結衣「これが私たちの」京子「日常!」(312)
結衣と京子しか出て来ません
過度な期待はせず
ゆるく付き合っていただけたらと思います
色々変なところは補完よろしく
ピンポーン
結衣「はーい」
ピッ
結衣「なんだ京子か」
京子『遊びに来たぞ-』
結衣「はいはい、今開けるから」
ガチャッ
京子「結衣ーっ」ダキッ
結衣「お、おい!玄関で抱きつくなよ!」ドキッ
京子「だって結衣に会いたかったんだも~ん」スリスリ
結衣「ほら、いいから中入れ!」グイッ
京子「いやん♪」
ガチャッ
結衣「全く…」
京子「えへへー、結衣ー」ギューッ
結衣「いつもより甘えん坊だな…」ドキドキ
京子「昨日会えなかったから結衣分が足りなくなってねー」ギュッ
結衣「会えなかったって、夕方まで一緒にいたろ…」
京子「一晩会えなかったら結衣分は切れちゃうんだよー」スリスリ
結衣「なんだよ、その結衣分って…」
京子「んー、私を動かす原動力?」
結衣「なんだそれ」
京子「今、充電中みたいなもんだよ」ギュウッ
結衣「そうか…///」ドキドキ
京子「うん!充電完了!」パッ
結衣「あ…」
京子「ん?なぁに?」
結衣「いや…なんでも…」
京子「もっと京子たんに抱きついてて欲しかった?」
結衣「んな訳ないだろ!?///」カァッ
京子「もー、素直じゃないなー」ダキッ!
結衣「う…///」ドキドキ
結衣「今気づいたけど、いつもより荷物多いな」
京子「三連休だからね」
結衣「ずっと泊まるつもりかよ」
京子「いいだろー?結衣ー」
結衣「しょうがないなぁ」
京子「私がいれば寂しくないだろ!」
結衣「…そうだな」
グー
京子「お腹空いた!」
結衣「お昼ご飯にするか」
京子「オムライス食べたい!」
結衣「じゃあそうしよう」
京子「あ、出来たら1つのお皿に盛りつけてちょうだい」
結衣「え?なんで?」
京子「いいからいいから」
結衣「まぁいいけど…」
結衣「できたぞー」
京子「よし!ケチャ文字書くぞー!」カキカキ
京子「じゃーん!」
結衣(私たちの名前入りの相合傘…///)
京子「よーし、食べよう!」
結衣「うん…///」
京子「いただきまーす!」
結衣「いただきます」
京子「結衣は私の名前の方食べてね」
結衣「はいはい」モグモグ
京子「私は、結衣を食べちゃうから…」ポッ
結衣「ん゛!ゲホッゲホッ!」
京子「だ、大丈夫か結衣?」
結衣「変なこと言うなよ!!」
京子「ふー、お腹一杯だー」
結衣「京子、宿題のプリントやった?」
京子「まだ2日も休みあるんだから大丈夫ー」
結衣「お前、そう言ってやるの忘れるだろ…」
結衣「ほら、今のうちにやっちゃうぞ」
京子「えー」
結衣「わかんなかったら教えてやるし」
結衣「今日終わらせればずっと遊べるだろ」
京子「うん…そうだね!」
京子「そういえば結衣は宿題やらないの?」
結衣「昨日のうちに終わらせてあるよ」
京子「えー、じゃあ答え教えてー」
結衣「…お断りだ」
京子「いいじゃーん」ブーブー
結衣「少しは考えてからにしろよ」
京子「だって暗記してないからわかんないんだもーん」
結衣「てか、丸暗記してないと赤点ってまずいだろ」
京子「えー大丈夫だよー」
結衣「抜き打ちテストの時とか困るだろ」
京子「う…まぁそうかもね」
結衣「ほら、黙ってやれ」
京子「はーい…」
京子「うぅ…疲れるよぉ」
結衣「まだ半分も終わってないだろ」
京子「結衣がキスしてくれたら頑張れるんだけどなー」チラッ
結衣「な、何いってんだ!?」ドキッ
京子「結衣のキスー、キスしてよー!」
結衣「お、終わったらな…」ドキドキ
京子「ホント!?」ガバッ!
