P「……真美の様子がおかしい」春香「真美がどうしたんですか?」(377)


P「うん、実は最近……なんて言ったら良いのかな」

春香「最近ですか?…あぁ、確かに最近の真美はなんだかおかしいですね」

P「や、やっぱり春香もそう思ってたんだな?良かったぁ俺だけじゃなかったんだ」

春香「……多分ですけど、プロデューサーさんが原因ですよ」

P「え?なんで真美なのに俺が原因になるのかなぁ?何かしたっけ…」

春香「真美の様子がおかしいって…要はプロデューサーさんに近寄らなくなったって言いたいんですよね?」

P「そうだけど…」

春香「や、やっぱり」


春香「一ヶ月前位からですよね?真美がプロデューサーさんを避けるようになったのって」

P「うん、だいたい一ヶ月前からだったよ。何故か話し掛けても無視されちゃうんだよね」

春香「ほらぁ!やっぱりプロデューサーさんが何かしたんですよぉ……真美に謝ったんですか?」

P「謝るって……何もしてないのに普通謝るかなぁ?」

春香「ほんっとうに何もしてないんですか?真美がプロデューサーさんを避けるなんてよっぽどの事ですよ?」

P「……思い出せません」

春香「真美に電話やメールで聞いてみたんですか?」

P「電話は出てくれないよ。メールは来るんだけど解読出来なくて困ってるんだ…」

春香「解読出来ない?ちょっと見せてもらってもいいですか?」


差出人:双海真美
件名:(*¬ε¬*)

