可愛くなけりゃ殴ってるだろ

後輩「あ、先輩！」

男「うっ……」

後輩「何ですか？　その怯えたような顔……」

男（いや、あんな変態な告白されたら普通引くだろ……！　可愛いから複雑だけど……）

後輩「……はぁ、でもそんな顔の先輩も素敵……」ﾎﾟｯ

男「……」

きっと俺より書ける奴が現れると信じてあとはまかせた

後輩「先輩、一緒に帰りましょう？」

男「ああ、うん……」

後輩「ついでに何処か寄りませんか？　私の家とか」

男「い、いやいいって！」

男（こいつの部屋行ったら、何されるか分かったもんじゃない……！）

男（もし万が一の事があって、高校生で父親になったりしたら……！）

後輩「えっ、良いんですか！？　じゃあ行きましょう、今すぐ行きましょうっ！？」ｸﾞｲｸﾞｲ

男「そ、そっちの意味じゃない！」

男「……」

後輩「じゃあ、ちょっとだけ待っててくださいね？　飲み物持って来ますから」

男「はい……」

男（想像以上の変態部屋だ……！　俺の写真が部屋中にびっしり……！）

男（これに対して、親は何にも言わないのか！？）

男（……やっぱりここに居ちゃヤバい気がする、帰るしか

後輩「何処行くんですか？　先輩」

男「！！」

後輩「せっかく飲み物入れて来たんですから、これだけでも飲んで行きませんか？」

男「うっ……」

後輩「……」ﾆｺﾆｺ

男「……じ、じゃあいただき――ハッ！？

男（いや、これはもしかしたら後輩の作戦で、中には即効性の睡眠薬が……！）ｿﾞｿﾞｰｯ

後輩「しませんよ、そんな事。もしするとしても、私なら堂々と襲います」

男「……あ、そうですか」

男（こ、心が読まれている……！？）

後輩「先輩の事なら私、何でも分かりますから。当然じゃないですか……」ﾎﾟｯ

男「ひぃぃ！」

男「……怖いからさっさと飲んで帰ろうって思ったら、本当に睡眠薬が入ってた」

後輩「えへへ、先輩ぃ……」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

男「起きるまで何されたんだろうと思ったら、特に何もされてなかった」

後輩「だって、先輩の同意なしにそういう事しても、先輩は喜んでくれないじゃないですかぁ……」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

男「当の本人は俺が飲んだコップの口付けた所に夢中でした」

男（ていうか、そういうモラルは持ってるんだ……）

後輩「お父さんお母さん、この人が男さんだよ！」

男「……ど、どうも……。男です……」

後輩父「ほぉ、君が娘のボーイフレンドか！」

後輩母「まあ！　写真で見るより素敵な方ねぇ！」

男（何で睡眠薬飲ませたのかと思ったら、両親に紹介する為だったとは……！）

男（ていうかこの両親、あの部屋の件で何も突っ込まないの！？）

後輩父「いやぁ、娘があそこまで入れ込むなんて、今まで無かったんだよ！　どうかこれからも娘と仲良くしてやってくれないか！」

後輩母「私からも、どうか……」

男（何これ）

おふろはいったりいろいろあるの
かきたいひといればかいていいの

風呂行く前に


男「……そういえば後輩って、いつから俺を……す、ストーキングしてんの？」

後輩「えっと、あれは私が中学に上がりたての頃ですね……」

男（そんな前からかよ！？）

後輩「部活動見学で、テニス部を見に行って、テニスなんて右も左も分からなかった私に」

男（いやあの後打ってるとこ見たけど、実はめちゃくちゃ上手かっただろお前！）

後輩「先輩が、それはそれは優しく手ほどきして下さって……」ﾎﾟｯ

男「そういえばそんな事もあったけどさ……。そ、それからなわけ？」

後輩「はい、それからです！　あの頃は、先輩と一緒にいれて毎日が幸せでした……」

男「……そ、そうなんだ……」

後輩「テニスの王子様とかいう糞漫画が流行って、部員が増えて男女別になるまでは」ｷﾞﾛｯ

男「ひっ！？」

書く暇があんまりないね

いやマジで誰かに書いて欲しい

後輩「先輩、おはようございます！」

男「あ、ああ、おはよう……」

後輩「昨日はぐっすり眠れたみたいですね？　帰ったらすぐ布団に入ってましたもんね？」

男「ま、まあ……」

男（部屋が撮られてるって分かったら、普段通りに過ごす事なんて出来ないだろ……！）

後輩「はぁ、昨日は毎日恒例の先輩のオナニーが見られな

男「いやちょっと待てよお前！」