ!」

律子「そう!誰得糞女の能力のように相手の内側から体を貫いたんです」

律子「最も、やよいの場合は盾ではなくもやしですけどね」

P「なるほどなぁ……一件弱そうだが、上手く使えば相当強い能力じゃないか」

律子「ええ。もしかしたら雪歩にも勝てるかもしれませんね」

P「そうだな。ただやよいが……」

律子「……はい」

P&律子「アホでさえ無ければ……」



P「さーてそろそろ帰るか」

小鳥「お疲れ様でーす^^」

P「お疲れ様です」

小鳥「………」

ガッ

P「」

小鳥「今から暗示を解きます」

小鳥「…社長には内緒ですよ」

物陰

雪歩「プロデューサーが…事務員婆に襲われてる……!」

雪歩「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許す許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

貴音かわいいよ貴音

P宅

P「…あれ……」

P「おかしいな……事務所にいた筈なのに」

…俺は今まで何をしていたんだ?

なんとなく…思考を止められていたような感覚がする……

そうだ……!あんな争い止めないと!!


しかし…社長に言っても聞き入れてもらえない……

どうすれば……

翌日

社長「えー諸君に残念なお知らせがある」

残念なお知らせ……?

社長「事務員の音無君が亡くなった」

なんだって…!?

社長「今朝この事務所で遺体が発見された」

一体誰が……
俺が気が付いたら家にいたのと関係があるのか?

雪歩「……」

春香「プロデューサーさーん!私怖いです……」ウワメヅカイ

……あざとい

雪歩「……」ジー

ん?雪歩が春香の方を見つめてるぞ

 1.雪歩に声をかける
 2.春香を殴り飛ばす
ニア3.社長に声をかける

社長「全く……駒の分際で勝手な事を……」ブツブツ

P「社長」

社長「…ん?どうかしたのかね?」

P「いえ……今日の準決勝はどうするのかと」

社長「おお。そうだったな!」

社長「早速始めるとしよう!」

グッドコミュニケーション!





社長「準決勝第一試合」


社長「美希&貴音ペアVS雪歩&真ペア」

社長「battle…start!!」

美希「貴音!ちょっとお願いなの!!」

貴音「了解しました」

美希「……」ピポパ

真「どっせい!上段正拳!!」

貴音「覇!!」

【無限らぁめん】

ぽちゃん

真「あっつう!!」

雪歩「真ちゃん!」

~~~~~~~

貴音の能力だろうか?
急に現れた熱々のラーメンに真が手を突っ込んだ

P「あれは火傷確実だな……」

律子「もう全力で殴る事は出来そうに無いですね」

ゲーラとか懐かしいな

真「熱いわー…マジこれありえないわー……」

雪歩「……」

貴音「次は頭上かららぁめんをかけて差し上げます」

【calling】

美希「あっもしもし~?」

美希「うん。そうそう、今すぐ来てほしいの~」

美希「は~い。待ってるね~?」ガチャ

美希「貴音お待たせ~。これで美希達の勝ちが確定したの」

真「何だって!?」

ドーン!

???「美希ちゃんお待たせ~wwww」

急に約10人の柄の悪い男達が入って来た
なんだあれは…?

律子「あれが美希の能力【calling】です」

律子「なんと電話をする事でDQNを召喚できるんです」

P「なんて恐ろしい能力なんだ……!」

DQN怖い

~~~~~~~

美希「そっちの二人を倒してほしいの」

雪歩「……!」

美希「倒してくれたら後はそいつら何してもいいよ」

美希「もちろん……犯してもね」ニヤリ

能力じゃなくてただのビッチですやん

真「なんだって……?」

DQN1「テメエらやっちまえ!!(迫真)」

DQN達「ウィ!!」ダッ

ガシッ

真(女モード)「や、やめろ!(迫真)」

DQN2「ぶん殴って気絶させろ!(迫真)」

DQN3「オラァ!」バキッ

真「ぐ……」

バキッ ドン! メコッ

真「」

雪歩「真ちゃん!」

DQN4「次はテメェの番だ!」オライッオライッ

雪歩「そうはさせない……!」

DQN7「あん?お前1人でどうするってんd」どーん!!

DQN7(1/3)「」

DQN6「DQN7ァァァァァァ!!」

DQN8「てめぇ……よくも俺のダチをやってくれt」どーん!!

雪歩「ちょろい!!!」どーん!!

DQN8(1/3)「」

DQN9(1/3)「」

DQN10「な……なんだよこのおんn」どーん!!

DQN10(1/3)「」

雪歩「……」ニタァ

DQN1~6「」ガタガタガタガタ

こういうのって大体全員で多方向からかからないから負けるよね

雪歩「同じ目に遭いたくなかったら私と真ちゃんに近づかないで」

DQN5「は……はぃぃぃ」ビクンビクン

雪歩「さて…次は星ヰ美希。お前の番だ」

美希「ひ……ひ…」

雪歩「くらえぇぇぇぇぇ!!」

貴音「危ない!」

【無限らぁめん】

貴音「駄目!防ぎきれm」どーん!!

美希「貴音ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

美希「何やってるの!早く美希を守るの!」

雪歩「……覚悟して」

美希「は…早く!!」

DQN4「てめぇざけんなゴルァ!!(憤怒)」バキッ

美希「ブーーーーーッなの!!」

どんな状況だよwwwww

美希「な……何するの!」

DQN4「おい!この糞ビッチやっちまえ!!」

DQN3「いいんすか姐さん?」

雪歩「……好きにして」

DQN達「ウィ!!」

~~~~~~~

P「何だよこの展開……」

それからの光景はまさに地獄だった
美希が…生き残った6人のDQNとお前らに輪姦されるのだった

幾度も中出しされ、二穴、リョナなどとても直視出来る物では無かった

美希が何度も「ハニー……助けて…」と呟くのが気持ち悪かった

話しかけんなクズ

そしてその光景に観戦席も凍り付いていた

やよい「うっうー!ざまあ無いですー!!」

伊織「やよい…やめなさい……」

ただ一人を除いて

DQN2「おお!首絞めたら急に締まりがよくなったぞwwww」

DQN4「おらぁ!!」ドゴッ

美希「あ……や…」

美希「」

DQN1「いまいち反応しなくなってきたな」バキッ

お前ら「なっ……膣内にだすぞ!」ドピュッ

DQN3「てかこれもう死んでねwwww?」

社長「勝負あり!雪歩&真ペアの勝ち!!」

雪歩「真ちゃん。起きて」

真「あ…雪歩」

雪歩「勝ったよ。私達決勝戦に進めるんだよ」

真「や……やったね雪歩!」

やよいwwwwwwwwwww

貴音の能力が現在進行中のスレと被ったw

P「やはり雪歩と真が勝ち残ったか……」

こんな大会……早く終わらせ無ければ…!

その夜

社長「話というのはなんだね?」

P「俺は……この事務所をやめたいと思います!」

社長「何っ!?」

彼女達の目的が俺なら……
俺という賞品を無くしてしまえばいい!

社長「暗示はどうしたのだ!?暗示がかかっていれば私に逆らうような事……」

社長「まさかあの女……暗示を解いていたというのか!?」

P「では俺はこれで。今までお世話になりました」

社長「待て。貴様をやめさせる訳にはいかない」

P「……は?」

社長「どうしても辞めたければ……」









社長「この私を倒してからにしていけ!!!」ゴゴゴゴゴゴ

もっとアイドル同士がイチャラブする展開はよ

深夜

道路

ザー ザー

いてえ……
……社長…なんて力だ……

何とか逃げ出したものの……
くそっ……雨が傷に染みやがる……

~~~~~~~

とある車内

???「……」

???「…ん?」

???「おい停めろ」

運転手「はい」

ガチャ
???「この男は……」

P「」

???「ふむ。酷い有り様だな……」

目が覚めて一番最初に目に入ったのは知らない天井だった

2日連続で気がついたら別の場所にいるなんて
俺は瞬間移動にでも目覚めたのだろうか?

