伊織「ニワトリの卵だけで一週間過ごすコンビ?」美希「うん」(262)


~三日前~

伊織「いきなり!黄金伝説から?」

P「あぁ!テレビ朝日から仕事の依頼が来たんだ!!」

春香「あのテレ朝からですか!?凄いですね」

伊織「ふ~ん、良かったじゃない」

P「ありゃりゃ、あんまり嬉しくないみたいだな」

伊織「どうせ私には関係の無い話しでしょ?なら別に私が喜ばなくてもい

P「伊織に出演依頼が来たんだよ!」

伊織「……わ、私に?」

P「あぁ!コレを機に一気にトップアイドルに近づけるかもしれないんだ」

P「伊織……やってくれるか?」

ガチャ

美希「プロデューサーさん、ミキに要ってなんなの?」

春香「あっ、おはよう美希」


伊織「ふ、ふん!それなら話しは早いわ!」

P「受けてくれるのか!?」

伊織「当たり前じゃない!私を誰と思ってんの?」

伊織「皆のスーパーアイドル、水瀬いお

春香「プロデューサーさん、美希が来ましたよ」

伊織「ちょ、ちょっと春香!私が話してる途中に口挟まないでよ!」

春香「ご、ごめん…」

P「あ、おはよう美希」

美希「それで、要ってなんなの?新曲とかならミキすっごい頑張っちゃうの」

P「歌じゃ無いんだけど……仕事なんだけど」

P「テレ朝から是非美希に出て欲しいって依頼が来てな」

美希「テレ朝が!?ミキに?!」


美希「もちろんOKなの!」

伊織「ちょっとアンタ!私に出演依頼が来たんじゃ無かったの!」

P「……二人に来てるんだ」

春香「へぇ~、凄いよ二人共!」

伊織「美希と?」

美希「……でこちゃんと?」

伊織「美希!その言い方やめなさいって言ってるでしょ!」

春香「プロデューサーさん、それでどんな内容なんですか?」

P「……」

P「卵だ」

美希「卵?」

P「ニワトリの卵」


P「ニワトリの卵だけで一週間過ごすコンビ」

P「それが二人に来た依頼なんだけど…」

春香「プロデューサーさん?言ってる意味がよく分からないんですけど」

美希「春香の言うとおりなの、プロデューサーさん、ちゃんとミキに説明してほしいなぁ」

伊織「……」

春香「どうしたの?伊織」

P「その様子だと知ってるみたいだな」

伊織「……い、いや」

P「えっ」

伊織「いや!絶対にいや!私出ないから!!」

春香「えぇ!?な、なに言い出すの伊織」

春香「さっきまで乗り気だったのに」


美希「でこちゃん、知ってるならミキに教えてほしいの」

伊織「アンタ!今すぐ断って来なさい!!」

春香「伊織、少し落ち着こうよ」

伊織「春香は知らないから平気でいられるのよ!」

P「実はな……」

ガチャ

「ちーっす、765プロの二人は……」

P「あ、おはようございます!この度は我が765プロに出演依頼を出していただき誠にありがとうございます!」

美希「……あれって誰なの」ボソボソ

伊織「私に聞かないでよ」ボソボソ

P「あっ!彼女達です」

「おー!じゃあ今回はよろしくね、美希ちゃん、伊織ちゃん」


P「急にごめんな」

美希「プロデューサーさん?この人は」

春香「おはようございます!私、765プロのアイドル!天海春香です」

「おはよう、でも今日は彼女達に要が有るんだ……その、どいてくれないかな」

春香「私!トップアイドル目指してます!」

「あの……だからどいてくれないかな?前に進めないんだよ」

春香「歌も踊りも大好きです!あっ!これ、私の名刺です!!」スッ

「あ、ありがとう」


P「このお方が今回の出演の責任者だよ」

伊織「だ、だから私は

P「もうOK出しちゃった……」

伊織「んなぁあっ!?」


小鳥「皆さん、おはようございます」

P「いやぁ始まりましたね、ニワトリの卵だけで一週間過ごすコンビ!」

小鳥「伊織ちゃんも美希ちゃんも楽しみにしていましたからね、今から一週間、彼女達の素顔を見て行きたいと思います!」

P「司会はこの私、765プロのプロデューサーと」

小鳥「同じく765プロの事務員こと音無小鳥がお送りします」

P「さっそく彼女達を見てみましょう」

小鳥「それでは伝説スタートです!」


~伊織ルーム~

伊織「いやぁああ!!」

伊織「出しなさいよ!私は出るなんて一言も言ってないじゃない!」

バンバンバンバン!!

伊織「ニワトリの卵だけで一週間なんて私に死ねっていうの!?」

バンバンバンバン!



P「いやぁ、元気ですねぇ」

小鳥「やる気十分!さすが伊織ちゃんですね」


~美希ルーム~

美希「みんなーおっはようなのー!」

美希「今日からミキ、伝説に挑戦するの」

美希「それも……」

美希「ジャーン!ニワトリの卵だけで一週間過ごすコンビ~!」

美希「ミキ、頑張るの!だから応援してくれると嬉しいなぁ」


P「文句無し」

小鳥「伊織ちゃんと違って伝説を楽しもうとしてますね」

P「……あっ!」

P「そろそろニワトリ達が来ますよ」


~伊織ルーム~

ガチャッ!

伊織「あっ!開いた」

ドドドドド

伊織「ひぃっ!」

ニワトリ「コケコケ」

伊織「いやあぁああ!!ニワトリぃい!」



P「えー、今回の伝説、部屋は隣どおしなんですよね」

小鳥「真ん中に小さな穴が空いてますね」

P「はい、この穴はニワトリが通る穴です」


~美希ルーム~

いやあぁああ!

美希「隣が騒がしいの」

ドドドドド

ニワトリ「コケコケ」

美希「あっ!ニワトリ」

美希「って言っても柵が有るから襲われる事は無いの」


P「そうです、星井選手の部屋には柵が有りますからニワトリに襲われる事は無いです」

小鳥「……伊織ちゃんの部屋には柵が無いみたいですね」

ガチャ

亜美「兄ちゃん兄ちゃん!またまた遊びに来たよ~」


伊織「ちょっ!痛い痛い痛い!!」

ニワトリ「コケコケ!」

伊織「あっ!そこは私のベッドなのよ!今すぐ降りなさいよ!」

ニワトリ「コケ?(はぁ?)」

伊織「な、なによ…私を囲んでなにがしたいの」

ニワトリ達「コケ(やっちゃいますか)」

バサバサバサバサ

伊織「いやあぁああ!!」


亜美「いおりん好かれてるね~」

真美「兄ちゃん、これって何匹いんの?」

P「確か20匹だったかな」

亜美「いおりんのとこに15匹位集まってるよ」


ニワトリ「コケコケ」

ブリュリュ

美希「あっ!珍しいの」

美希「ニワトリさん、卵貰うね?」スッ

ニワ「コケコケ(いえいえ、産むのが仕事ですから)」

美希「さっそく一つゲットなのー!」




亜美「お~ミキミキ、朝ごはんゲットだね」

P「美希は今から朝ごはんかな」

真美「兄ちゃん、いおりんの部屋がめちゃくちゃになってるよ」


~伊織ルーム~

ニワ太郎「とりあえずベッドは糞まみれにしたぞ」

ニワ次郎「俺は奴の枕をバラバラにした」

ニワ三郎「じゃあ休憩しますか」

ニワトリ達「コケー(お疲れさーん)」

伊織「ぷっぱ…く、くっさーい!」

伊織「あ、アンタ達!何寝てんのよ!」

伊織「私の為に卵を産みなさいよ」


P「うわぁ…部屋ぐちゃぐちゃ」

亜美「床が糞まみれだよ→」

真美「いおりんばっち~」


遂に始まった黄金伝説!!今回のチャレンジャーは765プロの二人組
星井美希、水瀬伊織!!彼女達はこれから一週間ニワトリの卵のみを食材として生きていかなければならない!!
765プロ!!彼女達の底力を見せてくれ!!


