あかり「選べないよぉ…」(486)
~薄暗い部屋~
あかり「…ん…?どこだろう、ここ…」
?「赤座あかり。選べ」
あかり「っ!誰!?」ビクッ
パッ
あかり「うっ、まぶし…」
ちなつ「あかりちゃーん!」ガチャガチャ
結衣「あ、あかり…」ガチャガチャ
京子「あかりぃーっ!」ガチャガチャ
あかり「みんな…!?な、何してるの…!?」
※グロ注意
?「こいつら全員…あと1時間で死ぬ。だが、お前が決めた1人は生き残る」
?「では…1時間後に選択を聞く。決めておけ」
あかり(ゆ、夢…だよね)
あかり(し、死ぬなんて…嘘だよね)
あかり(三人とも閉じ込められてるし…う、ウソに決まってるよぉ…)
京子「あかりぃ!」ガチャガチャ
結衣「あかり…」ガチャガチャ
ちなつ「あかりちゃん!」ガチャガチャ
あかり「ひっ…皆、怖いよぉ…」
あかり(と、とりあえず放っておこう…)
~30分後~
京子「あかりぃ!」ガチャガチャ
結衣「あかり…」ガチャガチャ
ちなつ「あかりちゃーん!」ガチャガチャ
あかり(うう…早く終わってよぉ…)ビクビク
?「残り30分だ」
あかり「ひっ…」
?「言っておくが、ウソではない。早く決めておけよ」
あかり(この感覚…まさか本当に…!?)
あかり(とても夢とは思えないほど…空気も、音もリアルだよぉ…)
あかり「…」
?「じゃあな。もう、制限時間が終わるまでは声をかけない。決めておけ」
あかり「…き、決める…あかりが…人の命を…!?」
京子「あ、あかり!私はいいから、二人を助けてやってよ!」
結衣「わ、私はいいから…他の二人を助けてやってくれ」
ちなつ「わ、私も!私はいいから!」
あかり「ふ、二人って…結局、全員から選ばなきゃダメだし…」
あかり「き、決められないよぉ…」
~15分後~
あかり(…あの時計によると、あと15分…)
あかり(結局、ビクビクしたまま時が経っていくよぉ…)
?「言い忘れていた…」
あかり「ひっ!?も、もう出ないって言ったのにぃ…」ビクゥ
?「決めなければお前も死ぬからな。では」
あかり「えっ…」
京子「…あかり!遠慮なく決めちゃえ!!誰でも責めないからさ!!」
結衣「そ、そうだ!お前まで死んじゃうぞ!!」
ちなつ「あかりちゃん…」
あかり「で、でも…でもぉ…っ!」グスッ
結衣「あと15分だ!!早く決めろ!私達も覚悟を決めたいんだ!」
あかり「…そ」
あかり「そんなの決めれるワケないよぉ…!」ポロポロ
~5分後~
あかり「いやぁ…いやぁ…!」ポロポロ
結衣「あかり!あと10分だ!早く!」
ちなつ「…」イライラ
京子「あかり…遠慮するなって…」
あかり「…ご、ごめんね…決められないよぉ…」ポロポロ
ちなつ「…あかりちゃん!!」
あかり「ひっ…な、何…?」
ちなつ「…結衣センパイを助けて…」ボソッ
京子「なっ…!?」
ちなつ「どうせ誰か一人なんだし…私はそれが良いと思うな」
京子「…!」ムカッ
京子「私だって!本当は結衣が1番助かって欲しいよ!でも…言いたくなかったんだよ!!」
ちなつ「あと10分ですよ…?どうせ死ぬなら…後悔はなくしたいですから」
結衣「お、おい…おまえら落ち着け…」
京子「!…」イライラ
京子「あかり!結衣を助けてよ!ちなつちゃんなんかより!」
ちなつ「ええ…それが本望です。京子センパイなんかより…結衣センパイです」
結衣「っ…な、何を言ってるのか分かってるのか…!?皆、大切な仲間じゃないか…」
ちなつ「…じゃあ、あかりちゃんを見て下さいよ…いつまで経っても決まらないですよ?」
あかり「…!」
結衣「け、けど…そんな選び方…!」
京子「結衣ぃ!じゃあ何!?ジャンケンでもして…命を賭けたいの!?」
結衣「そ、そうじゃなくて!皆、平等に…って事だよ…」
京子「やっぱりジャンケンしかないじゃん!ほら、最初はグー!!!!」イライラ
結衣「だから落ち着けっ!!!そうじゃないって言ってるだろ!!!」
京子「っ…」
ちなつ「…はぁ。だから多数決でいいじゃないですか…結衣センパイですよ」
京子「!…そうだよ…結衣が助かればいいんだ…」
あかり「…」ポロポロ
結衣「の、残り7分…あかり、私はいいから…!!」
京子「ねぇ、結衣…それは皆の期待を裏切る事になるんだよ?」
ちなつ「そうですよ。大人しく助かって下さいよ」
結衣「だ、だからさぁ…!!」
ちなつ「…結衣センパイ…助かりそうだから、そんな事を言えるんですよ?」
結衣「…はぁ?」
京子「…だよねー。選ばれると思ってるから…その…」
ちなつ「良い子ぶれる。ですよねー京子センパイ?」
京子「…そ、そうだけど…」
ちなつ「もう死ぬ間際ですから我慢しません。センパイ方、良い子ぶらないでくださいよ」
結衣&京子「…」
ちなつ「…あかりちゃんも…だよ?」
あかり「!…あ、あかりはぁ…っ」ポロポロ
あかり「本当に…皆が、大好きだから…え、選べないよぉ…っ!」
京子「…出た。最終的に結衣を選べば良いと思ってるから余裕があるよねーっ」
あかり「きょ、京子ちゃん…!?」
ちなつ「そうだよ、あかりちゃん。良い子ぶらないで良いよ?」
京子「とにかく、結衣でいいからね。ほら、楽になっただろー?」
あかり「そ、そんな事…っ」
あかり(ほ、本当に…皆に助かって欲しいのに…!)