いてっ……

まだ社長にやられた場所が痛む様だ

ガチャ

???「お目覚めかね?」

P「あ……あなたは……!」





P「黒井社長!!」

あずささんのパートナーは黒井社長だったのか!

黒井「いかにも。貴様は765プロのプロデューサーだな?」

P「……いえ。俺はもう765プロの人間ではありません」

黒井「ぬぁに?」

P「逃げて来たんです。社長から」

俺は社長の事を…大会の事を全て黒井社長に話した

黒井「なるほど……あの男のやりそうな汚いやり方だ」

P「………」

P「色々とありがとうございました。俺はもう行きます」

黒井「待て。どうするつもりだ?」

P「みんなを救い出します。あの社長の下にいたら狂ってしまう」

黒井「今行っても奴に殺られるだけだろう」

P「それは……」

正論だった。
悔しい……俺は逃げたまま何もせずに終わるのか?

黒井「まあ食事でもどうだ?ご馳走しよう」

グ~

P「……はい。いただきます」

考えるのは空腹を満たしてからにしよう

~~~~~~~
その頃

あずさ「覇!!」
【あずさブレード】
ザシュ

やよい「ぐぅぁぁぁぁぁぁ!!」

伊織「やよいーーーー!!」



伊織「………降参よ」ギリッ

死因:鋭利なアホ毛

P「ご馳走様でした」

黒井「どうだ?考えは纏まったか?」

P「いえ……高卒な物で……」

黒井「ならば私に一つ提案がある」

P「なんですか…?」

黒井「私の秘書にならないか?」

P「………は?」

黒井「聞けば貴様はなかなか有能らしいではないか」

P「……はぁ。ありがとうございます」

黒井「それに、私と奴はかつて共に修行をし、競い合ったのだ」

黒井「私も奴に言いたい事はある」

黒井「そして私なら貴様を奴に勝てるよう鍛える事が出来る」

黒井「…どうだ?悪い話では無かろう」

手段は…選べないよな……

P「………お願い……します」

こうして俺は黒井社長のお側で働く事になった

数ヶ月後

あれからしばらく765プロのみんなには会っていない
…だけど必ず正しい道に戻してみせる

それと、俺は最近ジュピターの三人と修行をしている

三人共話してみれば案外良い奴だ

黒井「今日の修行はここまでだ」

P「ありがとうございました!」

実際黒井社長って悪い人じゃないよね、アニメはともかく

黒井「では5人で食事にでも行こうじゃないか」

P&木星「ヤッハー!」

次の日

P「そういえば黒井社長はどうして俺なんかに親切にしてくれてるんだ?」

冬馬「社長は息子とあんたを重ねてるんだよ」

P「息子……?」

翔太「ほら。この写真」

P「これは……昔の黒井社長と高木社長……?」

北斗「それと、ほら子供が1人」

P「あ、本当だ」

冬馬「どことなくあんたに似てるやん?」

P「…言われて見れば確かに」

ゲームだと普通のライバルだしな
嫌がらせもしてこないし出てくると和むし

P「社長の息子さんは今何してるんだ?」

北斗「12歳の時に亡くなったそうだよ」

P「え……」

翔太「それから社長はあまり笑わなくなったんだってさ」

翔太「でもPが来てから社長には笑顔が戻った」

冬馬「961プロの社員もみんな喜んでるよ」

P「社長……」

~~~~~~~

オマエタチニコノコハワタサンゾ!

ダマレ!

シニタクナケレバダマッテヨコセ!

~~~~~~~~

嫌な夢……見ちまったな

しばらく見てなかったのに……

次の日

冬馬「P!!」

P「え?」

ドカッ

P「うわっ!」

翔太「大丈夫!?」

P「あ……あぁ」

北斗「珍しいね☆修行の最中にボーっとしてるなんて」

黒井「何か悩みでもあるのか?」

P「はい……実は…」




黒井「夢…?」

P「はい。昔からよく見るんです」

P「…数人の大人が争っている夢を」

北斗「それなら…」

翔太「僕の出番だね」

P「翔太…?」

黒井「翔太には人の夢や記憶の奥深くを覗く能力があるんだ」

冬馬「更に便利な事に見た物を他の人に見せる事も出来る」

そりゃまたご都合主義な……

P「じゃあ……頼む」

翔太「OK。じゃあ始めるよ!」

~~~~~~~

そうだ……あれは俺が8歳ぐらいの時の話だ

P父&P母「HAHAHAHAHAHA!」

父さんと母さんはとても仲がよくて

俺もそんな2人が大好きだった。

毎日が幸せで……

幼かった俺は当然こんな幸せがいつまでも続くと思っていた

ーある日の夕方ー

P「ばいばーい!」

少女「うん。また明日」

少年「また遊ぼーぜー」

友達もたくさんいた。
毎日暗くなるまで遊んでいたんだ。

ガチャ

P「あれれぇー?鍵が開いてる」

その扉を開けて…俺の運命は変わったんだ。

P「ただいまー」

強盗「ッ!!」ヒュン!

ガン!!

P「」

俺は家の中にいた強盗に襲われ
気を失った。

目が覚めると、俺は母さんに抱きしめられていた。

母さんは動かない。
既に冷たくなっていた。

P「母…さん……?」

俺は理解した。
先程俺を襲った奴が母さんを殺したんだ。

そしてすぐ側では怪我をした父さんと二人組の強盗が争っていた。

P父「お前達にこの子は渡さんぞ!」

強盗「黙れ!」

強盗「死にたくなければ黙ってよこせ!」

俺の事で争っていたのか…?

父さんも母さんも…
俺なんかさっさと捨ててくれれば
こんな酷い目に遭わなかったのにな

しばらくして父さんは強盗に撃たれて死んだ。

強盗は「早くこのガキを高木さんの所に運ぶぞ」とか言っていた。

でもそんな事はどうでも良かった。

俺は怒りで気が高ぶり、気を失った。

次に目が覚めると知らない天井……ではなく、
よく見知った自分の家の天井だった。

強盗達はあきらめたのだろうか?姿が見えない。

強盗だけではない。よく見たら両親も姿は無かった。
その代わり家はまるで大震災の後のようになっていた。

その後……
俺は施設で育てられた。

~~~~~~~

18歳の夏、俺はもうすぐ施設を出なければならない。

住む場所が無くなるというのに、大学に行くのは当然無理で、俺は就職する事にした。

当時付き合っていた彼女にも別れを告げた。
悪いことしちゃったかな。

>>15
律子「ちゃうねん」
にわろたwwww

18歳の冬

俺はバイトをしながら就職先を探していた。
しかしなかなか上手くは行かず、給料さえ貰えればどんな仕事でも構わない、と考えるようになっていた。

そんなある日、施設に1人の男が訪ねてきた。
その男は全体的に黒く、高木と名乗った。



俺は「高木」という名前に懐かしさを感じたが、その正体は分からなかった。

男はアイドル事務所の社長らしくなんと俺を雇いたいと言った。

凄まじく怪しい話だが、俺はその男についていく事にした。

翔太「これで終わりだね」

P「高木…あいつが裏で……」

北斗「黒幕って事だね☆」

冬馬「許せねえ……許せねえよ…!!」

黒井「私は奴を止められなかった…気づいてやれなかった…!!」

P「社長…絶対に止めましょう!」

黒井「…ああ」

携帯「電話だよ(はあと)電話だよ(はあと)」

P「はい」

高木「久しぶりだな。Pよ」

P「高木ィ!!」

黒井&木星「!!!」

高木「そう興奮するな。そうだ、今からうちの事務所に来ないか?見せたい物があるんだ」

P「断る…!!」

高木「ふ~ん。良いのかなぁそんな事言って」

P「…何が言いたい」

高木「いやあ~そろそろうちのアイドルをAVデビューさせようかなーなんて」

P「なっ…!…ふざけるな!」

P「彼女達を傷つけるような事は絶対に許さないぞ!」

高木「じゃ明日のお昼頃に来てねー待ってるから」

ガチャ ツーツーツー

P「糞っ……!!」