~美希ルーム~

ジュワワワ

美希「さっき手に入れた卵で目玉焼きを焼いてるよ」

美希「塩やコショウは使って良いみたいだからじゃんじゃん使っちゃうの~!」

星井選手は朝ごはん!おはよう!朝ごはん!!


美希
朝ごはん:目玉焼き


伊織「……」

ニワ次郎「なぁ、さっきからずっと見てるぜ?」

ニワ三郎「……しょうがねぇな」

ブリュッボトン!

伊織「!!」

伊織「ふ、ふん!産めるじゃない」


亜美「いおりんも卵ゲットしたよ!」

真美「でも一つだけなんだね」

亜美「ニワトリは18匹も居るのにね~」


伊織「…」

グツグツグツグツ

伊織「もうめんどくさいからゆで卵で良いわね…」

グツグツグツグツ

ニワ太郎「…今度から卵は向こうで産むか」

ニワ次郎「異議なし」


亜美「いおりんゆで卵だけで大丈夫かな~?」

P「まだ始まったばかりだからねぇ…」

真美「あっ!ニワトリ達がミキミキの所に行ってるよ」


美希「今までニワトリなんて触る事無かったけど」

ニワトリ「コケコケ」

美希「……可愛いの」

美希「よしよし」

ニワトリ「コッコッコッコ」

ブリュリュブリュリュ

美希「わっ!凄いの!」

星井選手、10個の卵を手に再び台所に向かう!!ニワトリ20匹が星井選手の方に集まっている!
一方、水瀬選手は!!


亜美「ミキミキって運が良いね~」

真美「これならお昼も大丈夫そうだね」

P「あー…そろそろ仕事だな、行くぞ」

亜美&真美「は~い!」


P「で、どうかな?伝説」

美希「うん、ミキは楽しいよ」

伊織「……ふ、ふざけんじゃないわよ」

伊織「なんで美希の部屋には柵がしてあって私の部屋には柵が無いの!?」

真「伊織、あんまりプロデューサーに当たるなよ!悪いのはプロデューサーじゃないだろ」

伊織「アンタは黙ってなさいよ!これは私の問題なんだから」

真「なっ!?ボクは間違ってるところを指摘しただけだろ!」

亜美「いおりんぷりぷり~」

真美「ぷりぷり~」

伊織「アンタ達は黙んなさい!」


美希「プロデューサーさん、卵焼きおすそ分けなの」

P「あ、ありがとう」

亜美「あー兄ちゃんだけズルいよ~」

美希「大丈夫なの!沢山作って来たから」

真美「さっすがミキミキ~!」

伊織「わ、わた

美希「でこちゃんは自分のが有る筈なの」

伊織「……あ、当たり前でしょ!誰がアンタのなんか貰うもんですか」

真「美希、ボクも良いかな」

美希「もちろん!はいっ、真君」


伊織「……ゆで卵があるんだから」

モグモグ

伊織 朝ごはん:ゆで卵

美希 朝ごはん:卵焼き


昼休み!!地獄の昼休み!彼女にとっては地獄休み!
星井選手はスクランブルエッグを頬張っている……しかし水瀬選手は

モグモグ

美希「…」

ギュルルル

伊織「ぁ……」

P「しかし良いのか?俺達と一緒に食べて」

亜美「そうだよ?亜美達は弁当が出てるけどミキミキといおりんは卵だけなんだから」

美希「大丈夫だよ?それより一人で食べる方が我慢出来そうに無いの」


伊織選手はお昼ご飯抜き!ダイエットでもしているんでしょうか!今後とも目が離せません

美希
お昼ご飯:スクランブルエッグ

伊織
お昼ご飯:無し


律子「じゃあ伊織、亜美、行くわよ」

亜美「は~い!いおりん、行くよー!」

伊織「えぇ…」グギュルルル

あずさ「伊織ちゃん、大丈夫?」

伊織「……大丈夫」

律子「プロデューサー、今度はなんなんですか?」

P「ゴニョゴニョゴニニョ」

律子「……なる程、卵だけで」

伊織「律子……早く行きましょう…」

律子「それなら仕方ないですね、伊織が何か口にしないか私が責任もって監視しときます」

P「ラジャー」


~車内~

亜美「…」モグモグ

あずさ「亜美ちゃん、何食べてるのかしらぁ」

亜美「ハイチュウだよ!あずさお姉ちゃんも食べる?ちなみにピーチ味」

あずさ「あらぁ~だったら遠慮無く」

亜美「いおりんも食べる?」

伊織「!!!」

律子「亜美、ダメよ」

亜美「あっ、そだった」

律子「今伊織は伝説に挑戦中なんだから、妨害はしない事」

亜美「は~い!」

あずさ「美味しいわぁ~」クチャクチャ


律子「それじゃあ今から合わせて見るわよ」

亜美「亜美達の新曲だもんねー!」

伊織「…」

あずさ「伊織ちゃん?」

伊織「ごめんなさい…今は話し掛けないで……」フラリン

律子「はーい!じゃあ歌と踊り、通しで」


彼女は竜宮小町、星井選手と違い休みが無いのだ
だから彼女は踊る!歌う!自分の為に!!ファンの為に!彼女は踊る!


夕方、彼女は仕事を終え帰宅する
ニワトリの糞まみれの部屋に……ニワトリの糞まみれの汚部屋に

ガチャバタン

伊織「…くっさ」

部屋にはニワトリの糞だけ!そこに卵は無し!!数の暴力!!ニワトリの些細な仕返しである!!


亜美「たっだいま→」

P「うわっ!シャワー浴びて来いよ!」

亜美「んっふっふ~乙女の新鮮な汗を喰らえ→!」

P「みぎぃやあぁあ!!」


~美希ルーム~

ガチャバタン

美希「みんなーただいまなの」

彼女を迎えるは20匹のニワトリ!彼女はニワトリに気に入られたのだ!
床には卵がゴロゴロと!!おかえりなさいと言わんばかりに!

美希「ニワトリさん、ありがとうなの」

ニワトリ「コケコケ♪」

ブリャリャー

また産む!!


亜美「んっふっふ~」スリスリ

P「うえぇ…」

真美「亜美、タオルだよ」

亜美「ありがと~!」


モグモグ

美希「…」

彼女はニワトリ達から貰った卵でスクランブルエッグを作る!またスクランブルエッグ!
この伝説の辛いところは同じ物を食べ続ける事である、しかし彼女はその辛さにまだ気づいていない!

