あかり「痛いっ京子ちゃん痛いよ」(491)

あかり「ねぇどうしてあかりをいじめるの?」

あかり「ごめんね、あかり馬鹿だから京子ちゃんの考えてることわかんないや」

あかり「いたっ!ごめんねごめんね?私が悪いんだよね?」

あかり「うぅ何か言ってよ京子ちゃん」

あかり「あ・・・血が出てきちゃったからちょっと洗ってくるね」

ガチャガチャ

あかり「あれ?ドアが開かない?」

あかり「ね、ねぇ京子ちゃんドアが開かなくなっちゃったみたい・・・なんでかなーあはは」

あかり「うそっ!うそ!冗談だよ!京子ちゃん目が怖いよ」

あかり「ねえ京子ちゃん、私が悪いんだよね?」

あかり「私が何したか言ってくれると嬉しいなあーって」

あかり「きっと京子ちゃんにひどいことしちゃったんだよね?」

あかり「謝るから!私どんなことしても謝るから許して、京子ちゃん」

あかり「あ・・・やだ、髪の毛ひっぱらないで」

あかり「やだ、まさか・・・そっちは壁・・・」

ゴォン

あかり「っっ痛いよ、京子ちゃん」フラフラ

スタスタ

あかり「あれ、どこ行くの?」

ガチャ

あかり「京子ちゃん出て行っちゃった」

あかり「うぅ・・・頭が、クラクラするよ」

あかり「あれ、頭からも血が出てる」

あかり「あはは、胸も苦しいや」

あかり(あれ・・・なんかまぶたが重いや)

あかり(もういいや、寝ちゃおう)

ガラッ

結衣「おい、あかり!大丈夫か?」

あかり(誰かが私の名前を呼んでる、誰だろう)

あかり(もしかして京子ちゃんかな?優しいからね、京子ちゃんは・・・)

結衣「待ってろ!今ひとを呼んでくるからな」

あかり(ごめんね、京子ちゃん)

結衣「おい、あかり!」

あかり(はっ!)

カバッ

あかり(はぁ、はぁ・・・)

あかり(ゆ、夢?)

あかり(なーんだ、よかったー)

あかり(そうだよね京子ちゃんがあんなことするはずないよー)

あかり(んー、今日も一日頑張ろうっと)