~~~~~~~

P「というわけで、俺は明日765プロに行きます」

冬馬「本気かよ!?」

翔太「何されるか分からないよ?」

P「ああ。俺は彼女達を守らなければならないんだ」

北斗「………」

北斗「うん。君良い目をしてるね☆」

P「え?」

北斗「覚悟を決めた者の目だ」

北斗「社長。行かせてやりましょうよ」

黒井「…分かった」

黒井「約束しろ。絶対に無事に帰ってくると」

P「はい!」

次の日

コンコン ガチャ

……なんか緊張するな

P「お邪魔します」

ドアを開けるとそこには数ヶ月前まで俺がプロデュースしていた少女達がいた

雪歩「!!」パリン

雪歩がお盆に乗せていた湯呑み茶碗を落とす

春香「プロデューサー!」

春香が抱きついて来る。あざとい

他のみんなも、俺との再会を喜んでくれた。

ただ…随分人が減ったな。

律子「お久しぶりです。社長がお待ちですよ」

P「あ…あぁ」ゴクリ

律子に連れられ俺は社長室へ向かう。

話を聞くと、先日の大会は決勝戦はまだやってないらしい。

コンコン ガチャ

俺はかつて無い程緊張しながらその扉を開けた。

P「失礼します」

その中には……信じられない光景があった。

P「小鳥さん!」

そう。社長室には小鳥さんが寝ていた。

全身を何かの機械に繋がれて

高木「やあ。よく来たね」

俺は当然ブチ切れた

P「高木社長!これは一体なんなんだ!」

高木「これとはなんだ。うちの事務員、音無小鳥君ではないか。forgotしたのか?」

P「俺が言いたいのはそういう事じゃ無い!」

高木「冗談だ。そう怒らんといてや」

高木「実はあの時に言った音無君が死んたというのは嘘だったんだよ」

P「なっ……!」

P「一体…何の目的で……?」

高木「アイドル業界を壊す為だ」

P「何……?」

高木「音無君の能力は暗示をかける能力…まあ洗脳だな」

高木「そして私の能力はあらゆる物を『強化』する能力」

高木「音無君の能力を私の能力で『強化』すれば世界中の人々を洗脳する事が出来るのだ」

P「馬鹿げてる……」

高木「彼女もそう言って協力してくれなかったよ」

高木「だからこそこの方法を取った」

P「世界中の人々を洗脳してどうするつもりだ?」

高木「それはまだ教えられん」

高木「教えて欲しければ…戻ってこい」

P「……断る」

高木「まあそうだろうな。……ああそうだ今面白い事を考えているから期待しておけ」


高木「私の話はこれで終わりだ。もう帰って良いぞ」

P「…最後に二つ聞かせてくれ」

高木「何だ?」

P「あんたは何故俺を欲するんだ?」

高木「フッ…それはな」






高木「お前が将来私の計画を脅かす可能性を持つからだ」

P「俺が計画を脅かす……?」

高木「もう一つはなんだ?」

P「何故あんたは幼い俺を攫おうとしたんだ」

高木「ああ…あれか」

高木「先程も言ったようにお前は私の計画を脅かす可能性がある」

高木「だからお前を殺そうと思い誘拐させた」

高木「しかしお前の能力が暴発し、誘拐は失敗に終わった」

俺に……能力……?

高木「お前の能力は思った以上に強力だった」

高木「だから私はお前を殺さずに部下にする事を決めたのだ」

高木「精神が不安定な状態では何をするか分からない」

高木「だから18になるまで待ったのだ」

P「……そうかよ」

…今の俺じゃまだかなわない


P「失礼する。……あんたの計画は全部俺が潰してやるからな」

高木「ククク……あまり強い言葉を使うなよ」

高木「弱く見えるぞ」

ガチャ

春香「あっプロデューサーさん!」

真「もう帰るんですか?」

P「ああ…それと春香。俺はもうプロデューサーじゃないだろ」

律子「プロデューサー……」

P「じゃあな。アデュー!」

ガチャ

待ってろよ皆。絶対に高木をぶっとばしてやるから。

小鳥さんや死んだ奴らの分も…俺が幸せにしてやるんだ…!

雪歩「待って下さい」

チャオ☆

~~~~~~~

私は男の人が苦手だ。

男の人に触られそうになると、ついスコップで目を潰してしまう。
……前までは怖くて逃げてたけど。

だけど例外がある。

プロデューサーと真ちゃんだ。

真ちゃんは普段は女の子の姿をしているし、いつも私の助けになってくれている大切な親友だ。

プロデューサーは私の初恋の人だ。
みんなの為にいつも必死に頑張っている。
それに、プロデューサーがいるといつもより仕事やレッスンも上手く行く気がする。

二人には助けられっぱなしだ。
だから私も二人を助けられるようになりたい。

そしてプロデューサーを悪い虫から守るために大会で優勝しようと思った。
真ちゃんも勝てば仕事が増えるからきっと喜ぶ。

……ある夜の事だった。
プロデューサーが音無小鳥に襲われた。

幸い気を失っただけだったが、私は音無小鳥に対して強い殺意を抱くようになっていた。

(近日殺す)

その日はプロデューサーが風邪を引くといけないので、タクシーを呼んで家に送った。

家に着いてもプロデューサーは目を覚まさなかったので、あらかじめこっそり作っておいた合鍵を使って入った。

プロデューサーをベッドに寝かせると

「キスでもしてしまおうか」

と小一時間程考えたが、私はまだ臆病なので結局出来なかった。

そこで私はようやく「男の人の部屋で二人きり」
というとんでもない経験をしている事に気が付いた。

急に恥ずかしさが増してきたので、下着を数枚漁って、逃げるように家へ帰った。

次の日

音無小鳥は死んだ。

貴重なぴよが…

殺したのは私じゃない。別の誰かだ。

一体誰がやったのだろう?
私は独自に犯人を追う事にした。

なにやら天海春香が私のプロデューサーに媚びを売っている。

殴りたい。

数日後

プロデューサーは突然この事務所を去った。
ショックで吐きそうだった。

そして、大会はプロデューサーが居なくなっても続けられた。

伊織&やよいVSあずさ&???
だったが、「???」は最初姿を見せなかった。

三浦あずさの能力は【あずさブレード】。
自分の髪を刃に変化させる能力だ。

最初は三浦あずさはデコの【おでこサンシャイン】に押されていた。

まあ近距離攻撃の【あずさブレード】では遠距離攻撃の【おでこサンシャイン】には対応出来ないだろう。

しかしそんな時に、三浦あずさのパートナーの「???」

……いや






秋月律子が現れた。

デコと池沼は構わず攻撃をする。

一方的だった。二人の攻撃に

三浦あずさと秋月律子は一歩も動かなかった。

そう、動けなかった訳では無い。

動かなかったのだ

攻撃が止んだ。辺りは凄まじい砂煙に包まれている。

ひどい目に遭うどころか出番すらない響

>デコと池沼は構わず攻撃をする

おい
おい
おい

砂煙が晴れると、1人だけ倒れている少女がいた。

高槻やよいだ。

高槻やよいはもう動けない。【あずさブレード】の錆となったのだ。

水瀬伊織はそれを見て降参した。
懸命な判断だ。


その翌日

大会は中止になった。
みんな帰って行く。
社長は友人と酒を飲みに行った。

私は考えた。
「これはこの事務所を調べるチャンスだ」

一旦事務所から帰った振りをして、全員居なくなったのを確認してから
こっそり複製しておいた鍵を使って入った。

社長室から何か物音がする。
私は恐る恐る扉を開けた。

そこにあったのは………

響…







音無小鳥だった。
全身を何かの機械に繋がれている。

私は困惑しながら、周囲を見渡した。

机には書類があった。

   【実験報告】

【秋月律子】【三浦あずさ】

私は確信した。

音無小鳥を殺したのは社長

そして、秋月律子と三浦あずさは社長の協力者だ。

他のみんなにはまだ話せない。

まだみんなが味方と決まった訳では無い。