美希「ご馳走様」

ニワトリ「コケコケ」

美希「あっ!ニワトリさんのお部屋も掃除しないとね」


亜美「ねぇ兄ちゃん、いおりん大丈夫なの?」

P「し、知らない…大丈夫だろ」


美希
夕ご飯:スクランブルエッグ

伊織
夕ご飯:無し

~伊織ルーム~

伊織「…」

バサバサバサバサ

彼女はベッドに有る大量の糞を片付ける!!尋常じゃない程の量!尋常じゃない臭い!

伊織「はっ……早くお風呂に入らなくちゃ」

バタン

彼女がベッドを掃除し終えて浴槽に向かう時、奴等の反撃が始まる

ドドドドド


美希「あれ?ニワトリさん」

美希「……でこちゃんの所に行っちゃったの」

美希「……」

サッサッサッサッ

ニワトリ達が彼女の部屋に突撃するのを見送るとその間にニワトリ達の部屋を綺麗にする!!

美希「うん!これで終わり」



亜美「ミキミキ絶好調だね~」

真美「でもニワトリが居なくなっちゃったよ?」

P「……うわっ、伊織の部屋が」


~伊織ルーム~

ニワ太郎「っ!」

ブリュリュッッ!

ニワ太郎「よっしゃ、産んだで」

ニワ次郎「じゃあこの卵の周りに糞をぶちまけますか」

ニワ三郎「あっ、自分はベッドを糞塗れにします」

ブリャリャー!!


数の暴力!ニワトリは彼女の部屋を完全にトイレとして扱っている!
コレは早い内にコミュニケーションを取らなければマズい事になってしまう


ガチャ

小鳥「お茶淹れて来ました」

亜美「え~亜美いらなーい」

P「あっ、いただきます」


ガチャ

伊織「……」

目の前の光景に彼女は言葉を失う!綺麗にした筈のベッドが!床には一つの卵!
しかし周りには大量の糞!!

伊織「…」スッ

グシャッ!

彼女はニワトリ達の好意(一つの卵)を握りつぶしベッドに向かう!
布団を剥がすとそこには糞が!!

伊織「…もういや……もういや」


伊織「なんなのよ…」

伊織「なんで私がこんな事しなきゃいけないのよ……」

ニワ次郎「りゃっ!!」

ブリュリュ

一羽のニワトリが彼女の目の前で卵を産む!しかし彼女は見向きもしない

伊織「アンタの卵なんて食べたく無いわ……ばか」

ベッドの中の大量の糞を箒で払い就寝
彼女の長い一日が終わる……


小鳥「伊織ちゃんやつれてますね」

P「まだ一日目です!大丈夫ですよ」

亜美「だっていおりんはスーパーアイドルだかんね~!」


美希「えっと、今日は順調だったの」

美希「この調子であと6日、卵だけで頑張るの!」

美希「……」

美希「正直もう飽きて来たけど…」

美希「…はっ!?う、うそうそ!今のはミキの独り言だよ!」

美希「……お休みなさい」


亜美「ミキミキも今日はお休みなんだね」

P「美希……大丈夫かな」

小鳥「プロデューサーさん!?」

P「はい?なんですか」

小鳥「い、伊織ちゃんの心配は」

P「伊織はスーパーアイドルですから」


2日目の朝、今日も彼女達の長い一日が始まる

~伊織ルーム~

伊織「……」

伊織「……おはよう」

伊織「………」チラッ

ニワトリ「コケコケ♪」

伊織「…」プルプル

次の瞬間、彼女は箒を手にしてニワトリに襲いかかる!!二日目にして我慢の限界!

伊織「ぁああ"ぁ!!」

ブンブブン!

ニワトリ「コケー!?」


伊織「まちなさいよぉおお!!」

ブンブンブブブン!

ニワ太郎「うわ!?なんだよこいつ!」

伊織「アンタ達の顔なんてみたくないのよぉおお"!!」

伊織「いや"あぁあああ!!」

バブブブン!

ニワ次郎「わわわっ!」

伊織「アンタ達は美希の所にいきなさぁああい!!」



亜美「……おはよう兄ちゃん」

P「あ、おはよう亜美」

亜美「あれ?いおりんどうしちゃったの?」

P「……さぁ?」


~美希ルーム~

いやぁあ"あぁあ!!

美希「またでこちゃんが叫んでるの」

ニワトリ「コケコケ♪」

美希「おはよう、ニワトリさん」

ニワ三郎「……飽きたな」

ニワ四郎「奇遇だな、なんかこの嬢ちゃん……いけすかないんだ」

ニワ三郎「刺激が足りないんだよなぁ」

ニワ四郎「……隣は楽しそうだぞ」

ニワ三郎「お前ら!移動するぞ」

ニワトリ「コケコケ」


美希
朝ごはん:ゆで卵

美希「……っぷ」

美希「マズいの……飽きて来たかのなぁ」モグモグ

二日目にして薄々気づく星井選手、15歳の少女に重くのしかかる黄身と白身
同じ物を食べ続ける辛さを身体は確かに感じとっていた………

美希「…はぁ」

美希「今日のお昼ご飯……おにぎりが食べたいの」




小鳥「亜美ちゃん、律子さんが呼んでたわよー」

亜美「っと!じゃあね兄ちゃん!また後で」

P「行ってらっしゃい」


律子「……伊織?」

伊織「……」

律子「あなた、メイクしてないわね」

伊織「……」

あずさ「律子さん、私ので良かったら伊織ちゃんに貸しますよ?」

伊織「……」フルフル

律子「伊織、首を横に振ってもダメな物はダメ!あなたアイドルなんでしょ?」

伊織「……」コクコク

律子「だったらスッピンで収録に出るなんて冗談はよしなさい」

亜美「怒られてやんの~」

伊織「……」


伊織
朝ごはん:無し


律子「じゃあ次は明日のライブの最終調整ね」

あずさ「ふふ、楽しみだわぁ明日のライブ」

亜美「くぉんかいは竜宮小町じゃ無くて765プロ皆のステージだかんね~」

伊織「……」

伊織「…(私が歌う曲って…)」

律子「ちなみに伊織は三曲有るから」

律子「私はアイドル・キラメキラリ・MEGAREね」


最悪の選曲!!ズタズタの精神下の中でこの三曲はある意味無謀!!

伊織「律子……酸素スプレー頂戴」

律子「えぇ、はいこれ」


コーホー

伊織「……」

コーホーコーホー

伊織「…」

律子「伊織、早く位置について!」

コーホー

伊織「……」

伊織「律子、もう一本頂戴…」

律子「ほらほら、早くスタンバイして」



伊織
朝ごはん:酸素スプレー(5L)


亜美「りっちゃーん!亜美の歌どうだった~?」

コーホーコーホー

伊織「……」

律子「うん、明日の本番はもっと良い歌声をファンの皆に聴かせてあげなさいよぉ」

亜美「まっかせなさーい!!」

コーホー

伊織「……」

あずさ「伊織ちゃん?さっきから酸素スプレーしか手にとって無いけど大丈夫?」

コーホー

伊織「……うん」

亜美「いおりんの酸素スプレーもっらい→」

バシッ

伊織「あぁあ!?」

伊織
間食:酸素スプレー


律子「じゃあお昼休憩が終わったらさっきの所に集合よ…いい?絶対に遅れない事」

亜美「はーい!」

コーホー

伊織「…」

あずさ「律子さんはどちらに?」

律子「私はちょっと…」

コーホー

伊織「…」

亜美「あずさお姉ちゃん!早くご飯食べようよ~亜美もうお腹ぺっこぺこ」

コーホーコーホー

伊織「…(ここから出た方が良さそうね…)」

バタン

亜美「あっ!いおりん」


通路にて座り込む我らがスーパーアイドル水瀬伊織、右手には酸素スプレー、左手にも酸素スプレー
酸素ガールとなってしまった彼女のお昼ご飯はもちろん酸素スプレー!