結衣「う、うん…///」カァッ
京子「よーし、頑張っちゃうぞー!」
京子「終わった!」
結衣「本当に暗記してないと駄目なんだな、結構間違えてたぞ」
京子「いいんだよー細かいことは」
結衣「はぁ…あとで私が問題作ってやるから、もう一回解いてみろよ」
京子「はーい」
京子「そんなことよりも、約束!」
結衣「う…」
京子「ご褒美のキスー!」
結衣「わ、わかってるよ…///」
結衣「ほら、眼閉じて…」
京子「うん!」パチッ
結衣「…」ドキドキ
チュッ
京子「ん…えへへ///」
結衣「…///」カァッ
京子「もう一回して!」
結衣「ちょ、調子に乗るなっ!」
京子「宿題終わったしゲームでもしようぜ!」
結衣「そうだね」
京子「ん、これ新しいゲームだね」
結衣「あぁ、買ったけどまだ開けてないんだ」
京子「やっていい?」
結衣「うん」
ピコピコ
京子「このゲーム、主人公が王子様でヒロインがお姫様なんだね」
結衣「そうだな」
京子「よーし、主人公の名前をユイにしよう」
結衣「なっ、なんで!?」
京子「だって結衣は私にとって」
京子「カッコよくて優しい王子様だもん!」ニカッ
結衣「そ…そっか…///」カァッ
京子「じゃあヒロインの名前は…」
結衣「…キョウコで」
京子「なっ!?なんで!?」
結衣「だって…お前を守るのが…私の役目だろ…///」ドキドキ
京子「うん…!///」
ピコピコ
京子「う~、結衣ぃ、レベル上げて」
結衣「しょうがないなぁ」
ピコピコ
結衣「…」カチカチ
京子「」ジーッ
京子「…」ダキッ
結衣「ん、どうしたんだ?」カチカチ
京子「えへへ…抱きついただけ…」ギュッ
結衣「くすぐったいぞ」
京子「いいじゃーん…」スリスリ
結衣「全く…しかたないなぁ…」
京子(結衣の背中あったかいなぁ…)
京子「…」ウトウト
京子(結衣の匂い…いい匂い…)
京子「…」カクン
結衣「ん?京子、眠い?」
京子「うん…」ウトウト
結衣「少し寝る?」
京子「うん…」ウトウト
結衣「じゃあ布団で…」
京子「ここでいい…」パタッ
結衣「ここって…おい」
京子「…」スゥスゥ
結衣(私の膝の上かよ…)
結衣「おい、京子」
京子「…」スゥスゥ
結衣「風邪引いちゃうぞ」
京子「…」スゥスゥ
結衣「おーい、京子、おーい」
京子「んぅ…」スゥスゥ
結衣(なんか幸せそうだな…)
結衣「…京子ー、起きないとキスしちゃうぞー…」ボソッ
京子「…」スゥスゥ
結衣「い、いいんだなー、京子ー」
京子「…」スゥスゥ
結衣「…」ドキドキ
チュッ
結衣「ん…」ドキドキ
京子「んぅ…結衣ぃ…」
結衣「!」ビクッ
京子「結衣ぃ…大好き…」スゥスゥ
結衣「び、びっくりした…」ドキドキ
結衣「どんな夢見てるんだか…全く…」
結衣「私も大好きだよ」ボソッ
チュッ
京子「寝てたらすっかり晩御飯の時間だね」
結衣「そうだな、麻婆豆腐でいい?」
京子「もちろん!」
結衣「じゃあ作るか…」
京子「あ、寝てたお詫びに私も手伝うよ!」
結衣「別に気にしなくていいのに」
京子「いいからいいからー」
京子「じゃあネギ切るね!」
結衣「包丁気を付けろよ」
京子「わかってるよー」タンタンタン
京子「♪」タンタンタン
結衣(不安だなぁ…)
京子「♪…痛っ!」ピッ
結衣「京子!?」
結衣「大丈夫か!?」
京子「う、うん…ちょっと切っただけだから…」
結衣「血出てるな…」
京子「大したことないよ!」
結衣「ん…」チュッ
京子「ゆ、結衣っ!?」
結衣「…」チュッ チュウ
京子「ん…///」ドキドキ
結衣「ん…これでよし…」
結衣「絆創膏貼ってあげるからこっち来て」
京子「うん…///」
結衣「だから気を付けろっていったろ」
京子「ごめん…」
結衣「そんな落ち込むなって、すぐ作ってやるから座って待ってろ」
京子「うん…」
京子「…」ジーッ