~~~~~~~

雪歩「だからプロデューサーがこの事務所を訪れるのを待っていたんです」

雪歩「プロデューサーは……私が一番信頼してる人だから」

P「雪歩……」

だから俺はもうプロデューサーじゃ……ってそれはもういいか

ていうかこいつ…とんでもないことさり気なく言ったな。

下着取り返して鍵も没収しないと。

P「律子とあずささんが敵に回るのか……」

雪歩「秋月律子には気をつけて下さい」

雪歩「極めて凶暴なあの能力こそが三浦あずさを勝たせた!」

雪歩「私は彼女が社長よりも怖い!」

P「分かった。雪歩のお陰で色々分かったよ」

雪歩「いえ。私、何でも協力しますから」

P「そうか……とりあえず無理しない程度に何か分かったら連絡してくれ」

雪歩「はい!一緒に頑張りましょう!」

P「あくまで自分を最優先するんだぞ?」

雪歩「は→い(棒)」

P「………」

961プロ

P「というのが今回得た情報です」

黒井「奴は世界中の人々を洗脳するというのか……?」

冬馬「スケールのデカい話になって来たぜ…!」

北斗「準備はしておいた方が良さそうだね☆」

数週間後

プルルルル プルルルル

P「はい」

雪歩『プロデューサー!大変ですぅ!!』

P「どうした!?」

雪歩『私の部屋にゴキブリが出ました!』

P「……ああそう、今から行く」

雪歩『早く来て下さ~い!』

雪歩宅

P「さて、無事か?雪歩」

雪歩「はい。プロデューサーも誰にも気づかれてませんよね?」

P「当然。あれなら怪しまれる事無く二人きりで会えるからな」

雪歩「ええ。それで本題ですが……」

P「……ああ。話してくれ」

雪歩「社長が遂に動き出そうとしています」

P「!!」

P「それで…社長は何を企んでいるんだ?」

雪歩「社長は世界中の人々を洗脳して……」


雪歩「『アイドルは毎年各事務所が代表を決めて殺し合う』という常識を創り出そうとしています」

P「なっ…!!」

P「そんな事をしたらアイドル業界は……!!」

雪歩「破滅を迎える……!」

P「こうしちゃいられん!」

コンコン ガチャ

雪歩母「プロデューサーさん。お茶をどうぞ」

P「あ、どうも」

雪歩母「この子はいつもプロデューサーさんの話ばかりしてるんですよ~」

雪歩「お…お母さん///!!」

P「ハハハ照れるなぁ」

雪歩母「この子ったら昔から男の人が苦手だったので、好きになったのがどんな人かと思ってたら」

雪歩母「優しそうな人で安心しました」ホロリ

雪歩「お母さん!もう出てってよ///!」

…お母さん……か…………

なんか羨ましいな

雪歩母「こんな貧相でちんちくりんな娘で良かったらどうかお願いします」フカブカ

P「喜んd……って」

P「こんなことしてる場合じゃねえ!!!!!!!!!」

お茶ガシャーン!!!!!!!!!!!!!

雪歩「あっ」

雪歩母「ヒッ……ヒィィィィィィィ!!」ビクッ!!

P「行くぞ雪歩!社長を止めるんだ!」

雪歩「は…はい!」

雪歩(親を使う作戦は失敗か……)

P「お邪魔しましたー!!」

雪歩「行ってきます!」

雪歩母「………」

雪歩母(頑張りなさい……邪魔者はみんな潰してしまえばいい)

雪歩母(私もそうして来たんだから)

P「ゼェ…………ゼェ…………」

あぶねえ……!!
雰囲気に飲まれる所だった…!
こいつの家はもう行かん!!

雪歩「今ならご都合主義で社長以外はみんな仕事です!」

P「それは助かる!」

P「だが雪歩だけ仕事が無い=売れてない…みたいな感じになるな!」

雪歩「………」

P「えっ」

雪歩「………」

P「ゆ…雪歩……?」

雪歩「………」

P「ま…まさか本当に…?」

雪歩「………」

P「嘘だよね!?ねえ雪歩!!嘘だよね!?」

雪歩「………私プロデューサーに嘘はつきません」

P「………」

P「そ…んな……!」


雪歩(今日はOFFなんだけど……)

雪歩(まあ…嘘は言ってないし別に良いか)

社長室前

P「この中に社長が…」

雪歩「はい。その筈です」

P「雪歩…絶対に勝とうな」

雪歩「はい!」

ガチャ

高木「おお。やはり来たか」

P「高木社長!あんたの野望はこれで終わりだ!」

P「俺はあんたを倒し……洗脳を止めさせて雪歩の仕事を増やす!」

高木「ほう……そこの裏切り者の仕事が減らされている事に気がついたか」

雪歩「えっ」

雪歩(まさか本当に減らされてたとは……)

高木「駄菓子菓子!
貴様等が私を倒すことなど出来ん!」

P「何っ!?」

高木「貴様は能力を使えないのだろう?」

P「うっ…!」

高木「それでは前と同じ結果だ」

高木「今度は手加減しないぞ?」

雪歩「そんなことは私がさせない!」

高木「小娘が。貴様の能力など端から眼中に無い」

雪歩「なら一度受けてみろ!」ブン!!

P「ハハハハ!!そうだ!やってまえ!!」

ガシッ!!!!!!!!!!

雪歩「なにっ……?」

P「雪歩!」

高木「ふむ。やはりこの程度か」

高木「社長に逆らったのだ。貴様はクビだな」グリッ

雪歩「ぐぁぁっ!!」



P「ゆ…雪歩を離せえぇぇぇぇぇ!!」グルグル

高木「効かぬわっ!!」ゲシッ

P「うわあ」ボキボキ

P「ちっ……何本か持って行かれちまった……」

高木「他愛も無い。とりあえずこの小娘は殺すとしよう」グリ

雪歩「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!」

くそ……動けねえ…

このままじゃ雪歩が殺されちまう………

俺はみんなを守ると決めた…!
父さんや母さんが俺を守ってくれたように…!

もう誰も傷つけさせたくない!

だから……二人とも俺に能力(ちから)を貸してくれ……!



P「……やめろ」

高木「…ほう。まだ立つか」

P「俺は……みんなを守る!」

P「雪歩も…ほかのみんなもアンタの思い通りにはさせない!」

高木「……私のplanでは貴様を殺すのはまだ先だ」

高木「…だが……思いっきり痛めつけといてやろう」

高木「覇ァァァァァァァ!!」

【プロデュース】

高木「私の能力【プロデュース】はあらゆるものを強化する!」

高木「そして今拳を【プロデュース】する事で鋼の硬さにした!」ブン

【プロデュース】

ガシィッ!!

力が欲しいか……力が欲しいか!!

>>138
いらね

   ∩___∩三 ー_        ∩___∩
   |ノ      三-二     ー二三 ノ      ヽ
  /  (゚)   (゚)三二-  ̄   - 三   (゚)   (゚) |
  |    ( _●_)  ミ三二 - ー二三    ( _●_)  ミ  ウオーォオォーアッヒャアアアウオホーオオオオオ
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄三- 三  彡、   |∪|  ミ
/ __  ヽノ   Y ̄) 三 三   (/'    ヽノ_  |
(___) ∩___∩_ノ    ヽ/     (___)
    (ヽ  | ノ      ヽ  /)
   (((i ) /  (゚)   (゚) | ( i)))    あばばばばばば!!!!!!!!!