プシュウゥウ

伊織「……」

伊織「…あと一つ……コレが私のお昼ご飯…」

コーホー

伊織「……」

?「ん?おい、アレって竜宮小町の」

?「……☆」


冬馬「おい」

コーホーコーホーコーホー

伊織「…(うわ、あの胡散臭い連中に会っちゃったじゃないの)」

冬馬「無視すんじゃねぇよ」

翔太「もしかして見惚れてるんじゃないの?冬馬に~」

冬馬「ばっ、馬鹿いってんじゃねーよ」

翔太「あはは!冬馬が怒ってる」

コーホーコーホー

伊織「……(早くどっか行きなさいよ!)」

北斗「君、酸素スプレー似合ってるね☆」


冬馬「……お前、昼はもう食べたのか」

コーホーコーホーコーホーコーホー

伊織「…」

冬馬「だから無視すんなって言ってるだろ!」

翔太「冬馬が嫌いなんだよきっと」

コーホーコーホー

伊織「…」

冬馬「翔太、お前さっきから横から五月蝿いぞ」

翔太「冬馬は流されやすいからね~からかうのにはうってつけなんだよ」

北斗「君、酸素スプレー似合って

バタン

亜美「……あ、あー!ほくほくー!」

北斗「チャオ☆」


亜美「え?いおりんに無視されてんの?」

冬馬「だっ、だから無視じゃねーよ!た、ただこいつが俺のいう事を聞かないだけだ……」

翔太「それを無視って言うんだよ、冬馬」

亜美「あまとう~無視されてんじゃ~ん」

冬馬「うっせぇ!おい女!!」

伊織「……なによ」

冬馬「おおっ…お、」

冬馬「俺の前に立つんじゃねー!」ビシッ

北斗「冬馬、無理やり言わなくてもいいんだ……ぞ☆」

亜美「ぞ☆」

冬馬「う、うっせーつってんだろ!」

プシュウゥウ

伊織「……あっ、最後の一本が」

伊織
お昼ご飯:酸素スプレー(5L)×2缶


冬馬「なる程」

翔太「ニワトリの卵だけで一週間なんて無理なんじゃないの」

伊織「うるさい……アンタ達には関係無いでしょ」

亜美「今二日目だよね?いおりん」

伊織「……」

北斗「それで、君はお昼ご飯に酸素スプレーを食べていたのか……☆」

亜美「……☆」

北斗「君、乗り良いね☆」

亜美「ほくほくもね→☆」


ガチャ

黒井「おやおやぁ、騒がしいと思ったら765プロのアイドルじゃないかぁ」


亜美「あっ!くろろん」

黒井「どぅわぁれがくろろんだ三流アイドル!」

亜美「わあぁん!くろろんに虐められた~」ギュッ

北斗「あはは、君、嘘泣き上手いね☆」

亜美「ほくほくの足温かいよ☆」

冬馬「おっさん、少しばかり手を貸してくれないか」

黒井「お、おっさん……まあぁ良い、ぬぅわんだね」

伊織「…」ギュルルル

冬馬「卵でこいつの腹を満たしてやりたいんだが……何かねぇか?おっさん」

伊織「ちょ、ちょっと何言ってんのよ!私はアンタ達の力なんて借りたくないの!」


黒井「卵?」

伊織「だからアンタ達には関係無いでしょ!」

翔太「うん、彼女ニワトリの卵だけで一週間過ごすって伝説に挑戦してるみたいなんだよね」

北斗「困ってるレディの力になりたいって事さ」グイッ

亜美「わ~ほくほくたっかーい!」

北斗「どうだい?肩車はさっ☆」

亜美「ほくほく大好き~!」

黒井「……卵」

冬馬「お前、この二日間ちゃんと食べたのか?」

伊織「……」ギュルルル


翔太「冬馬じゃ話にならないから、代わってよ」

冬馬「……分かった」

翔太「ねぇきみぃ?いままでにゃにを食べたんでちゅか~?」

伊織「……」

彼の舐め切った態度に彼女は右手でチョキのポーズをとった!!
そして!!!

ブズッ!

翔太「んあがぁあ"ぃい!!」

冬馬「翔太…お前、馬鹿だろ」

翔太「あーあー!」

クルリクルリ

その場でバック宙を始め出す御手洗翔太!彼の明日はどっちだ!!


翔太「目がー!目がー!」

クルリクルリ

バック宙を止むない御手洗翔太!既に40回目である!!菊地真や我那覇響を超える身体能力である事がたった今証明された!


伊織「……確か卵二個ね」

冬馬「い、今までか!?」

伊織「そうよ、アンタと違って私は燃費がいいから」

冬馬「……それはマズイな、早く何かくわさねぇと」

冬馬「おっさん!何か良い案はねーのかよ!」

黒井「おっさん言うな!!まだ考え中だ」

北斗「チャオチャオチャオー☆」

タタタタ

亜美「サラマンダーよりはやーい!」


伊集院北斗、彼はジュピター1背の高いアイドルである!!そんな彼が160近い彼女を肩車して走れば!

北斗「チャオチャオチャオー☆」

シュタタタタ

亜美「ほ、ほくほく!ま、前!前!!」

よく通路に吊るされてあるあの廊下は走らないでくださいみたいな看板に!!

バッチィイイン!

亜美「ぷわあぁあ!」

ぶち当たる!!

北斗「君、鼻血が可愛いね☆」

亜美「……」ダラーン


冬馬「……そうだ」

冬馬「卵だったら良いんだよな」

伊織「だから、私は」

彼がポケットからある物を取り出す!彼があまとうと言われる訳!!それを彼自ら我々に教えてくれる事になる!!

伊織「な、なによそれ…」

冬馬「知らないのか?」

冬馬「恐竜のたまごだよ、あっ、本物じゃなくてアイスだからな」

伊織「その位わかるわよ」


冬馬「ようは卵だったら良い訳だろ?」

伊織「あのね…それアイスじゃない」

冬馬「……ニワトリの卵で作られたアイスだな」

伊織「!!?」

冬馬「それにこのアイス…袋は捨てて有るのは中身だけってわけだ」

伊織「ざ、材料が分からない……」

冬馬「分かるのはニワトリの卵を使っている事だけ……どうだ?ルール違反か?」


上手い!!伝説はニワトリの卵だけで過ごすというもの!原材料が分からず、しかしニワトリの卵を使っているという事実!
彼はこの伝説の穴を上手くついたのだ!!

伊織「……いらない」

冬馬「なっ!?」


伊織「確かにそれでルール違反にならないのかもしれないわ……けどね」

伊織「コレは私の戦いなの、何度も言うけどアンタ達には関係無いのよ」

冬馬「……お前」

伊織「アンタの好意は受け取ってあげる、けどそのアイスは受け取れない」

伊織「……それに、こんな戦い方してたら美希に笑われちゃうじゃない」

冬馬「美希…?」

伊織「765プロの……私の大切な仲間」

伊織「……ありがとう」

冬馬「…」

伊織「アンタ達見てたらお腹が膨れちゃったみたい」


翔太「あーあー!」クルリクルリ

御手洗翔太!前人未到の100回連続バック宙まで残り6回!!