京子(結衣が…舐めてくれたあと…)
京子「…」ペリペリッ
京子「…」チュッ
京子「えへっ…」ニヘラ
結衣「京子ー、出来たぞー」
京子「う、うん!今行く!」ドキドキ
京子「いただきまーす!」
結衣「いただきます」
京子「ねぇ結衣」
結衣「ん」
京子「あーんして欲しいなー」
結衣「なんで…」
京子「ほら、指切ったから食べづらいなーって」
結衣「大した傷じゃなかっただろ…」
京子「いいからいいから、あーん」
結衣「しょうがないなぁ…」フーフー
結衣「はい、あーん」
パクッ モグモグ
結衣「どう?」
京子「うまい!」
結衣「そうか、よかった」クスッ
京子「百点満点だね!」
結衣「褒めすぎだろ…」
結衣「…」モゴモゴ
京子「お風呂上がったー」
結衣「うん」
京子「何してるの?」
結衣「ん、ゴロゴロしてるだけ」
京子「そっか」
京子「…とぉっ!」ノシッ
結衣「うわっ、な、なんだよ…」
京子「私もゴロゴロするー」
結衣「だからって…私の上に乗ることないだろ…」
京子「だってここが一番落ち着くんだもーん」ニコッ
結衣「う…///」カァッ
結衣「…」モゴモゴ
京子「何食べてるの?」
結衣「暑いから氷舐めてる」モゴモゴ
京子「私も食べたい!」
結衣「冷凍庫から持ってこいよ」
京子「え~動きたくないー」
結衣「すぐそこだろうが…」
京子「結衣の貰うからいいよ」
結衣「え、私のって…ん…」
チュッ
ニュルッ チュパッ
京子「ん…冷たくてうまい!」
結衣「な、な、な!?/////」カァーッ
京子「んー、どうしたの結衣?」モゴモコ
゙
結衣「い、今舌入れただろ!?///」
京子「私と結衣の仲なんだからいいじゃ~ん」ガリッ
結衣「」プチン
結衣「…京子」
京子「ん?」モゴモゴ
結衣「半分返してもらうぞ…」
京子「なぁ…ん!」
チュッ ニュルッ
京子「~~っ!」
結衣「ん…」
ニュル チュッ チュパッ
結衣「ん…はぁ…」
京子「ん…っ!ゆ、結衣っ!?」ガバッ
結衣「お前からやってきたんだから、お返しだ」モゴモゴ
京子「そうだけど…///」ドキドキ
結衣「そ、そんなに照れるなよ…」
京子「だって…気持ちよかったから…///」
結衣「っ!?///」カァッ
京子「…ねぇ、もう1回…」
結衣「しない!!」
京子「え~、けち~」
結衣「…また、今度な…///」ドキドキ
京子「…うん!」
結衣「電気消すぞ」
京子「うん」
パチッ
結衣「…」モゾモゾ
京子「…」
京子「…結衣」
結衣「ん?」
京子「呼んでみただけー」
結衣「なんだそれ…」
結衣「…京子」
京子「なぁに?」
結衣「呼んでみただけ…」
京子「…えへへ」
京子「とりゃあー」ギュッ
結衣「ど、どうしたんだよ…」
京子「一緒の布団で寝たいなぁって…」
結衣「…しょうがないな京子は…」ドキドキ
京子「えへへ」ギュゥッ
結衣「あんまり抱きつくなよ…」ドキドキ
京子「えー、いいじゃん別にー」
京子「朝になったら結衣が私に抱きついてる事あるんだからさー」
結衣「な、なんで知って…///」カァッ
京子「たまに結衣より早く起きるとさ」
京子「結衣の腕が私の背中にまわってて」
京子「抱きしめられてる事があったからねー」ニヤニヤ
結衣「…///」カァッ
京子「目が覚めたら眼の前に結衣の顔があったから」
京子「ついチューしちゃったこともあるしさー」
結衣「なっ///!?」
京子「結衣だって私が寝てる時にチューしたことあるだろー」
結衣「う、うん…まぁ…///」
京子「あ、本当にあったんだ」
結衣「え!?」
京子「冗談で言ったつもりだったんだけどなぁー」ニヤニヤ
結衣「う…/////」カァーッ
京子「いつでもキスしてくれていいんだぜー」ニカッ
結衣「お、おやすみっ!///」
チチチチ
結衣「ん…」パチッ
京子「…」スースー
結衣「!」バッ!