本文

2→ヽ#`3´)/
ヽэ==●↑(Д`)(´д)↓

ノ`⌒´)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・


P「コレが一昨日来たメールなんだけどね……春香、分かるかな?」

春香「え、えっとぉ…2がやじるし顔文字…た、玉が転がって上に下に……そ、それと」

P「やっぱり分からないよねぇ…最後のちゃぶ台ひっくり返してるのは分かるんだけど他が全く分からないんだ」

春香「あ、亜美に教えて貰えば良いんじゃないですか?亜美にならこのメールも解読出来るんじゃ」

P「それがさぁ、亜美は真美に口封じされてるみたいで教えてくれないんだ……このメールを見せても兄ちゃんには悪いけど教えられませんな~って言われて」

春香「な、なる程…さすが真美、伊達にお姉さんじゃないですね」


春香「じゃあ何が原因なんですかね?ただの反抗期とか!」

P「反抗期って普通親に対してなんじゃないの?なんで俺になのさ……意味が分からない」

春香「じゃあ……プロデューサーさんに気を引きたくてワザと無視してるとかじゃないんですか?」

P「ま、真美がそんな回りくどい事するかなぁ……まだ中学生だよ?無い無い、それは無いってば」

春香「分かりませんよ~?真美ってああ見えて実は大人な所が有るんですから」

P「春香にも有るの?実は大人な所ってさ」

春香「ふふふ、内緒ですよプロデューサーさん」

ガチャ

真美「おはようはるるん!」

春香「あっ、おはよう真美」


P「おはよう真美!!」

春香「わっ!?大きな声出さないでくださいよプロデューサーさん」

P「お、おはよう」

真美「……」

春香「ま、真美?プロデューサーさんが挨拶してるんだからさ、返事してあげたらどうかな…?」

真美「兄ちゃんなんて大っ嫌いだから…謝っても許さないかんね」

P「だ、だから俺が何したのか教えてくれないかなぁ?理由も無く無視ってのは無いんじゃないか?」

真美「理由が有るから無視してるんじゃん……それにまだ気づいてない兄ちゃんには飽きれるよ…」

春香「……(や、やっぱりプロデューサーさんが原因なんだ)」


真美「……ねぇ兄ちゃん、真美から一つ良いかな」

P「も、もちろん!何かな?」

真美「真美さ、髪伸ばしたじゃん……間違われない様に髪伸ばしたんだよ…」

P「そうだね、ちょっとお姉さんぽくなってるもん。見違えたよ」

真美「……ならなんで間違えるの?」

春香「なる程、何となく分かってきたかも……真美がプロデューサーさんを避ける理由」

P「間違える?何と何を間違えるんだい?」

真美「……」

ガチャガチャ

亜美「おっはよ~兄ちゃん!」


P「おはよう亜美、今日仕事は?律子達と一緒じゃないなんて珍しいな」

亜美「亜美の今日の予定は兄ちゃんと遊ぶ事だよ~その為に事務所に来たんだもん!」

真美「……じゃあね兄ちゃん」

春香「真美、どこいくの?今からやよい達が来るからここで待機しとかないと不味いと思うよ?」

真美「大丈夫だよはるるん、すぐ戻って来るからさ……」

バタン

春香「あっ、行っちゃった」

P「なぁ亜美、いい加減真美が俺に怒ってる理由を教えてくれないかなぁ?すっごく困ってるんだけど」

亜美「教えちったら兄ちゃん真美の方ばっかに行くじゃ~ん!それに真美も教えなくて良いって言ってっかんね~だから教えない」

P「……困ったぁ」


小鳥「おはようございますプロデューサーさん……ううぅ"、今日も冷えますねぇ」

P「おはようございます小鳥さん、なんなら温かいミルクでも飲みますか?冷蔵庫に牛乳が有るんで作りますよ」

亜美「じゃあ亜美も飲みた~い!兄ちゃんが作ったホットなミルク~」

春香「あっ、じゃあ私も良いですか?プロデューサーさん」

P「はいは~い、じゃあ作って来るから待っててね」

小鳥「……あれ?真美ちゃん、なんで隅っこに居るのかしら」

春香「あぁ…プロデューサーさんが居るからですよ。真美ったら何故かプロデューサーさんを避けてるんです」

小鳥「それってぇ…一ヶ月前?それなら原因知ってるかもしれない」


春香「そ、そうです!一ヶ月前位です。小鳥さん、その原因ってなんなんですか?」

亜美「実は亜美も良く分かんないんだよね~真美には兄ちゃんに裏切られた~とか兄ちゃんに嫌われたんだ~としか教えてくんなかったし」

オーマイガー!ミルク腐ってるよ……だ、大丈夫だよね…うん、温めれば大丈夫だよ

小鳥「アレは事務所の掃除をしていた頃ですね……私とプロデューサーさんで整理してたんですけど」

亜美「あ~、確かそん時真美も兄ちゃんの所に行ってたっけ」

春香「コレは有力情報ですよ!」

……うぉえぇ"え"!ヤバいよ、なんか飲むヨーグルトみたいになってるよ


ー~一ヶ月前~ー

P「……うわっ!見てください小鳥さん!懐かしい物を発掘しました」

小鳥「コレって一年前の写真ですね、あ~懐かしいなぁ。この頃は皆若かったんですよねぇ」

P「小鳥さん小鳥さん、一年前ですよ?まだ一年なんですよ?」

小鳥「でも皆顔つきが幼く無いですか?春香ちゃんなんてまだ垢抜けて無いじゃないですかぁ」

P「……確かに、言われて見れば皆この一年で随分変わりましたね。特に伊織と真なんて女の子らしくなりましたし」

ガチャガチャガチャ

真美「ピヨちゃんと兄ちゃんしか居ないんだ」

P「あ、おはよう真美」

真美「おはよう兄ちゃん!……って、なんなのソレ?」


P「ん?皆の写真だよ、一年前のだけどね」

真美「真美にも見して→」

P「ヤダよヤダよ→」

真美「ぶ~!兄ちゃんの意地悪」

P「んっふっふ~、おいで、一緒にみようよ」

真美「やっと堪忍しましたな~」

小鳥「……あずささんもまだ髪が長かった頃ですねぇ、真ちゃんも髪がまだ今より短いです……可愛い」

P「懐かしいよなぁ、もう一年経ったんだよ?相変わらずここの事務所は振るわないけどなぁ…」

真美「……あっ!兄ちゃん兄ちゃん!真美から兄ちゃんに質問が有るよ」

P「ん?写真を二枚持って……どうしたいんだ?」


真美「これっ!亜美と真美の写真!」

P「あ……あぁ、そうだね(え?な、何が違うんだ?)」

真美「兄ちゃんはどっちが良い?今じゃ無くてこの頃限定だよ!」

P「へ、へえぇ…こ、この二枚を選ぶんだ…(わ、分からん…どっちがどっちか見分けがつかないぞぞぞ)」

真美「んっふっふ~心配しなくても真美気にしないから大丈夫だよ!だって今じゃないんだもん」

P「……」

真美「兄ちゃん兄ちゃん!早く選んでよ」


P「ち、因みに真美は……(ダメだ、この質問は禁句だった……真美にとって、亜美にとってお互いを間違われる事は凄く嫌がるんだった)」

真美「ん?どしたの兄ちゃん、真美に何か質問?」

P「いや…ま、真美は元気だなぁって」

真美「……兄ちゃんは大人しい方が好きなのかな…あ、あずさお姉ちゃんみたいなのがタイプなの?」

P「へ?別に大人しい方が好きとかは無いよ。どっちかというと元気な方が好きかなぁ、話してて楽しいし」

真美「へ~……だったら真美、このままで良いんだ」