翔太「あーあー!」クルリクルリ


伊織「じゃあね…」

冬馬「……おい女」

伊織「なによ」

冬馬「明日のライブ……必ず成功させるぞ」

黒井「おい!何を勝手に」

冬馬「おっさん!俺らジュピターも明日開かれる765プロのライブに助っ人で出させて貰うぜ」

黒井「わ、私の権限はどこにいったんだ」

冬馬「……名前は」

伊織「伊織、水瀬伊織よ」

冬馬「じゃあな伊織……頑張れよ」


翔太「あーあー!」クルリクルリ

冬馬「うっせーぞ!」

翔太「んがうぁっ!」

御手洗翔太!前人未到の100回連続バック宙は失敗に終わった!!その回数実に97回!!残念である!

北斗「じゃあねレディ☆」

亜美「いっちゃやだー!」ギュウッ

北斗「あはは、困ったな」

冬馬「北斗、先に言ってるからな」

スタタンタンタン


伊織「……明日のライブにジュピターが」


律子「……はい?」

北斗「今日一日お世話になります、伊集院北斗です」

亜美「粘ったらほくほくを借りても良いって言われちったー!」

亜美「ほくほくー!今日は離さないかんね→」

北斗「チャオ☆」

あずさ「確かジュピターの~……誰だったかしらぁ?」

北斗「君、意外と毒舌なんだね☆」

亜美「あずさお姉ちゃん!ジュピターの伊集院北斗ことほくほくだよー!」

律子「……伊織は?」

亜美「お水飲んでくるって」


伊織
お昼ご飯:水道水(3L)


一方、星井美希選手はと言うと!!

モグモグ

美希「雪歩、ありがとうなの」

雪歩「ううん、こんなに喜んで貰えるなら毎日でも作って来ちゃうよ」

美希「ゆ……雪歩ぉ…」

ガバッ

雪歩「み、美希ちゃん!?く、苦しいよ」

美希「雪歩のおにぎり美味しいのー!明日も作ってきてほしいなぁ」

雪歩「ふふ……勿論だよ」

真「雪歩、明日のライブなんだけど」

雪歩「あ、うん!ちょっと待ってね」


萩原雪歩からおにぎりを貰っていた!!

美希
お昼ご飯:おにぎり3個 卵焼き

いおりんは芯が折れない強い子


美希「ふふ…ミキの作戦勝ちなの」

美希「今のミキは下半身はパンツだけなの」

美希「つまり……ミキを映せない」

美希「……その隙に雪歩からおにぎりを貰って食べるなんて造作も無い事…」

美希「………」

美希「……あふぅ」

美希「お腹いっぱいになったら眠くなってきたの……お休みなさい」

バタン


律子「……凄い」

MEGARE:歌 双海亜美☆伊集院北斗

亜美「私だけがでっきるスマイル☆」

北斗「めちゃめちゃっ、魅力でしょ☆」

北斗「チャオ☆」

亜美「私だけのとっておきポーズ☆」

北斗「どぉーきりぃ☆」

亜美「あぁセクシィ☆」


伊織「あ、亜美とあんなに息が合うなんて…」

律子「完璧……完璧だわ」

俺「めちゃめちゃっ、魅力でしょ☆」


北斗「君、少しだけズレてるよ☆」

亜美「え~今のはほくほくだよ~」

北斗「あはは、セッションしよう……レディ☆」

亜美「ほくほくー!」ギュッ

北斗「次は何を歌えばいい?」

律子「……伊織とキラメキラリを」

伊織「な!?キラメキラリはやよいと歌うんじゃなかったの!?」

律子「伊織……歌ってちょうだい」

伊織「……」

伊織「ほら、歌詞カードよ」スッ

北斗「ありがとレディ」

伊織「40秒で覚えなさい!」

北斗「ありゅー☆」


北斗「キラメキラリ☆一度リセット」

北斗「リセット☆」

伊織「そしたらぁ、私のたぁん」

北斗「キラメキラリ☆プッと「ポチっとな」☆」

伊織「元気に始めればALL OK☆」


亜美「あっ!今いおりん☆使ったよ!」

律子「あ、あの伊織を自分のペースに巻き込むなんて……欲しい」

律子「竜宮小町の四人目!伊集院北斗が欲しい!!」

亜美「亜美もほくほくが欲しい!」

北斗「チャオ☆」


北斗「それじゃあ明日のステージ」

北斗「お互い頑張ろうよレディ達☆」

あずさ「あらぁ☆」

亜美「じゃあねーほくほく~☆」

律子「明日黒井社長に言い寄ってみます☆」

北斗「おいおい、俺はジュピターだぜ☆」

伊織「アンタがいたら竜宮小町がもっと輝ける筈なの!だからお願い☆」

北斗「困ったな…」


夕方!星井美希と水瀬伊織が部屋に帰ってきた!!

~美希ルーム~

ガチ

美希「ただ……!!?」

彼女の目に飛び込んだもの!それは!!
ニワトリの糞で作られた文字だった!!糞文字でこう記されていた

『お前に食わせる卵はねぇっ』

美希「な……」

昨日が嘘の様な出来事!!鳥の掌返しが炸裂したのであった!どうする星井美希!


~伊織ルーム~

伊織「ただいま……」

伊織「なっ!?」

彼女の目に飛び込んだもの、それは!!

ニワ太郎「フカフカしてるだろ?羽毛なんだぜ?これ」

自らの羽をむしり取り彼女のベッドと枕を再生しているではないか!!
ニワトリ達は今までの行いを恥じ、彼女の為に身を呈してまで!!
彼女に謝罪を!!身体をはって!!

伊織「あ…あんた達……グス」

ニワ次郎「ほら!早くベッドに飛び込んでこいよ!!」

俺「ほら!早くベッドに飛び込んでこいよ!!」


伊織「これは…」

ニワトリ「こけこけ♪」

彼女の目の前に差し出された大量の卵!ニワトリが!夕方に卵を産む!!
彼女の為に卵を!!

伊織「……バカ」

彼女は卵を両手で持ち台所に向かう、ニワトリ達の好意を受け止め、喜びの表情を浮かぶながら……


伊織
晩ご飯:卵焼き・スクランブルエッグ・ゆで卵・生卵(ジョッキに入れて飲みました)

生卵はオエッってなりそうになる

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
10. Dies irae

SS予定は無いのでしょうか?