結衣「…あかり…私は…京子に助かって欲しい…」
ちなつ「はっ…!?何を言い出すんですか結衣センパイ…!?」
結衣「良い子ぶらないよ。私は京子の方が大切なんだ」
京子「結衣…うれしいぞ…でも…」
ちなつ「っ…結衣センパイ…それ言う必要ありました…?どうせ多数決で結衣センパイが助かるんですよ?」
結衣「良い子ぶらないでって言ったのは誰?とにかく、私は京子に助かって欲しい」
ちなつ「ひっ…ひどい…結衣センパイを助けてって言い始めたのは私なのに!」グスッ
京子「あかりぃ!結衣を助けて!」
結衣「京子だ…京子だぞ…」
ちなつ「…結衣センパイを助けて…」ポロポロ
あかり「ひっ…」
「「「あかり(ちゃん)!!!!」」」
あかり「い、いやぁ…いやだよぉ…こ、こんなの…っ!!」ポロポロ
結衣「…あと4分…」
あかり(このまま京子ちゃんか結衣ちゃんを選んだら…)
あかり(ちなつちゃんが可哀想…)
あかり(結衣ちゃんと京子ちゃんは…)
あかり(互いに助けてって…)
あかり(結衣ちゃんが1番助かって欲しがられてる…)
あかり(…でも、あかりは…そんなの関係ないよ…)
あかり「選べないんだよぉ…っ…皆が居ないと意味がないから…っ!」ポロポロ
結衣「っ…あかり…あと3分だぞ…早く京子を…!」
・・・・・・・・・
結衣「残り2分…」
京子「あかりーっ!いい加減にしろ!!」ガチャガチャ
ちなつ「そうだよ…早く…」
あかり「…無理だよぉ…」ポロポロ
結衣「…」ムカッ
結衣「早くしろ!!あかりも死ぬんだぞっっ!?!?」ガチャガチャ
あかり「み、皆ぁ…怖いよぉ…!」ビクビク
結衣「あっ…じゃ、じゃあ決めろよ…だれを助けるのか…誰を選ぶのか!!」ガチャガチャ
京子「そうだそうだ!覚悟ぐらい決めさせろーーっ!!」ガチャガチャ
ちなつ「…」ギロッ
あかり「…あかりは…」
結衣&京子&ちなつ「…」ハァハァ
あかり「選ばないよ…皆で…」
結衣「っ!!ふざっけるな!!!!おい、決めろよ!!京子だよ京子!!!」ガチャガチャ
京子「結衣を助けてってば!!!!ねぇ!!!!」ガチャガチャ
ちなつ「…あかりちゃん…いい加減にしなよ…?」ギロッ
あかり「ひっ…で、でも!!あかりが決めたんだよぉ!!」
?「決めたか?」
結衣&京子&ちなつ「!」
あかり「ひっ…」
?「あと一分だ。あと一分で決めなければ全員死ぬ…では聞くぞ」
?「船見結衣」
?「歳納京子」
?「吉川ちなつ」
?「誰を選ぶ?」
あかり「…」
?「ん…?…早くしろ…カウントさせてもらうぞ?50…49…48…」
あかり「…」
結衣「あかり!何だまってるんだ!!」
京子「あかりぃ!!!!」
ちなつ「…あーあ…結局こうなっちゃうんだ…」
あかり(ごめんね…皆…)
・・・・・・・・・
?「21…20…19…」
あかり「…」
?「13…12…11…」
京子「…あかり…あかり…っ」ハァハァ
結衣「おい…あかり…京子だよ…おい…」ハァハァ
?「7…6…5…」
ちなつ「はぁ…結衣センパイと一緒に天国と天国かぁ…悪くないかなぁ」
?「3…2…1…」
あかり「…」グッ
?「0。終わりだ。死ね」
京子「えっ…あ、あああああかりいいいいいい何でえええええ!?」ガチャガチャ
結衣「っ…あかり…許さないぞ…」
ちなつ「うすうす分かってたけど…やっぱり、こうなるのは嫌だったな…」
あかり(…ごめんね…)
・・・・・・・・・・・・
ガバッ
あかり「!!!…はぁっ…はぁっ…」
あかり「わ、私の部屋…!?」ハァハァ
あかり「はぁっ…はぁっ…夢…」
あかり「で、でもっ…皆の本性を見ちゃったような…」ハァハァ
あかり「い、いや…夢だもんね…夢…」
~~~~~~
薄暗い部屋
京子「でええええええ…あれ?」ハァハァ
?「歳納京子。選べ」
京子「ん…私…さっきまで死にかけ…あれ…?」
パッ
京子「こ、この声…まさか…!?」
あかり「京子ちゃん!」
結衣「京子!」
ちなつ「京子センパイ…」
京子「や、やっぱり…まさか今度は…!?」ビクビク
?「こいつら全員…あと1時間で死ぬ。だがお前が決めた一人は生き残る」
?「では…1時間後に選択を聞く。決めておけ」
?「あと、選ばなければお前も死ぬからな
…では」
京子(…やっぱり…今度は私が選ぶ番なんだ…)
京子(…選ぶ立場になると…簡単には結衣って言えないな…)
結衣「きょ、京子…そういう事らしいぞ…私以外を選んでくれ」
京子「…ん?」
あかり「だ、ダメだよ結衣ちゃん!私以外だよぉ」
ちなつ「だ、ダメですよ京子センパイ!私以外です!」
京子(…三人とも、さっきの事を覚えてない…!?)