結衣(私…また抱きついてたんだ…)ドキドキ
京子「…」スースー
結衣(まだ起きてないか…)
結衣(そ、そういえば…)
京子『いつでもキスしてくれていいんだぜー』
結衣(…///)カァッ
結衣「…」チラッ
京子「…」スースー
結衣(寝てる…よな…)ドキドキ
京子「…」スースー
結衣「よ、よし…」ズイ
京子「…」スースー
結衣「ん…」
チュッ
結衣「ん…」スッ
京子「…」ジーッ
結衣「っ!?きょ、京子!?起きて…」
京子「えっへっへー、朝から激しいですなぁー結衣にゃーん」ニヤニヤ
結衣「~~~~っ!?/////」カァーッ
京子「恥ずかしがるなって!私は嬉しいぞっ!」ダキッ
結衣「う…///」
京子「ねぇ、もう一回しよ?」
結衣「うん…///」
チュッ
結衣「朝ご飯できたぞー」
京子「はーい」
京子「お、今日は和食かー」
結衣「京子、茶碗持ってきて」
京子「ほーい」
結衣(そういえば…当たり前のように京子用の茶碗がうちにあるよな…)
結衣(マグカップも歯ブラシも着替えもあるし…)
結衣(い、一緒に暮らしてるような…///)ドキドキ
京子「結衣ー?早くご飯よそってー」
結衣「う、うん!」
京子「ごちそうさま!」
結衣「お粗末さま」
京子「今日はどうする?」
結衣「ご飯の材料とか買わないと行けないし」
結衣「買い物でも行くか」
京子「そうだねー」
結衣「休みともなると混んでるな…」
京子「そうだねー」
結衣「京子…ほら」
京子「ん?」
結衣「手…はぐれると危ないだろ」
京子「うん!」
京子「あ、せっかくだから…」
結衣「ん?」
ギュッ
京子「へへー、恋人繋ぎー」
結衣「…バカ///」
京子「たっだいまー」
結衣「ただいま」
京子「結構買ったね」
結衣「2日分だしな」
結衣「お昼も外で済ませちゃったし、もう3時か…」
京子「おやつにラムレーズン!」
結衣「はいはい、荷物しまってからな」
ツギハウエディングトクシュウノコーナーデス
結衣「ウエディングドレスかぁ」
京子「来てみたい?」
結衣「うーん、こういうのは京子の方が似合うだろうなぁ」
京子「そうかなー、結衣だって似合うぞ」
結衣「ほんとか…?」
京子「うん、だって結衣可愛いもん!」ニコッ
結衣「」ドキッ!
結衣「あ…ありがと…///」
結衣「京子も…可愛いぞ…///」
京子「うん!ありがと!」
京子「例えばさ」
結衣「うん」
京子「タキシードの私が結衣をお姫様だっことかどうよ?」
結衣「…」ポワン
結衣「…いいな///」カァッ
京子「あ、照れてるなー」ニヤニヤ
結衣「い、いいだろ別に…///」
京子「けどさー」
結衣「うん」
京子「私はタキシードの結衣にビシッっと決めてもらったら」
京子「もうイチコロだろーなぁ…」
結衣「そ、そう…?///」
京子「ま、私はすでに結衣にぞっこんだけどな!」
結衣「うん…知ってる…///」
京子「そ、そっか…///」カァッ
結衣「…///」
京子「…///」
結衣「ご、ご飯の準備するか!」
京子「う、うん!」
結衣「ご飯カレーでいいよな」
京子「もちろん!」
結衣「じゃあ作ってくるから待ってて」スクッ
京子「はーい」
京子「…」
京子「ねぇ結衣ー」
結衣「何?」
京子「やっぱり結衣はお嫁さんだね」ニシッ
結衣「う…///」
結衣「ご飯出来たぞー」
京子「はーい」
京子「いただきます!」
結衣「いただきます」
京子「結衣ー、またあーんしてー」
結衣「またかよ…」
京子「お昼はしてもらえなかったからさー」
結衣「はいはい…」フーフー
結衣「はい、あーん」
京子「あーん」パクッ モグモグ
京子「うめぇ!」
結衣「全く…甘えん坊な夫だな…」ドキドキ
京子「こんなに甘えるのは結衣にだけだも~ん」ニカッ
結衣「そっか…///」
京子「うん!」
結衣「ほら…あーん…」
京子「あーん」
京子「ごちそうさま!」
結衣「お粗末さま」
京子「へへ…」ニヤニヤ
結衣「なんだよ急に…」
京子「いやぁ、結衣にご飯作ってもらって食べさせてもらって」
京子「幸せだなーって」ニヤニヤ
結衣「…なんだそれ」
結衣「褒めてもラムレーズンしかでないぞ…」
京子「ラムレーズン!」
結衣「はいはい…」クスッ
~♪
結衣「あ、お風呂沸いたみたい」
京子「そうだなー」
結衣「京子…一緒に入らない?」
京子「ん…一緒に?」
結衣「最近一緒に入ってなかったからさ…」
京子「そうだね…よし、入ろう!」
京子「結衣から誘ってくるって、なんか珍しいね」
結衣「そ、そうか?」
京子「京子たんの事が愛しくなってきたとか?」
結衣「うん…まぁ、そんなとこ…///」
京子「そ、そっかー///」
京子「私が背中を流してやろう!」
結衣「うん、じゃあお願い」
京子「結衣の肌綺麗だね」
結衣「そうか?」
京子「うん、スベスベしてる」サワサワ
結衣「くすぐったいぞ…」
京子「…」ジーッ
京子「とぉっ!」スリスリ
結衣「ひゃあっ!?///」
結衣「い、いきなり何するんだよ!?」
京子「いやぁ、あまりにスベスベなんで」
京子「結衣の肌を頬で感じてみたくなって」
結衣「びっくりするだろ…」ドキドキ
京子「次は唇でも感じてみたいんだけどなー」
結衣「ダメっ!!」
京子「ちぇ~っ」
京子「よし!終わり!」
結衣「ありがと」
京子「綺麗だよ結衣」キリッ
結衣「はいはい、次はお前の番な」
京子「流されたっ!?」ガーン
結衣「ほら、背中向けて」
京子「はーい」クルッ
結衣「…」
結衣(あたりまえだけど…昔より京子の背中大きくなったなぁ…)
結衣(小さい頃はあんなにか弱くて泣き虫だったけど…)
京子「ん?どうしたの結衣?」
結衣「…」ギュッ
京子「結衣っ!?」ドキン!