  /∠彡    ( _●_)  |_ゝ \
 ( ___、    |∪|    ,__ )    あばばっあびゃばびゃばば!!!!!!!!!!
     |      ヽノ  /´

P「俺も……やっと使えるようになったよ」

高木「フハハハ!ようやく私のplanの妨げへと成長したか!」

高木「面白い!やはり私にとって最大の敵は同じ能力をもつ貴様だ!」

P「ふっはっくらえっ!!」バキッ

高木「ぐわっ!」

高木(早い……スピードで私の数段上を行っているだと……!?)

高木「貴様……まさか…複数同時プロデュースを……?」

P「…知ったことか」ブン

ド        ン        !

高木「ブッ!」


ガシャン! ポチッ

P「ポチッ……?」

高木「あ……洗脳スイッチ押しちゃった」

P「」

!?

俺はその後、クビになった雪歩を連れて961プロに戻った。

社長は快く雪歩を迎え入れてくれた。

961プロ

黒井「まずい事になったな……」

翔太「このままじゃ戦争が起きるよ……」

P「高木は足を【プロデュース】して逃げて行きました」

黒井「…まあ奴は戦いが始まれば姿を現すだろう」

雪歩「765プロのみんなとも戦うことになるんですね……」

P「……あぁ。みんなを止められたら良いが…」

冬馬「……悩んだって仕方がねえ」

冬馬「それより確実に助けられるように準備しようぜ」

P「冬馬……」

P「よし!もっと能力を使いこなせるようにしないとな!」

北斗「…冬馬も成長したな……」

冬馬「何か言ったか?」

北斗「いや何も☆」

一週間後

黒井「お前たち!遂に決戦の日が決まったぞ!」

P「!!」

冬馬「いつだ?」

黒井「12月24日…クリスマスイブだ…!」

雪歩「クリスマスイブ……」

翔太「これは彼女との約束はキャンセルかな……♪」

冬馬「………リア充氏ね」ボソッ

黒井「そしてもう一つ発表する事がある」

北斗「なんですか?」

黒井「Pをアイドルデビューさせる」

5人「…は?」

黒井「Pを出場させるためだ」

P「そ…それなら仕方ないか……」

☆アイドル・サバイバルゲームのルール☆
・各事務所から代表者3~5人が戦うょん(はぁと)
・出場していいのはアイドルだけだょん(はぁと)
・降参した子を襲ったら駄目だょん(はぁと)
・優勝した事務所には賞金5000万円が支払われるょん(はぁと)
・武器の使用は許可する

冬馬「……」イラッ

雪歩「5人まで……プロデューサーが入れば丁度ですね」

P「ああ。765プロは誰が来るかな」

雪歩「ええと、まだ生きてるのは」

雪歩「天海春香、水瀬伊織、秋月律子、三浦あずさ」

雪歩「そして真ちゃんですね」

翔太「向こうも丁度5人だね」

P「みんな説得できれば良いんだけどな」


サバイバルゲーム当日

沖縄

P「遂にこの日がやってきたか……」

雪歩「765プロのみんなは正気を失っています」

雪歩「だから、絶対に高木社長を倒して助けましょう」

冬馬「俺達は二人のサポートをする」

翔太「その他大勢の雑魚は任せてよ!」

北斗「フフフッ……」

北斗(奥様…旦那様……冬馬坊ちゃまは立派に成長しましたよ………)

冬馬「何か言ったか?」

北斗「気のせいだよ☆」

黒井「全く……頼もしくなりおって…」

黒井「お前たち、絶対に無事に帰ってくるんだぞ」

5人「はい!」

俺「ゲーム・スタート!!!」

実況A「さあ遂に始まりましたアイドル・サバイバルゲーム」

実況B「フィールドは沖縄全体となっています。今年はどの事務所が勝ちますかねえ」

実況A「注目は現在女性人気No.1…961プロのジュピターでしょうか」

実況B「765プロも最近力を付けて来てますね」

実況A「他の事務所は……はい。ゴミですね」

実況B「あまり興味が無いのでスルーしていましたが、既に大勢の弱小アイドルが死んでいます」

実況A「そんなことよりジュピターは?」

実況B「えー…なんて名前だっけ……よく分からない事務所のアイドルと遭遇しました」

冬馬「雑魚の相手は俺達に任せろ!」

冬馬「【鬼ヶ島】!!」

冬馬の呼び掛けに答えるように
鬼神「鬼ヶ島」が現れる

冬馬「薙払え!」

ザシュッ

涼「」

翔太「相変わらずの能力だなあ……」

翔太「よっと!」

【FLASH BACK】

絵理「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!!!!!!」

北斗「人の黒歴史・トラウマを蘇らせる……相変わらずえげつない事するな…」

北斗「君隙だらけだね☆」

愛「え?」

ボキッ

愛「」

北斗「こんなの能力を使うまでも無いよ☆」

P「す…すげえ……」

雪歩「先に進みましょう!」

P「そういえば俺達これから高木を殺しに行くんだよな?」

翔太「それがどうかしたの?」

P「いや……ルール的にアリなのか…?」

雪歩「社長がいなければ事務所は成立しません。だから高木を殺せば765プロは失格になります」

P「今更だが物凄いルールだな……」

~~~~~~~~~~~~~~

高木「ククク……奴らは順調に進んでいる様だな…」

高木「お前たち!奴らを潰してこい!」

律子&あずさ「はい!」

高木「お前も行け……期待しているぞ」

???「はい」

~~~~~~~~

P「高木はどこにいるんだ…?」

冬馬「こそこそしやがって…流石は765プロだな」

ガチャン

スピーカー『あーてすてすー』

P「高木!」

高木『えー弱小事務所の諸君に良い事を教えてやろう』

翔太「良い事…?」

高木『この戦いは社長を殺せばその事務所は失格となる』

ざわ…ざわ…

北斗「あいつ同じ事を考えてたのか…!」

高木『つまり貴様らが手を焼いてる961プロも』

高木『社長を殺せばモーマンタイだ!』

ざわ…ざわ…

モブA「一旦休戦だ!」

モブB「961プロの社長を探せー!」

モブC「間に合わなくなっても知らんぞー!!」

真「黒井を殺せば……プロデューサーと雪歩を取り戻せる……」

北斗「……まずいね☆」

翔太「どうするのさ!?」

P「ここは二手に別れた方が良さそうだな…」

冬馬「だったらあんたらが高木を倒して来いよ」

冬馬「俺達はおっさんを助けに行く」

P「……ああ!」

高木『あー961プロのみんな聞こえてるー?』

高木『さっきそっちに刺客を三人送り込んだから動かないでね→』

高木『アデュー☆』

冬馬「……」イラッ

北斗「気にすることは無いさ。目的を果たすとしよう」

P「あ…ああ。じゃあもう行くよ」

雪歩「気をつけて下さい!」







冬馬「……さて、二人とも分かってるな?」

北斗「ああ。さっさと終わらせて社長を助けに行くとしよう」

翔太「僕たちハードスケジュールだね」

冬馬「ははは、ありがたい事じゃねえか」

北斗「!……来るぞ。凄いゲーラだ」

律子「プロデューサーがいない……」

あずさ「あらあら~大変ね~(暗黒微笑)」

???「………」

翔太「悪いけどPには会えないよ」

律子「…なんですって…?」

冬馬「お前たちはここで倒す!」

あずさ「あら…無理だと思うわよ?」

北斗「無理じゃないさ。仲間を思う気持ちさえあれば…」

北斗「出来ない事なんて無いんだ☆」

雪歩「とは言ってもどこにいるんでしょうか……?」

P「何か手掛かりでもあれば……」

ドン!