P「何か言いましたかい真美殿?オジサン耳が遠いんで聞こえなかったですよ~」

真美「な、なんでも無いからさ!早く選んでよ兄ちゃん」

P「あ"……うん、分かった」


P「えっと…(確率は2分の1だ、大丈夫だよ……自分を信じれば)」

小鳥「こ、これはっ!!プロデューサーさんの写真じゃないですか!」

P「こ、コッチの方が好きかなぁ」

『亜美の写真』

真美「……そ、そうなんだ…兄ちゃん、コッチの方が好きなんだね」

P「うん、ま、真美の方が好きだよ」

真美「え…兄ちゃん、今なんて言ったの?オジサン耳が遠いんで聞こえなかったよ…」

小鳥「ま、また発掘しましたー!!か、回収です回収!」


P「いや、だからさ……真美の方が好きだよ」アミノシャシンミセビラカシーノ

真美「……」

小鳥「ほわあぁっ!コレはプロデューサーさんがうちの事務所に入ってきた時の写真!!」

P「ま、真美?どうしたんだ?固まって動かないぞ」

真美「……それ亜美だよ…兄ちゃん」

P「ホグワッ!?(あ→→→やっちまったぁ…)」

真美「兄ちゃんの……ばか…」

小鳥「初々しいですね~プロデューサーさん若過ぎますよ~」


P「え…だ、だってさ…コッチに髪がぴょいんってなってるのが亜美で亜美の逆方向にぴょいんってなってるのが」

真美「亜美亜美うっさいよ!兄ちゃんのバカ!!おかしいじゃん!どう見たってこれ亜美じゃん!」

P「あ…い、いや……その」

真美「それに兄ちゃんは亜美と真美を髪のぴょいんで見分けてたって事!?」

P「……な、何も言い返せません」

真美「さいっていだよ!!真美の顔なんて見てなかったんだね!じゃあ真美の方が可愛いってのも真美の方が好きってのも適当って事じゃん!」

P「ご、ごめんなさい…」


真美「ごめんじゃないよ……だってさ、それなら真美の一年意味無いじゃん…」

P「そ、そんな事は無い!真美はこの一年間で仕事もこなせるようになったし何より歌も上手く

真美「そうじゃないんだってば!!今仕事は関係無いよ……真美が言いたいのはそっちじゃないもん」

P「……じゃあ、なんなのさ。分かる訳……無いじゃん」

真美「ひ、酷いよ…真美が兄ちゃんにしてきた事全部無かった事にされてんじゃん……兄ちゃんの馬鹿」

P「だ、だからなんなのかって聞いてるよね?けど答えないのは真美の方だ」

真美「……じゃあさ兄ちゃん、去年の…兄ちゃんの誕生日覚えてる?」


P「去年の誕生日……う、うん覚えてるよ」

真美「真美と亜美が事務所で兄ちゃんに誕生日プレゼント渡したのも?わ、忘れてない?」

P「勿論さ、亜美と真美に貰ったプレゼント、今でもほらっ!持ってきてる」

真美「……その時さ、真美と亜美…どっちがどれを渡したか覚えてる?」

P「あ、亜美と真美が…どっちを渡したか……ぁ」

真美「うん、真美と亜美が兄ちゃんに渡したプレゼント……答えてよ兄ちゃん」

P「……亜美と真美が

真美「兄ちゃんの馬鹿ぁああ!!」

P「うえ"っ!?どうしたのさ急に」

真美「…ぅっ…さ、さっきからさ……ぐすっ……酷いよ…」


~1年前の誕生日~

亜美「兄ちゃん兄ちゃん、ハッピバスデー!」

P「それを言うならハッピーバースデーじゃないのかぁ?……あ、亜美」

亜美「そだっけ?良いじゃん別に!」

P「良く無いだろ~亜美も中学生なんだからそれ位しっとかないとなぁ(良かった、亜美で有ってた)」

真美「兄ちゃん、真美からコレっ!兄ちゃんにプレゼントだよ」

P「おぉっ!ありがとう真美、まさかプレゼントまで貰えるなんて思わなかったよ」

真美「開けてみてよ、気にいるか分かんないけど真美、兄ちゃんの為に選んだんだよ」

亜美「あ!亜美からも兄ちゃんにプレゼント有るよ~」


P「……か、髪留めって…俺は男だぞ」

真美「だって兄ちゃん後ろ長いじゃ~ん!だから貸して!真美が兄ちゃんの髪を縛ったげるから」

P「ありがと…」

亜美「亜美のも髪留めだよ!真美のと色違いだかんね~」

P「あは…はっ…う、嬉しいよ亜美」

亜美「じゃあ亜美は兄ちゃんにちょんまげ作ったげるからじっとしててね」

P「…いっつ!?真美、もうちょい優しくお願いします…そんなに掴まなくても良いってゔぁ!」

真美「んっふっふ~それは聞けませんなぁ」


P「……」

亜美「に、兄ちゃん…似合ってるよ……ぷふっくっくくく…写メ写メ」シャシントルヨ

真美「兄ちゃん、笑って笑って~」シャシントルヨ

P「決めた……俺髪切るよ、短くする…」

亜美「えー!兄ちゃんは少し長めの方が似合うんだよ?」シャシントルヨ

真美「そうだよ~兄ちゃんは今のままで良いんだってば」シャシントルヨ

P「こんな二人のおもちゃにされる位なら短い方が良いもん……それに律子から短くしてくれって言われてたしちょうど良いよ」

真美「もったいないな~じゃあ真美達より短くすんの?」

P「どうだろうねぇ……逆に亜美達は長くする気とか無いのかな?」


亜美「亜美はこん位がちょうど良いから伸ばす気はいまんとこ無いかな~」

真美「…に、兄ちゃんは真美達に伸ばしてほしいの?」

P「強制じゃ無いんだけどさ、似合うと思うよ?」

亜美「う~ん……一応考えとく、まぁ伸ばさないと思うけどねぇ」シャシントルヨ

P「つーかさっきから写真撮りすぎだっつーの!お金取るぞ」

亜美「兄ちゃんがめついよ~写真位タダで撮らせてよ」シャシントルヨ

P「あーもう!髪留めとるかんな…ったく、ちょんまげは亜美と真美で良いっつーの」

亜美「あー!せっかく亜美が作ったちょんまげ崩さないでよー!」


真美「……そっか、兄ちゃんは伸ばしてる真美の方が良いんだね」

P「どうしたんださっきから?ぶつぶつ独り言ですか~?」

真美「えっ!?な、なぁに兄ちゃん」

P「……いや、なんか一人で言ってたから何かなぁって思ってさ」

真美「に、兄ちゃんは真美に髪伸ばしてほしいんだよね?伸ばした方が可愛いんだよね!?」

P「う…うん、俺は伸ばした方が可愛くなると思うよ。それにきっと大人っぽくなると思う」

真美「兄ちゃん……わ、分かった。真美頑張る」

P「??あぁ、頑張っ

亜美「亜美を無視すんなー!亜美キイィイック!」

P「でえ"ぇやあぁああ"!?」


P「……」

真美「思い出した?どっちがどっちの髪留めを兄ちゃんにプレゼントしたか」

P「こ、この黄色の髪留めは……真美からもら

真美「違うよ……やっぱり覚えて無いじゃん…真美が渡したのはそっちのやつだよ兄ちゃん」

P「あ…か、形が微妙に違うね、同じ黄色でも」

真美「やっぱり兄ちゃんにとって真美達のプレゼントもその程度の物なんだね…」

P「……」

真美「もう良いよ…真美帰るから……さよなら兄ちゃん…大嫌い」


小鳥「あっ、真美ちゃん帰っちゃいましたね」

P「……小鳥さん、女の子って分かりませんね…難しすぎますよ」

小鳥「はい?何言ってるんですかプロデューサーさん」

P「いえ、それより早く片付けましょう。何時まで経っても終わりませんよ」

小鳥「あっはい、分かりました」

P「えっと……これをここに置いて…」