結衣「さっきのお返し…」
京子「お、お返しって…」ドキドキ
結衣「もう少し…こうしていさせて…」
京子「…うん」
結衣「…」
京子「…///」ドキドキ
結衣「…」ギュウッ
京子「!///」ドキン!
京子「ゆ、結衣さん?」
結衣「ん…なぁに…?」
京子「その…おっぱいが当たってるんだけど…///」
結衣「っ!?/////」バッ
京子「大丈夫!柔らかかったから!」
結衣「そういうこと言うなっ!!///」
京子「ふー、いいお湯だった」
結衣「京子、髪乾かしてやるからこっち来い」
京子「やってくれるの?」
結衣「お前、面倒臭がって自分でドライヤーかけないだろ…」
結衣「濡れた髪でいて風邪引かれても私が嫌だからな」
京子「へへー、じゃあお願ーい」
ブオーン
京子「♪」
結衣「どう?」
京子「気持ちいいぞー」
結衣「そうか…」
結衣(京子の髪、サラサラで綺麗だな…)
結衣(私と同じシャンプーなのに…いい匂い…)
京子「結衣、どうかした?」
結衣「ううん…別に」
カチッ
結衣「はい、おしまい」
京子「サンキュー!」
結衣「このくらい長いと手入れとか大変じゃない?」
京子「うーん、あんまり気にしないなぁ」
京子「結衣は私の髪型、長いのと短いのどっちが似合うと思う?」
結衣「長いほうが…似合うかな」
京子「ほんと!?よかったー!」
結衣「それに…」
結衣「京子は…小さい頃からずっと…その髪型が一番かわいいぞ…///」
京子「そ、そっか…///」
京子「じゃあ…ずっとこの髪型でいるね///」ニヘッ
結衣「うん…///」
京子「次は結衣の番ね!」
結衣「じゃあ…お願い」
京子「よーし、任せろ」
ブオーン
京子「気持ちいいー?」
結衣「うん、気持ちいいよ」
京子「へへー♪」
カチッ
京子「よし、終わりっ!」
結衣「ありがと」
京子「結衣の髪って綺麗だね」
結衣「そうか?」
京子「うん、それにいい匂いがする」
結衣「嗅ぐなよっ!?///」カァッ
京子「大丈夫!私の大好きな匂いだから!」グッ!
