舞園「はい苗木君、あーん」

苗木「あはは、自分で食べられるよ」

舞園「そうですか？　でも一口だけですから、あーん」

苗木「あーん……ん、うん、ありがとう舞園さん」

舞園「どういたしまして」

苗木「いつもごめんね、色々してもらってさ」

舞園「誰かがしないといけませんし、それに私がやりたかったんです、気にしないで下さい」

苗木「うん……」

舞園「それじゃあまた後で来ますね」

苗木「うん、またね」

大和田「おう、邪魔するぞ」

苗木「あ、大和田クン」

大和田「まだ体を拭いてねぇよな？　拭いてやるよ」

苗木「うん、それじゃあお願いしようかな」

大和田「ああ、じゃあ脱げ」

苗木「あはは、ちょっと恥ずかしいなぁ」

大和田「……」

苗木「うひゃっ、いきなりやるとびっくりするよ」

大和田「……」

苗木「大和田クン？」

大和田「すまねぇな、苗木、俺の、俺のせいで……」

苗木「それは違うよ！」

苗木「全部モノクマが悪いんだ、あんな爆発して、だけどみんなが破片とかで怪我しなかったのは幸運だったよ」

大和田「でもよぉ……オメーの足が……」

苗木「あはは、みんなが世話してくれるから今は問題ないよ、だから大丈夫」

大和田「……本当にすまねぇ」

苗木「ほらほら、そんなことより早く体を拭いて欲しいな、ちょっと冷えてきたし」

大和田「……おう」