??「きゃっ!!」

P「うわっ!?」

??「ちょっと!どこみて歩いてるのよ!」

P「ご…ごめんなさい……ってその金切り声は……」

P「伊織!!」

伊織「ってアンタか……」

雪歩「プロデューサー!!その年中生理女から離れて下さい!なにされるか分かりませんよ!」

ふっはっくらえ…さすがバンナム

P「!…そ…そうか…敵だもんな…」

伊織「全く…相変わらずの間抜けね」

伊織「でも安心しなさい。私はメンバーに選ばれてないの。戦意は無いわ」

P「え…そしたら4人しかいないんじゃ……」

伊織「アンタ達がいない間に新入りが入ったのよ」

雪歩「新入り……」

伊織「それとあの社長を倒しに行くなら協力するわ」

伊織「私、社長の居場所知ってるわよ」

P「それはありがたいけど……何故だ?」

伊織「前々からあの社長怪しかったのよ」

伊織「だから私はやよいが死んでからお金の力で社長について調べたの」

伊織「そっちの女と同じようにね」

雪歩「……!!」

伊織「そしたら色々と黒い噂が出てきたわ」

伊織「例えば、奴の本当の目的は……」

伊織「強力な能力者を生贄にして人類が生み出した負の遺産」

伊織「古代兵器《インベル》を復活させること」

P「インベル……だと…!?」

雪歩「知ってるんですか…?」

P「ああ。黒井社長に聞いたことがある」

まさかのインベル

P「かつて人々は最先端技術を用いた《インベル》を初めとした《IDOL》を生み出した」

P「《IDOL》の力は強力で、隕石を破壊する事も可能だったらしい」

P「しかし、人々は後に《IDOL》を使い…争うようになった」

P「その争いで沢山の人々が命を落とし、絶望した」

P「そして漸く人々は《IDOL》を封印し…その事件を黒歴史として永遠に忘れる事にした」

雪歩「…そんなことがあったなんて……」

伊織「《インベル》を復活させるわけにはいかないわ」

伊織「だから私は協力してくれる人を探していたのよ」

伊織「私はこの世界を守りたい…!やよいが守りたかった家族がいるこの世界を……!!」

P「…分かった」

P「一緒に行こう。伊織」

P「雪歩、良いよな?」

雪歩「はい。なんとなく気持ち…分かりますから」

伊織「ありがとう…よろしくお願いするわ」


~~~~~~~

律子「涼をやったのはあんたね?」

冬馬「あぁ?倒した奴の名前なんていちいち覚えてねえよ」

ブチッ

律子「許さないっ!!」

~~~~~~~

あずさ「来なさい。遊んであげるわ坊や」

翔太「あ~あ。僕おばさんに興味無いんだけどな~」



あずさ「あらあら~言ってくれるわね」

あずさ「【あずさブレード】!」

~~~~~~~~

???「……」

北斗「君口数少ないね☆」

月島「月島きらりです☆」

北斗「えっ……ああ…うん」

月島「……というのは冗談で『月島秀九郎』です」

北斗「へえ。なかなか俺好みの良い男じゃない」

北斗「……もっとも」





北斗「俺の拳は君を殴るのを止めてくれそうに無いけど☆」
ド 



ン 




\ ⊂[J( 'ー`)し
  \/ (⌒マ´
  (⌒ヽrヘJつ

    > _)、
    し' \_) ヽヾ\
          丶\

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                  __,,:::========:::,,__

        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                  ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...........
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                 ..‐´      ゙          `‐..゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            __,,:::========:::,,__       /                   \    ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............     ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;..‐´      ゙          `‐..'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
           /                   \                          ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
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゙゙゙゙゙゙゙      .'                       ヽ     ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......  ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
        /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
      ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙ ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................               ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
    ゙゙゙゙ i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙´i,,.;,..  .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ

    ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ|iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
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~~~~~~~

伊織「社長はこの塔にいるはずよ」

P「よし。急ごう」

雪歩「はい!」

ドア「うぃ~~んwwwwwww」

春香「あ~めんどくs……」プハ~

P「………」

春香「……テヘッ☆」

P「えぇー…いや何やってんの?」

春香「そりゃあサボr見張りです」

P「………」

雪歩「………」

伊織「………」

春香「………え~と【リボンウィップ】!」

ヒュン

P「おわっ!」サッ

春香「あ…外しちゃった……」テヘッ

雪歩「なんか能力名少し普通になってましたね」

P「…ああ」

春香「あれは忘れて下さい。あの時の私はどうかしてました」

春香「もう思いだしただけでも目が『の』になるレベルですよ」

P「………」

雪歩「………」

伊織「………」

春香「えっ何これ止めてこの空気」

伊織「……とりあえず気絶させときましょうか」

春香「えっ何この凸怖い」

P「…う~ん……まあ許す」

春香「プロデューサーさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!!!!」

伊織「【おでこサンシャイン】!」ビビビビビ

春香「やめて死んじゃう!」サッ

伊織「チッ……」

雪歩「なんか関わるのも面倒になってきましたぁ……」

春香「酷っ!!もう怒ったみんな殺す!」

春香「リボンよ肥大化せよ!【リボンウィップ】!」ビュン

伊織「きゃっ!!」サッ

春香「HAHAHAHA!!どんどん行くよ!」

春香「…あれ…プロデューサーさんは…?」

P「春香」

春香「あっ後ろに居たんですk「SAY!!」ドボォ

春香「ゴディバ!!」

P「SAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAY!!」ベコベコベコベコベコベコベコベコベコベコ

春香「ちょっ……待っ……」

P「SAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAYSAY!!」ベコベコベコベコベコベコベコベコベコベコ

春香「もう目……!覚めましたから……!」

P「覇ァァァァァァァァァァァァァ!!」

P「SAY!!」






















春香「キャベジン!!」ゲボォ

春香「」

78hit

雪歩「随分殴りましたね」

P「えっいやなんか鬱陶しかったし」

P「やたらと俺に媚び売るから一回殴りたかったんだよ」

伊織「そういえばライブの前にアンタの方向いて微笑んだりクリスマスに財布とか買ったりしてたわね」

P「ああ、財布は結局隠してたけどな」

雪歩「自分がプロデューサーの何だと思ってるんでしょうか」

三人「HAHAHAHAHAHA!!」

春香「むにゃ……プロデューサーさぁん……仕事ください……」

春香「はっ!私は今まで何を!?」

P「おっ目が覚めたか」

春香「あの……なんか顔が痛いんですけど……」

P「知らないよ」

春香「えっでも」

P「知らないよ。なぁ?」

雪歩「知らないよ」

伊織「寝違えたんじゃない?」

春香「ていうかここ数ヶ月の記憶がない……」

伊織「それは社長のせいね」

雪歩「じゃあ社長を殺さないとね」

春香「えっ…殺……?」

P「じゃあ時間も無いし社長潰しに行くぞ」

春香「あ……はい」

~~~~~~~

黒井「そろそろ雑兵が来る頃合か」

黒井「私も覚悟を決めるときが来たようだな」

パカッ

宛先[P,冬馬,北斗,翔太]
件名[はろはろ~]
本文[みんな元気してた~?(^-^)/
今ね~もうすぐ来る敵に備えてるんだけど~
みんなは私の事は置いてどんどん先に進んでね~☆(b^-゜)]

黒井「…送信」

~~~~~~~

北斗「お前の能力はっ!相手の過去に自分を挟み込む能力だっ!」

月島「正解……!」ザシュッ

翔太「やるねおばさん!」

あずさ「私はあんたと経験が違う!!」

>>1春香さん好きそうだなwww

冬馬「【鬼ヶ島】!」ガコン

律子「そんなもの!」

冬馬「チッ…効いちゃいねえ!」

律子「ふん!私の能力はあんた達の能力とは出来が違うのよ!」

冬馬「……!?」

律子「私の能力は……」






律子「〈完現術〉よ」

冬馬「な…に…」

律子「〈完現術〉は特別思い入れの強い物に宿る力…」

律子「私はこのプロデューサーに貰った眼鏡に宿った力であんた達の能力を反射出来るのよ」

冬馬「好きなんだな……あいつの事」

律子「………///」