結衣「なんでこんな時に限って保健室に誰もいないんだよ」

結衣「おまけに職員会議で先生は見当たらないし」

結衣「もういい、あかりの所に戻ろう!」

ガラッ

ちなつ「あかりちゃん、どうしたの?誰がこんなこと」ウルウル

結衣「ちなつちゃん・・・」

ちなつ「結衣先輩、あかりちゃんが・・・あかりちゃんが・・・」

結衣「うん」

ちなつ「あかりちゃんが息してないんです」

結衣「うん」

ちなつ「うわあああああああんあかりちゃああああああん」

結衣「ち、ちなつちゃん・・・お、落ちついて」

ちなつ「ウックッグスッ」



あかり「うっ・・・ゲホッケホッ」

ちなつ「あかりちゃん!」

結衣「あかり!」

あかり「あ、結衣ちゃん・・・ちなつちゃん・・・」

結衣「あかり、今は喋るな」

ちなつ「お水だよ、飲める?」

コクコク

ケホッ

結衣「大丈夫、大丈夫だからね」

ちなつ「あかりちゃん、ゆっくりでいいから」

あかり「はぁはぁ」ボー

結衣「だいぶ落ち着いたか?」

あかり「うん、ありがとう二人とも」

ちなつ「もうダメかと思ったよ」

あかり「ごめんねちなつちゃん」

結衣「頭の包帯が取れかかってるな、少しきつく締めとくぞ」

あかり「あ、痛っ」

結衣「血の痕も消さないと」

ちなつ「私ぞうきん持ってきます」

あかり「わ、私も・・・手伝うよ」

結衣「お前は休んでろ」

ちなつ「そうだよ、あかりちゃんは休んでて!」

あかり「あはは、ごめんね」

結衣「で、誰にやられたの?」

あかり「・・・」

ちなつ「えーと、嫌なら無理に言わなくてもいいんだよ?」

あかり「・・・」

結衣「あかり!」

あかり「誰も・・・悪くないよ?」

あかり「そうだ、私が自分で転んじゃって」

結衣「そんなわけないだろ!」

あかり「うぅ・・・」

結衣「あ・・・ご、ごめん」

ちなつ「今日はもう帰りましょう」

結衣「そうだな、ほらあかり、立てるか?」

あかり「ありがとう結衣ちゃん」

結衣「いや、こっちこそ強く言って悪かった」

ちなつ「あかりちゃん早く病院に行った方がいいよ」

あかり「うん、明日行ってみるね」

あかり「それじゃあ病院行ってくるね」

あかね「一人で大丈夫?」

あかり「うん、きっとたいしたことないと思うよ」

・・・

あかり「とは言ったものの、ちょっと不安だな」

あかり「みんな今頃学校で授業中だろうなあ」

あかり「ノートはちなつちゃんに頼もう」

あかり「なんか病院って緊張するー」

赤座あかりさーん

あかり「あ、はーい」

今日はどうされました?

あかり「えっと、昨日頭を打っちゃって・・・」


あかり「はぁ、ようやく終わったよ」

あかり「朝から行ったのに夕方までかかっちゃった」

あかり「それに診断の結果は後日って言われちゃったし」

あかり「うーん、触っても痛くないから大丈夫だと思うんだけどなあ」

あかり「ただいまー」

あかり「あれ?誰か来てる?」

あかり「きょ、京子ちゃん」

京子「よぉ、なんだ元気そうじゃん」

あかり「な、何の用かな・・・」

京子「いやー昨日あんだけひどいことしちゃったしね」

京子「とりあえず様子をみとこうと思って来たんだけど」

あかり「あかりなら大丈夫だよ、心配してくれてありがとね」

京子「・・・なーんだ、じゃあまだまだ痛みつけれるね!」

あかり「えっ?やだよ、やめてよ京子ちゃん」

京子「ひひっ逃げたって無駄だよあかり」

ピンポーン

結衣「あれ?あかりまだ帰ってないのかな」

ちなつ「でもさっき物音がしましたよ」

ちなつ「きっと何か困ってることがあるんじゃないんですか?」

ちなつ「ほら、鍵も開いてるし入りましょうよ」

結衣「そうだな、おーいあかりーお邪魔するぞー」

京子「チッ」

あかり(助かった・・・?)