結衣「う…///」
結衣「耳かき耳かきっと」
京子「ん?耳かきするの?」
結衣「うん」
京子「私がしてあげる!」
京子「ほら、早く早く!」ポンポン
結衣「うん…じゃあ」ポスッ
結衣(これって…膝枕だよな…///)ドキドキ
京子「よーし、綺麗にしてやるぞー」
サワッ
結衣「ひゃっ!?」ビクッ
京子「あ、耳たぶくすぐったかった?」
結衣「ちょ、ちょっとね…」
京子「ごめんごめん、髪掻きあげるね」
結衣「うん…」
サワサワ
結衣「ぁ…」ピクン
京子「ほらほら、力抜いてー」
結衣「ご、ごめん」
京子「? 別に謝らなくていいのに」サワサワ
京子「んーよく見えないなぁ」ズイ
結衣(きょ、京子の吐息が耳に…///)ドキドキ
京子「お、あったあった、動くなよー」
カリカリ
結衣「あっ…」
京子「どう?気持ちいい?」
結衣「うん…気持ちいい…」
京子「よーし、もっとしてやるぞー」
カリカリ コリコリ
京子「よし、次は反対側ね」
結衣「うん…」ドキドキ
京子「さっきより上手に…」
カリカリ
結衣(京子の吐息と…膝の暖かさと…)
結衣(京子のいい匂いとか…)
結衣(時々耳たぶに触れる指とか…)
結衣(なんか…幸せかも…)
京子「結衣ー、どう?」
結衣「うん…幸せな気分…」
京子「そっか、よかった!」
京子「よし、こっちも終わり!」
結衣「ん、ありがと」モゾッ
京子「あ、そのままそのまま!」
結衣「ん?」
京子「えへへ…」ナデナデ
結衣「きょ、京子!?」
京子「いいからいいから」ナデナデ
京子「いつも私が結衣に甘えてるんだから」
京子「たまにはこういうのもいいだろー?」ナデナデ
結衣「…うん」
京子「結衣」ナデナデ
結衣「ん…?」
京子「私も幸せな気分だよ…」ニコッ
結衣「そっか…」
結衣「電気消すぞ」
京子「うん」
カチッ
京子「…」
結衣「…」モゾモゾ
京子「ねぇ結衣」
結衣「ん?」
京子「昼の話の続きなんだけど…」
京子「結婚といえば、覚えてる?」
結衣「何を?」
京子「子どもの頃、結衣が私に指輪くれたこと」
結衣「っ!?」ドキン
結衣「京子…覚えてたんだ…」
京子「記憶力に定評のある歳納京子です!」
京子「あの時さ…左手の薬指に嵌めてくれたよね…///」
結衣「あ…あの時はちゃんと意味を理解してなかったから…」
結衣「ずっと一緒にいれるおまじないだと思って…」
京子「そ、それって、充分プロポーズだよね///」
結衣「う…///」カァッ
京子「それにあの時…私、結衣にキスしたよね…///」
結衣「うん…///」
京子「あれ…私のファーストキスだったんだよ…」
京子「多分、顔真っ赤にしながらしてたと思うんだ…」
京子「勇気を出してキスしたんだから…///」
結衣「うん…そうだったな…」
結衣「覚えてるよ…」
京子「私、まだあの時の指輪残してあるんだよ…」
結衣「そ、そうなのか…///」
京子「もちろん、あの時の気持ちも変わってないし…」
結衣「うん…」
京子「結衣は…?」
結衣「わ、私は…」
結衣「あの時より…もっと好きになってる…」
京子「そ、そっか…///」カァッ
京子「…///」ドキドキ
結衣「…///」ドキドキ
京子「私もだぞっ!」ギュッ
結衣「う…恥ずかしい…///」
京子「愛してるぞー、結衣」スリスリ
結衣「うん…私も愛してるよ…///」
京子「ねぇ、おやすみのチューして…」
結衣「し、しょうがないな…///」
チュッ
京子「ん…えへっ…」ニヘラ
結衣「ん…///」ドキドキ
京子「…早く結婚したいね!///」
結衣「うん…///」
チチチチ
結衣「ん…」ムクッ
結衣(いつもよりちょっと早いな…)
京子「…」スースー
結衣(京子は…やっぱ寝てるな…)
結衣(そうだ…今のうちに一昨日言った問題つくるか)
結衣「えーと、京子が間違えたところは…っと」
結衣「…」カキカキ
結衣「選択形式の問題にして…」カキカキ
結衣(ん…そうだ選択肢を…)
結衣「…」カキカキ
結衣「出来た…」
結衣「…」
結衣(当てて欲しいなぁ…)ドキドキ
結衣「ん…もう7時か」
結衣「そろそろ起こすかな」
結衣「京子ー」
京子「…」スースー
結衣「まだ寝てるか…」
京子「…」スースー
結衣「…」ナデナデ
京子「んぅ…結衣ぃ…」
結衣「よく私の名前つぶやくなぁ…」ナデナデ
結衣(京子に撫でてもらうのもよかったけど…)
結衣(やっぱり私は…京子を撫でるほうが好きだな…)ナデナデ
朝ごはん後
京子「ごちそうさま!」
結衣「お粗末さま」
結衣「あ、そうだ」