京子(まさか…一人ずつ試されるのか…!?)
~50分後~
結衣「京子!お前だけ助かればそれでいいんだ!!誰でも良いから選べ!!」
あかり「お、落ち着いて…きっと、皆で助かる方法が…」オロオロ
ちなつ「あかりちゃん…良い子ぶらないで。結衣センパイは京子センパイを求めてる」
ちなつ「京子センパイが結衣センパイを選べば終わりでしょ?」
あかり「で、でも…!だ、ダメだよ京子ちゃん!こんなの…っ」
京子(うっ…選べない…)
結衣「あかり!!京子に死ねって言ってるのか!?」
あかり「えっ…違うよぉ…でも…だれかを選ぶなんて…間違ってるよぉ…」オロオロ
結衣「あかり…いつまでも子供だな…そんな考えが効かない事もあるんだ…」
ちなつ「結衣センパイの言う通りです。あかりちゃん、良い子ぶらないで」
結衣「京子…っ!!あと7分だ!!決めろよ!!!」
京子(…ここから…皆の必死な姿を見ると…)
京子(…き、決められない…こ、こんな事をあかりは…)
京子(あかり…怒ってゴメン…)
・・・・・・・・
?「決めたか?」
結衣&あかり&ちなつ「!」
京子(…やっぱり出た…)
?「あと一分だ。あと一分で決めなければ全員死ぬ…では聞くぞ」
?「赤座あかり」
?「船見結衣」
?「吉川ちなつ」
?「誰を選ぶ?」
京子「…」
?「ん…?…早くしろ…カウントさせてもらうぞ?50…49…48…」
結衣「京子っ!!決めろ!本当に誰でもいいんだよっ!!!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!何いってるか分かってるのっ!?」
ちなつ「…あーあ…あかりちゃんは良い子だねー…」
京子(…ご)
京子(ごめん…)
京子「…決めたっ!!!」
?「そうか…では聞かせてくれ」
?「誰だ?」
京子「…」ハァハァ
?「ん?決めたんだろう?」
京子「はーっ…はーっ…!」ハァハァ
あかり「きょ、京子ちゃん…」
結衣「京子…それでいい。誰を選んだんだ」
ちなつ「…私には分かってましたけどねー…」
京子「…ふ」
京子「船見…っ…結衣…っ!」ハァハァ
?「了解した。では赤座あかりと吉川ちなつは死ね」
あかり「…結衣ちゃん京子ちゃん…良かったね…でも、ちなつちゃんは…」
ちなつ「私は分かってたからいいよ。はぁー…スッキリした」
結衣「きょ、京子…お前が助かったのは良いけど…こ、これは…」
京子「…っ」ポロポロ
・・・・・・・・・・・・・
~~~~~
ガバッ
京子「はぁ…はぁ…!」ハァハァ
京子「ゆ、夢…これは…もしかして、あかりも…」
京子「いや…もしかしたら結衣達も…この夢で…選んで…」
京子「…考えすぎ…考えすぎだよな…」
~~~~
薄暗い部屋
結衣「許さないぞ…あかr…って…」
?「船見結衣。選べ」
結衣「え…お、檻の外…!?しかも、この声…!?」
パッ
ちょっと風呂入ってくる
解説はしたくなかったけど、解説
それぞれ京子、結衣、ちなつが選ぶ時は、
あかりが選んだ所からの記憶を引き継ぎます。
まぁ、これからの展開で分かった事だけど、混乱してる人のために…
つまり、あかりだけは何も知らないままスタートした。
あと長くなります
では少し席を外します
俺「待てっ!!」
?「な、なんだ貴様!!」
俺「食らえトリプルボンバー!!!」
?「ぬああああ!!」
あかり「ありがとうございます…」
ちなつ「お陰で皆助かりました」
俺「ふっ…礼は良い… 君たちの咲かせる百合の花を楽しみにしている…」 シュンッ
HAPPY END
?「こいつら全員…あと1時間で死ぬ。だが、お前が決めた1人は生き残る」
?「では…1時間後に選択を聞く。決めておけ」
?「あと、選ばなければお前も死ぬからな…では」
結衣(こ、これは…まさか…!)