結衣「あれ、なんだ京子が先に来てたのか」

ちなつ「京子先輩!いるならいるって言ってくださいよ」

京子「いやー、あかりのことが心配でつい」

結衣「そうだよな、あんなことがあったんだからな」

京子「それで、犯人は誰か本当に覚えてないんだな?」

あかり「えっ?」

あかり「う、うん本当に覚えてないんだーあはは」

結衣「それで、病院ではなんて?」

あかり「それがね、結果は後日だって」

ちなつ「それじゃまだ安心できないんだね」

あかり「そんなことないよーほら、触っても痛くないし」

結衣「こーら、傷跡を触るな」

あかり「はーい」

京子「ま、長居しても悪いしアタシらは帰りますか」

結衣「そうだな、あかり!しばらくは安静にしてるんだぞ」

ちなつ「また何かあったら呼んでね!」

あかり「うん、みんなありがとう」

後日

あかり「再検査?」

あかり「もっと大きな病院に行かなきゃダメなんだ」

あかり「行くのやだなぁ、何だか怖いよ」

あかり「でも行かないと結衣ちゃんやちなつちゃんが心配しちゃうし」

ちなつ「あかりちゃんがいないと寂しいですね」

結衣「そうだな、何だかんだいってあかりがいないと始まんないよな」

ちなつ「それに京子先輩も来てくれないし・・・」

結衣「あかりがあんなことになって相当ショックだったんだろう」

結衣「今はそっとしておいてあげるのがいいんじゃないかな」

ちなつ「そうですね、結衣先輩が言うなら」

ピンポーン

あかり「はーい」

ガチャ

結衣「あかり!大丈夫か?」ハァハァ

ちなつ「あかりちゃん!死んじゃやだよー」グス

あかり「まあまあ二人とも落ち着いて」

あかり「ここじゃあれだし中に入ろう?ね?」

結衣「あかり・・・」

ちなつ「あかりちゃん・・・」

あかり「どうしたの二人とも、そんなに慌てなくてもあかりはいなくならないよ?」

結衣「聞いたよ、全部」

ちなつ「先生に聞いたらあかりちゃんのこと、話してくれて・・・」

あかり「そっかー知られちゃったんだー」

結衣「でも、信じられないよあんな話!」

ちなつ「私も、信じたくないよお」

あかり「・・・」

あかり「本当だよ」

あかり「私がそのうち大きな病院で入院することも」

あかり「私がそのうち大きな手術をすることも」

あかり「私がそのうち記憶を失くしていくことも」

あかり「私がそのうち死んじゃうことも」

あかり「みんな本当だよ?」

ちなつ「そんなのやだああああああああ」

結衣「私だって、どうしてあかりがこんな目に!」

あかり「いいんだよ、結衣ちゃん」

あかり「私、覚悟は出来てるから」

コンコン

結衣「あかりー来たよー」

ちなつ「あかりちゃん元気ー?」

あかり「結衣ちゃんちなつちゃん、いらっしゃーい」

結衣「ほら、今日はあかりの好きなりんごを買ってきたぞ」

ちなつ「特別なお店で取り寄せたからきっと美味しいよ!」

あかり「わー、いつもありがとう」

あかり「あのね、2人には言っておきたいんだけどね」

ちなつ「うん」

結衣「うん」

あかり「手術、延期になっちゃった」アハハ

ちなつ「えっ?」

結衣「ど、どういう意味だ?」

あかり「今朝、院長先生に言われたんだ」

あかり「私の頭、そう長くはもたないだろうって」

結衣「うそっ・・・」

ちなつ「そんな・・・」

あかり「あ、ごめんね、暗い話になっちゃったね」

あかり「じゃあ2人が持ってきてくれたりんごでも食べようかなー」

パク

モグモグ

あかり「うん、美味しいよ!さすがちなつちゃんが選んだだけあるね」

あかり「でも、ちょっぴりしょっぱいや、えへへ、何でだろう・・・」

翌日

結衣「面会謝絶・・・?」

ちなつ「どういうことですか?結衣先輩」

結衣「あかりが・・・今かなりヤバイってことだ」

ちなつ「っあかりちゃん!」

結衣「行こうちなつちゃん」

ちなつ「行くって、どこにですか?」

結衣「京子の所だ」

結衣「京子は、何か隠してる」

京子「二人して何の用?」

結衣「あかりのことで、何か知ってること無い?」

京子「・・・無いよ」

結衣「うそっ!じゃあなんで入院してからあかりのお見舞いに一度も来てあげなかったんだ」

京子「フッ、お見舞いとか、笑える」

結衣「どうしてそんなこと言うんだよ?」

結衣「あかりは友達だろ?友達じゃなかったのかよ!」

京子「別に」

パーン

京子「痛っ!」

ちなつ「最低です、京子先輩」

ちなつ「帰りましょう結衣先輩!こんな人と話するだけ無駄です」

結衣「京子」

結衣「あの頃の優しかった京子に戻れないのか?」

京子「・・・」

スッ ガチャ バタン

結衣「待てよ!逃げるなよ京子!」

ちなつ「結衣先輩、もうほっときましょうよあんなやつ」

結衣「京子・・・」

結衣「今日は面会謝絶の札は掛かってないな」

コンコン

結衣「失礼しまーす」

ちなつ「失礼します」

あかり「あー2人ともいらっしゃー・・・ケホッ」

あかね「あかり、無理しちゃダメよ」

あかり「それじゃお友達も来てくれたことだし私は外に出てるわね」

結衣「すみません、急に押しかけてしまって」

あかね「いいのよ、そのほうがあかりも喜ぶだろうから」

あかり「そうだよ、何にもないけどゆっくりしていってね」

ちなつ「ねえあかりちゃん、この前は面会謝絶ってあったけどどうしたの?」

あかり「あはは、ちょっと貧血で倒れちゃって」

結衣(うそ、貧血くらいで面会謝絶になるわけない)

結衣(あかりは私達が思ってる以上に身体が悪そうだ)

ちなつ「なんだよかったーもう、すっごく心配したんだからね」

あかり「ごめんねちなつちゃん」

イカムスカのAA

ちなつ「それと、この前京子先輩に会ってきたんだけど」

結衣(!?)

