俺の部屋
俺「ああ、ホントだよ。お前オカズなんて言葉どこで覚えたんだ?」
妹「そんなことどうでもいいよ! お兄ちゃんが私でそんなことすなんて……信じられないよ」
俺「俺も最初は信じられなかった。だけどな、これは事実なんだ。受け入れないといけない」
妹「だって、お兄ちゃん、顔も格好良いし、勉強もできるし、スポーツもできるじゃん。なんで私でHなこと考えるの?」
俺「さぁ、なんでだと思う?」
妹「そんなのわかんないよ。私、最近のお兄ちゃん、何考えてるか全然わかんないっ!」
バタバタバタ
俺「やれやれ、行っちまったか。さて、オナニーの続きでもしますかね……」
妹(おかしい! おかしいよ! お兄ちゃんゼッタイ変だよ!)
翌日
俺「いってきまーす」
母親「いってらっしゃい、あら、妹、お兄ちゃんと一緒に行かないの?」
妹「……行かない、気持ち悪いもん」
俺「はは、こりゃ随分と嫌われたもんだな。じゃあ母さん、俺はもう出るね」スタスタスタ
――――
――
俺の教室
俺「……」♪シャカシャカシャカ
俺「……ふっ。やはりInstrumentalこそが至高だ……。まあこれは俺の若さゆえの感性が導き出す結論かもしれないけれど」
女生徒A(見て見て、俺くんが音楽聴いてるー!)
女生徒B(やばくね? チョーカッコよくね?)
女生徒C(あれで彼女いないなんて信じらんなーい! でも……鑑賞対象って感じだよね……)
俺(やれやれ……今日は少しノイズが大きいな……)
――――
――
妹の教室
妹「それでね、お兄ちゃん私をオカズにしてること認めたんだよ!」
耳年増「ウッソー! それってキンシンソウカン目前じゃん!」
妹「キンシンソウカン? ってなに?」
耳年増「兄弟同士でHすることだよ! ヤバイよーあんたの兄ちゃーん」
妹「そんな……お兄ちゃんは普通だもん。普通に優しくて、頭良くて……かっこいいもん」
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