一方何故か裏切られた星井美希、彼女はニワトリ達の糞を片付け呆然としていた

美希「な、なんで…?」

美希「朝は確かにニワトリさん達が居た筈なの」

美希「……どうして?な、なんでなの?」

美希「………」

美希「うそつき」




亜美「兄ちゃん来たよー!」

真美「……亜美、なんか良い匂いしない?」

亜美「んっふっふ~ほくほくにいっぱい甘えてきたかんねー☆」

真美「えー!?ズルいよー!」

P「くっそ……また北斗かよ」


~961プロ~

冬馬「なっ!?本気かよ!」

翔太「嘘でしょ?嘘だよね北斗」

北斗「ソーリー、もう決めたんだ」

冬馬「……ふざけんじゃねぇぞ!」

北斗「ウィッシュ☆」

翔太「じゃあジュピターはどうするのさ!北斗が居なくなったら解散しちゃうよ!?」

北斗「翔太……俺は」

北斗「輝ける場所を見つけてしまったのさ☆」


冬馬「……何処だよ」

冬馬「それ位言えよ!!」

北斗「冬馬、スィッダウン☆」

冬馬「コレが落ち着いてられっかよ!」

翔太「……765プロだね?」

北斗「ファイナルアンサー?」

翔太「………ファイナルアンサー」

北斗「グッド☆」

北斗「俺は竜宮小町に入る」

俺「俺は竜宮小町に入る」


冬馬「……」

北斗「冬馬、すまない…」

冬馬「それがお前の答えなんだな」

北斗「……イエス☆」

翔太「ちょちょちょっと二人共!」

翔太「何分かりあった感じ出してんのさ!み、認めないよ!!」

冬馬「翔太、お前はジュピターに残れ」

冬馬「……俺も765プロに行く」

翔太「なっ!?」

北斗「冬馬、良いのか」

冬馬「俺様は天ヶ瀬冬馬!天ヶ瀬冬馬なんだ!」

冬馬「もうジュピターの天ヶ瀬冬馬じゃない!!天ヶ瀬冬馬なんだ!」

北斗「……さすがリーダー☆」


翔太「……」

翔太「だ、だったら!」

翔太「連れてってよ!765プロに!」

冬馬「翔太……お前」

翔太「ジュピターは解散するよ!」

翔太「だけどそれは961プロのジュピターだから!」

翔太「向こうでもう一度結成しようよ」

北斗「ふふっ、新生ジュピターをっか☆」

冬馬「765プロで……もう一度ジュピターを…」

冬馬「ふっ、おもしれぇ!」

冬馬「決めた!明日の合同ステージ、このステージが961プロのジュピター最後のステージだ!!」

翔太「にひひ……よろしくね、冬馬、北斗」

北斗「チャオチャオチャオ☆」


黒井「なに!?解散だと!?」

冬馬「あぁ…ジュピターは明日のライブで解散だ」

翔太「今までお世話になりました」

北斗「アデュー☆」

黒井「ぬぅわにを馬鹿な事をほざいているのだ!認めんぞ!!」

冬馬「おっさん、俺達の眼をみてみな」

黒井「な、なんだと」

冬馬「俺達はもう目の前のあんたを見ちゃいねぇ」

翔太「765プロに入って…」

北斗「新しい自分に出会いに☆」

冬馬「俺達は未来しか見ちゃいねぇんだ!765プロで大成功する未来しかなぁ!!」

黒井「ぐ……」


冬馬「じゃあなおっさん、世話になったな」

翔太「ありがとうございました!」

北斗「……」

北斗「チャオ☆」

スタコラサッサ

黒井「ま、まて!待ってくれ!」

黒井「金なら幾らでも払う!だから抜けるなんて言わないでくれ!!」

冬馬「……俺達が欲しいのは金じゃねぇよ」

翔太「作られたファンなんて要らないしね~」

北斗「俺達が欲しい物……それは」

冬馬「……」

冬馬「これから先…自分達で見つけるつもりだ」

バタンッ!!

黒井「なっ…」

保守


冬馬「……はぁ」

翔太「で、これからどうするの?」

翔太「何となく飛び出してきちゃったけどさ……マズイよね」

冬馬「ま、なんとかなるだろ」

北斗「ほんっとお前は後先考えないんだな」

北斗「……んまっ、それが冬馬らしいんだけどっさ☆」

?「あっ!ほくほくだー!」

?「あまとうまで居るー!」

北斗「……チャオ☆」


亜美「え?961プロ辞めちゃったの!?」

冬馬「あぁ」

翔太「765プロにはい

北斗「翔太!」

翔太「え?どうしたのさ、言っちゃえば良いじゃん」

北斗「レディ達の前で情けない所なんて……見せるもんじゃないぜ☆」

真美「ほくほくー!真美も肩車してよ~」

亜美「あっ!ほくほくの肩は亜美だけなんだから真美はダメだよ~」

北斗「あはは、君達、素敵だね☆」

亜美「ブイ☆」

真美「ブイブイ☆」

北斗「チャオチャオチャオ☆」

亜美「ほくほくー!」

真美「ほくほくー!」


亜美「そう言えばさ!あまとうも明日のライブにくんじゃん?」

冬馬「あぁ、そうだな(またあまとうって言われた)」

真美「だったらさ!明日真美達と一緒に行こうよ」

翔太「君達と?」

亜美「うん!トイレ!」

翔太「御手洗(みたらい)!おてあらいじゃ無いってば!」

真美「トイレトイレ→」

北斗「レディがそんな言葉、何度も言うもんじゃないよ☆」

亜美「は~い!」

真美「ねぇねぇあまとう!明日765プロに集合だかんね!」

冬馬「……あぁ、わかった」


亜美「じゃあね~」

真美「明日の8時に765プロの事務所に集合だかんね~!」

スタコラサッサ


翔太「……で、明日どうすんの?」

北斗「レディ達の誘いを断れる訳無いだろう」

冬馬「そうだな、あいつらに甘えるとしよう」

翔太「へ~冬馬が甘えるだって」

冬馬「な、なにがおかしいんだよ」

翔太「べっつに~たださ、冬馬、変わったなぁって」

冬馬「俺が……変わった?」

翔太「うん!変わったよ」

北斗「ふ……確かに」


冬馬「なにが変わったんだよ…」

翔太「以前の冬馬なら間違いなく断ってたね~」

北斗「俺はお前らに頼る程弱くねぇ!……ってね☆」

冬馬「あ…」

翔太「僕達以外に心開かなかった冬馬がね~」

冬馬「しょ、翔太!か、からかうんじゃねぇよ!」

翔太「冬馬は素直じゃないな~」

北斗「冬馬の硬さは俺達にしか分からないからな」

冬馬「う、うるせー!お前等」

冬馬「俺の前に立つんじゃねー!!」


こうして彼ら、ジュピターは次のステージへと上がるのだった!!あぁジュピター!
今の君達は太陽より眩しく!お月様より美しい!!

鶏どこ行った

コケコケ24分間時間くださいすぐ帰ってきます

 ∧_,,∧    みんなお疲れ様。お好きなラーメンをどうぞ。
 (´・ω・`) _。_

 /  J つc(__アi! 
 しー-J     旦~  旦~ 旦~ 旦~ 旦~

 ∬____    ∬____    ∬____     ∬____    ∬____     ∬____ 
 \≠/    \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     
.    ̄    .    ̄     .   ̄     .    ̄    .    ̄     .    ̄   
 味噌ラーメン  醤油ラーメン   豚骨ラーメン  塩ラーメン   チャーシューメン    ねぎラーメン


 ∬____    ∬____    ∬____     ∬____    ∬____     ∬____ 
 \≠/    \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     \≠/     
.    ̄    .    ̄     .   ̄     .    ̄    .    ̄     .    ̄   
 サンマーメン にんにくラーメン 和風だしラーメン 五目ラーメン  もやしラーメン  バター醤油ラーメン

豚骨ラーメンいただこう(涙)


二日目の夜、彼女達は部屋の真ん中に居た

~伊織ルーム~

伊織「アンタ達、羽が無くなるまで私の為に頑張ってくれたのね…」

ニワトリ「コケコケ」

伊織「ありがとう……私、明日のライブ必ず成功させるわ!」

水瀬伊織、彼女は20匹のニワトリに囲まれ明日の意気込みを述べていた!