小鳥「………あっ!」

壺「ゴウマイウェイ」 オチルヨ

小鳥「プロデューサーさん!あ、危な

P「えっ?なに

パリン

P「ん"んっぎっ!?」

小鳥「ロッカーの上に置いて有った壺がプロデューサーさんの頭の上に落ちて……って!大丈夫ですか!」

P「……」


~回想終わり~

春香「なる程、真美が怒ってたのはやっぱりプロデューサーさんのせいだったんですね」

亜美「でもそんなに怒るような事なのかな~?亜美だったら兄ちゃんに飛びついて復讐するんだけどなぁ」

小鳥「プロデューサーさんが覚えて無いのも無理はありません…あの日病院に運ばれて二日は意識が無かったんですから」

春香「……そういえばそんな時も有りましたね、律子さんが嘆いてましたもん」

亜美「プロデューサーがぁあプロデューサーがぁあってりっちゃん言ってたね」

春香「あっ!亜美上手~い今の結構似てたよ」

亜美「んっふっふ~亜美に不可能は無いかんね」


P「……で、出来たよホットミルク」

春香「あっ!も~遅いですよプロデューサーさん!」

亜美「兄ちゃん早く亜美にも頂戴?兄ちゃんのホットミルクであったまりたいよ~」

小鳥「じゃあ私も頂きますね……熱っ!プロデューサーさん、温め過ぎですよぉ」

P「あはっ…あはは…」

春香「あれ?プロデューサーさんは飲まないんですか?……だったら私の半分飲んでも良いですよ」

P「要らない!今喉乾いて無いですからです」

亜美「兄ちゃん言葉使い変だよ~」


P「なぁ真美、真美もホットミルク飲むかい?」

真美「……要らない」

P「真美の為に作ったんだ…飲んでくれないかな?温まるぞ」

真美「真美の為にって……どうせまた真美と亜美を間違えてるんでしょ?そうだよ、兄ちゃんには真美と亜美を見分けられないんだから」

P「ふうぅ…あのな真美?俺は真美に無視されて一ヶ月、すっごく苦しかったよ」

真美「真美は今でも苦しいよ…」


亜美「じゃあはるるん、ピヨちゃん、かんぱーい!」

春香「……」ノミマスヨプロデューサーサン


小鳥「……な、なんだかドロドロしてますね」

春香「ゔぁ……やゔぁい…やゔぁいよコレ…な、なんだか頭とお腹が…」

亜美「いっただっきまーす!」ニイチャンノムヨ

小鳥「あ…お腹がグルグル……の、飲むヨーグルトみたいな…」

春香「やゔぁいやゔぁいやゔぁい……あぁっ…」オナカグルグル

亜美「うげ→なんだか酸っぱいよコレ…それにドロリッチみたいじゃん」


P「正直言うと本当に思い出せないんだ…教えてくれないかな…俺は真美と話せないのが苦痛なんだよ」

真美「……」

ごめんなさいおやすみしたいです


ガチャガチャガチャガチャ

貴音「ふふふ、遂に手に入れてしまいました」

亜美「あ"っ…お、お"姫ちん…おはよ……ゔぅぐぅ」グーグル

貴音「CHICKENらぁめんの丼を……早くこれでCHICKENらぁめんを食べてみたいですね…」

春香「はあぁっ…わわ、私トイレ言って来るね……あっ"…」

小鳥「………っ"!」フライングゲット

亜美「あっ!ピヨちゃんせこっ!事務所んトイレって確か一つしか無いんだよ!!」

小鳥「ご丁寧に解説ありがとうございます!!ぁああ"っ!」

春香「コトリサン!!ズルいですよ!」

小鳥「かっんけいないですよー!!」


貴音「…小鳥嬢、本日は素晴らしきらぁめん日和……わたくしの心もこの空と同じ様に晴れ晴れとし

小鳥「どどど、どいてください!」ハネノケーノ

貴音「あっ」ドンブリワレマシタ

亜美「ピヨちゃん!絶対行かせ無いかんね!死ぬなら全員で死ぬんだよ!」

小鳥「離してくださいぃ"!私はうん◯なんてしないんですー!」

春香「こ、小鳥さん……昭和のアイドルじゃないんだから…い、一緒に果てましょう…」

貴音「ど、どんぶりが……まだ一回も使っていないわたくしのどんぶりが…まだ一度も卵を落としていないわたくしのどんぶりが……」


真美「じゃあさ……兄ちゃん」

P「な、何かな?俺に出来る事が有るならなんだってするよ」


真美「真美と亜美……どっちが、そのさ…す、す」

P「どっちが好きかだよね?うん、良いよ。告白したげる」

真美「……」

P「…俺は(あっヤバい、くしゃみでそう)」

P「お、俺が好きなのは…ま、ま、ま」

P「ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」

真美「……亜美なんだね、やっぱ亜美の方が好きなんだ…」

P「ち、ちがっ…ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」

真美「……もう良いよ、なんべんも言わないで…兄ちゃんの気持ちは十分に真美に伝わったからさ…」

P「だから俺が好きなのはま、ま、ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」

真美「に"…いちゃんなんか……兄ちゃんなんか……もう顔もみたくない"よ!!」

バタン

P「ま、待って!ま、ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」


貴音「小鳥嬢……わたくしがどの思いでこの丼に辿り着けたと思っているのですか?わたくしは毎日の様にお世辞にも美味しいとは思えないCHICKENらぁめんを

小鳥「どど、どいてくださいぃ"!トイレの扉の前にた、立たないで……ぁあ"」

亜美「ん…んっふっふっふっ……ピヨちゃん…あ、諦めようよ…兄ちゃんに騙された亜美達が悪いだけなんだから…」

春香「ふうぅ……そ、そうですよ小鳥さあぁん…悪いのは私達なんですからぁ…」

P「……追いかけないと、真美を抱きしめてやって誤解を解かないと…」

亜美「に、兄ちゃん…亜美を助けてよ……し、死んじゃいそう↓」

P「正露丸あげるね、これで治るはずだから」

亜美「あり"がと兄ちゃん…」


~汚外~

P「ま、真美ー!何処に居るんだぁああ!」

「そばにいるの/星井美希」

P「ま、真美か!?真美なんだな!!」

美希「ハニー…語尾にのが付くのってミキしかいないと思うなぁ…」

P「なんだ美希か、真美見なかったかな?探してるんだ!力を貸してほしい…の」

美希「……なんだか馬鹿にされた気分なの」

P「だ、ダメかな?」

美希「ミキに力を貸してほしいならハニーの気持ちを教えてほ

P「真美ー!今行くぞおぉお!」

美希「は、ハニー!?どうして毎回ミキを無視して行っちゃうの!!」


美希「……嫌だよハニー」

美希「前はビターENDになっちゃったし…何より冬馬とくっつきそうになっちゃったの…」

美希「誕生日だったのにあの扱いは無いと思うなぁ……だからねハニー」

美希「今回は諦めないから…今回はミキENDにしてみせるの、真美ENDになんてさせないから……」

美希「そう言う訳で追い掛けてハニーを食い止めるのー!!」

「真美いぃいい!!俺はここに居るから返事してほしいんだ!ま、ま、ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」