あかり「う、うん」

ちなつ「なんなのよあれは!」

ちなつ「京子先輩があんな人だとは思いませんでしたよね?結衣先輩?」

結衣「あ、ああ、そうだな」

ちなつ「あんな人絶交です!顔も見たくありません!」

あかり「ちなつちゃん」

あかり「京子ちゃんのこと悪く言わないであげて」

ちなつ「えっ?どうして?」

あかり「京子ちゃんはあかりの友達だよ?」

あかり「京子ちゃんだけじゃない」

あかり「ちなつちゃんも結衣ちゃんも、ずーっとあかりの友達だよ?」

ちなつ「あかりちゃん」

あかり「あかりは京子ちゃんを信じてる」

あかり「だから、絶交なんて言っちゃダメなの」

ちなつ「う、あかりちゃんがそう言うなら」

ちなつ「あーもう、わかったわよ、絶交なんてしない」

あかり「ふふっありがとう、ちなつちゃん」

あかり「やっぱりちなつちゃんは優しい子だね」

あかり「おいで、いい子いい子してあげる」

ちなつ「ちょ、ちょっと、あかりちゃん!恥ずかしいよ」

あかり「ふふっ」

翌日

京子「また来たの?」

京子「今日は結衣だけ?」

結衣「あかりのお見舞いに来てやってくれ」

京子「・・・嫌よ」

結衣「頼むよ!あかりは京子のこと友達だって、信じてるって」

京子「・・・へー、あんなことされたくせにまだ私のこと信じてるんだ」

結衣「ん?ど、どういうことだ?」

京子「結衣も鈍いんだね」

京子「あかりをあんなんにしたのは私ってこと」

結衣「う、ウソだろ?」

京子「あかりはホントお人よしだね、まぁそんなところがウザいんだけど」

結衣「あ・・・ああ」

京子「話はそれだけ?じゃ私は変えるね」

結衣「お、おい待てよ」

結衣「じゃあ、あかりは、京子にやられたことを知ってて・・・?」

京子「ああ、あかりは最初から知ってたよ」

結衣「っ!」

結衣「それでもあかりはお前のこと友達だって、ずーっと友達だって・・・」

京子「・・・」

スタスタ

結衣「逃げるなよ、どうしてあかりなんだよ」

結衣「京子おおおおおおお」

病院前

ちなつ「結衣先輩、私もうあかりちゃんのお見舞い行きたくないです」

結衣「ち、ちなつちゃんどうしたんだ急に」

ちなつ「だって日に日に弱っていくあかりちゃんの顔見たら、何て言っていいか分からないんです!」

結衣「・・・わかった、ちなつちゃんも辛かったんだな」

ちなつ「ごめんなさい、結衣先輩・・・私弱くて」

結衣「弱くなんかないよ、ちなつちゃんは強い子だ」

ちなつ「結衣先輩・・・」

結衣「ほら、あかりの前でそんな顔見せちゃダメだぞ!」

グシグシ

ちなつ「・・・はいっ!」

コンコン

ちなつ「あかりちゃーん今日も来たよー」

結衣「今日は駅前のシュークリームを買って・・・きた・・・よ」

ドサッ

あかね「あかり、大丈夫?しっかりして!」

あかり「うぅ・・・ぁ・・・・・・お姉・・・ちゃん・・・・・・」

結衣「あかりっ!」

ちなつ「あかりちゃん!」

結衣「早く看護師さんを!」

ちなつ「あかりちゃんあかりちゃん!」

待合室

あかね「結衣ちゃんちなつちゃん」

あかね「二人ともいつもあかりのお見舞い
に来てくれてありがとう」
()
あかね「あかりはね、あなた達がお見舞いにくる前はいつも具合が悪かったのよ」

あかね「毎晩熱にうなされてても、結衣ちゃん、ちなつちゃん、って無意識に言ってるのよ」

あかね「・・・実はね、さっきもそうだったの」

あかね「でも、また二人が来てくれたから、きっとあかりは大丈夫ねっ」

結衣「あかねさん・・・」

ピー ガチャン

結衣「手術が、終わったみたいですね」

あかね「あかり・・・」

ちなつ「あかりちゃん・・・」

ガチャ カラカラ

あかね「先生、どうでしたか?あかりは大丈夫なんですか?」

「・・・」

あかね「先生っ!」

「残念ですが全力を尽くしましたが現在医学ではどうにも」

「恐らく今夜が山になるでしょう。あかりさんが今晩中に意識を取り戻せば回復の余地が出てきます」

「しかし、意識が戻らなかったらその時は皆さん覚悟をしておいてください」

ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ

あかね「今、何時かしら」