京子「結衣ぃ!」
あかり「結衣ちゃあん!」
ちなつ「結衣センパイ!」
結衣(こ、今度は私が決める番…!…どうなってるんだ…)
ちなつ「はぁー…スッキリしtって……え?」
?「吉川ちなつ。選b」ちなつ「結衣センパイっ!」
京子「結衣ぃ!私はいい!私以外を選んで!!」
あかり「結衣ちゃん!待って!!何か脱出劇の方法があるはずだよ!?」
ちなつ「結衣センパイ!私以外を!!」
結衣(…こ、こいつら…覚えてない?あの、地獄みたいな争いを…)
京子「結衣!選ばないと死んじゃうぞ!?」
結衣(やっぱりだ!…って事は…)
結衣(…さっきのあかりと同じ立場…私にも選択させる気か…!)
京子「ゆ、結衣ぃ!」
あかり「結衣ちゃん!!まだ時間はあるからね!!」
ちなつ「結衣センパイ!?聞いてますか!?」
結衣(うっ…この、必死な目…み、見てられない…)
結衣(…選べる気がしないぞコレ…かと言って選ばないと本当に…?)ゾクッ
結衣(…あかり…)
~20分後~
京子「ゆ、結衣…まだ…?」
ちなつ「結衣センパイには死んで欲しくないです…選んで下さい…」
あかり「ふ、二人とも…何て事…」
ちなつ「じゃあ、あかりちゃんは結衣センパイに死ねって言うの!?」
あかり「ひっ…ち、ちが…」
京子「ち、ちなつちゃん落ち着いて…」
ちなつ「…良い子ぶらないで下さいよ…京子センパイ」
京子「…え?」
ちなつ「ホントは、結衣センパイと…一緒に助かりたいんですよねぇ?」
京子「ち、違うよ…結衣に助かって欲しいだけだって…」
ちなつ「ウソばっかり。まぁ…最後に近付けば分かりますよ…」
あかり「うっ…ケンカしないでよ…皆で助かろうよ…」ポロポロ
結衣(…私はさっきまで、あかりに…)
結衣(こんな醜いモノを見せてたんだな)
結衣(…あかりとちなつちゃんには悪いけど…)
結衣(私はきっと…最後にはこの選択をするから)
結衣(…せめて、この醜い争いだけでも…っ…!)ポロポロ
京子「ゆ、結衣…?」
結衣「…き、決めた…っ…」ポロポロ
?「本当か?あと35分ほどあるが」
あかり「ゆ、結衣ちゃん!?ちょ、ちょっとぉ!?」
?「歳納京子」
?「赤座あかり」
?「吉川ちなつ」
?「誰を選ぶ?」
結衣「…私は…」
結衣「…歳納京子…だ…っ」グッ
?「そうか。では赤座あかりと吉川ちなつは死ね」
あかり「結衣ちゃん…ち、ちなつちゃんは…?」
結衣「…ごめん。これが…最終的に下す、私の決断なんだ…」
ちなつ「…うっ…わ、分かってたモン…」ポロポロ
京子「結衣…」
結衣「京子…」
京子「…うれ、しい…」
ちなつ「!…やっぱり…京子センパイ…それが良かったんだぁ…っ!」ポロポロ
?「死ね」
結衣「くっ…ごめん、ごめんな…」
・・・・・・・・・・
~~~~~
ガバッ
結衣「…あ…!?」
結衣「夢…だったのか。良かった…」
結衣「…皆の本性だったのか…あまりにもリアルな…」
結衣「…何より、私は本気だった…」
結衣「まさか皆も…」
~~~~
薄暗い部屋
ちなつ「でもなー結衣センパイにh…って…」
?「吉川ちなつ。選べ」
ちなつ「え…!?こ、ここ…しかも…この声はさっきn」
パッ
?「こいつら全員…あと1時間で死ぬ。だがお前が決めた一人は生き残る」
?「では…1時間後に選択を聞く。決めておけ」
?「あと、選ばなければお前も死ぬからな
…では」
ちなつ(…これって…!!)
京子「ちなつちゃん!」
結衣「ちなつちゃん…」
あかり「ちなつちゃあん!!」
ちなつ(はわわわ…私が決めるの…!?)
京子「ちなつちゃん!私はいいからね!」
結衣「ちなつちゃん!私以外だよ!あかりと京子の言う事は聞かないでいいから!」
あかり「ちょ、落ち着いて…」
ちなつ(…う、きっついなぁ)
ちなつ(…でも、私は…うん。あかりちゃんが選んだ選択肢が嫌だった)
ちなつ(それは、つまり…最後に私はこうするって事)
ちなつ「決めました」
結衣「えっ!?!?」
京子「はっ…ちなつちゃん!?」
あかり「ちなつちゃん!?ダメ、ダメだよぉ!正気に戻ってよぉ!」
?「どうやら決まったようだな…早いな…吉川ちなつ」
ちなつ「はい。迷ってても…あかりちゃんのときみたいになるだけ」
ちなつ「船見結衣!」
京子「ですよねー」
あかり「?…何を言ってるの…!?」
ちなつ「あ、分からないんだ…そっか、記憶がないんだね」
あかり「ふざけないでよぉ!」
?「決めたんだろう?まずは選択を聞かせろ」
ちなつ「はい…」
京子「ちょ、ちょっと…待て!!こんなにアッサリ決めて良いと思ってるの!?」
結衣「そうだ!!あまりにもヒドイんじゃないか!?」
ちなつ「…良い子ぶりっこ二人。ばか一人…ですね…」
京子「ふざけないでよ!こんなに…ちなつちゃんにとって軽かったの!?選ばなかった二人は!?」
ちなつ「そういう事じゃありません。迷ってても皆、死ぬんですから」
結衣「ぐっ…でも、でもだ…!」
あかり「まだ時間があるんだから…考えようよぉ…」
?「グダグダ言ってる三人。殺すぞ?」
?「さぁ吉川ちなつ。教えろ」
ちなつ「…船見結衣。結衣センパイです」
?「そうか。では赤座あかりと歳納京子は死ね」
京子「なっ…よ、良かったけど…な、私達の価値って…!?」
あかり「ちなつちゃん…」
結衣「…ちなつちゃん。許さないからね」
ちなつ「ええ、言うと思いました。センパイは、京子センパイが助からなかったら怒るんですよ」
ちなつ「前も、今回もそうだったし」
結衣「意味わからない事を…」
?「あ、殺す前にお前らに言う事がある」
?「この言葉は、お前らの記憶には残らない。実験には関係ないことだからな」
ちなつ(…何かこれ…!?前はなかったのに…実験…!?)