~美希ルーム~

美希「……ミキの晩ご飯は?」

美希「ニワトリが一匹も居ないの」

美希「ぜんぶでこちゃんに取られちゃった……」

二日目の夜、俺達は部屋の真ん中に居た


伝説開始から三日目、彼女達は目覚める
一人はふかふかの羽毛ベッドから起き上がり……一人は支給されたやっすいベッドから起き上がる


伊織「ふふ、おはよう、コケ太、コケ郎」

ニワ次郎「コケ太じゃねぇよ!」

伊織「今日も私の為に沢山の卵、ありがとう」

ニワトリ「コケコケ」


朝起きて、顔を洗い身だしなみを整える。
メイクをし、台所に向かう彼女は輝いている……スーパーアイドル水瀬伊織!覚醒!!!


伊織
朝ごはん:目玉焼き・スクランブルエッグ


美希「……」

彼女の目の前にはニワトリ達の糞!昨日綺麗に掃除した筈なのにまた大量の糞が彼女の鼻を襲う!!

美希「……っあ"~」

美希「ムカつくの」

勿論卵は一つも無い!無情!ニワトリ恐るべし
彼女は顔を洗いに洗面所へと向かう、歯を磨き、癖っ毛を治していざ出陣!


美希
朝ごはん:無し


伊織「あ…」

美希「……」

お互いがほぼ同時刻に部屋を出た為鉢合わせになる!一方の表情は暗く、一方の表情は明るく、まるで太陽の様に眩しかった。

美希「…いい気になってんじゃないの」

伊織「な、なによ急に」

美希「……ちっ」

伊織「ちょっと美希!謝んなさいよ」

美希「すみませんでーしたーのー」

スタコラサッサ

伊織「……なによ美希の奴」


午前8時少し前(7:49分位)、事務所に集まる精鋭達!765プロのアイドル達である

律子「えっと、居ないのが…」

律子「……まぁ良いですね、どうでも」

亜美「あまとう達来ないね」

雪歩「あまとう…?」

真美「ゆきぴょんは知らないんだよね、今日はぬぅわんとジュピターが応援に駆けつけてくれるんだよ~」

真「あ、あのジュピターが!?」

雪歩「なんで私達のライブなんかに…」


伊織「雪歩、あいつ等は……」

伊織「いえ、ジュピターは私達の仲間として今回のライブに協力してくれるのよ」

雪歩「ほ、ほんとかなぁ…ま、前みたいに伊織ちゃん達の邪魔を

亜美「それは無いよ!!」

真「あ、亜美…」

亜美「だってあまとう達は亜美達の力になりたいって言ってたもん!」

あずさ「そうですよ、彼等を信じてみてはどうですか?」

雪歩「わ、私は別に…」

真「……ボクはあまり良く思わないけど」

亜美「まこちん!?」

俺「あ、亜美…」


真「だってそうだろ!」

真「伊織達は忘れたの!?今までジュピターに何をされてきたのかを」

亜美「で、でもあまとう達は」

真「亜美はあの金髪ノッポのファンだからそうやって言えるんだ!」

真美「まこちん!ほくほくを悪く言ったら真美、容赦しないかんね!」

真「みんな騙されてるんだよ!」

雪歩「真ちゃん…」

美希「……ミキも真君に賛成なの」

亜美「ミキミキまで!?」


美希「そもそも961プロ自体悪い噂の塊なの」

美希「そんな所に所属してるアイドルなんて信じたく無いなぁ」

美希「……ミキは反対」

雪歩「わ、私も反対」

真美「ゆきぴょん…」

雪歩「例え伊織ちゃん達の言う事が本当だとしても」

雪歩「……私達の邪魔をしていたのも事実だよ?」

美希「…ふっ」

伊織「……だったら待ちましょうよ」


伊織「8時までに此処に来なかったらジュピターの協力を得ないってのはどう!?」

真「……」

伊織「亜美、真美、彼等に8時に此処に来るように言ったのよね」

亜美「うん!昨日ちゃんと言ったよ」

真美「ほくほく達に言ったよ」

伊織「………あと10分」

伊織「もし彼等が此処に来なかったら、例えライブ会場に来ても力は借りない」

伊織「これで文句無い?真、雪歩」

伊織「……美希」


美希「良いよ、ミキはそれで」

真「……伊織がそこまで言うなら」

雪歩「私も、待ってみる」

律子「じゃああと10分、彼等を待ちましょう」

あずさ「だったらそれまでは此処で待機ですね」

亜美「ミキミキ、ゆきぴょん、まこちん、ありがと!」

真「亜美が謝る必要なんて無いよ」

亜美「まこちん…」

真「ほ、ほら!今は歌詞を読み直したり振り付けの確認とか出来るだろ?」

亜美「まこちーん」

真「うわあぁ!急に抱きつくなってー」

美希嫌いになったわ


冬馬「馬鹿野郎!ジェルで髪型キープするのに時間かけすぎなんだよ!」

北斗「だって、あんなダサい髪型じゃレディ達の前になんて出れないからね☆」

翔太「ねぇ冬馬、ヘアバンド知らない?」

翔太「アレが無いとオールバックに出来ないんだけど」

冬馬「しるか!早く765プロに向かうぞ!」

翔太「髪下ろしたまま歌うのかぁ」

翔太「う~ん、引かれないかなぁ…」

北斗「チャオ☆」

時刻は7:54分、彼等は無事765プロの事務所に辿り着けるのか!!


冬馬「……ん?」

翔太「どうしたの冬馬」

北斗「おいおい、なに止まってるんだ?レディ達に起こられちゃうぞ」

冬馬「そう言えばよ」

翔太「もー!言いたい事は良いなよ、冬馬らしくない」

冬馬「……」

冬馬「765プロの事務所って何処に有るんだ?」

翔太「……」

北斗「アンビリーバボー」


時刻は7:56分!どうするジュピター!どうなるんだジュピター!!

オワタ


美希「……」

美希「8時になったの」

伊織「そ、そんな…」

亜美「ほくほく……嘘だよね」

美希「律子…さん、早く行こう?」

律子「……も、もう少し待って

美希「ファンの皆を待たせるわけには行かないの」

律子「美希…」

美希「ほら、早く行こうよ」

亜美「ミキミキ!もう少しだけ待ってよ!」

真美「あと5分で良いから!」

美希「時間は時間なの、約束は約束」

真「……やっぱり嘘つき集団だったんだ」


ガチャバタン

P「はぁーはぁ…み、皆遅れてすまん」

亜美「兄ちゃん…」

P「……あれ?なんだこの空気は」

美希「ちょうど良いの、プロデューサーさん早く車で会場まで送っていってよ」

P「えっと、その前に皆に紹介しなきゃいけない人物が居る」

真美「……誰?」

律子「プロデューサー、もう時間が」

ガチャ

冬馬「遅れてすまなかった!」

翔太「まさか車を止めて道を聞いた人が此処のプロデューサーだったなんてね」

北斗「……チャオ☆」

亜美「ほくほくー!」

真美「ほくほくー!」

俺「ほくほくー!」


美希「……プロデューサーさん」

P「ど、どうした?美希」

美希「なんで彼等を連れて来たの」

P「なんでって……そりゃ彼等の目を見て判断したんだよ」

美希「何それ、意味わかんないの」

P「確かに今まで彼等に散々迷惑をかけらされたな……けどな美希」

P「相手が此方をみようとした時にこっちがそっぽを向いてたら一生分かり合えないんだぞ」

美希「……わかんない」

P「まっ、今は彼等を信じろって事だよ」



北斗「チャオ☆」

あずさ「あらぁ☆」

俺「チャオ☆」

俺「チャオ☆」


まぁ何だかんだでライブは成功しました
ジュピターの解散をいきなり彼等が言い出した時はどうなるかと思ったけど
なんとかなるのが人生なんだよね

なんくるないさー!!