「兄ちゃんの馬鹿ぁああ!」

「ま、真美!?何処だ、何処に居るんだぁああ!」

「……」

「答えてよ!答えてくれ!ま亜美ぃっくしょっおぉお"ん!」


P「糞っ!糞糞糞っっ!何処にも居ないじゃん……何処にも居ないよ」

P「謝らなきゃいけないのにさ…真美に謝らなきゃ……このままじゃ本当に真美が引き篭もっちゃう」

P「……ゔぅ、俺のせいだ…俺のせいで真美がっ…真美があぁ」

「泣く事ーなら容易いけれど悲しみには流されない」

P「真美!?真美の歌声なのか!!」

千早「プロデューサー、蒼い鳥は私の持ち歌ですよ?それに真美の声に聴こえたのなら一度病院に行った方が良いですよ」

P「千早……千早なのか…」

千早「はい、どう見ても真美では無いです」

P「真美を見なかったな?早く真美に会わないと真美が引き篭もりになっちゃう…」


千早「真美が勝手にハブてて事務所から出て行った?本当ですかプロデューサー」

P「……あぁ、真美がいきなり俺の事を嫌いとか顔を見たく無いって言い出して…仕方なく探してるんだ」

千早「それは本当に勝手にハブてたんでしょうか?」

P「俺には……分からないんだ、頭悪いから…鈍感だから」

千早「プロデューサーは真美に押し付けて逃げているだけです」

P「えっ…」トキメキーノ

千早「プロデューサーは自分が何をしたか思い出せないじゃなくて思い出したく無いだけなんです……」

P「えっえっえっ…?」キラメキーノ

千早「……私にも有りますから…思い出したく無い事…」

P「千早……お前」

「ハニー!!」


美希「あっ!千早さん」

千早「美希…どうしたのかしら……プロデューサーならもう行ったわよ」

美希「そんな筈は無いの!だってさっきまで確かにハニーの声が……」

千早「美希はプロデューサーに縛られているのね……プロデューサーの呪縛に」

美希「ち、千早さん?何言ってるの?」

千早「……泣く事ーなど容易いけれどー」

美希「あ、蒼い鳥…」

千早「悲しみには流されない」

美希「や、やめて!その歌を歌わないでほしいの!な、何故か涙が止まらなく…な、なっちゃうから……ぅっ…ぁっあ…」


千早「プロデューサー、コレで良いんですか?」

P「ありがとう千早、助かったよ」

美希「うぅっあぁ…な、涙が止まらないのお"ぉ……苦しいよハニー…」

千早「悲しみには流されない」

美希「あぁあ"っ!千早さん……もうやめてほしいのぉ……む、胸が張り裂けそうになるから……ぁっぁ」

千早「あほひいぃいとりひいぃいい」

美希「サビはダメなのぉお"お"!涙が枯れちゃいそうになるのぉぉ」

P「……う~ん、男だからかなぁ全く泣けないんだよなぁ」

美希「ハニ"ー……行かないでほしいのぉお…」


~事務所~

律子「リッチャンハカワイイデスヨ」

亜美「兄ちゃんの正露丸すんごい!亜美の腹痛治っちゃった」

律子「……あれ?亜美が居ないんだけど」

亜美「え"っ」

律子「あっ、ちょうど良かった。ねぇ真美、亜美が何処にも居ないのよ」

亜美「り、りっちゃん?亜美はここに居るよ?」

律子「おっかしいわねぇ…今から伊織達と仕事だから亜美と事務所で待ち合わせしてた筈なのに何処行っちゃったのかしら」

亜美「………馬鹿」

律子「ん?今何か言ったわよね?」

亜美「り、りっちゃんの馬鹿ぁああ!」

バタン

律子「あっ、真美!?」


律子「……どうしたのかしら?泣きながら出て行ったけど」

春香「おはようございます律子さん」

律子「あぁ春香、おは……ど、どうしたのその顔?酷く歪んでるわよ」

春香「我慢する事にしましたから!」

律子「我慢?……小鳥さんが倒れてるみたいだけど」

小鳥「蒼い小鳥…」

律子「??とりあえず亜美を探さないと」


千早「それで真美が何処に行くのか予想はついているのですか?」

P「う~ん……分からない、そもそも真美が普段何処に行くのかも分からないんだ」

美希「は、ハニー…ミキを忘れないでほ」

千早「悲しみには流されない」

美希「あっぁあぁ"……な、涙が止まらなくなるからやめてほしぃのおぉ…」

P「助かるよ、コレで美希が暴走しないで済むからさ……ありがとう千早」

千早「……」

美希「千早さん…ハニーにくっつきす」

千早「あほひいぃいとりひいぃいい」

美希「っぐ…うぅ……ぁあぁっ、涙が止まらないの…ぅっぐ…」


真美「はぁっ、兄ちゃんってなんで真美が分からないんだろ」

やよい「あれ?真美…」

真美「なんだ……やよいっちか」

やよい「え」

真美「やよいっちは良いよね、兄ちゃんに気に入られてるみたいだし…」

やよい「プロデューサーに?私が?」

真美「……知ってて言ってるっしょ」

やよい「真美、私におしえ

真美「やよいっちなんて大嫌いだよ!!」

やよい「あっ、真美!?」


亜美「兄ちゃーん!」

千早「亜美…?今日は仕事だって聞いてたけど」

美希「どうしたの亜美?ハニーに用事ならミキが伝えてあげるから要件を言ってほし

P「真美!!真美じゃないか!」

亜美「えっ…」

P「も~探したんだぞ?急に事務所を飛び出すから心配したじゃないか!」

亜美「……」

千早「プロデューサー、真美は私達が探している方ですよ?そこに居るのは亜美です」

P「千早!なんつー事言ってるんだ!!こっち方向に髪がぴょいんってなってるのが真美でしょ!」

亜美「……馬鹿、兄ちゃんの……馬鹿」

P「真美!?どうして泣いているんだい!俺に出来る事ならなんでも

亜美「兄ちゃんの馬鹿ぁああ!」

P「真美ー!待ってくれー!!」


P「え…あれ亜美だったの?」

美希「どうみても亜美だったの、それに真美って髪伸ばしてるほうだよハニー」