?「お前らには、二つの記憶が残る」
?「赤座に、選ばれた記憶と自分が選んだ記憶だ」
結衣「な…なんだ…?」
?「…約束を破る事になるが…この二つの記憶は維持させてもらう。」
?「あとは、お前らで解決しろ」
?「そして、もう一つ。長々と話して記憶に残らないのが惜しいが…ガマン出来んので言わせてもらう」
?「お前らには失望した。赤座だけだったとはな!あの選択をしたのが…」
?「…では」
・・・・・・・・・
~~~~
ちなつ「…ここは…私の部屋?」
ちなつ「えっ…ゆ、夢だったんだ…」
ちなつ「私…ためらいもなく結衣センパイを、選んだ…っ…」グッ
ちなつ「まさか…皆も…」
ちなつ「…あと、何か話があったような…あの声から」
ちなつ「…そこがモヤモヤしてるなぁ…でも夢、夢なんだから…」
ちなつ「き、気にしちゃダメだよ、ちなつ!よし、学校の準備しよう…」
~西垣宅~
西垣「あーっ…疲れた…」
あかね「…ありがとうございます」
西垣「いやいや、いいって…つか、やらなきゃ殺られる勢いだったし」
あかね「…その節は…ごめんなさい」
西垣「いいって!…それより、これからの事だ…記憶、本当に残して良かったのか?」
あかね「…ええ。考えが変わりました。この子達は…今こそ、向き合うべきです」
あかね「自分がした選択に。それに…あかりが予想通りで良かった…」
西垣「そうか…まぁ、もう、何も言うまいさ」
西垣「で、約束の理由だ。何でこんな実験を?」
あかね「あかりが…最近、ちなつちゃんと京子ちゃんがおかしいって」
あかね「泣きながら相談してきたんです」
西垣「はぁ…で?」
あかね「私、ごらく部ってあかりが居て大丈夫なのか不安になって」
あかね「試したかっんです」
西垣「ふむ…で、この結果。あかねさんだったら、ごらく部全員、八つ裂きにすると思ったが」
あかね「…それは、あかりが悲しみます。だから、もうちょっと様子見…」
西垣「…はいはい。行ってきな」
あかね「えっ?」
西垣「お得意のストーキングをしに行くんだろう?私にしたように…ははは」
西垣(あれは怖かった…)
あかね「…ええ。見てきます」
西垣「…じゃあな」
あかね「ありがとうございました」
ガチャ…バタンッ
西垣「…私は…アイツらに失望だがな」
・・・・・・・・・・
~~~~~
京子(…夢の事は引きずっちゃいけない)
京子「結衣ーおはよー…」
結衣「あっ京子…っ…///」
京子「えっ…何で顔赤いの?」
結衣「い、いや…何でもない。あかりの家に行こう」
京子「お、おぅ…」
京子(…まさか…)
~あかり宅前~
京子「インターホン押すよ?」
結衣「ま、待ってくれ…」
京子「…何?ま、まさか…」
結衣「…その、様子だと…私が京子を選んだ事、覚えてるみたいだな」
京子「え…?いや、私が覚えてるのは、あかりの選択と…結衣を選んだ事」
結衣「えっ、お前も選んだのか…というか、あかり…誰も選ばなかったよな?」
京子「い、一致してる…つまり…」
結衣「あかりの事…自分が選んだ事も…二つ、覚えてるのか」
京子「だな…多分あかりも…」
ピンポーン
ここで選べないのは地に足ついてないフワフワしたようなやつだ
つまり天使
ガチャ
あかり「は、はーい…」
結衣(…私達が選んだ事を覚えてないって事は…あかりが覚えてるのは一つだけ)ボソッ
結衣(自分が選んだ事…何でなのかは分からないけど…整理するとこうなるな)ボソッ
京子(ゆ、夢じゃなかったの…?…て、てゆーか私、結衣を選んだ…)ボソッ
結衣(…それは後だ。その話は…)ボソッ
あかり「…二人とも…まさか夢の話?」
結衣「…あかり…やっぱり…」
あかり「…やたらリアルな夢だったから…まさかとは思ったんだ」
京子「…あかり…覚えてるよ…あかりは…」
あかり「…ごめんね…ごめんね…」
結衣「…いや、私達も選んだんだ。あかりの気持ちは分かった…」
あかり「えっ…じゃあ許してくれるの…?」
結衣「ああ…もしかしたら、あかりが1番強い選択をしたのかも」
京子「…だな…私達は…そ、その…自分達のために選んだから…」
あかり「…後で話は聞くよ…とりあえず、放課後にしようよぉ」
結衣「あ…そうだな。ちなつちゃんもいるしな」
京子「やっぱり…ちなつちゃん居たよな。よし、放課後に…話そう」
・・・・・・・・・・
~ごらく部~
ガラッ
京子「…居ない。私達が先だなー」
結衣「朝…ちなつちゃん…ずっと複雑な顔してたな」
京子「そりゃそーだよ。皆の様子が、おかしくて…多分、ちなつちゃんも選んだんだから」
結衣「…」
ガラッ
あかり「き、来たよ…」
ちなつ「どうもー…」
京子「…よし!とにかく、それぞれ…正直に、誰を選んだのか告白だ!」
~~~~~
結衣「…お前ら…何で私を選んでるんだよ…」
京子「だ、だって…」