冬馬「……ありがとな」

翔太「楽しかったよ」

北斗「ありがと☆」

P「本当に行くのか」

冬馬「おっさん、俺達は必ず765プロに来る」

冬馬「………その時は頼むぜ」

P「あぁ!765プロはいつでも君達を待っているぞ」

美希「ハニー!早くしないと皆待ってるの」

P「分かったよ、美希」

俺「おっさん、俺達はかならず765プロに来る」
俺「………その時は頼むぜ」


冬馬「はぁ…どうすっかな俺達」

翔太「冬馬があの時俺達はまだ765プロに入る訳にはいかねぇ…とかカッコつけるのが悪いんじゃん」

冬馬「うるせ~よ、お前だって雪歩とか言う奴からヘアバンド借りておどおどしてたじゃねーか」

翔太「僕はヘアバンドを付けて無いとまともに女の子と話せないだけだよ!」

冬馬「しっかし面白かったよな、お前等二人、片方は男が苦手で片方は女が苦手って」

翔太「冬馬、いい加減やめてよぉ」

北斗「あの真ってレディ……」

北斗「可愛かったな☆」


三日目の夜、彼女達は家に辿り着く!二人の表情は多分晴れていた

~美希ルーム~

美希「…やっぱり糞塗れなの」

美希
夕ご飯無し


~伊織ルーム~

伊織「ふふ、ただいま、コケ太郎」

ニワトリ「コケ」


伊織
夕ご飯:目玉焼き・卵焼き

やっと三日目


四日目

星井美希
朝ごはん:無し
昼ごはん:おにぎり4つ(隠れて食べました
)
晩ご飯:無し

水瀬伊織
朝ごはん:スクランブルエッグ
昼ごはん:厚焼き卵
晩ごはん:だし巻き卵


五日目

星井美希
朝ごはん:無し
昼ごはん:無し(スタッフにバレた)
晩ごはん:無し

水瀬伊織
朝ごはん:無し(とらなかっただけ)
昼ごはん:卵焼き(砂糖で甘々)
晩ごはん:だし巻き卵

美希乙だなww


6日目
星井美希
朝ごはん:無し
昼ごはん:無し(栄養失調でぶっ倒れました)

水瀬伊織
朝ごはん:ゆで卵
昼ごはん:無し(卵を見て発狂した為)
晩ごはん:だし巻き卵(震えが止まらず一口食べて残りは捨てました)


最終日
星井美希
朝ごはん:無し
昼ごはん:無し(またぶっ倒れ、今度は病院へ)

水瀬伊織
朝ごはん:無し(ニワトリを見ると拒否反応を起こし身体中にぶつぶつが出る様になる)
昼ごはん:無し(上記の理由、彼女は二度と卵を食べれなくなった)
晩ごはん:無し


伝説開始から7日、彼女達は地獄を見た
一人は入院、一人は脳を殺られ……しかし伝説は達成!!彼女達はやったのだ!


~病院~

美希「……」

伊織「に、に、にわわわわとりりりり」ガタガタ

美希「……」

伊織「いや"ぁああ!にわとりひいぃい!!」

美希「……」

点滴を刺されて動かない星井美希、ベッドの上で何やら叫んでいる水瀬伊織

伝説達成!!おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとう


ありがとう

なん……だと……

P「おめでとう」
春香「おめでとう」
美希「おめでとう」
千早「おめでとう」
雪歩「おめでとう」
亜美「おめでとう」
真「おめでとう」
真美「おめでとう」
あずさ「おめでとう」
律子「おめでとう」
やよい「おめでとう」
貴音「おめでとう」
黒井「おめでとう」
冬馬「おめでとう」
北斗「おめでとう」
翔太「おめでとう」
愛「おめでとう」
絵理「おめでとう」
涼「おめでとう」
       :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    ::::::::::::::::::::::::::::::::::       ::::::::::::::::::
   ::::::::::::::::::::::::::::::::  , く\/>ノ  ::::::::::::::::::::::
   :::::::::::::::::::::::::::::::  f ,'´ ⌒´ヽ  ::::::::::::::::::::::::
  :::::::::::::::::::::::::::::   ノ ( ノノVヽ〉  :::::::::::::::::::::::
   ::::::::::::::::::::::::  ´'' ノ ヽソ´┴`ノ  :::::::::::::::::::::
    :::::::::::::::::::::::     ∪ィ杏}J  :::::::::::::::::::


P「亜美、真美!」

亜美「どうしたの兄ちゃん」

P「お前達にテレ朝から以来だ!」

真美「おっ!今度は真美達が伝説に挑戦するんだね!」

P「なんとジュピターも一緒だぞ!」

亜美「本当!?」

真美「ほくほくに会えるんだー!」

亜美「でさでさ、なんの伝説なの?」

P「それはだな……」

亜美「それはそれは?」

P「ジュピターと双海姉妹でびっくりドンキーのメニュー全て食べ尽くすって伝説だ」


亜美「びっくりドンキー?」

真美「メニュー全て食べ尽くし?」

ガチャバタン

冬馬「おっさん、俺達に任せな!」

翔太「久しぶりだね、お二人さん」

北斗「チャオ☆」

亜美「ほくほくー!」

真美「ほくほくー!」

P「じゃあ頼んだぞお前達!!」

冬馬「任せな!」

翔太「僕食べるのあんまり得意じゃ無いんだけどなぁ」

北斗「チャオチャオチャオ☆」

亜美「ブイ☆」

真美「ブイブイ☆」

終わり

鳥返しのつかない事をしてしまいましたすみませんもう寝ますみませんではまたお会いしましょう

   _                       _
  .(::::,/ ,. -──<       .>──- 、ヽ::::)_
 γ':::;;|○::::::::::::::::::::::::::\   /:::::::::::::::::::::::::::●|;;;;;::ヽ
  ∨○:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::゙i /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::● ∨
   i::::::,r'~~\:\::\:::::i::::|.|::::/::::/::/:/~~ヽ::::::i
  .|:::__|    \|\|\|::::|.|::::|/|/|/    |__:::|
  .|.ハ >   <  _)::|...|.ハ ┃   ┃  _)::|  兄(C)!!兄(C)!!

   (i   ワ    ノ::::ノ  .(i   ワ    ノ::::ノ
   ムOvr、  ,f./くヽ _ゝ  ムゝ>r、  ,f./くヽ _ゝ
      ヽi_|;;;;;;|_ト0       .0ィ_|;;;;;;|_ト0
       し─、_|           し─、_|

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