P「……おかしい、なんか頭がおかしいよ…だって右ぴょいんが」

千早「プロデューサーは覚える気が無いのかしら…誰がどう見たって今の亜美と真美は見分けがつくと思うけど」

美希「でもコレで亜美と真美って言う強力なライバルが消えてくれたの~ハニーをミキの物に

千早「泣くことなら容易いけれど~」

美希「ごめんなさいぃい…だから蒼い鳥だけはやめてほしいの……ぁあ…な、涙が」

千早「はぁ、二人とも私が見ておかないと色々とマズい気がする…」

P「ぴょいんが亜美でぼーぼーが真美?ぼーぼーが亜美でぴょいんが真美だったか…?あ、あれれ?」


北斗「なぁ冬馬、もう一回だけ良いだろ?」

冬馬「俺に触んじゃねぇ!!」

北斗「ちゃおぉん…」

冬馬「気持ち悪い声出すなよ…何目に涙浮かべて見てんだよ」

北斗「チャオチャオチャオ」

冬馬「おい!ふざっけんな!ズボンに手を掛けるんじゃねぇって…ぁ、あぁあ!止めろ!」

北斗「もう我慢出来ないのさ☆」

冬馬「ここは外だぞ!?お、おい翔太!助けてくれ!!」

翔太「二人は良いよね……僕なんてもう終わってるんだからさ…」


北斗「大丈夫、俺を信じてパンツを脱いでくれ…」

冬馬「嫌に決まってるだろ!お前どっかの国の王子様なんだろ!?尚更良くねぇよ」

北斗「ちゃおぉん…」

冬馬「……くそっ、北斗!せめて家まで我慢してくれ」

北斗「我慢出来ないのさ☆」

冬馬「なら諦めな、せっかくやらせてやるって言ってんのに勝手すぎるぜ」

北斗「マン>>ウーマン」

冬馬「知るかよ…馬鹿じゃねぇの」

北斗「冬馬>>>マン」

冬馬「北斗……世界中の野郎より俺の方が良いって言うのか」

北斗「チャオ☆」

冬馬「……」パンツヌグゼ


北斗「ふうぅ……挿入るぞ冬馬」

冬馬「……早く来いよ」オシリカマエルゼ

北斗「ぢゃおぉ"っ!」チャオチャオ

冬馬「ん"っあ"っぁあ"!?」

北斗「冬馬の中、暖かい……チャオチャオチャオチャオ!!」

冬馬「うっぐっあ"っぁっあ…は、激しっ…北斗!少しゆっくり」

北斗「♂*♂*♂*」チャオチャオチャオチャオ

冬馬「んっぐぅあぁ"!」

北斗「ちゃおぉ"お"おぉんっっ!!」

冬馬「んあー♂*」

翔太「こんな濃厚なプレイを見てるのにさ……勃たないなんて拷問だよね」


北斗「チャオチャオチャオチャオ」

冬馬「うっぐっ…ぬ、抜かずの二連続かよ……は、はぁはぁ…」オシリイタイゼ

北斗「冬馬ぁ冬馬ぁ冬馬ぁああ"!」チャオチャオ

冬馬「な、名前を呼ぶんじゃねぇって……いってるぅうう!!だっろうがぁ!」シャセイシタゼ

北斗「チャオ冬馬ぁああ"!」デルチャオ

冬馬「来いよ!お前の全部受け止めてやっからよ!!だから早くぶちまけろ!俺にぶちまけろぅおぉおお"」

北斗「ぢゃおぉ"おおぉお"ん"っ!!」

冬馬「うぐんあー!」

翔太「なんで勃たないのさ……生き地獄だよ」


P「……ほ、北斗!?」

北斗「ちゃっ!?プロデューサー!!」

美希「と……冬馬…だよね」

冬馬「美希…お、お前なんでここに…」

P「そっか…お前の紹介したいおホモ達ってのは彼なんだね」

冬馬「違う!お、俺はお前を救う為に一肌脱いだだけだ!!俺はホモじゃねぇ!」

美希「最低……ミキとのあれはなんだったの?あんなに大事な話をしといてそれはないの」

冬馬「だから違うって言ってるだろ!俺はお前に

美希「電話もかけてこないからどうでもよくなってたけどよりによって男遊びだなんて……見損なったの」

北斗「プロデューサー……こ、こんな俺でも…チャオしてくれるのか?」


P「そうだ北斗、君に言わなきゃいけない事が有るんだ……聞いてくれますか」

北斗「………チャオ☆」

P「ありがとう北斗……じゃあ」ズボンオロスヨ

千早「ぷ、プロデューサー!?道端でなにやってるんですか!?」

P「俺さ、ずっとキャッチャーだったろ?……いや、キャッチャーだったんだ」

北斗「知ってるさ…一時期ゲイバーで話題になってたからな……ある一人の男がピッチャーを選ばなくなったって」

冬馬「おい北斗!お前ゲイバーになんか通ってたのかよ!見損なったぜ」

美希「道端でお尻だしてる冬馬にそんな事言う権利無いの」

冬馬「み、美希…だから違うって言ってるだろ!お前のハニーを助ける為に俺は……俺は!」

美希「気持ち悪いからミキに話し掛けないでほしいなぁ…」

冬馬「……」


P「お前に会えない日々は辛かった……あの日、縁日の日にお前に会えるとメールを貰って思ったんだ…」

P「勃起不全がこんなに辛いなんてな…」

北斗「ちゃおぉ…」

P「結局その日は君に会えなかったよね?俺は頭の中が空っぽのまま空を見ていたんだ」

北斗「……花火」

P「綺麗だったぁ…夜空いっぱいに咲き乱れる色とりどりの花を俺は765プロの皆と見ていた……」

北斗「俺も見ていたさ……冬馬を♂*しながらさ☆」

P「……」パンツヌグヨ

美希「は、ハニー!せめて脱ぐなら向こうで脱ぐの!」

北斗「……ビューリホー」


P「やっとだ……やっと俺は投げれる様になったんだ…」

※キャッチャー=球を受ける=お尻役
ピッチャー=球を投げる=掘る役です☆

北斗「チャオチャオチャオ」

P「もう150kmのストレートを投げれないかもしれない…だけど変化球なら投げれるんだ」

北斗「プロデューサー……球種はなんだ?」

P「……Vスライダー」

北斗「ぶっ!?Vスライダー!?あのパワプロで生まれたあのVスライダーか!!」

P「あぁ、この魔球なら君を満足させれると思うんだ……北斗」

P「俺のキャッチャーになってくれませんか…」

北斗「プロデューサー」オシリカマエルゼ