ちなつ「…だって、京子センパイは結衣センパイ大好きですもんね?かばってましたよね?」
京子「なっ…それは、ちなつちゃんがケンカ売ってきたから言っただけ!」
ちなつ「だって、誰でも良いって言ってるのに、私が5分くらいで選んだら文句タラタラでしたもん」
京子「…5分…?」
ちなつ「ええ。あかりちゃんがヘタな選択したんで二の舞にならないように」
結衣「は…!?ちなつちゃん、あかりを否定するのか!?」
京子「5分…それほど私とあかりは軽かったのか…!?」
ちなつ「…偉そうな事を言ってますけど、二人もかばい合ってましたよねぇ?」
ちなつ「互いのこと以外、どうでもいいんじゃないですかぁ~?」
結衣「…!…」
結衣(…京子…私が選んだ時…うれしいって言ってたな…)
京子「そ、そんな事ない!結衣は私が選んだら、結衣は…!」
結衣「あー…私そうだったのか。でも、京子は違ったぞ?」
京子「えっ…!?」
結衣「うれしい…ってさ。私の事だけでいいのかも…」
京子「ちょっ…それを言うなら、あかりの選択の時、私をかばってたんだから結衣だって!」
結衣「それにしたって、京子の方がヒドイじゃないか…京子が謝ればいいんじゃないか?」
京子「~!?…誰かのせいとかじゃないっ!!」
ちなつ「じゃあ、どうするつもりなんですか?どうやって…」
ちなつ「この心の溝を埋める気ですか…?」
京子「ぐっ…」
京子「そ、そう!ちなつちゃんが…あかりの選択の時、ちなつちゃんが荒らすから!」
ちなつ「お、予想通りです。私のせいですね?」
ちなつ「でも…私達が選ばれるときは記憶は無かったんですよね?」
ちなつ「…それで、結衣センパイの時うれしいって言ったんですよね~…?」
京子「うっ…はぁ!?私のせいなのっ!?」ダンッ
ちなつ「お、逆ギレ~」
結衣「あっ…そ、その…ゴメン。変なこと言ったみたいだ…とりあえz」
京子「結衣ぃ!もう大っ嫌いだからね!」
結衣「えっ」
京子「なっ何で私が…うっ…私だって苦しかったのに…っ」ポロポロ
結衣「ご、ゴメン…京子のせいじゃない…私も京子を、選んだんだから」
ちなつ「だから~誰かののせいにしないと終わらないんですよ~…」ギロッ
あかり「…え?」
ちなつ「…何でセンパイ達は…選択の時に悩んだんですか?」
結衣「えっ…?」
ちなつ「あかりちゃんの苦しむ姿を見て…バシッと決める勇気が失せたからじゃないですか?」
京子「いや、ちが…」
ちなつ「あの時、あかりちゃんが即決してたら…私達も、こんなに心が荒れる事はなかったかもしれないですよね?」
あかり「え…!?え…!?」オロオロ
結衣「ちょっ、いい加減に…!」
ちなつ「…そうですよ。あかりちゃんは悪くない…でも」
ちなつ「そうしないと解決しない。そうしないと…元には戻れない」
京子「…あ、あかり…」
あかり「な、何…?」
京子「あ、誤ってくれない…?」
結衣「ちょっ…っ…」
あかり「あ、あかり…悪かったのかな…皆に死んで欲しくなくて…」
結衣「え、えっと…」
京子「あ、あかり…その、そうなんだよ。子供のままじゃダメって…」
京子「選択の時、結衣も言ってたろ…?」
ちなつ「…そういう事だよ。あかりちゃん」
ちなつ「ここは空気を読んで…大人になって…ね?」
あかり「あ、あかり…そ、そんなに悪いことしたのぉ…!?」ポロポロ
あかね(…このまま、あかりに謝らせたら皆殺しね)
あかり「…そ、そんなぁ…私のせいなのかなっ…やっぱり、甘いのかなぁ…っ!?」ポロポロ
ちなつ「…選択の時もこうだったよ。もう、ウジウジしてちゃダメなの」
結衣「あ、あかり…あ、謝って…」
あかり「…ご」
京子「…待った!!!!!!!」
ちなつ「…京子センパイ…なんなんですかぁ…?」
京子「や、やっぱオカシイってー!考え直そうぜっ!」
結衣「っ…確かに、このまま謝られても…罪悪感が…」
ちなつ「…それじゃ、京子センパイの、せいで良いですかぁ?」
京子「い、いや…私が言いたいのはね?」アセアセ
結衣「…なんだよ」
京子「…えっとぉ…」
あかり「…誰も悪くない…それが、あかりは答えだと思うよぉ」
ちなつ「…だからさぁ…」
あかり「…あかりの話を聞いて。あかりは…これが1番だと思うから」
あかり「あかりは…皆に元気でいて欲しかった」
あかり「京子ちゃんは…結衣ちゃんが1番大事だった」
あかり「結衣ちゃんは…京子ちゃんが1番大事だった」
あかり「ちなつちゃんは…結衣ちゃんが1番大切だった」
あかり「これだけ、なんだよぉ…」
ちなつ「…ねぇ、言っててムカつかない?あかりちゃんも選ばれてないよね?」
ケンカはやめて
あかり「…でも、それが事実なんだよ」
あかり「皆、自分にウソはつかなかった」
あかり「それは…ごらく部の一人一人が…自分を大切にしてるって事だと思う」