~~~~~~~

黒井「あれ……電池切れた…」

黒井「ちょっと充電するか」

~~~~~~~

モブD「おい居たか!?」

モブE「どこにもいねえ…」

モブF「あのおっさん黒井の居場所位教えろよ!」

ブリーチ…


~~~~~~~

真「見つけましたよ」

P「真……!!」

真「みんな黒井に騙されているんです!」

真(黒井見つからなかった……(´・ω・`))

雪歩「違う!騙されているのは真ちゃんの方だよ!」

伊織「全くこれだから脳筋は……」

真「雪歩…伊織…」

真「しょうがない……力ずくで行かせて貰う!」

雪歩「プロデューサー…先に行っていて下さい」

P「なっ……」

雪歩「真ちゃんを止められるのは親友の私だけです」

雪歩「絶対に…二人で追いついてみせますから……」

P(あの雪歩が…俺から離れようとしている……)

P「……分かった。気をつけろよ」

伊織「思いっきりぶん殴ってやりなさい」

春香「正直帰りたい」

高木「来たか……」

P「社長…もうこんな事はやめろ!」

伊織「あんたの計画はここで止めてみせる!」

春香「えーと……まぁいいや」

高木「私の計画は最終段階に入ろうとしている」

高木「邪魔はさせんぞ!」

P「お前を倒してみんなを救い出す!」

P「キュピーーーーン」

【プロデュース】

高木「ブハハハハ!前のようには行かんぞ!!」

【プロデュース】

>P「キュピーーーーン」

>【プロデュース】

緊迫感ゼロだな

春香(あれ…?さっさと倒せばその分早く帰れるし……)

春香(英雄扱いされて仕事増えるんじゃね?)

P「伊織!頼む!」

伊織「任せなs【リボンウィップ】

春香「死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

伊織「…い」

高木「うわあこわい」サッ

P「え」






















P「what happen」パタリ

春香「あかんやってもうた」

伊織「ちょっと何やってるのよ!」

春香「あわわとにかくあのダラズを倒さなあかん」

【リボンウィップ】

高木「うひゃあ」サッ

伊織「え」

お前らのせいでゲームに手を出してしまったじゃないか……難しいぞおい!

         ド











         ン










         !

伊織「you are crazy」パタリ

春香「およよ」

高木「うわぁこの人殺し」

高木「警察に突き出してやる」

春香「ちょっと待って」ガタッ

高木「寄らないで」

春香「ひどい」

高木「近寄ったら警察呼ぶ」

春香「警察呼んだらスロス」

高木「うひゃあ」

チッ……書き溜め終わっちまった……

ネタにすんなwwwww

春香「よう考えてみい」

高木「……?」

春香「警察呼ばれたら困るのはアンタも同じやで」

高木「どういう事や」

春香「加害者も被害者も765プロの関係者やで」

高木「……!」

春香「このことバレたら困るやん?」

高木「ぐぬぬ……」

紳助かよ

春香「というわけでワテらは共犯者や」

高木「……しゃあないな……」

高木「それで…どうすればええねん」

春香「まずは……死体を隠すで」

高木「でも日本のポリ公は優秀やで。すぐに見つかるんとちゃう?」

春香「問題あらへん。ワテの言うとおりにすればええ」


~~~~~~~

雪歩「プロデューサーのゲーラが消えた…?」

真「そこだ!」ガッ

雪歩「しまった!」

~~~~~~~

黒井「あっ充電終わった」

黒井「今度こそ送信、と」

~~~~~~~

スレタイでかまいたち思い出したと思って開いたら
春香さんが香山さんになってた

ちょっと空けます

冬馬「くそ…何度やってもあの眼鏡に弾かれちまう……」

律子「なかなかやるわね…こっちの攻撃も全く当たらないわ」

携帯「ワタシオトナノオンナニナルノwwwwネイルヤジュエルキレイダワwwwwwwww」

冬馬「NOOOOOOOOOO!!」

律子「隙あり!!」





春香「ほんでな?〈インベル〉を使って粉々にすればいいんや」

高木「流石やでえ……」

高木「ほなインベルの燃料にする能力者を決めよか」

春香「もう決まってるで」

高木「誰にするんや?」








春香「お前や」ガシャン


~~~~~~~

???「……ん」

……声が聞こえる

???「……ちゃん!」

……懐かしい声だ

???「兄ちゃん!!」

おい……嘘だろう?

???「兄ちゃん!!」

なんでお前が目の前にいるんだよ……




真美…………

真美「良かった…目が覚めたんだね」

P「真美……だよな…?」

真美「そうだよ。兄ちゃん」

P「なんでお前がいるんだよ……死んだはずじゃ……」

P「ていうかここはどこだ……?俺は塔に居たんだぞ……」

真美「ここは死後の世界。死ぬ前に大きな未練があった人が集まる場所だよ」

P「……じゃあ俺は…!」

真美「死んだんだよ」

P「俺は……みんなを助けられなかったのか……」

真美「……残念だけどしょうがないよ」

真美「それより転生までの与えられた猶予を楽しもうよ!」

P「……ああ」

P「…そうだな。久し振りに一緒に遊ぶか」

真美「やった→!」

真美「そうだ!やよいっちもいるんだよ!」

P「あいつ……家族の事ばかりだったもんな……」


伊織「やよい……!」ダキッ

やよい「ちょっやめて痛い」

伊織「ご…ごめんなさい」

伊織「でも……また会えて良かったわ」

やよい「うっうー我も嬉しいぞ」

真美「お→い」

やよい「あっ真美と……」

やよい「プロデューサー!」

それから俺達は様々な事を話した

二人ともこっちではそれなりに楽しくやっているらしい

生前がアレだったので嬉しい限りだ

P「そういえば真美の能力って何だったんだ?」

真美「え?」

伊織「そういえば使って来なかったわね」

やよい「私も興味ありますーwwww」

真美「………」

真美「無いよ」

P「え……?」

真美「真美に能力なんてなかったんだよ」

真美「亜美の能力には私が必要だからしょうがなく765プロに入れられてたんだ」

やよい「つまり亜美のオマケって事ですね」

伊織「ちょっ…やよい…!」

真美「でも平気だよ。今スッゴく楽しいもん」

P「真美……」

真美「兄ちゃんもこれから遊んでくれるんでしょ?」

P「あ…ああ。早速遊ぼうか」

……

P「二人はどうする?」

やよい「私はいいです。もやしの栽培で腰をやっちゃって……」

伊織「私も良いわ。やよいと話したい事があるし」

P「そっか、じゃあ行ってくるよ」

真美「兄ちゃん早く早く→!」

P「あっちょっと待ってくれよ!」

真美「へっへ→捕まえてごら……」

P「……どうした?」

真美「ごめん。ちょっとトイレ」タッタッタッタッ

P「………?」





真美「嘘……これって……」

真美「……ちょっとだけでいいから…お願い……」

真美「お待たせ→」

P「そんなに待ってないさ。じゃあ何する?」

真美「えっとね→」

~~~~~~~

春香「無様ですね社長……」

社長「」

春香「社長の〈インベル〉についての文献…読ませて貰いましたよ」

春香「社長の代わりに私がこの世界を支配してあげますから、心配しないで下さいね?」

支援

春香「えっとこうしてこうすれば……」
ポチッ

春香「あっちゃあ…やっぱり老いぼれのゲーラじゃエネルギーが足りないか……」

春香「あっ…961プロにもう一人老いぼれが居たよね…」

春香「二人揃えばきっと〈インベル〉の燃料になるよ」

春香「フフフフフフフフ」