美希「ちょちょちょっと待つのー!」

P「どうして邪魔をするんだい?美希には関係無いだろ」

美希「大ありなの!ハニーがゲイなんて初耳だしそんなの認めれる訳無いの!」

北斗「レディ、邪魔しないでくれないかな☆」

美希「下半身裸でミキに近づかないで!!それ以上近づかいたら警察に通報してやるの!」

北斗「ははっ、過激だね」

冬馬「……俺はもしかしてとんでもない事をしてしまったんじゃないのか」

翔太「あの縁日の日に彼女を担いで携帯番号貰ったって僕に自慢してたもんね」


冬馬「そうだ…あの日俺は星井美希と愉快な仲間達と共にプロデューサーを探しに行ったんだ……」

翔太「ボロボロだった彼女と雪歩に…えっと、誰だっけあの黒髪」

冬馬「菊地真だ…お前が暴れたせいでジュピター解散の危機にまで追い詰められたんだ」

翔太「ごめんなさい」

冬馬「そして俺はプロデューサーの元に星井美希を連れて行った帰り……事件が起きたんだ」

翔太「お!聞かせてくれるんだ」

冬馬「もう楽になりてぇんだよ…聞いてくれ」

翔太「OK」


冬馬「北斗をみれば分かるがあいつは真性のゲイだ」

翔太「うん、見れば分かるよ。あの日もお兄さんで抜いてたもんね」

冬馬「お前が765プロのアイドル達をレイプしようとした日に北斗もどっかに行っちまってた」

翔太「あぁ……やよいって子と響、亜美と……美希に…は、は、春香さんに雪歩だよね」

冬馬「お前そんなに襲ってたのか」

翔太「だって…」

冬馬「飽きれた……で、気持ちよかったのかよ」

翔太「……」

冬馬「おい!教えろよ気持ちよかったのか!?」

翔太「思い出したくも無いよ…」


翔太「やよいって子は……うん、一番レイプしたって感じだったかな」

冬馬「やよいって確か高槻やよいだよな?あのツインテールでガマ財布をぶら下げてる」

翔太「そうだよ、僕はあの日…雪歩を犯したくて仕方なかったったんだ」

冬馬「……デリヘルに雪歩の役をさせてたんだっけな」

翔太「うん、僕は穴を掘りたかっただけなんだ……雪歩の穴を」

冬馬「そういや俺は女に興味が無かったな…空気嫁なんて買っちまったのは黒歴史だ」

冬馬「で、どうだったんだよ?」

翔太「まぁ…レイプ事態は成功したんだけどね」

冬馬「おいマジかよ!?だったら高槻やよいってもうお前に奪われてるのか…」

翔太「いや……それは違うよ」


翔太「でも…そのせいで僕は男として一番大切な物を無くしちゃったんだ」

冬馬「一番大切な物?」

翔太「……竜宮小町のさ、おデコが可愛い女の子居るよね」

冬馬「あー、水瀬伊織だったっけな。それがどうしたんだ」

翔太「彼女に僕の自宅を特定されちゃって……僕は暗い部屋に連れてかれたんだ」

冬馬「暗い部屋……お前まさか水瀬伊織にレイプされたのか!?」

翔太「ううん…違うよ、全然違う」

冬馬「だったら何されたんだよ、暗い部屋でされる事って言ったらレイプ以外考えられねぇ」

翔太「これだから童貞は困るね……」


~翔太が改造された日~

翔太「……僕はジュピターの御手洗翔太だよ?こんな事して黒井社長が黙ってると思う?」

伊織「アンタ……やよいを襲ったんですってね」

翔太「まぁ…襲ったけど」

伊織「そう、襲った事は認めるのね」

翔太「でも彼女を貫いた訳じゃないから別に良いじゃん!僕は雪歩を貫きたかったんだからさ」

伊織「やよいは泣きながら私に言って来たわ……アンタに汚されたって」

翔太「雪歩のお面被せて股にトマトジュースかけただけだよ!?まぁ服に精子ぶちまけちゃったけどさ」


伊織「アンタ…それって犯罪じゃない、分かってやったのよねぇ」

翔太「あはははは!僕なんて5年前にMTGの新弾5箱万引きしたもんね!!あの頃から犯罪なんて日常茶飯事さ!」

伊織「MTG?デュエルマスターズじゃないの?」

翔太「これだから餓鬼は困るよね…あんなシールド()とかカードゲームじゃないよ」

伊織「まぁそんなのどうでも良いのよ…アンタがやよいを泣かせた事に変わりは無いんだから」

翔太「あの頃はよかったなぁ!店員にバレて危なかったけど知らないお兄さんに1箱渡して逃げれたんだから!」

伊織「……MTGで捕まったお兄さん…」


伊織「確かプロデューサーが言ってたわね……緑髪の少年のせいで豚箱で2年間生活した事が有るって」

翔太「あっ!緑髪なら僕しか居ないよ!!僕御手洗翔太!宜しくね」

伊織「……そう…アンタがやよいとプロデューサーを」

翔太「趣味は親孝行と寝(ねと)る事!バック宙なら誰にも負けないよ!」

伊織「アンタが泣いて謝れば許してあげようと思っていた私が馬鹿だったみたい…」

翔太「MTGは神ジェイスのせいで半ば引退してるんだ!!まぁどうでも良いよね、SEX最高!!」

伊織「玉だけで許してあげようと思ってたけど……竿も再起不能にしないと私の気がすまないわ」


翔太「……それで僕は彼女に壊されちゃったんだ」

冬馬「お前、最近オナニーしなくなったと思ってたがまさか…」

翔太「僕さ、御手洗翔太じゃなくて翔子になっちゃったんだ」パンツヌグヨ

冬馬「な"っ……」

翔太「悲しいよね…僕が僕じゃないみたいんだ」

冬馬「翔太…なんだよその真ん中のソーセージは……なんで下向いたままなんだ」

翔太「勃起不全……男にとって一番大切な物…これで分かってくれた?」

冬馬「翔太、お前…」


美希「ハニー!今ミキ達がやらなきゃいけない事はなに?」

P「……はっ!?そうだ」

千早「やっと思い出してくれたんですね…早くズボンを上げてください」

P「ご、ごめん…真美を探さなきゃいけなかったんだ」

北斗「真美…?プロデューサー、俺達も手伝って良いかな☆」