あかり「それは、とっても良い事だと思うんだ…だから…ここでも、自分にウソはつくべきじゃないよ」
あかり「納得しないまま謝っても…それは、自分にウソついちゃってるだけだよ」
あかり「…そんなの…ますます、皆の心、離れていっちゃうよ」
あかり「…溝なんて…これから埋めていけば良いと思うんだ」
京子&結衣&ちなつ「…」
>>316
/ ̄ ̄ ヽ,
喧嘩をやめゅてぇ~♪ / 丶 / ',
ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
ふたりをとゅめてぇ~♪ / く l ヽ._.イl , ゝ \
.ni 7 / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
l^l | | l ,/) (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
/ 〈 / ', .n .| ・ ・ |
ヽっ{゚} /¨`ヽ {゚}, l^l.| | /)ノ |
/´ ̄ ̄ .l ヽ._.イl ', | U レ'//) ノ
/ ィ-r--ノ ヘ_/ノ ', ノ / ∠_
,/ ヽ rニ | f\ ノ  ̄`丶.
丿' ヽ、 `ヽ l | ヽ__ノー─-- 、_ )
. !/ ヽ、 | | | / /
/ !jl |ノ ,' /
.l l | | ,'
.| ・ 丶 ヽ | /
! ア!、, | | ,ノ 〈
./ ・ ./' ( ヽ_____ノ ヽ.__ \
/ ヽ._> \__)
>>323
結衣あかりの敵を叩いちゃいかんのか?
>>330
/\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < ま~た始まった
| ,;‐=‐ヽ .:::::| \_______
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
あかり「だから…」
結衣「…」
京子「…」
ちなつ「…」
あかり「みんな…?」
ちなつ「話長い」
あかり「あっ…ごm…」
結衣「…私は…納得できないぞ」
京子「…」
>>330
いや別にいいよ
俺あのピンク大嫌いだし
/ ̄ ̄ ヽ,
喧嘩をやめゅてぇ~♪ / 丶 / ',
ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
ふたりをとゅめてぇ~♪ / く l ヽ._.イl , ゝ \
.ni 7 / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
l^l | | l ,/) (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
/ 〈 / ', .n .| ・ ・ |
ヽっ{゚} /¨`ヽ {゚}, l^l.| | /)ノ |
/´ ̄ ̄ .l ヽ._.イl ', | U レ'//) ノ
/ ィ-r--ノ ヘ_/ノ ', ノ / ∠_
,/ ヽ rニ | f\ ノ  ̄`丶.
丿' ヽ、 `ヽ l | ヽ__ノー─-- 、_ )
. !/ ヽ、 | | | / /
/ !jl |ノ ,' /
.l l | | ,'
.| ・ 丶 ヽ | /
! ア!、, | | ,ノ 〈
./ ・ ./' ( ヽ_____ノ ヽ.__ \
/ ヽ._> \__)
.ni 7 /ノ ヽ\ 壁に向かってしゃべってろゴミ
l^l | | l ,/) / /゚ヽ /゚ヾ\ .n
', U ! レ' / / ⌒ ⌒ \ l^l.| | /)
/ 〈 | (____人__) | | U レ'//)
ヽ\ |lr┬-l| / ノ /
/´ ̄ ̄ノ ゙=ニ二" \rニ |
あかり「えっ」
結衣「それじゃ、まるで…私達が悪くないみたいじゃないか?」
あかり「…?」
結衣「ごめん、長々と話してもらって…でもな、今、気付いたよ」
結衣「あかりは悪くない。悪いのは…私達だったんだ」
あかり「いや、そんなk」
京子「はい!皆、あかりに土下座!」
あかり「えっ!?」
ちなつ「…」
京子「ほら、ちなちゅ~?照れてないで、ほらほら!」
ちなつ「…はぁ。ま、誰かののせいにしないと終わらないって言ったのは私ですもんね…」
結衣「はい、せーの!」
あかり「ま、m」
結衣「ごめんな…」ドゲザ
京子「ごめんなさいっ!」ドゲザ
ちなつ「ご、ごめん…」ペコリ
あかり「えっ、いやぁ…ええ~…?」
あかり「計画通りだよぉ」
京子「ちなつちゃん!」
ちなつ「ぐっ…ごめんなさい…っ」ドゲザ
あかり「…いや、だから…」
結衣「よーし部活だ。何しようか」
あかり「ちょっとm」
京子「あかり」
あかり(!…元に戻ろうとしてる…?)
