妹「へぇ~、酢豚なんだ」
姉「うん、酢豚だよ酢豚」
妹「ふ~ん、酢豚なんだぁ」
姉「あれ?もしかして酢豚嫌い?」
妹「ううん、けど、酢豚なんだね」
姉「お、おう……」
妹「お姉ちゃん?」
姉「なにかななにかな?」
妹「朝早く起きて私の為に朝ごはん作ってくれるのは凄く嬉しいし助かってる」
姉「なんだよぉ、姉妹なんだから当たり前だるるぉ?」
妹「……働こうよ、いい加減」
姉「おうっふ」
妹「もう20歳だよね?」
姉「あんむ…」
妹「そりゃ働きたく無い気持ちも分かるよ?毎日毎日大変だもんね」
姉「社畜にはなりたくない…」
妹「……何時迄も逃げてられないんだよ?」
姉「だ、大丈夫だもんね!私にはダーリンが居るから!」
妹「男さん?」
姉「Yes!!ハニーは私の我儘全部聞いてくれるもん!私にお小遣いもくれるもん!」
妹「まぁ、お姉ちゃんって顔だけは良いもんね」
姉「料理の腕も良いんだぞ!あっ、噂をすればATMからLINEきてた~」
妹「うわぁ、ATMとか言っちゃってるし」
<もう限界、別れような
姉「こっほおぉ」プルプル
妹「なんてきたの?」
姉「………」ボトッ
妹「?携帯落とすほどの内容なのかな……ちょっと見せてね」
妹「……あーあ、捨てられちゃってるし」
姉「あっ…かっ……かはぁ」
妹「当たり前だよね、ていうか男さんもよくお姉ちゃんみたいな糞と3ヶ月も耐えたよね」
姉「で、電話!電話するっす!」
iPhone「拒否られてますわ」
姉「かはぁっ」
妹「……じゃっ、私はご飯食べて学校行ってくるね」
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