結衣「0時53分です」

あかね「今更だけど二人とも、あかりのためにこんな時間まで付き合ってくれてありがとう」

あかね「あかりは幸せね、こんなにいいお友達がいるんだから」

・・・・・・

あかね「二人ともずっとイスに座ったままじゃ疲れるでしょう、大丈夫?」

結衣「はい大丈夫です、私達に出来ることはあかりの手を握り続けることくらいですから」

ちなつ「あかりちゃんが目を覚ました時、一番近くにいたいんです」

あかね「そう、ありがとね、それじゃ私
少し外に出てるわね」

バタン

ちなつ「あかねさん泣いてた」

結衣「うん」

ちなつ「あかりちゃんきっと大丈夫ですよね?」

結衣「うん」

ちなつ「きっとすぐ良くなりますよね?」

結衣「うん」

ピクッ

ちなつ「えっ」

結衣「あっ!」

ちなつ「結衣先輩!今、あかりちゃんの体が」

結衣「う、うん私も見た!」

ちなつ「あかりちゃん聞こえる?ちなつだよ」

結衣「あかりっ!分かるか?」

あかり「・・・ぉ・・・・・・ぁ・・・ん・・・」

結衣「な、何だ?何て言ってるんだ?」

ちなつ「声が小さくて分かりません」

あかり「きょう・・・こ・・・ちゃん・・・」

結衣「京子!?」

ちなつ「ど、どうして京子先輩が」

今明かされるあの日の真相

あかり「京子ちゃん・・・結衣ちゃん・・・ちなつちゃん・・・」

結衣「お、おいもう喋るな!苦しそうだぞ」

ちなつ「あかりちゃん・・・頑張って」

結衣「あかり・・・」

あかり「はぁ・・・はぁ・・・」

あかり「京子ちゃん」

朝5時30分

チュンチュン

あかり(パチッ)

あかり「ん・・・眩しい」

あかり「ここは、病院?」

あかり「あれ?両手が握られてる」

あかね「スゥスゥ」

結衣「zzz」

ちなつ「zzz」

あかり「みんなもしかしてあかりのために?」

あかり「ありがとうお姉ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃん」

あかり「それに、京子ちゃん」

あかり(その後、私の病気はすっかり治り一週間ほどで退院する事ができました)

あかり(学校のみんなはとても喜んでいるのですが、実は私、ここ最近の記憶がありません)

あかり(どうして病院にいるのか結衣ちゃんやちなつちゃんに聞いても)

結衣ちなつ「あかり(ちゃん)は知らなくていいの!」

あかり(と言うだけで教えてくれません)

あかり(でも今日は退院の日です!)

あかり(結衣ちゃんとちなつちゃんが快気祝いを開いてくれました)

ちなつ「あかりちゃん退院おめでとー!!」

結衣「おめでとー」

あかり「えへへ、ありがとう」

あかり「ところで、京子ちゃんは?」

あかり「あれ?あかり何か変なこと言った?」

ちなつ「えーと・・・」

結衣「京子なら今日は体調が悪いから来れないって言ってたぞ」

あかり「そうなんだ、京子ちゃん大丈夫かな?」

ちなつ「まぁまぁ、今日はあかりちゃんが主人公なんだかさ!」

あかり「えっあかり主人公なの?」

結衣「そうだぞ!だから今日は好きなもの頼んでいいぞ」

あかり「やったー!あかり、回らないお寿司が食べたいなー」

結衣「おいコラ」

おわり

「なぜこの京子があかりをいじめてたか」

これに理由が欲しかった

何か憎む理由があったのか、とか実は思いやってのことだったとか

>>465
特に理由はありませんでした
最初から京子を悪者にしたかったので
結果的に結あかになった気がします


ーーー
ーーーーー

ガツ!
ドカ!!

ドフゥ
京子「痛い!ウウッ、なんで私をいじめるんだよォ…」

???「なら大人しく私達の命令を聞きなさい!この豚やろう」ドンッ

京子「なんでだよ、なんでそんことを…」

?「いいからやれっつってんだろ、
京子」ビシャ

京子「ウウッなんでそんなことを……あかりをいじめなきゃいけないんだよ?」

京子「教えてくれよ……ゆ、ゆいぃぃいい!!?」

ちなつ「うるさいこのメスブタ!結衣さまに触るな汚らわしい」

結衣「黙って言うとおりにヤってこい、いいな京子」



って感じでお願いします

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