~~~~~~~

P「真美。もう暗くなって来たし帰ろう」

真美「…うん。そうだね」

スゥッ……

P「……!」

P「おい真美!お前体が透けて来てるぞ!!」

真美「あはは……タイムリミットだよ………」

真美「この空間はね…未練を果たすための場所……」

真美「だけどね…それには制限時間があるんだ……」

真美「未練がなくなれば……転生出来るんだけど…真美は無理だったよ……」

真美が天使から大天使に…

P「なんで……なんで言わなかったんだよ!」

真美「真美は…もういいんだ。十分ここで楽しんだもん……」

P「良いわけ無いだろ!」

P「お前はこんな一瞬の幸せで我慢する気か!?」

真美「兄ちゃん……」

真美「真美ね……兄ちゃんの事大好きだよ」

P「ああ!俺も大好きだぞ!!」

真美「真美…兄ちゃんに……抱きしめてほしかった……助けてほしかった……」

P「ごめんな……今度は絶対に助けてやる……」

ほしゅ

真美「真美ね……ずっと兄ちゃんと一緒に居たかったよ……」

P「俺もだよ!そうだ…今度産まれて来る時は俺と家族になろう!!」

P「恋人は無理でも……娘として産まれてくるのはどうだ!?」

P「お前に彼氏が出来たらお前に娘はやらん!って怒鳴りつけるんだ!」

真美「あはは……それ楽しそう…」

真美「次も…亜美と一緒だといいな……」

真美派の俺勝利

P「お前たちなら…また一緒にいられるよ!」

真美「……本当?今度はちゃんと仲良く出来るかな……?」

P「絶対に出来る!俺が嘘ついたことあったか!?」

真美「……ううん」

真美「兄ちゃん」

P「何だ…?」

【天国の扉】

真美「真美も…やっと能力使えるようになったよ……」

P「ああ…そうだな…」

真美「兄ちゃんは…まだ体が向こうに残ってるから……」

真美「その扉を開ければ……戻れるよ……」

今は真美パートだけど珍しく俺の雪歩が活躍してて良かった

P「…ありがとう!必ず…お前の未来は守るからな!」

真美「……うん。………信じてる」

真美「それじゃ……バイバイ……」

P「おい、違うだろ?こういうときは……」

真美「……そっか」

真美「またね……」スゥ……




P「またな」

早くしてくれ
俺の肛門括約筋が疼くぜ

P「おっ伊織」

伊織「あら……真美は?」

P「きっと成仏したんだよ」

伊織「やよいもよ。馬鹿みたいに泣いちゃって……」

P「よし、それじゃ…二人の為にも生き返るとするか」

伊織「方法があるの?」

P「ああ。真美が作ってくれた」


~~~~~

P「ここは……」

春香「げっ…プロデューサーさん!」

伊織「何やってんのよ!!」

春香「何って……〈インベル〉を復活させる準備だよ」

P「おい馬鹿止めろ!」

P「人が大勢死ぬんだぞ!?」

春香「知りませんよ他人なんて」

春香「私はお金と地位を得られるならなんだってやりますよ」

伊織「おいアンタ!ふざけた事言ってんじゃ……」

P「止めろ伊織っちゃん!」

P「今のあいつは何をするか分からないぞ…!」

~~~~~~~

雪歩「プロデューサーのゲーラが復活した…?」

真「よそ見してんじゃ……」

バキッ

雪歩「プロデューサァァァァァァァァ!!」タッタッタッタッ

真「え……」

真「えぇ………」

ちくわ大明神

春香「アッハッハッハッ!!プロデューサーさんも〈インベル〉の燃料になってみますか!?」

P「くっ………」

ドーン

雪歩「プロデューサァァァァァァァァ!!!」

P「ゆ…YUKIHO!?」

春香「近寄るなあ!」

雪歩「邪魔」













最初は何かあれだったけどいつの間にか熱い天海に

春香(1/3)「」

P「え…終わった……」

春香(1/3)「……ふふふ…まだですよ…自動暴走機能がありますから……」バタリ

伊織「どうするの?」

P「この世界が助かる方法は一つ……」

P「〈インベル〉を遠い宇宙に運ぶしか無い……」

伊織「そ…それじゃあ燃料と操縦士の二人が少なくとも犠牲に……」

P「やるしかない…俺と伊織で……」


~~~~~~~

北斗「しょうがない久しぶりに本気を出すか」

月島「馬鹿な…!〈完現術〉が使えない…!」

北斗「終わりだ」
ドン!

~~~~~~~

翔太「アイドルなんてムリだってば。
何やってもムリだよムリムリムリムリムリムリ
ジュピターに勝てない勝てない勝てない勝てない勝てない勝てない勝てない
絶対勝てないアイドルやめちゃえば?
やめるしかないよね?やめざるを得ないよ?
アイドルもうやめるの?やめちゃえば?やめるしかないよね?
やめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?
やるしかない?アイドルもうやめる?やめるの?やめるしかないよね?
やめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?」



翔太『もうやめちまえ』

あずさ「」ガシャアアァガクッ


~~~~~~

冬馬「俺はこんな所でやられる訳にはいかない!」ゴゴゴゴゴゴ

律子「な…何よこのゲーラは…!」

冬馬「【鬼ヶ島…羅刹】!」











冬馬「サンデー派の俺にジャンプの話をするんじゃねえよ」


~~~~~~~

伊織「分かったわ…やりましょう」

黒井「ちょっと待て!」

P「社長!」

北斗「この件は俺と社長に任せてくれないか?」

P「し…しかし…」

黒井「私には高木を止められなかった責任がある。だから奴の尻拭いは私にやらせてくれ」

北斗「俺のエネルギーを使えばかなり遠い宇宙まで行けるぜ?」

P「わ……分かった」

P「みんなに別れは?」

北斗「もう済ませたよ」

P「……そうか」

黒井「それでは行くとしよう」

P「社長…今までありがとうございました!」

黒井「私も…息子が出来たみたいで楽しかったぞ」

黒井「アデュー!!」

シュドーーーン

今夜はクリスマスだ。

二人のサンタクロースは「平和」という最高のプレゼントをしてくれた

そして機械のソリで遠い遠い空の向こうへ飛んで行った

携帯「ピロリン」

P「メール……」

黒井『会社は任せたぞ。息子よ』

P「…………父さん」

倒産・・・

五年後

あれから俺は961プロと765プロを統合し…社長兼プロデューサーとなった

この世から能力は消え去り、本当に平和になった

あれから雪歩は何度引っ越しても俺の家を突き止めて来る

伊織はやよいの弟達を立派に成長させた

冬馬は最早キム○クを超える仕事量だ

一方翔太はただ低身長なだけである

あずささんは心を折られて鬱病を患っている

ちなみに俺はまだ独身です☆

まあなにかと雪歩が既成事実を作ろうとしてるけど






律子「社長。会議の時間です」

P「ああ。今行く」

父ちゃん…見ててくれよ

深呼吸からの……

ヨッシャ!!!

終わり

はいこれで終わりです

アニメの扱いが悪いキャラの出番が多くなるように頑張りました

ハーレム書いてた?

遊助さんチーーーッスwwww

>>241
知らん

おいBBAが救われないぞ


そうか乙

アイマスが始まる前に終われて良かったれす

乙!
父ちゃん…

ってか響は?

>>249

…………え?




あっ


お手洗いとあずささんの扱いひどいぞwww

響ェ……

まあ
この展開ならむしろ出さないでくれてありがとうとしか

意識して抜かしてるんだと思ってたが

どっかで入れようと思ってたら
案外扱いが難しくて
そのまま

お手洗い酷いままじゃねぇかwwww

>>249
( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?

ゲーラとかジャンプで連載してたややつじゃん

響はまだ良いよ、そこそこの頻度で「響は?」のレスあったし

それよか繋がれてただけで死んでないピヨちゃんは何処にやったんだよコラwww

死体つないでたんじゃないのか?

小鳥さんは犠牲になったのだ……

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