ちなつ「はぁ…ホントあかりちゃんはズルいなぁ…」
あかり「あ、あはは…」
あかり(な、何が…いきなりだなぁ…)
あかね「ん~…あかりが…居て大丈夫な場所なのかどうか」
あかね「分からないけど…前よりは…マシな顔になってるかしら…?」
あかね「…まぁいいわ ~。」
あかね「また、悲しむような事したら殺すだけだしね~」
あかね「ふふっ…それにしても」
あかね「あかりは本当~に可愛いわね♪」
・・・・・・・・・・・・・
~後日~
結衣「あかり、最近どう?」
京子「あかりー遊ぼうぜー」
ちなつ「あかりちゃん…センパイ達ばっかり見てるんだぁ…?」
あかり「あ、あはは…」
あかね(…これは…!)
・・・・・・・・・・・・
あかり(あ、あはは…あかり、好かれちゃった…?)
あかり(え、選べないよぉ…)
ちなつ「あかりちゃーん。私と遊ぼうよ」
京子「あかりー。こっちこっち」
結衣「私だよな?」
あかり(…ケンカで…分かってくれたと思ったのに…)
あかり(まだ互いを嫌いあってるみたいだぁ…)
京子「私と遊ぶよねー?」
結衣「京子…私だ。お前は黙ってろ」
京子「なっ…私のせいにしといて…唯一なんか大っ嫌いだから…」
結衣「…もういい。あかり、私と」
ちなつ「あかりちゃーん。センパイ達がケンカしてる間に遊ぼっか」
あかり「ちょ、ちょっとぉ…」
京子「…正直、この部活…あかりが居ないとダメだよねー」
結衣「はぁ?それを言ったらあかりの思いがムダになるの、分からないのか?」
京子「嘘つくなって言ってたじゃん」
ちなつ「はぁ…またですかぁ?」
あかり「ちょ、ちょっと…」
ちなつ「あかりちゃーん。バカはほっとこうよー?」
あかり「やっ、やめて!」
結衣「ウソつくなって言ったの、あかりだろ?私達はあかりが好きなだけなんだよ」
京子「あー…もういいわー。あかり、こっちこっち」
あかね(あれは…完全にあかりに酔ってるわね…)
あかね「…はぁ…」
西垣「失望しましたか」
あかね「…」
西垣「まぁ…こうなると思ってましたよ。でも、私の生徒n…」
あかね「…ごめんなさい」
西垣「…私も自分の身が可愛いから…退散しますか…」バッ
あかね「…アイツらが死んだら…あかりは悲しむ。なら…」ニヤ
~あかり宅~
あかり「ただいまー…疲れた…」
あかね「おかえり。はい、手錠」ガチャ
あかり「えっ…!?」
あかね「これから、この家からは出なくていいわ~」
あかり「えっ…ちょ」
あかね「つらいんでしょう?ほら、ロープ」ギュッ
あかり「うっ…」
あかね「それじゃあ…私と幸せに暮らしましょうね。永遠に…」
おわり
途中から書き溜めのストーリー変更しようと思ったよ!
俺はあかりをクズにした事もあります…
あくまでSSですから…
最後まで見てくれてありがとうございました
あかり信者でもないって
こういう話なんだってば
あくまでSS
とりあえず、もうちょっと続けてみようかな、とは思ったんだ…
勇気を出して書き溜めの分だけ投下したらこれだよ
つまらんかったのは分かるけどさ…
SSにマジギレはないわ…
>>462
気にするな、お前文才あるわ
怒ってる奴は変に感情移入しすぎてるだけだと思うよ
>>464本当ありがとう…
確かに、今回はあかりに寄りすぎだった
反省して、バランスの良いSS書ける
ようにするわ…
保守してくれた人と
乙してくれた人、ありがとうございました
/ ̄ ̄ ヽ,
喧嘩をやめゅてぇ~♪ / 丶 / ',
ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
ふたりをとゅめてぇ~♪ / く l ヽ._.イl , ゝ \
.ni 7 / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
l^l | | l ,/) (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
/ 〈 / ', .n .| ・ ・ |
ヽっ{゚} /¨`ヽ {゚}, l^l.| | /)ノ |
/´ ̄ ̄ .l ヽ._.イl ', | U レ'//) ノ
/ ィ-r--ノ ヘ_/ノ ', ノ / ∠_
,/ ヽ rニ | f\ ノ  ̄`丶.
丿' ヽ、 `ヽ l | ヽ__ノー─-- 、_ )
. !/ ヽ、 | | | / /
/ !jl |ノ ,' /
.l l | | ,'
.| ・ 丶 ヽ | /
! ア!、, | | ,ノ 〈
./ ・ ./' ( ヽ_____ノ ヽ.__ \
/ ヽ._> \__)
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