京子「ん?」
結衣「はい」ピラッ
京子「何これ?」
結衣「お前のために作った問題だよ」
京子「あー、一昨日の宿題の時に言ってたやつかー」
結衣「そう」
京子「いつの間にこんなものを…」
結衣「さっき京子が起きる前にね」
京子「今やるのー?」
結衣「こういうのは早く終わらせたほうがいいだろ」
京子「ぶーぶー」
結衣「ちょっとしか問題ないから、ほらやるぞ」
京子「はーい」
京子「5問しかないんだね」
結衣「とりあえずお前がまた間違えそうなとこだけ作ったからな」
京子「これ解いたらまたご褒美くれる?」
結衣「うん…いいよ…」
京子「お、なんか素直だなぁ」
結衣「そ、そんなことないぞ!」
京子「んー…ま、いっか」
京子「ん?結衣」
結衣「何?」
京子「全部5択問題なのはわかるけど…」
京子「なんでア行だけじゃなくサ行とか入ってるの?」
結衣「そ、それは…お前が適当に全部イとかにしないようにだよ…」
京子「え~、せっかく結衣が作ってくれたんだからそんな事しないぞー」
結衣「そ、そっか…」
京子「♪」カキカキ
結衣「…」ドキドキ
京子「ん、出来た!」
結衣「よし、じゃあ問1から答え合わせするから」
結衣「答え読みあげていって」
京子「はーい」
結衣「問1」
京子「ア」
結衣「問2」
京子「イ」
結衣「問3」
京子「ソ」
結衣「…問4」
京子「? チ」
結衣「問5」
京子「ル」
結衣「…2問間違い」
京子「えー」
結衣「ほら、もう一回解いてみな」
京子「うーん…ん?」
京子「あ…!」
京子「ねぇねぇ、結衣!」
結衣「何?」
京子「愛してる」
結衣「…正解」
チュッ
京子「あ!今日ってミラクるんのアニメの発売日だった!」
結衣「買いに行く?」
京子「いいの!?」
結衣「今日もどうせ暇なんだし、行こう」
京子「よし!待ってろよミラクるん!」
京子「やっぱ今日も混んでるねー」
結衣「そうだな、ほら」スッ
京子「ん?」
結衣「恋人繋ぎで握るんだろ」
京子「うん!」
京子「お、雑貨屋だ」
結衣「ちょっと見てく?」
京子「うん、いいよー」
結衣「このリング綺麗だね」
京子「そだねー、ペアリングかぁ」
京子「値段は…って、高っ!」
結衣「これは中学生にはきついなぁ…」
京子「そうだねぇ…」
結衣「行こっか」
京子「え?買わないの?」
結衣「買えるわけないだろ」
結衣「それより行こう、ミラクるんの買うんだろ」
京子「うん…」
テクテク
京子「結衣」
結衣「ん?」
京子「ちょっとトイレ行ってくるから先にお店行ってて!」
結衣「わかった、迷子になるなよ?」
京子「大丈夫だよー」タッタッタッ
結衣「走ると危ないぞー」
京子「はーい」
結衣「全く…」
店
京子「お待たせー」
結衣「うん、それよりこれだろ、欲しいやつって」
京子「うん」
結衣「じゃあ買っておいで」
京子「そうだね、あ…」
結衣「どうした?」
京子「お金…足りないや」
結衣「全く…ちゃんと確認しておけよ」
京子「ごめんごめん」テヘヘ
結衣「私も出してやろうか?」
京子「いやいいよ!また今度買いに来るからさ」
結衣「そっか、じゃあお昼でも食べるか」
京子「うん、それくらいはお金残ってるから大丈夫!」
お昼後
京子「ふー、おいしかった!」
結衣「そうだな」
結衣「どうする?もうちょっとぶらついてく?」
京子「そうしよっか」
京子「ベッドコーナーだ」
結衣「ん、見てく?」
京子「見てくー」
京子「見てみて結衣!これ!」
結衣「ん、何…って!?」
京子「お姫様ベッドー」ポンポン
結衣「すごいな…これ…///」
京子「結衣んちにこのベッドあったらいいよねー」
結衣「いや…色々無理だろ…」
京子「そうだよねー。このベッドだと似合うのはパジャマよりかドレスだよねー」
結衣「いや、そこじゃねーよ」
京子「そうかなー?」
結衣「そうだろ…」
京子「じゃあ想像してご覧よ!ふりふりのドレスを来てこのベッドで一緒に眠る私と結衣を!」
結衣「…」ポワン
結衣(う…想像しただけでこれは…///)
結衣「//////」プシュッー
京子「ちょ、結衣!大丈夫!?」
結衣「あんまりお前が変なこと言うから…」ドキドキ
京子「ごめんごめん」テヘッ
京子「うーん、現実的にはキングサイズとかかなぁ…」
結衣「なんでそんなでかい必要があるんだよ」
京子「もちろん一緒に寝る前提だから!」
結衣「う…///」
京子「あ、狭いベッドで抱きつき合いながら寝るのもいいなぁ…」
結衣「今の布団でも一緒に寝たりしてるだろ…///」
京子「まあねー」ニシシッ