美希「絶対にダメなの!」

北斗「ちゃおぉ…」

美希「ほらハニー!早く真美を探しに行くの」

P「うわわったった!?ほ、北斗ー!北斗おぉおお"!」


P「……」デンワスルヨ

千早「どうしたんですかプロデューサー?真美に電話しても意味無い気が」

P「うん、真美じゃないんだ…彼女の力を借りようかと思って」

美希「彼女?ミキ達が知らない人って事だよね、ハニー」

P「いや……今仕事中かも知れない」デンワデルワヨバカ

伊織『……なによ』

P「伊織だよね…君に力を借りたいんだ」

美希「なんだ、でこちゃんかぁ…ハニーの恋人なら特定してミキが

伊織『いや、絶対に嫌』

P「そんな…」


伊織『アンタは私をなんだと思ってるの?』

P「伊織は伊織だよ…765プロのアイドルじゃないか」

伊織『……それだけなのね』

P「伊織、今はその話しは良いだろ!俺は真美を探してほしいんだ」

伊織『その話しって事はアンタにとってその程度だったって事よね』

P「……」

美希「ねぇ千早さん、ハニーとでこちゃんになにが有ったの?」

千早「あれは確かプロデューサーが手術を受けてから2週間後位だったかしら…」


美希「……確かハニーとでこちゃんが別れたのもその位だった気がするの」

千早「えぇ、プロデューサーの病気が治った反動で普通の男に戻った……けど」

伊織『アンタは私を舞い上がらせてすぐ捨てたじゃない!あの日のアレはなんだったのよおぉお!!』

P「し、仕方ないじゃないか!たまたま事務所に有った♂*♂*ビデオを見てしまって目覚めてしまったんだ!」

伊織『嘘よ!私の事が嫌いになったからそんな理由付けて別れたかっただけでしょ!?』

P「違う!!今でも伊織の事は好きさ!けど……けどっ!」

千早「音無さんが事務所に持って来た一本のビデオテープ…そのせいでプロデューサーは元に戻ってしまった」

美希「……こ、小鳥のせいでハニーがゲイになったって事?」

千早「……」


伊織『私が身を呈してまでアンタの為に腕利きの医者を探して来たのに……それなのにアンタは…』

P「だから俺は伊織の事が好きなんだって!!それは真実さ!」

伊織『だったら電話越しでも良いから言ってみなさいよ!わ、私の事を愛してるって!』

P「…それは……それは」

伊織「やっぱり私の事なんてどうでも良いんじゃない!」

P「だから好きなんだって!」

伊織『だったら言ってみなさいよ!!言ってって言ってるでしょ!』

P「……それは…ちょっと」

伊織『……』デンワキルワヨバカ

P「い、伊織!?伊織!!伊織……切られた」

美希「小鳥……許さないの」


P「ど、どうしよう……な、なぁ千早」

千早「どうしたんですかプロデューサー」

P「俺分からないよ…俺は765プロの皆の事大好きなんだ、けど……けどさ」

千早「プロデューサー、駄目元で真美に電話をしてみたらどうですか?」

P「そ、そうだな…駄目元で」デンワスルヨニイチャン

亜美『……なぁに兄ちゃん…今すっごく機嫌悪いんだけど…』

P「なぁ真美、お前今何処に居るんだ?」

亜美『……』デンワキルヨニイチャン

P「あっ!ま、真美!?」


P「し、しまった……電話帳に双海亜美と双海真美で登録してたから間違えてしまった…」

千早「…」デンワスルヨチハヤオネエチャン

P「お、俺は二人にしてはいけないタブーを何回やれば気が済むんだ!!畜生!畜生畜生畜生!!」

亜美『ち、千早お姉ちゃん…に、兄ちゃんが……兄ちゃんが亜美を虐める…ぅ…っぐ…』

千早「亜美、今からプロデューサーに代わるけど……良いかしら」

亜美『やだぁ…今兄ちゃんとまともに話せそうにないもん……っ…ぐすっ…ぁあ』

千早「亜美…」

美希「鳥の殺し方でヤフるの…」ポチポチ


P「……一回事務所に戻る?」

千早「はい、一度状況を整理しましょう。ここに居ても時間が経つだけで状況が変わるとは思いません」

美希「なるほど…炭酸ガスで気絶させてから血を抜けば良いんだ」

P「……分かった、千早の言う通り一度事務所に戻るよ」

美希「ハニー、ミキは後から行くの……ちょっと寄りたいところが出来たから」

P「なるべく早く帰ってくるんだよ?こんな寒い日にうろうろしてたら凍死しちゃうからさ」

美希「ありがとう、でも大丈夫なの……それじゃあ千早さん、ハニーをよろしく」

千早「え、えぇ…行ってらっしゃい」


~事務所~

春香「あっ、お帰りなさい……あれ?真美は見つけられ無かったんですか?」

P「うん…電話してみたけど音沙汰無し、だから一度帰って来たんだよ」

春香「あっ、ミルクどうですか?温めますよ」

P「良いのかい?だったら千早の分もお願いしようかや……良いだろ千早?」

千早「あっ、ありがとうございます」

春香「じゃあホットミルク作りますね~」

P「しかし真美の奴…いったい何処にいってしまったんだ」

千早「もしかして家に帰ったんじゃないでしょうか?こんな寒い日に外で佇んでいるって事は無いと思います」


P「自宅かぁ……どう思う?北斗」

北斗「レディが自宅で愛する人を待つ…無いね、それだけは無い」

P「だよなぁ、女は皆構ってちゃんって言う位だからなぁ…」デンワシマスヨ~

北斗「……チャオ☆」

千早「突っ込んだら負けなのかしら…」

P「あ、もしもし?やよいだよね」

やよい『どうしたんですか~?』

P「今から事務所に来れないかな?やよいとお喋りしたいなぁって思って…」

やよい『うっうー、じゃあ今から行きますね~』デンワキリマス~

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