ペンタゴン「それで、僕に白羽の矢が当たった訳ですね？

カメハメ「その通りじゃ！もううちの学校にまともなのは君しかおらんのじゃ！」

ペンタゴン「……分かりました、僕が留学してきましょう」

カメハメ「ありがとう！ペンタゴン君！それじゃ早速日本に飛び立ってくれ！」

ペンタゴン「はい！」

７月上旬 とある学校～

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

小萌「皆静かにするですよ～」ｶﾞﾗｯ

小萌「今日は皆にとっても嬉しいお知らせがありますっ！」

土御門「とうとう青ピが捕まったのかにゃー？」

上条「そう言えば見てないな」

小萌「実はですね……このクラスに留学生がやって来ました！」

土御門「マジで！？」ｶﾞﾀｯ

上条「先生！女子ですか！？」ｶﾞﾀｯ

小萌「残念でした～男性ですよ～」

土御門 上条「糞っ！」ｯﾁ

小萌「バカはほうっておいて、ペンタゴンちゃん～入ってくるのですよ！」

ペンタゴン「この学校の姉妹校のカメハメ超人学校より留学してきました……」

ペンタゴン「ペンタゴンです、よろしくお願いします」ﾆｺｯ

女子共「やだ……格好いい……」ﾎﾞｰ

上条「……すげぇ」

小萌「青ピちゃんはペンタゴンちゃんと交代する形でハワイに留学しました！」

土御門「だから、見かけなかったのか」

小萌「ホームルームは以上ですよー、一時限目の体育に備えて着替えておいて下さいね」

ﾊｰｲ

ペンタゴン「ちょっといいかな？」

上条「ん？何かようか？」

ペンタゴン「一時限目の内容について知りたくてね、何をやるのか知ってるかい？」

上条「あぁ確か秋の大覇星祭に向けて太鼓の練習だって言ってたぞ」

ペンタゴン「太鼓の練習か……うん分かったありがとう…………えーと？」

上条「俺は上条当麻だ！よろしくな！」

ペンタゴン「こちらこそよろしくお願いするよ当麻っ！」

グラウンド～

上条「ペンタゴンは太鼓やった事あるのか？」

ペンタゴン「僕はやった事無いね、初めてだよ」

上条「そうか、お互いに頑張ろうな！次ペンタゴンの番だぞ！」

ペンタゴン「うん、行って来るよ当麻！」

土御門「この太鼓使うにゃー」

ペンタゴン「OK」

ペンタゴン「ｽｩｰ…ﾊｯ」

ﾄﾞﾝ ﾄﾞﾝ ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

上条(なんだこれ……)

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

上条(なんだ、あいつの演奏……)

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

上条(俺も……)

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

上条(俺もチムドンドンしたい)

上条「ペンタゴンっ！」

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞ……

ペンタゴン「なんだい？当麻？」

上条「俺もお前と一緒に……」

ペンタゴン「一緒に？」

上条「チムドンドンしたい！」

ペンタゴン「……その言葉を待ってたよ」ｽｯ

ペンタゴン「これがばちだよ、さぁ一緒にやろう！」

上条「おう！」

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

終業式～

ペンタゴン「もう、夏休みか」

上条「本番が待ち遠しいな！」

ペンタゴン「夏休み中に練習しないとね！」

小萌「そうも行かないのですよ～」

ペンタゴン「やぁ小萌先生、何でですか？」

小萌「上条ちゃんは補修があるからですよ」

ペンタゴン「成る程」

上条「不幸だ」

ペンタゴン「勉強もせずにチムドンドンしてるからだよ」