結衣「けど、ベッドってのはいいかもなぁ…」
京子「だよね!」
結衣「流石にお金ないと買えないけどな」
京子「じゃあ今から貯金しておかないとね」
結衣「気が早くないか?」
京子「私と結衣の将来のためだも~ん」ニカッ
結衣「そうか…///」
京子「ただいまー!」
結衣「ただいま」
結衣「色々見てたらすっかり遅くなったね」
京子「そうだね、お腹すいた」
結衣「今から用意するから待ってて」
京子「うん!」
結衣「ていっても昨日のカレーを解凍するだけだけどな」
京子「ごちそうさま!」
結衣「お粗末さま」
結衣「うーん…」
京子「どうしたの?」
結衣「もっと料理のレパートリー増やさないとなぁって」
京子「なんで?私、結衣の料理好きだよ」
結衣「カレーとかオムライスとかばっかだろ?」
結衣「私一人じゃなく京子も一緒にご飯食べるんだし」
結衣「もっと栄養のバランス考えて料理作らないと」
京子「栄養…」
結衣「五大栄養素って健康を維持するのに大切だろ」
結衣「京子にはずっと元気でいてほしいからさ…」
京子「結衣…」
京子「大丈夫だよ、結衣!」
京子「私はもっと大切な栄養、結衣から貰ってるもん!」
結衣「え?」
チュッ
結衣「きょ、京子っ///!?」
京子「結衣が私の側にいてくれることが、私の一番の栄養だもん…」
結衣「京子…」
京子「だから…結衣を入れて六大栄養素…って言うのかな?」エヘヘ
結衣「なんだそれ…」
京子「私には結衣が必要不可欠ってことだよ!」
結衣「うん…」
結衣「私も…一緒だよ…」
京子「ねぇ結衣…」
結衣「何…?」
京子「実は今日プレゼントがあります!」
結衣「ん?別に今日誕生日じゃないけど…」
京子「ううん!私が結衣に渡したいだけ!」
京子「私が貰ったら嬉しいものだから…きっと結衣も喜ぶよ…」
結衣「そう?」
京子「じゃあ目閉じてて!」
結衣「うん…」パチッ
京子「…」ゴソゴソ パカッ
コトッ
京子「いいよ…結衣」
結衣「ん…」パチッ
結衣「っ!?」
結衣「こ、これって…!」
京子「うん、お昼のペアリング…」
結衣「ペアリングって…これ…」
京子「昔は結衣からくれたから…今回は私から渡したくて…」
結衣「けど、これって…あ、だからミラクるん…」
京子「ちょっと前まではミラクるんさえあれば幸せって言ってたけど…」
京子「今は…結衣と一緒にいるのが1番の幸せだから…」エヘヘ
結衣「京子…」
京子「結衣…結婚式ごっこしない…?」
結衣「え…?」
京子「私達ってまだ本当の結婚出来ないでしょ?」
京子「だから…形だけでもしたいなって…」
結衣「京子…」
結衣「うん…しよっか」
京子「…」
結衣「…」
京子「結婚式ってなにするんだっけ?」
結衣「ぷっ…あははっ」
京子「な、なんだよー…」
結衣「いや、京子らしいなって思ってさ…」
結衣「ちゃんとしたのは私もよく分からないから」
結衣「雰囲気でいいんじゃないか?」
京子「うん、じゃあ…誓いの言葉から」ゴホン
京子「私は結衣のことをどんな時でも支え…」
京子「生涯結衣のことを愛し続けることを誓います!」
結衣「うん…///」
結衣「じゃあ…次は私の番ね…」
結衣「私は京子のことをこれから先もずっと守り続け…」
結衣「生涯京子のことを愛し続けることを誓います…」
京子「うん…///」
京子「次は…指輪交換だね…」
結衣「そうだね…」
京子「じゃあ…嵌めるよ?」ドキドキ
結衣「うん…」ドキドキ
結衣「」スッ
京子「」キュッ
結衣「綺麗…」
京子「うん、結衣に似合ってるぞ」
結衣「ありがと…///」
結衣「ほら、次は京子だぞ…」
京子「うん…」
京子「」スッ
結衣「」キュッ
京子「えへへ…///」
結衣「京子も似合うよ…」
京子「うん…///」
京子「最後に…誓いのキス…だね」
結衣「…」
結衣「ねぇ京子」
結衣「何?」
結衣「さっきの言葉はね、ごっことかじゃない」
結衣「私の本当の気持ちだよ…」
京子「結衣…」
結衣「10年後も、20年後も、50年後も、もっと先も」
結衣「私の隣に…居て欲しい…」ギュッ
京子「結衣…」
京子「私も同じ気持ちだよ…」グスッ
結衣「泣くなって…」
結衣「私は…京子の笑顔が大好きなんだぞ…」
京子「うん…!」ニコッ
結衣「京子、愛してるよ…」
京子「うん、私も結衣のこと…愛してる…」
チュッ
終わり
駄文ですまん
読んでくれた人ありがとう!
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